JP3559171B2 - 回転電機の整流子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、同電位であるべき整流子片同士を電気的に接続したイコライザ片を備えた回転電機の整流子及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図26は従来の回転電機である電動機の要部断面図であり、この電動機では、電機子1の近傍に整流装置2が設けられている。
電機子1は、軸線方向に延びた複数のスロットを有する鉄心3と、スロットに導線が重巻方式で巻回されて構成された巻線4とを備えている。
整流装置2は、整流子8と、整流子8の表面に当接するブラシ(図示せず)とを備えている。整流子8は、周方向に複数配列され巻線4と電気的に接続されたライザ6を有する整流子片5と、整流子片5を固定した絶縁樹脂部7と、同電位であるべき整流子片5同士を電気的に接続したイコライザ9とを備えている。イコライザ9は、図27に示す複数のイコライザ片11から構成されており、先端部10がロー付け等により、ライザ6に固定されている。イコライザ片11は固定部材12で固定、支持されており、この固定部材12により、イコライザ片11は遠心力に耐え得るようになっている。
【0003】
4極、重巻方式の上記電動機では、整流子片5に当接するブラシを介して外部から電流を巻線4に供給することにより、回転軸(図示せず)に固定された電機子1及び整流子8は電磁作用により、回転軸とともに回転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成の電動機の整流子8では、巻線4の回路間に生じる誘起電圧の差によりブラシに流れる循環電流の発生を防止するために、イコライザ9を有しているが、このイコライザ9を支持するための固定部材12が必要となり、部品点数が多いという問題点があった。
【0005】
また、イコライザ9は整流子片5と別体に配設されており、イコライザ9用の空間を確保しなければならず、それだけ大型化してしまうという問題点もあった。
【0006】
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであり、小型化が可能となり、また部品点数も削減することができる回転電機の整流子を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る回転電機の整流子は、周方向に複数配列された整流子片から構成された円筒状の整流子本体と、この整流子本体の内側に設けられているとともに同電位であるべき前記整流子片同士を電気的に接続した、複数のリング状のイコライザ片から構成されたイコライザと、前記整流子本体の内側空間部に設けられ整流子本体と前記イコライザとを一体化した絶縁樹脂部とを備えたものである。
【0009】
また、請求項2に係る回転電機の整流子では、イコライザ片と整流子片の内壁面とは固定手段により固定されている。
【0010】
また、請求項3に係る回転電機の整流子では、整流子片の内壁面に形成された被係止部にイコライザ片に形成された係止部が係止されている。
【0011】
また、請求項4に係る回転電機の整流子では、整流子片の根元部に形成された被嵌着部にイコライザ片に形成された嵌着部が嵌着されて、整流子片はイコライザ片で保持されている。
【0012】
また、請求項5に係る回転電機の整流子では、各整流子片の内壁面にはそれぞれ端面から軸線方向に深さが異なる溝部が形成されており、この溝部の軸線側の底面にイコライザ片が当接して、各イコライザ片間には所定の間隔が形成されている。
【0013】
また、請求項6に係る回転電機の整流子では、イコライザ片には隣接したイコライザ片との間隔を確保するスペーサが設けられている。
【0014】
また、請求項7に係る回転電機の整流子では、整流子片とイコライザ片との各接続部は何れも整流子片の軸方向端面から同一距離長さにある。
【0016】
また、請求項8に係る回転電機の整流子では、イコライザ片は鉄で構成されている。
【0017】
