JP2759973B2 - テープ録再機の同期装置 - Google Patents
テープ録再機の同期装置Info
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテープ録再機の同期装置に関し、特に編集シ
ステムに用いて好適なものである。
ステムに用いて好適なものである。
テープを巻き戻してから目標点に返るまでに基準タイ
ムコードと同期化させる際に、テープ速度が一定に立上
った時点での再生及び基準のタイムコードの上記目標点
までの各残り時間の差を求め、テープを巻き戻した時点
の基準タイムコードのプリセット値を、巻き戻しに対応
する時間よりも上記差の分だけ更にオフセットさせるこ
とにより、次回にテープが立上ったときには上記差が略
零になるようにし、同期化(調相)時間の短縮を図った
テープ録再機の同期化装置である。
ムコードと同期化させる際に、テープ速度が一定に立上
った時点での再生及び基準のタイムコードの上記目標点
までの各残り時間の差を求め、テープを巻き戻した時点
の基準タイムコードのプリセット値を、巻き戻しに対応
する時間よりも上記差の分だけ更にオフセットさせるこ
とにより、次回にテープが立上ったときには上記差が略
零になるようにし、同期化(調相)時間の短縮を図った
テープ録再機の同期化装置である。
ビデオテープの編集において、例えば撮影されたオリ
ジナルテープ中の所望の映像を編集テープの所定部分に
挿入する場合には、オリジナルテープの所望の映像の始
端(オリジナルテープ側の編集点)及び編集テープの所
定部分の始端(編集テープ側の編集点)のそれぞれのタ
イムコードを編集装置に指定する。するとそれぞれのVT
Rは指定されたタイムコードから所定量巻き戻された位
置にテープを移送し、その位置から再生を開始する。こ
のとき基準時間カウンタが或る目標時刻から上記巻き戻
し量に相当する時間だけ遡った値にセットされて、テー
プ移送の開始と同時に基準時間を計測する。
ジナルテープ中の所望の映像を編集テープの所定部分に
挿入する場合には、オリジナルテープの所望の映像の始
端(オリジナルテープ側の編集点)及び編集テープの所
定部分の始端(編集テープ側の編集点)のそれぞれのタ
イムコードを編集装置に指定する。するとそれぞれのVT
Rは指定されたタイムコードから所定量巻き戻された位
置にテープを移送し、その位置から再生を開始する。こ
のとき基準時間カウンタが或る目標時刻から上記巻き戻
し量に相当する時間だけ遡った値にセットされて、テー
プ移送の開始と同時に基準時間を計測する。
編集点に達するまでに、それぞれのテープからのタイ
ムコードを検出しながら、これらのタイムコードとそれ
ぞれの指定された編集点のタイムコードとの差を算出
し、各差が基準時間カウンタの残り時間と夫々一致する
ように、オリジナルテープ及び編集テープの移送を制御
(調相)する。基準時間カウンタの残り時間が零になっ
たとき、各テープは指定した編集点に達するので、編集
テープのVTRを記録状態にして、オリジナルテープから
の再生信号を記録する。
ムコードを検出しながら、これらのタイムコードとそれ
ぞれの指定された編集点のタイムコードとの差を算出
し、各差が基準時間カウンタの残り時間と夫々一致する
ように、オリジナルテープ及び編集テープの移送を制御
(調相)する。基準時間カウンタの残り時間が零になっ
たとき、各テープは指定した編集点に達するので、編集
テープのVTRを記録状態にして、オリジナルテープから
の再生信号を記録する。
同様にして、オリジナルテープからの映像を放送に用
いる場合にも、所望の再生時刻と、オリジナルテープの
所望の映像の始端のタイムコードとを指定する。次にオ
リジナルテープが所定量巻き戻され、再生時刻の所定時
間前からオリジナルテープの再生が開始され、基準時間
のカウンタとの間で調相が行われ、再生時刻において乱
れのない再生が開始される。
いる場合にも、所望の再生時刻と、オリジナルテープの
所望の映像の始端のタイムコードとを指定する。次にオ
リジナルテープが所定量巻き戻され、再生時刻の所定時
間前からオリジナルテープの再生が開始され、基準時間
のカウンタとの間で調相が行われ、再生時刻において乱
れのない再生が開始される。
ところで、調相動作の初期には、オリジナルテープ又
は編集テープが停止から完全に1倍速に立上るまでに基
準時間よりも各テープの再生タイムコードが遅れる。こ
の遅れ量をキャンセルするために、基準時間カウンタに
