JP2820829B2 - 有核散剤およびその製造方法 - Google Patents
有核散剤およびその製造方法Info
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Description
どの分野において、生理活性物質の溶出を適度にコント
ロールできる有核散剤およびその製造方法に関する。
放出制御システム(ドラッグデリバリーシステム)に関
する検討が数多く行われている。特に経口投与剤形にお
いて、顆粒剤は、錠剤よりも、胃排出速度、吸収性にお
いて固体差がみられず、また食事の影響も殆ど受けな
い。そこで、経口投与剤を顆粒剤としたり、錠剤に顆粒
を配合したり[ドラッグ・デベロップメント・アンド・
インダストリアル・ファーマシー(Drug Development a
nd Industrial Pharmacy)、9(7)、1379-1396(1983) 参
照]、カプセルに顆粒を充填したカプセル剤としてい
る。
号公報には、薬物、ヒドロキシプロピルセルロースおよ
びエタノール可溶性の可塑剤とを押し出し成形し、顆粒
剤を製造する方法が開示されている。この方法では、柔
軟性を付与するため、多量の可塑剤が使用されている。
特開昭63−99009号公報には、薬物含有固体粒子
を転動させながら、結合剤の水溶液又はアルコール溶液
を噴霧し、かつ胃及び腸で容易に溶解しない疎水性固体
微粒子を散布する方法が開示されている。この方法で
は、持続性の長い顆粒剤が得られる。
物、エタノール不溶性の水溶性高分子物質およびエタノ
ール可溶性の水溶性高分子物質を含有する持続性顆粒の
製剤が開示されている。この方法では、エタノール不溶
性の水溶性高分子が多量に必要であり、例えば、その実
施例では55%以上のエタノール不溶性の水溶性高分子
が使用されている。
イ酸カルシウムとヒドロキシプロピルメチルセルロース
の胃内滞留型の持続性顆粒が開示されている。この方法
は、粉末であるケイ酸カルシウムを見掛比重が1.0以
下となるように、乾式で製剤化されている。
31号公報において、低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースの分散液を核顆粒に噴霧し、有核顆粒を得る方法
を提案した。この方法により得られた顆粒は強度が強く
しかも崩壊性に優れている。
2には、少なくとも50重量%のマイクロクリスタリン
セルロースからなり、平均粒子径が100〜1000μ
mの不活性な球状の核を、結合剤の水溶液を用いて、活
性成分を含む粉体でコーティングし、コーティング剤の
水溶液又は水分散液を噴霧して得られた球状の顆粒が開
示されている。
の粒子径の大部分が500μm以上という特徴がある。
また、顆粒剤は、粒子径が大きくかつ揃っている。従っ
て、溶出制御基剤を被覆し、薬物の溶出性をコントロー
ルする場合、コーティングバラツキが小さく有利であ
る。しかしながら、粒子径が大きいため、調剤性が劣る
だけでなく、錠剤やカプセル剤に配合すると、顆粒の添
加量のバラツキが大きい。さらには、顆粒剤の剤形で
は、「第11改正日本薬局方(以下、日局と記載するこ
とがある)・製剤総則5顆粒剤」の項において粒度の試
験および崩壊の試験が必要であり、それらの規定を満足
した薬物放出制御をするには処方化が困難である。
く、また、粒子径が500μm以下と小さいため、顆粒
剤に比べて調剤性に優れると共に、錠剤やカプセル剤に
配合した場合、その添加量のバラツキが小さくなる。ま
た、散剤は、一般に顆粒剤に比べて胃排出速度、吸収性
が高い。しかしながら、散剤の胃排出速度が高いため、
薬物によっては、血中濃度が早期に高くなり、副作用が
発現する場合がある。しかも、前記顆粒剤に関する先行
技術のうち、核に薬物を配合し、例えば高分子基剤のコ
ーティングにより薬物溶出制御を行う方法を、そのまま
散剤に適用すると、被覆のバラツキが大きく、被覆精度
が悪くなり、かつコーティング量も多くなる。従って、
顆粒剤よりも粒子径の小さな散剤において、薬物の放出
を精度よく制御することが困難である。
径が小さくても、薬物の溶出性を精度よく制御できる散
剤およびその製造方法を提供することにある。
剤、錠剤およびカプセル剤を提供することにある。
性を制御するため、鋭意検討した結果、粒子径の小さな
核に、(1) 水溶性高分子と(2) 薬物とを含む混合液を噴
