JP2829706B2 - フルオロポリマー水性エマルジョン及びその製造方法 - Google Patents

フルオロポリマー水性エマルジョン及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械的安定性及び熱的
安定性が高い新規なフルオロポリマー水性エマルジョン
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリテトラフルオロエチレン(以下PT
FEという)水性エマルジョンの原液は、米国特許第
2,559,752号に開示されている乳化重合法、即
ちテトラフルオロエチレンを水溶性重合開始剤及びフル
オロアルキル基を疎水基とするアニオン系界面活性剤を
乳化剤として含む水性媒体中に圧入、重合させ、該媒体
中にPTFEのコロイド粒子を生成させる方法によって
製造される。また多くのフルオロポリマーの水性エマル
ジョン原液も同様な方法で製造される。かかる方法によ
って得られたフルオロポリマーの水性エマルジョン原液
は、それ自体は機械的安定性に乏しいため、原液に乳化
安定剤を加えて安定化させる。
【0003】乳化安定剤としては、主として経済的な理
由からふっ素系界面活性剤は使用されず炭化水素系界面
活性剤が使用される。一般に使用されている乳化安定剤
はP−アルキルフェニルポリエチレングリコールエーテ
ル(アルキル基の炭素数は8〜10)のごときノニオン
系界面活性剤であるが、上記界面活性剤の使用によって
も未だエマルジョンの安定性は不十分であり、蒸発、濃
縮、希釈、移送、計量などを行う際に与えられる機械的
作用により不安定化する傾向がある。
【0004】アニオン界面活性剤を乳化安定剤として使
用することも提案されており、例えば米国特許第4,3
69,266号には、アルキルスルホン酸、アルキル硫
酸、アルキルアリールスルホン酸、アルキルアリール硫
酸、高級脂肪酸、アルキル燐酸エステル、アルキルアリ
ール燐酸エステル、スルホコハク酸のエステル又はその
塩などが、包括的に羅列されている。しかしながら、こ
れらのアニオン界面活性剤を乳化安定剤として使用して
いる例は、同米国特許の実施例には見られず、また実際
商業的に使用されている例も殆ど見られない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、機械
的安定性の高いフルオロポリマー水性エマルジョンを提
供することにある。例えば本発明のエマルジョンの使用
により機械的安定性の低さに起因する問題、即ちエマル
ジョンを撹拌、移送、噴霧する際に生ずるフルオロポリ
マーのコロイド粒子の凝集によるポンプ、バルブ、ノズ
ルなどの閉塞、及び同凝集物の容器壁、撹拌機などへの
付着、更には同凝集物のエマルジョン内での浮遊などの
現象を防止することが可能となる。本発明の第2の目的
は、熱的安定性の高いフルオロポリマー水性エマルジョ
ンを提供することにある。例えば本発明のエマルジョン
の使用により、熱的安定性の低さに起因する問題、即ち
高温時におけるエマルジョンの粘度上昇により生ずる金
属及びガラス織布などへの塗装性及び含浸性の劣化を防
止することが可能となる。本発明の他の目的は、機械的
及び熱的安定性が高いフルオロポリマー水性エマルジョ
ンを短時間で生産性良く製造する方法を提供することに
ある。
【0006】本発明者らは、機械的安定性及び熱的安定
性の高いフルオロポリマー水性エマルジョンを得るた
め、乳化安定剤として有効と思われる上記界面活性剤を
含む多くの界面活性剤について試験を行った。その多く
はエマルジョンの安定化が不十分であったり、エマルジ
ョンの起泡性が大きすぎたり、またガラス織布コーティ
ングにおいて界面活性剤が着色原因となったりするなど
の理由により、乳化安定剤として適切なものではなかっ
たが、特定のアルキルスルホコハク酸ナトリウムはフル
オロポリマーの低濃度水性エマルジョン領域において乳
化安定剤として有効であることを確認し、鋭意研究の結
果、フルオロポリマーの高濃度水性エマルジョン領域に
おいても、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウムを乳化
安定剤として使用することにより、同エマルジョンを安
定化させることに成功し本発明を完成した。また生産性
良く本発明のフルオロポリマー水性エマルジョンを製造
することにも成功した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に関わるフルオロ
ポリマー水性エマルジョンは、フルオロポリマーに対し
1.5重量%以上のジアルキルスルホコハク酸ナトリウ
ム、及びアルキレングリコールを含むことを特徴とす
る。また本発明に関わる安定化されたフルオロポリマー
水性エマルジョンの製造方法は、乳化重合により得られ
