JP2719582B2 - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents
塗料用樹脂組成物Info
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- C09D135/00—Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical, and containing at least another carboxyl radical in the molecule, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Coating compositions based on derivatives of such polymers
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- C09D4/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は良好な仕上り外観性を有し、かつ耐候性、耐
薬品性、耐溶剤性に優れる塗料用樹脂組成物に関する。
薬品性、耐溶剤性に優れる塗料用樹脂組成物に関する。
〈従来の技術〉 近年、塗料分野では自動車塗料を中心に塗膜の仕上り
外観性、すなわち塗面の平滑化と光沢値の向上が強く要
望されている。このような要求に基づき、塗料の乾燥、
硬化時の流動性の調整、乾燥硬化時の収縮を低減させる
など塗面の平滑化のための検討がなされている。しかし
ながら、塗料用樹脂そのものの屈折率を高めることで塗
膜の光沢を向上させるという試みは十分に達成されてい
ないのが現状である。例えば塗料用アクリル樹脂として
一般的に用いられる単量体であるメチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、
エチルアクリレート、ブチルアクリレートのホモポリマ
ーの屈折率は各々、1.490,1.483,1.481,1.469,1.466と
低い値である。また、近年高耐候性樹脂として重要視さ
れているフッ素含有樹脂は、特に屈折率が1.3〜1.4と低
いため、優れた耐候性を有するにもかかわらず、高外観
性が得にくいことから利用が遅れている。一方、屈折率
の高いポリマーとして知られるスチレンはそのホモポリ
マーの屈折率が1.60と高い値を有するが、耐候性の面で
問題があり、自動車塗料のような長期の耐久性を必要と
する分野においてはその使用が制限される。
外観性、すなわち塗面の平滑化と光沢値の向上が強く要
望されている。このような要求に基づき、塗料の乾燥、
硬化時の流動性の調整、乾燥硬化時の収縮を低減させる
など塗面の平滑化のための検討がなされている。しかし
ながら、塗料用樹脂そのものの屈折率を高めることで塗
膜の光沢を向上させるという試みは十分に達成されてい
ないのが現状である。例えば塗料用アクリル樹脂として
一般的に用いられる単量体であるメチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、
エチルアクリレート、ブチルアクリレートのホモポリマ
ーの屈折率は各々、1.490,1.483,1.481,1.469,1.466と
低い値である。また、近年高耐候性樹脂として重要視さ
れているフッ素含有樹脂は、特に屈折率が1.3〜1.4と低
いため、優れた耐候性を有するにもかかわらず、高外観
性が得にくいことから利用が遅れている。一方、屈折率
の高いポリマーとして知られるスチレンはそのホモポリ
マーの屈折率が1.60と高い値を有するが、耐候性の面で
問題があり、自動車塗料のような長期の耐久性を必要と
する分野においてはその使用が制限される。
一般に有機化合物の化学構造と屈折率との関係は下記
(II)式のLorentz−Lorenz式で示されることが知られ
ている。
(II)式のLorentz−Lorenz式で示されることが知られ
ている。
ここでηD;屈折率 〔R〕;分子屈折、〔R〕=4π/3・NA・α (NAはアボガイド数、αは分極率) V ;分子容、V=M/ρ (Mは分子量、ρは密度) 従って、化合物の屈折率を上げるためには、分子屈折
〔R〕を大きくする、すなわち分極率の大きい化学構造
を導入するか、あるいは分子容Vを小さくする、すなわ
ち密度を大きくする原子を導入する手法がとられてい
る。このような観点に基づき、プラスチックレンズ分野
を中心にいくつかの高屈折率有機光学材料が研究されて
おり、前者の分子屈折〔R〕が大きい有機光学材料とし
ては塩素、臭素等のハロゲン原子、あるいは芳香族環を
多量に含有する樹脂が、また後者の分子容Vが小さい有
機光学材料としては、鉛、バリウム、ランタン等の重金
属を含有する樹脂が開発されている。
〔R〕を大きくする、すなわち分極率の大きい化学構造
を導入するか、あるいは分子容Vを小さくする、すなわ
ち密度を大きくする原子を導入する手法がとられてい
る。このような観点に基づき、プラスチックレンズ分野
を中心にいくつかの高屈折率有機光学材料が研究されて
おり、前者の分子屈折〔R〕が大きい有機光学材料とし
ては塩素、臭素等のハロゲン原子、あるいは芳香族環を
多量に含有する樹脂が、また後者の分子容Vが小さい有
機光学材料としては、鉛、バリウム、ランタン等の重金
属を含有する樹脂が開発されている。
しかしながら、高屈折率を達成するためにハロゲン原
子を多量に含有する樹脂は、該ハロゲン原子の化学的活
性の故に、耐候性が劣るという欠点を有し、また、芳香
族環を多量に含む場合には単量体の融点が上昇し重合作
業性が悪くなるという問題がある。一方、重金属を含有
する樹脂は、金属と有機化合物との結合点が切断され易
く、耐薬品性が劣るという欠点があり、塗料用樹脂とし
て用いることは困難である。従って、高屈折率であり、
かつ耐候性、耐薬品性に優れる樹脂を塗膜形成成分とす
る塗料の開発が強く望まれているのが実状である。
子を多量に含有する樹脂は、該ハロゲン原子の化学的活
性の故に、耐候性が劣るという欠点を有し、また、芳香
族環を多量に含む場合には単量体の融点が上昇し重合作
業性が悪くなるという問題がある。一方、重金属を含有
する樹脂は、金属と有機化合物との結合点が切断され易
く、耐薬品性が劣るという欠点があり、塗料用樹脂とし
て用いることは困難である。従って、高屈折率であり、
かつ耐候性、耐薬品性に優れる樹脂を塗膜形成成分とす
る塗料の開発が強く望まれているのが実状である。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、良好仕上り外観性を有し、かつ耐候
性、耐薬品性、耐溶剤性に優れる塗料用樹脂組成物を提
供することにある。
性、耐薬品性、耐溶剤性に優れる塗料用樹脂組成物を提