霧し、(3) 被覆層に薬物を含有させると、被覆のバラツ
キが小さく、被覆量を多くすることができ、しかも薬物
の溶出を適度にコントロールできることを見いだし、本
発明を完成した。
糖による球形造粒品(ただし、結晶セルロースの含量が
50重量%未満)に、ヒドロキシプロピルセルロース及
び/又はヒドロキシプロピルメチルセルロースと共に少
なくとも1種の生理活性物質(以下、薬物と称する)が
被覆され、かつ粒子径が実質的に500μm以下であ
る、有核散剤およびその製造方法を提供する。
顆粒剤、錠剤又はカプセル剤を提供する。
は、不可避的に混入する粒子である限り、前記範囲を外
れる粒子径の粒子を少量含んでいてもよいことを意味す
る。
合に限らず、部分的に被覆する場合や、吸着または吸収
されていている場合も含む意味に用いる。
断面楕円状、なす型状、液滴状などの曲面を有する形状
も含む意味に用いる。
m以下であればよく、50〜500μm、好ましくは1
00〜400μm程度である。このような粒子径を有す
る核としては、例えば、結晶セルロースの200〜30
0μmの球形造粒品(旭化成(株)製、アビセルSP、
以下、アビセルSPと記載する)、結晶セルロース(3
部)と乳糖(7部)による200〜350μmの球形造
粒品(フロイント社製、ノンパレル、以下、NP−7:
3と記載する)、結晶セルロース(5部)と乳糖(5
部)による200〜350μmの球形造粒品(フロイン
ト社製、ノンパレル、以下、NP−5:5と記載す
る)、乳糖(9部)とアルファー化デンプン(1部)に
よる50〜250μmの撹拌造粒品、特開昭61−21
3201号公報に記載の微結晶セルロース球形顆粒を分
級した500μm以下の微粒、スプレーチリングや溶融
造粒により球状に形成されたワックス類などの加工品、
オイル成分のゼラチンビーズ品などの加工品、ケイ酸カ
ルシウム、デンプン、キチン、セルロース、キトサンな
どの多孔性粒子、グラニュー糖、結晶乳糖、結晶セルロ
ース、塩化ナトリウムなどのバルク品およびそれらの製
剤加工品などが挙げられる。
が、薬物を含む被覆層により、薬物の放出性をコントロ
ールできるので、核は薬物を含んでいなくてもよい。
を小さくすると共に、被覆量を多くするため、球状であ
るのが好ましい。
シプロピルセルロース(以下、HPCと記載することが
ある)、ポリビニルピロリドンなどのエタノール可溶性
の水溶性高分子;ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(以下、HPMCと記載することがある)、メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリ
アクリル酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、アルギ
ン酸ナトリウム、グアーガムなどのエタノール不溶性の
水溶性高分子が挙げられる。なお、エタノール可溶性の
水溶性高分子とエタノール不溶性の水溶性高分子とを併
用したり、粘度の異なる水溶性高分子を併用することに
より、薬物の溶出性をコントロールできる。
MC、メチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリ
ビニルアルコールが含まれる。特に好ましい水溶性高分
子は、HPC、HPMCなどのセルロース誘導体であ
る。
例えば、53.4〜77.5重量%、好ましくは60〜
70重量%程度含有する。HPCの20℃における2重
量%水溶液の粘度は、通常、1〜150000cps程
度である。このようなHPCとしては、日局ヒドロキシ
プロピルセルロースなどが使用される(以下、HPCの
粘度はいずれも20℃における2重量%水溶液の値であ
る)。
特開平2−174931号公報に開示されている低置換
度ヒドロキシプロピルセルロースとは、ヒドロキシプロ
ポキシル基の置換度が異なる。
ロポキシル基が結合した混合エーテルである。HPMC
のメトキシル基の含有量は、例えば、19〜30重量
%、ヒドロキシプロポキシル基の含有量は、例えば、4
〜12重量%程度である。HPMCの20℃における2
重量%水溶液の粘度は、通常、1〜40000センチス
トークス程度である。このようなHPMCとしては、日
局ヒドロキシプロピルメチルセルロース2208、日局
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2906および日
局ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910などが
使用される。ヒドロキシプロピルメチルセルロースは一
種又は二種以上混合して使用できる。
定されない。薬物としては、例えば中枢神経系薬物とし
て、ジアゼパム、イデベノン、アスピリン、イブプロフ
ェン、パラセタモール、ナプロキセン、ピロキシカム、
ジクロフェナック、インドメタシン、スリンダック、ロ
ラゼパム、ニトラゼパム、フェニトイン、アセトアミノ
フェン、エテンザミド、ケトプロフェンなど;循環器系
薬物として、モルシドミン、ビンポセチン、塩酸デラプ
リル、プロプラノーロル、メチルドパ、ジピリダモー
ル、フロセミド、トリアムテレン、ニフェジピン、アテ
ノロール、スピロノラクトン、メトプロロール、ピンド
ロール、カプトプリル、硝酸イソソルビドなど;呼吸器
系薬物として、アムレキサノクス、デキストロメトルフ
ァン、テオフィリン、プソイドエフェドリン、サルブタ
モール、グアイフェニシンなど;消化器系薬物として、
ランソプラゾール、オメプラゾールなどのベンツイミダ
ゾール系薬物、シメチジン、ラニチジン、パンクレアチ
ン、ビサコジル、5−アミノサリチル酸など;抗生物質
及び化学療法剤として、セファレキシン、セファクロー
ル、セフラジン、アモキシシリン、ピバンピシリン、バ
カンピシリン、ジクロキサシリン、エリスロマイシン、
エリスロマイシンステアレート、リンコマイシン、ドキ
シサイクリン、トリメトプリム/スルファメトキサゾー
ルなど;代謝系薬物として、セラペプターゼ、塩化リゾ
チーム、アデノシントリフォスフェート、グリペンクラ
ミド、塩化カリウムなど;ビタミン系薬物としては、ビ
タミンB1 、ビタミンB2 、ビタミンB6 、ビタミン
C、フルスルチアミン、ビタミンA、ビタミンE、ビタ
ミンD、ビタミンKなど;制酸剤等が挙げられる。これ
らの薬物は一種または二種以上使用できる。
すため、例えば特開平2−174931号公報に記載の
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース(以下、L−H
PCと記載する)や、その他の添加剤を含んでいてもよ
い。
般に配合される添加剤が使用できる。添加剤としては、
例えば、乳糖、コーンスターチ、ショ糖、タルク、結晶
セルロース、マンニトール、軽質無水ケイ酸、炭酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、L−システィンなどの賦形
剤;アルファー化デンプン、部分アルファー化デンプ
ン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ポリビニルピロリドン、プルラン、デキストリン、アラ
ビアゴムなどの結合剤;カルボキシメチルセルロースカ
ルシウム、デンプン類、クロスリンクドカルボキシメチ
ルセルロースナトリウム、クロスリンクドインソルブル
ポリビニルピロリドンなどの崩壊剤;酸化チタン、ベン
ガラ、タール色素などの着色剤などが挙げられる。これ
らの添加剤は2種以上用いてもよい。
分子の含量は、有核散剤中の薬物の溶出性をコントロー
ルできる範囲であればよく、例えば、0.1重量〜50
重量%、好ましくは1〜30重量%程度である。水溶性
高分子の割合が、0.1重量%未満である場合には、薬
物の溶出をコントロールするのが困難であり、50重量
%を越えると薬物含有量が低下する。
を制御できる範囲で選択でき、例えば、核100重量部
に対して、50〜400重量部程度である。被覆量が5
0重量部未満では、薬物の溶出をコントロールするのが
困難であり、400重量を越えると、粒が大きく成長
し、散剤の粒度規格内に入りにくくなる。
もよく、複数の被覆層の少なくとも1つの層が薬物を含
有していればよい。
00μm以下、好ましくは50〜500μm、さらに好
ましくは100〜400μmである。粒子径が500μ
mを越えると、前記のように調剤性が低下し易い。な
お、粒子径が50μmより小さくなると、製造中に静電
気により製造機器の壁に散剤が付着する等の問題が生じ
易くなる。
水溶性高分子、例えばHPC及び/又はHPMCの粘度
のグレードや含有量、およびエタノール可溶性の水溶性
高分子(例えばHPC)とエタノール不溶性の水溶性高
分子(例えばHPMC)との比率を選択することによ
