JP3180769B2 - 受信電力算出方法及び移動局 - Google Patents

受信電力算出方法及び移動局

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JP3180769B2
JP3180769B2 JP20256498A JP20256498A JP3180769B2 JP 3180769 B2 JP3180769 B2 JP 3180769B2 JP 20256498 A JP20256498 A JP 20256498A JP 20256498 A JP20256498 A JP 20256498A JP 3180769 B2 JP3180769 B2 JP 3180769B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムに関し、特に、移動体通信の受信機が受信電力を算出
し、基地局に対し下りの送信電力制御を行う移動体通信
システムにおける移動体通信の無線部受信機での受信電
力算出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】符号分割多重通信(Code Divi
sion Multiplex Access;「CD
MA」という)システムのように、基地局側と移動局側
であらかじめ取り決めた符号を用いて送信信号のスペク
トラムを拡散し、基地局と移動局との間の伝送に用いて
いる場合、送信信号のスペクトラムを拡散する際に用い
る符号を用いて、同一周波数帯に複数の使用者もしく
は、複数の伝送に用いるチャネルを同時に割り当てるこ
とができ、周波数の利用効率が上がることが知られてい
る。CDMAの場合、送信された拡散信号を受信する際
に、受信機は、送信機にて拡散に用いた符号と同じ符号
を用いて、同じタイミングで逆拡散しないと、受信信号
から、拡散される前の送信信号を取り出すことができ
ず、ビット誤り率の劣化を引き起こす。
【0003】さらに、CDMAでは、近傍の送信機によ
る強電力の受信信号により、遠方の送信機による弱電力
の受信信号が受信できなくなるという、一般に遠近問題
として知られる問題がある。
【0004】この問題を軽減するために高精度、且つ、
広範囲な送信電力制御が必要とされる。
【0005】一般に、送信電力制御信号は、平均受信電
力から作成することが可能であり、移動局が基地局の送
信電力を制御する場合を考えると、移動局で算出した受
信電力がシステム内で取り決められたしきい値より低い
場合には、送信電力を増加させる情報となり、移動局か
ら基地局に伝送され、基地局の送信電力がαdB増加さ
れる。
【0006】また、移動局で算出した受信電力がシステ
ム内で取り決められたしきい値より高い場合は、送信電
力を減少させる情報となり、移動局から基地局に伝送さ
れ、基地局の送信電力がαdB減少される。
【0007】送信電力制御を行うと、一定時間の後、平
均受信電力はしきい値の近傍に収束する。
【0008】従来の移動局受信機は、無線周波数帯域の
受信信号を中間周波数帯域の受信信号に周波数変換する
周波数変換手段が飽和領域で動作しないように周波数変
換手段の前段に高周波増幅手段と減衰手段が切り替えて
使用できる利得切り替え手段と、さらに受信電力に対
し、アナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ
−ディジタル変換手段(「A/D変換手段」という)へ
の入力電力が一定電力になるように利得を制御する可変
利得増幅手段を設け、アンテナでの受信電力が比較的高
い場合に、利得切り替え手段の利得を切り替え、周波数
変換手段が飽和領域で動作するのを防ぐとともに、利得
切り替え手段の利得を切り替えた際、可変利得増幅手段
の利得の制御信号に、利得切り替え手段での利得変化量
に相当する制御量を加え、A/D変換手段への入力電力
を一定に保つという制御方法を用いている。
【0009】また、基地局の送信電力の制御方法に関し
ては、A/D変換手段を用いてディジタル信号に変換し
た受信電力より、ある一定時間の平均受信電力を計算
し、算出結果に基づき基地局の送信電力を制御してい
る。
【0010】図3は、従来の移動局の構成を示す図であ
る。図3を参照すると、アンテナ101と、送受信号を
切り分けるアンテナ共用手段102と、第一の高周波増
幅手段103と、第一の帯域通過ろ波手段104と、減
衰手段106と第二の高周波増幅手段108を備えた利
得切替手段105と、第二の帯域通過ろ波手段108
と、第一局部信号発信手段110と、第一局部信号を用