供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明によれば、下記一般式(I) (式中X1及びX2のいずれか一方は、アクリロイルオイシ
基又はメタクリロイルオキシ基を示し、他方は、水素原
子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。またR1乃至R
10は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示し、n
は1〜4の整数を示す)で表わされる単量体(I)と、
水酸基、カルボキシル基、エポキシ基、アミド基、アミ
ノメチロール基、アルキル化アミノメチルエーテル基、
イソシアネート基、シクロカーボネート基、アセトアセ
トキシアルキル基、アジリジン基、アミノ基、酸無水物
基、炭素・炭素二重結合を有する基及びこれらの混合物
から成る群より選択される反応性官能基(以下単に「反
応性官能基」という)を有するα,β−エチレン性不飽
和単量体と、前記反応性官能基を有さないα,β−エチ
レン性不飽和単量体から成る共重合体を必須の成分と
し、且つ前記単量体(I)が共重合体中に5〜95重量%
含有されることを特徴とする塗料用組成物が提供され
る。
基又はメタクリロイルオキシ基を示し、他方は、水素原
子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。またR1乃至R
10は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示し、n
は1〜4の整数を示す)で表わされる単量体(I)と、
水酸基、カルボキシル基、エポキシ基、アミド基、アミ
ノメチロール基、アルキル化アミノメチルエーテル基、
イソシアネート基、シクロカーボネート基、アセトアセ
トキシアルキル基、アジリジン基、アミノ基、酸無水物
基、炭素・炭素二重結合を有する基及びこれらの混合物
から成る群より選択される反応性官能基(以下単に「反
応性官能基」という)を有するα,β−エチレン性不飽
和単量体と、前記反応性官能基を有さないα,β−エチ
レン性不飽和単量体から成る共重合体を必須の成分と
し、且つ前記単量体(I)が共重合体中に5〜95重量%
含有されることを特徴とする塗料用組成物が提供され
る。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明の塗料用樹脂組成物は、特定の単量体(I)
と、反応性官能基を有するα,β−エチレン性不飽和単
量体と、反応性官能基を有さないα,β−エチレン性不
飽和単量体とから成る共重合体を必須の成分として含有
する。
と、反応性官能基を有するα,β−エチレン性不飽和単
量体と、反応性官能基を有さないα,β−エチレン性不
飽和単量体とから成る共重合体を必須の成分として含有
する。
本発明において、前記単量体(I)は、下記一般式
(I)で表わすことができ、 式中X1及びX2のいずれか一方は、アクリロイルオキシ
基又はメタクリロイルオキシ基を示し、他方は、水素原
子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。またR1乃至R
10は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示し、n
は1〜4の整数を示す。この際X1,X2,R1,R2が炭素数7
以上のアルキル基である場合、またnが5以上の場合に
は、製造が困難である。前記一般式(I)で表わされる
単量体(I)としては、例えば次の表1に示す化合物を
好ましく挙げることができる。
(I)で表わすことができ、 式中X1及びX2のいずれか一方は、アクリロイルオキシ
基又はメタクリロイルオキシ基を示し、他方は、水素原
子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。またR1乃至R
10は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示し、n
は1〜4の整数を示す。この際X1,X2,R1,R2が炭素数7
以上のアルキル基である場合、またnが5以上の場合に
は、製造が困難である。前記一般式(I)で表わされる
単量体(I)としては、例えば次の表1に示す化合物を
好ましく挙げることができる。
前記単量体(I)を製造するには、例えば特開昭63−
8355号に示される方法により得ることができる。具体的
には、下記一般式(III) (式中R1乃至R12は水素原子又は炭素数1〜6のアルキ
ル基を示し、nは1〜4の整数を示す)で表わされる多
環式オレフィンの不飽和結合に蟻酸を付加反応させて、
多環式オレフィンの蟻酸エステルを形成させた後、加水
分解して多環式アルコールを得、次いで(メタ)アクリ
ル酸又はそのエステルを反応させる方法等により得るこ
とができる。
8355号に示される方法により得ることができる。具体的
には、下記一般式(III) (式中R1乃至R12は水素原子又は炭素数1〜6のアルキ
ル基を示し、nは1〜4の整数を示す)で表わされる多
環式オレフィンの不飽和結合に蟻酸を付加反応させて、
多環式オレフィンの蟻酸エステルを形成させた後、加水
分解して多環式アルコールを得、次いで(メタ)アクリ
ル酸又はそのエステルを反応させる方法等により得るこ
とができる。
本発明において、必須の構成成分である特定の共重合
体中における前記単量体(I)の含有割合は、5〜95重
量%の範囲である。単量体(I)の含有割合が5重量%
未満の場合には、得られる塗膜の屈折率が高くならず、
従って仕上り外観性の向上が十分でない。また95重量%
を超える場合は、反応性官能基の導入が困難となり、更
には得られる塗膜が脆くなり実用的でないので前記含有
割合とする必要がある。
体中における前記単量体(I)の含有割合は、5〜95重
量%の範囲である。単量体(I)の含有割合が5重量%
未満の場合には、得られる塗膜の屈折率が高くならず、
従って仕上り外観性の向上が十分でない。また95重量%
を超える場合は、反応性官能基の導入が困難となり、更
には得られる塗膜が脆くなり実用的でないので前記含有
割合とする必要がある。
本発明において、必須の成分である共重合体に用いら
れる反応性官能基を有するα,β−エチレン性不飽和単
量体は、反応性官能基を有し、且つ前記単量体(I)と
共重合可能であれば特に限定されるものではないが、例
えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
のε−カプロラクトン(1〜10量体)付加体、2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレートのε−カプロラク
