JP3923634B2 - CD security system - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、CD(CD−R/RWディスク)にデータを書き込むCD作成システムに係り、特に、パスワードによるデータのセキュリティ管理を可能にしたCDセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CD上のデータにセキュリティを設けようとした場合、独自のCDフォーマットあるいは独自のハードウェアが必要であった(例えば特開平8−7340号公報)。
また、他のセキュリティの対策として、書き込むデータそれ自体にスクランブル等をかける方法も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
先の従来の技術で述べたように、CDのセキュリティシステムを実現するためには、独自のCDフォーマットあるいは独自のハードウェア等を備えた専用システムを必要とする。
ところが、従来の方法では、CDのセキュリティシステムを実現するには、独自のCDフォーマットや独自のハードウェア等を備えた専用システムが必要であり、汎用的に使用できる構成は不可能である、という問題点があった。
また、データそれ自体にスクランブル等の暗号化を行う場合には、暗号化等に関する高い技術・知識を必要とするので、簡易的に実現できない、という問題があった。
さらに、通常、一枚のCDには、一種類のセキュリティをかけることだけが可能であり、複数種類のセキュリティをかけることはできなかった。
【0004】
この発明では、これらの問題を解決し、汎用のCDフォーマットから逸脱することなしに、パスワードによるセキュリティ管理が施されたCDを簡易に作成できるCDセキュリティシステムを実現することを第1の課題とする(請求項1と請求項2の発明)。
また、汎用のCDフォーマットから逸脱することなしに、汎用CD−ROM読み取り装置等で、有用な情報を不可視にすることができるCDを簡易に作成できるCDセキュリティシステムを実現することを第2の課題とする(請求項3と請求項4の発明)。
さらに、一枚のCD上の複数の有用データを、複数のパスワードで管理することが可能なCDセキュリティシステムを実現することを第3の課題とする(請求項5と請求項6の発明)。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、CD−R又はCD―RWに書き込むべきデータの選択およびパスワードの設定を行う第1の工程と、前記パスワードの設定が完了すると、書き込みをスタートする第2の工程と、ボリューム記述子、先に選択されたデータの構造情報、および設定されたパスワードを保持するパスワードセクタからなるCDフォーマット情報を作成すると共に、そのCDフォーマット情報および選択されたデータからなるCDイメージを作成する第3の工程と、作成されたCDイメージをCD−R又はCD―RWに書き込み、一つのセッションとしてクローズする第4の工程と、再度ボリューム記述子、および「データが存在しない」ことを示すデータの構造情報からなるCDフォーマット情報を作成して、再度CDイメージ化する第5の工程と、前記第5の工程で作成したCDイメージを新規のセッションとして、前記第4の工程で書き込んだセッションの後に追記し、該追記が終了した後に、そのセッションをクローズする第6の工程、を有することを特徴とするCD作成方法である。
【0006】
請求項2の発明では、請求項1に記載のCD作成方法を繰り返して一枚のCD−R又はCD―RWに書き込むことを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、CD−R又はCD―RWに書き込むデータを格納しているデバイスを複数選択する手段と、選択されたデバイスから書き込むデータを選択する手段と、選択された情報を基にしてCD−R又はCD―RWのフォーマット情報を作成する手段と、フォーマット情報を基にしてCD−R又はCD―RWをフォーマットする手段と、フォーマットしたCD−R又はCD―RWに前記選択されたデータを書き込む手段とを具備するCD作成システムにおいて、CD−R又はCD―RWに書き込むべきデータの選択およびパスワードの設定を行うことを可能とする第1の手段と、前記パスワードの設定が完了すると、書き込みをスタートさせる第2の手段と、
ボリューム記述子、先に選択されたデータの構造情報、および設定されたパスワードを保持するパスワードセクタからなるCDフォーマット情報を作成すると共に、そのCDフォーマット情報および選択されたデータからなるCDイメージを作成する第3の手段と、作成されたCDイメージをCD−R又はCD―RWに書き込み、一つのセッションとしてクローズする第4の手段と、再度ボリューム記述子、および「データが存在しない」ことを示すデータの構造情報からなるCDフォーマット情報を作成して、再度CDイメージ化する第5の手段と、前記第5の手段で作成したCDイメージを新規のセッションとして、前記第4の手段で書き込んだセッションの後に追記し、該追記が終了した後に、そのセッションをクローズする第6の手段と、を有することを特徴とするCD作成システムである。
【0011】
【発明の実施の形態】
この発明のCDセキュリティシステムについて、図を参照しながら、その実施の形態を詳細に説明する。
この発明のCDセキュリティシステムは、セキュリティCDの作成と、セキュリティCDの読み取りとに大別することができるので、以下に、第1と第2の実施の形態では、CDの作成について説明し、第3の実施の形態では、作成されたCDの読み取り時におけるセキュリティの確保について説明する。
通常、汎用CD−ROMドライブ、汎用読み取りドライバ、および汎用コンピュータによって構成される汎用CD−ROM読み取り装置にCDを装着した場合、CD−ROM規格によって、常に最新のセッション情報がOS上にマウントされる。
この発明では、この点に着目し、汎用CD−ROM読み取り装置に、セキュリティCD作成プログラムによって作成されたCDを挿入すると、データが格納されていない空のディスクとしてOS上にマウントされるようにしている。
すなわち、汎用CD−ROM読み取り装置では、セキュリティCD内に保持されている他の有用なデータにアクセスすることができないため、CDのセキュリティを保証することが可能になる。
【0012】
1の実施の形態は、汎用のCDフォーマットから逸脱することなしに、パスワードによるセキュリティ管理が施されたCDを簡易に作成できるCDセキュリティシステムを実現した点に第1の特徴を有している。また、同じく汎用のCDフォーマットから逸脱することなしに、汎用CD−ROM読み取り装置等で、有用な情報を不可視(非表示)にすることができるCDを簡易に作成するCDセキュリティシステムを実現した点に第2の特徴を有している。最初に、セキュリティCD作成システムについて説明する。
【0013】
図2は、この発明のCDセキュリティシステムにおけるセキュリティCD作成システムについて、その要部構成の一例を示す外観図である。図において、PCは汎用コンピュータ、Drは汎用CD−Rドライブ、SCSIはSCSI(インターフェース)装置を示す。
【0014】