り、薬物の溶出性をコントロールできる。また、薬物の
溶解する液性の影響が余りなく、溶出性を適当にコント
ロールできる。
を、水溶性高分子および少なくとも1種の生理活性物質
を含む混合液で被覆する。
液であってもよい。混合液は、水、エタノールなどの有
機溶媒またはこれらの混液を用いて調製できる。
び添加剤の割合により異なるが、通常、0.1〜50重
量%、好ましくは0.5〜10重量%程度である。濃度
が0.1重量%未満では、核に対する薬物の結合力が小
さく、50重量%を越えると、混合液の粘度が増大して
作業性が低下し易い。
してもよい。この場合、水溶性高分子の配合割合や粘度
のグレードを選定したり、薬物や他の添加剤の割合が変
化した混合液を用いて順次被覆し、各層の薬物濃度を連
続的にまたは段階的に変動させてもよい。その場合、被
覆層全体が水溶性高分子を0.1〜50重量%含む限
り、0.1〜50重量%の配合割合を外れた混合液で被
覆してもよい。さらには、複数の層間に、公知の方法に
より非活性の被膜を形成し、薬物を含む各層間を遮断し
てもよい。
する場合、それぞれの混合液を同時にまたは別々に使用
して、核を被覆してもよい。
に噴霧しながら、薬物及び/又は添加剤を混和した粉末
散布剤を散布してもよい。この方法では、粉末状散布剤
を散布するという簡単な操作で被覆層を形成できる。散
布剤の粒度は、一般に約100μm以下、好ましくは約
50μm以下である。
ることにより、造粒が行なわれる。造粒温度は、薬物の
安定性を損わない範囲で行なわれる。薬物の安定性が高
い場合には、混合液の温度は特に調整する必要はなく、
一般に1〜30℃程度の室温で行なうことができる。核
を被覆する方法は特に制限されず、例えば、遠心流動型
コーティング造粒装置、流動型コーティング造粒装置、
撹拌造粒装置などの慣用の設備が使用できる。遠心流動
型コーティング造粒装置の具体例としては、例えば、フ
ロイント社製のCF装置やスパイラフロー、パウレック
社製のマルチプレックス、不二パウダル社製のニューマ
ルメなどが挙げられる。
た有核散剤が得られる。散剤の形状は、通常、核に対応
しているので、略球形の有核散剤を得ることもできる。
篩としては、例えば32メッシュ(500μm)の丸篩
が使用でき、32メッシュを通過する散剤を選別するこ
とにより、有核散剤が得られる。
のマスキング、腸溶性、胃溶性などを付与するため、慣
用の方法によりコーティングを施してもよい。
キシプロピルメチルセルロース、エチルセルロース、ヒ
ドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ポリオキシエチレングリコール、ツイーン80、
プルロニックF68、ヒマシ油、セルロースアセテート
フタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタ
レート(以下、HP−55と記載する)、ヒドロキシメ
チルセルロースアセテートサクシネート、アクリル酸コ
ポリマー、カルボキシメチルエチルセルロース、ポリビ
ニルアセタルジエチルアミノアセテート、セラック、ワ
ックス類、及びタルク、酸化チタン、ベンガラ等の色素
が挙げられる。
る。さらに、有核散剤は、慣用の方法に従って、顆粒や
錠剤に添加し顆粒剤や錠剤としてもよく、カプセルに充
填してたカプセル剤としてもよい。
びカプセル剤に含まれる有核散剤は、調剤性に優れ、添
加量のバラツキが小さいと共に、粒子径が小さくても、
薬物の放出性を精度よく制御できる。
如き優れた特性を有する有核散剤を簡便かつ容易に得る
ことができる。
基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
コーティング造粒機(パウレック社製:FD−3S)に
入れ、送風温度70℃、品温約40℃にコントロールし
ながら、ボトムスプレー方式で、予め調製した下記組成
のバルク液を噴霧しコーティングした。規定量のバルク
液を噴霧した時点で噴霧を止め、そのまま乾燥を1分間
行った後、32メッシュの丸篩で篩過し、920gの有
核散剤を得た。
粒機に入れ、送風温度65℃、品温約38℃にコントロ
ールしながら、ボトムスプレー方式で、予め調製した下
記組成のフィルム液を10g/分の液速で噴霧し、コー
ティングした。規定量のフィルム液を噴霧した時点で噴
霧を止め、そのまま乾燥を1分間行った後、32メッシ
