JP3936786B2 - Easy opening zipper - Google Patents

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有二 杉山
航 徳田
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内容物を包装したカートンを開封する開封手段などに利用できるジッパー類に関するものであり、特にジッパーが設けられた紙板の面と平行な方向に力を加えるだけで、容易にジッパーを破断することができる易開封ジッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内容物を包装したカートンを開封する開封手段として、ミシン目やジッパーを設けることがよく知られている。
そして、例えば図9で示すように、不正開封を防止するための手段が施されているカートン(7)の場合は、ミシン目(8)で囲まれた部分の開封片(9)をカートン(7)内に向かって押圧することによって、そのミシン目(8)を切断し、カートン(7)を開封する。
つまり、ミシン目(8)が設けられた紙板の面と垂直な方向に力を加えてミシン目(8)を切断し、次いでその紙板の面と平行な方向に力を加えてカートン(7)を開封する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような開封手段としてのミシン目(8)にあっては、内容物が固形物状、例えば板チョコレートのような場合には、板チョコレートとカートンの間に隙間がなく、カートン内に向かって垂直方向に力を加えることができず、開封し難いのが現状である。
そこで、本発明は、紙板の面と垂直な方向に力を加えず、その面と平行な方向に力を加えるだけで容易に破断することができる易開封ジッパーを得ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上のような目的を達成するために、次のような易開封ジッパーを提供するものである。すなわち、剥離片の側部から連続する切り込みと、その切り込みと互いにずれるように入れられた切り込みとからなるジッパーであって、該ジッパー開封時、前記剥離片を紙面と平行な方向へと引くことにより、前記剥離片が起立するとともに折り返されて開封することを特徴とする易開封ジッパーである。なお、その切り込みは平行に入れることが望ましく、また、複数設けることが望ましい。また、一方の切り込みの端部から対向する他方の切り込みまで折罫を設けるか、あるいは、一方の切り込みの端部から対向する他方の切り込みに向かって切り込みを設け、更にその切り込みから他方の切り込みまで折罫を設けるのが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に示す実施例を基に説明する。
図1は本発明にかかる易開封ジッパーの基本的な構造を示す平面図であり、図2乃至図4はその易開封ジッパーを切り離す途中の経過を示す説明図である。
図5及び図6は切り込みの入れ方が異なる易開封ジッパーの平面図であり、図7及び図8は実際に易開封ジッパーを設けたカートンの1実施例を示す斜視図である。
本発明の易開封ジッパーは、固形物状の内容物を包装するカートンの開封手段や、カートン内に貼り付けられた内袋等をカートンから剥離する分離手段など、用途に応じて幅広く適用することができるものである。
【0006】
まず、本発明の易開封ジッパーの基本的な構造から説明する。
この易開封ジッパー(10)は、図1で示すように、紙板(1)上に形成される剥離片(2)の両側部(2a)から連続する切り込み(11)と、その切り込み(11)に対し、互いにずれるように入れられた切り込み(12)とからなるものであって、これら対向する切り込み(11)(12)には、互いにオーバーラップする部分(L)がある。なお、これら切り込み(11)(12)は平行に設けるのが望ましく、切り込み(12)の間には切り込み(13)が入れられている。
このような構成にすれば、剥離片(2)を紙板(1)から引き剥がすように、紙板(1)の面と平行な方向に力を加えると、剥離片(2)は紙板(1)の面上より隆起し、紙板(1)との連接部分、即ち切り込み(11)と切り込み(12)の間の紙柱片(3)が紙板(1)より起立するとともに180度反転して折り返され、更に力を加えることによって、剥離片(2)が切り離される。
【0007】
つまり、図2で示すように、剥離片(2)を紙板(1)の面と平行な方向に引っ張って取り除こうとすると、剥離片(2)は紙柱片(3)を介して紙板(1)の面上より隆起するようになっており、更に力を加えることによって、図3で示すように、紙柱片(3)が180度反転して折り返される。
そして、更に力を加えると、剥離片(2)と紙柱片(3)との連接部分、即ち切り込み(11)の端部(11a)に、180度反対方向に向かう力が加わり、図4で示すように、その端部(11a)部分が破断されて、剥離片(2)が紙板(1)から切り離されるのである。
【0008】
本発明のジッパー(10)はこのような構成からなるものであって、ジッパーが設けられた紙板(1)の面と平行な方向に力を加えるだけで、剥離片(2)が紙板(1)からきわめて容易に破断されるようにしたものである。