この図2に示したセキュリティCD作成システムは、汎用コンピュータPCと汎用CD−RドライブDrとから構成されている。
この汎用コンピュータPCと汎用CD−RドライブDrとは、SCSI装置等によって接続されている。
そして、汎用コンピュータPCには、セキュリティCD作成プログラムが搭載されている。
オペレータは、このセキュリティCD作成プログラムの操作によって、書き込みデータの選択、任意のパスワードの設定、書き込みの実行等を行う。
【0015】
図3は、図2に示したセキュリティCD作成システムについて、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。図において、1はCPU、2はCD−R/RWディスク書き込みデバイス、3はRAM、4a〜4cは書き込みデータ格納デバイス、5はプログラム格納部、6は中間データ格納部、7はCDイメージデータ格納部、8はキーボード、9はマウス、10は表示制御装置、11はディスプレイ、12はシステムバスを示す。
【0016】
各部の機能は、概略次のとおりである。
CPU1は、キーボード8やマウス9から入力された指令と対応するプログラム格納部5のプログラムによって、システムバス12を介してキーボード8、RAM3、表示制御装置10、CD−R/RWディスク書き込みデバイス2等のシステム全体を総括的に制御すると共に、所定の演算、処理等を実行する機能を有する中央処理手段である。
CD−R/RWディスク書き込みデバイス2は、それ自身も図示しないCPUとRAMとを備えており、また、図3に示したシステムのCPU1からの指示によって転送される書き込みデータを一時的に保持する書き込みデータ用バッファを備えていて、CDディスクの作成を行う機能を有している。
【0017】
RAM3は、CD作成に必要な情報、例えば、選択された書き込みデータ格納デバイス4a〜4cの内の1つのデバイスの情報や、当該デバイス中の選択された書き込みデータに関する情報等を記憶する記憶手段である。
さらに、各種情報の変換や、プログラムが、CD−R/RWディスク書き込みデバイス2に対してデータの書き込みを指示したとき、CDイメージデータを部分的に作成する場合にも、記憶手段として使用される。
書き込みデータ格納デバイス4a〜4cは、書き込むデータを格納するデバイスで、この図3には3個の書き込みデータ格納デバイス4a〜4cを備えている場合を示している。各格納デバイス4a〜4cは、CDディスク作成に利用する実際の書き込みデータを保存している。これらの書き込みデータ格納デバイス4a〜4cは4個以上でもよく、また、2個でもよい。
【0018】
そして、これらの各書き込みデータ格納デバイス4a〜4cは、キーボード8あるいはマウス9からの指示によって、複数個の選択が可能である。
プログラム格納部5は、この図3のシステムを制御するプログラムを格納する記憶手段であり、また、この発明のCDセキュリティシステムに搭載されるCDディスク作成のプログラムが格納されている。
中間データ格納部6は、CDディスクに書き込むべきデータや目次情報を中間データに変換した状態で保持するための記憶手段である。
CDイメージデータ格納部7は、CDディスク作成時に、実際にCDイメージを一旦作成してから、CD−R/RWディスク書き込みデバイス2へこのイメージを書き込みたいときに利用されるデバイスである。
【0019】
キーボード8とマウス9は、入力手段であり、オペレータのCDディスク作成操作およびシステム制御に必要な書き込みデータデバイスの選択あるいは入力、さらに、選択されたデバイスから書き込みデータを選択したり、入力などを行う機能を有している。
表示制御装置10は、CRTやLCD等からなるディスプレイ11の表示制御を司る機能を有しており、RAM3内に記憶された情報や、各種機能に応じたウインドウおよびアイコンのパターン等の情報をディスプレイ11の画面上に可視的に表示させる。
以上が、この発明のセキュリティCD作成システムについて、その各部の機能の概略であり、請求項1から請求項5の発明に共通のハード構成である。
【0020】
次に、図3に示したセキュリティCD作成システムについて、このシステムに搭載されているセキュリティCD作成プログラムによる動作を説明する。
1) システムに搭載されているセキュリティCD作成プログラムがスタートすると、オペレータは、CDに書き込むべきデータの選択およびパスワードの設定を行う。パスワードの設定が完了すると、書き込みをスタートさせる。
2) このプログラムは、ボリューム記述子、先に選択されたデータの構造情報、および設定されたパスワードを保持するパスワードセクタからなるCDフォーマット情報を作成すると共に、そのCDフォーマット情報および選択されたデータからなるCDイメージを作成する。
【0021】
3) 作成されたCDイメージをCDに書き込み、一つのセッションとしてクローズする。
4) このプログラムは、再度ボリューム記述子、および「データが存在しない」ことを示すデータの構造情報からなるCDフォーマット情報を作成して、再度CDイメージ化する。
5) 先の4)で作成したCDイメージを新規のセッションとして、先の3)で書き込んだセッションの後に追記する。追記が終了した後に、そのセッションをクローズする。
以上に述べた図3のセキュリティCD作成システムに搭載されているセキュリティCD作成プログラムによる動作をフローチャートに示す。
【0022】
図1は、この発明のCDセキュリティシステムに搭載されているセキュリティCD作成プログラムについて、主要な処理の流れを示すフローチャートである。図において、#1〜#8はステップを示す。
【0023】
この図1のフローでは、ステップ#3〜#8の処理によって、この発明のシステムによる一回の書き込み動作が実行される。
より詳しくいえば、ステップ#3〜#5の処理により、セッションNの書き込みが行われ、ステップ#6〜#8の処理により、セッション(N+1)の書き込みが行われることになる。
ステップ#1で、オペレータは、CDに書き込むべきデータの選択およびパスワードの設定を行う。
ステップ#2で、書き込みをスタートさせる。
ステップ#3で、書き込みデータ、およびパスワードセクタを含むCDフォーマット情報と、CDイメージ(1)を作成する。
【0024】
ステップ#4で、作成されたCDイメージ(1)をCDに書き込む。
ステップ#5で、一つのセッションとしてクローズする。
ステップ#6で、「データが存在しない」旨を示すCDフォーマット情報と、CDイメージ(2)を作成する。
ステップ#7で、作成されたCDイメージ(2)をCDに書き込む。
ステップ#8で、セッションをクローズしてこの図1のフローを終了する。
次に、この発明のCDセキュリティシステムについて、CDのデータ配置の一例を説明する。
【0025】
図4は、この発明のCDセキュリティシステムにおいて、セキュリティCD作成プログラムの一回の書き込みによって作成されたCDのデータ配置の一例を示す図である。
【0026】
この図4には、書き込みの一単位について示している。
汎用CD−ROM読み取りシステムでは、常に最新セッションのデータ構造がマウントされる。
この図4のデータ配置の場合、2nd Sessionのパステーブル1に、「データ(ファイルおよびディレクトリ)が一つも存在しない」旨の情報が保持されているので、OS上では、ファイルおよびディレクトリが一つも存在しないようにみえることになる。
