JP3340599B2 - 平面推定方法 - Google Patents

平面推定方法

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JP3340599B2
JP3340599B2 JP23401995A JP23401995A JP3340599B2 JP 3340599 B2 JP3340599 B2 JP 3340599B2 JP 23401995 A JP23401995 A JP 23401995A JP 23401995 A JP23401995 A JP 23401995A JP 3340599 B2 JP3340599 B2 JP 3340599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステレオ画像処理にお
ける平面推定方法に関するものであり、観察平面上にお
いて部分的に計測された距離データに対してハフ変換を
行い、観察平面内を通る2本以上の直線を当てはめ、こ
の直線を用いて平面位置を推定し、平面内の未決定距離
データを獲得する方法である。
【0002】
【従来の技術】図11はステレオ画像計測の原理を説明す
る図である。図11において、実空間を表す座標として
x,y,zを用い、画像(カメラ撮像面)上の位置を示す
座標としてX,Yを用いる。但し、左カメラ11L,右カ
メラ11Rを区別するために、左カメラ11Lの画像面上の
位置を示す座標としてXL,YLを用い、右カメラ11Rの
画像面上の位置を示す座標としてXR,YRを用いる。x
軸とXL軸、x軸とXR軸、y軸とYL軸、y軸とYR軸は
互いに平行であり、z軸は2台の左,右のカメラ11L,
11Rの光軸に平行であるものとする。実空間座標系の原
点を左,右のカメラ11L,11Rの投影中心の中点にと
り、投影中心間の距離を基線長と呼び、その長さを2a
で表すことにする。また、投影中心と画像面の距離(焦
点距離)をfで表す。
【0003】いま、実空間内の点pが左画面上の点P
L(XL,YL)、右画面上の点PR(XR,YR)にそれぞれ投
影されたものとする。ステレオ画像計測では、画像面上
においてPL,PRを決定し、三角測量の原理で点pの実
空間座標(x,y,z)を求める。ここでは、2台の左,
右のカメラ11L,11Rの光軸が同一平面上にあり、x軸
とX軸とを平行にとっていることからYL,YRは同じ値
をとる。画像面上の座標XL,YL,XR,YRと実空間内
の座標x,y,zとの関係は、
【0004】
【数1】
【0005】あるいは、
【0006】
【数2】
【0007】と求められる。ここで、
【0008】
【数3】d=XL−XR は視差dを表している。(数2)から、a>0であるの
で、
【0009】
【数4】XL>XR かつ YL=YR これは、一方の画像面上の1点に対応した他方の画面上
での対応点は、エピポーラ線である同じ走査線上、かつ
L>XRの範囲に存在することを示す。従って、一方の
画像上の1点に対応した他方の画面上の点は、対応点が
存在する可能性のある直線に沿ったある小領域について
画像の類似性を調べて見出すことができる。
【0010】次に、両画像間の類似性の評価方法につい
て説明する。一例として、実吉 敬二他著「3次元画像
認識技術を用いた運転支援システム」(自動車技術学会
学術講演会前刷集9241992−10)に記載の左右画像を対
応付ける一方法を図12を用いて説明する。まず、図12
(1)に示す基準画像とする左画像12Lを水平方向M個、
垂直方向N個に分割し、M×N個の矩形領域に分割す
る。以下の説明では左画像12Lにおける矩形領域をブロ
ックと呼ぶことにする。このブロックを拡大図示した図
12(3)のブロック1201はm×n個の画素で構成されてい
る。このブロック1201内部におけるi番目の画素の明る
さをLiとする。また図12(2)に示す右画像12Rにも左画
像12Lと同様にm×n画素の矩形領域を設定し、矩形領
域内部におけるi番目の画素の明るさをRiとする。こ
れら左右画像間の矩形領域の類似度評価値Cは(数5)で
与えられる。
【0011】
【数5】
【0012】対応領域が存在する可能性のある右画像12
R中の探索範囲1202において、矩形領域を水平方向に1
画素ずつ移動させて類似度評価値Cを計算し、この値が
最小になる領域を対応領域とする。この方法では、対応
領域を左画像12Lにおけるブロック単位で決定すること
ができ、また対応領域が決まれば、その対応領域の座標
