JP2024100170A - プロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】感光ドラムに対して移動しないトナーカートリッジから、感光ドラムに対して移動可能な現像筐体に、トナー漏れを抑制しつつ、トナーを安定供給できるプロセスカートリッジを提供する。【解決手段】プロセスカートリッジ1は、感光ドラム11、ドラムフレーム15、現像ローラ132、現像筐体131、およびシール部材18を備える。ドラムフレーム15は支持フレーム152を有する。支持フレーム152は、トナーカートリッジ2を支持可能であり、感光ドラム11に対して移動せず、通過口159Aを有する。通過口159Aは、トナーカートリッジ2からのトナーが通過可能である。現像筐体131は、感光ドラム11に対して移動可能であり、トナーを受入可能で通過口159Aより大きい受入口1311を有する。シール部材18は、通過口159Aから離れて通過口159Aの周りに位置し、受入口1311の縁と支持フレーム152との間をシールする。【選択図】図1

Description

本開示は、プロセスカートリッジに関する。
画像形成装置のプロセスカートリッジとして、従来、トナーカートリッジが着脱可能なプロセスカートリッジが知られている(下記の特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロセスカートリッジは、感光ドラムと、ドラムフレームと、現像筐体と、現像ローラとを備える。感光ドラムは、ドラムフレームに回転可能に支持される。現像筐体は、ドラムフレームに支持される。現像ローラは、現像筐体に支持され、現像筐体内のトナーを感光ドラムに供給可能である。現像筐体は、トナーカートリッジを支持可能な支持部を有する。現像筐体は、受入口を有する。トナーカートリッジが支持部に支持された状態で、トナーカートリッジからのトナーは、受入口を通過可能である。
特開2008-176215号公報
特許文献1に記載のプロセスカートリッジにおいて、感光ドラムに対する現像ローラの押圧力を一定に保つために、現像ローラを支持する現像筐体を、感光ドラムに対して移動可能に構成したい場合がある。
しかし、特許文献1に記載のプロセスカートリッジでは、現像筐体がトナーカートリッジを支持しているので、トナーカートリッジの重みによって、現像筐体が感光ドラムに対して移動しにくくなる可能性がある。
そこで、トナーカートリッジを、感光ドラムに対して移動させないで、現像筐体だけを、感光ドラムに対して移動可能に構成することが検討される。
その場合、感光ドラムに対して移動しないトナーカートリッジから、感光ドラムに対して移動可能な現像筐体に、トナー漏れを抑制しつつ、トナーを安定供給する必要がある。
そこで、本開示の目的は、感光ドラムに対して移動しないトナーカートリッジから、感光ドラムに対して移動可能な現像筐体に、トナー漏れを抑制しつつ、トナーを安定供給できるプロセスカートリッジを提供することにある。
(1)本開示のプロセスカートリッジには、トナーカートリッジが着脱可能である。プロセスカートリッジは、感光ドラムと、ドラムフレームと、現像ローラと、現像筐体と、シール部材とを備える。
感光ドラムは、ドラム軸について回転可能である。ドラム軸は、第1方向に延びる。ドラムフレームは、第1フレームと、第2フレームと、支持フレームとを有する。第1フレームは、第1方向における感光ドラムの一端部を支持する。第2フレームは、第1方向における感光ドラムの他端部を支持する。支持フレームは、トナーカートリッジを支持可能である。支持フレームは、感光ドラムに対して移動しない。支持フレームは、通過口を有する。トナーカートリッジが支持フレームに支持された状態で、トナーカートリッジからのトナーが、通過口を通過可能である。
現像筐体は、現像ローラを支持する。現像筐体は、感光ドラムに対して移動可能である。現像筐体は、受入口を有する。受入口は、支持フレームの通過口を通ったトナーを受入可能である。受入口は、通過口よりも大きい。
シール部材は、通過口から離れて通過口の周りに位置する。シール部材は、受入口の縁と支持フレームとに接触し、受入口の縁と支持フレームとの間をシールする。
このような構成のプロセスカートリッジにおいては、受入口は、通過口よりも大きい。そして、受入口の縁と支持フレームとの間をシールするシール部材が、支持フレームの通過口から離れて通過口の周りに位置する。
そのため、トナーカートリッジが支持フレームに支持された状態で、トナーカートリッジから通過口を通って現像筐体内に供給されるトナーについて、シール部材への接触を低減できる。
これにより、トナーカートリッジから現像筐体に向かうトナーの流れがシール部材によって妨げられることを、抑制できる。
その結果、受入口の縁と支持フレームとの間からのトナー漏れを抑制しつつ、トナーカートリッジから現像筐体にトナーを安定供給できる。
(2)現像ローラは、第2方向における現像筐体の一端部に支持されていてもよい。第2方向は、第1方向と交差する。現像筐体は、第1壁と、第2壁と、第3壁と、第4壁とを有してもよい。第1壁は、第1方向における現像筐体の一端部に位置する。第1壁は、第1方向および第2方向の両方と交差する第3方向と、第2方向とに延びる。第2壁は、第1方向における現像筐体の他端部に位置する。第2壁は、第2方向および第3方向に延びる。第3壁は、第3方向における現像筐体の一端部に位置する。第3壁は、第1方向および第2方向に延びる。第4壁は、第3方向における現像筐体の他端部に位置する。第4壁は、第1方向および第2方向に延びる。受入口の縁は、第2方向における第1壁の他端部と、第2方向における第2壁の他端部と、第2方向における第3壁の他端部と、第2方向における第4壁の他端部とから構成される。
このような構成によれば、第1方向において現像筐体の一端部から他端部にわたり、かつ、第3方向において現像筐体の一端部から他端部にわたる大きさの受入口で、通過口を通ったトナーを受け入れることができる。
(3)プロセスカートリッジは、現像筐体内のトナーを第1方向に搬送するための搬送部材を、さらに備えてもよい。搬送部材は、シャフトと、羽根とを有する。シャフトは、第1方向に延びる。羽根は、シャフトとともに回転可能である。羽根は、現像筐体内において、第1壁から第2壁にわたって第1方向に延びる。羽根の全部は、第1方向において、受入口内に位置する。
このような構成によれば、第1方向において搬送部材の羽根の全部にわたる大きさの受入口で、通過口を通ったトナーを受け入れることができる。
(4)羽根の全部は、受入口を介して、支持フレームに面していてもよい。
このような構成によれば、羽根と支持フレームとの間に、現像筐体の壁がない。そのため、トナーカートリッジから通過口を通って現像筐体内に供給されるトナーが現像筐体内に入る前に現像筐体の壁に接触することを低減できる。
(5)第1壁は、第1方向におけるシャフトの一端部を支持してもよい。第2壁は、第1方向におけるシャフトの他端部を支持してもよい。
(6)支持フレームは、第2通過口を、さらに有してもよい。第2通過口は、第1方向において通過口から離れて位置する。トナーカートリッジが支持フレームに支持された状態で現像筐体からのトナーが、第2通過口を通過可能である。通過口および第2通過口は、第1方向において、受入口内に位置する。
このような構成によれば、現像筐体内のトナーを、第2通過口を通してトナーカートリッジに戻すことができる。これにより、現像筐体とトナーカートリッジとの間でトナーを循環させることができる。その結果、現像筐体内でのトナーの滞留を抑制できる。
(7)プロセスカートリッジは、現像筐体内のトナーを第1方向に搬送するための搬送部材を、さらに備えてもよい。この搬送部材は、通過口から第2通過口に向けてトナーを搬送可能である。
(8)プロセスカートリッジは、通過口を開閉可能なシャッタを、さらに備えてもよい。
(9)支持フレームは、リブを有してもよい。リブは、支持フレームの通過口から離れて通過口の周りに位置する。リブは、受入口内に嵌まる。
このような構成によれば、支持フレームに対する現像筐体の受入口の位置がずれることを、抑制できる。
(10)リブは、シール部材と通過口との間に位置してもよい。
このような構成によれば、トナーカートリッジから通過口を通って現像筐体内に供給されるトナーがシール部材に接触することを、リブによって抑制できる。
本開示のプロセスカートリッジによれば、感光ドラムに対して移動しないトナーカートリッジから、感光ドラムに対して移動可能な現像筐体に、トナー漏れを抑制しつつ、トナーを安定供給できる。