また、請求項9に係る回転電機の整流子の製造方法では、周方向に複数配列された整流子片から構成された円筒状の整流子本体と、この整流子本体の内側に設けられているとともに同電位であるべき前記整流子片同士を電気的に接続したイコライザ片から構成されたイコライザと、前記整流子本体の内側空間部に設けられ整流子本体と前記イコライザとを一体化した絶縁樹脂部とを備えた回転電機の整流子の製造方法であって、複数の前記イコライザ片は予め絶縁樹脂で構成されたプリモールド部で一体化してイコライザ本体を形成する工程と、このイコライザ本体を円筒状の筒体の内側に挿着する工程と、前記筒体と前記イコライザ本体との間の空間に絶縁樹脂を充填する工程と、前記筒体を軸線方向に沿って周方向に間隔をおいて複数に切断して前記整流子片を形成する工程とを備えたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の整流子を含む電動機の断面図、図2は図1の要部拡大図である。
【0019】
この電動機は、ヨーク20と、このヨーク20の内壁面に固定された永久磁石21と、ヨーク20内に回転自在に設けられたシャフト22と、シャフト22に固定された電機子23と、電機子23の片側にシャフト22に固定されて設けられた整流装置24とを備えている。
電機子23は、軸線方向に延びた複数のスロットを有する鉄心25と、スロットに導線35が重巻方式で巻回されて構成された巻線26とを備えている。
【0020】
整流装置24は、整流子32と、この整流子32の表面に当接したブラシ33とを備えている。整流子32は、周方向に複数配列され巻線26と電気的に接続された整流子片27から構成された整流子本体28と、整流子本体28の内側に配設され複数のイコライザ片29から構成されたイコライザ30と、整流子本体28の空間部に充填された絶縁樹脂部31とを備えている。イコライザ片29は鉄製であり、銅で構成された同電位であるべき整流子片27同士を電気的に接続している。
【0021】
4極、重巻方式の上記電動機では、整流子片27に当接するブラシ33を介して外部から電流を巻線26に供給することにより、シャフト22に固定された電機子23及び整流子32は電磁作用により、シャフト22とともに回転する。
【0022】
図3ないし図6は整流子32の製造過程を示す部分断面図である。先ず、円筒状の筒体36の内壁面にイコライザ片29を配置し、固定手段であるレーザ34を用いてイコライザ片29を筒体36の所定の内壁面に固定した後、筒体36内に絶縁樹脂を充填して筒体36内に絶縁樹脂部31を形成する。その後、筒体36の軸線方向に沿って周方向に等分間隔で切断して複数の整流子片27を形成する。最後に、整流子片27のフック37を折り曲げ、整流子片27と導線35とを電気的に接続する。
【0023】
図7ないし図10は整流子32の製造過程をそれぞれ示す図であり、図8はリング状のイコライザ片29に形成された一対の突出部29aが筒体36の所定のティース部36aにレーザ34により溶接された状態を示す図(図4が対応図)である。図9はインサートモールド成形により、筒体36の空間部に絶縁樹脂が充填され絶縁樹脂部31が形成された状態を示す図(図5が対応図)である。図10は筒体36の軸線方向に沿って周方向に等分間隔で切断して複数の整流子片27が形成された状態を示す図(図6が対応図)である。
【0024】
上記構成の電動機の整流子32では、イコライザ30は整流子本体28の内側に配置され、コンパクトになるとともに、絶縁樹脂部31により確実に固定され、同電位であるべき整流子片27同士は電気的に確実に接続される。
なお、上記実施の形態ではレーザ溶接により固定する例について説明したが、これ以外の固定手段、例えばロー付けや導電性樹脂等を用いたり、あるいはこれらを併用してもよい。この場合、イコライザの材料は鉄に限らず、銅等を用いてもよい。
【0025】
実施の形態2.
図11はこの発明の実施の形態2の整流子40の正断面図である。なお、以後の各実施の形態の説明において同一または相当部は同一符号を付して説明する。この実施の形態では、整流子40の整流子片41の内壁面に被係止部である凹部41aが形成されている。イコライザ片42の突出部42aの端面には係止部である凸部42bが形成されている。凹部41aには凸部42bが係止されているので、イコライザ片42は整流子片41に対して周方向に確実に位置決めされ、同電位であるべき整流子片41同士はイコライザ片42で短絡することなく確実に電気的に接続されるとともに、組立作業性が向上する。
【0026】
実施の形態3.
図12は、この発明の実施の形態3の整流子50の正断面図である。この実施の形態では、整流子50の整流子片41の根元部に被嵌着部41bが形成されている。イコライザ片52の突出部52aには嵌着部52bが形成されている。この嵌着部52bは整流子片41の被嵌着部41bに嵌着して、各整流子片41を保持しているので、回転時に整流子片41が遠心力で飛び出すといったことはより確実に防止される。
【0027】
実施の形態4.