いて無線周波数帯域の受信信号を中間周波数帯域の受信
信号に変換する周波数変換手段109と、受信チャネル
を切り分けるチャネルろ波手段111と、可変利得手段
112と、第二局部信号発信手段113と、第二局部信
号発振手段113より発振される第二局部信号及びこれ
を90度移相器で移相した信号を用いて中間周波数帯域
の受信信号をベースバンド帯の受信信号に変換し直交復
調し受信信号をI成分信号及び、Q信号成分信号として
出力する直交復調手段114と、直交復調されたベース
バンド信号のみを通過させる低域通過ろ波手段115、
116と、アナログ/デジタル(A/D)変換手段11
7、118と、受信I、Q信号成分を入力し受信信号に
対し逆拡散や誤り訂正などの処理を行い、逆拡散した受
信信号を無線部制御119に送るディジタル信号処理手
段120と、受信I、Q信号成分を入力とし利得切替手
段105、可変利得手段112を制御する信号を出力
し、且つ、送信信号を出力する無線部制御手段119′
と、送信手段112と、制御手段121′と、を備えて
いる。
【0011】図4は、無線部制御手段119′の構成を
示す図である。図4を参照すると、無線部制御手段11
9′は、A/D変換手段117及び118からの受信
I、Q信号成分を入力とし受信している信号の一定時間
における平均電力を計算し、A/D変換手段117及び
118に入力される信号電力が一定になるように可変利
得手段112を制御するとともに、計算結果を送信電力
制御手段403、利得切り替え手段制御手段402、及
び、制御手段121に報告する受信電力計算手段401
と、周波数変換手段109が飽和領域で動作することを
防ぐためのアンテナ手段101における受信電力に対す
るしきい値が設定されており、設定されているしきい値
と受信電力計算手段401より報告された平均受信電力
と、を比較して、利得切り替え手段105の利得切り替
え制御信号を発生する利得切替手段制御手段402と、
受信電力計算手段401より報告された平均受信電力値
とディジタル信号処理手段120より送られてくる逆拡
散後の受信信号を用いて受信しているチャネルの電力を
計算し、計算した受信チャネルの電力がしきい値より低
い場合は基地局の送信電力を増加させる制御信号を生成
し、計算した受信チャネルの電力がしきい値より高い場
合は基地局の送信電力を減少させる制御信号を生成する
送信電力制御手段403と、制御手段121からの送信
信号に送信電力制御信号を載せて送信I、Q信号成分を
生成する送信信号生成手段404と、を備えて構成され
ている。
【0012】移動局受信機は、広範囲にわたる受信電力
のうち比較的高い受信電力がアンテナ端に入力された場
合に、高周波信号を中間周波数帯域の信号に変換する周
波数変換手段109が非線形領域で動作するのを防ぐた
めに、周波数変換手段109の前段に、且つ、受信機の
比較的前段に、減衰手段106と第二高周波増幅手段1
07とを受信電力に応じて切り替えて使用する利得切り
替え手段105を有している。
【0013】さらに、広範囲にわたる受信電力に対し、
A/D変換手段117、118への入力電力を一定電力
に制御するための可変利得手段112を有している。
【0014】図3に示した移動局の動作について説明す
る。受信電力が低い場合には、利得切り替え手段105
の第二高周波増幅手段107を使用して受信し、無線部
制御手段119′の受信電力計算手段401では、受信
している信号を用いて、一定時間t単位ごとに、一定時
間t内の平均受信電力を算出し、可変利得手段112の
利得を制御するとともに、算出した平均受信電力にもと
づき、アンテナ端での平均受信電力を、送信電力制御手
段403に報告する。
【0015】送信電力制御手段403では、基地局の送
信電力制御情報を生成し、送信信号生成手段404にて
送信データに送信電力制御情報を盛り込み送信手段12
2、アンテナ101を用いて基地局へと送信する。
【0016】次に、受信電力が比較的高くなると、周波
数変換手段109が非線形領域で動作するのを避けるた
めに、利得切り替え手段105の減衰手段106側を使
用して受信し、利得を切り替えた時点で、高周波増幅手
段107と減衰手段106との利得差分だけ、可変利得
手段112の利得を増加させ、さらに、受信電力計算手
段401にて、一定時間t単位ごとに、一定時間t内の
平均受信電力を算出し、可変利得手段112の利得を制
御する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の移動局受信機においては、利得切り替え手段105
