JP3982236B2 - 無段変速機用プーリ幅調節装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車や産業機械等に使用されるベルト式の無段変速機におけるプーリ幅調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車や産業機械等に用いられるベルト式の無段変速機は、駆動側の回転軸に設けられたプーリ(プライマリプーリ)および従動側の回転軸に設けられたプーリ(セカンダリプーリ)との間に無端ベルトを掛け渡してなる。
【0003】
前記各プーリは、回転軸に互いに対向して設けられた固定プーリディスクと可動プーリディスクとからなる。固定プーリディスクは回転軸に一体的に設けられ、可動プーリディスクは回転軸に対して回転不能でかつ軸方向に移動自在に取り付けられている。そして可動プーリディスクがアクチュエータにより操作されて回転軸の軸方向に移動し、この移動で固定プーリディスクと可動プーリディスクとの間のプーリ幅が変化する。
【0004】
駆動側と従動側の回転軸の回転速度の変速比を変える場合には、プライマリプーリおよびセカンダリプーリのプーリ幅を互いに同期して逆方向に変化させる。例えば、増速側に変化させる場合には、プライマリプーリのプーリ幅を狭くすると共にセカンダリプーリのプーリ幅を広くし、前記無端ベルトをプライマリプーリの外径側に移動させると共にセカンダリプーリの内径側に移動させる。
【0005】
可動プーリディスクを回転軸の軸方向に移動させるアクチュエータとしては一般にボールねじ機構が用いられている。このボールねじ機構は、回転軸の外周に同心的に設けられたねじ筒と、このねじ筒の外周に複数のボールを介して螺合するナットとを備え、ねじ筒が被取付部としての変速機ケースに対して固定され、ナットが可動プーリディスクに回転自在でかつ可動プーリディスクと一体に回転軸の軸方向に移動可能に支持されている。
【0006】
そしてナットがモータ等の駆動源により駆動されて回転することにより、このナットが可動プーリディスクと一体的に回転軸の軸方向に移動し、この移動により可動プーリディスクと固定プーリディスクとの間のプーリ幅が変化する。
【0007】
ねじ筒は回転軸の外周に軸受を介して同心的に配置され、その軸受と共にねじ軸の端部が変速機ケースに形成された嵌合凹部内に圧入され、この圧入によりねじ筒が変速機ケースに固定され、このねじ筒の内側の回転軸が前記軸受を介して回転するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ねじ筒の端部を被取付部としての変速機ケースに形成された嵌合凹部内に圧入して固定する構造であると、ねじ筒の端部にその圧入用の嵌合代を形成しなければならないため、ねじ筒が複雑かつ大型となって製造コストが嵩み、また組立時にねじ筒の端部を軸受に組み合わせ、この組み合わせ状態でねじ筒を軸受と共に被取付部の嵌合凹部内に圧入しなければならないから、作業が面倒で組立能率が低下する難点がある。
【0009】
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、ねじ筒を簡単な構造で容易に能率よく被取付部に固定することができる無段変速機用プーリ幅調節装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明はこのような目的を達成するために、被取付部に軸受を介して回転自在に設けられた回転軸と、この回転軸に一体的に設けられた固定プーリディスクおよびこの固定プーリディスクに対向して回転軸に回転不能でかつ軸方向に移動自在に取り付けられた可動プーリディスクとを備え、前記回転軸の外周には、ねじ筒と、このねじ筒の外周に複数のボールを介して螺合するナットとからなるボールねじ機構が設けられ、このボールねじ機構のナットがねじ筒に対して回転することによりねじ筒の軸方向に移動し、この移動により前記可動プーリディスクを軸方向に動作させて固定プーリディスクと可動プーリディスクとの間のプーリ幅を変化させる無段変速機用プーリ幅調節装置において、前記ねじ筒の周壁には、その一端面から他端面に亘って貫通するストッパピンを挿入し、このストッパピンのねじ筒の一端側の端面から突出する端部を前記被取付部に係合させてねじ筒の回り止め手段として機能させ、ねじ筒の他端側の端面から突出する端部を、前記ナットと一体的に動作するストッパ突起との当接でそのナットの回転範囲を規制してボールねじ機構の過剰な締め込みを防止する締め込み防止手段として機能させるようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0012】