以下に、その詳細を列挙する。
【0027】
11) 1st Sessionは、セクタ0から開始されている。そして、1st Sessionのセクタ16から、ボリュームの情報を保持しているボリューム記述子群が割り当てられている。ボリューム記述子の中には、そのセッションに存在するファイルやディレクトリ構造を示すデータ構造情報を格納しているパステーブルの開始位置情報を保持している領域がある。
12) 先の11)のボリューム記述子群の次のセクタに、セキュリティCD作成プログラムに従ってオペレータにより設定されたパスワードが保持されている。
【0028】
13) 先の12)のパスワードが保持されているパスワードセクタの次のセクタから、パステーブル群が保持されている。
14) 先の13)のパステーブル群およびその他付加情報保持部の後のセクタ群に、オペレータの選択によって書き込まれたデータが保持される。
15) 先の11)〜14)の1st Sessionの後に、2nd Sessionとして、ボリューム記述子群、およびパステーブル群が保持されている。そして、パステーブル群には、データが存在しない旨の情報が保持されている。
【0029】
以上のように、この第1の実施の形態では、選択されたデータをCDに書き込む際に、ユーザがパスワードを書き込む手段と、CD上のボリューム情報保持エリアの次のセクタにパスワードを書き込む手段とを設けている。第2に、選択されたデータを書き込む際に、パスワードを書き込んだセクタの次のセクタから、本来書き込むべきデータの論理データ構造情報および本来書き込むべきデータを書き込む手段と、ボリューム情報保持エリア内の論理データ構造情報開始セクタ保持部に、論理データ構造情報保持エリアの開始セクタ位置を書き込む手段とを設けている。第3に、書き込みを一つのセッションとして書き込み、そのセッションをクローズした後、自動的に次のセッションを書き込む手段を設けている。第4に、自動的に書き込まれるセッション内の論理データ構造情報保持エリアに、データが存在しない旨の論理データ構造を書き込む手段を設けている。したがって、パスワードによるデータのセキュリティ管理が可能となる。
【0030】
第2の実施の形態
の第1の実施の形態では、1回の書き込み時において、パステーブルに、「データ(ファイルおよびディレクトリ)が一つも存在しない」旨の情報を保持することによって、パスワードによるデータのセキュリティ管理を行う場合について説明したが、この第2の実施の形態は、複数回の書き込みを行う点に特徴を有している。
【0031】
先の第1の実施の形態でも述べたように、通常、汎用CD−ROMドライブ、汎用読み取りドライバ、および汎用コンピュータによって構成される汎用CD−ROM読み取り装置にCDを装着した場合、CD−ROM規格によって、常に最新のセッション情報がOS上にマウントされる。
そのため、汎用CD−ROM読み取り装置に、セキュリティCD作成プログラムによって作成されたCDを挿入すると、データが格納されていない空のディスクとしてOS上にマウントされることになる。
すなわち、汎用CD−ROM読み取り装置では、セキュリティCD内に保持されている他の有用なデータにアクセスすることができないので、結果として、CDのセキュリティが保証される。
この点は、複数回の書き込みを行う場合においても、全く同様である。
【0032】
図5は、この発明のCDセキュリティシステムにおいて、セキュリティCD作成プログラムの複数回の書き込みによって作成されたCDのデータ配置の一例を示す図である。
【0033】
この図5には、書き込み単位が「No.1」〜「No.3」の場合について示している。
各書き込み単位は、基本的に先の図4と同様であり、2つのセッションから構成されている。
そして、そのいずれかに、各1個のパスワードが設けられている。
また、パステーブルに、「データ(ファイルおよびディレクトリ)が一つも存在しない」旨の情報を保持しておき、パスワードが不一致のときは、データが格納されていない空のディスクとしてOS上にマウントされるので、パスワードによるデータのセキュリティ管理が実現される。
【0034】
以上のように、この第2の実施の形態では、先の第1の実施の形態で説明した動作を一つの書き込み単位とし、その書き込み単位を一枚のCDに複数回書き込むことができるようにしている。
したがって、一枚のCD上の複数セッションに対して、それぞれ異なったパスワードを設定することが可能となる。
【0035】
第3の実施の形態
の第1と第2の実施の形態では、この発明のCDセキュリティシステムによってCDを作成する場合について説明したが、この第3の実施の形態では、このようにして作成されたCDをリードする際の制御に特徴を有しており、パスワードを入力し、その入力されたパスワードと一致するパスワードを含むセッションのデータをマウントできるようにしている。最初に、セキュリティCD読み取りシステムについて、簡単に説明する。
【0036】
図6は、この発明のCDセキュリティシステムにおけるセキュリティCD読み取りシステムについて、その要部構成の一例を示す外観図である。図における符号は図2と同様であり、Dr2は汎用CD−ROMドライブを示す。
【0037】
この図6に示したセキュリティCD読み取りシステムは、汎用コンピュータPCと汎用CD−ROMドライブDr2とから構成されている。なお、汎用コンピュータPCのハード構成は、基本的には、先の図3と同様である。
そして、汎用コンピュータPCと汎用CD−ROMドライブDr2とは、SCSI装置等によって接続されている。
このセキュリティCD読み取りシステムの場合、汎用コンピュータPCには、セキュリティCD読み取りプログラムが搭載されている。
このセキュリティCD読み取りプログラムによって、パスワードの入力、セッションのOSへのマウント等を行う。
【0038】
図7は、図6に示したこ発明のCDセキュリティシステムにおいて、作成されたセキュリティCDの読み取り動作を説明する図である。
【0039】
21) このセキュリティCD読み取りプログラムがスタートした後、オペレータは、読み取りを希望するセッションに適合したパスワードを入力する。
22) このセキュリティCD読み取りプログラムは、挿入されたCDの最初のセッションのボリューム記述子からパステーブルの開始セクタ位置を読み取る。
次に、先の21)で読み取ったパステーブル開始セクタの直前のセクタ(パスワードセクタ)に保持されているパスワードを読み取り、オペレータによって入力されたパスワードと比較する。
23) 先の22)で比較した結果、両方のパスワードが一致したときは、そのセッションの内容をOS上にマウントする。
【0040】
24) また、パスワードが一致しなかったときには、パスワード読み取り対象としたセッションの次の次のセッション(セキュリティCD作成プログラムによる一つの書き込み単位内の最初のセッションと一致する)のパスワードセクタに保持されているパスワードを読み取り、オペレータによって入力されたパスワードと比較する。
25) 先の23)〜24)の比較動作を、パスワードが一致するまで繰り返す。
26) 読み取り対象としたCDに存在する最終セッションの直前のセッション(セキュリティCD作成プログラムによる最終書き込み単位内の最初のセッション)に対して、パスワードが一致しなかったときは、その旨を示すメッセージ等を表示し、操作したオペレータに通知する。