の利得切り替えタイミングと、可変利得手段112の利
得変化時間とが一致しない場合には、利得切り替え手段
105の利得切り替えタイミングと、可変利得手段11
2の利得変化時間と、の差の時間内における受信電力
は、利得切り替え手段105の利得を下げた分、低い電
力として、受信電力計算手段401に送られ、一定時間
t内の平均受信電力が、実際の電力よりも低く計算さ
れ、このため送信電力制御手段403で誤動作する、と
いう問題が生じる。例えばアンテナ端での受信電力が大
きくなり、利得切り替え手段の利得が変化した際、利得
切り替え時間と可変利得増幅手段の利得切り替え時間と
が一致しなかった場合、利得切り替え時における平均受
信電力の算出値に誤差が生じ、基地局に対して誤った送
信電力制御信号を発信するという動作を生じる。その結
果、誤った送信電力制御信号により、基地局の送信電力
を増加させてしまった場合には、他使用者の受信干渉電
力が増加し、他使用者のビット誤り率を劣化させてしま
う。
【0018】また、誤った送信電力制御信号により、基
地局の送信電力を減少させてしまった場合には、自身の
受信干渉電力が増加し、自身のビット誤り率の劣化を招
くという問題点がある。
【0019】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、利得切り替え手段
の利得切り替え時間と可変利得手段の利得切り替え時間
とが一致しない場合でも、正確にアンテナ端での平均受
信電力を算出する可能とし、正確に基地局の送信電力制
御を行うことができる移動局、及び、利得切り替え時に
おける平均受信電力の誤差を減少させる受信電力算出方
法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明は、移動局受信機を構成する無線部制御手段に、平均
時間設定手段を設け、制御手段にて平均受信電力を監視
し、平均受信電力が利得切り替え手段の利得を切り替え
なければならない電力に近づいてきたら、受信電力計算
手段に対し、平均受信電力を計算する際の計算時間を長
くするように指示し、利得切り替え手段の利得切り替え
時における平均受信電力の誤差を減少させるようにした
ものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明は、平均受信電力を算出し、算出した平均
受信電力を用いて基地局の送信電力制御を行う移動体端
末において、アンテナ手段にて受信した無線周波数帯域
の受信信号を中間周波数帯域の受信信号に変換する周波
数変換手段が飽和領域で動作することを避けるために、
高周波増幅手段と減衰手段とを選択する利得切り替え手
段と、中間周波数帯域の受信信号をバースバンド帯の受
信信号に変換し直交復調する変換手段前記変換手段
の前段に設けられる可変利得手段と、前記変換手段で直
交復調された受信信号をアナログ/ディジタル変換する
A/D変換手段、を備え、無線部制御手段が、前記A
/D変換手段の出力に基づき受信信号の平均電力を算出
前記可変利得手段の利得を制御する受信電力計算手段
と、利得切り替え手段の利得を制御する利得切り替え手
段制御手段と、送信電力制御手段、及び送信信号生成手
段に加えて、受信電力計算手段に対し、受信電力の計算
する際の平均時間を設定する平均電力設定手段を備えて
いる。
【0022】アンテナ手段での受信信号の平均電力が、
利得切り替え手段の利得を切り替えなければならない値
に近づいてきたら、受信電力を計算する平均時間を長く
するようにし、利得切り替え手段の利得が切り替わった
際の受信電力の計算誤差を減少するようにしている。
【0023】この平均時間設定手段は、利得切り替え手
段の利得が切り替わった際の、受信電力計算手段におけ
る計算結果の誤差を減少させ、送信電力制御手段におけ
る誤動作を防ぐ。移動局における正確な受信電力計算が
行われ、基地局に対する正確な送信電力制御を実行する
ことが可能であり、他使用者からの干渉によるビット誤
り率の劣化を防ぐとともに、多使用者への干渉をも防ぐ
という効果が得られる。
【0024】より詳細には、本発明の実施の形態におい
て、利得切り替え手段制御手段(202)は、周波数変
換手段(109)が飽和領域で動作するアンテナ手段で
の受信電力を予めしきい値として備え、受信電力計算手
段(201)から報告された平均受信電力と前記しきい
値とを比較して、平均受信電力がしきい値を越えた場合
に利得を切り替える制御信号を、利得切り替え手段(1
05)に出力し、利得を切り替える制御信号が発せられ
ると、利得切り替え手段(105)の利得が切り替わ