すなわち、本発明は、紙面に対して垂直な方向に加える力には弱いという紙の性質を利用したものであって、剥離片(2)を紙板(1)から取り除くために加える力が、その面に対して平行な方向であっても、破断するときには、紙板(1)の面と垂直で、かつ、180度反対の方向に力が加わるようにして、破断しやすくしたものである。
【0009】
このようなジッパー(10)によれば、例えば板チョコレートなどの固形物状を包装したカートンなど、内容物とカートンとの間に隙間がなくて、カートン内に向かって垂直方向に力を加えることができないような場合等に、特に好適な開封手段となる。
なお、切り込み(11)と平行に入れられる切り込み(12)は、複数設けた方が破断しやすくなり、切り込み(11)の端部(11a)から対向する切り込み(12)まで、及び、切り込み(12)の端部(12a)から対向する切り込み(11)まで、それぞれ折罫(15)(16)を設けると、剥離片(2)が隆起しやすくなって、開封操作がしやすくなるとともに、早く破断することができるようになる。
また、図示のものは剥離片(2)の先端が紙板(1)より突出しているが、特に限定されるものではなく、剥離片(2)は紙板(1)より突出していなくてもよい。
【0010】
また、図5で示すように、切り込み(11)の端部(11a)から対向する切り込み(12)に向かって、及び、切り込み(12)の端部(12a)から対向する切り込み(11)に向かって、それぞれ斜めに、かつ、切り込み(12)及び切り込み(11)に達しないように短めの切り込み(17)(18)を設け、更にその切り込み(17)(18)から対向する切り込み(12)及び切り込み(11)まで折罫(15)(16)を設けると、ジッパー部分の強度を損なわずに剥離片(2)を隆起しやすくすることができる。
すなわち、切り込み(11)から対向する切り込み(12)に向かって、及び、切り込み(12)から対向する切り込み(11)に向かって、それぞれ斜めに短い切り込み(17)(18)を入れると、折罫(15)(16)によって紙柱片(3)を折り返しやすくすることができるとともに、折罫(15)(16)の長さが短くなる分、ジッパー(10)を破断する操作前において、ジッパー部分の紙板の強度が損なわれずに済むのである。
【0011】
また、図6で示すように、剥離片(2)の両側部(2a)から連続させて、斜め中央に向けて切り込み(21)を入れ、その切り込み(21)に平行で、かつ、互いにずれるように切り込み(22)を入れて易開封ジッパー(20)を構成すると、更に安定してジッパーを破断することができ、しかも、その操作がしやすくなる。
すなわち、図1で示すジッパー(10)の紙板(1)の内方側に設ける切り込み(13)の幅をW1、剥離片(2)の幅をD1とし、図6で示すジッパー(20)の板紙(1)の内方側に設ける切り込み(23)の幅をW2、剥離片(2)の幅をD2とすると、W1>D1、W2<D2であり、W2<W1、D2>D1となるので、破断する部分が小さく、手指で掴む部分が大きくなるため、操作性がよくなるのである。
したがって、実際に板チョコレートなどを包装するカートン(4)の開封手段として利用する場合には、図7で示すように、図6で示した斜めに切り込みが入れられた易開封ジッパー(20)の方を採用するのが望ましい。なお、図6における(25)、(26)、(27)は前述と同様な折罫である。
【0012】
また、カートン(5)内にビニール製の内袋(6)を貼り付けてある場合には、カートン(5)と内袋(6)とを分別して破棄しなければならず、従来、このようなときにもカートン(5)と内袋(6)との接着部分を剥離する作業がやりにくく、上手く剥離することができなかったが、図8で示すように、その内袋(6)とカートン(5)の接着部分に本発明にかかる易開封ジッパー(30)を設けると、きわめて簡単に内袋(6)をカートン(5)から剥離することができる。
このジッパー(30)も基本的な構造は前述のジッパー(10)及び(20)と同じであり、剥離片(2)の両側部(2a)を形成する外側の切り込み部(31)から連続するように下側中央に向かって斜めに切り込み(32)を入れ、その切り込み(32)に平行で、かつ、互いにずれるように切り込み(33)及び切り込み(34)を入れる。そして、更に剥離片(2)の両側部(2a)を形成する切り込み部(31)と平行で、かつ、切り込み部(31)より内側に設ける切り込み部(35)から連続するように上側中央に向かって斜めに切り込み(36)を入れ、その切り込み(36)に平行で、かつ、互いにずれるように切り込み(37)を入れる。なお、図示の切り込みと切り込みの間の破線は前述と同様な折罫である。
【0013】
こうして複数の切り込みによって剥離片(2)を構成し、その剥離片(2)の中央部分(2b)に接着剤などで内袋(6)を接着しておけば、分別するときには、内袋(6)を上方に向かって、つまり、カートン(5)を構成する紙板(1)の面と平行な方向に引き上げるだけで、剥離片(2)をカートン(5)内に向かって隆起させることができ、更に力を加えることによって破断することができて、カートン(5)から内袋(6)を剥離することができる。
