JP3422954B2 - 太陽電池の最大電力追従制御方法及びその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
太陽電池の最大電力追従制御方法及びその制御プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP3422954B2 JP3422954B2 JP24527599A JP24527599A JP3422954B2 JP 3422954 B2 JP3422954 B2 JP 3422954B2 JP 24527599 A JP24527599 A JP 24527599A JP 24527599 A JP24527599 A JP 24527599A JP 3422954 B2 JP3422954 B2 JP 3422954B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/56—Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度、日射量等に
より変動する太陽電池の発電量を最大化する太陽電池の
最大電力追従制御方法及びその制御プログラムを記録し
た記録媒体に関するものである。
より変動する太陽電池の発電量を最大化する太陽電池の
最大電力追従制御方法及びその制御プログラムを記録し
た記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は太陽電池の最大電力追従制御を実
現する装置の一例を示すブロック図である。
現する装置の一例を示すブロック図である。
【0003】本装置は、太陽電池10、電力変換装置2
0、制御装置30、電力検出装置40及び負荷、電力系
統、蓄電池等50から構成される。
0、制御装置30、電力検出装置40及び負荷、電力系
統、蓄電池等50から構成される。
【0004】本装置の動作は以下の通りである。太陽電
池10で発電した電力はスイッチング電力変換回路から
なる電力変換装置20及び電力検出装置40を介して負
荷、電力系統、蓄電池等50に供給される。制御装置3
0は電力検出装置40で検出された発電電力Wと電力変
換装置20内の主スイッチのオンデューティ比の関係か
ら、太陽電池10の発電電力が最大となるようにオンデ
ューティ比を制御する。なお、オンデューティ比とは、
スイッチの1周期のうち、オンしている時間をTon、
オフしている時間をToffとすると、Ton/(To
n+Toff)のことをいう。
池10で発電した電力はスイッチング電力変換回路から
なる電力変換装置20及び電力検出装置40を介して負
荷、電力系統、蓄電池等50に供給される。制御装置3
0は電力検出装置40で検出された発電電力Wと電力変
換装置20内の主スイッチのオンデューティ比の関係か
ら、太陽電池10の発電電力が最大となるようにオンデ
ューティ比を制御する。なお、オンデューティ比とは、
スイッチの1周期のうち、オンしている時間をTon、
オフしている時間をToffとすると、Ton/(To
n+Toff)のことをいう。
【0005】従来の太陽電池の最大電力追従制御方法の
フローチャートを図8に示す。任意のサンプリング時刻
における動作は以下の通りである。
フローチャートを図8に示す。任意のサンプリング時刻
における動作は以下の通りである。
【0006】ステップST1にて発電電力をサンプリン
グし、発電量W(n)とする。ステップST2にて発電
量W(n)から1サンプル前の時刻に於ける発電量W
(n−1)を減じて、電力増減値ΔW(n)を計算す
る。ステップST3にて1サンプル前に決定したオンデ
ューティ比D(n−1)から2サンプル前に決定したオ
ンデューティ比を減じて、オンデューティ比操作量ΔD
(n)を計算する。ステップST4にて電力増減値ΔW
(n)にオンデューティ比操作量ΔD(n)を乗じてオ
ンデューティ比増減判断値J(n)を計算する。ステッ
プST5にてオンデューティ比増減判断値J(n)が0
の場合にはステップST6へ、オンデューティ比増減判
断値J(n)が0でない場合にはステップST8に分岐
する。ステップST6にてオンデューティ比操作量ΔD
(n)の極性を判断し、オンデューティ比操作量ΔD
(n)が正の場合にはステップST7へオンデューティ
比操作量ΔD(n)が正でない場合にはステップST9
へ分岐する。ステップST8ではオンデューティ比増減
判断値J(n)の極性を判断し、オンデューティ比増減
判断値J(n)が正の場合にはステップST7へ、J
(n)が負の場合にはステップST9へ分岐する。ステ
ップST7にて1サンプル前に決定したオンデューティ
比D(n−1)にオンデューティ比増減量d(d>0)
を加え、本サンプリング時刻に於けるオンデューティ比
D(n)を決定し、電力変換装置20を操作する。ステ
ップST9にて1サンプル前に決定したオンデューティ
比D(n−1)からオンデューティ比増減量d(d>
0)を減じ、本サンプリング時刻に於けるオンデューテ
ィ比D(n)を決定し、電力変換装置20を操作する。
ステップST10では次回のサンプリング時刻まで待機
する(Sample wait)。ステップST11で
は、nを1インクリメントして、次回操作に移行する。
グし、発電量W(n)とする。ステップST2にて発電
量W(n)から1サンプル前の時刻に於ける発電量W
(n−1)を減じて、電力増減値ΔW(n)を計算す
る。ステップST3にて1サンプル前に決定したオンデ
ューティ比D(n−1)から2サンプル前に決定したオ
ンデューティ比を減じて、オンデューティ比操作量ΔD
(n)を計算する。ステップST4にて電力増減値ΔW
(n)にオンデューティ比操作量ΔD(n)を乗じてオ
ンデューティ比増減判断値J(n)を計算する。ステッ
プST5にてオンデューティ比増減判断値J(n)が0
の場合にはステップST6へ、オンデューティ比増減判
断値J(n)が0でない場合にはステップST8に分岐
する。ステップST6にてオンデューティ比操作量ΔD
(n)の極性を判断し、オンデューティ比操作量ΔD
(n)が正の場合にはステップST7へオンデューティ
比操作量ΔD(n)が正でない場合にはステップST9
へ分岐する。ステップST8ではオンデューティ比増減
判断値J(n)の極性を判断し、オンデューティ比増減
判断値J(n)が正の場合にはステップST7へ、J
(n)が負の場合にはステップST9へ分岐する。ステ
ップST7にて1サンプル前に決定したオンデューティ
比D(n−1)にオンデューティ比増減量d(d>0)
を加え、本サンプリング時刻に於けるオンデューティ比
D(n)を決定し、電力変換装置20を操作する。ステ
ップST9にて1サンプル前に決定したオンデューティ
比D(n−1)からオンデューティ比増減量d(d>
0)を減じ、本サンプリング時刻に於けるオンデューテ
ィ比D(n)を決定し、電力変換装置20を操作する。
ステップST10では次回のサンプリング時刻まで待機
する(Sample wait)。ステップST11で
は、nを1インクリメントして、次回操作に移行する。
【0007】上記のフローチャートを用いることによ
り、前回操作にてオンデューティ比を増加させた結果発
電電力が増加した場合およびオンデューティ比を減少さ
せた結果発電電力が減少した場合には今回操作にてオン
デューティ比を増加、前回操作にてオンデューティ比を
増加させた結果発電電力が減少した場合およびオンデュ
ーティ比を減少させた結果発電電力が増加した場合には
今回操作にてオンデューティ比を減少させ、また、発電
電力に増減がない場合には、前回の操作を継続しオンデ
ューティ比を増加減少させることが可能で、太陽電池の
発電量を最大電力近傍に制御することが可能である。
り、前回操作にてオンデューティ比を増加させた結果発
電電力が増加した場合およびオンデューティ比を減少さ
せた結果発電電力が減少した場合には今回操作にてオン
デューティ比を増加、前回操作にてオンデューティ比を
増加させた結果発電電力が減少した場合およびオンデュ
ーティ比を減少させた結果発電電力が増加した場合には
今回操作にてオンデューティ比を減少させ、また、発電
電力に増減がない場合には、前回の操作を継続しオンデ
ューティ比を増加減少させることが可能で、太陽電池の
発電量を最大電力近傍に制御することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の太陽電池の最大
電力追従制御方法の問題点を説明する図を図9に示す。
従来の太陽電池の最大電力追従制御方法では、原理的に
最大電力点近傍でオンデューティ比(D)の増減を繰り
返す。例えば図9において、電力変換装置20のA/D
変換器の最低分解能をWaとし、オンデューティ比
(D)を増加させてA点に達した場合、、とオンデ
ューティ比を増加させC点に達し、B点とC点を比較す
るとA/D変換器の認識上B点とC点での発電電力
(W)は等しいと判断し、でもオンデューティ比が増
加する。従って、A点とD点の間で常時振動を繰り返す
ことになる。このため、発電電力Wも振動状態となり、
結果的に発電電力の平均値が小さくなるという問題があ
る。この問題を解決するためには、1サンプル周期毎の
オンデューティ比の増減量dを小さくし、振動を抑制す
る方法が考えられるが、この場合、1サンプル周期毎の
発電電力の変化量も小さくなり、ノイズ等の影響で発電
電力の増減を感知できず、所望の制御動作が不可能にな
るという問題を生ずる。
電力追従制御方法の問題点を説明する図を図9に示す。
従来の太陽電池の最大電力追従制御方法では、原理的に
最大電力点近傍でオンデューティ比(D)の増減を繰り
返す。例えば図9において、電力変換装置20のA/D
変換器の最低分解能をWaとし、オンデューティ比
(D)を増加させてA点に達した場合、、とオンデ
ューティ比を増加させC点に達し、B点とC点を比較す
るとA/D変換器の認識上B点とC点での発電電力
(W)は等しいと判断し、でもオンデューティ比が増
加する。従って、A点とD点の間で常時振動を繰り返す
ことになる。このため、発電電力Wも振動状態となり、
結果的に発電電力の平均値が小さくなるという問題があ
る。この問題を解決するためには、1サンプル周期毎の
オンデューティ比の増減量dを小さくし、振動を抑制す
る方法が考えられるが、この場合、1サンプル周期毎の
発電電力の変化量も小さくなり、ノイズ等の影響で発電
電力の増減を感知できず、所望の制御動作が不可能にな
るという問題を生ずる。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、最大電力点近傍での発電電力の振動が少なく、且つ
ノイズ等の影響による制御精度の低下が少ない太陽電池
の最大電力追従制御方法及びその制御プログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的とする。
で、最大電力点近傍での発電電力の振動が少なく、且つ
ノイズ等の影響による制御精度の低下が少ない太陽電池
の最大電力追従制御方法及びその制御プログラムを記録
した記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、スイッチング用電力変換回路の主スイッチ
のオンデューティ比の増減と、前記オンデューティ比の
増減に起因する太陽電池の発電電力の増減の関係によ
り、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、前記
発電電力が最大となるように制御する太陽電池の最大電
力追従制御方法において、制御装置をサンプリング周期
毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検出した発電量
から電力増減比較値を減ずることにより電力増減値を得
るとともに、前記任意のサンプリング時刻の1サンプル