位置から即座に(数3)を用いて視差dを求めることがで
きる。基準とする左画像12Lにおいてブロックごとに得
られた視差dから(数1)を用いてz(以下では距離デー
タK)を求める。距離データKは説明の便宜上以下のよ
うに示すことにする。
【0013】距離データK(X,Y,t) X:水平方向のインデックス 1≦X≦M Y:垂直方向のインデックス 1≦Y≦N t:画像が撮影された時刻 図13はハフ変換において必要な各直線パラメータの説明
図であり、図13に示すx−y平面上の直線1301に対し、
座標原点0からおろした垂線1302(直線のパラメータで
ある原点までの距離)の長さをρ、前記垂線1302が直線
のパラメータである垂線1302とx軸となす角1303をθと
すると前記直線1301は(数6)のように示される。
【0014】
【数6】ρ=xcosθ+ysinθ x−y平面上の点列(xi,yi)に対して決まる
【0015】
【数7】ρ=xisinθ+yicosθ をρ−θ平面上で表すと図14(横軸はθ,縦軸はρ)のよ
うに合成三角関数となる。この正弦曲線をハフ曲線と呼
ぶことにする。このハフ曲線は点列(xi,yi)を通るす
べての直線を示している。x−y平面上の点列(xi,y
i)が直線上にある場合、この点列(xi,yi)を順次ρ−
θ平面でのハフ曲線にすると、図14のようにハフ曲線が
一点1401で交差するようになる。最も多くの曲線が交差
する点(ρ0,θ0)がx−y平面における直線(数6)の
(ρ,θ)である。以上の操作をハフ変換による直線当て
はめという。ハフ変換による直線当てはめは、データ点
列の大局的状況を把握する直線検出法であるため、直線
上にはない点が混在していても直線検出が行える。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、左右
画像間の矩形領域を対応付ける際には、(数5)で表され
る類似度評価値Cが最小となる位置を対応領域としてい
たが、観察平面上の矩形領域の中には特徴が少ないため
に、類似度評価値Cの最小点が明確に得られず、そのた
め距離データが求められない場合がある。
【0017】このことは、例えば、ある時刻t0に得ら
れた距離データK(X,Y,t0)とその後一定時間間隔
Δtごとに得られる距離データK(X,Y,t0+nΔ
t)、(n=1,2,3,…)の時間変化で平面上の物体の
有無を判定しようとする場合に不都合を生じる。距離デ
ータの時間変化は、|K(X,Y,t0)−K(X,Y,t0
+nΔt)|で示されるが、これからも分かるように、距
離データK(X,Y,t0)、K(X,Y,t0+nΔt)のい
ずれか一方でも不確定であると物体の有無の判定は行え
ない。
【0018】本発明は、上記距離データKの不確定に基
づく物体の有無の判定ができない問題を解決し、物体の
影響を受けず、平面上の距離データを精度よく測定でき
るようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、所定間隔で配置される2台の撮像手段に
より得られる2画像間で対応領域を対応付けることで三
角測量の原理で物体までの距離を計測するステレオ画像
処理において、画像を水平方向M、垂直方向Nに分割し
て得られる矩形小領域 BL(X,Y) 1≦X≦M, 1≦Y≦N ごとに距離データK(X,Y)を求め、前記矩形小領域B
L(X,Y)を水平方向にグループ化した大領域 GL(Y) 1≦Y≦N ごとに、大領域GL(Y)中に含まれるM個の距離データ
K(X,Y)からハフ変換により平面通過直線L(Y)を当
てはめ、これをすべての前記大領域GL(Y)について行
うことによって撮像空間に存在する平面を推定すること
を特徴とする。
【0020】
【作用】本発明によれば、観察平面を直線群で近似する
ことにより、観察平面上で距離データが得られなかった
領域の距離を推定する。そして、観察平面内を通る直線
の推定にはハフ変換を用いる。さらに、直線群は同一平
面内にあるという性質を利用して、直線群に再度ハフ変
換を行うことで、誤った位置にある直線を補正し、推定
される距離データの信頼性を向上させる。
【0021】この平面推定方法を用いることで、道路平
面や床平面等の特徴が少ない平面であっても、距離デー
タが得られた部分を利用して平面を推定することができ
る。しかも直線を当てはめる際、ハフ変換の大局的性質
を利用するため、観察平面上に高さのある物体が存在し