以上に述べた図3のセキュリティCD作成システムに搭載されているセキュリティCD読み取りプログラムによる動作をフローチャートに示す。
【0041】
図8は、この発明のCDセキュリティシステムに搭載されているセキュリティCD読み取りプログラムについて、主要な処理の流れを示すフローチャートである。図において、#11〜#16はステップを示す。
【0042】
この図8は、先の図5で説明したように、一枚のCDに、各書き込み単位ごとに複数回のデータが書き込まれた場合を示している。
ステップ#11で、ユーザは、パスワードを入力する。
ステップ#12で、プログラムによって、入力されたパスワードと、書き込み単位「No.n(=1)」のパスワードn(=1)とを比較する。
2つのパスワードが一致したときは、ステップ#13で、そのセッションのデータをOS上にマウントする。
【0043】
また、パスワードが不一致のときは、ステップ#14へ進み、次の書き込み単位「No.n+1」が存在するかどうかチェックする。
次の書き込み単位「No.n+1」が存在しているときは、ステップ#15で、nを「+1」して、再び先のステップ#12へ戻り、入力されたパスワードと、書き込み単位「No.n+1」のパスワードn+1とを比較する。
以上の処理をパスワードが一致するまで実行する。
【0044】
ステップ#12で比較した結果、パスワードが一致せず、ステップ#14で、次の書き込み単位「No.n+x」が存在しないことを検知すると、ステップ#16へ進む。ステップ#16で、「データ(ファイルおよびディレクトリ)が一つも存在しない」旨のメッセージを表示して、この図8のフローを終了する。以上のように、この第3の実施の形態では、パスワードを入力し、その入力されたパスワードと一致する発明のCDセキュリティシステムにおけるパスワードを含むセッションのデータをマウントできるようにしている。したがって、一枚のCDで、異なったユーザに異なったセッションのデータを見せることが可能となる。
【0045】
【発明の効果】
本実施の形態のCDセキュリティシステムでは、CD作成システムにおいて、選択されたデータをCDに書き込む際に、ユーザがパスワードを書き込む手段と、CD上のボリューム情報保持エリアの次のセクタにパスワードを書き込む手段とを備えている。したがって、パスワードによるデータのセキュリティ管理が可能となる。
【0046】
本実施の形態のCDセキュリティシステムは、選択されたデータを書き込む際に、パスワードを書き込んだセクタの次のセクタから、本来書き込むべきデータの論理データ構造情報および本来書き込むべきデータを書き込む手段と、ボリューム情報保持エリア内の論理データ構造情報開始セクタ保持部に、論理データ構造情報保持エリアの開始セクタ位置を書き込む手段とを備えている。したがって、CDのフォーマット規格から逸脱しないフォーマットで、パスワード情報を保持するセクタをCD上に書き込むことが可能となる。
【0047】
本実施の形態のCDセキュリティシステムでは、CDセキュリティシステムにおける書き込みを一つのセッションとして書き込み、そのセッションをクローズした後、自動的に次のセッションを書き込むことができるようにしている。したがって、汎用CD−ROM読み取りシステム上で、書き込まれたデータを隠すことが可能となる。
【0048】
本実施の形態のCDセキュリティシステムでは、自動的に書き込まれるセッション内の論理データ構造情報保持エリアに、データが存在しない旨の論理データ構造を書き込むことができるようにしている。したがって、汎用CD−ROM読み取りシステム上で、書き込まれたデータを隠すことが可能となる。
【0049】
本実施の形態のCDセキュリティシステムでは、パスワードを記録するセッションをクローズした後、自動的にデータが存在しない旨を記録する次のセッションを書き込む動作を一つの書き込み単位とし、その書き込み単位を一枚のCDに複数回書き込むことができるようにしている。したがって、一枚のCD上の複数セッションに対して、それぞれ異なったパスワードを設定することが可能となる。
【0050】
本実施の形態のCDセキュリティシステムでは、CDセキュリティシステムにより作成されたCDをリードする際に、パスワードを入力し、その入力されたパスワードと一致するパスワードを含むセッションのデータをマウントできるようにしている。したがって、一枚のCDで、異なったユーザに異なったセッションのデータを見せることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のCDセキュリティシステムに搭載されているセキュリティCD作成プログラムについて、主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【図2】この発明のCDセキュリティシステムにおけるセキュリティCD作成システムについて、その要部構成の一例を示す外観図である。
【図3】図2に示したセキュリティCD作成システムについて、その要部構成の実施の形態の一例を示す機能ブロック図である。
【図4】この発明のCDセキュリティシステムにおいて、セキュリティCD作成プログラムの一回の書き込みによって作成されたCDのデータ配置の一例を示す図である。
【図5】この発明のCDセキュリティシステムにおいて、セキュリティCD作成プログラムの複数回の書き込みによって作成されたCDのデータ配置の一例を示す図である。
【図6】この発明のCDセキュリティシステムにおけるセキュリティCD読み取りシステムについて、その要部構成の一例を示す外観図である。
【図7】図6に示したこ発明のCDセキュリティシステムにおいて、作成されたセキュリティCDの読み取り動作を説明する図である。
【図8】この発明のCDセキュリティシステムに搭載されているセキュリティCD読み取りプログラムについて、主要な処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……CPU、2……CD−R/RWディスク書き込みデバイス、3……RAM、4a〜4c……書き込みデータ格納デバイス、5……プログラム格納部、6……中間データ格納部、7……CDイメージデータ格納部、8……キーボード、9……マウス、10……表示制御装置、11……ディスプレイ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a CD creation system that writes data to a CD (CD-R / RW disc), and more particularly to a CD security system that enables security management of data using a password.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in order to provide security for data on a CD, a unique CD format or unique hardware has been required (for example, JP-A-8-7340).