前に決定した前記オンデューティ比から前記任意のサン
プリング時刻の2サンプル前に決定した前記オンデュー
ティ比を減ずることにより、オンデューティ比操作量を
得、前記電力増減値と前記オンデューティ比操作量を乗
ずることにより、オンデューティ比増減判断値を計算す
るステップと、前記電力増減値の絶対値が電力変化基準
値より大きい場合には、前記オンデューティ比増減判断
値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断値が
正の場合には、前記電力増減比較値を、前記任意のサン
プリング時刻に検出した前記発電量に置き換えるととも
に前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加
させ、前記オンデューティ比増減判断値が負の場合に
は、前記電力増減比較値を、前記任意のサンプリング時
刻に検出した前記発電量に置き換えるとともに前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次
回のサンプリング時刻まで待機するステップと、前記電
力増減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場合に
は、前記オンデューティ比操作量の極性を判断し、前記
オンデューティ比操作量が正の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記オン
デューティ比操作量が負の場合には、前記1サンプル前
に決定したオンデューティ比を減少させた後次回のサン
プリング時刻まで待機するステップとを具備することを
特徴とする。
に本発明は、スイッチング用電力変換回路の主スイッチ
のオンデューティ比の増減と、前記オンデューティ比の
増減に起因する太陽電池の発電電力の増減の関係によ
り、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、前記
発電電力が最大となるように制御する太陽電池の最大電
力追従制御方法において、制御装置をサンプリング周期
毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検出した発電量
から電力増減比較値を減ずることにより電力増減値を得
るとともに、前記任意のサンプリング時刻の1サンプル
前に決定した前記オンデューティ比から前記任意のサン
プリング時刻の2サンプル前に決定した前記オンデュー
ティ比を減ずることにより、オンデューティ比操作量を
得、前記電力増減値と前記オンデューティ比操作量を乗
ずることにより、オンデューティ比増減判断値を計算す
るステップと、前記電力増減値の絶対値が電力変化基準
値より大きい場合には、前記オンデューティ比増減判断
値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断値が
正の場合には、前記電力増減比較値を、前記任意のサン
プリング時刻に検出した前記発電量に置き換えるととも
に前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加
させ、前記オンデューティ比増減判断値が負の場合に
は、前記電力増減比較値を、前記任意のサンプリング時
刻に検出した前記発電量に置き換えるとともに前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次
回のサンプリング時刻まで待機するステップと、前記電
力増減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場合に
は、前記オンデューティ比操作量の極性を判断し、前記
オンデューティ比操作量が正の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記オン
デューティ比操作量が負の場合には、前記1サンプル前
に決定したオンデューティ比を減少させた後次回のサン
プリング時刻まで待機するステップとを具備することを
特徴とする。
【0011】また本発明は、スイッチング用電力変換回
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御する太陽
電池の最大電力追従制御方法において、制御装置をサン
プリング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検
出した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電
力増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻
の1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前
記任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前
記オンデューティ比を減ずることにより、オンデューテ
ィ比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ
比操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判
断値を計算するステップと、前記電力増減値の絶対値が
電力変化基準値より大きい場合には、前記オンデューテ
ィ比増減判断値と極大値判断基準値の積の極性を判断
し、前記オンデューティ比増減判断値と前記極大値判断
基準値の積が負の場合には前記オンデューティ比増減判
断値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断値
が正の場合には、前記1サンプル前に決定したオンデュ
ーティ比を増加させた後、本サンプリング時刻における
オンデューティ比を、該増加させた前記オンデューティ
比とオンデューティ比計算値の平均値に置き換え、前記
オンデューティ比増減判断値が負の場合には、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後、
本サンプリング時刻におけるオンデューティ比を、該減
少させた前記オンデューティ比とオンデューティ比計算
値の平均値に置き換えた後、数秒から数分の期間前記オ
ンデューティ比を保持したまま待機した後にサンプリン
グ時刻まで待機するステップと、前記オンデューティ比
増減判断値と前記極大値判断基準値の積が正の場合に
は、前記オンデューティ比増減判断値の極性を判断し、
前記オンデューティ比増減判断値が正の場合には、前記
電力増減比較値を前記発電量に、前記極大値判断基準値
を前記オンデューティ比増減判断値に、前記オンデュー
ティ比計算値を前記オンデューティ比に置き換えた後、
前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加さ
せ、前記オンデューティ比増減判断値が負の場合には、
前記電力増減比較値を前記発電量に、前記極大値判断基
準値を前記オンデューティ比増減判断値に、前記オンデ
ューティ比計算値を前記オンデューティ比に置き換えた
後、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を減
少させた後次回のサンプリング時刻まで待機するステッ
プと、前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小
さい場合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判
断し、前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前
記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加さ
せ、前記オンデューティ比操作量が負の場合には、前記
1サンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた
後次回のサンプリング時刻まで待機するステップとを具
備することを特徴とする。
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御する太陽
電池の最大電力追従制御方法において、制御装置をサン
プリング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検
出した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電
力増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻
の1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前
記任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前
記オンデューティ比を減ずることにより、オンデューテ
ィ比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ
比操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判
断値を計算するステップと、前記電力増減値の絶対値が
電力変化基準値より大きい場合には、前記オンデューテ
ィ比増減判断値と極大値判断基準値の積の極性を判断
し、前記オンデューティ比増減判断値と前記極大値判断
基準値の積が負の場合には前記オンデューティ比増減判
断値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断値
が正の場合には、前記1サンプル前に決定したオンデュ
ーティ比を増加させた後、本サンプリング時刻における
オンデューティ比を、該増加させた前記オンデューティ
比とオンデューティ比計算値の平均値に置き換え、前記
オンデューティ比増減判断値が負の場合には、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後、
本サンプリング時刻におけるオンデューティ比を、該減
少させた前記オンデューティ比とオンデューティ比計算
値の平均値に置き換えた後、数秒から数分の期間前記オ
ンデューティ比を保持したまま待機した後にサンプリン
グ時刻まで待機するステップと、前記オンデューティ比
増減判断値と前記極大値判断基準値の積が正の場合に
は、前記オンデューティ比増減判断値の極性を判断し、
前記オンデューティ比増減判断値が正の場合には、前記
電力増減比較値を前記発電量に、前記極大値判断基準値
を前記オンデューティ比増減判断値に、前記オンデュー
ティ比計算値を前記オンデューティ比に置き換えた後、
前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加さ
せ、前記オンデューティ比増減判断値が負の場合には、
前記電力増減比較値を前記発電量に、前記極大値判断基
準値を前記オンデューティ比増減判断値に、前記オンデ
ューティ比計算値を前記オンデューティ比に置き換えた
後、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を減
少させた後次回のサンプリング時刻まで待機するステッ
プと、前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小
さい場合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判
断し、前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前
