JP3621198B2 - Rainproof alarm device - Google Patents
Rainproof alarm device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3621198B2 JP3621198B2 JP16491596A JP16491596A JP3621198B2 JP 3621198 B2 JP3621198 B2 JP 3621198B2 JP 16491596 A JP16491596 A JP 16491596A JP 16491596 A JP16491596 A JP 16491596A JP 3621198 B2 JP3621198 B2 JP 3621198B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rainproof
- cover plate
- alarm device
- globe
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、店舗あるいは、工場や家庭等に設置される防雨型警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、店舗あるいは、工場や家庭等では、災害時に備えて警報装置が設置される。この警報装置に関しては、屋内に限らず屋外に設置されることもあるので、雨雪等の水分の浸入を防ぐための防雨膜を設けた防雨型警報装置が提案されている(実開昭62−149882号)。
【0003】
そのような従来の防雨型警報装置について、以下に図面を参照して説明する。図11は従来の防雨型警報装置を示す概略斜視図である。図において、50はカバープレートであり、装置本体の上方となる位置にグローブ51の土台となるベース52をねじ止めするためのねじ孔50a、50aと、ランプ等の発光体(図示略)を突出させるための孔50bとが設けられている。又、それらの孔の下方となる位置には、格子状に配列された通孔からなる開口部50cが設けられており、その更に下方には、起動スイッチ枠53とともに起動スイッチ54が取り付けられている。
【0004】
グローブ51は、発光体を覆う内部空洞の半楕球状部材であり、ベース52への取付部分にねじ部51cを有する。ベース52は、内側側面にねじ部51cと係合する雌ねじ部52cを有する円盤状の部材であり、ねじ孔50a、50aと重合するねじ孔52a、52aと、孔50bと重合する孔52bとが設けられている。
【0005】
55は本体ケースであり、内部には警報装置用の回路基板や上記発光体等が設けられている(図示略)。そして、この本体ケース55内の収納部56にスピーカ57が収納されており、スピーカ57の発音部側に防雨膜58が取り付けられる。この防雨膜58は、スピーカ57と音響開口部59とに挟み込まれるようにして取り付けられている。ここで、音響開口部59は、防雨膜58との間に共鳴部を形成するための一定の厚みを有する円盤状の部材であり、表面に複数の音響孔が設けられている。又、60は収納部56の縁部からはみ出した防雨膜58を固定するための押さえリングである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の防雨型警報装置においては、グローブ51をカバープレート50に取り付けるために、グローブ51のねじ部51cと係合する雌ねじ部52cを有するベース52が用いられている。これは、グローブ51を着脱可能としておき、上記発光体にランプ等の通常の電球を用いた場合において、該電球が破損したときに電球の交換を容易とするためであった。
【0007】
しかし、近年においては、上記発光体としてLED(light emitting diode;発光ダイオード)が用いられることが多くなっている。このため、通常の使用形態において発光体が破損するということはほとんどなく、防雨型警報装置を取り付けた後は、グローブを着脱可能としておいても実際に着脱されることはほとんどない。従って、ねじ部、ベース等は、実質上その存在意義を失っており、かえって防雨型警報装置の構成を複雑化し、製造工程の煩雑化、製造費用の上昇等を引き起こすという問題点を有していた。
【0008】