図1には、固定プーリディスク1と可動プーリディスク2とで構成されたベルト式無段変速機のプーリ3を示してあり、このプーリ3に無端ベルト4が掛け渡されている。
【0013】
プーリ3は回転軸5を有し、この回転軸5の両端部が被取付部としての変速機ケース6に軸受7,8を介して回転自在に支持されている。
【0014】
固定プーリディスク1は回転軸5に一体的に設けられ、可動プーリディスク2は固定プーリディスク1と対向して回転軸5の外周に回転不能でかつ軸方向に移動自在に設けられている。
【0015】
すなわち、可動プーリディスク2は中心部に嵌合口9を有し、この嵌合口9が回転軸5に摺動自在に嵌合し、この嵌合口9の周面の一部にその軸方向に沿って延びるキー溝10が形成され、また回転軸5の周面にその軸方向に沿って延びるキー11が取り付けられ、このキー11が前記キー溝10にスライド自在に嵌合し、これにより可動プーリディスク2が回転軸5の軸方向に移動自在でかつ回転軸5に対する相対回転が不能な状態に支持されている。
【0016】
回転軸5を支持した軸受7,8は変速機ケース6に形成された嵌合凹部6a,6b内に嵌合固定されている。変速機ケース6に形成された一方の嵌合凹部6aは図2に示すように円環状に突出する突部12の内側の空間により構成され、その突部12の周方向の一部には切欠部13が形成されている。
【0017】
可動プーリディスク2と変速機ケース6との間には、可動プーリディスク2を軸方向に移動させるアクチュエータとしてのボールねじ機構15が設けられている。このボールねじ機構15は、ねじ筒16とナット17と複数の転動体としてのボール18とを備え、ねじ筒16は回転軸5の外周に同心的に配置され、その一端部が前記軸受7に嵌合されている。
【0018】
ナット17はねじ筒16の外周に同心的に配置され、このナット17の内周面および前記ねじ筒16の外周面にそれぞれ螺旋状のボールねじ溝16a,17aが形成され、これらボールねじ溝16a,17a間に複数のボール18がその溝方向に沿って配列するように転動自在に装填されている。そしてナット17の回転に応じて各ボール18がボールねじ溝16a,17aに沿って転動すると共にナット17がねじ筒16の軸方向に移動するようになっている。
【0019】
ねじ筒16のボールねじ溝16aは複数ピッチ分の螺旋長さに形成されているのに対し、ナット17のボールねじ溝17aは1ピッチ分の螺旋長さに形成されている。そしてナット17の周面の一部に、ナット17の1ピッチ分のボールねじ溝17aに沿って転動するボール18をその転動に応じて前記ボールねじ溝17aの一方の端部から他方の端部に戻して無限循環させるこま部材20が設けられている。
【0020】
このこま部材20は、樹脂射出成形品または焼結金属からなり、内側の周縁部にはフランジ20aが一体に形成されている。そしてナット17の周面の一部にこま部材20に対応する嵌合口21が形成され、この嵌合口21内にナット17の内側から前記フランジ20aがナット17の内周面に当接するようにこま部材20が嵌合され、ナット17に固定されている。
【0021】
すなわちこのボールねじ機構15は1条1列のこま式ボールねじ構造となっており、これにより軸方向寸法をコンパクトにすることができると共に、ねじ筒16とナット17との間に若干の傾きを許容できるようになることからプーリ3に生じるモーメント荷重に対して有利となっている。
【0022】
ボールねじ機構15のナット17は軸受25および軸受ホルダ26を介して可動プーリディスク2に連結されている。すなわち、可動プーリディスク2は背面側の中央部にボス部2aを有し、このボス部2aの外周に軸受25が設けられている。
【0023】
軸受25は内輪25aおよび外輪25bと、これら内外輪25a,25b間に転動自在に装填された複数のボール25cとからなり、内輪25aが可動プーリディスク2のボス部2aの外周に嵌着固定されている。
【0024】