り、利得切り替え手段の利得切り替え信号が発せられた
タイミングで、受信電力計算手段(201)は、可変利
得手段(112)の利得制御信号に利得切り替え手段の
利得の変化量に見合うだけの制御量を加えて可変利得手
段の利得制御を行う。
【0025】制御手段(121)も、周波数変換手段
(109)が飽和領域で動作する前記アンテナ手段での
受信電力をしきい値を備え、受信電力計算手段(20
1)からの平均受信電力が報告されると、前記しきい値
と報告された前記平均受信電力とを比較し、前記平均受
信電力が前記しきい値近傍の値であると判断した場合、
平均時間設定手段(205)に対し、受信電力の計算を
行う時間を増加するように指示する制御信号を発し、こ
の制御信号を受けて平均時間設定手段(205)では受
信電力計算手段(201)に対し、前記受信電力を計算
する時間を初期設定値よりも長い時間に設定する。
【0026】そして、制御手段(121)では、受信電
力計算手段(201)から報告された平均受信電力が前
記しきい値に対し十分近傍からはずれた値になったこと
を判断すると、平均時間設定手段(205)に対して、
受信電力を計算する時間を初期値に戻すように指示し、
受信電力計算手段(201)の初期の動作状態に復帰さ
せる。以下、実施例に即して詳細に説明する。
【0027】
【実施例】図1は、本発明を適用した移動局の一実施例
の構成を示した図である。図2は、本発明の一実施例に
おける無線部制御手段の構成を示す図である。
【0028】図1を参照すると、本発明の一実施例は、
アンテナ手段101と、送受信号を切り分けるアンテナ
共用手段102と、第一の高周波増幅手段103と、第
一の帯域通過ろ波手段104と、第二の高周波増幅手段
107と減衰手段106とを含んで構成される利得切り
替え手段105と、第二の帯域通過ろ波手段108と、
無線周波数帯域の信号を中間周波数帯域の信号に変換す
る際に用いられる第一局部信号を発振する第一局部信号
発振手段110と、第一局部信号発振手段110より発
振される第一局部信号を用いて無線周波数帯域の受信信
号を中間周波数帯域の受信信号に変換する周波数変換手
段109と、受信チャネルを切り分けるためのチャネル
ろ波手段111と、可変利得手段112と、中間周波数
帯域の受信信号をベースバンド帯の受信信号に変換する
際に用いられる第二局部信号を発振する第二局部信号発
振手段113と、第二局部信号発振手段113より発振
される第二局部信号を用いて中間周波数帯域の受信信号
をベースバンド帯の受信信号に変換するとともに、直交
復調を行い、受信信号をI成分信号及びQ信号成分信号
として出力する直交復調手段114と、直交復調された
ベースバンド信号のみを通過させる低域通過ろ波手段1
15、116と、アナログ信号をディジタル信号に変換
するA/D変換手段117、118と、可変利得手段1
12の利得切り替え手段105の制御を行う無線部制御
手段119と、受信信号に対し逆拡散や誤り訂正などの
処理を行うディジタル信号処理手段120と、送信デー
タに対し無線処理を行う送信手段122と、制御手段1
21と、を備えて構成される。
【0029】また、図2を参照すると、無線部制御手段
119は、A/D変換手段117及び118の出力を用
いて平均受信電力を計算し、可変利得手段112の利得
を制御する受信電力計算手段201と、平均時間設定手
段205と、利得切り替え手段制御手段202と、送信
電力制御手段203と、送信信号生成手段204と、を
備えて構成されている。
【0030】受信電力計算手段201は、平均時間設定
手段205、利得切り替え手段制御手段202、送信電
力制御手段203、ディジタル信号処理手段120が接
続される。
【0031】また、受信電力計算手段201、平均時間
設定手段204、送信信号生成手段204は制御手段1
21に接続されており、必要な制御信号のやり取りを行
う。さらに、受信電力計算手段201の制御信号出力端
は可変利得手段112の制御信号入力端に接続され、可
変利得手段112の利得は、受信電力計算手段201よ
り発生される制御信号で、A/D変換手段117及び1
18に入力される受信電力が一定レベルになるように制
御される。
【0032】利得切り替え手段制御手段202の制御信
号出力端は利得切り替え手段105の制御信号入力端に
接続されている。さらに送信信号生成手段204の出力
端は送信手段122の入力端に接続されている。
【0033】本実施例に係る移動局は、アンテナ手段1
01にて受信した信号の平均電力を計算する受信電力計
算手段201に対し、受信電力を計算する際の平均時間