記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加さ
せ、前記オンデューティ比操作量が負の場合には、前記
1サンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた
後次回のサンプリング時刻まで待機するステップとを具
備することを特徴とする。
【0012】また本発明は、スイッチング用電力変換回
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御する太陽
電池の最大電力追従制御方法において、制御装置をサン
プリング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検
出した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電
力増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻
の1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前
記任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前
記オンデューティ比を減ずることにより、オンデューテ
ィ比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ
比操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判
断値を計算するステップと、前記電力増減値の絶対値が
電力変化基準値より大きい場合には、前記1サンプル前
に決定したオンデューティ比から前記オンデューティ比
計算値を減じてオンデューティ比増減量を計算し、前記
電力変化基準値を、前記電力増減値を前記オンデューテ
ィ比増減量で割った値の絶対値に電力変化基準初期値と
定数を乗じた値に置き換えた後、前記オンデューティ比
増減判断値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減
判断値が正の場合には、前記電力増減比較値を前記発電
量に、前記オンデューティ比計算値を前記オンデューテ
ィ比に置き換えた後、前記1サンプル前に決定したオン
デューティ比を増加させ、前記オンデューティ比増減判
断値が負の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量
に、前記オンデューティ比計算値を前記オンデューティ
比に置き換えた後、前記1サンプル前に決定したオンデ
ューティ比を減少させた後次回のサンプリング時刻まで
待機するステップと、前記電力増減値の絶対値が電力変
化基準値より小さい場合には、前記オンデューティ比操
作量の極性を判断し、前記オンデューティ比操作量が正
の場合には、前記1サンプル前に決定したオンデューテ
ィ比を増加させ、前記オンデューティ比操作量が負の場
合には、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比
を減少させた後次回のサンプリング時刻まで待機するス
テップとを具備することを特徴とする。
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御する太陽
電池の最大電力追従制御方法において、制御装置をサン
プリング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検
出した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電
力増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻
の1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前
記任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前
記オンデューティ比を減ずることにより、オンデューテ
ィ比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ
比操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判
断値を計算するステップと、前記電力増減値の絶対値が
電力変化基準値より大きい場合には、前記1サンプル前
に決定したオンデューティ比から前記オンデューティ比
計算値を減じてオンデューティ比増減量を計算し、前記
電力変化基準値を、前記電力増減値を前記オンデューテ
ィ比増減量で割った値の絶対値に電力変化基準初期値と
定数を乗じた値に置き換えた後、前記オンデューティ比
増減判断値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減
判断値が正の場合には、前記電力増減比較値を前記発電
量に、前記オンデューティ比計算値を前記オンデューテ
ィ比に置き換えた後、前記1サンプル前に決定したオン
デューティ比を増加させ、前記オンデューティ比増減判
断値が負の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量
に、前記オンデューティ比計算値を前記オンデューティ
比に置き換えた後、前記1サンプル前に決定したオンデ
ューティ比を減少させた後次回のサンプリング時刻まで
待機するステップと、前記電力増減値の絶対値が電力変
化基準値より小さい場合には、前記オンデューティ比操
作量の極性を判断し、前記オンデューティ比操作量が正
の場合には、前記1サンプル前に決定したオンデューテ
ィ比を増加させ、前記オンデューティ比操作量が負の場
合には、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比
を減少させた後次回のサンプリング時刻まで待機するス
テップとを具備することを特徴とする。
【0013】また本発明は、スイッチング用電力変換回
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御するプロ
グラムを記録した記録媒体において、制御装置をサンプ
リング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検出
した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電力
増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻の
1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前記
任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前記
オンデューティ比を減ずることにより、オンデューティ
比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ比
操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判断
値を計算する手順、前記電力増減値の絶対値が電力変化
基準値より大きい場合には、前記オンデューティ比増減
判断値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断
値が正の場合には、前記電力増減比較値を、前記任意の
サンプリング時刻に検出した前記発電量に置き換えると
ともに前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を
増加させ、前記オンデューティ比増減判断値が負の場合
には、前記電力増減比較値を、前記任意のサンプリング
時刻に検出した前記発電量に置き換えるとともに前記1
サンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後
次回のサンプリング時刻まで待機する手順、前記電力増
減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場合には、前
記オンデューティ比操作量の極性を判断し、前記オンデ
ューティ比操作量が正の場合には、前記1サンプル前に
決定したオンデューティ比を増加させ、前記オンデュー
ティ比操作量が負の場合には、前記1サンプル前に決定
したオンデューティ比を減少させた後次回のサンプリン
グ時刻まで待機する手順をコンピュータに実行させるた
めのものである。
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御するプロ
グラムを記録した記録媒体において、制御装置をサンプ
リング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検出
した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電力
増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻の
1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前記
任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前記
オンデューティ比を減ずることにより、オンデューティ
比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ比
操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判断
値を計算する手順、前記電力増減値の絶対値が電力変化
基準値より大きい場合には、前記オンデューティ比増減
判断値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断
値が正の場合には、前記電力増減比較値を、前記任意の
サンプリング時刻に検出した前記発電量に置き換えると
ともに前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を
増加させ、前記オンデューティ比増減判断値が負の場合
には、前記電力増減比較値を、前記任意のサンプリング
時刻に検出した前記発電量に置き換えるとともに前記1
サンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後
次回のサンプリング時刻まで待機する手順、前記電力増
減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場合には、前
記オンデューティ比操作量の極性を判断し、前記オンデ
ューティ比操作量が正の場合には、前記1サンプル前に
決定したオンデューティ比を増加させ、前記オンデュー
ティ比操作量が負の場合には、前記1サンプル前に決定
したオンデューティ比を減少させた後次回のサンプリン
グ時刻まで待機する手順をコンピュータに実行させるた
めのものである。
【0014】また本発明は、スイッチング用電力変換回
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御するプロ
グラムを記録した記録媒体において、制御装置をサンプ
リング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検出
した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電力
増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻の
