JP3609031B2 - Condenser microphone - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端壁に音響取込み部が形成されたホルダの内部に対して、端壁に音孔が形成されたマイクロホンユニットを収納し、この音孔を覆う位置にフィルタを配置してあるコンデンサマイクロホンに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のように構成されたコンデンサマイクロホンとして特開平11‐55795号公報に示されるものが存在し、このコンデンサマイクロホンは、端壁に音孔が形成されたアルミニウム材製の筒状カプセルの内部にエレクトレット振動膜、背極、絶縁基板、インピーダンス変換素子等を収納してマイクロホンユニットを構成し、この筒状カプセルの音孔を覆うよう筒状カプセルの端壁の全面に防塵膜(フィルタ)を配置し、又、端壁に開口が形成されたケース(ホルダ)を合成樹脂材によって構成し、このケースに筒状カプセルを内蔵して構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術として挙げたコンデンサマイクロホンは、防塵膜を筒状カプセルの端壁の外面の全面を覆う位置に配置するので、筒状カプセルをケースに収納した状態では筒状カプセルの端壁の外面と、ケースの端壁の内面とで防塵膜の外周部を挟込む形態となり、筒状カプセルの端壁の前面がケース端壁の内面から防塵膜の厚みだけ離間するものとなる。このような理由から、従来の技術ではケースの端壁の内面と筒状カプセルの端壁の外面との間に防塵膜を配置するためのスペースを必要とし、夫々の端壁と直交する方向での寸法の拡大を招いてマイクロホンの小型化を阻害していた。
【0004】
そこで、薄い防塵膜を用いてマイクロホンの小型化を図ることも考えられるが、防塵膜は、不織布のように空気の流通を許す空間を介して音の伝搬を可能にしながら塵埃や水滴の侵入を阻止する目的で備えられるので、あまりに薄い素材を用いることは防塵、防滴、あるいは、音響性能を低下させるものとなり好ましくなかった。
【0005】
本発明の目的は、ホルダにマイクロホンユニットを収納した構造のコンデンサマイクロホンを、フィルタの性能を低下させること無く小型化する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るコンデンサマイクロホンの特徴、作用・効果は次の通りである。
〔特徴〕
端壁に音響取込み部が形成されたホルダの内部に対して、端壁に音孔が形成されたマイクロホンユニットを収納し、この音孔を覆う位置にフィルタを配置してあるコンデンサマイクロホンにおいて、前記音響取込み部が、前記ホルダの端壁に一体化した前記フィルタを備えて構成されると共に、前記ホルダが樹脂の型成形によって製造され、前記フィルタとして、繊維の間に空気の流通を許容する空間が形成された素材を用いており、このフィルタをホルダの成形時にインサートすることによってホルダと一体化してある点にある。
【0007】
〔作用・効果〕
上記特徴によると、フィルタをホルダに一体化しているので、ホルダの内部にマイクロホンユニットを収納する際にもフィルタを取り付ける手間を必要とせず、布のように安価で入手容易な素材でフィルタとして用いることも可能となる。その結果、フィルタの性能を低下させず、低廉化も可能な小型のコンデンサマイクロホンが構成された。
【0008】
本発明の請求項2に係るコンデンサマイクロホンの特徴、作用・効果は次の通りである。
〔特徴〕
請求項1のコンデンサマイクロホンにおいて、前記ホルダが、前記フィルタを備えた前ホルダと、この前ホルダに対して嵌合連結及び分離自在な後ホルダとで構成されると共に、この前ホルダと後ホルダとで形成される空間に前記マイクロホンユニットを収納している点にある。
【0009】
〔作用・効果〕
上記特徴によると、前ホルダと後ホルダとにマイクロホンユニットを挟み込む形態で収納し、前ホルダと後ホルダとを嵌合連結することによりマイクロホンを組立て得る。
【0010】
本発明の請求項3に係るコンデンサマイクロホンの特徴、作用・効果は次の通りである。
〔特徴〕
請求項2のコンデンサマイクロホンにおいて、前記マイクロホンユニットの後面に電極パターンが形成され、この電極パターンに接触して信号を取り出す端子を前記後ホルダに備えている点にある。
【0011】
〔作用・効果〕
上記特徴によると、前ホルダと後ホルダとを嵌合連結することによりマイクロホンを組立てた状態では後ホルダに備えた端子が、マイクロホンユニットの後面に形成した電極パターンに接触して信号を取出し得るものとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1〜図6に示すように、樹脂製のホルダHの内部に対して、金属製のケース10を有したマイクロホンユニットUを密嵌合状態で収納し、このケース10に形成された音孔11を覆う位置に防塵、防滴の目的、及び、周波数特性の高域補正、指向性調整、音響抵抗材として使用する目的でフィルタFを配置してコンデンサマイクロホンが構成されている。このコンデンサマイクロホンは携帯電話やテープレコーダのように小型化を求められる機器に使用されるものである。
【0017】
前記ホルダHは、前端壁HAに音響取込み部としての開口1を形成すると共に、後端壁にセンター端子2とサイド端子3とを取付けて構成されている。又、このホルダHは絶縁性を有し、断面形状が円形のリング状となるよう、スチレンブタジエンゴム(SBR)やニトリルゴム(NBR)等の素材を型成形して成り、外力が作用した際に弾性変形することによってマイクロホンユニットUを良好に保護するものとなっている。前記センター端子2、サイド端子3は夫々とも銅合金等の良導体で成る筒状ケース2A、3Aに対してバネ2B、3Bで突出付勢された良導体で成る導通片2C、3Cを備えて構成されている。