は、各テープの巻き戻し量に相当する値よりも更に遡っ
た値がセットされる。
は編集テープが停止から完全に1倍速に立上るまでに基
準時間よりも各テープの再生タイムコードが遅れる。こ
の遅れ量をキャンセルするために、基準時間カウンタに
は、各テープの巻き戻し量に相当する値よりも更に遡っ
た値がセットされる。
テープの立上り時間は、VTRの機種ごと、また同一機
種でもセットごとにばらつく上、同一セットでも使用す
るカセットテープの長さ(リール巻径)、テープの位置
(始端、中間、終端)や周囲環境、運転積算時間などに
よっても変化する。
種でもセットごとにばらつく上、同一セットでも使用す
るカセットテープの長さ(リール巻径)、テープの位置
(始端、中間、終端)や周囲環境、運転積算時間などに
よっても変化する。
こおためテープの立上りによる遅れ時間として最悪な
値を与える必要があった。従って標準的にはテープが1
倍速に立上った時点で、テープ上の編集点までのタイム
コードの差と基準時間カウンタの残り時間とがずれてい
ることが多く、このため調相に要するテープ巻き戻し量
を十分とる必要があった。テープ巻戻し量が十分でない
と、編集点において調相が完了しないことも起こり得
る。
値を与える必要があった。従って標準的にはテープが1
倍速に立上った時点で、テープ上の編集点までのタイム
コードの差と基準時間カウンタの残り時間とがずれてい
ることが多く、このため調相に要するテープ巻き戻し量
を十分とる必要があった。テープ巻戻し量が十分でない
と、編集点において調相が完了しないことも起こり得
る。
本発明はこの問題にかんがみ、調相に要する時間を極
力短くして、効率の良い編集作業ができるようにするこ
とを目的とする。
力短くして、効率の良い編集作業ができるようにするこ
とを目的とする。
本発明のテープ録再機の同期装置は、テープを目標点
から一定量巻き戻し、目標点までタイムコードを再生し
ながら歩進する基準のタイムコードと同期化するように
テープ制御を行う。
から一定量巻き戻し、目標点までタイムコードを再生し
ながら歩進する基準のタイムコードと同期化するように
テープ制御を行う。
このテープの上記目標点に対応する基準タイムコード
Trから、上記テープ巻き戻し量に相当する時間tcと所定
オフセット量DLとの和だけ遡ぼった値に基準タイムコー
ドをプリセットする手段を設けてある。
Trから、上記テープ巻き戻し量に相当する時間tcと所定
オフセット量DLとの和だけ遡ぼった値に基準タイムコー
ドをプリセットする手段を設けてある。
更に、スタート後にテープ速度が一定に立上った時点
において、再生のタイムコード及び基準のタイムコード
の夫々の目標点TP、Trまでの残り時間を求め、各残り時
間の差ΔTに基いて上記オフセット量DLを修正する手段
を設けてある。
において、再生のタイムコード及び基準のタイムコード
の夫々の目標点TP、Trまでの残り時間を求め、各残り時
間の差ΔTに基いて上記オフセット量DLを修正する手段
を設けてある。
テープが一定速度に立上った時点で基準タイムコード
及び再生タイムコードの夫々の目標までの残り時間に差
があれば、これがオフセット量に反映され、次回からは
差が縮小する方向に基準タイムコードのプリセット値が
修正される。従って録再機に固有のテープ立上り遅れ時
間を自己学習して、立上り遅れ時間のばらつきに存在し
ない調相が行われる。よってテープの巻き戻し量を必要
最小限にしても、目標点における同期が確実に達成され
る。
及び再生タイムコードの夫々の目標までの残り時間に差
があれば、これがオフセット量に反映され、次回からは
差が縮小する方向に基準タイムコードのプリセット値が
修正される。従って録再機に固有のテープ立上り遅れ時
間を自己学習して、立上り遅れ時間のばらつきに存在し
ない調相が行われる。よってテープの巻き戻し量を必要
最小限にしても、目標点における同期が確実に達成され
る。
第1図は2台のVTRを使用した編集システムのブロッ
ク図である。再生機側のオリジナルテープ1は回転ドラ
ムに巻き付けられ、キャプスタンモータ3によって移送
されながら、回転ヘッド2により再生走査される。再生
信号は映像処理回路13を通じて記録機側の回転ヘッド5
に与えられ、キャプスタンモータ6によって移送されて
いる編集テープ4に記録される。
ク図である。再生機側のオリジナルテープ1は回転ドラ
ムに巻き付けられ、キャプスタンモータ3によって移送
されながら、回転ヘッド2により再生走査される。再生