1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前記
任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前記
オンデューティ比を減ずることにより、オンデューティ
比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ比
操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判断
値を計算する手順、前記電力増減値の絶対値が電力変化
基準値より大きい場合には、前記オンデューティ比増減
判断値と極大値判断基準値の積の極性を判断し、前記オ
ンデューティ比増減判断値と前記極大値判断基準値の積
が負の場合には前記オンデューティ比増減判断値の極性
を判断し、前記オンデューティ比増減判断値が正の場合
には、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を
増加させた後、本サンプリング時刻におけるオンデュー
ティ比を、該増加させた前記オンデューティ比とオンデ
ューティ比計算値の平均値に置き換え、前記オンデュー
ティ比増減判断値が負の場合には、前記1サンプル前に
決定したオンデューティ比を減少させた後、本サンプリ
ング時刻におけるオンデューティ比を、該減少させた前
記オンデューティ比とオンデューティ比計算値の平均値
に置き換えた後、数秒から数分の期間前記オンデューテ
ィ比を保持したまま待機した後にサンプリング時刻まで
待機する手順、前記オンデューティ比増減判断値と前記
極大値判断基準値の積が正の場合には、前記オンデュー
ティ比増減判断値の極性を判断し、前記オンデューティ
比増減判断値が正の場合には、前記電力増減比較値を前
記発電量に、前記極大値判断基準値を前記オンデューテ
ィ比増減判断値に、前記オンデューティ比計算値を前記
オンデューティ比に置き換えた後、前記1サンプル前に
決定したオンデューティ比を増加させ、前記オンデュー
ティ比増減判断値が負の場合には、前記電力増減比較値
を前記発電量に、前記極大値判断基準値を前記オンデュ
ーティ比増減判断値に、前記オンデューティ比計算値を
前記オンデューティ比に置き換えた後、前記1サンプル
前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回のサ
ンプリング時刻まで待機する手順、前記電力増減値の絶
対値が電力変化基準値より小さい場合には、前記オンデ
ューティ比操作量の極性を判断し、前記オンデューティ
比操作量が正の場合には、前記1サンプル前に決定した
オンデューティ比を増加させ、前記オンデューティ比操
作量が負の場合には、前記1サンプル前に決定したオン
デューティ比を減少させた後次回のサンプリング時刻ま
で待機する手順をコンピュータに実行させるためのもの
である。
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御するプロ
グラムを記録した記録媒体において、制御装置をサンプ
リング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検出
した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電力
増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻の
1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前記
任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前記
オンデューティ比を減ずることにより、オンデューティ
比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ比
操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判断
値を計算する手順、前記電力増減値の絶対値が電力変化
基準値より大きい場合には、前記オンデューティ比増減
判断値と極大値判断基準値の積の極性を判断し、前記オ
ンデューティ比増減判断値と前記極大値判断基準値の積
が負の場合には前記オンデューティ比増減判断値の極性
を判断し、前記オンデューティ比増減判断値が正の場合
には、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比を
増加させた後、本サンプリング時刻におけるオンデュー
ティ比を、該増加させた前記オンデューティ比とオンデ
ューティ比計算値の平均値に置き換え、前記オンデュー
ティ比増減判断値が負の場合には、前記1サンプル前に
決定したオンデューティ比を減少させた後、本サンプリ
ング時刻におけるオンデューティ比を、該減少させた前
記オンデューティ比とオンデューティ比計算値の平均値
に置き換えた後、数秒から数分の期間前記オンデューテ
ィ比を保持したまま待機した後にサンプリング時刻まで
待機する手順、前記オンデューティ比増減判断値と前記
極大値判断基準値の積が正の場合には、前記オンデュー
ティ比増減判断値の極性を判断し、前記オンデューティ
比増減判断値が正の場合には、前記電力増減比較値を前
記発電量に、前記極大値判断基準値を前記オンデューテ
ィ比増減判断値に、前記オンデューティ比計算値を前記
オンデューティ比に置き換えた後、前記1サンプル前に
決定したオンデューティ比を増加させ、前記オンデュー
ティ比増減判断値が負の場合には、前記電力増減比較値
を前記発電量に、前記極大値判断基準値を前記オンデュ
ーティ比増減判断値に、前記オンデューティ比計算値を
前記オンデューティ比に置き換えた後、前記1サンプル
前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回のサ
ンプリング時刻まで待機する手順、前記電力増減値の絶
対値が電力変化基準値より小さい場合には、前記オンデ
ューティ比操作量の極性を判断し、前記オンデューティ
比操作量が正の場合には、前記1サンプル前に決定した
オンデューティ比を増加させ、前記オンデューティ比操
作量が負の場合には、前記1サンプル前に決定したオン
デューティ比を減少させた後次回のサンプリング時刻ま
で待機する手順をコンピュータに実行させるためのもの
である。
【0015】また本発明は、スイッチング用電力変換回
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御するプロ
グラムを記録した記録媒体において、制御装置をサンプ
リング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検出
した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電力
増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻の
1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前記
任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前記
オンデューティ比を減ずることにより、オンデューティ
比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ比
操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判断
値を計算する手順、前記電力増減値の絶対値が電力変化
基準値より大きい場合には、前記1サンプル前に決定し
たオンデューティ比から前記オンデューティ比計算値を
減じてオンデューティ比増減量を計算し、前記電力変化
基準値を、前記電力増減値を前記オンデューティ比増減
量で割った値の絶対値に電力変化基準初期値と定数を乗
じた値に置き換えた後、前記オンデューティ比増減判断
値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断値が
正の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量に、前
記オンデューティ比計算値を前記オンデューティ比に置
き換えた後、前記1サンプル前に決定したオンデューテ
ィ比を増加させ、前記オンデューティ比増減判断値が負
の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量に、前記
オンデューティ比計算値を前記オンデューティ比に置き
換えた後、前記1サンプル前に決定したオンデューティ
比を減少させた後次回のサンプリング時刻まで待機する
手順、前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小
さい場合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判
断し、前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前
記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加さ
せ、前記オンデューティ比操作量が負の場合には、前記
1サンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた
後次回のサンプリング時刻まで待機する手順をコンピュ
ータに実行させるためのものである。
路の主スイッチのオンデューティ比の増減と、前記オン
デューティ比の増減に起因する太陽電池の発電電力の増
減の関係により、次回の前記オンデューティ比の増減を
決定し、前記発電電力が最大となるように制御するプロ
グラムを記録した記録媒体において、制御装置をサンプ
リング周期毎に動作し、任意のサンプリング時刻に検出
した発電量から電力増減比較値を減ずることにより電力
増減値を得るとともに、前記任意のサンプリング時刻の
1サンプル前に決定した前記オンデューティ比から前記
任意のサンプリング時刻の2サンプル前に決定した前記
オンデューティ比を減ずることにより、オンデューティ
比操作量を得、前記電力増減値と前記オンデューティ比
操作量を乗ずることにより、オンデューティ比増減判断
値を計算する手順、前記電力増減値の絶対値が電力変化
基準値より大きい場合には、前記1サンプル前に決定し
たオンデューティ比から前記オンデューティ比計算値を
減じてオンデューティ比増減量を計算し、前記電力変化
基準値を、前記電力増減値を前記オンデューティ比増減
量で割った値の絶対値に電力変化基準初期値と定数を乗
じた値に置き換えた後、前記オンデューティ比増減判断
値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断値が
正の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量に、前
記オンデューティ比計算値を前記オンデューティ比に置
き換えた後、前記1サンプル前に決定したオンデューテ
ィ比を増加させ、前記オンデューティ比増減判断値が負
の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量に、前記
オンデューティ比計算値を前記オンデューティ比に置き
換えた後、前記1サンプル前に決定したオンデューティ
比を減少させた後次回のサンプリング時刻まで待機する
手順、前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小
さい場合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判