を設定する平均時間設定手段205を設け、アンテナ手
段101での受信信号の平均電力が、利得切り替え手段
105の利得を切り替えなければならない値に近づいて
きたら、受信電力を計算する平均時間を長くするように
し、利得切り替え手段105の利得が切り替わった際の
受信電力の計算誤差を減少するようにしている。
【0034】この平均時間設定手段205は、利得切り
替え手段105の利得が切り替わった際の、受信電力計
算手段201における計算結果の誤差を減少させ、送信
電力制御手段203における誤動作を防ぐという作用を
実行する。
【0035】従って、移動局における正確な受信電力計
算が行われ、基地局に対する正確な送信電力制御を実行
することが可能であり、他使用者からの干渉によるビッ
ト誤り率の劣化を防ぐとともに、多使用者への干渉をも
防ぐという効果が得られる。
【0036】次に本実施例の動作について説明する。不
図示の基地局より送信された信号はアンテナ手段101
にて受信され、アンテナ共用手段102を通過し、第一
の高周波増幅手段103にて増幅され、第一の帯域通過
ろ波手段104を通過し、利得切り替え手段105に入
力される。利得切り替え手段105では受信電力が低い
場合は第二の高周波増幅手段107を用い、また、後段
に設けられた周波数変換手段109が飽和領域で動作す
るような高い受信電力の場合は減衰手段106を用い、
受信信号に対し処理を施す。利得切り替え手段105よ
り出力された信号は、第二の帯域通過ろ波手段108を
通過し、周波数変換手段109に入力される。周波数変
換手段109では、第一局部信号発振手段110より発
振された第一局部発振信号を用い、無線周波数帯域の受
信信号を中間周波数帯域の受信信号に周波数変換する。
周波数変換手段109より出力された受信信号は、チャ
ネルろ波手段111を通過し、可変利得手段112で処
理された後、直交復調手段114に入力される。直交復
調手段114では、第二局部信号発振手段より発振され
た第二局部発振信号113を用いて、入力された中間周
波数帯域の受信信号をベースバンド帯域の受信信号に周
波数変換するとともに、直交復調し、I成分及び、Q成
分の受信信号として出力する。直交復調手段114より
出力されたI成分及び、Q成分の受信信号は、それぞれ
低域通過ろ波手段115及び116を通過し、A/D変
換手段117及び118で、アナログ信号からディジタ
ル信号への変換がなされる。A/D変換手段117及び
118でディジタル信号に変換された受信信号は、無線
部制御手段119を構成する受信電力計算手段201、
及び、ディジタル信号処理手段120に入力される。
【0037】ディジタル信号処理手段120では、受信
信号を逆拡散し、誤り訂正などのディジタル信号処理を
行うとともに、逆拡散した受信信号を送信電力制御手段
203に送る。
【0038】また、受信電力計算手段201では、受信
している信号の一定時間tにおける平均電力を計算し、
A/D変換手段117及び119に入力される信号電力
が一定になるように可変利得手段112を制御するとと
もに、計算結果を送信電力制御手段203、利得切り替
え手段制御手段202、及び、制御手段121に報告す
る。
【0039】利得切り替え手段制御手段202には、周
波数変換手段109が飽和領域で動作することを防ぐた
めのアンテナ手段101における受信電力に対するしき
い値が設定されており、設定されているしきい値と受信
電力計算手段201より報告された平均受信電力と、を
比較して、利得切り替え手段105の利得切り替え制御
信号を発生する。
【0040】送信電力制御手段203では、受信電力計
算手段201より報告された平均受信電力値とディジタ
ル信号処理手段120より送られてくる逆拡散後の受信
信号を用いて受信しているチャネルの電力を計算し、計
算した受信チャネルの電力がしきい値より低い場合は基
地局の送信電力を増加させる制御信号を生成し、計算し
た受信チャネルの電力がしきい値より高い場合は基地局
の送信電力を減少させる制御信号を生成する。こうして
生成した制御信号は送信信号生成手段204に送られ、
送信信号に盛り込まれ、送信手段122にて無線信号の
処理が施され、アンテナ手段101より、基地局に向け
て発信される。
【0041】さらに制御手段121では、受信電力計算
手段201から報告された平均受信電力と受信電力に対
するしきい値を比較し、平均受信電力がしきい値に近づ
いてきたら、平均時間設定手段205を介して受信電力
計算手段201に受信電力の計算時間を長くするように
指示する。
【0042】つぎに、無線部制御手段119、ディジタ