更に、外部から容易にグローブを着脱することができるようにしておくと、悪戯によってグローブのみを取り外されることがある。このような場合、発光体とグローブとによって周囲に光を放射する機能が損なわれると共に、発光体が外部に露出するので、発光体やその取付部分、ひいては警報装置内の素子までもが破損するおそれが強くなるという問題点を有していた。
【0009】
一方、グローブ内に雨雪等の水分が浸入すると、発光体や回路基板等に水がかかり、それらの部品を損傷することともなるので、何らかの手段によってグローブ内への水分の浸入を防ぐ必要がある。上述の防雨型警報装置においては、グローブ取付部分に特別な防雨手段を設けず、部材間を密着させることによって雨雪等の浸入を防ぐこととしている。又、これ以外の手段としては、グローブとベースとの間若しくはベースとカバープレートとの間に、防雨手段として円環状のゴムパッキンを介在させるもの等がある。
【0010】
しかし、部材間の密着による場合には、その密着部分における毛細管現象によって水分が浸入するので、防雨機能を完全なものとすることはできない。又、防雨手段としてゴムパッキンを用いた場合には、当該ゴムパッキンが雨雪等の水分によって浸食されたり、部材間に挾持される圧力によって劣化したりするおそれがある。このため、例えば、屋外に設置されて長時間悪天候にさらされるような過酷な使用形態の場合には、グローブ取付部分から防雨型警報装置内部に水が浸入する可能性がある。
【0011】
又、警報音を発するための機構についても、スピーカ、防雨膜、発音開口部、押さえリングという各々独立した部材の結合によって構成されているので、やはり防雨型警報装置全体の構成を複雑化する要因となっていた。
【0012】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、警報装置として必要とされる機能を保持しつつ、装置の構成を簡単化し、かつ、より充実した防雨機能を確保することができる防雨型警報装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、本体ケース内部に警報音を発するスピーカと前記スピーカを駆動する回路とを有し、起動スイッチの操作によって警報を発する警報装置において、前面に設けられた発光体と、平面視において前記発光体を取り囲む円周状をなす溝部とを有し、前記本体ケースの前面に取り付けられたカバープレートと、先端部分が前記溝部とはめあう円筒状の部材であって、前記先端部分の外周側面と前記溝部の内周側面とがしまりばめになって前記溝部に挿着されている円筒状部材と、前記カバープレートの前面に取り付けられて前記発光体及び前記円筒状部材を覆うグローブとを有することを特徴としている。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の防雨型警報装置において、前記円筒状部材の外周側面が前記先端部分直前まで内径方向に傾斜していることを特徴としている。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の防雨型警報装置において、前記円筒状部材は、その基端に該円筒部より大径のつば部が設けられていることを特徴としている。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの項記載の防雨型警報装置において、前記カバープレートは、前記発光体を取り囲む円周上に形成された所定の形状の取付孔及びねじ孔を有し、前記溝部が前記円周の内側の同心円に沿って形成されたカバープレートであり、前記グローブは、前記カバープレートへの取付側の縁部に、前記取付孔の形状に応じて突設された爪部と、前記ねじ孔と重合する凹部とを有し、前記爪部を前記取付孔へ嵌通させ、かつ、重合した前記ねじ孔と前記凹部とにねじを嵌通させて前記カバープレートに取り付けられたグローブであることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
<1.外観構成>
以下に図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態による防雨型警報装置の外観構成を示す斜視図である。
【0018】
図1において、1はカバープレートであり、装置本体の上方となる位置にグローブ2が取り付けられている。このカバープレート1には、本体ケース3と嵌合させたときに、本体ケース3に設けられた起動スイッチ4、復旧スイッチ5及び音響孔シール6が現れるように所定の箇所に所定の形状、大きさの孔が設けられている。