【0018】
前記マイクロホンユニットUは、アルミニウム板をプレス加工することによって前端壁10Aを有する筒状に成形された前記ケース10を備えると共に、この前端壁10Aに音孔11を形成してある。そして、このケース10の内部に電極リング12、エレクトレット振動板13、リング状のスペーサ14、銅や銅合金のように良導体で成る背極15、絶縁リング16、FETを有したインピーダンス変換素子17、このインピーダンス素子17を支持する絶縁基板18夫々を収納してある。そして、ケース10の後端側を折り曲げることで絶縁基板18を固定している。尚、このケース10は銅合金や銀合金のように加工が容易な良導体を用いて構成することも可能である。
【0019】
このマイクロホンユニットUでは、電極リング12を介した接触構造によってエレクトレット振動板13とケース10とが電気的に導通し、背極15とインピーダンス変換素子17に突設した電極17Aとが接触することによって、これらが電気的に導通するものとなっており、インピーダンス変換素子17の端子(図示せず)、及び、ケース10と導通する電極パターンが絶縁基板18の後面に形成されている。又、この電極パターンは図6に示すように、絶縁基板18の中心位置のセンターパターン19と、このセンターパターン19を中心とするリングパターン20とで成り、センターパターン19に対して前記センター端子2の導通片2Cが接触導通し、リングパターン20に対して前記サイド端子3の導通片3Cが接触導通する。
【0020】
前記フィルタFは、前記ホルダHの開口1に嵌り込むサイズで、ホルダHの前端壁HAの厚みと略一致する厚みに成型されると共に、粘着剤(図示せず)でケース10の前端壁10Aに固定されている。つまり、このフィルタFは繊維の間に空気の流通を許す空間が形成された素材の代表的な素材として不織布や織物としての布を用いてあり、ケース10の前端壁10Aの外面において図3に示す如く音孔11を除いた部位のリング状の領域E(図3に破線で取り囲まれた領域)に粘着剤を塗布し、この粘着材の粘着力によって貼り付け固定してある。又、本第1の実施の形態では、フィルタFをホルダHの前端壁HAを略一致する厚みの素材を用いているが、本発明は、コンデンサマイクロホンの小型化を可能にするものであれば、このフィルタFの前面がホルダHの前端壁HAより少し突出する形態となる程度の厚みの素材の使用を許容するものである。
【0021】
この構成から、コンデンサマイクロホンを製造する際には、前述のように、ケース10の内部にエレクトレット振動板13や背極15等をセットしてマイクロホンユニットUを組立てておき、このケース10の前端壁10Aに粘着剤を塗布してフィルタFを貼り付けて固定する。この後に、ホルダHの開口1を強制的に拡大してマイクロホンユニットUをホルダ内に挿入することでコンデンサマイクロホンが完成する。そして、この完成状態では、マイクロホンユニットUのケース10の前端壁10Aの外面がホルダHの前端壁HAの内面に密接し、ケース10の前端壁10Aの外面に備えたフィルタFがホルダHの開口1に嵌り込み、このフィルタFの前面の位置はホルダHの前端壁HAの表面の位置と略一致する。又、このようにマイクロホンユニットUをホルダ内に挿入した状態では、センターパターン19に対して前記センター端子2の導通片2Cが接触導通し、リングパターン20に対して前記サイド端子3の導通片3Cが接触導通し、センター端子2とサイド端子3とを介して信号を取り出し得るものとなる。
【0022】
このように構成したので、第1の実施の形態のコンデンサマイクロホンでは、フィルタFがホルダHの開口1に嵌り込むことにより、ホルダHの前端壁HAの厚みと略一致する厚みのフィルタFの使用を可能にするばかりでなく、従来の技術と比較して、ホルダHの前端壁HAの内面とマイクロホンユニットUのケース10の前端壁10Aの外面とを密接させて夫々の端壁HA、10Aと直交する方向で寸法の短縮を可能にして該コンデンサマイクロホンの小型化を可能にしている。しかも、この第1の実施の形態ではフィルタFを粘着材を用いてケース10に固定しているので、液状の接着材を用いたもののように毛細管現象で接着剤がフィルタFの内部に吸収される不都合を回避して、音響性能を低下させることがなく、又、フィルタFとして安価な布を使用することで低廉化を可能にしている。
【0023】
以下、本発明の第2の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第2の実施の形態〕
この第2の実施の形態で第1の実施の形態と同じ機能を有するものには第1の実施の形態と共通する番号、符号を付している。
【0024】
この第2の実施の形態では、マイクロホンユニットUの構造は基本的に変わる点が無く、ホルダHが連結、及び、分離自在な前ホルダ5と後ホルダ6とで構成され、前ホルダ5の前端壁HAと一体的にフィルタFを備えている点において第1の実施の形態と異なっている。つまり、前ホルダ5の後端と後ホルダ6の前端とに、これらを連結する嵌合連結部を形成して、連結及び分離自在に構成してあり、前記フィルタFは繊維の間に空気の流通を許す空間が形成された素材の代表的な素材として不織布や織物としての布を用いてあり、該ホルダHの成型時に、このフィルタFを前ホルダ5の前端壁HAにインサートすることにより音響取込み部を構成している。