図1は、プロセスカートリッジの中央断面図であって、図2に示すプロセスカートリッジのA-A断面図である。 図2は、図1に示すプロセスカートリッジの平面図である。 図3は、プロセスカートリッジの、第1方向における一方側の側面図である。 図4は、プロセスカートリッジの、第1方向における他方側の側面図である。 図5は、図1に示すドラムフレームの一部およびシール部材の斜視図である。 図6は、図1に示すプロセスカートリッジの部分断面図であって、シャッタが閉位置に位置した状態を示す。 図7は、図1に示すプロセスカートリッジの部分断面図であって、シャッタが開位置に位置した状態を示す。 図8は、図1に示す現像ユニットの斜視図である。 図9は、図1に示すドラムフレームの一部およびシール部材の斜視図であって、支持フレームとシール部材とが接触している状態を示す。 図10は、トナーカートリッジの斜視図である。 図11は、図10に示すトナーカートリッジの、第1方向における一方側の側面図である。 図12は、図10に示すトナーカートリッジの、第1方向における他方側の側面図である。 図13は、図10に示すトナーカートリッジの中央断面図である。 図14は、図13に示すトナーシャッタが開位置に位置した状態を示す。 図15は、プロセスカートリッジに対するトナーカートリッジの装着を説明するための説明図であって、トナーカートリッジが支持フレームに挿入され、トナーカートリッジのトナーシャッタが閉位置に位置し、プロセスカートリッジのシャッタが閉位置に位置した状態を示す。 図16は、図15に続いてプロセスカートリッジに対するトナーカートリッジの装着を説明するための説明図であって、トナーカートリッジの筐体が回動して、トナーカートリッジのトナーシャッタが開位置に位置し、プロセスカートリッジのシャッタが開位置に位置した状態を示す。 図17は、画像形成装置の概略構成図である。 図18は、図17に示すプロセスカートリッジが画像形成装置から取り外された状態を示す。
1. プロセスカートリッジ1の概略
図1に示すように、プロセスカートリッジ1は、感光ドラム11と、帯電器12と、現像ユニット13と、転写ローラ14とを備える。プロセスカートリッジ1には、トナーカートリッジ2が着脱可能である。プロセスカートリッジ1は、画像形成装置100に対して着脱可能である。トナーカートリッジ2および画像形成装置100については、後で説明する。
1.1 感光ドラム11
感光ドラム11は、ドラム軸A1について回転可能である。ドラム軸A1は、第1方向(図1参照)に延びる。感光ドラム11は、第1方向に延びる。感光ドラム11は、円筒形状を有する。
1.2 帯電器12
帯電器12は、感光ドラム11の周面を帯電させる。本実施形態では、帯電器12は、スコロトロン型の帯電器である。
1.3 現像ユニット13
現像ユニット13は、感光ドラム11にトナーを供給可能である。現像ユニット13は、現像筐体131と、現像ローラ132と、供給ローラ133と、層厚規制ブレード140とを備える。言い換えると、プロセスカートリッジ1は、現像筐体131と、現像ローラ132と、供給ローラ133と、層厚規制ブレード140とを備える。
現像筐体131は、トナーを収容可能である。現像筐体131は、現像ローラ132と、供給ローラ133と、層厚規制ブレード140とを支持する。現像ローラ132は、第2方向における現像筐体131の一端部に支持される。第2方向は、第1方向と交差する。好ましくは、第2方向は、第1方向と直交する。プロセスカートリッジ1が画像形成装置100に装着され、画像形成装置100が水平面に置かれた状態で、第2方向は、水平方向である。
現像ローラ132は、現像筐体131内のトナーを感光ドラム11に供給可能である。現像ローラ132は、感光ドラム11と接触する。現像ローラ132は、感光ドラム11から離間可能であってもよい。現像ローラ132は、現像軸A2について回転可能である。現像軸A2は、第1方向に延びる。現像ローラ132は、第1方向に延びる。現像ローラ132は、円柱形状を有する。
供給ローラ133は、現像筐体131内においてトナーを現像ローラ132に供給可能である。供給ローラ133は、第2方向において、現像ローラ132に対して、感光ドラム11の反対側に位置する。供給ローラ133は、現像ローラ132と接触する。供給ローラ133は、供給ローラ軸A3について回転可能である。供給ローラ軸A3は、第1方向に延びる。供給ローラ133は、第1方向に延びる。供給ローラ133は、円柱形状を有する。
層厚規制ブレード140は、現像ローラ132上のトナーの厚みを規制する。層厚規制ブレード140は、現像ローラ132と接触する。
1.4 転写ローラ14
転写ローラ14は、感光ドラム11の周面に接触する。転写ローラ14は、感光ドラム11の周面からシートSにトナーを転写する。シートSについては、後で説明する。
2.プロセスカートリッジ1の詳細
図1から図9を参照して、プロセスカートリッジ1の詳細について説明する。
図1に示すように、プロセスカートリッジ1は、上記した感光ドラム11、帯電器12、現像ユニット13、および転写ローラ14に加えて、ドラムフレーム15と、シャッタ16と、シール部材18とを備える。
2.1 ドラムフレーム15
ドラムフレーム15は、感光ドラム11と、帯電器12と、現像ユニット13と、転写ローラ14とを支持する。図2に示すように、ドラムフレーム15は、第1フレーム151Aと、第2フレーム151Bと、支持フレーム152とを有する。
2.1.1 第1フレーム151A
第1フレーム151Aは、第1方向におけるドラムフレーム15の一端部に位置する。第1フレーム151Aは、第1方向における感光ドラム11の一端部を支持する。第1フレーム151Aは、第1方向と交差する方向に延びる。好ましくは、第1フレーム151Aは、第1方向と直交する方向に延びる。第1フレーム151Aは、外面S1と、内面S2とを有する。図3に示すように、第1フレーム151Aは、2つの貫通穴153A,154Aと、ガイド部155Aと、ロック部156Aと、ストッパ157Aと、ガイド部158Aとを有する。
貫通穴153Aは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11から離れて位置する。貫通穴153Aは、長穴である。貫通穴153Aは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向に延びる。
貫通穴154Aは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11と貫通穴153Aとの間に位置する。貫通穴154Aは、長穴である。貫通穴154Aは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向に延びる。
図1に示すように、ガイド部155Aは、第1フレーム151Aの内面S2に位置する。本実施形態では、ガイド部155Aは、溝である。本実施形態では、ガイド部155Aは、第1方向(図2参照)および第2方向の両方と交差する方向に延びる。
ロック部156Aは、ガイド部155Aが延びる方向において、ガイド部155Aの一端部に位置する。本実施形態では、ロック部156Aは、溝である。ロック部156Aは、ガイド部155Aと交差する方向に延びる。
ストッパ157Aは、第1フレーム151Aの内面S2に位置する。ストッパ157Aは、ガイド部155Aが延びる方向において、ガイド部155Aと支持フレーム152との間に位置する。ストッパ157Aは、ガイド部155Aと繋がる。本実施形態では、ストッパ157Aは、溝である。トナーカートリッジ2(図10参照)が支持フレーム152に支持された状態で、トナーカートリッジ2の突起33Aは、ストッパ157Aに嵌まる。突起33Aについては、後で説明する。
ガイド部158Aは、第1フレーム151Aの内面S2に位置する。ガイド部158Aは、支持フレーム152に対して、現像ユニット13の反対側に位置する。ガイド部158Aは、トナーカートリッジ2(図10参照)の周面S5に沿った円弧形状を有する。周面S5については、後で説明する。本実施形態では、ガイド部158Aは、溝である。図2に示すように、ガイド部158Aは、第1方向におけるシャッタ16の一端部をガイドする。ガイド部158Aは、シャッタ16の移動方向に延びる。
2.1.2 第2フレーム151B
第2フレーム151Bは、第1方向におけるドラムフレーム15の他端部に位置する。第2フレーム151Bは、第1方向において、第1フレーム151Aから離れて位置する。第2フレーム151Bは、第1方向における感光ドラム11の他端部を支持する。第1フレーム151Aが第1方向における感光ドラム11の一端部を支持し、第2フレーム151Bが第1方向における感光ドラム11の他端部を支持することにより、ドラムフレーム15は、感光ドラム11を支持する。第2フレーム151Bは、第1方向と交差する方向に延びる。好ましくは、第2フレーム151Bは、第1方向と直交する方向に延びる。第2フレーム151Bは、外面S3と、内面S4とを有する。図4に示すように、第2フレーム151Bは、2つの貫通穴153B,154Bと、ガイド部155Bと、ロック部156Bと、ストッパ157Bと、ガイド部158Bとを有する。
貫通穴153Bは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11から離れて位置する。貫通穴153Bは、貫通穴153A(図3参照)と同様に、長穴である。貫通穴153Bは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向に延びる。
貫通穴154Bは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11と貫通穴153Bとの間に位置する。貫通穴154Bは、貫通穴154A(図3参照)と同様に、長穴である。貫通穴154Bは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向に延びる。