図13は、この発明の実施の形態4の整流子60の正断面図である。この実施の形態では、整流子60の整流子片61の根元部に被嵌着部61aが形成されている。イコライザ片62の突出部62aには嵌着部62bが形成されている。この嵌着部62bは整流子片61の被嵌着部61aに嵌着して、各整流子片61を保持しているので、回転時に整流子片61が遠心力で飛び出すといったことはより確実に防止される。
【0028】
実施の形態5.
図14ないし図19はこの発明の実施の形態5を示すもので、各整流子片71の内壁面にはそれぞれ端面から軸線方向に深さが異なる溝部71aが形成されている。このため、イコライザ片72間には所定の間隔が確実に確保される。この整流子70の製造手順は実施の形態1で述べたのと同様であるが、固定手段としてレーザの代わりに導電性樹脂を用いた例を示している。即ち、イコライザ片72の突出部72aには熱硬化性の導電性樹脂73が設けられており、挿入後に加熱することで溝部71aの軸線方向の底面にイコライザ片72の突出部72aを接着する。図16ないし図19はその手順に従って示した図であり、その説明は省略する。勿論、固定手段としてレーザ溶接やロー付けも用いてもよい。
【0029】
実施の形態6.
図20はこの発明の実施の形態6の整流子のイコライザ片の斜視図である。この実施の形態では、イコライザ片29には隣接したイコライザ片29との間隔あるいは接続すべき整流子片以外の整流子片との間隔を確保する絶縁材で構成されたスペーサ81が設けられているので、隣接したイコライザ片29同士の短絡あるいは接続すべき整流子片以外の整流子片とイコライザ片29との短絡を確実に防止できる。
【0030】
実施の形態7.
図21はこの発明の実施の形態7の製造途中を示す図であり、この実施の形態では、複数のイコライザ片42は予めプリモールド部90で一体化され、イコライザ本体91が形成されている。そして、このイコライザ本体91は円筒状の筒体36の内側に挿着し、筒体36とイコライザ本体91との間の空間に絶縁樹脂を充填し、最後に筒体36を軸線方向に沿って周方向に間隔をおいて複数に切断して整流子片41を形成して、整流子40を製造している。この実施の形態では、整流子片41に対するイコライザ片42の位置決めが簡単である。
【0031】
実施の形態8.
図22及び図23はこの発明の実施の形態8の整流子のイコライザ100の斜視図である。この実施の形態では、整流子片41とイコライザ片101との各接続部は何れも整流子片27の端面から同一距離長さにあるので、例えば整流子片27とイコライザ片101との溶接による高さ位置は一定であり、溶接装置は簡略化される。
【0032】
実施の形態9.
図24はこの発明の実施の形態9の整流子のイコライザ片110の斜視図、図25はイコライザ本体111の斜視図である。この実施の形態では、イコライザ片110は、整流子本体の内壁面に沿って軸線方向に斜めに走っており、その両端部に形成された突出部110a、110bの高さが異なっている。このイコライザ片110を組み合わせ、プリモールド部112で一体化することで、整流子片41とイコライザ片110との接続部を整流子の軸線方向において2位置に定まったイコライザ本体111を形成することができる。そして、このイコライザ本体111を円筒状の筒体36の内側に挿着し、筒体36とイコライザ本体111との間の空間に絶縁樹脂を充填し、最後に筒体36を軸線方向に沿って周方向に間隔をおいて複数に切断して整流子片41を形成して、整流子を製造している。 この実施の形態では、整流子片41に対するイコライザ片42の位置決めが簡単である。また、イコライザの使用材料量を低減することができる。また、同一形状のイコライザ片110でイコライザを構成することができる。
【0033】