As another security measure, a method of scrambling data to be written itself has been performed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As described in the prior art, in order to realize a CD security system, a dedicated system having a unique CD format or unique hardware is required.
However, the conventional method requires a dedicated system equipped with a unique CD format, unique hardware, etc. in order to realize a CD security system, and it cannot be configured for general use. There was a problem.
Further, when encryption such as scramble is performed on the data itself, there is a problem that high technology and knowledge about encryption and the like are required, so that it cannot be easily realized.
In addition, normally, a single CD can only be given one type of security, and a plurality of types of security cannot be applied.
[0004]
The first object of the present invention is to solve these problems and to realize a CD security system that can easily create a CD subjected to password security management without departing from a general-purpose CD format. (Invention of Claim 1 and Claim 2).
A second problem is to realize a CD security system capable of easily creating a CD capable of making useful information invisible with a general-purpose CD-ROM reader or the like without departing from a general-purpose CD format. (Invention of Claim 3 and Claim 4).
Furthermore, a third problem is to realize a CD security system capable of managing a plurality of useful data on one CD with a plurality of passwords (inventions of claims 5 and 6).
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1A first step of selecting data to be written to the CD-R or CD-RW and setting a password; a second step of starting writing when the password setting is completed; and a volume descriptor and first selecting A third step of creating CD format information comprising the structured information of the data set and the password sector holding the set password, and creating a CD image comprising the CD format information and the selected data; A CD format comprising a fourth step of writing a recorded CD image to a CD-R or CD-RW and closing it as one session, a volume descriptor, and data structure information indicating that "data does not exist" A fifth step of creating information and creating a CD image again; A CD image created in the above step is added as a new session after the session written in the fourth step, and the session is closed after the additional recording is completed. This is a CD creation method.
[0006]
  In the invention of claim 2,The CD creation method according to claim 1 is repeatedly written on one CD-R or CD-RW.
[0007]
ClaimThe invention of 3CD-ROr CD-RWMeans for selecting a plurality of devices storing data to be written to, means for selecting data to be written from the selected devices, and a CD-R based on the selected informationOr CD-RWFor creating format information of CD-ROM and CD-R based on the format informationOr CD-RWAnd a formatted CD-ROr CD-RWA CD creating system comprising means for writing the selected data inFirst means for enabling selection of data to be written to the CD-R or CD-RW and setting of a password; and second means for starting writing upon completion of the password setting;
Create CD format information consisting of the volume descriptor, the structure information of the previously selected data, and the password sector holding the set password, and create a CD image consisting of the CD format information and the selected data. Third means, fourth means for writing the created CD image to the CD-R or CD-RW and closing it as one session, a volume descriptor, and data indicating that “data does not exist” 5th means for creating CD format information consisting of the following structure information and re-creating the CD image, and the CD image created by the fifth means as a new session and the session written by the fourth means 6th hand to add later and close the session after the endWhen,It is a CD creation system characterized by having.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the CD security system of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
Since the CD security system of the present invention can be broadly divided into creation of a security CD and reading of the security CD, the first and second embodiments will be described below with respect to creation of a CD. In the third embodiment, a description will be given of ensuring security when a created CD is read.
Normally, when a CD is mounted on a general-purpose CD-ROM reader composed of a general-purpose CD-ROM drive, a general-purpose read driver, and a general-purpose computer, the latest session information is always mounted on the OS according to the CD-ROM standard. .
In the present invention, paying attention to this point, when a CD created by a security CD creation program is inserted into a general-purpose CD-ROM reader, it is mounted on the OS as an empty disk in which no data is stored. Yes.
In other words, the general-purpose CD-ROM reader cannot access other useful data held in the security CD, so that it is possible to guarantee the security of the CD.
[0012]
FirstThe first embodiment has a first feature in that a CD security system capable of easily creating a CD subjected to security management by a password without deviating from a general-purpose CD format is realized.TheIn addition, a CD security system that easily creates a CD that can make useful information invisible (non-displayed) with a general-purpose CD-ROM reader without departing from the general-purpose CD format. Have the second feature. First, the security CD creation system will be described.
[0013]
FIG. 2 is an external view showing an example of the configuration of the main part of the security CD creation system in the CD security system of the present invention. In the figure, PC indicates a general-purpose computer, Dr indicates a general-purpose CD-R drive, and SCSI indicates a SCSI (interface) device.
[0014]
The security CD creation system shown in FIG. 2 includes a general-purpose computer PC and a general-purpose CD-R drive Dr.
The general-purpose computer PC and the general-purpose CD-R drive Dr are connected by a SCSI device or the like.
The general-purpose computer PC is equipped with a security CD creation program.
The operator performs selection of write data, setting of an arbitrary password, execution of writing, and the like by operating the security CD creation program.