信号は映像処理回路13を通じて記録機側の回転ヘッド5
に与えられ、キャプスタンモータ6によって移送されて
いる編集テープ4に記録される。
オリジナルテープ1及び編集テープ4の側縁に記録さ
れたフレーム単位のタイムコードが再生ヘッド7、10で
再生され、タイムコードリーダ8、11で読取られて制御
回路9に送られる。また基準時間カウンタである基準の
タイムコード発生器12が設けられ、基準タイムコードが
制御回路9に与えられる。制御回路9には端子14から所
望の再生時刻Tx、オリジナルテープ1の編集点Tp(再生
開始点)及び編集テープ4の編集点Tq(記録開始点)な
どの各タイムコードが入力され、メモリ15に記憶され
る。
れたフレーム単位のタイムコードが再生ヘッド7、10で
再生され、タイムコードリーダ8、11で読取られて制御
回路9に送られる。また基準時間カウンタである基準の
タイムコード発生器12が設けられ、基準タイムコードが
制御回路9に与えられる。制御回路9には端子14から所
望の再生時刻Tx、オリジナルテープ1の編集点Tp(再生
開始点)及び編集テープ4の編集点Tq(記録開始点)な
どの各タイムコードが入力され、メモリ15に記憶され
る。
第2図は調相動作を示すフレーム単位のタイムチャー
トで、Aは再生側のオリジナルテープ1の速度、Bはテ
ープ1の再生タイムコード、Cはタイムコード発生器12
の基準タイムコードを示す。
トで、Aは再生側のオリジナルテープ1の速度、Bはテ
ープ1の再生タイムコード、Cはタイムコード発生器12
の基準タイムコードを示す。
オリジナルテープ1の編集点TPのタイムコードとし
て、例えば“16"が指定されている。オリジナルテープ
1は調相に必要な固定量(この場合には16)だけ巻き戻
され、タイムコード“0"から再生が開始される。一方、
基準タイムコードの目標Ttとして任意の値、例えば“1
6"が指定され、巻き戻し量と同量“16"とテープ立上り
に要する遅延量“5"との和だけ遡った値“−5"に基準タ
イムコード発生器12がプリセットされる。
て、例えば“16"が指定されている。オリジナルテープ
1は調相に必要な固定量(この場合には16)だけ巻き戻
され、タイムコード“0"から再生が開始される。一方、
基準タイムコードの目標Ttとして任意の値、例えば“1
6"が指定され、巻き戻し量と同量“16"とテープ立上り
に要する遅延量“5"との和だけ遡った値“−5"に基準タ
イムコード発生器12がプリセットされる。
時間T0で再生が開始されると、タイムコード発生器12
がフレーム単位で増加計数し、11フレーム後のタイムコ
ード“6"の時点T1で第2図Aに示すように1倍速に立上
る。このときオリジナルテープ1の再生タイムコードは
“6"まで進む。即ち、第2図Aの部分aで示される積分
量がテープ1の進んだ量で、残部bが基準時間に対して
遅れた量である。この遅れ量bが基準タイムコード発生
器12のプリセット値のオフセット分“−5"でキャンセル
されているので、時点T1で目標までの再生タイムコード
及び基準タイムコードの各残量が略等しくなる。
がフレーム単位で増加計数し、11フレーム後のタイムコ
ード“6"の時点T1で第2図Aに示すように1倍速に立上
る。このときオリジナルテープ1の再生タイムコードは
“6"まで進む。即ち、第2図Aの部分aで示される積分
量がテープ1の進んだ量で、残部bが基準時間に対して
遅れた量である。この遅れ量bが基準タイムコード発生
器12のプリセット値のオフセット分“−5"でキャンセル
されているので、時点T1で目標までの再生タイムコード
及び基準タイムコードの各残量が略等しくなる。
時点T1以降は調相動作に入り、上記各残量が時点Trで
零になるように再生機のキャプスタンモータ3の速度制
御が制御回路9によって行われる。一方、記録機も全く
同一のプロセスにより基準タイムコード対して調相さ
れ、編集点Tqにおいて記録モードに切換えられる。
零になるように再生機のキャプスタンモータ3の速度制
御が制御回路9によって行われる。一方、記録機も全く
同一のプロセスにより基準タイムコード対して調相さ
れ、編集点Tqにおいて記録モードに切換えられる。
第2図Aの遅延量bはVTRの固有値であり、セットご
とに一定でなく、また時間変化する。このため遅延量b
をキャンセルするオフセット分の学習ルーチンを制御回
路9に設け、最適制御を行っている。
とに一定でなく、また時間変化する。このため遅延量b
をキャンセルするオフセット分の学習ルーチンを制御回