【0025】
そして、このフィルタFは前ホルダ5の前端壁HAの厚みと略一致する厚みの素材を用いており、このフィルタFの前面を前ホルダ5の前端壁HAの前面に略一致させ、フィルタFの後面を前ホルダ5の前端壁HAの後面と略一致させている。又、本発明は、コンデンサマイクロホンの小型化を促すものであれば、このフィルタFの前面がホルダHの前端壁HAより少し突出する形態となる程度の厚みの素材の使用を許容するものである。
【0026】
この構成から、コンデンサマイクロホンを製造する際には、第1の実施の形態と同様にマイクロホンユニットUを組立てておき、又、フィルタFがインサートされた前ホルダ5と、センター端子2とサイド端子3とを備えた後ホルダ6との間にマイクロホンユニットUを挟み込む形態で収納し、前ホルダ5と後ホルダ6とが嵌合状態にすることでコンデンサマイクロホンが完成する。そして、この完成状態では、マイクロホンユニットUの前面が前ホルダ5の前端壁HAの内面に密接し、マイクロホンユニットUの絶縁基板18のセンターパターン19、リングパターン20夫々に対して後ホルダ6のセンター端子2、サイド端子3の導通片2C、3Cが接触導通し、このセンター端子2、サイド端子3を介して信号を取出し得るものとなる。
【0027】
このように構成したので、この第2の実施の形態のコンデンサマイクロホンでは、フィルタFを取り付ける手間を解消して組立てを容易にするばかりで無く、ホルダHの前端壁HAの内面とマイクロホンユニットUのケース10の前端壁10Aの外面とを密接させて夫々の端壁HA、10Aと直交する方向で寸法の短縮を可能にしてコンデンサマイクロホンの小型化を可能にする。しかも、フィルタFとして安価な布を使用することで低廉化を可能にしている。
【0028】
特に、前記第1、第2の実施の形態では、ではエレクトレット振動板を用いていたが、このエレクトレット振動板を用いず、振動板と背極との間に直流バイアス電圧を印加する形式のコンデンサマイクロホンに適用することも可能である。又、本発明は、第1の実施の形態に対応してケース10の前端壁10Aに対してフィルタFを固定するにあたり、小型のリベット類を用いる等、連結用の部材の使用を妨げるもので無く、第2の実施の形態に対応してフィルタFの外周に樹脂や金属のリングを予めセットしておき、このリングと一体的に該フィルタFをホルダHにインサートすることや、ホルダHに形成された開口に対してフィルタFを嵌め込み固定することや、このホルダHの開口に対してフィルタFを粘着剤を用いて固定することにより該ホルダHとフィルタFとを一体化する形態での実施を妨げるものでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のコンデンサマイクロホンの斜視図
【図2】第1の実施の形態のコンデンサマイクロホンの断面図
【図3】第1の実施の形態のコンデンサマイクロホンの分解斜視図
【図4】第1の実施の形態のコンデンサマイクロホンの平面図
【図5】第1の実施の形態のコンデンサマイクロホンの底面図
【図6】第1の実施の形態の電極パターンを示す図
【図7】第2の実施の形態のコンデンサマイクロホンの断面図
【図8】第2の実施の形態のコンデンサマイクロホンの分解斜視図
【符号の説明】
1 開口
11 音孔
F フィルタ
H ホルダ
HA 端壁
U マイクロホンユニット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a condenser in which a microphone unit having a sound hole formed in an end wall is housed in a holder having an acoustic intake portion formed in the end wall, and a filter is disposed at a position covering the sound hole. It relates to a microphone.
[0002]
[Prior art]
As a condenser microphone configured as described above, there is a condenser microphone disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-55795, and this condenser microphone has an electret inside a cylindrical capsule made of an aluminum material having a sound hole formed in an end wall. A microphone unit is configured by housing the diaphragm, back electrode, insulating substrate, impedance conversion element, etc., and a dust-proof film (filter) is placed on the entire end wall of the cylindrical capsule to cover the sound hole of the cylindrical capsule. In addition, a case (holder) in which an opening is formed in the end wall is made of a synthetic resin material, and a cylindrical capsule is built in the case.