ル信号処理手段120及び、制御手段121の動作につ
いて詳細に説明する。
【0043】はじめに、制御手段120は初期値として
平均時間設定手段205に時間tを与え、受信電力計算
手段201は一定時間tの受信平均電力を計算するよう
にセットされる。
【0044】A/D変換手段117及び118でディジ
タル信号に変換された受信信号は、受信電力計算手段2
01、及び、ディジタル信号処理手段120に入力され
る。
【0045】ディジタル信号処理手段120では、受信
信号の逆拡散や誤り訂正の処理を行うとともに、逆拡散
した受信信号を送信電力制御手段203に送る。
【0046】受信電力計算手段201では初期値として
設定された時間tの受信平均電力を計算し、可変利得手
段112の利得を制御するとともに、利得切り替え手段
制御手段202、制御手段121に、計算結果をt時間
単位で報告する。
【0047】可変利得手段112の制御方法は、受信電
力計算手段201に設定されている基準値と計算した平
均電力値とを比較する。基準値より平均電力値が低い場
合は、可変利得手段112の利得を増加する制御信号を
発し、基準値より平均電力値が高い場合は、可変利得手
段112の利得を減少する制御信号を発する。
【0048】この制御動作が平均電力を計算するごとに
繰り返され、可変利得手段112の利得制御がなされ
る。
【0049】利得切り替え手段制御手段202には、周
波数変換手段109が飽和領域で動作するアンテナ手段
101での受信電力がしきい値として設定されており、
報告された平均受信電力と設定されているしきい値とを
比較して、平均電力がしきい値を越えた場合に利得を切
り替える制御信号を、利得切り替え手段105及び受信
電力計算手段201に対して発する。
【0050】利得切り替え手段105の利得を切り替え
る信号が発せられると、利得切り替え手段105の利得
が切り替わり、利得切り替え手段105の利得切り替え
信号が発せられたタイミングで、受信電力計算手段20
1は、可変利得手段112の利得制御信号に利得切り替
え手段105の利得の変化量に見合うだけの制御量を加
えて可変利得手段112の利得制御を行う。
【0051】また、制御手段121にも、利得切り替え
手段制御手段202と同様、周波数変換手段109が飽
和領域で動作するアンテナ手段101での受信電力が予
めしきい値として設定されており、受信電力計算手段2
01より平均電力が報告されると、設定されているしき
い値と報告された平均電力とを比較し、平均電力がしき
い値近傍の値と判断した場合、平均時間設定手段205
に対し、受信電力の計算を行う時間を増加するように制
御信号を発する。
【0052】この制御信号が発せられると、平均時間設
定手段205では、受信電力計算手段201に対し、受
信電力を計算する時間tより長い時間Tを設定する。
【0053】上述した受信電力計算手段201、及び、
利得切り替え制御手段105の動作と制御手段121の
動作とが並行して行われることにより、利得切り替え手
段105の利得切り替え時における平均受信電力の計算
結果に生じる誤差を減少させるように動作する。
【0054】その後、制御手段121にて報告された平
均電力がしきい値に対して十分近傍からはずれた値にな
ったことを判断すると、制御手段121は、平均時間設
定手段205に対し、受信電力を計算する時間をtに戻
すように指示を出し、受信電力計算手段201の初期の
動作状態に復帰する。
【0055】さらに、上述した動作に対し、送信電力制
御手段203では、平均受信電力と逆拡散した受信信号
を用いて受信しているチャネルの電力を算出し、算出し
た受信チャネルの電力がチャネル電力の基準値より低い
場合には、基地局の送信電力を増加する制御信号を生成
し、基準値よりも高い場合には、基地局の送信電力を減
少させる制御信号を生成する。
【0056】生成された制御信号は送信信号生成手段2
04に送られ、送信するデータに盛り込まれてアンテナ
手段101より基地局に対して発信される。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利得切り替え手段の利得が切り替わり、可変利得手段の
利得が変化する際に受信正確に受信電力の計算を可能と
し、基地局の送信電力制御を正確に行うことができる、
という効果を奏する。
【0058】その理由は、本発明においては、利得切り
替え手段の利得が切り替わり、可変利得手段の利得が変
化する際に、誤差が生じないように受信電力を計算する
計算時間を可変とし、送信電力制御手段に報告するタイ