路9に設け、最適制御を行っている。
第3図は第2図を一般化したタイムチャートで、第4
図は学習ルーチンのフローチャートである。まずステッ
プS1で、再生VTRをTp(編集点)−tc(固定巻き戻し
量)のタイムコードが示すキューアップ点Cueまで巻き
戻す。次にステップS2で基準タイムコード発生器12の基
準タイムコードTrからtc(巻き戻し量)+DL(オフセッ
ト量)だけ溯った値T0にプリセットする。DLは“5"のよ
うな初期値として与えられる。次にステップS3でVTRを
スタートさせる。
図は学習ルーチンのフローチャートである。まずステッ
プS1で、再生VTRをTp(編集点)−tc(固定巻き戻し
量)のタイムコードが示すキューアップ点Cueまで巻き
戻す。次にステップS2で基準タイムコード発生器12の基
準タイムコードTrからtc(巻き戻し量)+DL(オフセッ
ト量)だけ溯った値T0にプリセットする。DLは“5"のよ
うな初期値として与えられる。次にステップS3でVTRを
スタートさせる。
次のステップS4、S5では基準タイムコードtrを、1フ
レームごとに時間T1、即ちTr−tc+tkに達するまでカウ
ントアップする。なおtkは再生機のテープが1倍速に立
上るまでに要する時間巾であり、例えば第2図の“6"の
ような固定値として与えておく。
レームごとに時間T1、即ちTr−tc+tkに達するまでカウ
ントアップする。なおtkは再生機のテープが1倍速に立
上るまでに要する時間巾であり、例えば第2図の“6"の
ような固定値として与えておく。
基準タイムコードが時点T1に達したら、再生機の目標
点Tpまでの残り時間Tp−tpが、基準タイムコードの目標
点Trまでの残り時間Tr−trと等しくなるようにテープ速
度を制御して調相する。
点Tpまでの残り時間Tp−tpが、基準タイムコードの目標
点Trまでの残り時間Tr−trと等しくなるようにテープ速
度を制御して調相する。
同時にステップS6で、時点T1での各残り時間Tp−tp及
びTr−trの差ΔTを求める。この差ΔTは本来零である
べきところ、VTRのばらつきにより、立上り遅れの固有
誤差として現われるので、オフセット量DL(又は遅延キ
ャンセル量)の初期値に加えて修正する。
びTr−trの差ΔTを求める。この差ΔTは本来零である
べきところ、VTRのばらつきにより、立上り遅れの固有
誤差として現われるので、オフセット量DL(又は遅延キ
ャンセル量)の初期値に加えて修正する。
修正されたオフセット量DLをメモリ15に記憶させ、次
回の編集時に使用すれば、固有誤差ΔTがキャンセルさ
れる。従ってテープが1倍速に立上った時点T1で再生及
び基準のタイムコードの目標までの残り時間が略等しく
なるような学習ルーチンが与えられ、T1以降の目標点ま
での調相動作が短い時間で達成されるようになる。
回の編集時に使用すれば、固有誤差ΔTがキャンセルさ
れる。従ってテープが1倍速に立上った時点T1で再生及
び基準のタイムコードの目標までの残り時間が略等しく
なるような学習ルーチンが与えられ、T1以降の目標点ま
での調相動作が短い時間で達成されるようになる。
なお、ステップS6において、再生及び基準の残り時間
Tp−tp及びTr−trの差ΔTに関し、複数回の平均をとっ
て立上り遅れの固有誤差としてDLを修正するのが望まし
い。またテープ量(リール巻径)やテープの速度(2倍
速、3倍速等)によっても立上り遅れが異なるので、複
数種のオフセット量DLを記憶して、必要に応じて選択し
て用いるようにしてもよい。
Tp−tp及びTr−trの差ΔTに関し、複数回の平均をとっ
て立上り遅れの固有誤差としてDLを修正するのが望まし
い。またテープ量(リール巻径)やテープの速度(2倍
速、3倍速等)によっても立上り遅れが異なるので、複
数種のオフセット量DLを記憶して、必要に応じて選択し
て用いるようにしてもよい。
また差ΔTの極性を判定して、オフセット量DLに対し
極性に対応した+1又は−1或いは更に重みを付けた修
正を行えば、何回か後には固有誤差が蓄積されるので、
例えばテープの再生位置に依存するランダムな遅れ時間
を排除して、実際に近いオフセット量DLを得ることがで
きる。
極性に対応した+1又は−1或いは更に重みを付けた修
正を行えば、何回か後には固有誤差が蓄積されるので、
例えばテープの再生位置に依存するランダムな遅れ時間
を排除して、実際に近いオフセット量DLを得ることがで
きる。