ていても、平面上の正確な距離データを得ることが可能
である。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の一実施例におけるステレオ
画像獲得から観察平面の推定までの処理の流れを説明す
るフロー図である。まず、撮影フェーズ(A)では、2台
の撮像装置(例えば、前記図11の左右カメラ11L,11R)
にて左右の2画像を得る(S1,S2)。次に、撮影フェ
ーズ(A)で得られた左右画像(S1,S2)は、対応付け
フェーズ(B)において左右2つの画像間で対応付けが行
われる(S3)。対応付けフェーズ(B)では、基準とする
一方の画像をm×n画素のブロックに分割し、例えば従
来例の記載の方法によりブロック単位で対応付けを行
う。対応付けの結果得られるブロック単位の視差は後段
の平面推定フェーズ(C)に渡される。平面推定フェーズ
(C)では、前記ブロックを水平方向にグループ化し、グ
ループ毎に観察平面を通る直線をハフ変換によって当て
はめ、これによって得られる直線群から平面を推定する
(S4)。
【0023】以下の説明では、図12で説明したように、
基準画像とした左画像(S1)を水平方向M個、垂直方向
N個のブロックに分割し、視差dが決定できたブロック
では距離データK(X,Y,t)が得られているものとす
る。そして平面推定フェーズ(C)については、図2のフ
ロー図に基いて説明する。なお、従来例において記述し
た距離データK(X,Y,t)の表記に関して、時刻パラ
メータtについては省略し、距離データK(X,Y)をも
って距離データの表記とする。
【0024】(C)平面推定フェーズ 平面推定フェーズ(C)では、視差が決定されたブロック
の距離データK(X,Y)を利用して観察平面を推定し、
未決定データを獲得する。
【0025】(C1)平面通過直線の当てはめ 図3は本実施例の距離データ決定の単位であるブロック
の左画面上での配置を説明する図である。ここで、説明
の便宜上、ブロックを以下のように表記する。
【0026】ブロック:BL(X,Y)、 1≦X≦
M, 1≦Y≦N また平面推定フェーズ(C)の説明においては、インデッ
クスX,Yに距離データK(X,Y)を加えた図4のよう
な3次元のK−X−Y基準座標系を用いる。
【0027】図3において、太線で囲まれた領域301L
N(Y)はm×n画素からなるブロックBL(X,Y)302
を水平方向にグルーピングした領域を示し、これはイン
デックスYを固定し、インデックスXのみを変化させる
ことによって生成される領域である。この領域301をL
Nと呼び、各LNを以下のように表記する。
【0028】領域:LN(Y)、 1≦Y≦N LN中にはM個のブロックBL(X,Y)302が含まれ
る。LN中に含まれる各ブロックBL(X,Y)302ごと
に図5(A)のように縦軸をブロックの距離データK
(X,Y)、横軸をブロックのインデックスXとして距離
データKをプロットする。平面通過直線L(Y)を当ては
める際に、インデックスYは固定してあるので、K−X
−Y基準座標空間上の点をK−X平面に投射して説明す
る。プロットした各点(K(X,Y),X)を(数8)に代入
し、θを特定区間で変化させることによって1点(K
(X,Y),X)に対応する1本のハフ曲線が得られる。
各点(K(X,Y),X)全てに対応するハフ曲線をρ−θ
平面にプロットすると図5(B)のようになる。
【0029】
【数8】ρ=Xcosθ+K(X,Y)sinθ、 θSTART
θ≦θEND ρ−θ平面でハフ曲線が最も多く交差する点(ρK(Y),
θK(Y))と(数6)からK−X平面での直線501が(数9)
のように決定される。
【0030】
【数9】
【0031】図5(B)のρ−θ平面において、ハフ曲線
が最も多く交差する点を検索する方法として、ρ−θ平
面上の各点を図5(B)のように2次元配列HG(ρj,θ
j)とみなし、点(ρj,θj)をハフ曲線が通過するごとに
2次元配列HG(ρj,θj)をインクリメントする。これ
により最も度数の大きい2次元配列HG(ρj,θj)を探
索することで、ハフ曲線が最も多く通過するρ−θ平面
上の点(ρK(Y)、θK(Y))が求められる。
【0032】すべての領域(301)LN(Y)、1≦Y≦N
に含まれる距離データについて同様の処理を行い、合計
N本の平面通過直線L(Y)を得る。各平面通過直線L
(Y)をK−X−Y基準座標で示すと、図6のようにな
る。垂線の傾きθK(Y)やY軸からの距離ρK(Y)にそれ