なお、このときの切り込みの入れ方は図示のものに限定されるものではなく、内袋(6)を接着した剥離片(2)の部分が紙板(1)の面上より隆起して破断できるようになっていればよい。
【0014】
以上、本発明の易開封ジッパーは、ジッパーが設けられている面と垂直な方向に力を加える必要がなく、その面と平行な方向に加える力のみできわめて容易に破断することができる。したがって、例えば板チョコレート等の固形物状を包装するカートンの開封手段や、カートン内に貼り付けられた内袋を剥離するときの分離手段として、特に好適なジッパーとなる。
その他、切り込みと切り込みが互いにオーバーラップする部分(L)の長さは、あまりに長すぎるとジッパーを破断する操作前の強度の面で問題があるが、剥離片を上手く隆起させるためにも、ある程度は長くした方が望ましい。
しかして、図1、図6で示すように、そのオーバーラップする部分(L)と、切り込みと切り込みの間隔(H)とで構成する形状は正方形であるより長方形である方が望ましく、その方が破断しやすい。
何れにせよ、本発明にかかるジッパーを構成する切り込みの長さや間隔等は、ジッパーが設けられる紙質、紙厚等に左右されるため、特に限定されるものではなく、ジッパーを破断することが容易に行えるようになっていれば、本発明の精神の範囲内において、適宜設計変更して構わないものである。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、剥離片の側部から連続する切り込みと、その切り込みと互いにずれるように入れられた切り込みとでジッパーを構成したので、ジッパーが設けられている紙板の面と垂直な方向に力を加えることなく、その面と平行な方向に力を加えるだけで、きわめて容易に破断することができるようになる。
したがって、例えば板チョコレート等の固形物状のものを包装したカートンを開封するときなど、内容物とカートンとの間に隙間がないような場合に、特に好適な開封手段として利用することができる。そして、カートン内から内袋を剥離するような場合においても、好適な分離手段として利用することができる。
【0016】
また、その切り込みが平行に入れられ、更に複数設けられていると破断しやすくなるし、一方の切り込みの端部から対向する他方の切り込みまで折罫が設けられていると、剥離片を隆起させやすくなり、より早くジッパーを破断することができる。
また、一方の切り込みの端部から対向する他方の切り込みに向かって切り込みが設けられ、更にその切り込みから他方の切り込みまで折罫が設けられていると、ジッパーが設けられた部分の強度を損なわずに、剥離片を隆起させやすくすることができ、より早くジッパーを破断することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる易開封ジッパーの基本的な構造を示す平面図
【図2】易開封ジッパーを切り離す途中の経過を示す説明図
【図3】易開封ジッパーを切り離す途中の経過を示す説明図
【図4】易開封ジッパーを切り離す途中の経過を示す説明図
【図5】切り込みの入れ方が異なる易開封ジッパーの平面図
【図6】切り込みの入れ方が異なる易開封ジッパーの平面図
【図7】実際に易開封ジッパーを設けたカートンの1実施例を示す斜視図
【図8】実際に易開封ジッパーを設けたカートンの1実施例を示す斜視図
【図9】従来の開封手段を示す斜視図
【符号の説明】
10 易開封ジッパー
11 切り込み
12 切り込み
13 切り込み
15 折罫
16 折罫
17 切り込み
18 切り込み
20 易開封ジッパー
21 切り込み
22 切り込み
23 切り込み
30 易開封ジッパー
31 切り込み部
32 切り込み
33 切り込み
34 切り込み
35 切り込み部
36 切り込み
37 切り込み
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to zippers that can be used as an opening means for opening a carton packaged with contents, and in particular, by simply applying a force in a direction parallel to the surface of the paper board provided with the zippers, the zippers can be easily removed. The present invention relates to an easy-open zipper that can be broken.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, it is well known that a perforation or a zipper is provided as an opening means for opening a carton in which contents are packaged.