トン(1〜10量体)付加体等の水酸基含有単量体;アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレ
イン酸、フマル酸等のカルボキシル基含有単量体;グリ
シジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル(メ
タ)アクリレート、ビニルグリシジルエーテル等のエポ
キシ基含有単量体;アクリルアミド、メタクリルアミド
等のアミド基含有単量体;N−メチロールアクリルアミ
ド、N−メチロールメタクリルアミド等のアミノメチロ
ール基含有単量体;N−メトキシメチルアクリルアミド、
N−メトキシメチルメタクリルアミド、N−ブトキシメ
チルアクリルアミド、N−ブトキシメチルメタクリルア
ミド、メチルアクリルアミドグリコレートメチルエーテ
ル等のアルキル化アミノメチルエーテル基含有単量体;
イソシアネートエチル(メタ)アクリレート、m−イソ
プロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートとのハーフブロック体、1,6−
ヘキサメチレンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートとのハーフブロック体、トルエ
ンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレートとのハーフブロック体、イソホロンジイソシ
アネートと2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
トとのハーフブロック体、1,6−ヘキサメチレンジイソ
シアネートと2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ートとのハーフブロック体、トルエンジイソシアネート
と2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートとのハ
ーフブロック体等のイソシアネート基含有単量体;4−
(メタ)アクリロイルオキシメチル−1,3−ジオキソラ
ン−2−オン、4−(メタ)アクリロイルオキシエチル
−1,3−ジオキソラン−2−オン等のシクロカーボネー
ト基含有単量体;アセトアセトキシエチル(メタ)アク
リレート等のアセトアセトキシアルキル基含有単量体;
アミノエチル(メタ)アクリレート、アミノプロピル
(メタ)アクリレート、メチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、メチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、エチル
アミノプロピル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノプロピル
(メタ)アクリレート、N−t−ブチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、N−t−ブチルアミノプロピル
(メタ)アクリレート等のアミノ基含有単量体;無水マ
レイン酸等の酸無水物基含有単量体;(メタ)アクリル
酸とエノ油脂脂肪グリシジルエステルとのエステル化
物、(メタ)アクリル酸と大豆油脂肪酸グリシジルエス
テルとのエステル化物、(メタ)アクリル酸とサフラワ
ー油脂肪酸グリシジルエステルとのエステル化物、(メ
タ)アクリル酸とアマニ油脂肪酸グリシジルエステルと
のエステル化物、グリシジル(メタ)アクリレートとエ
ノ油脂肪酸とのエステル化物、グリシジル(メタ)アク
リレートと大豆油脂肪酸とのエステル化物、グリシジル
(メタ)アクリレートとサフラワー油脂肪酸とのエステ
ル化物、グリシジル(メタ)アクリレートとアマニ油脂
肪酸とのエステル化物、メチルグリシジル(メタ)アク
リレートとエノ油脂肪酸とのエステル化物、メチルグリ
シジル(メタ)アクリレートと大豆油脂肪酸とのエステ
ル化物、メチルグリシジル(メタ)アクリレートとサフ
ラワー油脂肪酸とのエステル化物、メチルグリシジル
(メタ)アクリレートとアマニ油脂肪酸とのエステル化
物等の炭素・炭素二重結合基含有単量体等を好ましく挙
げることができ、使用に際しては、単独若しくは混合物
として用いることができる。前記反応性官能基を有する
α,β−エチレン性不飽和単量体の共重合体中における
含有割合は、所望の用途に要求される屈折率、硬さ、強
度、靭性等の機械的強度、熱軟化性等に関連するガラス
転移温度、官能基濃度、耐酸性、耐アルカリ性等の耐薬
品性等により異なるが、好ましくは1〜80重量%、特に
好ましくは5〜60重量%であるのが望ましい。
れる反応性官能基を有するα,β−エチレン性不飽和単
量体は、反応性官能基を有し、且つ前記単量体(I)と
共重合可能であれば特に限定されるものではないが、例
えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
のε−カプロラクトン(1〜10量体)付加体、2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレートのε−カプロラク
トン(1〜10量体)付加体等の水酸基含有単量体;アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレ
イン酸、フマル酸等のカルボキシル基含有単量体;グリ
シジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル(メ
タ)アクリレート、ビニルグリシジルエーテル等のエポ
キシ基含有単量体;アクリルアミド、メタクリルアミド
等のアミド基含有単量体;N−メチロールアクリルアミ
ド、N−メチロールメタクリルアミド等のアミノメチロ
ール基含有単量体;N−メトキシメチルアクリルアミド、
N−メトキシメチルメタクリルアミド、N−ブトキシメ
チルアクリルアミド、N−ブトキシメチルメタクリルア
ミド、メチルアクリルアミドグリコレートメチルエーテ
ル等のアルキル化アミノメチルエーテル基含有単量体;
イソシアネートエチル(メタ)アクリレート、m−イソ
プロペニル−α,α−ジメチルベンジルイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートとのハーフブロック体、1,6−
ヘキサメチレンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートとのハーフブロック体、トルエ
ンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレートとのハーフブロック体、イソホロンジイソシ
アネートと2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
トとのハーフブロック体、1,6−ヘキサメチレンジイソ