本発明によれば、テープ立上りの遅れ時間に駆動系に
固有のばらつき又は経時変化があっても、これを学習
し、ばらつき等に依存しないテープ制御により、立上り
時点で再生タイムコードと基準タイムコードの夫々の目
標までの残り時間が一致するようになる。従ってテープ
立上り以後の再生と基準とのタイムコードの同期化が極
めて容易になり、テープの巻き戻し量を必要最小限にし
ても、目標点に達するまでに同期化が支障無く達成され
る。よって同期化の時間効率及び確実性が向上する。
固有のばらつき又は経時変化があっても、これを学習
し、ばらつき等に依存しないテープ制御により、立上り
時点で再生タイムコードと基準タイムコードの夫々の目
標までの残り時間が一致するようになる。従ってテープ
立上り以後の再生と基準とのタイムコードの同期化が極
めて容易になり、テープの巻き戻し量を必要最小限にし
ても、目標点に達するまでに同期化が支障無く達成され
る。よって同期化の時間効率及び確実性が向上する。
第1図は本発明を適用したビデオ編集システムのブロッ
ク図、第2図及び第3図はテープ調相のタイムチャー
ト、第4図はテープの立上り遅れを学習するアルゴリズ
ムを示すフローチャートである。 なお図面に用いた符号において、 1……オリジナルテープ 4……編集テープ 8,11……タイムコードリーダ 12……基準タイムコード発生器 である。
ク図、第2図及び第3図はテープ調相のタイムチャー
ト、第4図はテープの立上り遅れを学習するアルゴリズ
ムを示すフローチャートである。 なお図面に用いた符号において、 1……オリジナルテープ 4……編集テープ 8,11……タイムコードリーダ 12……基準タイムコード発生器 である。
Claims (2)
- 【請求項1】テープを目標点から一定量巻き戻し、目標
点までタイムコードを再生しながら歩進する基準のタイ
ムコードと同期化するようにテープ制御を行うテープ録
再機の同期装置において、 テープの上記目標点に対応する基準タイムコードから、
上記テープ巻き戻し量に相当する時間と所定オフセット
量との和だけ遡ぼった値に基準タイムコードをプリセッ
トする手段と、 テープ速度が一定に立上った時点において、再生のタイ
ムコード及び基準のタイムコードの夫々の目標点までの
残り時間を求め、各残り時間の差に基いて上記オフセッ
ト量を修正する手段とを具備するテープ録再機の同期装
置。 - 【請求項2】複数回の同期操作における上記各残り時間
の差の平均を上記オフセット量として記憶するようにし
た請求項1の同期装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201099A JP2759973B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | テープ録再機の同期装置 |
DE68924220T DE68924220T2 (de) | 1988-08-12 | 1989-07-31 | Bandsynchronisierungsgerät für Bandwiedergabegerät. |
EP89307781A EP0354705B1 (en) | 1988-08-12 | 1989-07-31 | Tape synchronising apparatus for tape reproducer |
KR1019890011370A KR900003878A (ko) | 1988-08-12 | 1989-08-10 | 테이프 재생기용 테이프 동기장치 및 그 방법 |
US07/392,358 US4989101A (en) | 1988-08-12 | 1989-08-11 | Tape synchronizing apparatus having self-correcting offset calculation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63201099A JP2759973B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | テープ録再機の同期装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0250380A JPH0250380A (ja) | 1990-02-20 |
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