For example, as shown in FIG. 9, in the case of a carton (7) provided with means for preventing unauthorized opening, the opening piece (9) surrounded by the perforation (8) is removed from the carton (9). 7) By pressing inward, the perforation (8) is cut and the carton (7) is opened.
That is, a force is applied in a direction perpendicular to the surface of the paper board provided with the perforation (8) to cut the perforation (8), and then a force is applied in a direction parallel to the surface of the paper board to apply the carton (7). To open.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the perforation (8) as such an opening means, when the contents are solid, for example, like a plate chocolate, there is no gap between the plate chocolate and the carton. The current situation is that it is difficult to open a force in the vertical direction.
Therefore, the present invention aims to obtain an easy-open zipper that can be easily broken without applying a force in a direction perpendicular to the surface of the paper board, but only in a direction parallel to the surface. is there.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides the following easy-open zipper. That is, a zipper comprising a continuous notch from the side of the release piece and an inset that is offset from the notch , and pulling the release piece in a direction parallel to the paper surface when the zipper is opened. The easy-open zipper is characterized in that the peeling piece stands up and is folded and opened . Note that it is desirable to make the cuts in parallel, and it is desirable to provide a plurality of cuts. Also, a crease is provided from the end of one notch to the other notch, or a notch is provided from the end of one notch toward the other notch, and from that notch to the other notch. It is desirable to provide a crease.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on examples shown in the drawings.
FIG. 1 is a plan view showing a basic structure of an easy-opening zipper according to the present invention, and FIGS. 2 to 4 are explanatory views showing a process in the middle of separating the easy-opening zipper.
FIGS. 5 and 6 are plan views of easy-opening zippers with different incisions, and FIGS. 7 and 8 are perspective views showing an embodiment of a carton that is actually provided with easy-opening zippers.
The easy-open zipper of the present invention can be widely applied depending on the application, such as a means for opening a carton for wrapping solid-state contents, or a means for separating an inner bag attached to the carton from the carton. It is something that can be done.
[0006]
First, the basic structure of the easy-open zipper of the present invention will be described.
As shown in FIG. 1, the easy-open zipper (10) includes a notch (11) continuous from both sides (2a) of a peeling piece (2) formed on a paper board (1), and the notch (11). On the other hand, the cuts (12) are formed so as to be shifted from each other, and the opposed cuts (11) and (12) have overlapping portions (L). These cuts (11) and (12) are preferably provided in parallel, and cuts (13) are provided between the cuts (12).
With this configuration, when a force is applied in a direction parallel to the surface of the paper board (1) so that the peeling piece (2) is peeled off from the paper board (1), the peeling piece (2) is removed from the paper board (1). The paper column piece (3) between the notch (11) and the notch (12) stands up from the paper board (1) and is turned back by 180 degrees. Further, the peeling piece (2) is separated by applying a force.
[0007]
That is, as shown in FIG. 2, when the peeling piece (2) is pulled and removed in a direction parallel to the surface of the paper board (1), the peeling piece (2) passes through the paper pillar piece (3) to the paper board (1). ), And the paper column piece (3) is turned upside down by 180 degrees as shown in FIG. 3 by applying a further force.
Further, when a further force is applied, a force directed in the opposite direction by 180 degrees is applied to the connecting portion between the peeling piece (2) and the paper pillar piece (3), that is, the end portion (11a) of the notch (11). As shown, the end (11a) portion is broken and the release piece (2) is separated from the paper board (1).
[0008]
The zipper (10) of the present invention has such a configuration, and the peeling piece (2) can be removed from the paper board (1 by simply applying a force in a direction parallel to the surface of the paper board (1) provided with the zipper. ) Is very easily broken.
That is, the present invention utilizes the property of paper that is weak against the force applied in the direction perpendicular to the paper surface, and the force applied to remove the release piece (2) from the paper board (1) Even in a direction parallel to the surface, when breaking, a force is applied in a direction perpendicular to the surface of the paper board (1) and opposite to 180 degrees to facilitate breakage.
[0009]
According to such a zipper (10), for example, there is no gap between the contents and the carton, such as a carton in which a solid material such as chocolate is wrapped, and a force is applied in the vertical direction toward the inside of the carton. This is a particularly suitable unsealing means when it cannot be opened.