断し、前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前
記1サンプル前に決定したオンデューティ比を増加さ
せ、前記オンデューティ比操作量が負の場合には、前記
1サンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた
後次回のサンプリング時刻まで待機する手順をコンピュ
ータに実行させるためのものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
形態例を詳細に説明する。
【0017】太陽電池の最大電力追従制御を実現する装
置の一例として図1を用いる。すなわち、太陽電池10
と、前記太陽電池10に接続されスイッチング電力変換
回路の主スイッチのオンデューティ比を増減させること
により前記太陽電池10の出力電流および出力電圧を操
作する電力変換装置20と、前記太陽電池10の出力も
しくは前記電力変換装置20の出力に取り付けられ前記
太陽電池10の発電電力を検出する電力検出装置40
と、前記電力検出装置40により検出された発電電力に
より前記オンデューティ比を制御する制御装置30と、
負荷、電力系統、蓄電池等50からなり、前記太陽電池
10で発電した電力はスイッチング電力変換回路からな
る電力変換装置20を介して負荷、電力系統、蓄電池等
50に供給される。制御装置30はサンプリング周期毎
に動作し、前記オンデューティ比の増減と、前記オンデ
ューティ比の増減に起因する前記発電電力の増減の関係
により、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、
前記発電電力が最大となるように制御する。
置の一例として図1を用いる。すなわち、太陽電池10
と、前記太陽電池10に接続されスイッチング電力変換
回路の主スイッチのオンデューティ比を増減させること
により前記太陽電池10の出力電流および出力電圧を操
作する電力変換装置20と、前記太陽電池10の出力も
しくは前記電力変換装置20の出力に取り付けられ前記
太陽電池10の発電電力を検出する電力検出装置40
と、前記電力検出装置40により検出された発電電力に
より前記オンデューティ比を制御する制御装置30と、
負荷、電力系統、蓄電池等50からなり、前記太陽電池
10で発電した電力はスイッチング電力変換回路からな
る電力変換装置20を介して負荷、電力系統、蓄電池等
50に供給される。制御装置30はサンプリング周期毎
に動作し、前記オンデューティ比の増減と、前記オンデ
ューティ比の増減に起因する前記発電電力の増減の関係
により、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、
前記発電電力が最大となるように制御する。
【0018】[実施形態例1]図2は本発明の実施形態
例1を示すフローチャートである。任意のサンプリング
時刻における動作は以下の通りである。
例1を示すフローチャートである。任意のサンプリング
時刻における動作は以下の通りである。
【0019】ステップST1にて発電電力をサンプリン
グし、発電量W(n)とする。ステップST2にて発電
量W(n)からステップST9もしくはステップST1
0で設定される電力増減比較値Wkを減じて、電力増減
値ΔW(n)を計算する。ステップST3にて1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比D(n−1)から2サ
ンプル前に決定したオンデューティ比D(n−2)を減
じて、オンデューティ比操作量ΔD(n)を計算する。
ステップST4にて電力増減値ΔW(n)にオンデュー
ティ比操作量ΔD(n)を乗じてオンデューティ比増減
判断値J(n)を計算する。ステップST5にて電力増
減値ΔW(n)の絶対値が電力変化基準値Ws以下の場
合にはステップST6へ、電力増減値ΔW(n)の絶対
値が電力変化基準値Wsより大きい場合にはステップS
T8に分岐する。ステップST6にてオンデューティ比
操作量ΔD(n)の極性を判断し、オンデューティ比操
作量ΔD(n)が正の場合にはステップST7へ、オン
デューティ比操作量ΔD(n)が正でない場合にはステ
ップST11へ分岐する。ステップST8ではオンデュ
ーティ比増減判断値J(n)の極性を判断し、オンデュ
ーティ比増減判断値J(n)が正の場合にはステップS
T9を経由してステップST7へ、オンデューティ比増
減判断値J(n)が負の場合にはステップST10を経
由してステップST11へ分岐する。ステップST9及
びステップST10では電力増減比較値Wkを発電量W
(n)に置き換える。ステップST7にて1サンプル前
に決定したオンデューティ比D(n−1)にオンデュー
ティ比増減量d(d>0)を加え、本サンプリング時刻
に於けるオンデューティ比D(n)を決定し、電力変換
装置20を操作する。ステップST11にて1サンプル
前に決定したオンデューティ比D(n−1)からオンデ
ューティ比増減量d(d>0)を減じ、本サンプリング
時刻に於けるオンデューティ比D(n)を決定し、電力
変換装置20を操作する。ステップST12では次回の
サンプリング時刻まで待機する(Sample wai
t)。ステップST13では、nを1インクリメントし
て、次回操作に移行する。
グし、発電量W(n)とする。ステップST2にて発電
量W(n)からステップST9もしくはステップST1
0で設定される電力増減比較値Wkを減じて、電力増減
値ΔW(n)を計算する。ステップST3にて1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比D(n−1)から2サ
ンプル前に決定したオンデューティ比D(n−2)を減
じて、オンデューティ比操作量ΔD(n)を計算する。
ステップST4にて電力増減値ΔW(n)にオンデュー
ティ比操作量ΔD(n)を乗じてオンデューティ比増減
判断値J(n)を計算する。ステップST5にて電力増
減値ΔW(n)の絶対値が電力変化基準値Ws以下の場
合にはステップST6へ、電力増減値ΔW(n)の絶対
値が電力変化基準値Wsより大きい場合にはステップS
T8に分岐する。ステップST6にてオンデューティ比
操作量ΔD(n)の極性を判断し、オンデューティ比操
作量ΔD(n)が正の場合にはステップST7へ、オン
デューティ比操作量ΔD(n)が正でない場合にはステ
ップST11へ分岐する。ステップST8ではオンデュ
ーティ比増減判断値J(n)の極性を判断し、オンデュ
ーティ比増減判断値J(n)が正の場合にはステップS
T9を経由してステップST7へ、オンデューティ比増
減判断値J(n)が負の場合にはステップST10を経
由してステップST11へ分岐する。ステップST9及
びステップST10では電力増減比較値Wkを発電量W
(n)に置き換える。ステップST7にて1サンプル前
に決定したオンデューティ比D(n−1)にオンデュー
ティ比増減量d(d>0)を加え、本サンプリング時刻
に於けるオンデューティ比D(n)を決定し、電力変換
装置20を操作する。ステップST11にて1サンプル
前に決定したオンデューティ比D(n−1)からオンデ
ューティ比増減量d(d>0)を減じ、本サンプリング
時刻に於けるオンデューティ比D(n)を決定し、電力
変換装置20を操作する。ステップST12では次回の
サンプリング時刻まで待機する(Sample wai
t)。ステップST13では、nを1インクリメントし
て、次回操作に移行する。
【0020】図2のフローチャートによる効果を説明す
る図を図3に示す。図2のフローチャートでは図3に示
すように電力の増減を1サンプル前の発電電力W(n−
1)ではなく、予め設定した電力増減比較値Wkとの比
較によって行い、電力増減値ΔW(n)が電力変化基準
値Wsより小さい場合には、前回の増減操作を継続して
行うため、オンデューティ比増減量dを小さく設定した
場合にも、ノイズ等の影響による誤動作を防止すること
が可能でかつ振動範囲を小さく抑えることが可能で図3
に示すように振動範囲(E点−F点間)は図9と比較し
て小さくなる。従って、最大電力点近傍での発電電力の
振動が少なく、且つノイズ等の影響による制御精度の低
下が少ない太陽電池の最大電力追従制御方法を提供する
ことができる。
る図を図3に示す。図2のフローチャートでは図3に示
すように電力の増減を1サンプル前の発電電力W(n−
1)ではなく、予め設定した電力増減比較値Wkとの比
較によって行い、電力増減値ΔW(n)が電力変化基準
値Wsより小さい場合には、前回の増減操作を継続して
行うため、オンデューティ比増減量dを小さく設定した
場合にも、ノイズ等の影響による誤動作を防止すること
が可能でかつ振動範囲を小さく抑えることが可能で図3
に示すように振動範囲(E点−F点間)は図9と比較し
て小さくなる。従って、最大電力点近傍での発電電力の
振動が少なく、且つノイズ等の影響による制御精度の低
下が少ない太陽電池の最大電力追従制御方法を提供する
ことができる。
【0021】[実施形態例2]図4は本発明の実施形態
例2を示すフローチャートである。任意のサンプリング
時刻における動作は以下の通りである。
例2を示すフローチャートである。任意のサンプリング
時刻における動作は以下の通りである。
【0022】ステップST1にて発電電力をサンプリン
グし、発電量W(n)とする。ステップST2にて発電
量W(n)からステップST10もしくはステップST
11で設定された電力増減比較値Wkを減じて、電力増
減値ΔW(n)を計算する。ステップST3にて1サン
プル前に決定したオンデューティ比D(n−1)から2
サンプル前に決定したオンデューティ比D(n−2)を
減じて、オンデューティ比操作量ΔD(n)を計算す
る。ステップST4にて電力増減値ΔW(n)にオンデ
ューティ比操作量ΔD(n)を乗じてオンデューティ比
増減判断値J(n)を計算する。ステップST5にて電
力増減値ΔW(n)の絶対値が電力変化基準値Ws以下
の場合にはステップST6へ、オンデューティ比増減判
断値J(n)が電力変化基準値Wsより大きい場合には
ステップST8に分岐する。ステップST6にてオンデ
ューティ比操作量ΔD(n)の極性を判断し、オンデュ
ーティ比操作量ΔD(n)が正の場合にはステップST
7へ、オンデューティ比操作量ΔD(n)が正でない場
合にはステップST12へ分岐する。ステップST8で
はオンデューティ比増減判断値J(n)とステップST
10もしくはステップST11で設定された極大値判断
基準値Jkの積の極性を判断し、オンデューティ比増減
判断値J(n)と極大値判断基準値Jkの積が正の場合
にはステップST9へ、オンデューティ比増減判断値J
(n)と極大値判断基準値Jkの積が負の場合にはステ
ップST13へ分岐する。ステップST9ではオンデュ
ーティ比増減判断値J(n)の極性を判断し、オンデュ
ーティ比増減判断値J(n)が0より大きい場合にはス
テップST10を経由してステップST7へ分岐し、オ
ンデューティ比増減判断値J(n)が0以下の場合には
ステップST11を経由してステップST12に分岐す
る。ステップST10及びステップST11では電力増
減比較値Wkを発電量W(n)に、極性判断基準値Jk
をオンデューティ比増減判断値J(n)に、オンデュー
ティ比計算値Dkをオンデューティ比D(n)に置き換
える。ステップST7にて1サンプル前に決定したオン
デューティ比D(n−1)にオンデューティ比増減量d
(d>0)を加え、本サンプリング時刻に於けるオンデ
ューティ比D(n)を決定し、電力変換装置20を操作
する。ステップST12にて1サンプル前に決定したオ
ンデューティ比D(n−1)からオンデューティ比増減
量d(d>0)を減じ、本サンプリング時刻に於けるオ
ンデューティ比D(n)を決定し、電力変換装置20を