るフルオロポリマー水性エマルジョン原液にアルキレン
グリコール又はその水溶液に溶解したジアルキルスルホ
コハク酸ナトリウムを混合することよりなる。
【0008】本発明においてフルオロポリマーとは、テ
トラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、
又はふっ化ビニリデンの重合体、或はこれらの共重合体
をいう。例えばPTFE、テトラフルオロエチレン・ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチ
レン・フルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テト
ラフルオロエチレン・エチレン共重合体、ポリクロロト
リフルオロエチレン、ポリふっ化ビニリデン及びふっ化
ビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体などを
挙げることが出来る。
【0009】本発明において水性エマルジョンとは、平
均粒径が0.1〜0.3μのフルオロポリマーのコロイ
ド粒子を水中に1〜75重量%含むものをいう。コロイ
ド粒子の平均粒径は遠心沈降法により測定することがで
きる。本発明においては、遠心沈降式粒度分布測定装置
(島津製作所製SA−CP4L)により測定された値を
示す。
【0010】乳化安定剤としてはジアルキルスルホコハ
ク酸ナトリウムが使用される。アルキル基は炭素数が8
〜12であり、特にオクチル基またはノニル基であるこ
とが好ましい。かかる乳化安定剤をPTFEの水性エマ
ルジョンに使用した例は既に知られているが、そのPT
FEの濃度及び乳化安定剤の濃度は共に極めて薄いもの
であった。例えば、本発明の水性エマルジョンに使用さ
れた乳化安定剤であるジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウムは米国特許第2,478,299号の実施例4に記
載されてはいるものの、適用されたPTFEエマルジョ
ンは濃度が僅か3.2重量%の希薄エマルジョンであ
り、更にこれに上記乳化安定剤の1%溶液を加えている
ため、安定化されたエマルジョンの濃度は更に2.78
重量%にまで低下している。即ち、この種の乳化安定剤
は水に対する溶解性が僅か1.5%程度と低いため、濃
厚PTFE水性エマルジョンを製造するために原液に直
接上記乳化安定剤を加えた場合には、乳化安定剤がエマ
ルジョンに溶解し、エマルジョンが安定化するまでの時
間が長過ぎるという問題があり、工業的に10重量%以
上の濃厚PTFE水性エマルジョンを製造することは困
難であった。
【0011】本発明者らは、ジアルキルスルホコハク酸
ナトリウムのアルキレングリコール類、特にエチレング
ルコール又はプロピレングリコール溶液、或はアルキレ
ングリコール水溶液を調製し、これをPTFE水性エマ
ルジョン原液に混合する方法が、短時間で安定化された
濃厚PTFE水性エマルジョンを製造する方法として有
効であることを見いだした。なお、アルキレングリコー
ル類はジアルキルスルホコハク酸ナトリウムの水に対す
る可溶化促進剤として使用したものであるが、ジアルキ
ルスルホコハク酸ナトリウムの可溶化有機液体として知
られている四塩化炭素、石油エーテル、ナフサ、キシレ
ン、石油系溶剤、アセトン、アルコールなどを可溶化促
進剤として使用したときは、PTFE水性エマルジョン
は不安定化された。
【0012】ジアルキルスルホコハク酸ナトリウムの添
加量はフルオロポリマーの重量に対し1.5%以上、好
ましくは2〜5%の範囲である。添加量が1.5%未満
の量ではエマルジョンが不安定化しやすくなる。一方上
限値は限定的なものではないが、5%を越える量は経済
的に不利である。アルキレングリコールの量はジアルキ
ルスルホコハク酸ナトリウムの水に対する溶解性を改善
できる量で、且つフルオロポリマーの水性エマルジョン
が不安定化される量よりも少なければ良い。アルキレン
グリコールの量が多い程、ジアルキルスルホコハク酸ナ
トリウムの水に対する溶解性は改善されるが、一方余り
多量ではフルオロポリマーの水性エマルジョンを不安定
化させることになるためである。従って、アルキレング
リコールの量はフルオロポリマーの重量に対し10%以
下、好ましくは5%以下の量である。一方アルキレング
リコールの下限値は必ずしも限定的なものではないが、
ジアルキルスルホコハク酸ナトリウムに対し1重量%以
上、好ましくは5重量%以上、更に好ましくは10重量
%以上である。
【0013】本発明のフルオロポリマー水性エマルジョ
ンを製造する方法においては、予めジアルキルスルホコ
ハク酸ナトリウムのアルキレングリコール溶液またはア
ルキレングリコール水溶液を調製しておき、これをフル