ガイド部155Bは、第2フレーム151Bの内面S4(図2参照)に位置する。本実施形態では、ガイド部155Bは、溝である。本実施形態では、ガイド部155Bは、ガイド部155A(図1参照)と同じ方向に延びる。
ロック部156Bは、ガイド部155Bが延びる方向において、ガイド部155Bの一端部に位置する。本実施形態では、ロック部156Bは、溝である。ロック部156Bは、ガイド部155Bと交差する方向に延びる。本実施形態では、ロック部156Bは、ロック部156A(図1参照)と同じ方向に延びる。
ストッパ157Bは、第2フレーム151Bの内面S4(図2参照)に位置する。ストッパ157Bは、ガイド部155Bが延びる方向において、ガイド部155Bと支持フレーム152との間に位置する。ストッパ157Bは、ガイド部155Bと繋がる。本実施形態では、ストッパ157Bは、溝である。トナーカートリッジ2(図10参照)が支持フレーム152に支持された状態で、トナーカートリッジ2の突起33Bは、ストッパ157Bに嵌まる。突起33Bについては、後で説明する。
ガイド部158Bは、第2フレーム151Bの内面S4(図2)に位置する。ガイド部158Bは、支持フレーム152に対して、現像ユニット13の反対側に位置する。ガイド部158Bは、トナーカートリッジ2(図10参照)の周面S5に沿った円弧形状を有する。本実施形態では、ガイド部158Bは、溝である。ガイド部158Bは、第1方向におけるシャッタ16の他端部をガイドする。ガイド部158Bは、ガイド部158A(図1参照)と同じ方向に延びる。
2.1.3 支持フレーム152
図1に示すように、支持フレーム152は、第2方向において、現像ユニット13に対して、感光ドラム11の反対側に位置する。支持フレーム152は、トナーカートリッジ2(図10参照)を支持可能である。図5に示すように、支持フレーム152は、第1方向において、第1フレーム151Aと第2フレーム151Bとの間に位置する。支持フレーム152は、第1方向に延びる。第1方向における支持フレーム152の一端は、第1フレーム151Aと接続される。第1方向における支持フレーム152の他端は、第2フレーム151Bと接続される。支持フレーム152は、感光ドラム11(図1参照)に対して移動しない。支持フレーム152は、支持部1521と、仕切部1522とを有する。
2.1.3.1 支持部1521および仕切部1522
支持部1521は、第1方向および第2方向に延びる。支持部1521は、第1方向において、第1フレーム151Aと第2フレーム151Bとの間に位置する。第1方向における支持部1521の一端は、第1フレーム151Aと接続される。第1方向における支持部1521の他端は、第2フレーム151Bと接続される。
図1に示すように、仕切部1522は、第2方向において、支持部1521と現像筐体131との間に位置する。トナーカートリッジ2(図10参照)がプロセスカートリッジ1に装着された状態で、仕切部1522は、トナーカートリッジ2と現像筐体131との間を仕切る。仕切部1522は、支持部1521から第3方向に延びる。第3方向は、第1方向および第2方向の両方と交差する。好ましくは、第3方向は、第1方向および第2方向の両方と直交する。プロセスカートリッジ1が画像形成装置100に装着され、画像形成装置100が水平面に置かれた状態で、第3方向は、好ましくは、上下方向である。図5に示すように、仕切部1522は、第1方向に延びる。仕切部1522は、第1方向において、第1フレーム151Aと第2フレーム151Bとの間に位置する。第1方向における仕切部1522の一端は、第1フレーム151Aと接続される。第1方向における仕切部1522の他端は、第2フレーム151Bと接続される。仕切部1522は、通過口159Aと、二つの第2通過口159B,159Cと、リブ160とを有する。言い換えると、支持フレーム152は、通過口159Aと、二つの第2通過口159B,159Cと、リブ160とを有する。
2.1.3.2 通過口159Aおよび第2通過口159B,159C
通過口159Aは、第1方向において、仕切部1522の中央部に位置する。図1に示すように、通過口159Aは、第2方向において、現像筐体131と、ロック部156Aとの間に位置する。通過口159Aは、現像筐体131の受入口1311と通じる。受入口1311については、後で説明する。トナーカートリッジ2(図10参照)が支持フレーム152に支持された状態で、トナーカートリッジ2からのトナーは、通過口159Aを通過可能である。
図5に示すように、第2通過口159Bは、第1方向において、通過口159Aから離れて位置する。第2通過口159Bは、第1方向において、通過口159Aと第1フレーム151Aとの間に位置する。トナーカートリッジ2(図10参照)が支持フレーム152に支持された状態で、現像筐体131(図1参照)からのトナーは、第2通過口159Bを通過可能である。
第2通過口159Cは、第1方向において、通過口159Aに対して、第2通過口159Bの反対側に位置する。第2通過口159Cは、第1方向において、通過口159Aから離れて位置する。第2通過口159Cは、第1方向において、通過口159Aと第2フレーム151Bとの間に位置する。トナーカートリッジ2(図10参照)が支持フレーム152に支持された状態で、現像筐体131(図1参照)からのトナーが、第2通過口159Cを通過可能である。
2.1.3.3 リブ160
リブ160は、支持フレーム152の仕切部1522から現像筐体131(図1参照)に向かって突出する。リブ160は、通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cを囲む。リブ160は、通過口159Aから離れて通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cの周りに位置する。リブ160は、枠形状を有する。詳しくは、リブ160は、第1リブ161と、第2リブ162と、第3リブ163と、第4リブ164とを有する。
第1リブ161は、第1方向におけるリブ160の一端部に位置する。第1リブ161は、第1方向において、第1フレーム151Aと第2通過口159Bとの間に位置する。第1リブ161は、第3方向に延びる。
第2リブ162は、第1方向におけるリブ160の他端部に位置する。第2リブ162は、第1方向において、第2通過口159Cと第2フレーム151Bとの間に位置する。第2リブ162は、第3方向に延びる。
第3リブ163は、第3方向におけるリブ160の一端部に位置する。第3リブ163は、第3方向において、支持部1521と、通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cとの間に位置する。第3リブ163は、第1方向において、第1リブ161と第2リブ162との間に位置する。第3リブ163は、第1方向に延びる。第1方向における第3リブ163の一端部は、第3方向における第1リブ161の一端部と接続される。第1方向における第3リブ163の他端部は、第3方向における第2リブ162の一端部と接続される。
第4リブ164は、第3方向におけるリブ160の他端部に位置する。第4リブ164は、第3方向において、第3リブ163から離れて位置する。第4リブ164は、第3方向において、通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cに対し、第3リブ163の反対側に位置する。第4リブ164は、第1方向において、第1リブ161と第2リブ162との間に位置する。第4リブ164は、第1方向に延びる。第1方向における第4リブ164の一端部は、第3方向における第1リブ161の他端部と接続される。第1方向における第4リブ164の他端部は、第3方向における第2リブ162の他端部と接続される。
2.2 シャッタ16
図6および図7に示すように、シャッタ16は、通過口159Aおよび第2通過口159B,159C(図5参照)を開閉可能である。詳しくは、シャッタ16は、通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cを閉じる閉位置(図6参照)と、通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cが開く開位置(図7参照)との間を、移動可能である。
図2に示すように、シャッタ16は、第1方向に延びる。第1方向におけるシャッタ16の一端部は、第1フレーム151Aのガイド部158Aに嵌まる。第1方向におけるシャッタ16の他端部は、第2フレーム151Bのガイド部158Bに嵌まる。
シャッタ16は、閉位置(図6参照)と開位置(図7参照)との間を、ガイド部158A,158Bによってガイドされて移動可能である。
シャッタ16は、シャッタ開口16Aと、2つの第2シャッタ開口16B,16Cと、2つの係合穴16D,16Eとを有する。
2.2.1 シャッタ開口16A
シャッタ開口16Aは、第1方向におけるシャッタ16の中央部に位置する。
図6に示すように、シャッタ16が閉位置に位置した状態で、シャッタ開口16Aは、通過口159Aから離れて位置する。シャッタ16が閉位置に位置した状態で、シャッタ開口16Aは、通過口159Aと通じない。これにより、シャッタ16は、通過口159Aを閉じる。
図7に示すように、シャッタ16が開位置に位置した状態で、シャッタ開口16Aは、通過口159Aと通じる。これにより、通過口159Aが開く。