操作する。ステップST13ではオンデューティ比増減
判断値J(n)の極性を判断し、オンデューティ比増減
判断値J(n)が0より大きい場合はステップST14
に分岐、オンデューティ比増減判断値J(n)が0以下
の場合にはステップST15に分岐する。ステップST
14では、1サンプル前に決定したオンデューティ比D
(n−1)にオンデューティ比増減量d(d>0)を加
え、ステップST15では、1サンプル前に決定したオ
ンデューティ比D(n−1)からオンデューティ比増減
量d(d>0)を減じる。ステップST16では、ステ
ップST14もしくはステップST15で計算したオン
デューティ比D(n)とステップST10もしくはステ
ップST11で計算したオンデューティ比計算値Dkの
平均値を本サンプリング時刻に於けるオンデューティ比
として、電力変換装置20を操作する。ステップST1
7では、ステップST16で得られたオンデューティ比
を保持したまま数秒から数分間待機(Long wai
t)した後ステップST18に移行する。ステップST
18では次回のサンプリング時刻まで待機する(Sam
plewait)。ステップST19では、nを1イン
クリメントして、次回操作に移行する。
グし、発電量W(n)とする。ステップST2にて発電
量W(n)からステップST10もしくはステップST
11で設定された電力増減比較値Wkを減じて、電力増
減値ΔW(n)を計算する。ステップST3にて1サン
プル前に決定したオンデューティ比D(n−1)から2
サンプル前に決定したオンデューティ比D(n−2)を
減じて、オンデューティ比操作量ΔD(n)を計算す
る。ステップST4にて電力増減値ΔW(n)にオンデ
ューティ比操作量ΔD(n)を乗じてオンデューティ比
増減判断値J(n)を計算する。ステップST5にて電
力増減値ΔW(n)の絶対値が電力変化基準値Ws以下
の場合にはステップST6へ、オンデューティ比増減判
断値J(n)が電力変化基準値Wsより大きい場合には
ステップST8に分岐する。ステップST6にてオンデ
ューティ比操作量ΔD(n)の極性を判断し、オンデュ
ーティ比操作量ΔD(n)が正の場合にはステップST
7へ、オンデューティ比操作量ΔD(n)が正でない場
合にはステップST12へ分岐する。ステップST8で
はオンデューティ比増減判断値J(n)とステップST
10もしくはステップST11で設定された極大値判断
基準値Jkの積の極性を判断し、オンデューティ比増減
判断値J(n)と極大値判断基準値Jkの積が正の場合
にはステップST9へ、オンデューティ比増減判断値J
(n)と極大値判断基準値Jkの積が負の場合にはステ
ップST13へ分岐する。ステップST9ではオンデュ
ーティ比増減判断値J(n)の極性を判断し、オンデュ
ーティ比増減判断値J(n)が0より大きい場合にはス
テップST10を経由してステップST7へ分岐し、オ
ンデューティ比増減判断値J(n)が0以下の場合には
ステップST11を経由してステップST12に分岐す
る。ステップST10及びステップST11では電力増
減比較値Wkを発電量W(n)に、極性判断基準値Jk
をオンデューティ比増減判断値J(n)に、オンデュー
ティ比計算値Dkをオンデューティ比D(n)に置き換
える。ステップST7にて1サンプル前に決定したオン
デューティ比D(n−1)にオンデューティ比増減量d
(d>0)を加え、本サンプリング時刻に於けるオンデ
ューティ比D(n)を決定し、電力変換装置20を操作
する。ステップST12にて1サンプル前に決定したオ
ンデューティ比D(n−1)からオンデューティ比増減
量d(d>0)を減じ、本サンプリング時刻に於けるオ
ンデューティ比D(n)を決定し、電力変換装置20を
操作する。ステップST13ではオンデューティ比増減
判断値J(n)の極性を判断し、オンデューティ比増減
判断値J(n)が0より大きい場合はステップST14
に分岐、オンデューティ比増減判断値J(n)が0以下
の場合にはステップST15に分岐する。ステップST
14では、1サンプル前に決定したオンデューティ比D
(n−1)にオンデューティ比増減量d(d>0)を加
え、ステップST15では、1サンプル前に決定したオ
ンデューティ比D(n−1)からオンデューティ比増減
量d(d>0)を減じる。ステップST16では、ステ
ップST14もしくはステップST15で計算したオン
デューティ比D(n)とステップST10もしくはステ
ップST11で計算したオンデューティ比計算値Dkの
平均値を本サンプリング時刻に於けるオンデューティ比
として、電力変換装置20を操作する。ステップST1
7では、ステップST16で得られたオンデューティ比
を保持したまま数秒から数分間待機(Long wai
t)した後ステップST18に移行する。ステップST
18では次回のサンプリング時刻まで待機する(Sam
plewait)。ステップST19では、nを1イン
クリメントして、次回操作に移行する。
【0023】図4のフローチャートによる効果を説明す
る図を図5に示す。図4のフローチャートでは図5に示
すように電力の増減を1サンプル前の発電電力W(n−
1)ではなく、予め設定した電力増減比較値Wkとの比
較によって行い、電力増減値ΔW(n)が電力変化基準
値Wsより小さい場合には、前回の増減操作を継続して
行うため、オンデューティ比増減量dを小さく設定した
場合にも、ノイズ等の影響による誤動作を防止すること
が可能である。さらに、図4のフローチャートでは、図
5のE点から発電電力の極大値を通過してF点に達した
時点で極大値を通過したことを自動的に感知し、動作点
をオンデューティ比計算値Dkとオンデューティ比D
(n)の平均値(G点)に保持して数秒もしくは数分間
待機することができるため、この間には発電電力をほぼ
最大に保ったまま、全く振動を生じないため、さらに高
い効率で発電動作を行うことが可能である。この機能
は、快晴時等の日射量の時間変動が少ない場合や、1つ
の制御装置で複数の電力変換装置を制御する場合等に有
効である。従って、本制御により最大電力点近傍での発
電電力の振動が少なく、且つノイズ等の影響による制御
精度の低下が少ない太陽電池の最大電力追従制御方法を
提供することができる。
る図を図5に示す。図4のフローチャートでは図5に示
すように電力の増減を1サンプル前の発電電力W(n−
1)ではなく、予め設定した電力増減比較値Wkとの比
較によって行い、電力増減値ΔW(n)が電力変化基準
値Wsより小さい場合には、前回の増減操作を継続して
行うため、オンデューティ比増減量dを小さく設定した
場合にも、ノイズ等の影響による誤動作を防止すること
が可能である。さらに、図4のフローチャートでは、図
5のE点から発電電力の極大値を通過してF点に達した
時点で極大値を通過したことを自動的に感知し、動作点
をオンデューティ比計算値Dkとオンデューティ比D
(n)の平均値(G点)に保持して数秒もしくは数分間
待機することができるため、この間には発電電力をほぼ
最大に保ったまま、全く振動を生じないため、さらに高
い効率で発電動作を行うことが可能である。この機能
は、快晴時等の日射量の時間変動が少ない場合や、1つ
の制御装置で複数の電力変換装置を制御する場合等に有
効である。従って、本制御により最大電力点近傍での発
電電力の振動が少なく、且つノイズ等の影響による制御
精度の低下が少ない太陽電池の最大電力追従制御方法を
提供することができる。
【0024】[実施形態例3]図6は本発明の実施形態
例3を示すフローチャートである。任意のサンプリング
時刻における動作は以下の通りである。
例3を示すフローチャートである。任意のサンプリング
時刻における動作は以下の通りである。
【0025】ステップST1にて発電電力をサンプリン
グし、発電量W(n)とする。ステップST2にて発電
量W(n)からステップST11もしくはステップST
12で設定される電力増減比較値Wkを減じて、電力増
減値ΔW(n)を計算する。ステップST3にて1サン
プル前に決定したオンデューティ比D(n−1)から2
サンプル前に決定したオンデューティ比D(n−2)を
減じて、オンデューティ比操作量ΔD(n)を計算す
る。ステップST4にて電力増減値ΔW(n)にオンデ
ューティ比操作量ΔD(n)を乗じてオンデューティ比
増減判断値J(n)を計算する。ステップST5にて電
力増減値ΔW(n)の絶対値が電力変化基準値Ws以下
の場合にはステップST6へ、電力増減値ΔW(n)の
絶対値が電力変化基準値Wsより大きい場合にはステッ
プST8に分岐する。ステップST6にてオンデューテ
ィ比操作量ΔD(n)の極性を判断し、オンデューティ
比操作量ΔD(n)が正の場合にはステップST7へ、
オンデューティ比操作量ΔD(n)が正でない場合には
ステップST13へ分岐する。ステップST8では1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比D(n−1)から
ステップST11もしくはステップST12で計算され
るオンデューティ比計算値Dkを減じて、オンデューテ
ィ比増減量ΔDdを計算する。ステップST9では、電
力増減値ΔW(n)をオンデューティ比増減量ΔDdを
割った値の絶対値に定数kと電力変化基準初期値Wso
を乗じて電力変化基準値Wsを計算する。ステップST
10ではオンデューティ比増減判断値J(n)の極性を
判断し、オンデューティ比増減判断値J(n)が正の場
合にはステップST11を経由してステップST7へ、
オンデューティ比増減判断値J(n)が負の場合にはス
テップST12を経由してステップST13へ分岐す
る。ステップST11及びステップST12では電力増
減比較値Wkを発電量W(n)に、オンデューティ比計
算値Dkをオンデューティ比D(n)に置き換える。ス
テップST7にて1サンプル前に決定したオンデューテ
ィ比D(n−1)にオンデューティ比増減量d(d>
0)を加え、本サンプリング時刻に於けるオンデューテ
ィ比D(n)を決定し、電力変換装置20を操作する。
ステップST13にて1サンプル前に決定したオンデュ
ーティ比D(n−1)からオンデューティ比増減量d
(d>0)を減じ、本サンプリング時刻に於けるオンデ
ューティ比D(n)を決定し、電力変換装置20を操作
する。ステップST14では次回のサンプリング時刻ま
で待機する(Sample wait)。ステップST
15では、nを1インクリメントして、次回操作に移行
する。
グし、発電量W(n)とする。ステップST2にて発電
量W(n)からステップST11もしくはステップST
12で設定される電力増減比較値Wkを減じて、電力増
減値ΔW(n)を計算する。ステップST3にて1サン
プル前に決定したオンデューティ比D(n−1)から2
サンプル前に決定したオンデューティ比D(n−2)を
減じて、オンデューティ比操作量ΔD(n)を計算す
る。ステップST4にて電力増減値ΔW(n)にオンデ
ューティ比操作量ΔD(n)を乗じてオンデューティ比
増減判断値J(n)を計算する。ステップST5にて電
力増減値ΔW(n)の絶対値が電力変化基準値Ws以下
の場合にはステップST6へ、電力増減値ΔW(n)の
絶対値が電力変化基準値Wsより大きい場合にはステッ
プST8に分岐する。ステップST6にてオンデューテ
ィ比操作量ΔD(n)の極性を判断し、オンデューティ
比操作量ΔD(n)が正の場合にはステップST7へ、
オンデューティ比操作量ΔD(n)が正でない場合には
ステップST13へ分岐する。ステップST8では1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比D(n−1)から
ステップST11もしくはステップST12で計算され
るオンデューティ比計算値Dkを減じて、オンデューテ
ィ比増減量ΔDdを計算する。ステップST9では、電
力増減値ΔW(n)をオンデューティ比増減量ΔDdを