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The condenser microphone cited as the prior art is arranged so that the dust-proof film covers the entire outer surface of the end wall of the cylindrical capsule, so that when the cylindrical capsule is housed in the case, the outer wall of the end wall of the cylindrical capsule The outer peripheral portion of the dust-proof film is sandwiched between the inner surface of the end wall of the case, and the front surface of the end wall of the cylindrical capsule is separated from the inner surface of the case end wall by the thickness of the dust-proof film. For this reason, the conventional technique requires a space for arranging a dust-proof film between the inner surface of the end wall of the case and the outer surface of the end wall of the cylindrical capsule, and in a direction orthogonal to the respective end walls. As a result, the size of the microphone was increased and the miniaturization of the microphone was hindered.
[0004]
Therefore, it is conceivable to reduce the size of the microphone using a thin dust-proof film, but the dust-proof film allows the propagation of sound through a space that allows air flow, such as a non-woven fabric, while allowing dust and water droplets to enter. Since it is provided for the purpose of blocking, it is not preferable to use a material that is too thin, as it will reduce the dustproof, dripproof, or acoustic performance.
[0005]
An object of the present invention is to reduce the size of a condenser microphone having a structure in which a microphone unit is housed in a holder without deteriorating the performance of a filter.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The features, functions and effects of the condenser microphone according to
〔Characteristic〕
In the condenser microphone in which the microphone unit in which the sound hole is formed in the end wall is housed in the holder in which the sound capturing portion is formed in the end wall, and the filter is disposed at a position covering the sound hole. A space in which an acoustic intake portion is configured to include the filter integrated with an end wall of the holder, the holder is manufactured by resin molding, and allows air to flow between fibers as the filter. Is used, and this filter is integrated with the holder by inserting the filter at the time of molding the holder .