2.2.2 第2シャッタ開口16B
図2に示すように、第2シャッタ開口16Bは、第1方向において、シャッタ開口16Aから離れて位置する。第2シャッタ開口16Bは、第1方向において、シャッタ開口16Aと第1フレーム151Aとの間に位置する。
シャッタ16が閉位置(図6参照)に位置した状態で、第2シャッタ開口16Bは、第2通過口159B(図5参照)から離れて位置する。第2シャッタ開口16Bが閉位置に位置した状態で、第2シャッタ開口16Bは、第2通過口159Bと通じない。これにより、シャッタ16は、第2通過口159Bを閉じる。シャッタ16が開位置(図7参照)に位置した状態で、第2シャッタ開口16Bは、第2通過口159Bと通じる。これにより、第2通過口159Bが開く。
2.2.3 第2シャッタ開口16C
第2シャッタ開口16Cは、第1方向において、シャッタ開口16Aに対して、第2シャッタ開口16Bの反対側に位置する。第2シャッタ開口16Cは、第1方向において、シャッタ開口16Aから離れて位置する。第2シャッタ開口16Cは、第1方向において、シャッタ開口16Aと第2フレーム151Bとの間に位置する。
シャッタ16が閉位置(図6参照)に位置した状態で、第2シャッタ開口16Cは、第2通過口159C(図5参照)から離れて位置する。第2シャッタ開口16Cが閉位置に位置した状態で、第2シャッタ開口16Cは、第2通過口159Cと通じない。これにより、シャッタ16は、第2通過口159Cを閉じる。シャッタ16が開位置(図7参照)に位置した状態で、第2シャッタ開口16Cは、第2通過口159Cと通じる。これにより、第2通過口159Cが開く。
2.2.4 係合穴16D,16E
係合穴16Dは、第1方向におけるシャッタ16の一端部に位置する。係合穴16Dは、第1方向において、第1フレーム151Aと第2シャッタ開口16Bとの間に位置する。第1方向において、係合穴16Dは、第2シャッタ開口16Bから離れて位置する。
係合穴16Eは、第1方向におけるシャッタ16の他端部に位置する。係合穴16Eは、第1方向において、第2フレーム151Bと第2シャッタ開口16Cとの間に位置する。係合穴16Eは、第1方向において、第2シャッタ開口16Cから離れて位置する。
2.3 現像ユニット13の詳細
図1に示すように、現像ユニット13は、上記した現像筐体131、現像ローラ132および供給ローラ133に加えて、2つの搬送部材134,135と、2つの突起136A,137A(図2参照)と、2つの突起136B,137B(図2参照)とを有する。言い換えると、プロセスカートリッジ1は、現像筐体131、現像ローラ132および供給ローラ133に加えて、2つの搬送部材134,135と、2つの突起136A,137A(図2参照)と、2つの突起136B,137B(図2参照)とを備える。
2.3.1 現像筐体131の詳細
現像筐体131は、第2方向において、感光ドラム11と支持フレーム152との間に位置する。図2に示すように、現像筐体131は、第1方向において、第1フレーム151Aと第2フレーム151Bとの間に位置する。現像筐体131は、第1方向に延びる。図8に示すように、現像筐体131は、第1壁131Aと、第2壁131Bと、第3壁131Cと、第4壁131Dとを有する。また、現像筐体131は、受入口1311を有する。
2.3.1.1 第1壁131A~第4壁131D
第1壁131Aは、第1方向における現像筐体131の一端部に位置する。第1壁131Aは、第1方向において、第1フレーム151A(図2参照)と向かい合う。第1壁131Aは、第2方向および第3方向に延びる。。第1壁131Aは、第1方向における現像ローラ132(図2参照)の一端部を支持する。第1壁131Aは、第1方向における搬送部材134のシャフト1341の一端部を支持する。シャフト1341については、後で説明する。第1壁131Aは、第1方向における搬送部材135のシャフト1351の一端部を支持する。シャフト1351については、後で説明する。
第2壁131Bは、第1方向における現像筐体131の他端部に位置する。第2壁131Bは、第1方向において、第1壁131Aから離れて位置する。第2壁131Bは、第1方向において、第1壁131Aと第2フレーム151B(図2参照)との間に位置する。第2壁131Bは、第1方向において、第2フレーム151Bと向かい合う。第2壁131Bは、第2方向および第3方向に延びる。第2壁131Bは、第1方向における現像ローラ132(図2参照)の他端部を支持する。第1壁131Aが第1方向における現像ローラ132の一端部を支持し、第2壁131Bが第1方向における現像ローラ132の他端部を支持することにより、現像ローラ132は、現像筐体131に支持される。第2壁131Bは、第1方向における搬送部材134のシャフト1341の他端部を支持する。第1壁131Aが第1方向におけるシャフト1341の一端部を支持し、第2壁131Bが第1方向におけるシャフト1341の他端部を支持することにより、現像筐体131は、搬送部材134を支持する。第2壁131Bは、第1方向における搬送部材135のシャフト1351の他端部を支持する。第1壁131Aが第1方向におけるシャフト1351の一端部を支持し、第2壁131Bが第1方向におけるシャフト1351の他端部を支持することにより、現像筐体131は、搬送部材135を支持する。
第3壁131Cは、第3方向における現像筐体131の一端部に位置する。第3壁131Cは、第1方向において、第1壁131Aと第2壁131Bとの間に位置する。第3壁131Cは、第1方向および第2方向に延びる。第1方向における第3壁131Cの一端部は、第1壁131Aと接続される。本実施形態では、第1方向における第3壁131Cの一端部は、第3方向における第1壁131Aの一端部と接続される。第1方向における第3壁131Cの他端部は、第2壁131Bと接続される。本実施形態では、第1方向における第3壁131Cの他端部は、第3方向における第2壁131Bの一端部と接続される。
第4壁131Dは、第3方向における現像筐体131の他端部に位置する。第4壁131Dは、第3方向において、第3壁131Cから離れて位置する。第4壁131Dは、第1方向において、第1壁131Aと第2壁131Bとの間に位置する。第4壁131Dは、第1方向および第2方向に延びる。第1方向における第4壁131Dの一端部は、第1壁131Aと接続される。本実施形態では、第1方向における第4壁131Dの一端部は、第3方向における第1壁131Aの他端部と接続される。第1方向における第4壁131Dの他端部は、第2壁131Bと接続される。本実施形態では、第1方向における第4壁131Dの他端部は、第3方向における第2壁131Bの他端部と接続される。
2.3.1.2 受入口1311
図1に示すように、受入口1311は、第2方向において、現像ローラ132から離れて位置する。
図8に示すように、受入口1311の縁1311Eは、第2方向における第1壁131Aの他端部と、第2方向における第2壁131Bの他端部と、第2方向における第3壁131Cの他端部と、第2方向における第4壁131Dの他端部とから構成される。すなわち、受入口1311は、第1方向において、第1壁131Aと第2壁131Bとの間の全部にわたって開口し、かつ、第3方向において、第3壁131Cと第4壁131Dとの間の全部にわたって開口している。
支持フレーム152のリブ160(図5参照)は、受入口1311内に嵌まる。これにより、支持フレーム152に対する受入口1311の位置がずれることが、抑制される。
通過口159Aおよび第2通過口159B,159C(図5参照)の全部は、第1方向および第3方向において、受入口1311内に位置する。つまり、受入口1311は、通過口159Aよりも大きい。受入口1311は、支持フレーム152の通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cの全部と通じる。受入口1311は、トナーカートリッジ2(図10参照)が支持フレーム152に支持された状態で、支持フレーム152の通過口159Aを通ったトナーを受入可能である。
2.3.2 搬送部材134,135
搬送部材134は、現像筐体131内に位置する。搬送部材134は、第3方向において、供給ローラ133から離れて位置する。搬送部材134は、現像筐体131内のトナーを第1方向に搬送する。搬送部材134は、軸A4(図1参照)について回転可能である。軸A4は、第1方向に延びる。図8に示すように、搬送部材134は、シャフト1341と、羽根1342とを有する。本実施形態では、搬送部材134は、オーガスクリューである。
シャフト1341は、軸A4(図1参照)に沿って第1方向に延びる。羽根1342は、シャフト1341とともに回転可能である。羽根1342は、現像筐体131内において、第1壁131Aから第2壁131Bにわたって第1方向に延びる。本実施形態では、羽根1342は、シャフト1341上で螺旋形状を有する。羽根1342の全部は、第1方向において、受入口1311内に位置する。羽根1342の全部は、受入口1311を介して、支持フレーム152(図1参照)に面している。
搬送部材134は、現像筐体131内のトナーを、第1方向において、通過口159A(図5参照)から第2通過口159B,159C(図5参照)に向けて搬送可能である。詳しくは、搬送部材134は、第1搬送部134Aと、第2搬送部134Bとを有する。