ュの丸篩で篩過し、480gのフィルムコーティング有
核散剤を得た。
総則11散剤の項・粒度の試験」に従って粒度を評価し
たところ、下記のように、日局の規定に適合する細粒の
散剤であった。
〜350μm)700gを用いる以外、参考例1と同様
にして、925gの有核散剤および480gのフィルム
コーィング有核散剤を得た。
結果も日局の規定に適合する細粒の散剤であった。
機(フロイント社製)に入れ、ローター回転数を400
rpmとし、HPMC(タイプ2910)を1重量%溶
解した水/エタノールの混合溶液を、2g/分の条件で
噴霧しながら、ランソプラゾール10g)炭酸マグネシ
ウム10g)グラニウ糖10g、トウモロコシデンプン
20gを均質に混和した散布剤を4g/分で散布した。
散布終了後もコーティング液を噴霧し、造粒物を得た。
造粒物を40℃で16時間真空乾燥し、32メッシュ丸
篩を用いて篩過したところ、得られた造粒物は下記のよ
うに日局の粒度試験に合格する有核散剤であった。
機(フロイント社製)に入れ、ローター回転数を400
rpmとし、HPMC(タイプ2910)を1重量%溶
解した水/エタノールの混合溶液を、2g/分の条件で
噴霧しながら、ランソプラゾール10g、炭酸マグネシ
ウム10g、グラニウ糖10g、トウモロコシデンプン
20gを均質に混和した散布剤を4g/分で散布した。
散布終了後もコーティング液を噴霧し、造粒物を得た。
造粒物を40℃で16時間真空乾燥し、32メッシュ丸
篩を用いて篩過したところ、得られた造粒物は下記のよ
うに日局の粒度試験に合格する有核散剤であった。
デービス社製)を用いて2号硬カプセル(重量:65m
g)に充填しカプセル剤を製造した。
カルグラニュレーター(パウレック社製:FM−VG−
10)に入れ、400rpmで1分間撹拌した後、水を
添加し造粒した。造粒物を40℃で16時間真空乾燥し
た後、60メッシュ(250μm)と200メッシュ
(74μm)の篩で分級し、74〜250μmの核を得
た。得られた核760gを、予め調製した下記組成のバ
ルク液を用いて、参考例1と同様にしてコーティング
し、970gの有核散剤を得た。
合していた。
トウモロコシデンプン49gおよびステアリン酸マグネ
シウム11gを、タンブル型混合機(昭和化学機械製作
所製;TM−15)で10回転させ混合した。混合物を
ピュアプレス・コレクト12HUK(菊水製作所製)
と、9.5mmφ平面の杵を使用し、圧縮圧1トン/杵
で打錠した。錠剤の重量は1錠380mg、厚みは4m
mであり、崩壊時間は2分の素錠を得た。
2670gをCF機(フロイント社製:CF−360)
に入れ、ローター回転数100rpmで、予め調製した
下記組成のバルク液を10ml/分で噴霧し造粒した。
造粒物を40℃で16時間真空乾燥し、32メッシュ丸
篩で篩過した。
合していた。
0℃、排気温度約40℃にコントロールし、予め調製し
た下記組成の腸溶性フィルム液をトップスプレー方式で
15g/分で噴霧し、腸溶性有核散剤を得た。
験に適合していた。
の篩で分級し、60メッシュ残留品について耐酸性試験
を行った。試験方法は日局・一般試験法46溶出試験法
の第1法に準じた。なお、腸溶性有核散剤の粒度が細か
いため、回転バスケットの網は80メッシュを用いた。
を試験液として用いた結果、1時間操作後のセラペプタ
ーゼ含量は93%であり、耐酸性が確保されていた。
00gをバーチカルグラニュレーター(FM−VG−1
0)に入れ、250rpmで撹拌しながら水350ml
を添加し練合した。練合物を0.4mmφのパンチング
が開いたスクリーン付きの砂粒機(菊水製作所製:RG
−C125)で押し出し造粒した。
燥物を1mmφパンチングが開いたスクリーン付きのパ
ワーミル(昭和化学機械製作所製:P−3)で整粒し、
円柱状の核とした。
様にして、900gの有核散剤を得た。得られた有核散
剤は、下記の通り、日局の粒度試験に適合していた。
更する以外、参考例1の有核散剤の製造と同様にして、
有核散剤を製造した。
試験に適合していた。
糖との使用量を下記のように変動させる以外、参考例1
の有核散剤の製造と同様にして、有核散剤を製造した。
試験に適合していた。
増量する以外、実施例2の有核散剤の製造と同様にして
散剤を得た。得られた散剤は、下記の通り、日局の粒度
試験に適合していた。
00g、HPC(タイプL)50gをバーチカルグラニ