【0019】
グローブ2は、内部空洞の半楕球状部材であり、楕球を切断した面に相当する方の縁部2aがカバープレート1に取り付けられている。又、外観においては現れないが、グローブ2の内側には、雨雪等の水分の浸入を防ぐ防雨リングが設けられている。このグローブ2内側の形状、防雨リングの形状及びその設置態様等については後述する。
【0020】
本体ケース3は、警報音発生等のための種々の部材が収納されているケースである。起動スイッチ4は、警報のON/OFFを操作するためのスイッチであり、一旦押圧されると、復旧スイッチ5が押圧されるまでON状態を保持し、警報が発せられ続ける。音響孔シール6は、警報音を発する機構(以下、「警報音発生部」という)の表面に貼着されたシールであり、複数の音響孔6aが設けられ、併せて電池試験用の表示部分6bを有している。なお、ここにいう警報音発生部の詳細についても後述する。
【0021】
<2.カバープレート1へのグローブ2の取付構造>
次に、カバープレート1へのグローブ2の取付構造について説明する。図2は本体ケース3から取り外したカバープレート1を示す斜視図であり、カバープレート1からグローブ2を取り外した状態を示している。又、図3はカバープレート1のみを上方からみたときの平面図である。
【0022】
図2において、7はカバープレート1のグローブ取付位置中央に突設されたLEDであり、カバープレート1の裏側において、本体ケース3に設けられた電源端子と接続される端子を有している。
【0023】
8は幅が広い部分(幅広部8a)と狭い部分(幅狭部8b)とからなる帯状孔であり、LED7を取り囲む同一円周上の4箇所に等間隔で設けられ、長手方向が該円周に沿って湾曲した形になっている(図3参照)。ここで、これら帯状孔8が位置する円周は、グローブ2における取付部分である縁部2aの大きさに対応している。又、その円周上の帯状孔8の間には、ねじ孔9、9が設けられている。
【0024】
10は上記円周より径が小さく、帯状孔8及びねじ孔9より内側の円周に沿って形成された溝部である。この溝部10の幅w及び深さdは、防雨リング11の下縁部分(図2参照)とはめあう所定の寸法となっている。
【0025】
防雨リング11は、図2中鉛直方向に延びた円筒部11aと、その上縁において外側へ向けて形成された円環状のつば部11bとからなる略円筒状の部材である。この防雨リング11の鉛直方向断面図及び下方からみた平面図を図4(a)、(b)に示す。図4(a)に示すように、円筒部11aの肉厚は、段状部11cの位置まで円筒部外周側面Saが微小に傾斜して徐々に薄くなっている。尚、この傾斜は必要に応じてつけるものであり、通常は平坦なものとしてよい。又、段状部11c以下の下縁部分は、さらに薄い一定の肉厚vで一定の長さhだけ延設され、狭縁部11dが形成されている。
【0026】
ここで、肉厚vは上記幅wより若干小さく、長さhは上記深さdとほぼ等しくなっており、かつ、狭縁部11dの外径と溝部10の内径とが等しくなっている。これにより、溝部10の内周側面と狭縁部11dの外周側面とがしまりばめになって密着し、溝部10の外周側面と狭縁部11dの内周側面とがゆるみばめになる。
【0027】
一方、図2のグローブ2の縁部2aには、帯状孔8に対応した4個の断面L字状の爪部12が設けられている。又、グローブ2の断面は図5に示すようになっており、縁部2aから先端部2bへ向かって階段状に形成された傾斜内面によって半楕球形状が形成されている。ここで、該階段状内面のそれぞれの段の長さ(段差)は、先端部2bへ向かうにつれて小さくなっており、縁部2a下端面から1つ目の段2cまでが最長で上記防雨リング11の段状部11cからつば部11b上面までの長さより若干長くなっている。2dは縁部2aの内面側に形成された凹部であり、グローブ2をカバープレート1に取り付けたときに、ねじ孔9と重合するところに位置している。
【0028】
以上述べたグローブ2の取付部分は、狭縁部11dが溝部10へはめあわされて防雨リング11がカバープレート1に挿着され、その上にグローブ2がかぶせられた形となる。ここで、グローブ2は、それぞれの爪部12を帯状孔8の幅広部8aに嵌通させてから少量回転することによって、爪部12を幅狭部8bに挿入してカバープレート1に取り付けられる。又、このようにして帯状孔8と爪部12とによってグローブ2を取り付けた後、グローブ2の回り止めに、カバープレート1の裏側から重合したねじ孔2dとねじ孔9にねじを圧入することにより、グローブ2が固定されるようになっている。