オロポリマー水性エマルジョン原液に混合し、本発明の
エマルジョンを製造することが肝要である。先にフルオ
ロポリマー水性エマルジョン原液とジアルキルスルホコ
ハク酸ナトリウムを混合してからアルキレングリコール
を添加しても、或は先にフルオロポリマー水性エマルジ
ョン原液とアルキレングリコールを混合してからジアル
キルスルホコハク酸ナトリウムを添加しても、ジアルキ
ルスルホコハク酸ナトリウムがなかなか溶解しないこと
があるためである。
【0014】フルオロポリマーエマルジョンの機械的安
定性は、当該エマルジョンを高速で撹拌することにより
エマルジョン中に含まれるコロイド粒子が衝突しあうこ
とによって会合し、見掛けの粒径が増加する割合を見て
判断することが出来る。また撹拌によってコロイド粒子
の一部は凝集物となって撹拌機のローター、容器の壁に
付着するか、またはフロックとなってエマルジョンから
分離する。この様な場合には、エマルジョン中に残存す
るコロイド粒子の粒径の増減に関わり無く安定性が悪い
と判断することが出来る。本発明においては以下に測定
法を示す粒径増加率を以て機械的安定性の尺度とした。
平均粒径(S1 )のエマルジョン200mlを内径60
mmのビーカーに取り、撹拌機(JANKE & KU
NKELGMBH & Co.KG製,ULTRA−T
URRAX)のゼネレーター付シャフトをビーカーの底
面から15mmの高さ、またビーカーの中心より5mm
ずらしてセットし、ロータの回転速度20,500rp
mで5分間撹拌し、次いで撹拌後のエマルジョンの平均
粒径(S2 )を測定し下式によって粒径増加率を計算し
た。 粒径増加率(%)=(S2 −S1 )/S1 ×100 機械的安定性は、下記の基準により判断される。 粒径増加率が 0%以上− 5%未満では 良 粒径増加率が 5%以上−10%未満では 普通 粒径増加率が10%以上 では 悪 また撹拌により多量の凝集物が発生した場合も悪と判断
される。
【0015】水性エマルジョンの粘度はエマルジョンの
温度が上昇するに従って上昇する。夏季エマルジョンを
保存中に到達する30〜50℃の温度で粘度が急上昇す
るエマルジョンは好ましくない。本発明においては、フ
ルオロポリマーの濃度が約60重量%の水性エマルジョ
ンの20〜60℃までの範囲の粘度をB型粘度計(東京
計器製:型式BL)で測定し、粘度が急激に上昇する温
度を調べた。30〜50℃の範囲で粘度が急激に上昇す
るエマルジョンは熱的安定性が悪いと判定される。
【0016】以下、最も安定化することが困難なPTF
E水性エマルジョンをフルオロポリマー水性エマルジョ
ンの例として、実施例を示す。
【0017】
【実施例1】 機械的安定性試験:乳化重合法により得られた濃度約4
5重量%のPTFE水性エマルジョン原液300ml
に、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウムをプロピレン
グリコールの50重量%水溶液に溶解して表1に示され
る量を加え、容量500mlのビーカー中でスターラー
を回転(100rpm)させ、5分間緩やかに撹拌しつ
つ水を加え濃度30重量%のPTFE水性エマルジョン
を調製して試料Aとし、前記の方法により粒径増加率を
測定した。結果を表1に示す。粒径増加率は僅少であっ
た。
【0018】
【表1】
【0019】
【実施例2】 機械的安定性試験:乳化重合法により得られた濃度約4
5重量%のPTFE水性エマルジョン原液300ml
に、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウムをアルキレン
グリコール溶液として表2に示される量を加え、容量5
00mlのビーカー中でスターラーを回転(100rp
m)させ、5分間緩やかに撹拌しつつ水を加え濃度30
重量%のPTFE水性エマルジョンを調製して試料B,
C,D及びEとし、それぞれについて前記の方法により
粒径増加率を測定した。結果を表2に示す。
【0020】
【比較例1】表1に示すように、ジオクチルスルホコハ
ク酸ナトリウムの溶媒としてケロシン又はアルコール類
を用いた他は実施例1と同様にして試料F及びGを調製
し、それぞれについて粒径増加率を測定した。結果を表
2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】表2から明らかなように、ジオクチルスル
ホコハク酸ナトリウムの溶媒としてケロシン又はアルコ
ール類を用いた試料F,Gに比べて、ジアルキルスルホ
コハク酸ナトリウム及びアルキレングリコールを含むP
TFE水性エマルジョン試料B〜Eの粒径増加率は小さ
く、機械的安定性に優れている。
【0023】
【比較例2】乳化重合法により得られた濃度約45重量
%のPTFE水性エマルジョン原液に、PTFEの重量