[0015]
FIG. 3 is a functional block diagram showing an example of an embodiment of the main configuration of the security CD creation system shown in FIG. In the figure, 1 is a CPU, 2 is a CD-R / RW disc writing device, 3 is a RAM, 4a to 4c are write data storage devices, 5 is a program storage unit, 6 is an intermediate data storage unit, and 7 is CD image data storage. , 8 is a keyboard, 9 is a mouse, 10 is a display control device, 11 is a display, and 12 is a system bus.
[0016]
The function of each part is roughly as follows.
The CPU 1 uses the program stored in the program storage unit 5 corresponding to the command input from the keyboard 8 or mouse 9, via the system bus 12, the keyboard 8, the RAM 3, the display control device 10, the CD-R / RW disk writing device 2, etc. The central processing means has a function of controlling the entire system as a whole and executing a predetermined calculation, processing, and the like.
The CD-R / RW disc writing device 2 itself includes a CPU and a RAM (not shown), and temporarily holds write data transferred in accordance with an instruction from the CPU 1 of the system shown in FIG. A write data buffer is provided, and a CD disc is created.
[0017]
The RAM 3 is storage means for storing information necessary for CD creation, for example, information on one of the selected write data storage devices 4a to 4c, information on selected write data in the device, and the like. is there.
Further, it is also used as a storage means when converting various information or when a program instructs the CD-R / RW disc writing device 2 to write data, and partially creates CD image data. .
The write data storage devices 4a to 4c are devices for storing data to be written, and FIG. 3 shows a case where three write data storage devices 4a to 4c are provided. Each of the storage devices 4a to 4c stores actual write data used for CD disc creation. These write data storage devices 4a-4c may be four or more, or may be two.
[0018]
Each of the write data storage devices 4 a to 4 c can be selected in accordance with an instruction from the keyboard 8 or the mouse 9.
The program storage unit 5 is a storage means for storing a program for controlling the system shown in FIG. 3, and stores a program for creating a CD disc mounted in the CD security system of the present invention.
The intermediate data storage unit 6 is storage means for holding data to be written on the CD disc and table of contents information in a state converted into intermediate data.
The CD image data storage unit 7 is a device that is used when a CD image is actually created once and then written to the CD-R / RW disc writing device 2.
[0019]
The keyboard 8 and mouse 9 are input means for selecting or inputting a write data device necessary for an operator's CD disc creation operation and system control, and further selecting or inputting write data from the selected device. It has a function.
The display control device 10 has a function for controlling display of the display 11 such as a CRT or LCD, and displays information stored in the RAM 3 and information such as window and icon patterns corresponding to various functions. 11 is visibly displayed on the screen.
The above is the outline of the function of each part of the security CD creation system of the present invention, and is the hardware configuration common to the inventions of claims 1 to 5.
[0020]
Next, operations of the security CD creation system shown in FIG. 3 according to the security CD creation program installed in this system will be described.
1) When the security CD creation program installed in the system starts, the operator selects data to be written to the CD and sets a password.Do.When password setting is completed, writing is started.
2) This program creates CD format information consisting of the volume descriptor, the structure information of the previously selected data, and the password sector that holds the set password, and from the CD format information and the selected data. Create a CD image.
[0021]
3) Write the created CD image to the CD and close it as one session.
4) This program again creates CD format information consisting of the volume descriptor and the data structure information indicating that “data does not exist”, and converts it into a CD image again.To do.
5) Add the CD image created in 4) above as a new session after the session written in 3) above.To do.After the appending is finished, the session is closed.
Mentioned aboveFIG.The operation by the security CD creation program installed in the security CD creation system is shown in the flowchart.
[0022]
FIG. 1 is a flowchart showing the main processing flow of a security CD creation program installed in the CD security system of the present invention. In the figure, # 1 to # 8 indicate steps.
[0023]
In the flow of FIG. 1, one write operation by the system of the present invention is executed by the processing of steps # 3 to # 8.
More specifically, session N is written by the processing of steps # 3 to # 5, and session (N + 1) is written by the processing of steps # 6 to # 8.
In step # 1, the operator selects data to be written on the CD and sets a password.
In step # 2, writing is started.
In step # 3, CD format information including write data and a password sector and a CD image (1) are created.
[0024]
In step # 4, the created CD image (1) is written on the CD.
In step # 5, the session is closed as one session.
In step # 6, CD format information indicating that “data does not exist” and a CD image (2) are created.
In step # 7, the created CD image (2) is written on the CD.
In step # 8, the session is closed and the flow of FIG.
Next, an example of CD data arrangement will be described for the CD security system of the present invention.
[0025]
FIG. 4 is a diagram showing an example of the data arrangement of a CD created by writing the security CD creation program once in the CD security system of the present invention.
[0026]
FIG. 4 shows one unit of writing.
In the general-purpose CD-ROM reading system, the data structure of the latest session is always mounted.
In the case of the data arrangement of FIG. 4, since the information that “no data (file and directory) exists” is held in the 2nd Session path table 1, there is no file or directory on the OS. It looks like it doesn't exist.
The details are listed below.
[0027]
11) The 1st Session starts from sector 0. A volume descriptor group holding volume information is allocated from the sector 16 of the 1st Session. In the volume descriptor, there is an area that holds start position information of a path table that stores data structure information indicating a file or directory structure existing in the session.
12) The password set by the operator according to the security CD creation program is held in the sector next to the volume descriptor group of 11) above.The
[0028]
13) A path table group is held from the sector next to the password sector in which the password of the previous 12) is held.
14) The data written by the selection of the operator is held in the path table group in the previous 13) and the sector group after the other additional information holding unit.
15) After the first session of 11) to 14), a volume descriptor group and a path table group are held as a second session. The path table group holds information indicating that no data exists.The
[0029]
As described above, in the first embodiment, when the selected data is written to the CD, the means for writing the password by the user, and the means for writing the password in the next sector of the volume information holding area on the CD, Has providedTheSecond, when writing the selected data, the logical data structure information of the data to be originally written and the means for writing the data to be originally written from the sector next to the sector where the password is written, and the logic in the volume information holding area Means for writing the start sector position of the logical data structure information holding area in the data structure information starting sector holding unit;TheThird, there is a means to write as a single session and automatically write the next session after closing that session.TheFourth, there is provided means for writing the logical data structure indicating that no data exists in the logical data structure information holding area in the session that is automatically written.TheTherefore, it is possible to perform data security management using a password.