【0029】
上述のようにグローブ2が防雨リング11を覆ってカバープレート1に取り付けられている様子を図6に示す。この図は、グローブ2の取付部分中央の断面図である。図示のように、断面L字状をなす円筒部11a及びつば部11bにより、グローブ2の取付部分内面側に水路Xが形成されている。
【0030】
ここで、図6の記号Bで示す部分、すなわち、狭縁部11dと溝部10のはめあいの部分を拡大すると、図7のようになる。尚、この図では、鉛直方向を本防雨型警報装置が実際に設置されたときの鉛直方向としている。図示のように、溝部10の内周側面S1と狭縁部11dの外周側面S2とがしまりばめになって防雨リング11が弾性変形した状態で密着しており、かつ、円筒部外周側面Saが段状部11cの位置まで微小に傾斜しているので、カバープレート1とグローブ2との間の僅かな隙間からグローブ2内へ浸入した雨雪等の水は、図中符合Wで示す水路Xのカバープレート側に集まって流れることとなる。すなわち、グローブ2内へ浸入してきた水は、カバープレート1の表面に沿って流れ、円筒部外周側面Saに当たり、防雨リング11内へ向かう運動エネルギーが失われ、水路Xを通って緩やかに流れ落ちるようになるのである。
【0031】
<3.本体ケース3の内部構成>
続いて、本体ケース3内の構成について説明する。図8はカバープレート1を取り外したときの本体ケース3の前面を示す図である。なお、ここでは省略するが、本体ケース3の内部には、上記起動スイッチ4及び復旧スイッチ5の操作に応じて警報を発するための回路基板が設けられている。
【0032】
図において、13は外部の交流電源と接続される端子である。14は予備電源として用いられる充電式の蓄電池であり、端子13を介して供給される電力によって充電されるようになっている。15はヒューズであり、ガラス管ヒューズを保持したヒューズキャリアと、それを受けるヒューズベースとから構成されている。このヒューズ15は、端子13、13と接続される交流電源及び蓄電池14の予備電源の各々に対応して上記回路基板の所定位置に設けられている。
【0033】
16は上記LED7の端子が接続されるLED電源端子である。17は予備のガラス管ヒューズであり、本体ケース3内に嵌着されている。18は警報信号の入出力用端子である。
【0034】
ここで、本体ケース3内に設けられた警報音発生部の構成について詳述する。警報音発生部は、スピーカ、防雨膜等によって、スピーカ取付部19の裏面に図9に示すように構成されている。図9は、図8に示した本体ケース3の前面を底面として警報音発生部の構成を示した斜視図である。
【0035】
図9において、20は本体ケース3のスピーカ取付部19の裏面に設けられたスピーカ収納部である。このスピーカ収納部20は、スピーカ21の発音部外縁21aの大きさに合致した環状の外枠20aと、外枠20aの内側でスピーカ用パッキン22を支持するパッキン支持部20bとを有し、防雨フィルム23をスピーカ用パッキン22とスピーカ21とによって挟み込む形で収納する。ここに、スピーカ用パッキン22は、スピーカ21の発音部外縁21aを受けるための円環状のパッキンであり、防雨フィルム23は、薄膜状のフィルムからなる防雨膜である。
【0036】
20c、20cは外枠20aに延設されたスピーカ押さえであり、スピーカ21等をスピーカ収納部20に収納したときにスピーカ21の発音部外縁21aがはめ合わさる凸部を有している。更に、外枠20aの外側側面には、ねじ受け孔20dが設けられており、ねじ24によって、外枠20a内に収納されたスピーカ21の発音部外縁21aを押止する構成となっている。
【0037】
又、25は複数の断面L字型の帯状板からなる格子状開口部であり、パッキン支持部20bから一定の間隔を隔てて設けられ、底面(本体ケース3の前面)側には上記音響孔シール6が貼着されている。これにより、スピーカ21の発音部及び防雨フィルム23の前方に共鳴部が形成される。又、この格子状開口部25は、音響孔シール6の音響孔6aの部分を補強すると共に、断面L字型とすることによって物体が外部から侵入し難くして防雨フィルム23を保護する機能を有している。
【0038】
<4.全体構成>