ぞれ誤差成分θE,ρEが含まれるので、それぞれの最適
値θR(Y),ρR(Y)に対して
【0033】
【数10】θK(Y)=θR(Y)+θE ρK(Y)=ρR(Y)+ρE となる。そのため平面通過直線L(Y)は必ずしも観察平
面内にはないが、以降の処理で補正する。
【0034】(C2)平面通過直線の傾き補正 平面通過直線L(Y)が全て同じ観察平面内にあるとすれ
ば、全ての平面通過直線のY軸への垂線とX軸がなす角
は同じになるはずである。そこで、各平面通過直線の垂
線とX軸がなす角θK(Y)を大きさでソートし、中央値
をもって全ての平面通過直線のX軸からの傾きとして置
き換える。これにより、各平面通過直線がもつ垂線のX
軸からの傾きを最適値θR(Y)で統一することができ
る。この操作を(数11)に示し、このように垂線のX軸
からの傾きθK(Y)には各平面通過直線毎にそれぞれ誤
差成分が含まれていたが、上記処理により(数12)のよう
に全ての平面通過直線の傾きから誤差成分を除去できる
とともに、最も信頼性の高い傾きθR(Y)に置き換える
ことができる。
【0035】
【数11】
【0036】
【数12】
【0037】この操作により、観察平面のY軸回りの傾
きとは異なる傾きを示していた平面通過直線を、傾きに
ついては補正することができる。この傾きを補正した直
線L′(Y)は(数12)で示される。各平面通過直線をK
−X−Y基準座標で示すと図7のように、全ての平面通
過直線L(Y)の傾きが同一になっている。
【0038】(C3)平面通過直線の距離補正 3次元空間上に2つの平面があるとし、互いの平面が平
行ではない場合、2つの平面が交わる部分は直線になる
はずである。このことを利用して推定する観察平面と図
8に示されるY−ρ平面801が交わる直線をハフ変換を
用いて当てはめる。各平面通過直線のY軸からの距離、
即ちρK(Y)を、図9のようにY−ρ平面にプロットす
る。Y−ρ平面上でプロットした点(Y,ρK(Y))に(数
13)を用いてハフ変換を施す。
【0039】
【数13】ρ′=Ycosθ′+ρK(Y)sinθ′、 θ′
START≦θ′≦θ′END ρ′−θ′平面でハフ曲線が最も多く交差した点(ρ′
S,θ′S)を得、(数6)により直線901を当てはめる。こ
の直線は各平面通過直線の最もふさわしいと思われるY
軸からの距離を示すことから、距離補正直線と呼ぶこと
にする。この距離補正直線はK−Y−Y座標において図
8の802のように存在する。また距離補正直線802は(数1
4)のように示される。
【0040】
【数14】
【0041】距離補正直線を利用して各平面通過直線の
Y軸からの距離を最適値ρR(Y)に補正すると、(数12)
は、
【0042】
【数15】
【0043】となり、完全に誤差成分が除去される。こ
こで、前記(数12)で示される傾きを補正した直線L′
(Y)に対し、さらにY軸からの距離を補正した直線群
L′′(Y)は(数15)で示される。各平面通過直線をK−
X−Y基準座標で示すと図10に示す通り全て同一平面上
に存在するようになる。
【0044】(C4)平面の確定 以上のフェーズによって各平面通過直線が全て観察平面
内に存在するようになり、観察平面は平面通過直線群で
近似される。観察平面上の距離データK(X,Y)が未決
定であれば、LN(Y)に対応する平面通過直線(数15)を
用いて観察平面上の距離データを得られる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の平面推定
方法を用いれば、道路、床などの画像上では特徴が少な
い平面でも、部分的に距離データを得ることができれば
平面全体の距離データを得ることができる。さらにハフ
変換を用いたことで大局的に平面を近似することがで
き、道路や床に高さのある物体が置かれていても、物体
の影響を受けずに、平面上の距離データを精度よく得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるステレオ画像獲得か
ら観察平面の推定までの処理の流れを説明するフロー図
である。
【図2】図1に示す平面推定フェーズの処理の流れを説
明するフロー図である。
【図3】図2の平面通過直線の当てはめ処理を説明する
距離データ決定の単位であるブロックの画像上での配置
の説明図である。
【図4】図2の平面通過直線の当てはめ処理を説明する
基準とする3次元のK−X−Y基準座標系を示す図であ
る。