シアネートと2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ートとのハーフブロック体、トルエンジイソシアネート
と2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートとのハ
ーフブロック体等のイソシアネート基含有単量体;4−
(メタ)アクリロイルオキシメチル−1,3−ジオキソラ
ン−2−オン、4−(メタ)アクリロイルオキシエチル
−1,3−ジオキソラン−2−オン等のシクロカーボネー
ト基含有単量体;アセトアセトキシエチル(メタ)アク
リレート等のアセトアセトキシアルキル基含有単量体;
アミノエチル(メタ)アクリレート、アミノプロピル
(メタ)アクリレート、メチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート、メチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、エチル
アミノプロピル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノプロピル
(メタ)アクリレート、N−t−ブチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、N−t−ブチルアミノプロピル
(メタ)アクリレート等のアミノ基含有単量体;無水マ
レイン酸等の酸無水物基含有単量体;(メタ)アクリル
酸とエノ油脂脂肪グリシジルエステルとのエステル化
物、(メタ)アクリル酸と大豆油脂肪酸グリシジルエス
テルとのエステル化物、(メタ)アクリル酸とサフラワ
ー油脂肪酸グリシジルエステルとのエステル化物、(メ
タ)アクリル酸とアマニ油脂肪酸グリシジルエステルと
のエステル化物、グリシジル(メタ)アクリレートとエ
ノ油脂肪酸とのエステル化物、グリシジル(メタ)アク
リレートと大豆油脂肪酸とのエステル化物、グリシジル
(メタ)アクリレートとサフラワー油脂肪酸とのエステ
ル化物、グリシジル(メタ)アクリレートとアマニ油脂
肪酸とのエステル化物、メチルグリシジル(メタ)アク
リレートとエノ油脂肪酸とのエステル化物、メチルグリ
シジル(メタ)アクリレートと大豆油脂肪酸とのエステ
ル化物、メチルグリシジル(メタ)アクリレートとサフ
ラワー油脂肪酸とのエステル化物、メチルグリシジル
(メタ)アクリレートとアマニ油脂肪酸とのエステル化
物等の炭素・炭素二重結合基含有単量体等を好ましく挙
げることができ、使用に際しては、単独若しくは混合物
として用いることができる。前記反応性官能基を有する
α,β−エチレン性不飽和単量体の共重合体中における
含有割合は、所望の用途に要求される屈折率、硬さ、強
度、靭性等の機械的強度、熱軟化性等に関連するガラス
転移温度、官能基濃度、耐酸性、耐アルカリ性等の耐薬
品性等により異なるが、好ましくは1〜80重量%、特に
好ましくは5〜60重量%であるのが望ましい。
本発明において、必須の成分である共重合体に用いら
れる反応性官能基を有さないα,β−エチレン性不飽和
単量体は、反応性官能基を有さず、且つ前記単量体
(I)と共重合可能であれば特に限定されることはない
が、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレー
ト、iso−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレ
ート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ステ
アリル(メタ)アクリレート、スチレン、α−メチルス
チレン、p−ビニルトルエン、アクリロニトリル等を好
ましく挙げることができ、使用に際しては、単独若しく
は混合物として用いることができる。前記反応性官能基
を有さないα,β−エチレン性不飽和単量体の共重合体
中における含有割合は、所望に応じて種々選択すること
ができるが、好ましくは1〜80重量%、特に好ましくは
5〜60重量%の範囲であるのが望ましい。
れる反応性官能基を有さないα,β−エチレン性不飽和
単量体は、反応性官能基を有さず、且つ前記単量体
(I)と共重合可能であれば特に限定されることはない
が、例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレー
ト、iso−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレ
ート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキ
シル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ステ
アリル(メタ)アクリレート、スチレン、α−メチルス
チレン、p−ビニルトルエン、アクリロニトリル等を好
ましく挙げることができ、使用に際しては、単独若しく
は混合物として用いることができる。前記反応性官能基
を有さないα,β−エチレン性不飽和単量体の共重合体
中における含有割合は、所望に応じて種々選択すること
ができるが、好ましくは1〜80重量%、特に好ましくは
5〜60重量%の範囲であるのが望ましい。
本発明において、必須の構成成分である共重合体を製
造するには、前記各々の単量体を、ラジカル重合開始剤
の存在下、公知のラジカル重合法、塊状重合法、溶液重
合法、乳化重合法、懸濁重合法等により重合することが
できる。前記ラジカル重合開始剤としては、例えば有機
過酸化物、アゾ化合物、無機過酸化物等を好ましく用い
ることができる。具体的には、例えばベンゾイルペルオ
キシド、2,4−ジクロルベンゾイルペルオキシド、ター
シャリーブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、ターシャリーブチルペルオキシベンゾエート、ジク
ミルペルオキシド等のペルオキシド、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル、ジメチル−2,2′−アゾビスイソブチレート等のア
ゾビス化合物、過硫酸カリウム等の無機過酸化物及びこ
れらの混合物を挙げることができる。前記ラジカル重合
開始剤の配合割合は、重合方法、重合条件、共重合成分
の種類等により異なるが、好ましくは全単量体100重量
部に対して、0.1〜10重量部の範囲で用いることが望ま
しく、また重合温度及び重合時間も、使用する単量体の
成分組成、反応性および重合開始剤の種類および使用量
により異なるが、通常10〜150℃にて1〜100時間反応さ
せることが望ましい。また得られる共重合体の分子量
は、重合法により異なり、特に限定されるものではない
が1000〜1000000であるのが好ましい。
造するには、前記各々の単量体を、ラジカル重合開始剤
の存在下、公知のラジカル重合法、塊状重合法、溶液重
合法、乳化重合法、懸濁重合法等により重合することが
できる。前記ラジカル重合開始剤としては、例えば有機
過酸化物、アゾ化合物、無機過酸化物等を好ましく用い
ることができる。具体的には、例えばベンゾイルペルオ
キシド、2,4−ジクロルベンゾイルペルオキシド、ター
シャリーブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト、ターシャリーブチルペルオキシベンゾエート、ジク
ミルペルオキシド等のペルオキシド、アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリ
ル、ジメチル−2,2′−アゾビスイソブチレート等のア
ゾビス化合物、過硫酸カリウム等の無機過酸化物及びこ
れらの混合物を挙げることができる。前記ラジカル重合
開始剤の配合割合は、重合方法、重合条件、共重合成分
の種類等により異なるが、好ましくは全単量体100重量
部に対して、0.1〜10重量部の範囲で用いることが望ま
しく、また重合温度及び重合時間も、使用する単量体の
成分組成、反応性および重合開始剤の種類および使用量
により異なるが、通常10〜150℃にて1〜100時間反応さ
せることが望ましい。また得られる共重合体の分子量
は、重合法により異なり、特に限定されるものではない
が1000〜1000000であるのが好ましい。
本発明において、前記共重合体は、そのまま塗料用樹
脂組成物成分として用いることもできるが、更に化学的
修飾することにより導入された反応性官能基を有する共
重合体として用いることもできる。具体的には、不飽和
単量体1分子当たり2個以上のa,β−エチレン性不飽和
基を含有する多官能単量体を併用して乳化重合させるこ
とにより、内部架橋させた有機微粒子として用いること
もでき、これらはそのまま水系の塗料に使用したり、あ
るいは乳化重合体を有機溶媒系に転換した後、溶剤型塗
料の一成分として用いることもできる。また、共重合体
は一般によく用いられる非水系分散重合法(NAD法)に
より有機微粒子化して用いることもできる。
脂組成物成分として用いることもできるが、更に化学的
修飾することにより導入された反応性官能基を有する共
重合体として用いることもできる。具体的には、不飽和
単量体1分子当たり2個以上のa,β−エチレン性不飽和
基を含有する多官能単量体を併用して乳化重合させるこ
とにより、内部架橋させた有機微粒子として用いること
もでき、これらはそのまま水系の塗料に使用したり、あ
るいは乳化重合体を有機溶媒系に転換した後、溶剤型塗
料の一成分として用いることもできる。また、共重合体
は一般によく用いられる非水系分散重合法(NAD法)に
より有機微粒子化して用いることもできる。
また本発明の塗料用樹脂組成物は、前記共重合体と反
応し、架橋構造を形成する硬化剤を含有することができ
る。該硬化剤は、前記共重合体の有する架橋性官能基の
種類により、以下のような化合物より選択することがで
きる。即ち、共重合体が水酸基及び/又はカルボキシル
基含有共重合体である場合の硬化剤としては、例えばメ
ラミン、尿素、グリコールウリルとホルムアルデヒドと
の縮合化合物等のアミノ化合物等が挙げられ、具体的に
は、ヘキサメトキシメチルメラミン、ヘキサn−ブトキ
シメチルメラミン、ヘキサiso−ブトキシメチルメラミ
ン、メトキシ−ブトキシ混合メラミン等の単核体メラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂およびこれらの重縮合多核体
等、更にはイソシアネート化合物またはブロックイソシ
アネート化合物が挙げられる。具体的には、例えばp−
フェニレンジイソシアネート、ビフェニルジイソシアネ
ート、トルエンジイソシアネート、3,3′−ジメチル−
4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、1,4−テトラメ
チレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、2,2,4−トリメチルヘキサン−1,6−ジイソシアネ
ート、メチレンビス(フェニルイソシアネート)、リジ
ンメチルエステルジイソシアネート、ビス(イソシアネ
ートエチル)フマレート、イソホロンジイソシアネー
ト、メチルシクロヘキシルジイソシアネート、これらイ
ソシアネート化合物のビュレット又はイソシアヌレート
体、これら化合物の活性水素含有化合物によるブロック
体及びこれらの混合物等が挙げられる。
応し、架橋構造を形成する硬化剤を含有することができ
る。該硬化剤は、前記共重合体の有する架橋性官能基の
種類により、以下のような化合物より選択することがで
きる。即ち、共重合体が水酸基及び/又はカルボキシル
基含有共重合体である場合の硬化剤としては、例えばメ
ラミン、尿素、グリコールウリルとホルムアルデヒドと
の縮合化合物等のアミノ化合物等が挙げられ、具体的に
は、ヘキサメトキシメチルメラミン、ヘキサn−ブトキ
シメチルメラミン、ヘキサiso−ブトキシメチルメラミ
ン、メトキシ−ブトキシ混合メラミン等の単核体メラミ
ン−ホルムアルデヒド樹脂およびこれらの重縮合多核体
等、更にはイソシアネート化合物またはブロックイソシ
アネート化合物が挙げられる。具体的には、例えばp−
フェニレンジイソシアネート、ビフェニルジイソシアネ
ート、トルエンジイソシアネート、3,3′−ジメチル−
4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、1,4−テトラメ
チレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、2,2,4−トリメチルヘキサン−1,6−ジイソシアネ
ート、メチレンビス(フェニルイソシアネート)、リジ
ンメチルエステルジイソシアネート、ビス(イソシアネ
ートエチル)フマレート、イソホロンジイソシアネー
ト、メチルシクロヘキシルジイソシアネート、これらイ
ソシアネート化合物のビュレット又はイソシアヌレート
体、これら化合物の活性水素含有化合物によるブロック
体及びこれらの混合物等が挙げられる。
共重合体がカルボキシル基含有化合物である場合の硬
化剤としては、アジリジン化合物またはキレート形成性
化合物等が挙げられる。
化剤としては、アジリジン化合物またはキレート形成性
化合物等が挙げられる。
共重合体が、オキシラン基及び/またはシクロカーボ
ネート基含有共重合体である場合の硬化剤としてはポリ
アミン、ポリアミド化合物等が挙げられる。具体的に
は、例えばエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、トリエチレンテトラミン、3−ジエチルアミノプロ
ピルアミン、ジブチルアミノプロピルアミン、テトラメ
チルエチレンジアミン、4,9−ジオキサドデカン−1,12
−ジアミン、4,7,10−トリオキサトリデカン−1,13−ジ
アミン、「ビス(3−アミノプロピル)ポリテトラハイ
ドロフラン−750」、「同1100」、「同2100」(商品名,
BASF社製)、多価アルコールとアクリロニトリルとの反
応生成物を還元して得られるポリアミン、前記ポリアミ
ンとポリカルボン酸化合物との縮合反応により得られる
ポリアミド化合物等が挙げられる。
ネート基含有共重合体である場合の硬化剤としてはポリ
アミン、ポリアミド化合物等が挙げられる。具体的に
は、例えばエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、トリエチレンテトラミン、3−ジエチルアミノプロ
ピルアミン、ジブチルアミノプロピルアミン、テトラメ
チルエチレンジアミン、4,9−ジオキサドデカン−1,12
−ジアミン、4,7,10−トリオキサトリデカン−1,13−ジ
アミン、「ビス(3−アミノプロピル)ポリテトラハイ
ドロフラン−750」、「同1100」、「同2100」(商品名,
BASF社製)、多価アルコールとアクリロニトリルとの反
応生成物を還元して得られるポリアミン、前記ポリアミ
ンとポリカルボン酸化合物との縮合反応により得られる
ポリアミド化合物等が挙げられる。
共重合体がオキシラン基及び/または水酸基含有共重
合体である場合の硬化剤としてはポリカルボン酸及び/
または酸無水物が挙げられる。具体的には、例えば無水
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラハイド
ロ無水フタル酸、ヘキサハイドロ無水フタル酸、無水マ
レイン酸、フマル酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、トリメチルアジピン酸、セバチン酸、ドデカンジカ
ルボン酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、
ブタンテトラカルボン酸が挙げられる。
合体である場合の硬化剤としてはポリカルボン酸及び/
または酸無水物が挙げられる。具体的には、例えば無水
フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラハイド
ロ無水フタル酸、ヘキサハイドロ無水フタル酸、無水マ
レイン酸、フマル酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン
酸、トリメチルアジピン酸、セバチン酸、ドデカンジカ
ルボン酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、
ブタンテトラカルボン酸が挙げられる。
共重合体がカルボキシル基またはアミノ基含有共重合
体である場合の硬化剤としてはポリエポキシ化合物が挙
げられる。具体的には、例えば「エポミックR130」、
「同R140」「同R301」「同R304」(三井石油化学工業株
式会社製,商品名)「エピコート828」、「同834」、
「同1001」、「同1004」(シェル化学(株)製,商品
名)「エピクロン830」、「同840」、「同850」(大日
本インキ化学工業(株)製,商品名)「エポトートYD−
115」、「同YD−011」、「同YD−8124」、「同YDM−120
(東都化成(株)製,商品名)等が挙げられる。
体である場合の硬化剤としてはポリエポキシ化合物が挙
げられる。具体的には、例えば「エポミックR130」、
「同R140」「同R301」「同R304」(三井石油化学工業株
式会社製,商品名)「エピコート828」、「同834」、
「同1001」、「同1004」(シェル化学(株)製,商品
名)「エピクロン830」、「同840」、「同850」(大日
本インキ化学工業(株)製,商品名)「エポトートYD−
115」、「同YD−011」、「同YD−8124」、「同YDM−120
(東都化成(株)製,商品名)等が挙げられる。
本発明において、前記硬化剤の使用量は塗料組成物の
用途により異なり、例えば本発明の塗料用樹脂組成物
を、熱硬化性塗料とする場合の共重合体および硬化剤の
配合割合は、使用する単量体、硬化剤の種類および所望
の用途に要求される物理性能、化学性能により異なり、
例えば共重合体と硬化剤の混合比は95:5〜50:50の範囲
であるのが好ましい。この際硬化剤の配合比が5未満の
場合には、得られる塗膜の架橋密度が少なすぎ、硬度、
耐薬品性、耐溶剤性が充分ではなく、一方、50を超える
場合には、過度の架橋が起きるため塗膜が脆くなりすぎ
実用的でないので好ましくない。また本発明の塗料用樹
脂組成物の硬化に要する温度および時間は配合する共重
合体と硬化剤との種類により異なるが、50℃〜200℃で
2分〜1時間の範囲が一般的である。
用途により異なり、例えば本発明の塗料用樹脂組成物
を、熱硬化性塗料とする場合の共重合体および硬化剤の
配合割合は、使用する単量体、硬化剤の種類および所望
の用途に要求される物理性能、化学性能により異なり、
例えば共重合体と硬化剤の混合比は95:5〜50:50の範囲
であるのが好ましい。この際硬化剤の配合比が5未満の
場合には、得られる塗膜の架橋密度が少なすぎ、硬度、
耐薬品性、耐溶剤性が充分ではなく、一方、50を超える
場合には、過度の架橋が起きるため塗膜が脆くなりすぎ
実用的でないので好ましくない。また本発明の塗料用樹
脂組成物の硬化に要する温度および時間は配合する共重
合体と硬化剤との種類により異なるが、50℃〜200℃で
2分〜1時間の範囲が一般的である。
また本発明に用いる共重合体がアミノメチロール基又
は炭素・炭素二重結合含有共重合体である場合には、硬
化剤は必要でなく、アミノメチロール基含有共重合体の
場合自己硬化型となり、また炭素・炭素二重結合含有共
重合体である場合には、常温乾燥により塗膜を架橋させ
ることができる。
は炭素・炭素二重結合含有共重合体である場合には、硬
化剤は必要でなく、アミノメチロール基含有共重合体の
場合自己硬化型となり、また炭素・炭素二重結合含有共
重合体である場合には、常温乾燥により塗膜を架橋させ
ることができる。
本発明の塗料用樹脂組成物は、着色顔料等を含まない
クリヤー塗料あるいは着色顔料、アルミニウム顔料等を
含むエナメル塗料やメタリック塗料、さらには、使用す
る溶媒の種類および有無により、有機溶剤型塗料、水性
塗料、粉体塗料のいずれの塗料形態とすることも可能で
ある。さらに本発明の塗料組成物は必要に応じて、例え
ば2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノ
ン、ベンゾトリアゾール置換体等の紫外線吸収剤、ヒン
ダードフェノール、ヒンダードアミン等の抗酸化剤や光
安定剤、シリコーン樹脂等の表面調整剤、硬化触媒、流
動調整剤等、通常、塗料に用いられる各種添加剤を配合
して用いることができる。また、本発明の塗料用樹脂組
成物の製造方法、塗装方法および乾燥方法は、所要の用
途に応じ、公知の技術を用いて行うことができる。
クリヤー塗料あるいは着色顔料、アルミニウム顔料等を
含むエナメル塗料やメタリック塗料、さらには、使用す
る溶媒の種類および有無により、有機溶剤型塗料、水性
塗料、粉体塗料のいずれの塗料形態とすることも可能で
ある。さらに本発明の塗料組成物は必要に応じて、例え
ば2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノ
ン、ベンゾトリアゾール置換体等の紫外線吸収剤、ヒン
ダードフェノール、ヒンダードアミン等の抗酸化剤や光
安定剤、シリコーン樹脂等の表面調整剤、硬化触媒、流
動調整剤等、通常、塗料に用いられる各種添加剤を配合
して用いることができる。また、本発明の塗料用樹脂組
成物の製造方法、塗装方法および乾燥方法は、所要の用
途に応じ、公知の技術を用いて行うことができる。
〈発明の効果〉 本発明の塗料用樹脂組成物は、良好な仕上り外観性を
有し、かつ耐候性、耐薬品性、耐溶剤性に優れるので多
種多用の塗料として有用である。
有し、かつ耐候性、耐薬品性、耐溶剤性に優れるので多
種多用の塗料として有用である。
〈実施例〉 次に実施例、比較例によって本発明をさらに詳細に説
明するが本発明はこれらに限定されるものではない。な
お例中、部は重量部、%は重量%である。
明するが本発明はこれらに限定されるものではない。な
お例中、部は重量部、%は重量%である。
製造例,共重合体A〜Oの製造 撹拌装置、温度計、還流冷却器、窒素ガス導入管およ
び滴下ロートを備えたフラスコにキシレン70部を仕込
み、窒素ガスを導入しながら加熱撹拌し、140℃になっ
たところで、表2に示す単量体成分と重合開始剤との混
合液を、140℃一定下で滴下ロートより2時間かけて等
速滴下した。滴下後140℃で30分間保持した後、t−ブ
チルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート0.2部を添
加し、さらに140℃で2時間保持することによって、表
2に示す特性を有する共重合体溶液A〜Mを得た。
び滴下ロートを備えたフラスコにキシレン70部を仕込
み、窒素ガスを導入しながら加熱撹拌し、140℃になっ
たところで、表2に示す単量体成分と重合開始剤との混
合液を、140℃一定下で滴下ロートより2時間かけて等
速滴下した。滴下後140℃で30分間保持した後、t−ブ
チルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート0.2部を添
加し、さらに140℃で2時間保持することによって、表
2に示す特性を有する共重合体溶液A〜Mを得た。
また、共重合体N及びOについては、次の方法で合成
した。即ち前記のフラスコに酢酸n−ブチルを149部仕
込み、窒素ガスを導入しながら加熱撹拌し、125℃にな
ったところで、表3の組成の単量体及び重合開始剤混合
物を、125℃一定下で滴下ロートより2時間かけて等速
滴下した。滴下後、125℃で30分間保持した後、追加の
重合開始剤を添加し、さらに125℃で2時間保持した。
次いで、フラスコ内の混合物を100℃まで冷却した後、
表3の組成の脂肪酸誘導体混合物を添加し、125℃まで
加熱撹拌した。その後、125℃一定下で撹拌を続け、溶
液酸価が1以下になったところで反応を終了し、それぞ
れ、表3記載の特性を有する共重合体溶液NおよびOを
得た。
した。即ち前記のフラスコに酢酸n−ブチルを149部仕
込み、窒素ガスを導入しながら加熱撹拌し、125℃にな
ったところで、表3の組成の単量体及び重合開始剤混合
物を、125℃一定下で滴下ロートより2時間かけて等速
滴下した。滴下後、125℃で30分間保持した後、追加の
重合開始剤を添加し、さらに125℃で2時間保持した。
次いで、フラスコ内の混合物を100℃まで冷却した後、
表3の組成の脂肪酸誘導体混合物を添加し、125℃まで
加熱撹拌した。その後、125℃一定下で撹拌を続け、溶
液酸価が1以下になったところで反応を終了し、それぞ
れ、表3記載の特性を有する共重合体溶液NおよびOを
得た。
実施例1〜10,比較例1〜3 2コート1ベークメタリック (A)クリヤー塗料の製造 共重合体溶液A〜D,G及びH並びにK〜Mを用いて表
4の組成で塗料を製造し、シンナー(キシレン/n−ブチ
ルアルコール=9/1重量比)で塗装粘度(フォードカッ
プNo.4,20℃で25秒)に希釈してクリヤー塗料を得た。
4の組成で塗料を製造し、シンナー(キシレン/n−ブチ
ルアルコール=9/1重量比)で塗装粘度(フォードカッ
プNo.4,20℃で25秒)に希釈してクリヤー塗料を得た。
(B)塗膜の作成 リン酸亜鉛処理軟鋼板にカチオン電着塗料「アクアN
o.4200」(商品名,日本油脂(株)製)を乾燥膜厚20μ
mとなるよう電着塗装して175℃で25分間焼付けを行な
った。さらに中塗塗料「エピコNo.1500CPシーラー」
(商品名,日本油脂(株)製)を乾燥膜厚40μmとなる
ようにエアスプレー塗装し、140℃で30分間焼付けを行
って試験板を作製した。
o.4200」(商品名,日本油脂(株)製)を乾燥膜厚20μ
mとなるよう電着塗装して175℃で25分間焼付けを行な
った。さらに中塗塗料「エピコNo.1500CPシーラー」
(商品名,日本油脂(株)製)を乾燥膜厚40μmとなる
ようにエアスプレー塗装し、140℃で30分間焼付けを行
って試験板を作製した。
次いで「ベルコートNo.6000」シルバーメタリックベ
ースコート塗料(商品名,日本油脂(株)製)を前記の
方法で作製した試験板に、エアスプレーにてインターバ
ル1分30秒で、2回行い、乾燥膜厚15μmになる様に塗
装し、20℃で3分間セット後、前記クリヤー塗料(A)
をエアスプレー塗装し、140℃で30分間焼付けた。
ースコート塗料(商品名,日本油脂(株)製)を前記の
方法で作製した試験板に、エアスプレーにてインターバ
ル1分30秒で、2回行い、乾燥膜厚15μmになる様に塗
装し、20℃で3分間セット後、前記クリヤー塗料(A)
をエアスプレー塗装し、140℃で30分間焼付けた。
塗膜性能を測定した結果を表5に示す。実施例1〜4
及び8〜10のアクリル系塗膜及び実施例5〜7の屈折率
の低いフッ素樹脂を含む例においても、いずれも、優れ
た塗膜外観、耐酸性、耐溶剤性、耐候性が得られた。こ
れに対して、比較例1および2では共重合体中に単量体
(I)を含ませないため、塗膜の屈折率が低く、塗膜外
観、耐酸性に劣ることが判った。
及び8〜10のアクリル系塗膜及び実施例5〜7の屈折率
の低いフッ素樹脂を含む例においても、いずれも、優れ
た塗膜外観、耐酸性、耐溶剤性、耐候性が得られた。こ
れに対して、比較例1および2では共重合体中に単量体
(I)を含ませないため、塗膜の屈折率が低く、塗膜外
観、耐酸性に劣ることが判った。
さらに比較例3では、共重合体中に多量のスチレンを
用いているため、耐候性に劣ることが判った。
用いているため、耐候性に劣ることが判った。
実施例11〜13,比較例4〜6 2液型1コートソリッド塗料 (A)塗料の製造 表6に示す組成を、硬化剤を除いてペイントシェイカ
ーに仕込み、粒度が10μm以下になるまで分散し、2液
型塗料を製造した。
ーに仕込み、粒度が10μm以下になるまで分散し、2液
型塗料を製造した。
(B)塗膜の作成 表6に示す2液型塗料に、それぞれの硬化剤を添加し
撹拌し、直ちにシンナー(キシレン/酢酸n−ブチル=
7/3重量比)で塗装粘度(フォードカップNo.4,20℃で25
秒)に希釈した。
撹拌し、直ちにシンナー(キシレン/酢酸n−ブチル=
7/3重量比)で塗装粘度(フォードカップNo.4,20℃で25
秒)に希釈した。
次いで、実施例1〜10と同様にして電着塗膜及び中塗
塗膜を施した試験板に、エアスプレー塗装し、80℃で30
分間焼付けた。
塗膜を施した試験板に、エアスプレー塗装し、80℃で30
分間焼付けた。
塗膜性能を測定した結果を表7に示す。実施例11〜13
ではいずれも、優れた塗膜外観、耐酸性、耐溶剤性、耐
候性が得られた。これに対して、比較例4〜6では、共
重合体中に単量体(I)を含まないため、塗膜の屈折率
が低く、塗膜外観、耐酸性、耐候性に劣ることが判っ
た。
ではいずれも、優れた塗膜外観、耐酸性、耐溶剤性、耐
候性が得られた。これに対して、比較例4〜6では、共
重合体中に単量体(I)を含まないため、塗膜の屈折率
が低く、塗膜外観、耐酸性、耐候性に劣ることが判っ
た。
実施例14,比較例7 常乾型1コートソリッド塗料 (A)塗料の製造 表8の組成において、ドライヤーを除いた成分をペイ
ントシェイカーに仕込み、粒度が10μm以下になるまで
分散して常乾型塗料を製造した。
ントシェイカーに仕込み、粒度が10μm以下になるまで
分散して常乾型塗料を製造した。
(B)塗膜の作成 表8の組成の常乾型塗料に、ドライヤーを添加撹拌
し、シンナー(キシレン/酢酸n−ブチル=5/5重量
比)で塗装粒度(フォードカップNo.4,20℃で18秒)に
希釈した。
し、シンナー(キシレン/酢酸n−ブチル=5/5重量
比)で塗装粒度(フォードカップNo.4,20℃で18秒)に
希釈した。
次いで、実施例1〜10と同様にして電着塗膜及び中塗
塗膜を施した試験板に、エアスプレー塗装し、室温で14
日間乾燥させた。
塗膜を施した試験板に、エアスプレー塗装し、室温で14
日間乾燥させた。
塗膜性能を測定した結果を表9に示す。実施例14で
は、優れた塗膜外観、耐酸性、耐溶剤性、耐候性が得ら
れた。これに対して、比較例7では、共重合体中に単量
体(I)を含まないため、塗膜の屈折率が低く、塗膜外
観、耐酸性、耐溶剤性、耐候性に劣ることが判った。
は、優れた塗膜外観、耐酸性、耐溶剤性、耐候性が得ら
れた。これに対して、比較例7では、共重合体中に単量
体(I)を含まないため、塗膜の屈折率が低く、塗膜外
観、耐酸性、耐溶剤性、耐候性に劣ることが判った。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−8355(JP,A) 特開 昭57−139151(JP,A) 特開 昭64−54012(JP,A) 特開 昭58−118872(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】下記一般式(I) (式中X1及びX2のいずれか一方は、アクリロイルオキシ
基又はメタクリロイルオキシ基を示し、他方は、水素原
子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。またR1乃至R
10は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を示し、n
は1〜4の整数を示す)で表わされる単量体(I)と、
水酸基、カルボキシル基、エポキシ基、アミド基、アミ
ノメチロール基、アルキル化アミノメチルエーテル基、
イソシアネート基、シクロカーボネート基、アセトアセ
トキシアルキル基、アジリジン基、アミノ基、酸無水物
基、炭素・炭素二重結合を有する基及びこれらの混合物
から成る群より選択される反応性官能基を有するα,β
−エチレン性不飽和単量体と、前記反応性官能基を有さ
ないα,β−エチレン性不飽和単量体とから成る共重合
体を必須の成分とし、且つ前記単量体(I)が共重合体
中に5〜95重量%含有されることを特徴とする塗料用樹
脂組成物。 - 【請求項2】前記組成物が、アミノ化合物、イソシアネ
ート化合物、ブロックイソシアネート化合物、ポリアミ
ン化合物、ポリエポキシ化合物、ポリアミド化合物、ポ
リカルボン酸、酸無水物、アジリジン化合物、キレート
形成性化合物及びこれらの混合物から成る群より選択さ
れる前記共重合体と反応し得る硬化剤を含有することを
特徴とする請求項1記載の塗料用樹脂組成物。 - 【請求項3】前記共重合体が硬化剤を必要としない自己
架橋型又は常温硬化型の共重合体であることを特徴とす
る請求項1記載の塗料用樹脂組成物。
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---|---|---|---|
JP1207990A JP2719582B2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | 塗料用樹脂組成物 |
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- 1990-08-13 ES ES90115523T patent/ES2054178T3/es not_active Expired - Lifetime
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- 1990-08-13 DE DE69009355T patent/DE69009355T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1990-08-13 AT AT90115523T patent/ATE106412T1/de not_active IP Right Cessation
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US5091492A (en) | 1992-02-25 |
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