[0030]
Second embodiment
AheadIn the first embodiment of the present invention, at the time of writing once, by holding information that “no data (file and directory) exists” in the path table, data security management by password is performed. As described above, the second embodiment is characterized in that writing is performed a plurality of times.
[0031]
As described in the first embodiment, when a CD is mounted on a general-purpose CD-ROM reader composed of a general-purpose CD-ROM drive, a general-purpose read driver, and a general-purpose computer, the CD-ROM standard Thus, the latest session information is always mounted on the OS.
Therefore, when a CD created by the security CD creation program is inserted into the general-purpose CD-ROM reader, it is mounted on the OS as an empty disk in which no data is stored.
In other words, the general-purpose CD-ROM reader cannot access other useful data held in the security CD, and as a result, the security of the CD is guaranteed.
This point is exactly the same when writing a plurality of times.
[0032]
FIG. 5 is a diagram showing an example of data arrangement of a CD created by writing a security CD creation program a plurality of times in the CD security system of the present invention.
[0033]
FIG. 5 shows a case where the writing units are “No. 1” to “No. 3”.
Each writing unit is basically the same as that shown in FIG. 4 and consists of two sessions.
One password is provided for each of them.
In addition, information indicating that “no data (file and directory) exists” is stored in the path table, and when the passwords do not match, it is mounted on the OS as an empty disk in which no data is stored. Therefore, data security management by password is realized.
[0034]
As described above, in the second embodiment, the operation described in the first embodiment is set as one writing unit, and the writing unit can be written to a CD a plurality of times. ing.
Accordingly, different passwords can be set for a plurality of sessions on one CD.
[0035]
Third embodiment
AheadIn the first and second embodiments, the case of creating a CD by the CD security system of the present invention has been described. However, in the third embodiment, when a CD created in this way is read. It is characterized in that the user can input a password and mount session data including a password that matches the input password. First, a security CD reading system will be briefly described.
[0036]
FIG. 6 is an external view showing an example of the configuration of the main part of the security CD reading system in the CD security system of the present invention. The reference numerals in the figure are the same as those in FIG. 2, and Dr2 indicates a general-purpose CD-ROM drive.
[0037]
The security CD reading system shown in FIG. 6 includes a general-purpose computer PC and a general-purpose CD-ROM drive Dr2. The hardware configuration of the general-purpose computer PC is basically the same as that shown in FIG.
The general-purpose computer PC and the general-purpose CD-ROM drive Dr2 are connected by a SCSI device or the like.
In the case of this security CD reading system, the general-purpose computer PC is loaded with a security CD reading program.
With this security CD reading program, a password is input, a session is mounted on the OS, and the like.
[0038]
FIG. 7 is a diagram for explaining the read operation of the created security CD in the CD security system of the present invention shown in FIG.
[0039]
21) After the security CD reading program is started, the operator inputs a password suitable for the session desired to be read.
22) This security CD reading program reads the start sector position of the path table from the volume descriptor of the first session of the inserted CD.
Next, the password held in the sector (password sector) immediately before the path table start sector read in 21) above is read and compared with the password input by the operator.
23) If both passwords match as a result of the comparison in the previous 22), the contents of the session are mounted on the OS.
[0040]
24) If the passwords do not match, they are held in the password sector of the next session (matching the first session in one writing unit by the security CD creation program) following the session that is the password reading target. Read the current password and compare it with the password entered by the operator.
25) The above comparison operations 23) to 24) are repeated until the passwords match.
26) If the password does not match the session immediately before the last session existing on the CD to be read (the first session in the last writing unit by the security CD creation program), a message indicating that, etc. Is displayed, and the operator who has operated is displayed.
The operation of the security CD reading program installed in the security CD creation system of FIG. 3 described above is shown in the flowchart.
[0041]
FIG. 8 is a flowchart showing the main processing flow of the security CD reading program installed in the CD security system of the present invention. In the figure, # 11 to # 16 indicate steps.
[0042]
FIG. 8 shows a case where data is written a plurality of times for each writing unit on one CD as described with reference to FIG.
In step # 11, the user inputs a password.
In step # 12, the input password is compared with the password n (= 1) of the writing unit “No.n (= 1)” by the program.
If the two passwords match, in step # 13, the session data is mounted on the OS.
[0043]
If the passwords do not match, the process proceeds to step # 14 to check whether the next writing unit “No.n + 1” exists.
If the next writing unit “No.n + 1” exists, in step # 15, n is incremented by “+1”, and the process returns to the previous step # 12 again. The input password and the writing unit “No. The password n + 1 "is compared with the password n + 1.
The above processing is executed until the passwords match.
[0044]
As a result of the comparison in step # 12, if the passwords do not match and it is detected in step # 14 that the next writing unit “No.n + x” does not exist, the process proceeds to step # 16. In step # 16, a message “no data (file and directory) exists” is displayed, and the flow of FIG. 8 is terminated. As described above, in the third embodiment, the password is input, and the CD security system of the invention that matches the input password.SystemThe session data including password can be mounted. Therefore, it is possible to show different session data to different users with one CD.
[0045]
【The invention's effect】
Of this embodimentThe CD security system includes means for writing a password by a user and writing a password in a sector next to the volume information holding area on the CD when the selected data is written to the CD in the CD creation system. . Therefore, it is possible to perform data security management using a password.
[0046]
Of this embodimentCD security systemChooseWhen writing the selected data, the logical data structure information of the data to be originally written and the means for writing the data to be originally written from the sector next to the sector where the password was written, and the logical data structure information in the volume information holding area are started. The sector holding unit includes means for writing the start sector position of the logical data structure information holding area. ThereforeCIt is possible to write a sector holding password information on a CD in a format that does not deviate from the D format standard.
[0047]
  Of this embodimentCD security systemIs CThe writing in the D security system is written as one session, and after the session is closed, the next session can be automatically written. ThereforePanCD-ROM reading systemAnd calligraphyIt is possible to hide the entered data.