以上述べた防雨型警報装置全体の中央部断面図を図10に示す。図示のように、カバープレート1とグローブ2とが一体化し、グローブ取付部分の構成が大幅に簡略化されている。そして、グローブ2の内部には、防雨リング11が、溝部10の内周側面と狭縁部11dの外周側面とがしまりばめ、溝部10の外周側面と狭縁部11dの内周側面とがゆるみばめになって挿着されている。これにより、上述の水路Xが形成され、浸入した雨雪等の水はこの水路Xに沿ってLED7を回り込むようにして下方へ流れる。
【0039】
又、警報音発生部についても、格子状開口部25が本体ケース3と一体形成されている。更に、スピーカ21が強固に固定され、発音部外縁21aからはみ出る防雨フィルム23がスピーカ21の発音部後方へ折れ曲がるので、従来における防雨膜用の押さえリングのようなものを要しない。このように、上述した防雨型警報装置においては、従来に比べて装置全体の構成が格段に簡単化されている。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、グローブ内において、発光体を取り囲む円周状をなす溝部をカバープレートに形成すると共に、先端部分の外周側面が該溝部の内周側面としまりばめになって密着している円筒状部材を設けたので、グローブ内へ浸入してきた水は円筒状部材の外周側面に沿って流れ落ちることになる。これにより、円筒状部材より内側に水分が浸入することがなくなり、グローブ内の発光体やその他の内部素子に水がかかることを防止することができる。このようにして、防雨型警報装置における防雨機能がより完全なものとなり、製品寿命の一層の長期化及び過酷な使用環境における耐久性の向上等を図ることができるという効果が得られる。
【0041】
ここで、請求項2記載の発明では、円筒状部材の外周側面を先端部分直前まで内径方向に傾斜したものとしたので、グローブ内へ浸入した雨雪等の水は該外周側面の先端側に集まって流れることになる。これにより、浸入した水が円筒状部材の外周側面に蓄積されることを回避することができ、外周側面に沿った水流が促進されて迅速に水が流れ落ちるという効果が得られる。
【0042】
更に、請求項3記載の発明によれば、円筒状部材の基端につば部を設けることとしたので、グローブ内へ多量の水が浸入した場合にあっても、円筒状部材の基端側からの水分の浸入を防止することができ、防雨機能をより一層高めることができるという効果が得られる。
【0043】
一方、請求項4記載の発明では、溝部より外側の円周上に所定形状の取付孔を設け、グローブ側に設けた爪部を嵌通させることによって、グローブをカバープレートに取り付けることとしたので、グローブ取付用のベースを必要としない。従って、上述のように防雨機能の完全化を図り得る上に、防雨型警報装置全体の構成を簡略化することもできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による防雨型警報装置の外観構成を示す斜視図である。
【図2】本体ケース3から取り外したカバープレート1を示す斜視図である。
【図3】カバープレート1のみを上方からみたときの平面図である。
【図4】防雨リング11の鉛直方向断面図(a)及び下方からみた平面図(b)である。
【図5】グローブ2の断面を示す図である。
【図6】グローブ2の取付部分中央の断面図である。
【図7】溝部10と狭縁部11dのはめあいの態様を示す拡大図である。
【図8】カバープレート1を取り外したときの本体ケース3の内部を示す図である。
【図9】本体ケース3の前面を底面として警報音発生部の構成を示した斜視図である。
【図10】同実施形態による防雨型警報装置の断面図である。
【図11】従来の防雨型警報装置を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 カバープレート
2 グローブ
3 本体ケース
4 起動スイッチ
6 音響孔シール
6a 音響孔
7 LED
8 帯状孔
9 ねじ孔
10 溝部
11 防雨リング
11a 円筒部
11b つば部
11c 段状面
11d 狭縁部
12 爪部
Sa 円筒部外周側面
S1 溝部内周側面
S2 狭縁部外周側面
X 水路[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rainproof alarm device installed in a store, a factory, a home, or the like.