[0007]
[Action / Effect]
According to the above feature, since the filter is integrated with the holder, there is no need to attach the filter even when the microphone unit is housed in the holder, and the filter is made of an inexpensive and easily available material such as cloth. It is also possible. As a result, a compact condenser microphone that can reduce the cost without degrading the performance of the filter has been constructed.
[0008]
The features, functions and effects of the condenser microphone according to
〔Characteristic〕
2. The condenser microphone according to
[0009]
[Action / Effect]
According to the above feature, the microphone unit can be housed in a form sandwiched between the front holder and the rear holder, and the microphone can be assembled by fitting and connecting the front holder and the rear holder.
[0010]
The characteristics, operation and effect of the condenser microphone according to
〔Characteristic〕
3. The condenser microphone according to
[0011]
[Action / Effect]
According to the above feature, when the microphone is assembled by fitting and connecting the front holder and the rear holder, the terminal provided on the rear holder can contact the electrode pattern formed on the rear surface of the microphone unit and take out the signal. It becomes.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, a first embodiment of the invention will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
As shown in FIGS. 1 to 6, a microphone unit U having a
[0017]
The holder H is formed by forming an
[0018]
The microphone unit U includes the
[0019]
In this microphone unit U, the
[0020]
The filter F is sized to fit into the
[0021]
With this configuration, when manufacturing the condenser microphone, as described above, the microphone unit U is assembled by setting the
[0022]
Since it comprised in this way, in the capacitor | condenser microphone of 1st Embodiment, when the filter F fits in the
[0023]
Hereinafter, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[Second Embodiment]
In the second embodiment, those having the same functions as those of the first embodiment are given the same numbers and symbols as those of the first embodiment.
[0024]
In the second embodiment, the structure of the microphone unit U is basically unchanged, and the holder H is composed of a
[0025]
The filter F is made of a material having a thickness that substantially matches the thickness of the front end wall HA of the
[0026]
With this configuration, when manufacturing a condenser microphone, the microphone unit U is assembled in the same manner as in the first embodiment, and the
[0027]
With this configuration, in the condenser microphone according to the second embodiment, not only the trouble of attaching the filter F is eliminated and the assembly is facilitated, but also the inner surface of the front end wall HA of the holder H and the microphone unit U The outer surface of the
[0028]
In particular, in the first and second embodiments, the electret diaphragm is used. However, the electret diaphragm is not used, and a capacitor that applies a DC bias voltage between the diaphragm and the back electrode is used. It is also possible to apply to a microphone. Further, the present invention prevents the use of connecting members such as using small rivets when fixing the filter F to the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a condenser microphone according to a first embodiment. FIG. 2 is a sectional view of the condenser microphone according to the first embodiment. FIG. 3 is an exploded perspective view of the condenser microphone according to the first embodiment. 4 is a plan view of the condenser microphone according to the first embodiment. FIG. 5 is a bottom view of the condenser microphone according to the first embodiment. FIG. 6 is a diagram showing an electrode pattern according to the first embodiment. FIG. 8 is a cross-sectional view of a condenser microphone according to a second embodiment. FIG. 8 is an exploded perspective view of the condenser microphone according to the second embodiment.
1
Claims (3)
前記音響取込み部が、前記ホルダの端壁に一体化した前記フィルタを備えて構成されると共に、前記ホルダが樹脂の型成形によって製造され、前記フィルタとして、繊維の間に空気の流通を許容する空間が形成された素材を用いており、このフィルタをホルダの成形時にインサートすることによってホルダと一体化してあるコンデンサマイクロホン。A condenser microphone in which a microphone unit in which a sound hole is formed in an end wall is housed in a holder in which an acoustic capture portion is formed in an end wall, and a filter is disposed at a position covering the sound hole. ,
The acoustic intake portion includes the filter integrated with the end wall of the holder, and the holder is manufactured by resin molding to allow air to flow between fibers as the filter. A condenser microphone that uses a material in which a space is formed and is integrated with the holder by inserting this filter when the holder is molded .
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