[0048]
  Of this embodimentCD security systemThe selfA logical data structure indicating that no data exists can be written in the logical data structure information holding area in the dynamically written session. ThereforePanCD-ROM reading systemAnd calligraphyIt is possible to hide the entered data.
[0049]
  Of this embodimentIn CD security system,After closing the session that records the password, automatically writes the next session that records the absence of dataThe operation is one writing unit, and the writing unit can be written a plurality of times on one CD. ThereforeOneDifferent passwords can be set for a plurality of sessions on a single CD.
[0050]
  Of this embodimentCD security systemThe CDWhen reading a CD created by the security system, enter the password and match the entered password.RuThe session data including the password can be mounted. ThereforeOneA single CD can show different session data to different users.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a flowchart showing a main processing flow of a security CD creation program installed in a CD security system of the present invention.
FIG. 2 is an external view showing an example of a main configuration of a security CD creation system in the CD security system of the present invention.
FIG. 3 is a functional block diagram showing an example of an embodiment of the main configuration of the security CD creation system shown in FIG. 2;
FIG. 4 is a diagram showing an example of the data arrangement of a CD created by writing a security CD creation program once in the CD security system of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing an example of data arrangement of a CD created by writing a security CD creation program a plurality of times in the CD security system of the present invention.
FIG. 6 is an external view showing an example of a configuration of a main part of a security CD reading system in the CD security system of the present invention.
7 is a diagram for explaining a read operation of a created security CD in the CD security system of the present invention shown in FIG. 6; FIG.
FIG. 8 is a flowchart showing the main processing flow of the security CD reading program installed in the CD security system of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... CPU, 2 ... CD-R / RW disc writing device, 3 ... RAM, 4a-4c ... Writing data storage device, 5 ... Program storage part, 6 ... Intermediate data storage part, 7 ... CD image data storage unit, 8 ... keyboard, 9 ... mouse, 10 ... display control device, 11 ... display

Claims (3)

CD−R又はCD―RWに書き込むべきデータの選択およびパスワードの設定を行う第1の工程と、
前記パスワードの設定が完了すると、書き込みをスタートする第2の工程と、
ボリューム記述子、先に選択されたデータの構造情報、および設定されたパスワードを保持するパスワードセクタからなるCDフォーマット情報を作成すると共に、そのCDフォーマット情報および選択されたデータからなるCDイメージを作成する第3の工程と、
作成されたCDイメージをCD−R又はCD―RWに書き込み、一つのセッションとしてクローズする第4の工程と、
再度ボリューム記述子、および「データが存在しない」ことを示すデータの構造情報からなるCDフォーマット情報を作成して、再度CDイメージ化する第5の工程と、
前記第5の工程で作成したCDイメージを新規のセッションとして、前記第4の工程で書き込んだセッションの後に追記し、該追記が終了した後に、そのセッションをクローズする第6の工程、
を有することを特徴とするCD作成方法。
A first step of selecting data to be written to the CD-R or CD-RW and setting a password;
When the setting of the password is completed, a second step of starting writing,
Create CD format information consisting of the volume descriptor, the structure information of the previously selected data, and the password sector holding the set password, and create a CD image consisting of the CD format information and the selected data. A third step;
A fourth step of writing the created CD image to a CD-R or CD-RW and closing it as one session;
A fifth step of creating CD format information again composed of volume descriptors and data structure information indicating that “data does not exist”, and re-creating a CD image;
A sixth step in which the CD image created in the fifth step is added as a new session after the session written in the fourth step, and the session is closed after the addition is completed;
A CD creation method characterized by comprising:
請求項1に記載のCD作成方法を繰り返して一枚のCD−R又はCD―RWに書き込むことを特徴とするCD作成方法。  A CD creation method, wherein the CD creation method according to claim 1 is repeated and written on one CD-R or CD-RW. CD−R又はCD―RWに書き込むデータを格納しているデバイスを複数選択する手段と、選択されたデバイスから書き込むデータを選択する手段と、選択された情報を基にしてCD−R又はCD―RWのフォーマット情報を作成する手段と、フォーマット情報を基にしてCD−R又はCD―RWをフォーマットする手段と、フォーマットしたCD−R又はCD―RWに前記選択されたデータを書き込む手段とを具備するCD作成システムにおいて、
CD−R又はCD―RWに書き込むべきデータの選択およびパスワードの設定を行うことを可能とする第1の手段と、
前記パスワードの設定が完了すると、書き込みをスタートさせる第2の手段と、
ボリューム記述子、先に選択されたデータの構造情報、および設定されたパスワードを保持するパスワードセクタからなるCDフォーマット情報を作成すると共に、そのCDフォーマット情報および選択されたデータからなるCDイメージを作成する第3の手段と、
作成されたCDイメージをCD−R又はCD―RWに書き込み、一つのセッションとしてクローズする第4の手段と、
再度ボリューム記述子、および「データが存在しない」ことを示すデータの構造情報からなるCDフォーマット情報を作成して、再度CDイメージ化する第5の手段と、
前記第5の手段で作成したCDイメージを新規のセッションとして、前記第4の手段で書き込んだセッションの後に追記し、該追記が終了した後に、そのセッションをクローズする第6の手段と、
を有することを特徴とするCD作成システム。
Means for selecting a plurality of devices storing data to be written to CD-R or CD-RW; means for selecting data to be written from the selected devices; and CD-R or CD- based on the selected information Means for creating RW format information, means for formatting a CD-R or CD-RW based on the format information, and means for writing the selected data in the formatted CD-R or CD-RW In the CD creation system that
First means for enabling selection of data to be written to the CD-R or CD-RW and setting of a password;
A second means for starting writing upon completion of the password setting;
Create CD format information consisting of the volume descriptor, the structure information of the previously selected data, and the password sector holding the set password, and create a CD image consisting of the CD format information and the selected data. A third means;
A fourth means for writing the created CD image to a CD-R or CD-RW and closing it as one session;
A fifth means for creating again a CD image by creating CD format information consisting of volume descriptors and data structure information indicating that “data does not exist”;
A sixth means for appending the CD image created by the fifth means as a new session after the session written by the fourth means, and closing the session after the appending is completed;
A CD creation system characterized by comprising:
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