第1搬送部134Aは、第1方向において、搬送部材134の中央部から現像筐体131の第1壁131Aまで延びる。第1搬送部134Aは、現像筐体131内のトナーを、第1方向において、通過口159A(図5参照)から第2通過口159B(図5参照)に向けて搬送可能である。
第2搬送部134Bは、第1方向において、搬送部材134の中央部から現像筐体131の第2壁131Bまで延びる。第2搬送部134Bは、現像筐体131内のトナーを、第1方向において、通過口159A(図5参照)から第2通過口159C(図5参照)に向けて搬送可能である。
搬送部材135は、現像筐体131内に位置する。搬送部材135は、第3方向において、搬送部材134と供給ローラ133との間に位置する。搬送部材135は、現像筐体131内のトナーを第1方向に搬送する。搬送部材135は、軸A5(図1参照)について回転可能である。軸A5は、第1方向に延びる。搬送部材135は、シャフト1351と、羽根1352とを有する。本実施形態では、搬送部材135は、オーガスクリューである。
シャフト1351は、軸A5(図1参照)に沿って第1方向に延びる。羽根1352は、シャフト1351とともに回転可能である。羽根1352は、現像筐体131内において、第1壁131Aから第2壁131Bにわたって第1方向に延びる。本実施形態では、羽根1352は、シャフト1351上で螺旋形状を有する。羽根1352の全部は、第1方向において、受入口1311内に位置する。羽根1352の全部は、受入口1311を介して、支持フレーム152(図1参照)に面している。
搬送部材135は、現像筐体131内のトナーを、第1方向において、通過口159A(図5参照)から第2通過口159B,159C(図5参照)に向けて搬送可能である。詳しくは、搬送部材135は、第1搬送部135Aと、第2搬送部135Bとを有する。
第1搬送部135Aは、第1方向において、搬送部材135の中央部から現像筐体131の第1壁131Aまで延びる。第1搬送部135Aは、現像筐体131内のトナーを、第1方向において、通過口159A(図5参照)から第2通過口159B(図5参照)に向けて搬送可能である。
第2搬送部135Bは、第1方向において、搬送部材135の中央部から現像筐体131の第2壁131Bまで延びる。第2搬送部135Bは、現像筐体131内のトナーを、第1方向において、通過口159A(図5参照)から第2通過口159C(図5参照)に向けて搬送可能である。
2.3.3 突起136A,137A
図3に示すように、突起136Aは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11と離れて位置する。図2に示すように、突起136Aは、第1方向における現像筐体131の一端面に位置する。突起136Aは、供給ローラ133(図1参照)のシャフトの一端部である。突起136Aは、第1方向における現像筐体131の一端面から延びる。突起136Aは、第1方向における現像筐体131の一端面に取り付けられていてもよい。突起136Aは、円柱形状を有する。突起136Aは、第1方向に延びる。突起136Aは、第1フレーム151Aの貫通穴153Aに嵌まる。
図3に示すように、突起137Aは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11と突起136Aとの間に位置する。図2に示すように、突起137Aは、現像ローラ132のシャフトの一端部である。突起137Aは、第1方向における現像筐体131の一端面から延びていてもよい。突起137Aは、第1方向における現像筐体131の一端面に取り付けられていてもよい。突起137Aは、円柱形状を有する。突起137Aは、第1方向に延びる。突起137Aは、第1フレーム151Aの貫通穴154Aに嵌まる。
2.3.4 突起136B,137B
図4に示すように、突起136Bは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11と離れて位置する。図2に示すように、突起136Bは、第1方向における現像筐体131の他端面に位置する。突起136Bは、供給ローラ133(図1参照)のシャフトの他端部である。突起136Bは、第1方向における現像筐体131の他端面から延びる。突起136Bは、第1方向における現像筐体131の他端面に取り付けられていてもよい。突起136Bは、円柱形状を有する。突起136Bは、第1方向に延びる。突起136Bは、第2フレーム151Bの貫通穴153Bに嵌まる。
図4に示すように、突起137Bは、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11と突起136Bとの間に位置する。図2に示すように、突起137Bは、現像ローラ132のシャフトの他端部である。突起137Bは、第1方向における現像筐体131の他端面から延びていてもよい。突起137Bは、第1方向における現像筐体131の他端面に取り付けられていてもよい。突起137Bは、円柱形状を有する。突起137Bは、第1方向に延びる。突起137Bは、第2フレーム151Bの貫通穴154Bに嵌まる。
突起136Aが貫通穴153Aに嵌まり、突起137Aが貫通穴154Aに嵌まり、突起136Bが貫通穴153Bに嵌まり、突起137Bが貫通穴154Bに嵌まることにより、現像ユニット13は、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11に対して移動可能である。言い換えると、現像筐体131は、ドラム軸A1と現像軸A2とを結ぶ方向において、感光ドラム11に対して移動可能である。
2.4 シール部材18
図1に示すように、シール部材18は、第2方向において、現像ユニット13と、ドラムフレーム15の支持フレーム152との間に位置する。図9に示すように、シール部材18は、支持フレーム152のリブ160を囲む。シール部材18は、支持フレーム152における通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cを囲む。シール部材18は、通過口159Aから離れて通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cの周りに位置する。リブ160は、シール部材18と通過口159Aとの間に位置する。シール部材18は、枠形状を有する。詳しくは、シール部材18は、第1シール部181と、第2シール部182と、第3シール部183と、第4シール部184とを有する。
第1シール部181は、第1方向におけるシール部材18の一端部に位置する。第1シール部181は、第1方向において、リブ160の第1リブ161に対して通過口159Aおよび第2通過口159Bの反対側に位置する。第1シール部181は、第3方向に延びる。
第2シール部182は、第1方向におけるシール部材18の他端部に位置する。第2シール部182は、第1方向において、リブ160の第2リブ162に対して通過口159Aおよび第2通過口159Cの反対側に位置する。第2シール部182は、第3方向に延びる。
図5に示すように、第3シール部183は、第3方向におけるシール部材18の一端部に位置する。第3シール部183は、第3方向において、リブ160の第3リブ163に対して通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cの反対側に位置する。第3シール部183は、第1方向において、第1シール部181と第2シール部182との間に位置する。第3シール部183は、第1方向に延びる。第1方向における第3シール部183の一端部は、第3方向における第1シール部181の一端部と接続される。第1方向における第3シール部183の他端部は、第3方向における第2シール部182の一端部と接続される。
第4シール部184は、第3方向におけるシール部材18の他端部に位置する。第4シール部184は、第3方向において、第3シール部183から離れて位置する。図9に示すように、第4シール部184は、第3方向において、リブ160の第4リブ164に対して通過口159Aおよび第2通過口159B,159Cの反対側に位置する。第4シール部184は、第1方向において、第1シール部181と第2シール部182との間に位置する。第4シール部184は、第1方向に延びる。第1方向における第4シール部184の一端部は、第3方向における第1シール部181の他端部と接続される。第1方向における第4シール部184の他端部は、第3方向における第2シール部182の他端部と接続される。
シール部材18は、支持フレーム152の仕切部1522と接触する。シール部材18は、現像筐体131の受入口1311の縁1311E(図8参照)とも接触する。詳しくは、シール部材18の第1シール部181は、第2方向における現像筐体131の第1壁131A(図8参照)の他端部と接触し、第2シール部182は、第2方向における第2壁131B(図8参照)の他端部と接触し、第3シール部183は、第2方向における第3壁131C(図8参照)の他端部と接触し、第4シール部184は、第2方向における第4壁131D(図8参照)の他端部と接触する。すなわち、図1に示すように、シール部材18は、受入口1311の縁1311Eと支持フレーム152とに接触する。これにより、シール部材18は、受入口1311の縁1311Eと支持フレーム152との間をシールする。