に対し3.0重量%の試薬一級のジオクチルスルホコハ
ク酸ナトリウム粉末を加えたこと(アルキレングリコー
ルは添加せず)、及び撹拌時間を変更したこと以外は実
施例と同様にして濃度30重量%のPTFE水性エマル
ジョンを調製した。撹拌時間が0.5時間、1時間、3
時間、又は8時間の試料について粒径増加率を測定した
結果を表3に示す。撹拌時間が0.5時間の試料は機械
的安定性試験で凝集してしまい、撹拌時間が1時間又は
3時間でも機械的安定性は本発明の実施例に比べて劣
り、撹拌時間が8時間の場合にようやく本発明の実施例
と同等になった。
【0024】
【表3】
【0025】
【実施例3及び比較例3】前記試料Aを59.1重量%
に濃縮した試料L、及び乳化安定剤としてP−ノニルフ
ェニルポリエチレングリコールエーテル(n=9)をP
TFEに対し3.0重量%を加えた60重量%PTFE
水性エマルジョンの試料Mの熱的安定性試験を行った。
結果を表4に示す。試料Mは40℃以上で粘度が急激に
増加しているのに対し、本発明の試料Lは40℃以上で
も粘度上昇が少ない。なお上記試料の粒径増加率はそれ
ぞれ3.4%及び5.4%であった。
【0026】
【表4】
【0027】
【実施例4及び比較例4】実施例1と同様な方法によ
り、表5に示すようにジオクチルスルホコハク酸ナトリ
ウムの濃度が異なる30%PTFE水性エマルジョン試
料N、O、P、Q及びRを調製し、その粒径増加率を測
定した。結果を表5に示す。ジオクチルスルホコハク酸
ナトリウムの濃度が0.5%(試料Q)又は1%(試料
R)の場合はエマルジョンが凝集した。
【0028】
【表5】
【0029】
【実施例5】表5に示した30%PTFE水性エマルジ
ョン試料N及びOを水で10倍又は30倍に希釈して試
料S、T、U、Vとし、それぞれについて粒径増加率を
測定した。結果を表6に示す。試料N,Oのフルオロポ
リマー水性エマルジョンは、希釈率の如何にかかわらず
粒径増加率が低く機械的安定性が良好であった。
【0030】
【表6】
【0031】
【発明の効果】本発明により、機械的安定性、熱的安定
性の高いPTFE水性エマルジョンを得ることができ、
また、短時間で生産性良く当該エマルジョンを製造する
ことができる。本発明のフルオロポリマー水性エマルジ
ョンは、弗素樹脂としての優れた表面特性、耐熱性、耐
薬品性、及び電気特性などを利用した、金属などへの塗
装剤、繊維及び織布などへの含浸剤、またポリカーボネ
ートなどの熱可塑性樹脂に防炎性を付与するための添加
剤など種々の材料への添加剤、さらには防塵処理剤とし
て使用される。フルオロポリマー水性エマルジョンを利
用する分野においては、エマルジョンの機械的安定性、
及び熱的安定性に起因する問題、例えば製造プロセスに
おいては蒸発、濃縮、希釈、撹拌、移送、計量、また加
工プロセスにおいては塗装、含浸、混合などを行う際の
エマルジョンの不安定化の傾向は、解決されるべき重大
な問題であった。しかし、実際商業的に十分に安定性の
高いフルオロポリマー水性エマルジョンを短時間で生産
性良く得ることは困難であったが、本発明はこれらの問
題点を解決し得るフルオロポリマー水性エマルジョン及
び当該エマルジョンの製造方法を提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 27/12 C08K 5/053 C08K 5/42 C09D 127/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フルオロポリマーに対し1.5重量%以
    上のジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、及びアルキ
    レングリコールを含むことを特徴とするフルオロポリマ
    ー水性エマルジョン。
  2. 【請求項2】 アルキレングリコールの含有量がジアル
    キルスルホコハク酸ナトリウムに対し1重量%以上であ
    る請求項1に記載のフルオロポリマー水性エマルジョ
    ン。
  3. 【請求項3】 乳化重合により得られるフルオロポリマ
    ー水性エマルジョン原液にアルキレングリコール又はそ
    の水溶液に溶解したフルオロポリマーに対し1.5重量
    %以上のジアルキルスルホコハク酸ナトリウムを混合す
    ることよりなる安定化されたフルオロポリマー水性エマ
    ルジョンの製造方法。
JP6180480A 1994-07-11 1994-07-11 フルオロポリマー水性エマルジョン及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2829706B2 (ja)

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