[0002]
[Prior art]
Usually, in a store, a factory, a home, or the like, an alarm device is installed in case of a disaster. Since this alarm device may be installed not only indoors but also outdoors, a rainproof alarm device provided with a rainproof film to prevent intrusion of moisture such as rain and snow has been proposed (actual implementation) Sho 62-149882).
[0003]
Such a conventional rainproof alarm device will be described below with reference to the drawings. FIG. 11 is a schematic perspective view showing a conventional rainproof alarm device. In the figure, reference numeral 50 denotes a cover plate, which projects screw
[0004]
The globe 51 is a semi-elliptical member having an internal cavity that covers the light emitter, and has a threaded portion 51 c at a portion attached to the
[0005]
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the conventional rainproof alarm device described above, in order to attach the globe 51 to the cover plate 50, the
[0007]
However, in recent years, LEDs (light emitting diodes) are frequently used as the light emitters. For this reason, the light emitter is rarely damaged in a normal usage pattern, and after the rainproof alarm device is attached, the glove is made detachable even if it is detachable. Therefore, the screw part, base, etc. have substantially lost their significance, and rather have a problem that the construction of the rainproof alarm device is complicated, resulting in complicated manufacturing processes and increased manufacturing costs. It was.
[0008]
Furthermore, if the glove can be easily attached and detached from the outside, only the glove may be removed due to mischief. In such a case, the function of emitting light to the surroundings is impaired by the illuminant and the globe, and the illuminant is exposed to the outside, so that the illuminant and its mounting part, and even the elements in the alarm device are damaged. There was a problem of increased fear.
[0009]
On the other hand, if moisture such as rain and snow enters the globe, it will splash water on the light emitters and circuit boards, etc., and may damage these parts. Therefore, it is necessary to prevent moisture from entering the globe by some means. is there. In the above-described rainproof type alarm device, no special rainproof means is provided at the glove mounting portion, and intrusion of rain and snow is prevented by bringing the members into close contact with each other. Further, as other means, there is a means in which an annular rubber packing is interposed as a rainproof means between the globe and the base or between the base and the cover plate.
[0010]
However, in the case of close contact between the members, moisture permeates through capillarity at the close contact portion, so that the rainproof function cannot be perfected. Further, when a rubber packing is used as rainproof means, the rubber packing may be eroded by moisture such as rain and snow, or may be deteriorated by pressure held between members. For this reason, for example, in the case of a severe usage pattern such as being installed outdoors and exposed to bad weather for a long time, there is a possibility that water may enter the rainproof alarm device from the glove mounting portion.
[0011]
In addition, the mechanism for generating an alarm sound is also composed of a combination of independent members such as a speaker, a rainproof film, a sound generation opening, and a press ring, so that the configuration of the entire rainproof alarm device is also complicated. It was a factor.
[0012]
The present invention has been made in view of such circumstances, and while maintaining the functions required as an alarm device, the structure of the device can be simplified and a more complete rainproof function can be secured. An object is to provide a rain alarm device.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0014]
According to a second aspect of the present invention, in the rainproof alarm device according to the first aspect, the outer peripheral side surface of the cylindrical member is inclined in the inner diameter direction until just before the tip portion.
[0015]
According to a third aspect of the present invention, in the rainproof alarm device according to the first or second aspect, the cylindrical member is provided with a flange portion having a diameter larger than that of the cylindrical portion at a base end thereof. Yes.
[0016]
According to a fourth aspect of the present invention, in the rainproof alarm device according to any one of the first to third aspects, the cover plate is a mounting hole having a predetermined shape formed on a circumference surrounding the light emitter. And the groove portion is formed along a concentric circle on the inner side of the circumference, and the globe is formed in the shape of the attachment hole at the edge portion on the attachment side to the cover plate. A claw portion projecting in accordance with the screw hole and a concave portion that overlaps the screw hole, the claw portion is fitted into the mounting hole, and a screw is fitted into the superposed screw hole and the concave portion. And a glove attached to the cover plate.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
<1. Appearance configuration>
An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view showing an external configuration of a rainproof alarm device according to an embodiment of the present invention.