【図5】距離データ群から平面通過直線の直線パラメー
タを検出する方法の説明図である。
【図6】当てはめられた平面通過直線を3次元基準座標
系で示した様子を示す図である。
【図7】傾きについて補正した平面通過直線を3次元基
準座標系で示した様子を示す図である。
【図8】平面通過直線のY軸からの距離を補正するため
に用いる距離補正直線を獲得する様子を示す図である。
【図9】各平面通過直線のY軸からの距離値に直線を当
てはめる様子を示す図である。
【図10】傾きが補正されている平面通過直線をさらに
Y軸からの距離について補正し、3次元基準座標系で示
した様子を示す図である。
【図11】ステレオ画像計測の原理の説明図である。
【図12】従来の左右画像を対応付ける一方法の説明図
である。
【図13】ハフ変換において必要な各直線パラメータの
説明図である。
【図14】ハフ曲線が最も多く交差する点が直線パラメ
ータを示していることの説明図である。
【符号の説明】
(A)…撮像フェーズ、 (B)…対応付けフェーズ、
(C)…平面推定フェーズ、(S1)…左画像、 (S2)…
右画像、 (S3)…対応付け、 (S4)…平面推定、
301…ブロックBL(X,Y)を水平方向にグルーピング
した領域LN(Y)、 302…m×n画素からなるブロッ
クBL(X,Y)、 501…距離データKにハフ変換によ
り当てはめた直線、 801…インデックスYと平面通過
直線からY軸までの距離値を示すY−ρ平面、 802,9
01…平面通過直線のY軸からの距離を補正する際に用い
る距離補正直線、 11L…左カメラ、 11R…右カメ
ラ、 1201…m×n画素のブロック、 1202…ブロック
1201の右画像における対応領域の探索範囲、 1301…ハ
フ変換により当てはめられた直線、 1302…直線のパラ
メータである原点までの距離、 1303…直線のパラメー
タである垂線とX軸がなす傾き、 1401…最も多くの曲
線が交差する点(ρ0,θ0)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−265547(JP,A) 特開 平4−364403(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 - 7/60 G01B 11/00 G06T 1/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で配置される2台の撮像手段に
    より得られる2画像間で対応領域を対応付けることで三
    角測量の原理で物体までの距離を計測するステレオ画像
    処理において、画像を水平方向M、垂直方向Nに分割し
    て得られる矩形小領域 BL(X,Y) 1≦X≦M, 1≦Y≦N ごとに距離データK(X,Y)を求め、前記矩形小領域B
    L(X,Y)を水平方向にグループ化した大領域 GL(Y) 1≦Y≦N ごとに、大領域GL(Y)中に含まれるM個の距離データ
    K(X,Y)からハフ変換により平面通過直線L(Y)を当
    てはめ、これをすべての前記大領域GL(Y)について行
    うことによって撮像空間に存在する平面を推定すること
    を特徴とする平面推定方法。
  2. 【請求項2】 前記大領域GL(Y)ごとに当てはめられ
    た平面通過直線L(Y)、1≦Y≦Nの直線パラメータの
    一つである直線の傾きθ(Y)を用い、各平面通過直線L
    (Y)、1≦Y≦Nの合計N個の傾きθ(Y)を大きさでソ
    ートすることで中央値θmを求め、全ての平面通過直線
    L(Y)の傾きθ(Y)を前記中央値θmで置き換えること
    によって得られ、傾きが補正された平面通過直線L′
    (Y)を用いて撮像空間に存在する平面を推定することを
    特徴とする請求項1記載の平面推定方法。
  3. 【請求項3】 前記傾きが補正された平面通過直線L′
    (Y)の直線パラメータである原点からの距離ρ(Y)に対
    し、ハフ変換により距離補正直線hを当てはめ、該距離
    補正直線hに交わるように傾きが補正された平面通過直
    線L′(Y)を平行移動することによって得られる平面通
    過直線群L′′(Y)、1≦Y≦Nを用いて撮像空間に存
    在する平面を推定することを特徴とする請求項2記載の
    平面推定方法。
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