シール部材18は、感光ドラム11に対する現像筐体131の移動に応じて、弾性変形可能である。これにより、現像筐体131が感光ドラム11に対して移動するときに、現像筐体131と支持フレーム152との間からトナーが漏れることを抑制できる。シール部材18は、例えば、スポンジからなる。
3. トナーカートリッジ2
図10から図14を参照して、トナーカートリッジ2について説明する。以下のトナーカートリッジ2の説明において、第1方向、第2方向および第3方向は、それぞれ、「トナーカートリッジ2がプロセスカートリッジ1に装着され、プロセスカートリッジ1が画像形成装置100に装着され、画像形成装置100が水平面に置かれた状態で」の第1方向、第2方向および第3方向である。
図10に示すように、トナーカートリッジ2は、筐体21と、トナーシャッタ3と、ハンドル4とを備える。
3.1 筐体21
筐体21は、トナーを収容可能である。筐体21は、第1方向に延びる。筐体21は、筒形状を有する。筐体21は、周面S5を有する。周面S5は、第1方向に延びる。筐体21は、第1側板22Aと、第2側板22Bと、リブ23A(図11参照)と、リブ23Bと、2つの係合部24A,24Bとを有する。また、筐体21は、排出口212と、2つの戻りトナー受入口213A,213Bとを有する。
3.1.1 第1側板22Aおよび第2側板22B
第1側板22Aは、第1方向における筐体21の一端部に位置する。第1側板22Aは、第1方向と交差する方向に延びる。好ましくは、第1側板22Aは、第1方向と直交する方向に延びる。図11に示すように、第1側板22Aは、第2方向および第3方向に延びる。
図10に示すように、第2側板22Bは、第1方向における筐体21の他端部に位置する。第2側板22Bは、第1方向において、周面S5に対して、第1側板22Aの反対側に位置する。第2側板22Bは、第1方向において、第1側板22Aから離れて位置する。第2側板22Bは、第1方向と交差する方向に延びる。好ましくは、第2側板22Bは、第1方向と直交する方向に延びる。図12に示すように、第2側板22Bは、第2方向および第3方向に延びる。
3.1.2 排出口212
排出口212は、筐体21内のトナーを排出可能である。排出口212は、第1方向において、筐体21の中央部に位置する。排出口212は、筐体21の周面S5に位置する。排出口212は、第2方向において、筐体21の一端部に位置する。
3.1.3 戻りトナー受入口213A,213B
戻りトナー受入口213Aは、トナーカートリッジ2がプロセスカートリッジ1に装着された状態で、プロセスカートリッジ1の第2通過口159B(図9参照)を通って現像筐体131(図8参照)からトナーカートリッジ2に戻る戻りトナーを、受け入れ可能である。戻りトナー受入口213Aは、第1方向において、排出口212から離れて位置する。戻りトナー受入口213Aは、第1方向において、第1側板22Aと排出口212との間に位置する。戻りトナー受入口213Aは、第2方向において、筐体21の一端部に位置する。戻りトナー受入口213Aは、筐体21の周面S5に位置する。
戻りトナー受入口213Bは、トナーカートリッジ2がプロセスカートリッジ1に装着された状態で、プロセスカートリッジ1の第2通過口159C(図9参照)を通って現像筐体131(図8参照)からトナーカートリッジ2に戻る戻りトナーを受け入れ可能である。戻りトナー受入口213Bは、第1方向において、排出口212に対して、戻りトナー受入口213Aの反対側に位置する。戻りトナー受入口213Bは、第1方向において、排出口212から離れて位置する。戻りトナー受入口213Bは、第1方向において、第2側板22Bと排出口212との間に位置する。戻りトナー受入口213Aは、第2方向において、筐体21の一端部に位置する。戻りトナー受入口213Aは、筐体21の周面S5に位置する。
3.1.4 リブ23A,23B
リブ23A(図11参照)は、第1方向において、第1側板22Aに対して、第2側板22Bの反対側に位置する。リブ23Aは、第1側板22Aから第1方向に突出する。図11に示すように、リブ23Aは、第4方向に延びる。第4方向は、第1方向、第2方向および第3方向と交差する。第4方向は、好ましくは、第1方向と直交し、第2方向および第3方向と交差する。リブ23Aは、第4方向において、ハンドル4と排出口212(図10参照)との間に位置する。
図10に示すように、リブ23Bは、第1方向において、第2側板22Bに対して、第1側板22Aの反対側に位置する。リブ23Bは、第2側板22Bから第1方向に突出する。図12に示すように、リブ23Bは、第4方向に延びる。リブ23Bは、第4方向において、ハンドル4と排出口212(図10参照)との間に位置する。
3.1.5 係合部24A,24B
図10に示すように、係合部24Aは、第1方向におけるトナーカートリッジ2の一端部に位置する。係合部24Aは、第1方向において、戻りトナー受入口213Aに対して排出口212の反対側に位置する。図11に示すように、係合部24Aは、第2方向において、トナーカートリッジ2の一端部に位置する。係合部24Aは、突起である。係合部24Aは、第2方向において、第1側板22Aの一端部から突出する。係合部24Aは、第4方向に延びる。係合部24Aは、第4方向において、リブ23Aと間隔をあけて並ぶ。
図10に示すように、係合部24Bは、第1方向におけるトナーカートリッジ2の他端部に位置する。係合部24Bは、第1方向において、戻りトナー受入口213Bに対して排出口212の反対側に位置する。係合部24Bは、第1方向において、排出口212に対して係合部24Aの反対側に位置する。図12に示すように、係合部24Bは、第2方向において、トナーカートリッジ2の一端部に位置する。係合部24Bは、突起である。係合部24Bは、第2方向において、第2側板22Bの一端部から突出する。係合部24Bは、第4方向に延びる。係合部24Bは、第4方向において、リブ23Bと間隔をあけて並ぶ。
3.2 トナーシャッタ3
図13および図14に示すように、トナーシャッタ3は、排出口212を開閉可能である。トナーシャッタ3は、閉位置(図13参照)と開位置(図14参照)との間を移動可能である。トナーシャッタ3は、閉位置と開位置との間を軸A6について回動可能である。軸A6は、第1方向に延びる。軸A6は、第4方向において、排出口212とハンドル4との間に位置する。図13に示すように、トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ3は、排出口212を閉じる。図14に示すように、トナーシャッタ3が開位置に位置した状態で、排出口212は、開く。
詳しくは、図10に示すように、トナーシャッタ3は、第1方向に延びる。トナーシャッタ3は、シャッタ本体31と、シャッタ側板32A(図11参照)と、シャッタ側板32B(図12参照)と、突起33A(図11参照)と、突起33B(図12参照)とを有する。
3.2.1 シャッタ本体31
図10に示すように、シャッタ本体31は、第1方向に延びる。シャッタ本体31は、筐体21の周面S5に沿う。シャッタ本体31は、円弧形状を有する。シャッタ本体31は、シャッタ開口311と、2つのシャッタ開口312A,312Bとを有する。
シャッタ開口311は、第1方向において、シャッタ本体31の中央部に位置する。図13に示すように、トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、シャッタ開口311は、排出口212から離れて位置する。これにより、トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ3は、排出口212を閉じる。一方、図14に示すように、トナーシャッタ3が開位置に位置した状態で、シャッタ開口311の少なくとも一部は、排出口212と通じる。これにより、トナーシャッタ3が開位置に位置した状態で、排出口212は、開く。
シャッタ開口312Aは、第1方向において、シャッタ開口311とシャッタ側板32A(図11参照)との間に位置する。シャッタ開口312Aは、第1方向において、シャッタ開口311から離れて位置する。トナーシャッタ3が閉位置(図13参照)に位置した状態で、シャッタ開口312Aは、戻りトナー受入口213Aから離れて位置する。これにより、トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ3は、戻りトナー受入口213Aを閉じる。一方、トナーシャッタ3が開位置(図14参照)に位置した状態で、シャッタ開口312Aの少なくとも一部は、戻りトナー受入口213Aと通じる。これにより、トナーシャッタ3が開位置に位置した状態で、戻りトナー受入口213Aは、開く。
シャッタ開口312Bは、第1方向において、シャッタ開口311とシャッタ側板32Bとの間に位置する。シャッタ開口312Bは、第1方向において、シャッタ開口311から離れて位置する。シャッタ開口312Bは、第1方向において、シャッタ開口311に対してシャッタ開口312Aの反対側に位置する。トナーシャッタ3が閉位置(図13参照)に位置した状態で、シャッタ開口312Bは、戻りトナー受入口213Bから離れて位置する。これにより、トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ3は、戻りトナー受入口213Bを閉じる。一方、トナーシャッタ3が開位置(図14参照)に位置した状態で、シャッタ開口312Bの少なくとも一部は、戻りトナー受入口213Bと通じる。これにより、トナーシャッタ3が開位置に位置した状態で、戻りトナー受入口213Bは、開く。