[0018]
In FIG. 1,
[0019]
The
[0020]
The main body case 3 is a case in which various members for generating an alarm sound and the like are accommodated. The
[0021]
<2. Mounting structure of
Next, a structure for attaching the
[0022]
In FIG. 2, 7 is an LED protruding in the center of the globe mounting position of the
[0023]
[0024]
[0025]
The
[0026]
Here, the wall thickness v is slightly smaller than the width w, the length h is substantially equal to the depth d, and the outer diameter of the narrow edge portion 11d and the inner diameter of the
[0027]
On the other hand, four
[0028]
The attachment part of the
[0029]
FIG. 6 shows how the
[0030]
Here, when the portion indicated by the symbol B in FIG. 6, that is, the fitting portion between the narrow edge portion 11d and the
[0031]
<3. Internal structure of main body case 3>
Then, the structure in the main body case 3 is demonstrated. FIG. 8 is a view showing the front surface of the main body case 3 when the
[0032]
In the figure, 13 is a terminal connected to an external AC power source.
[0033]
[0034]
Here, the configuration of the alarm sound generator provided in the main body case 3 will be described in detail. The alarm sound generating unit is configured on the back surface of the
[0035]
In FIG. 9,
[0036]
[0037]
[0038]
<4. Overall configuration>
FIG. 10 shows a cross-sectional view of the central portion of the entire rainproof alarm device described above. As shown in the figure, the
[0039]
In addition, the lattice-
[0040]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the globe, the circumferential groove portion surrounding the light emitter is formed in the cover plate, and the outer peripheral side surface of the tip portion is fit with the inner peripheral side surface of the groove portion. Since the cylindrical member that is closely attached is provided, the water that has entered the glove flows down along the outer peripheral side surface of the cylindrical member. Thereby, moisture does not enter inside the cylindrical member, and it is possible to prevent water from being applied to the luminous body and other internal elements in the globe. In this way, the rainproof function in the rainproof type alarm device becomes more complete, and the effect that the product life can be further prolonged and the durability can be improved in a harsh use environment can be obtained.
[0041]
Here, in the invention described in
[0042]
Furthermore, according to the third aspect of the present invention, since the collar portion is provided at the base end of the cylindrical member, the base end side of the cylindrical member is provided even when a large amount of water enters the glove. It is possible to prevent the intrusion of moisture from the water and to further enhance the rainproof function.
[0043]
On the other hand, in the invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an external configuration of a rainproof alarm device according to an embodiment of the present invention.
2 is a perspective view showing the
FIG. 3 is a plan view when only the
FIG. 4 is a vertical sectional view (a) of a
FIG. 5 is a view showing a cross section of a
6 is a cross-sectional view of the center of the attachment portion of the
FIG. 7 is an enlarged view showing a mode of fitting between the
FIG. 8 is a diagram showing the inside of the main body case 3 when the
FIG. 9 is a perspective view showing a configuration of an alarm sound generating unit with the front surface of the main body case 3 as a bottom surface.
FIG. 10 is a cross-sectional view of the rainproof alarm device according to the embodiment.
FIG. 11 is a schematic perspective view showing a conventional rainproof alarm device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
8 Belt-shaped
Claims (4)
前面に設けられた発光体と、平面視において前記発光体を取り囲む円周状をなす溝部とを有し、前記本体ケースの前面に取り付けられたカバープレートと、
先端部分が前記溝部とはめあう円筒状の部材であって、前記先端部分の外周側面と前記溝部の内周側面とがしまりばめになって前記溝部に挿着されている円筒状部材と、
前記カバープレートの前面に取り付けられて前記発光体及び前記円筒状部材を覆うグローブと
を有することを特徴とする防雨型警報装置。In the alarm device that has a speaker that emits an alarm sound inside the main body case and a circuit that drives the speaker, and that issues an alarm by operating a start switch,
A cover plate attached to the front surface of the main body case, the light emitter provided on the front surface, and a circumferential groove that surrounds the light emitter in plan view;
A cylindrical member having a distal end portion fitted to the groove portion, the outer circumferential side surface of the distal end portion and the inner circumferential side surface of the groove portion being fitted into the groove portion;
A rainproof alarm device comprising a glove attached to the front surface of the cover plate and covering the light emitter and the cylindrical member.