ミングを監視して、切り替え時間より前に、受信電力の
計算時間を増加するように制御しているためである。
【0059】このため、本発明によれば、他使用者から
の干渉波による自分自身のビット誤り率の劣化を招くこ
となく、且つ、他使用者への干渉電力を最小限に抑える
ことができ、他使用者のビット誤り率の劣化を抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の移動局受信機の構成を示す
図である。
【図2】本発明の一実施例における無線部制御手段の構
成を示す図である。
【図3】従来の移動局受信機の構成を示す図である。
【図4】従来の移動局受信機における無線部制御手段の
構成を示す図である。
【符号の説明】
101 アンテナ手段 102 アンテナ共用手段 103 第一の高周波増幅手段 104 第一の帯域通過ろ波手段 105 利得切り替え手段 106 減衰手段 107 第二の高周波増幅手段 108 第二の帯域通過ろ波手段 109 周波数変換手段 110 第一局部信号発振手段 111 チャネルろ波手段 112 可変利得手段 113 第二局部信号発振手段 114 直交復調手段 115 低域ろ波手段 116 低域ろ波手段 117 A/D変換手段 118 A/D変換手段 119、119′ 無線部制御手段 120、120′ ディジタル信号処理手段 121、121′ 制御手段 122 送信手段 201 受信電力計算手段 202 利得切り替え手段制御手段 203 送信電力制御手段 204 送信信号生成手段 205 平均時間設定手段 401 受信電力計算手段 402 利得切り替え手段制御手段 403 送信電力制御手段 404 送信信号生成手段 405 平均時間設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38 H04B 1/04 H04B 1/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナ手段で受信する無線周波数帯域の
    受信信号を中間周波数帯域の受信信号に変換する周波数
    変換手段が飽和領域で動作することを避けるために、高
    周波増幅手段と減衰手段とを選択する利得切り替え手段
    と、 中間周波数帯域の受信信号をバースバンド帯の受信信号
    に変換し直交復調する変換手段と、 前記変換手段の前段に設けられる可変利得手段と、 前記変換手段で直交復調された受信信号をアナログ/デ
    ィジタル変換するA/D変換手段と、 前記A/D変換手段の出力に基づき受信信号の平均電力
    を算出し前記可変利得手段の利得を制御する受信電力計
    算手段と、 前記利得切り替え手段の利得を制御する利得切り替え手
    段制御手段と、 前記受信信号の平均電力(「平均受信電力」という)が
    所定のしきい値よりも低い場合は基地局の送信電力を増
    加させる制御信号を生成し前記しきい値よりも高い場合
    は基地局の送信電力を減少させる制御信号を生成する送
    信電力制御手段と、 前記送信電力制御手段で生成された前記制御信号を送信
    信号に付加して出力する送信信号生成手段と、 前記送信信号生成手段から出力された送信信号に対して
    無線信号の処理を施し前記アンテナ手段より前記基地局
    に向けて発信する送信手段と、 を備えた 移動局受信電力算出方法において、 前記平均受信電力を監視し、前記平均受信電力が前記利
    得切り替え手段の利得を切り替えなければならない電力
    に近づいてきたら、前記受信電力計算手段に対して、前
    記平均受信電力を計算する際の平均時間を長くするよう
    に指示し、前記利得切り替え手段の利得切り替え時にお
    ける前記平均受信電力の誤差を減少させる、ことを特徴
    とする受信電力算出方法。
  2. 【請求項2】前記利得切り替え手段制御手段が、前記周
    波数変換手段が飽和領域で動作する受信電力に対するし
    きい値と、前記受信電力計算手段から報告された平均受
    信電力とを比較し、前記平均受信電力がしきい値を越え
    た場合に利得を切り替える制御信号を前記利得切り替え
    手段に出力し、前利得を切り替える制御信号が発せられ
    ると、前記利得切り替え手段の利得が切り替わり、 前記利得切り替え手段の利得切り替え信号が発せられた
    タイミングで、前記受信電力計算手段は、前記可変利得
    手段の利得制御信号に前記利得切り替え手段の利得の変
    化量に見合うだけの制御量を加えて前記可変利得手段の