なお、上記各実施の形態では電動機の整流子について説明したが、この発明は発電機の整流子にも適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の請求項1に係る回転電機の整流子によれば、周方向に複数配列された整流子片から構成された円筒状の整流子本体と、この整流子本体の内側に設けられているとともに同電位であるべき前記整流子片同士を電気的に接続した、複数のリング状のイコライザ片から構成されたイコライザと、前記整流子本体の内側空間部に設けられ整流子本体と前記イコライザとを一体化した絶縁樹脂部とを備えたので、イコライザは整流子本体の内側に配置され、コンパクトになるとともに、絶縁樹脂部により確実に固定され、同電位であるべき整流子片同士は電気的に確実に接続される。
また、複数のイコライザ片は整流子本体の内側に配置され、よりコンパクトになるとともに、絶縁樹脂部により整流子片同士は確実に絶縁され、短絡が防止される。
【0036】
また、請求項2に係る回転電機の整流子によれば、イコライザ片と整流子片の内壁面とは固定手段により固定されたので、イコライザ片と整流子片とは確実に電気的に接続される。
【0037】
また、請求項3に係る回転電機の整流子によれば、整流子片の内壁面に形成された被係止部にイコライザ片に形成された係止部が係止されたので、イコライザ片は整流子片に対して周方向に確実に位置決めされ、隣接したイコライザ片同士の短絡を確実に防止できるとともに、組立作業性が向上する。
【0038】
また、請求項4に係る回転電機の整流子によれば、整流子片の根元部に形成された被嵌着部にイコライザ片に形成された嵌着部が嵌着されて、整流子片はイコライザ片で保持されたので、回転時に整流子片が遠心力で飛び出すといったことをより確実に防止できる。
【0039】
また、請求項5に係る回転電機の整流子によれば、各整流子片の内壁面にはそれぞれ端面から軸線方向に深さが異なる溝部が形成されており、この溝部の軸線側の底面にイコライザ片が当接しているので、各イコライザ片間には所定の間隔を確実に確保することができる。
【0040】
また、請求項6に係る回転電機の整流子によれば、イコライザ片には隣接したイコライザ片との間隔を確保するスペーサが設けられているので、隣接したイコライザ片同士あるいは接続すべき整流子片以外の整流子片とイコライザ片29との短絡を確実に防止できる。
【0041】
また、請求項7に係る回転電機の整流子によれば、整流子片とイコライザ片との各接続部は何れも整流子片の軸線方向の端面から同一距離長さにあるので、整流子片とイコライザ片との溶接による高さ位置は一定であり、溶接装置は簡略化される。
【0043】
また、請求項8に係る回転電機の整流子によれば、イコライザ片は鉄で構成されているので、イコライザ片は所定の形状に簡単に形成でき、製造コストが低減されるとともに、レーザ溶接等の固定手段を用いることができ、整流子片とイコライザ片との固定作業性が向上する。
【0044】
また、請求項9に係る回転電機の整流子の製造方法によれば、複数のイコライザ片は予め絶縁樹脂で構成されたプリモールド部で一体化してイコライザ本体を形成する工程と、このイコライザ本体を円筒状の筒体の内側に挿着する工程と、前記筒体と前記イコライザ本体との間の空間に絶縁樹脂を充填する工程と、前記筒体を軸線方向に沿って周方向に間隔をおいて複数に切断して整流子片を形成する工程とを備えたので、各整流子片に対する各イコライザ片の位置決めは同時に行われ、位置決めが簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の整流子を含む電動機の内部断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1の整流子の製造途中の部分断面図である。
【図4】図1の整流子の製造途中の部分断面図である。
【図5】図1の整流子の製造途中の部分断面図である。
【図6】図1の整流子の製造終了時の部分断面図である。
【図7】図1のイコライザ片の正面図である。
【図8】図1の整流子の製造途中の正断面図である。
【図9】図1の整流子の製造途中の正断面図である。
【図10】図1の整流子の製造途中の正断面図である。
【図11】この発明の実施の形態2の整流子の正断面図である。
【図12】この発明の実施の形態3の整流子の正断面図である。
【図13】この発明の実施の形態4の整流子の正断面図である。
【図14】この発明の実施の形態5の整流子のイコライザ片の斜視図である。