It should be noted that the plurality of cuts (12) that are parallel to the cut (11) are more likely to break, and the end (11a) of the cut (11) to the opposite cut (12) and the cut (12) 12) When the creases (15) and (16) are provided from the end (12a) to the opposing notch (11), the peeling piece (2) is easily raised, and the opening operation is facilitated. It will be possible to break quickly.
Moreover, although the thing of illustration shows that the front-end | tip of peeling piece (2) protrudes from paper board (1), it is not specifically limited, The peeling piece (2) does not need to protrude from paper board (1).
[0010]
Moreover, as shown in FIG. 5, from the edge part (11a) of the notch (11) toward the notch (12) facing, and from the edge part (12a) of the notch (12) to the notch (11) facing. Short cuts (17) and (18) are provided so as to be oblique and not reach the cuts (12) and (11), respectively, and further, the cuts (12) opposed to the cuts (17) and (18). ) And the notches (11) are provided with the creases (15) and (16), the peeling pieces (2) can be easily raised without impairing the strength of the zipper portion.
That is, when short cuts (17) and (18) are made obliquely from the notch (11) toward the facing notch (12) and from the notch (12) to the facing notch (11), respectively, Before the operation of breaking the zipper (10), the paper pillar piece (3) can be easily folded by the ruled lines (15) and (16), and the length of the folded ruled lines (15) and (16) is shortened. The strength of the paper board in the zipper portion is not impaired.
[0011]
Moreover, as shown in FIG. 6, it continues from the both-sides part (2a) of a peeling piece (2), makes a notch | incision (21) toward diagonally center, is parallel to the notch | incision (21), and it mutually shifts. If the easy opening zipper (20) is configured by making the cut (22) as described above, the zipper can be broken more stably, and the operation becomes easier.
That is, the width of the notch (13) provided on the inner side of the paper board (1) of the zipper (10) shown in FIG. 1 is W1, the width of the peeling piece (2) is D1, and the zipper (20) shown in FIG. When the width of the notch (23) provided on the inner side of the paperboard (1) is W2 and the width of the peeling piece (2) is D2, W1> D1, W2 <D2, and W2 <W1, D2> D1. Therefore, the portion to be broken is small and the portion to be grasped with fingers is large, so that the operability is improved.
Therefore, when it is used as an opening means for a carton (4) that actually wraps a plate chocolate or the like, as shown in FIG. 7, the easy-open zipper (20) that is obliquely cut as shown in FIG. It is desirable to adopt this method. Note that (25), (26), and (27) in FIG. 6 are the same creases as described above.
[0012]
Moreover, when the vinyl inner bag (6) is stuck in the carton (5), the carton (5) and the inner bag (6) must be separated and discarded. At times, it was difficult to peel off the bonded portion between the carton (5) and the inner bag (6) and could not be peeled off successfully, but as shown in FIG. When the easy-open zipper (30) according to the present invention is provided at the bonding portion of the carton (5), the inner bag (6) can be peeled off from the carton (5) very easily.
The basic structure of the zipper (30) is the same as that of the above-described zipper (10) and (20), and is continuous from the outer cut portions (31) forming both side portions (2a) of the peeling piece (2). In this way, a cut (32) is made obliquely toward the lower center, and a cut (33) and a cut (34) are made so as to be parallel to the cut (32) and to be offset from each other. Further, in the center on the upper side so as to be continuous with the notch part (35) provided parallel to the notch part (31) forming both side parts (2a) of the peeling piece (2) and inside the notch part (31). An incision (36) is made obliquely, and an incision (37) is made in parallel to the incision (36) and so as to be offset from each other. Note that the broken lines between the cuts shown in the figure are the same creases as described above.
[0013]
In this way, the peeling piece (2) is constituted by a plurality of cuts, and the inner bag (6) is adhered to the central portion (2b) of the peeling piece (2) with an adhesive or the like. 6) The peeling piece (2) can be raised into the carton (5) only by pulling it upward, that is, in a direction parallel to the surface of the paper board (1) constituting the carton (5). It can be broken by applying further force, and the inner bag (6) can be peeled from the carton (5).
In addition, how to make the cut at this time is not limited to that shown in the figure, and the part of the peeling piece (2) to which the inner bag (6) is bonded can be raised from the surface of the paper board (1) and broken. It only has to be like this.