    利得制御を行い、 平均受信電力を監視する制御手段において、前記周波数
    変換手段が飽和領域で動作する前記受信電力に対するし
    きい値を備え、前記受信電力計算手段から報告された前
    記平均受信電力と前記しきい値とを比較し、前記平均受
    信電力が前記しきい値近傍の値であると判断した場合、
    前記受信電力計算手段に対して、前記受信電力を計算す
    る時間を長くするように指示する、ことを特徴とする請
    求項1記載の受信電力算出方法。
  3. 【請求項3】アンテナ手段にて受信した無線周波数帯域
    の受信信号を中間周波数帯域の受信信号に変換する周波
    数変換手段が飽和領域で動作することを避けるために、
    高周波増幅手段と減衰手段とを選択する利得切り替え手
    段と、 中間周波数帯域の受信信号をバースバンド帯の受信信号
    に変換し直交復調する変換手段前記変換手段の前段に設けられる可変利得手段と、 前記変換手段で直交復調された受信信号を アナログ/デ
    ィジタル変換するA/D変換手段を備え、 無線部制御手段が、前記A/D変換手段の出力に基づき
    受信信号の 平均電力を算出し前記可変利得手段の利得を
    制御する受信電力計算手段と、 前記利得切り替え手段の利得を制御する利得切り替え手
    段制御手段と、 前記受信信号の平均電力が所定のしきい値よりも低い場
    合には基地局の送信電力を増加させる制御信号を生成し
    前記しきい値よりも高い場合には基地局の送信電力を減
    少させる制御信号を生成する送信電力制御手段と、 前記送信電力制御手段で生成された前記制御信号を送信
    信号に付加して出力する送信信号生成手段と、 を備え、前記無線部制御手段の前記送信信号生成手段か
    ら出力された送信信号は送信手段に供給されて無線信号
    の処理が施され、前記アンテナ手段より前記基地局に向
    けて発信される移動局において、 前記受信電力計算手段に対し、受信電力の計算する際の
    平均時間を設定する平均電力設定手段と、 前記受信電力計算手段からの平均受信電力を受け、該平
    均受信電力を受信電力に対する予め定められたしきい値
    とを比較し、前記平均受信電力がしきい値に近づいてき
    たら、前記平均時間設定手段を介して前記受信電力計算
    手段での受信電力を計算する平均時間を長くするように
    指示する制御手段と、 を備えたことを特徴とする移動局。
  4. 【請求項4】前記利得切り替え手段制御手段が、前記周
    波数変換手段が飽和領域で動作する受信電力に対するし
    きい値を備え、前記受信電力計算手段から報告された平
    均受信電力と前記しきい値とを比較して、前記平均受信
    電力がしきい値を越えた場合に利得を切り替えるための
    利得切り替え制御信号を、前記利得切り替え手段に出力
    し、 前記利得切り替え手段では前記利得切り替え制御信号を
    受けて利得を切り替え、 前記利得切り替え手段の前記利得切り替え信号が発せら
    れたタイミングで、前記受信電力計算手段は、前記可変
    利得手段の利得制御信号に、前記利得切り替え手段の利
    得の変化量に見合うだけの制御量を加えて、前記可変利
    得手段の利得制御を行い、 前記制御手段が、前記周波数変換手段が飽和領域で動作
    する前記受信電力に対するしきい値を備え、前記受信電
    力計算手段からの平均受信電力が報告されると前記しき
    い値と報告された前記平均受信電力とを比較し、前記平
    均受信電力が前記しきい値近傍の値であると判断した場
    合、前記平均時間設定手段に対し、受信電力の計算を行
    う時間を増加するように制御信号を発し、 前記制御信号を受けて前記平均時間設定手段では前記受
    信電力計算手段に対し、前記受信電力を計算する時間を
    初期設定値よりも長い時間に設定する、ことを特徴とす
    る請求項3記載の移動局。
  5. 【請求項5】前記制御手段において前記受信電力計算手
    段から報告された平均受信電力が前記しきい値に対し十
    分近傍からはずれた値になったことを判断すると、前記
    制御手段は、前記平均時間設定手段に対し、受信電力を
    計算する時間を初期値に戻すように指示し、前記受信電
    力計算手段の初期の動作状態に復帰させる、ことを特徴
    とする請求項4記載の移動局。
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