前記カバープレートは、前記発光体を取り囲む円周上に形成された所定の形状の取付孔及びねじ孔を有し、前記溝部が前記円周の内側の同心円に沿って形成されたカバープレートであり、
前記グローブは、前記カバープレートへの取付側の縁部に、前記取付孔の形状に応じて突設された爪部と、前記ねじ孔と重合する凹部とを有し、前記爪部を前記取付孔へ嵌通させ、かつ、重合した前記ねじ孔と前記凹部とにねじを嵌通させて前記カバープレートに取り付けられたグローブである
ことを特徴とする防雨型警報装置。In the rainproof alarm device according to any one of claims 1 to 3,
The cover plate is a cover plate having mounting holes and screw holes of a predetermined shape formed on a circumference surrounding the light emitting body, and the groove portion formed along a concentric circle inside the circumference. ,
The globe has a claw projecting from an edge of the attachment side to the cover plate in accordance with the shape of the attachment hole, and a concave portion overlapping with the screw hole, and the claw is attached to the cover plate. A rainproof alarm device, characterized in that the rainproof alarm device is a glove that is fitted to the cover plate by fitting the screw into the hole and the recessed portion that are fitted into the hole.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16491596A JP3621198B2 (en) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | Rainproof alarm device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16491596A JP3621198B2 (en) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | Rainproof alarm device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011679A JPH1011679A (en) | 1998-01-16 |
JP3621198B2 true JP3621198B2 (en) | 2005-02-16 |
Family
ID=15802283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16491596A Expired - Lifetime JP3621198B2 (en) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | Rainproof alarm device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3621198B2 (en) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101657155B1 (en) * | 2016-02-18 | 2016-09-20 | 디투유이앤씨(주) | Warning light assembly |
JP7401967B2 (en) * | 2018-11-05 | 2023-12-20 | 能美防災株式会社 | emergency alarm device |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16491596A patent/JP3621198B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1011679A (en) | 1998-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3171432U (en) | Easy-to-replace magnetic LED multi-function lamp | |
CN101408284B (en) | Remote control electric candle | |
KR20080008229A (en) | Electronic timepiece including an added partition and associated manufacturing method | |
JP3621198B2 (en) | Rainproof alarm device | |
JP2018097924A (en) | Lighting fixture | |
JPH11126506A (en) | Lighting fixture | |
JP2572957Y2 (en) | Waterproof lighting equipment | |
CN210574113U (en) | Doorbell subassembly | |
CN211600433U (en) | Lamp and light source module thereof | |
JPH09134491A (en) | Alarm device | |
CN214410788U (en) | Solid state disk's alarm device that drops | |
JP7214547B2 (en) | lighting equipment | |
CN219285604U (en) | Time management device and table | |
CN218721349U (en) | LED (light-emitting diode) down lamp | |
CN207246989U (en) | A kind of water-proof ceiling lamp | |
JP3823663B2 (en) | Light emitting diode lamp device | |
JPS5911368Y2 (en) | Indicator light | |
CN219783560U (en) | Beauty instrument | |
CN221487886U (en) | Built-in loudspeaker light module of sound box | |
KR100745839B1 (en) | LED lamp modules for LED signs | |
CN220321110U (en) | Car light structure, car light and vehicle | |
CN212034513U (en) | Cooking device and shell assembly thereof | |
CN218441865U (en) | Surface-mounted light-emitting diode | |
CN209787388U (en) | Bone conduction earphone | |
JPH03257728A (en) | Luminescence configuration for push type panel switch |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041109 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 5 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 5 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |