JP2508949B2 - N−(トランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−d−フェニルアラニンの結晶及びその製造法 - Google Patents
N−(トランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−d−フェニルアラニンの結晶及びその製造法Info
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Description
イソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニ
ルアラニンのH型結晶及びその製造法に関するものであ
る。
4−イソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フ
ェニルアラニンは特開昭63−54321号に記載され
た、血糖降下作用を有し、糖尿病薬として有用な化合物
である。この公報によると該化合物はメタノール−水よ
り結晶化され、その融点は129−130℃と確認され
ている(以下、本結晶をB型結晶と称する。)。
−(トランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボ
ニル)−D−フェニルアラニンのB型結晶について各種
検討を行なったところ、機械的な粉砕により結晶の転移
が起こり、このB型結晶は結晶としては不安定であるこ
とがわかった。一般に結晶性の化合物においては、その
結晶の純度も重要な品質のひとつであり、特に医薬品の
場合、他の結晶形の混入は不純物のひとつとして扱われ
ることもあり、不安定な結晶を医薬品として用いること
は好ましくない。したがって、N−(トランス−4−イ
ソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニル
アラニンについても安定な結晶が求められていた。
ソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニル
アラニンの安定な結晶及びその製造法を提供することで
ある。
ランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボニル)
−D−フェニルアラニンの結晶について鋭意研究を重ね
た結果、公知の結晶とは異なる、新規で安定な結晶(以
下、本結晶をH型結晶と称する。)を見いだし、この知
見に基づいて本発明を完成するに至った。
ソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニル
アラニンのH型結晶及びN−(トランス−4−イソプロ
ピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニ
ンを溶媒中、10℃以上で処理することを特徴とするH
型結晶の製造法に関する。
ルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニン
のH型結晶の物性は次の通りである。 (a)融点:136〜142℃。 (b)粉末X線回折ピーク:8.1°、13.1°、1
9.6°、19.9°(2θ)。 (c)赤外線吸収スペクトルの波数(KBr法):17
14、1649、1542、1214(cm-1)。
収スペクトル(KBr法)を図2に示す。また、粉末X
線回折の主なピークを表1に示す。
シクロヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンの
B型結晶の物性は次の通りである。 (a)融点:128〜131℃。 (b)粉末X線回折パターン:図3に示す。 (c)赤外線吸収スペクトル(KBr法):図4に示
す。
ルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニン
のH型結晶は、N−(トランス−4−イソプロピルシク
ロヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンを溶媒
中で10℃以上で処理することにより製造することがで
きる。
シクロヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンと
しては、その反応混合物、B型結晶、溶媒和物、不定形
粉末などが挙げられるが、特に限定されるものではな
い。
物、エタノール和物などが挙げられ、不定形粉末として
は、例えば前記の溶媒和物が乾燥などにより結晶形を消
失したようなものが挙げられる。
ヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンのH型結
晶は、溶液よりの結晶化または懸濁による結晶転移によ
り得ることができる。
ヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンの溶解及
び結晶化は通常の方法で行えばよく、例えば、原料を溶
媒または混合溶媒に溶解し、溶媒に対する溶解度の差を
利用することができる。
ンス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−
D−フェニルアラニンに対して高い溶解性を示す溶媒に
溶解後、難溶性を示す溶媒と混合する方法が挙げられ
る。高い溶解性を示す溶媒の例としては、メタノール、
エタノール、イソプロパノール等のアルコール類、アセ
トン、テトラヒドロフラン、ジオキサン等があげられ、
難溶性を示す溶媒の例としては、水、ヘキサン、ジエチ
ルエーテル等があげられる。この場合の混合順序や混合
速度には、特に制限はない。
法も用いることもできる。この場合、用いられる溶媒と
しては、酢酸メチルや酢酸エチル等のエステル類、トル
エン、アセトニトリルなどに加え、上記のN−(トラン
ス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−D
−フェニルアラニンに対して高い溶解性を示す溶媒と難
溶性を示す溶媒との混合溶媒を用いてもよい。結晶の析
出を促進するため、必要に応じN−(トランス−4−イ
ソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニル
アラニンのH型結晶を種晶として加えることもできる。
ヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンを溶解す
る濃度は0.1〜20重量%、好ましくは1〜10重量