割った値の絶対値に定数kと電力変化基準初期値Wso
を乗じて電力変化基準値Wsを計算する。ステップST
10ではオンデューティ比増減判断値J(n)の極性を
判断し、オンデューティ比増減判断値J(n)が正の場
合にはステップST11を経由してステップST7へ、
オンデューティ比増減判断値J(n)が負の場合にはス
テップST12を経由してステップST13へ分岐す
る。ステップST11及びステップST12では電力増
減比較値Wkを発電量W(n)に、オンデューティ比計
算値Dkをオンデューティ比D(n)に置き換える。ス
テップST7にて1サンプル前に決定したオンデューテ
ィ比D(n−1)にオンデューティ比増減量d(d>
0)を加え、本サンプリング時刻に於けるオンデューテ
ィ比D(n)を決定し、電力変換装置20を操作する。
ステップST13にて1サンプル前に決定したオンデュ
ーティ比D(n−1)からオンデューティ比増減量d
(d>0)を減じ、本サンプリング時刻に於けるオンデ
ューティ比D(n)を決定し、電力変換装置20を操作
する。ステップST14では次回のサンプリング時刻ま
で待機する(Sample wait)。ステップST
15では、nを1インクリメントして、次回操作に移行
する。
【0026】図6のフローチャートによる効果を説明す
る図を図7に示す。図6のフローチャートでは図3に示
すように電力の増減を1サンプル前の発電電力W(n−
1)ではなく、予め設定した電力増減比較値Wkとの比
較によって行い、電力増減値ΔW(n)が電力変化基準
値Wsより小さい場合には、前回の増減操作を継続して
行うため、オンデューティ比増減量dを小さく設定した
場合にも、ノイズ等の影響による誤動作を防止すること
が可能でかつ振動範囲を小さく抑えることが可能であ
る。さらに図7に示すように電力変化基準値Wsをオン
デューティ比増減量ΔDdと電力増減値ΔW(n)の比
に比例した値とすることが可能で、発電電力の極大値付
近では電力変化基準値Wsが小さくなるため振動範囲
(H点−I点間)は図3と比較してさらに小さくなる。
従って、図6のフローチャートにより最大電力点近傍で
の発電電力の振動が少なく、且つノイズ等の影響による
制御精度の低下が少ない太陽電池の最大電力追従制御方
法を提供することができる。
る図を図7に示す。図6のフローチャートでは図3に示
すように電力の増減を1サンプル前の発電電力W(n−
1)ではなく、予め設定した電力増減比較値Wkとの比
較によって行い、電力増減値ΔW(n)が電力変化基準
値Wsより小さい場合には、前回の増減操作を継続して
行うため、オンデューティ比増減量dを小さく設定した
場合にも、ノイズ等の影響による誤動作を防止すること
が可能でかつ振動範囲を小さく抑えることが可能であ
る。さらに図7に示すように電力変化基準値Wsをオン
デューティ比増減量ΔDdと電力増減値ΔW(n)の比
に比例した値とすることが可能で、発電電力の極大値付
近では電力変化基準値Wsが小さくなるため振動範囲
(H点−I点間)は図3と比較してさらに小さくなる。
従って、図6のフローチャートにより最大電力点近傍で
の発電電力の振動が少なく、且つノイズ等の影響による
制御精度の低下が少ない太陽電池の最大電力追従制御方
法を提供することができる。
【0027】尚、上記実施形態例1〜3に係る太陽電池
の最大電力追従制御方法は、具体的にはパーソナルコン
ピュータ(PC)等のコンピュータにより予め所定の記
録媒体に記録された制御プログラムに基いて実行され
る。図1の制御装置30内もしくはそれに外付けされた
ROMに制御プログラムが書き込まれており、制御装置
30内にあるCPUでその制御プログラムを実行する。
の最大電力追従制御方法は、具体的にはパーソナルコン
ピュータ(PC)等のコンピュータにより予め所定の記
録媒体に記録された制御プログラムに基いて実行され
る。図1の制御装置30内もしくはそれに外付けされた
ROMに制御プログラムが書き込まれており、制御装置
30内にあるCPUでその制御プログラムを実行する。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、最大
電力点近傍での発電電力の振動が少なく、且つノイズ等
の影響による制御精度の低下が少ない太陽電池の最大電
力追従制御方法及びその制御プログラムを記録した記録
媒体を提供することができる。
電力点近傍での発電電力の振動が少なく、且つノイズ等
の影響による制御精度の低下が少ない太陽電池の最大電
力追従制御方法及びその制御プログラムを記録した記録
媒体を提供することができる。
【図1】太陽電池の最大電力追従制御を実現する装置の
一例を示す構成説明図である。
一例を示す構成説明図である。
【図2】本発明の実施形態例1を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図3】図2のフローチャートによる効果を説明する特
性図である。
性図である。
【図4】本発明の実施形態例2を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図5】図4のフローチャートによる効果を説明する特
性図である。
性図である。
【図6】本発明の実施形態例3を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】図6のフローチャートによる効果を説明する特
性図である。
性図である。
【図8】従来の太陽電池の最大電力追従制御方法を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図9】図8のフローチャートによる問題点を説明する
特性図である。
特性図である。
10 太陽電池
20 電力変換装置
30 制御装置
40 電力検出装置
50 負荷、電力系統、蓄電池等
フロントページの続き
(72)発明者 谷野 賢司
東京都豊島区高田1丁目18番1号 オリ
ジン電気株式会社内
(72)発明者 山本 眞
東京都豊島区高田1丁目18番1号 オリ
ジン電気株式会社内
(56)参考文献 特開 平9−73327(JP,A)
特開 平9−54623(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G05F 1/00 - 7/00
Claims (6)
- 【請求項1】 スイッチング用電力変換回路の主スイッ
チのオンデューティ比の増減と、前記オンデューティ比
の増減に起因する太陽電池の発電電力の増減の関係によ
り、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、前記
発電電力が最大となるように制御する太陽電池の最大電
力追従制御方法において、 制御装置はサンプリング周期毎に動作し、任意のサンプ
リング時刻に検出した発電量から電力増減比較値を減ず
ることにより電力増減値を得るとともに、前記任意のサ
ンプリング時刻の1サンプル前に決定した前記オンデュ
ーティ比から前記任意のサンプリング時刻の2サンプル
前に決定した前記オンデューティ比を減ずることによ
り、オンデューティ比操作量を得、前記電力増減値と前
記オンデューティ比操作量を乗ずることにより、オンデ
ューティ比増減判断値を計算するステップと、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より大きい場
合には、前記オンデューティ比増減判断値の極性を判断
し、前記オンデューティ比増減判断値が正の場合には、
前記電力増減比較値を、前記任意のサンプリング時刻に
検出した前記発電量に置き換えるとともに前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記オン
デューティ比増減判断値が負の場合には、前記電力増減
比較値を、前記任意のサンプリング時刻に検出した前記
発電量に置き換えるとともに前記1サンプル前に決定し
たオンデューティ比を減少させた後次回のサンプリング
時刻まで待機するステップと、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場
合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判断し、
前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記
オンデューティ比操作量が負の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回の
サンプリング時刻まで待機するステップとを具備するこ
とを特徴とする太陽電池の最大電力追従制御方法。 - 【請求項2】 スイッチング用電力変換回路の主スイッ
チのオンデューティ比の増減と、前記オンデューティ比
の増減に起因する太陽電池の発電電力の増減の関係によ
り、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、前記
発電電力が最大となるように制御する太陽電池の最大電
力追従制御方法において、 制御装置はサンプリング周期毎に動作し、任意のサンプ
リング時刻に検出した発電量から電力増減比較値を減ず
ることにより電力増減値を得るとともに、前記任意のサ
ンプリング時刻の1サンプル前に決定した前記オンデュ
ーティ比から前記任意のサンプリング時刻の2サンプル
前に決定した前記オンデューティ比を減ずることによ
り、オンデューティ比操作量を得、前記電力増減値と前
記オンデューティ比操作量を乗ずることにより、オンデ
ューティ比増減判断値を計算するステップと、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より大きい場
合には、前記オンデューティ比増減判断値と極大値判断
基準値の積の極性を判断し、前記オンデューティ比増減
判断値と前記極大値判断基準値の積が負の場合には前記
オンデューティ比増減判断値の極性を判断し、前記オン
デューティ比増減判断値が正の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を増加させた後、本サ
ンプリング時刻におけるオンデューティ比を、該増加さ
せた前記オンデューティ比とオンデューティ比計算値の
平均値に置き換え、前記オンデューティ比増減判断値が
負の場合には、前記1サンプル前に決定したオンデュー
ティ比を減少させた後、本サンプリング時刻におけるオ
ンデューティ比を、該減少させた前記オンデューティ比
とオンデューティ比計算値の平均値に置き換えた後、数
秒から数分の期間前記オンデューティ比を保持したまま
待機した後にサンプリング時刻まで待機するステップ
と、 前記オンデューティ比増減判断値と前記極大値判断基準
値の積が正の場合には、前記オンデューティ比増減判断
値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断値が
正の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量に、前
記極大値判断基準値を前記オンデューティ比増減判断値
に、前記オンデューティ比計算値を前記オンデューティ
比に置き換えた後、前記1サンプル前に決定したオンデ
ューティ比を増加させ、前記オンデューティ比増減判断
値が負の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量
に、前記極大値判断基準値を前記オンデューティ比増減
判断値に、前記オンデューティ比計算値を前記オンデュ
ーティ比に置き換えた後、前記1サンプル前に決定した
オンデューティ比を減少させた後次回のサンプリング時
刻まで待機するステップと、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場