ュレーター(FM−VG−10)に入れ、400rpm
で撹拌しながら水150mlを添加し練合した。練合物
を40℃で16時間真空乾燥し、乾燥物を32メッシュ
丸篩で篩過し散剤を得た。得られた散剤は、下記の通
り、日局の粒度試験に適合していた。
び比較例2で得た散剤の溶出性を、日局・溶出試験法第
2法(100rpm)で試験した。試験液はピンポセチ
ンの溶解性がよい日局・第1液を使用した。試験結果を
表1に示す。
液性による溶出率の立上りが、比較例の散剤のように急
激でなく、従って、服用時にも薬物の血中濃度の急激な
立上りがないと示唆される。
と同様にして調べた。結果を表2に示す。
ントロールできることが確認された。
1と同様にして調べた。結果を表3に示す。
ルできることが確認された。
ノンに変更し、925gの有核散剤を得た。得られた散
剤は下記のように日局の粒度試験に合格した。
製)400gを参考例1の流動型コーティング造粒機に
入れ、送風温度80℃、品温約35℃にコントロールし
ながら、トップスプレー方式で5%濃度のHPMC水溶
液を20g/分の液速で噴霧し、造粒した。HPMCと
して250gをスプレーした時点で造粒を止め、そのま
ま乾燥を5分間行った後、42メッシュ(350μm)
と80メッシュ(177μm)の丸篩を用い177μm
〜350μmの核を得た。
ィング造粒機に入れ、送風温度60℃、品温約35℃に
コントロールしながら、ボトムスプレー方式で5%濃度
のエチルセルロース(粘度グレード:7cp)のエタノ
ール溶液を8g/分の液速で噴霧し、コーティングし
た。エチルセルロースとして39gをスプレーした時点
でコーティングをやめ、そのまま乾燥を3分間行った
後、32メッシュ(500μm)の丸篩を用い被覆核を
得た。
記組成のバルク液を用いて、参考例1と同様にしてコー
ティングし、80gの有核散剤を得た。
合した。
Claims (12)
- 【請求項1】 結晶セルロースと乳糖による球形造粒品
(ただし、結晶セルロースの含量が50重量%未満)
に、ヒドロキシプロピルセルロース及び/又はヒドロキ
シプロピルメチルセルロースと共に少なくとも1種の生
理活性物質が被覆され、かつ粒子径が実質的に500μ
m以下である有核散剤。 - 【請求項2】 球形造粒品が結晶セルロース3部と乳糖
7部とからなる請求項1記載の有核散剤。 - 【請求項3】 球形造粒品が結晶セルロース3部と乳糖
7部とからなる200〜350μmの球形造粒品である
請求項1記載の有核散剤。 - 【請求項4】 生理活性物質が循環器系薬物である請求
項1記載の有核散剤。 - 【請求項5】 ヒドロキシプロピルセルロース及び/又
はヒドロキシプロピルメチルセルロースの含量が0.1
〜50重量%である請求項1記載の有核散剤。 - 【請求項6】 さらにコーティング剤でコーティングし
てなる請求項1記載の有核散剤。 - 【請求項7】 さらに低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロースを含んでなる請求項1記載の有核散剤。 - 【請求項8】 結晶セルロースと乳糖による球形造粒品
(ただし、結晶セルロースの含量が50重量%未満)
を、ヒドロキシプロピルセルロース及び/又はヒドロキ
シプロピルメチルセルロースおよび少なくとも1種の生
理活性物質を含む混合液で被覆する有核散剤の製造方
法。 - 【請求項9】 球形造粒品が結晶セルロース3部と乳糖
7部とからなる請求項8記載の有核散剤。 - 【請求項10】 球形造粒品が結晶セルロース3部と乳
糖7部とからなる200〜350μmの球形造粒品であ
る請求項8記載の有核散剤。 - 【請求項11】 混合液を噴霧しながら、粉状散布剤を
散布する請求項8記載の有核散剤の製造方法。 - 【請求項12】 請求項1記載の有核散剤を含有する顆
粒剤、錠剤又はカプセル剤。
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第6回製剤と粒子設計シンポジウム講演要旨集(平成元年10月25日)粉体工学会・製剤と粒子設計部会、65〜69頁 |
第7回製剤と粒子設計シンポジウム講演要旨集(平成2年10月24日)粉体工学会・製剤と粒子設計部会、89〜93頁 |
製薬工場、第5巻第11号、26〜28頁 |
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