%である。
の沸点以下で行なわれる。温度を10℃未満にするとH
型結晶が溶媒和物等に転移し、所望のH型結晶が得られ
ない。通常、晶析は20℃から60℃で行なわれる。
離などによって溶媒と分離した後乾燥する。乾燥温度
は、通常20℃から120℃である。
ヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンのH型結
晶は上記方法に加え、溶媒に完全には溶解することな
く、懸濁し結晶転移することにより得ることも可能であ
る。
溶媒または混合溶媒から選ぶことができるが、懸濁する
温度でのN−(トランス−4−イソプロピルシクロヘキ
シルカルボニル)−D−フェニルアラニンの溶解度が2
%以下、好ましくは1%以下になるように選択、調製す
ることが好ましい。溶解度が2%を超える溶媒を用いた
場合、H型結晶の収率が低下し実用的ではない。
ヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンを懸濁す
る濃度は懸濁液に対し0.5〜30重量%、好ましくは
1〜15重量%である。30%を超えると懸濁液のスラ
リー性が悪くなり懸濁が困難になり、0.5%未満では
容積効率が著しく悪い。
沸点以下で行なわれる。温度を10℃未満にするとH型
結晶が溶媒和物等に転移し、所望のH型結晶が得られな
い。通常、懸濁は20℃から70℃で行なわれる。
他の条件により必ずしも一定しないが、通常10分から
48時間の間を選択する。懸濁液中にH型結晶を種晶と
して加えることにより時間を短縮することも可能であ
る。転移の終点は懸濁液より一部結晶を濾取し、この結
晶の粉末X線回折パターンまたは赤外線吸収スペクトル
などを測定することにより確認することができる。
散液中から濾過、遠心分離などによって溶媒と分離す
る。分離を行う際は必要に応じて冷却してもよいが、そ
の冷却温度は10℃以上でなければならない。分離した
結晶は乾燥に付し、乾燥温度は通常20℃から120℃
である。
ピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニ
ンのH型結晶は安定な結晶であるため、取り扱い性の良
い、極めて有用な医薬品を提供することができる。
説明する。
ピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニ
ンの合成 N−(トランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカル
ボニル)−D−フェニルアラニンは、特開昭63−54
321号の実施例31に記載されている方法を用いて1
00g得た。本品はB型結晶であった。
ピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニ
ンの水和物の調製 N−(トランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカル
ボニル)−D−フェニルアラニンのB型結晶20gをエ
タノール300ml及び水200mlを加え、30℃に
て溶解した後、攪拌しながら5℃まで徐々に冷却した。
析出した結晶を濾取し、得られた結晶を減圧下に40℃
で2時間乾燥し、結晶13.9gを得た。
ボニル)−D−フェニルアラニン5gにアセトン20m
lを加え溶解し、予め25℃に保温しておいたアセトン
40mlと水60mlの混合液中に撹拌しながら滴下し
た。10℃まで冷却し析出した結晶を濾取した。得られ
た結晶を減圧下に90℃で一夜乾燥し、結晶4.5gを
得た。融点138−141℃。この結晶の粉末X線回折
パターンおよび赤外線吸収スペクトルを測定したとこ
ろ、H型結晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニン4gにエタノール50
ml及び水50mlを加え、45℃にて溶解した後、撹
拌しながら徐々に冷却した。液温が37℃に達したとこ
ろで実施例1の方法で製造したN−(トランス−4−イ
ソプロピルシクロヘキシルカルボニル)−D−フェニル
アラニンのH型結晶0.1gを種晶として加え、さらに
25℃に達するまで冷却を続けた。析出した結晶を濾取
し、得られた結晶を減圧下に60℃で一夜乾燥し、結晶
2.5gを得た。融点138−141℃。この結晶の粉
末X線回折パターンおよび赤外線吸収スペクトルを測定
したところ、H型結晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニン0.5gにアセトニト
リル2mlを加え、68℃にて撹拌溶解した後、25℃
まで冷却し析出した結晶を濾取した。得られた結晶を減
圧下に90℃で一夜乾燥し、結晶0.48gを得た。融
点138−141℃。この結晶の粉末X線回折パターン
および赤外線吸収スペクトルを測定したところ、H型結
晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニン5gにアセトン20m
lを加え溶解し、予め25℃に保温しておいたアセトン
40mlと水60mlの混合液中に撹拌しながら滴下し
た。5℃まで冷却し析出した結晶を濾取した。得られた
結晶を減圧下に90℃で一夜乾燥し、結晶4.6gを得
た。融点128−131℃。この結晶の粉末X線回折パ
ターンおよび赤外線吸収スペクトルを測定したところ、
B型結晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニン5gにエタノール60
ml及び水40mlを加え、30℃にて溶解した後、攪
拌しながら5℃まで徐々に冷却した。析出した結晶を濾
取し、得られた結晶を減圧下に90℃で一夜乾燥し、結
晶3.3gを得た。融点128℃−131℃。この結晶
の粉末X線回折パターンおよび赤外線吸収スペクトルを
測定したところ、B型結晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニン5gにメタノール70
ml及び水30mlを加え、40℃にて溶解した後、撹
拌しながら5℃まで徐々に冷却した。析出した結晶を濾
取し、得られた結晶を減圧下90℃で一夜乾燥し、結晶
3.5gを得た。融点128−131℃。この結晶の粉
末X線回折パターンおよび赤外線吸収スペクトルを測定
したところ、B型結晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニンのB型結晶3gを水3
00mlに分散させ後、30℃にて1日攪拌懸濁した。
結晶を濾取し、減圧下に90℃で一夜乾燥し、結晶2.