合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判断し、
前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記
オンデューティ比操作量が負の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回の
サンプリング時刻まで待機するステップとを具備するこ
とを特徴とする太陽電池の最大電力追従制御方法。 - 【請求項3】 スイッチング用電力変換回路の主スイッ
チのオンデューティ比の増減と、前記オンデューティ比
の増減に起因する太陽電池の発電電力の増減の関係によ
り、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、前記
発電電力が最大となるように制御する太陽電池の最大電
力追従制御方法において、 制御装置はサンプリング周期毎に動作し、任意のサンプ
リング時刻に検出した発電量から電力増減比較値を減ず
ることにより電力増減値を得るとともに、前記任意のサ
ンプリング時刻の1サンプル前に決定した前記オンデュ
ーティ比から前記任意のサンプリング時刻の2サンプル
前に決定した前記オンデューティ比を減ずることによ
り、オンデューティ比操作量を得、前記電力増減値と前
記オンデューティ比操作量を乗ずることにより、オンデ
ューティ比増減判断値を計算するステップと、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より大きい場
合には、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比
から前記オンデューティ比計算値を減じてオンデューテ
ィ比増減量を計算し、前記電力変化基準値を、前記電力
増減値を前記オンデューティ比増減量で割った値の絶対
値に電力変化基準初期値と定数を乗じた値に置き換えた
後、前記オンデューティ比増減判断値の極性を判断し、
前記オンデューティ比増減判断値が正の場合には、前記
電力増減比較値を前記発電量に、前記オンデューティ比
計算値を前記オンデューティ比に置き換えた後、前記1
サンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前
記オンデューティ比増減判断値が負の場合には、前記電
力増減比較値を前記発電量に、前記オンデューティ比計
算値を前記オンデューティ比に置き換えた後、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次
回のサンプリング時刻まで待機するステップと、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場
合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判断し、
前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記
オンデューティ比操作量が負の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回の
サンプリング時刻まで待機するステップとを具備するこ
とを特徴とする太陽電池の最大電力追従制御方法。 - 【請求項4】 スイッチング用電力変換回路の主スイッ
チのオンデューティ比の増減と、前記オンデューティ比
の増減に起因する太陽電池の発電電力の増減の関係によ
り、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、前記
発電電力が最大となるように制御するプログラムを記録
した記録媒体において、 制御装置はサンプリング周期毎に動作し、任意のサンプ
リング時刻に検出した発電量から電力増減比較値を減ず
ることにより電力増減値を得るとともに、前記任意のサ
ンプリング時刻の1サンプル前に決定した前記オンデュ
ーティ比から前記任意のサンプリング時刻の2サンプル
前に決定した前記オンデューティ比を減ずることによ
り、オンデューティ比操作量を得、前記電力増減値と前
記オンデューティ比操作量を乗ずることにより、オンデ
ューティ比増減判断値を計算する手順、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より大きい場
合には、前記オンデューティ比増減判断値の極性を判断
し、前記オンデューティ比増減判断値が正の場合には、
前記電力増減比較値を、前記任意のサンプリング時刻に
検出した前記発電量に置き換えるとともに前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記オン
デューティ比増減判断値が負の場合には、前記電力増減
比較値を、前記任意のサンプリング時刻に検出した前記
発電量に置き換えるとともに前記1サンプル前に決定し
たオンデューティ比を減少させた後次回のサンプリング
時刻まで待機する手順、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場
合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判断し、
前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記
オンデューティ比操作量が負の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回の
サンプリング時刻まで待機する手順をコンピュータに実
行させるための制御プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項5】 スイッチング用電力変換回路の主スイッ
チのオンデューティ比の増減と、前記オンデューティ比
の増減に起因する太陽電池の発電電力の増減の関係によ
り、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、前記
発電電力が最大となるように制御するプログラムを記録
した記録媒体において、 制御装置はサンプリング周期毎に動作し、任意のサンプ
リング時刻に検出した発電量から電力増減比較値を減ず
ることにより電力増減値を得るとともに、前記任意のサ
ンプリング時刻の1サンプル前に決定した前記オンデュ
ーティ比から前記任意のサンプリング時刻の2サンプル
前に決定した前記オンデューティ比を減ずることによ
り、オンデューティ比操作量を得、前記電力増減値と前
記オンデューティ比操作量を乗ずることにより、オンデ
ューティ比増減判断値を計算する手順、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より大きい場
合には、前記オンデューティ比増減判断値と極大値判断
基準値の積の極性を判断し、前記オンデューティ比増減
判断値と前記極大値判断基準値の積が負の場合には前記
オンデューティ比増減判断値の極性を判断し、前記オン
デューティ比増減判断値が正の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を増加させた後、本サ
ンプリング時刻におけるオンデューティ比を、該増加さ
せた前記オンデューティ比とオンデューティ比計算値の
平均値に置き換え、前記オンデューティ比増減判断値が
負の場合には、前記1サンプル前に決定したオンデュー
ティ比を減少させた後、本サンプリング時刻におけるオ
ンデューティ比を、該減少させた前記オンデューティ比
とオンデューティ比計算値の平均値に置き換えた後、数
秒から数分の期間前記オンデューティ比を保持したまま
待機した後にサンプリング時刻まで待機する手順、 前記オンデューティ比増減判断値と前記極大値判断基準
値の積が正の場合には、前記オンデューティ比増減判断
値の極性を判断し、前記オンデューティ比増減判断値が
正の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量に、前
記極大値判断基準値を前記オンデューティ比増減判断値
に、前記オンデューティ比計算値を前記オンデューティ
比に置き換えた後、前記1サンプル前に決定したオンデ
ューティ比を増加させ、前記オンデューティ比増減判断
値が負の場合には、前記電力増減比較値を前記発電量
に、前記極大値判断基準値を前記オンデューティ比増減
判断値に、前記オンデューティ比計算値を前記オンデュ
ーティ比に置き換えた後、前記1サンプル前に決定した
オンデューティ比を減少させた後次回のサンプリング時
刻まで待機する手順、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場
合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判断し、
前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記
オンデューティ比操作量が負の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回の
サンプリング時刻まで待機する手順をコンピュータに実
行させるための制御プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項6】 スイッチング用電力変換回路の主スイッ
チのオンデューティ比の増減と、前記オンデューティ比
の増減に起因する太陽電池の発電電力の増減の関係によ
り、次回の前記オンデューティ比の増減を決定し、前記
発電電力が最大となるように制御するプログラムを記録
した記録媒体において、 制御装置はサンプリング周期毎に動作し、任意のサンプ
リング時刻に検出した発電量から電力増減比較値を減ず
ることにより電力増減値を得るとともに、前記任意のサ
ンプリング時刻の1サンプル前に決定した前記オンデュ
ーティ比から前記任意のサンプリング時刻の2サンプル
前に決定した前記オンデューティ比を減ずることによ
り、オンデューティ比操作量を得、前記電力増減値と前
記オンデューティ比操作量を乗ずることにより、オンデ
ューティ比増減判断値を計算する手順、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より大きい場
合には、前記1サンプル前に決定したオンデューティ比
から前記オンデューティ比計算値を減じてオンデューテ
ィ比増減量を計算し、前記電力変化基準値を、前記電力
増減値を前記オンデューティ比増減量で割った値の絶対
値に電力変化基準初期値と定数を乗じた値に置き換えた
後、前記オンデューティ比増減判断値の極性を判断し、
前記オンデューティ比増減判断値が正の場合には、前記
電力増減比較値を前記発電量に、前記オンデューティ比
計算値を前記オンデューティ比に置き換えた後、前記1
サンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前
記オンデューティ比増減判断値が負の場合には、前記電
力増減比較値を前記発電量に、前記オンデューティ比計
算値を前記オンデューティ比に置き換えた後、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次
回のサンプリング時刻まで待機する手順、 前記電力増減値の絶対値が電力変化基準値より小さい場
合には、前記オンデューティ比操作量の極性を判断し、
前記オンデューティ比操作量が正の場合には、前記1サ
ンプル前に決定したオンデューティ比を増加させ、前記
オンデューティ比操作量が負の場合には、前記1サンプ
ル前に決定したオンデューティ比を減少させた後次回の
サンプリング時刻まで待機する手順をコンピュータに実
行させるための制御プログラムを記録した記録媒体。
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