そして軸受25の外輪25bの外周面とナット17の一端側端部の内周面との間に筒状の軸受ホルダ26が嵌入されている。この軸受ホルダ26の外周部には、互いに反対側に位置して一対の突部28が一体に形成され、またナット17の一端側の端面には前記突部28に対応する凹部29が形成され、これら凹部29に前記突部28が嵌合し、これによりナット17に対する軸受ホルダ26の回り止めが図られ、ナット17と軸受ホルダ26とが一体的に回転するようになっている。
【0025】
ナット17および軸受ホルダ26は、軸受25を介して可動プーリディスク2に対して回転自在で、かつ可動プーリディスク2と一体的にその軸方向に移動可能に支持されている。
【0026】
軸受ホルダ26の内周部にはその内側に突出する環状の鍔30が一体に形成され、この鍔30の一方側の側面が軸受25の外輪25bの端面に接触し、またこの鍔30の他方側の側面の一部にねじ筒16の内側に向かって延びるストッパ突起31が一体に形成されている。
【0027】
ねじ筒16の周壁の一部には、その一方の端面から他方の端面に向かって貫通する挿入孔32が形成され、この挿入孔32内にストッパピン33が挿入されている。このストッパピン33は、例えば金属のパイプで、かつその周面に軸方向に沿うスリットが形成されたいわゆるスプリングピンであり、その直径をすぼめて挿入孔32内に挿入して解放することにより、周面が挿入孔32に圧着するものである。
【0028】
ストッパピン33は、その両端部がねじ筒16の両端面側に突出するように挿入孔32内に挿入されている。ねじ筒16の一方の端面から突出したストッパピン33の一端側の端部は、図2に示すように変速機ケース6に形成された前記切欠部13内に挿入されている。
【0029】
そしてこのストッパピン33の端部が切欠部13内に介在することにより、ねじ筒16が変速機ケース6に係合してその回り止めが図られ、これによりねじ筒16に対して独立してその内側の回転軸5が回転し得るようになっている。
【0030】
ねじ筒16の内側には突部34が形成され、ねじ筒16の他方の端面から突出したストッパピン33の他端側の端部がその突部34に当接し、これによりストッパピン33の軸方向の移動が規制されている。
【0031】
ねじ筒16の他方側の端面に突出したストッパピン33の端部は、軸受ホルダ26に形成されたストッパ突起31に対応する位置に配置していて、ねじ筒16の外周側のナット17が回転しながら固定プーリディスク1に対して離間する方向に一定以上移動したときに前記ストッパ突起31がストッパピン33の端部に当接してその回転が規制され、ナット17のいわゆる過剰な締め込みが防止されるようになっている。
【0032】
ナット17の中間部の外周部には平歯車状の駆動ギア36が一体的に設けられ、この駆動ギア36によりモータ等の駆動源の動力がナット17に伝達され、ナット17が正逆方向に回転駆動されるようになっている。
【0033】
前記ストッパピン33は、プーリ3を変速機ケース6に取り付ける前にねじ筒16の挿入孔32内に固定プーリディスク1の反対側の方向から突部34に当たるまで挿入し、この状態でプーリ3を変速機ケース6に取り付け、この取り付け時にストッパピン33の一端側の端部を変速機ケース6の切欠部13内に挿入する。これによりストッパピン33が位置決めされ、また軸方向の動きが突部34と切欠部13とにより規制され、抜け止めが図られる。
【0034】
次に、変速時の動作について説明する。図1は固定プーリディスク1と可動プーリディスク2との間隔幅つまりプーリ幅が最も拡がってストッパ突起31がストッパピン33に当接している状態を示してある。
【0035】
この状態から、ナット17が駆動源により駆動されて順方向に回転すると、この回転に応じてナット17のねじ溝17aとねじ筒16のねじ溝16aとの間のボール18を介してナット17が固定プーリディスク1に接近する方向に移動すると共に、このナット17に押圧されてナット17と一体的に可動プーリディスク2が回転軸5の軸方向に沿って移動し、固定プーリディスク1と可動プーリディスク2との間のプーリ幅が狭まる。
【0036】
また、ナット17が逆方向に回転したときには、ナット17のねじ溝17aとねじ筒16のねじ溝16aとの間のボール18を介してナット17が固定プーリディスク1から離間する方向に移動する。そしてこのナット17の移動に応じて無端ベルト4による押圧力で可動プーリディスク2がナット17と共に回転軸5の軸方向に沿って移動し、固定プーリディスク1と可動プーリディスク2との間のプーリ幅が拡がる。