9gを得た。この結晶の粉末X線回折パターンおよび赤
外線吸収スペクトルを測定したところH型結晶であっ
た。
ボニル)−D−フェニルアラニンのB型結晶4gをアセ
トン40mlと水60mlの混合溶媒中に分散させた
後、20℃で一夜攪拌懸濁した。結晶を濾取し、減圧下
に90℃で一夜乾燥し、結晶3.6gを得た。この結晶
の粉末X線回折パターンおよび赤外線吸収スペクトルを
測定したところH型結晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニンの水和物4.2gをエ
タノール30mlと水70mlの混合溶媒中に分散させ
た後、45℃で一夜攪拌懸濁した。結晶を濾取し、減圧
下に90℃で一夜乾燥し、結晶3.8gを得た。この結
晶の粉末X線回折パターンおよび赤外線吸収スペクトル
を測定したところH型結晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニンの水和物4.2gをエ
タノール30mlと水70mlの混合溶媒中に分散させ
た後、実施例3で得たH型結晶40mgを添加し45℃
で1時間攪拌懸濁した。結晶を濾取し、減圧下に90℃
で一夜乾燥し、結晶3.9gを得た。この結晶の粉末X
線回折パターンおよび赤外線吸収スペクトルを測定した
ところH型結晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニンのB型結晶5gをイソ
プロパノール25mlと水75mlの混合溶媒中に分散
させた後、50℃で10時間攪拌懸濁した。結晶を濾取
し、減圧下に90℃で一夜乾燥し、結晶4.4gを得
た。この結晶の粉末X線回折パターンおよび赤外線吸収
スペクトルを測定したところH型結晶であった。
ボニル)−D−フェニルアラニンのB型結晶4gをアセ
トン40mlと水60mlの混合溶媒中に分散させた
後、5℃で一夜攪拌懸濁した。結晶を濾取し、減圧下に
90℃で一夜乾燥し、結晶3.8gを得た。この結晶の
粉末X線回折パターンおよび赤外線吸収スペクトルを測
定したところB型結晶であった。
晶、H型結晶をそれぞれスピードミルにより粉砕を行
い、粉砕の前後で示差走査熱量分析(DSC)を測定し
た。結果を図5、図6に示す。図5−a、図5−bはそ
れぞれ粉砕前のH型結晶、B型結晶のDSCを、図6−
a、図6−bはそれぞれ粉砕後のH型結晶、B型結晶の
DSCである。B型結晶は粉砕によりDSCに変化が見
られたが、H型結晶には変化なかった。
トを示す。
Cチャートを示す。
Claims (3)
- 【請求項1】下記の物性を少なくとも一つ有するN−
(トランス−4−イソプロピルシクロヘキシルカルボニ
ル)−D−フェニルアラニンのH型結晶。 (a)融点:136〜142℃ (b)粉末X線回折ピーク:8.1゜,13.1゜,1
9.6゜,19.9゜(2θ) (c)赤外線吸収スペクトルの波数:1714,164
9,1542,1214(cm-1) - 【請求項2】N−(トランス−4−イソプロピルシクロ
ヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンをメタノ
ール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、アセ
トニトリルから選ばれる少なくとも一種と水の混合溶媒
に溶解した後、10〜60℃で結晶化させることを特徴
とする請求項1記載のH型結晶の製造法。 - 【請求項3】N−(トランス−4−イソプロピルシクロ
ヘキシルカルボニル)−D−フェニルアラニンをメタノ
ール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、アセ
トニトリルから選ばれる少なくとも一種と水の混合溶媒
に懸濁し、10〜70℃でH型へ結晶転移させることを
特徴とする請求項1記載のH型結晶の製造法。
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