3.2.2 シャッタ側板32A,32B
シャッタ側板32A(図11参照)は、第1方向におけるトナーシャッタ3(図10参照)の一端部に位置する。図11に示すように、シャッタ側板32Aは、第1方向におけるシャッタ本体31の一端部から延びる。シャッタ側板32Aは、第1方向と交差する方向に延びる。好ましくは、シャッタ側板32Aは、第1方向と直交する方向に延びる。シャッタ側板32Aは、第1側板22Aに支持される。
図10に示すように、シャッタ側板32Bは、第1方向におけるトナーシャッタ3の他端部に位置する。シャッタ側板32Bは、第1方向におけるシャッタ本体31の他端部から延びる。シャッタ側板32Bは、第1方向と交差する方向に延びる。好ましくは、シャッタ側板32Bは、第1方向と直交する方向に延びる。シャッタ側板32Bは、第2側板22Bに支持される。
シャッタ側板32Aが第1側板22Aに支持され、シャッタ側板32Bが第2側板22Bに支持されることにより、トナーシャッタ3は、筐体21に支持される。
3.2.3 突起33A,33B
突起33A(図11参照)は、第1方向において、シャッタ側板32Aに対して、シャッタ側板32Bの反対側に位置する。突起33Aは、第1方向に延びる。突起33Aは、シャッタ側板32Aから延びる。突起33Aは、円柱形状を有する。図11に示すように、トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、突起33Aは、第4方向において、リブ23Aと並ぶ。トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、突起33Aは、第4方向において、リブ23Aと係合部24Aとの間に位置する。
図10に示すように、突起33Bは、第1方向において、シャッタ側板32Bに対して、シャッタ側板32Aの反対側に位置する。突起33Bは、第1方向に延びる。突起33Bは、シャッタ側板32Bから延びる。突起33Bは、円柱形状を有する。図12に示すように、トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、突起33Bは、第4方向において、リブ23Bと並ぶ。トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、突起33Bは、第4方向において、リブ23Bと係合部24Bとの間に位置する。
3.3 ハンドル4
図10に示すように、ハンドル4は、第2方向において、トナーカートリッジ2の他端部に位置する。ハンドル4は、グリップ41と、2つのアーム42A,42Bとを有する。
グリップ41は、第1方向において、アーム42Aとアーム42Bとの間に位置する。グリップ41は、筐体21の周面S5から離れて位置する。グリップ41は、第1方向に延びる。グリップ41は、円筒形状を有する。
アーム42Aは、第1側板22Aから延びる。アーム42Aは、第1側板22Aに取り付けられていてもよい。アーム42Aは、第1方向におけるグリップ41の一端部を支持する。
アーム42Bは、第2側板22Bから延びる。アーム42Bは、第1方向におけるグリップ41の他端部を支持する。
3.4 プロセスカートリッジ1に対するトナーカートリッジ2の着脱作業
プロセスカートリッジ1に対するトナーカートリッジ2を装着するには、作業者は、図15に示すように、トナーシャッタ3が閉位置に位置した状態で、プロセスカートリッジ1の支持フレーム152に、トナーカートリッジ2を挿入する。
すると、トナーカートリッジ2のリブ23A(図11参照)は、プロセスカートリッジ1のガイド部155A(図9参照)に嵌まる。トナーカートリッジ2のリブ23B(図10参照)は、プロセスカートリッジ1のガイド部155B(図9参照)に嵌まる。
また、トナーカートリッジ2の突起33A(図11参照)は、プロセスカートリッジ1のストッパ157A(図9参照)に嵌まる。トナーカートリッジ2の突起33B(図10参照)は、プロセスカートリッジ1のストッパ157B(図9参照)に嵌まる。突起33Aがストッパ157Aに嵌まり、突起33Bがストッパ157Bに嵌まることにより、トナーシャッタ3は、プロセスカートリッジ1に対して固定される。
また、トナーカートリッジ2の係合部24A(図10参照)は、シャッタ16の係合穴16D(図2参照)に嵌まる。トナーカートリッジ2の係合部24B(図10参照)は、シャッタ16の係合穴16E(図2参照)に嵌まる。係合部24Aが係合穴16Dに嵌まり、係合部24Bが係合穴16Eに嵌まることにより、シャッタ16は、トナーカートリッジ2の筐体21とともに移動可能になる。
次に、図15および図16に示すように、作業者は、トナーカートリッジ2の筐体21を、軸A6について回動させる。
すると、トナーシャッタ3がプロセスカートリッジ1に対して固定された状態で筐体21が回動することにより、トナーシャッタ3は、筐体21に対して、閉位置から開位置へ移動する。また、シャッタ16が筐体21とともに移動することにより、シャッタ16は、支持フレーム152に対して、閉位置から開位置へ移動する。
そして、図16に示すように、プロセスカートリッジ1に対するトナーカートリッジ2を装着が完了すると、トナーシャッタ3が開位置に位置し、シャッタ16が開位置に位置する。
また、トナーカートリッジ2のリブ23A(図11参照)は、プロセスカートリッジ1のロック部156A(図9参照)に嵌まる。トナーカートリッジ2のリブ23B(図10参照)は、プロセスカートリッジ1のロック部156B(図9参照)に嵌まる。リブ23Aがロック部156Aに嵌まり、リブ23Bがロック部156Bに嵌まることにより、トナーカートリッジ2は、プロセスカートリッジ1に対してロックされる。
なお、プロセスカートリッジ1からトナーカートリッジ2を取り外すには、作業者は、まず、図16および図15に示すように、トナーカートリッジ2をプロセスカートリッジ1に装着する場合とは反対の方向に、トナーカートリッジ2の筐体21を回動させる。
すると、トナーシャッタ3がプロセスカートリッジ1に対して固定された状態で筐体21が回動することにより、トナーシャッタ3は、筐体21に対して、開位置から閉位置へ移動する。また、シャッタ16が筐体21とともに移動することにより、シャッタ16は、支持フレーム152に対して、開位置から閉位置へ移動する。
そして、図15に示すように、トナーシャッタ3が閉位置に位置し、シャッタ16が閉位置に位置した状態で、リブ23A(図11参照)がロック部156A(図9参照)から外れ、リブ23B(図10参照)がロック部156B(図9参照)から外れる。これにより、プロセスカートリッジ1に対するトナーカートリッジ2のロックが、解除される。
その後、作業者は、プロセスカートリッジ1の支持フレーム152からトナーカートリッジ2を取り外す。
4.画像形成装置
次に、図17および図18を参照して、画像形成装置100について説明する。
画像形成装置100は、本体筐体101と、カバー102と、シート収容部103と、上記したプロセスカートリッジ1と、上記したトナーカートリッジ2と、露光装置104と、定着装置105とを備える。
4.1 本体筐体101
本体筐体101は、シート収容部103と、プロセスカートリッジ1と、トナーカートリッジ2と、露光装置104と、定着装置105とを収容する。本体筐体101は、開口101A(図18参照)を有する。
4.2 カバー102
カバー102は、カバー閉位置(図17参照)とカバー開位置(図18参照)との間を移動可能である。図17に示すように、カバー102がカバー閉位置に位置した状態で、カバー102は、開口101Aを閉じる。図18に示すように、カバー102がカバー開位置に位置した状態で、開口101Aは、開く。カバー102がカバー開位置に位置した状態で、プロセスカートリッジ1は、開口101Aを通って、画像形成装置100に対して着脱可能である。
4.3 シート収容部103
図17に示すように、シート収容部103は、シートSを収容可能である。シート収容部103内のシートSは、転写ローラ14に向かって搬送される。シート収容部103からのシートSは、転写ローラ14と感光ドラム11との間を通る。このとき、感光ドラム11上のトナーは、転写ローラ14によって、シートSに転写される。
4.4 露光装置104
露光装置104は、感光ドラム11を露光可能である。詳しくは、プロセスカートリッジ1が画像形成装置100に装着された状態で、露光装置104は、帯電器12によって帯電された感光ドラム11の表面を露光可能である。現像ローラ132は、露光された感光ドラム11の表面にトナーを供給する。本実施形態では、露光装置104は、レーザースキャンユニットである。露光装置104は、LEDヘッドでもよい。
4.5 定着装置105
定着装置105は、第2方向において、カバー102から離れて位置する。定着装置105は、シートSに転写されたトナーをシートSに定着させる。本実施形態では、定着装置105は、トナーが転写されたシートSを加熱および加圧することにより、トナーをシートSに定着させる。定着装置105を通過したシートSは、本体筐体101の上面に排出される。