[0014]
As described above, the easy-open zipper of the present invention does not need to apply a force in a direction perpendicular to the surface on which the zipper is provided, and can be easily broken only by a force applied in a direction parallel to the surface. Therefore, it becomes a particularly suitable zipper, for example, as a means for opening a carton for wrapping a solid material such as chocolate, or as a means for separating when peeling an inner bag affixed in the carton.
In addition, if the length of the portion (L) where the cut and the cut overlap each other is too long, there is a problem in terms of strength before the operation of breaking the zipper, but in order to raise the peeling piece well, to some extent Should be longer.
Therefore, as shown in FIGS. 1 and 6, the shape formed by the overlapping portion (L) and the notch and the notch interval (H) is preferably rectangular rather than square. Is easy to break.
In any case, the length and interval of the cuts constituting the zipper according to the present invention are not particularly limited because it depends on the paper quality, paper thickness, etc. on which the zipper is provided, and it is easy to break the zipper As long as it can be performed, the design may be changed as appropriate within the spirit of the present invention.
[0015]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the zipper is constituted by the notches that are continuous from the side portions of the peeling pieces and the notches that are not shifted from each other, the zipper is formed in a direction perpendicular to the surface of the paper board on which the zipper is provided. It is possible to break very easily by applying force in a direction parallel to the surface without applying force.
Therefore, for example, when there is no gap between the contents and the carton, such as when opening a carton in which a solid product such as plate chocolate is packaged, it can be used as a particularly suitable opening means. And even when peeling an inner bag from the inside of a carton, it can utilize as a suitable isolation | separation means.
[0016]
Also, if the cuts are made in parallel and more than one is provided, it will be easy to break, and if a crease is provided from the end of one of the cuts to the other cut facing it, the peeling piece will be raised. This makes it easier to break the zipper faster.
In addition, if a notch is provided from the end of one notch toward the other notch, and a crease is provided from the notch to the other notch, the strength of the portion provided with the zipper is not impaired. In addition, the peeling piece can be easily raised, and the zipper can be broken more quickly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a basic structure of an easy-open zipper according to the present invention. FIG. 2 is an explanatory diagram showing a process in the middle of separating the easy-open zipper. FIG. 3 is a process in the middle of separating the easy-open zipper. Explanatory drawing [Fig. 4] Explanatory drawing showing the progress in the middle of cutting the easy-open zipper [Fig. 5] Plan view of easy-open zipper with different incisions [Fig. 6] Plan view of easy-open zipper with different incisions 7 is a perspective view showing an embodiment of a carton actually provided with an easy-open zipper. FIG. 8 is a perspective view showing an embodiment of a carton actually provided with an easy-open zipper. FIG. 9 is a conventional opening means. FIG.
10 Easy-opening zipper 11 Notch 12 Notch 13 Notch 13 Folded rule 16 16 Ruled line 17 Notch 18 Notch 20 Easy-open zipper 21 Notch 22 Notch 23 Notch 30 Easy-open zipper 31 Notch 32 Notch 33 Notch 34 Notch 35 Notch 36 Notch 37 Notch

Claims (5)

剥離片の側部から連続する切り込みと、その切り込みと互いにずれるように入れられた切り込みとからなる易開封ジッパーであって、該ジッパー開封時、前記剥離片を紙面と平行な方向へと引くことにより、前記剥離片が起立するとともに折り返されて開封することを特徴とする、易開封ジッパー。An easy-open zipper consisting of a continuous notch from the side of the release piece and a notch that is offset from the notch, and when the zipper is opened, pull the release piece in a direction parallel to the paper surface Thus , the easy-open zipper is characterized in that the peeling piece stands up and is folded and opened. 前記切り込みが平行に入れられていることを特徴とする請求項1に記載の易開封ジッパー。  The easy-open zipper according to claim 1, wherein the cuts are formed in parallel. 前記切り込みが複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の易開封ジッパー。  The easy-open zipper according to claim 1 or 2, wherein a plurality of the cuts are provided. 前記一方の切り込みの端部から対向する他方の切り込みまで折罫が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の易開封ジッパー。  The easy-open zipper according to any one of claims 1 to 3, wherein a crease is provided from an end of the one cut to the other cut facing the cut. 前記一方の切り込みの端部から対向する他方の切り込みに向かって切り込みが設けられ、更にその切り込みから他方の切り込みまで折罫が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の易開封ジッパー。  The notch is provided from the end of the one notch toward the other notch, and a crease is provided from the notch to the other notch. Easy-to-open zipper as described.
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