【0037】
ナット17が固定プーリディスク1から離間する方向に一定以上移動したときには、ストッパ突起31がストッパピン33に当接し、この当接でナット17の回転動作が規制され、ボールねじ機構15の過剰な締め付けが防止される。
【0038】
このようにプーリ幅が変化することにより、無端ベルト4がプーリ3の内径側と外径側との間で変位し、これにより無端ベルト4により伝達される駆動側の回転軸と従動側の回転軸との回転速度の変速比が無段階に変化する。
【0039】
ボールねじ機構15のねじ筒16は、ストッパピン33の端部を変速機ケース6に形成された切欠部13内に挿入して係合させことによりその回り止めが図られ、変速機ケース6に固定されている。したがって従来のように、ねじ筒16の端部に圧入用の嵌合代を形成するような必要がなく、このためねじ筒16が簡単かつ小型な構成で安価となり、また組立時にねじ筒16の端部を軸受8に組み合わせながら変速機ケース6の凹部に圧入するような面倒で手間のかかる作業が不要で、単にストッパピン33の端部を変速機ケース6の切欠部13内に挿入するだけでねじ筒16を変速機ケース6に固定でき、このため容易で能率的な組立を達成することができる。
【0040】
そしてストッパピン33は、ねじ筒16の回り止めを図る機能と併せて、ナット17と一体的に動作するストッパ突起31と当接してボールねじ機構15の過剰な締め込みを防止する機能を果たし、すなわち単一のストッパピン33がねじ筒16の回り止め用部材とボールねじ機構15の締め込み防止用部材とを兼ね、したがって部品点数が減少し、コストが低減する利点がある。
【0041】
なお、前記実施形態においては、ナット17と軸受ホルダ26とを別部品として構成したが、ナット17と軸受ホルダ26とが一体に構成されている場合であっても何ら差し支えない。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、ボールねじ機構の締め込み防止手段として機能するストッパピンを被取付部に係合させるという簡単な構造でボールねじ機構のねじ筒を容易に能率よく被取付部に固定することができ、したがってコストを軽減し、かつ能率的な組立を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る無段変速機用プーリ幅調節装置を示す断面図。
【図2】その無段変速機用プーリ幅調節装置の要部を示す断面図。
【符号の説明】
1…固定プーリディスク
2…可動プーリディスク
3…プーリ
4…無端ベルト
5…回転軸
6…変速機ケース(被取付部)
7,8…軸受
12…突部
13…切欠部
15…ボールねじ機構
16…ねじ筒
17…ナット
18…ボール
26…軸受ホルダ
31…ストッパ突起
32…挿入孔
33…ストッパピン
34…突部
Claims (1)
- 被取付部に軸受を介して回転自在に設けられた回転軸と、この回転軸に一体的に設けられた固定プーリディスクおよびこの固定プーリディスクに対向して回転軸に回転不能でかつ軸方向に移動自在に取り付けられた可動プーリディスクとを備え、前記回転軸の外周には、ねじ筒と、このねじ筒の外周に複数のボールを介して螺合するナットとからなるボールねじ機構が設けられ、このボールねじ機構のナットがねじ筒に対して回転することによりねじ筒の軸方向に移動し、この移動により前記可動プーリディスクを軸方向に動作させて固定プーリディスクと可動プーリディスクとの間のプーリ幅を変化させる無段変速機用プーリ幅調節装置において、
前記ねじ筒の周壁には、その一端面から他端面に亘って貫通するストッパピンが挿入され、このストッパピンのねじ筒の一端側の端面から突出する端部が前記被取付部に係合してねじ筒の回り止め手段として機能し、ねじ筒の他端側の端面から突出する端部が、前記ナットと一体的に動作するストッパ突起との当接でそのナットの回転範囲を規制してボールねじ機構の過剰な締め込みを防止する締め込み防止手段として機能することを特徴とする無段変速機用プーリ幅調節装置。
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