【図15】この発明の実施の形態5の整流子の整流子片の部分斜視図である。
【図16】この発明の実施の形態5の整流子の製造途中の部分断面図である。
【図17】この発明の実施の形態5の整流子の製造途中の部分断面図である。
【図18】この発明の実施の形態5の整流子の製造途中の部分断面図である。
【図19】この発明の実施の形態5の整流子の製造終了時の部分断面図である。
【図20】この発明の実施の形態6の整流子のイコライザ片の斜視図である。
【図21】この発明の実施の形態7の整流子の製造途中のイコライザ本体の斜視図である。
【図22】この発明の実施の形態8の整流子のイコライザの斜視図である。
【図23】この発明の実施の形態8の整流子のイコライザの斜視図である。
【図24】この発明の実施の形態9の整流子のイコライザ片の斜視図である。
【図25】この発明の実施の形態9の整流子の製造途中のイコライザ本体の斜視図である。
【図26】従来の整流子の要部断面図である。
【図27】図26のイコライザ片の斜視図である。
【符号の説明】
27,41,61,71 整流子片、28 整流子本体、29,42,52,62,72,101,110 イコライザ片、30,100 イコライザ、31絶縁樹脂部、32,40,50,60,70 整流子、33 ブラシ、34 レーザ(固定手段)、36 筒体、41a 凹部(被係止部)、42a 突出部、42b 凸部(係止部)、41b,61a 被嵌着部、52b,62b 嵌着部、73 導電性樹脂、71a 溝部、81 スペーサ、90,112 プリモールド部、91,111 イコライザ本体。
Claims (9)
- 周方向に複数配列された整流子片から構成された円筒状の整流子本体と、
この整流子本体の内側に設けられているとともに同電位であるべき前記整流子片同士を電気的に接続した、複数のリング状のイコライザ片から構成されたイコライザと、
前記整流子本体の内側空間部に設けられ整流子本体と前記イコライザとを一体化した絶縁樹脂部と、
を備えた回転電機の整流子。 - イコライザ片と整流子片の内壁面とは固定手段により固定された請求項1に記載の回転電機の整流子。
- 整流子片の内壁面に形成された被係止部にイコライザ片に形成された係止部が係止されて、イコライザ片は整流子片に対して周方向に位置決めされた請求項1または請求項2に記載の回転電機の整流子。
- 整流子片の根元部に形成された被嵌着部にイコライザ片に形成された嵌着部が嵌着されて、整流子片はイコライザ片で保持された請求項1ないし請求項3の何れかに記載の回転電機の整流子。
- 各整流子片の内壁面にはそれぞれ端面から軸線方向に深さが異なる溝部が形成されており、この溝部の軸線側の底面にイコライザ片が当接して、各イコライザ片間には所定の間隔が形成された請求項1ないし請求項4の何れかに記載の回転電機の整流子。
- イコライザ片には隣接したイコライザ片との間隔を確保するスペーサが設けられた請求項1ないし請求項5の何れかに記載の回転電機の整流子。
- 整流子片とイコライザ片との各接続部は何れも整流子片の軸方向端面から同一距離長さにある請求項1ないし請求項6の何れかに記載の回転電機の整流子。
- イコライザ片は鉄で構成された請求項1ないし請求項7の何れかに記載の回転電機の整流子。
- 周方向に複数配列された整流子片から構成された円筒状の整流子本体と、この整流子本体の内側に設けられているとともに同電位であるべき前記整流子片同士を電気的に接続したイコライザ片から構成されたイコライザと、前記整流子本体の内側空間部に設けられ整流子本体と前記イコライザとを一体化した絶縁樹脂部とを備えた回転電機の整流子の製造方法であって、複数の前記イコライザ片は予め絶縁樹脂で構成されたプリモールド部で一体化してイコライザ本体を形成する工程と、このイコライザ本体を円筒状の筒体の内側に挿着する工程と、前記筒体と前記イコライザ本体との間の空間に絶縁樹脂を充填する工程と、前記筒体を軸線方向に沿って周方向に間隔をおいて複数に切断して前記整流子片を形成する工程とを備えた回転電機の整流子の製造方法。
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