5. 作用効果
(1)プロセスカートリッジ1においては、図7に示すように、受入口1311は、通過口159Aよりも大きい。そして、受入口1311の縁1311Eと支持フレーム152との間をシールするシール部材18が、支持フレーム152の通過口159Aから離れて通過口159Aの周りに位置する。
そのため、トナーカートリッジ2(図10参照)が支持フレーム152に支持された状態で、トナーカートリッジ2から通過口159Aを通って現像筐体131内に供給されるトナーについて、シール部材18への接触を低減できる。
これにより、トナーカートリッジ2(図10参照)から現像筐体131に向かうトナーの流れがシール部材18によって妨げられることを、抑制できる。
その結果、受入口1311の縁1311Eと支持フレーム152との間からのトナー漏れを抑制しつつ、トナーカートリッジ2から現像筐体131にトナーを安定供給できる。
(2)プロセスカートリッジ1よれば、図8に示すように、受入口1311の縁1311Eは、第2方向における第1壁131Aの他端部と、第2方向における第2壁131Bの他端部と、第2方向における第3壁131Cの他端部と、第2方向における第4壁131Dの他端部とから構成される。
このような構成によれば、第1方向において現像筐体131の一端部から他端部にわたり、かつ、第3方向において現像筐体131の一端部から他端部にわたる大きさの受入口1311で、通過口159Aを通ったトナーを受け入れることができる。
(3)プロセスカートリッジ1よれば、搬送部材134は、現像筐体131内のトナーを第1方向に搬送する。搬送部材134の羽根1342は、現像筐体131内において、第1壁131Aから第2壁131Bにわたって第1方向に延びる。羽根1342の全部は、第1方向において、受入口1311内に位置する。
このような構成によれば、第1方向において搬送部材134の羽根の全部にわたる大きさの受入口1311で、通過口159A(図7参照)を通ったトナーを受け入れることができる。
(4)プロセスカートリッジ1によれば、羽根1342の全部は、受入口1311を介して、支持フレーム152(図1参照)に面している。
このような構成によれば、羽根1342と支持フレーム152(図1参照)との間に、現像筐体131の壁がない。そのため、トナーカートリッジ2(図10参照)から通過口159A(図7参照)を通って現像筐体131内に供給されるトナーが現像筐体131内に入る前に現像筐体131の壁に接触することを低減できる。
(5)プロセスカートリッジ1によれば、図5に示すように、支持フレーム152は、第2通過口159Bを有する。トナーカートリッジ2(図10参照)が支持フレーム152に支持された状態で現像筐体131からのトナーが、第2通過口159Bを通過可能である。通過口159Aおよび第2通過口159Bは、第1方向において、受入口1311(図8参照)内に位置する。
このような構成によれば、現像筐体131(図8参照)内のトナーを、第2通過口159B(図5参照)を通してトナーカートリッジ2(図10参照)に戻すことができる。これにより、現像筐体131(図8参照)とトナーカートリッジ2(図10参照)との間でトナーを循環させることができる。その結果、現像筐体131(図8参照)内でのトナーの滞留を抑制できる。
(6)プロセスカートリッジ1によれば、図5に示すように、支持フレーム152は、リブ160を有する。リブ160は、支持フレーム152の通過口159Aから離れて通過口159Aの周りに位置する。リブ160は、図6に示すように、現像筐体131の受入口1311内に嵌まる。
このような構成によれば、支持フレーム152に対する現像筐体131の受入口1311の位置がずれることを、抑制できる。
(7)プロセスカートリッジ1によれば、図9に示すように、リブ160は、シール部材18と通過口159Aとの間に位置する。
このような構成によれば、トナーカートリッジ2(図10参照)から通過口159Aを通って現像筐体131(図8参照)内に供給されるトナーがシール部材18に接触することを、リブ160によって抑制できる。
1 プロセスカートリッジ
2 トナーカートリッジ
11 感光ドラム
15 ドラムフレーム
16 シャッタ
18 シール部材
131 現像筐体
131A 第1壁
131B 第2壁
131C 第3壁
131D 第4壁
1311 受入口
1311E 縁
132 現像ローラ
134 搬送部材
1341 シャフト
1342 羽根
151A 第1フレーム
151B 第1フレーム
152 支持フレーム
159A 通過口
159B 第2通過口
160 リブ
A1 ドラム軸

Claims (10)

  1. トナーカートリッジが着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    第1方向に延びるドラム軸について回転可能な感光ドラムと、
    ドラムフレームであって、
    前記第1方向における前記感光ドラムの一端部を支持する第1フレームと、
    前記第1方向における前記感光ドラムの他端部を支持する第2フレームと、
    前記トナーカートリッジを支持可能であり、前記感光ドラムに対して移動しない支持フレームであって、前記トナーカートリッジが前記支持フレームに支持された状態で前記トナーカートリッジからのトナーが通過可能な通過口を有する支持フレームと、
    を有するドラムフレームと、
    現像ローラと、
    前記通過口を通ったトナーを受入可能な受入口であって、前記通過口よりも大きい受入口を有し、前記現像ローラを支持し、前記感光ドラムに対して移動可能な現像筐体と、
    前記通過口から離れて前記通過口の周りに位置し、前記受入口の縁と前記支持フレームとに接触し、前記受入口の縁と前記支持フレームとの間をシールするシール部材と、
    を備える、プロセスカートリッジ。
  2. 前記現像ローラは、前記第1方向と交差する第2方向において、前記現像筐体の一端部に支持され、
    前記現像筐体は、
    前記第1方向における前記現像筐体の一端部に位置し、前記第1方向および前記第2方向の両方と交差する第3方向と前記第2方向とに延びる第1壁と、
    前記第1方向における前記現像筐体の他端部に位置し、前記第2方向および前記第3方向に延びる第2壁と、
    前記第3方向における前記現像筐体の一端部に位置し、前記第1方向および前記第2方向に延びる第3壁と、
    前記第3方向における前記現像筐体の他端部に位置し、前記第1方向および前記第2方向に延びる第4壁と、を有し、
    前記受入口の縁は、前記第2方向における前記第1壁の他端部と、前記第2方向における前記第2壁の他端部と、前記第2方向における前記第3壁の他端部と、前記第2方向における前記第4壁の他端部とから構成される、請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記現像筐体内のトナーを前記第1方向に搬送するための搬送部材であって、前記第1方向に延びるシャフトと、前記シャフトとともに回転可能な羽根と、を有する搬送部材を、さらに備え、
    前記羽根は、前記現像筐体内において、前記第1壁から前記第2壁にわたって第1方向に延び、
    前記羽根の全部は、前記第1方向において、前記受入口内に位置する、請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記羽根の全部は、前記受入口を介して、前記支持フレームに面する、請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記第1壁は、前記第1方向における前記シャフトの一端部を支持し、
    前記第2壁は、前記第1方向における前記シャフトの他端部を支持する、請求項3または請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記支持フレームは、
    前記第1方向において前記通過口から離れて位置し、前記トナーカートリッジが前記支持フレームに支持された状態で前記現像筐体からのトナーが通過可能な第2通過口を、さらに有し、
    前記通過口および前記第2通過口は、前記第1方向において、前記受入口内に位置する、請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記現像筐体内のトナーを前記第1方向に搬送するための搬送部材を、さらに備え、
    前記搬送部材は、前記通過口から前記第2通過口に向けてトナーを搬送可能である、請求項6に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 前記通過口を開閉可能なシャッタを、さらに備える、請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 前記支持フレームは、前記通過口から離れて前記通過口の周りに位置するリブを有し、
    前記リブは、前記受入口内に嵌まる、請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  10. 前記リブは、前記シール部材と前記通過口との間に位置する、請求項9に記載のプロセスカートリッジ。
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