JP2021071251A - 制御装置、空調システム、空調制御方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、空調システム、空調制御方法及びプログラム Download PDF

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睦 加藤
隆治 鯉渕
Takaharu Koibuchi
隆治 鯉渕
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Tomoyo Nanba
知世 難波
雅美 萩原
Masami Hagiwara
雅美 萩原
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Abstract

【課題】脱衣室と浴室の両方においてヒートショックを抑制する。【解決手段】クラウドサーバ7は、ユーザの湯張り操作に関する操作情報を取得する操作情報取得部700と、脱衣室の空気温度である第1空気温度と、浴室の空気温度である第2空気温度とを取得する温度取得部701と、湯張り操作が行われると、湯張り完了までに第1空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された脱衣室の目標空気温度である第1目標温度に到達するように脱衣室に設置された脱衣室暖房機を制御する脱衣室暖房機制御部703と、湯張り操作が行われると、湯張り完了までに第2空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された浴室の目標空気温度である第2目標温度に到達するように浴室に設置された浴室暖房機を制御する浴室暖房機制御部704とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置、空調システム、空調制御方法及びプログラムに関する。
急激な温度変化によって、血圧が急激に上昇、下降したり、脈拍が早くなったりする現象(いわゆる、ヒートショック)が知られている。ヒートショックは、温度変化の大きい冬場の浴室で発生する危険性が高い。
例えば、特許文献1には、浴室と開閉扉を隔てて連なる他の室内空間(例えば、脱衣場)の雰囲気温度又は浴室暖房前の浴室内の雰囲気温度と、浴湯の温度との中間値を目標雰囲気温度に設定して、浴室暖房機の動作制御を実行することで、ヒートショックの発生を回避する技術が開示されている。
特許第6149491号公報
ところで、ヒートショックは浴室のみならず、入浴前の脱衣室でも発生する危険性は高いといえる。しかしながら、脱衣室と浴室の両方においてヒートショックを抑制するための技術については、未だ有意な提案がなされていないのが実情である。
本発明は、上記実情を鑑みてなされたものであり、脱衣室と浴室の両方においてヒートショックを抑制することを可能にする制御装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、
ユーザの湯張り操作に関する操作情報を取得する操作情報取得手段と、
脱衣室の空気温度である第1空気温度と、浴室の空気温度である第2空気温度とを取得する温度取得手段と、
湯張り操作が行われると、湯張り完了までに前記第1空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された前記脱衣室の目標空気温度である第1目標温度に到達するように前記脱衣室に設置された第1空調機を制御する第1空調機制御手段と、
湯張り操作が行われると、湯張り完了までに前記第2空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された前記浴室の目標空気温度である第2目標温度に到達するように前記浴室に設置された第2空調機を制御する第2空調機制御手段と、を備える、制御装置。
本発明によれば、脱衣室と浴室の両方においてヒートショックを抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る空調システムの全体構成を示す図 実施の形態1のクラウドサーバのハードウェア構成を示すブロック図 実施の形態1のクラウドサーバの機能構成を示す図 実施の形態1のクラウドサーバが実行する空調制御処理の手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る空調システムの全体構成を示す図 実施の形態2のクラウドサーバの機能構成を示す図 本発明の実施の形態3に係る空調システムの全体構成を示す図 実施の形態3のクラウドサーバの機能構成を示す図 本発明の実施の形態4に係る空調システムの全体構成を示す図 実施の形態4のクラウドサーバの機能構成を示す図 実施の形態4において、のぼせ対策時の空調を示す概念図 本発明の実施の形態5に係る空調システムの全体構成を示す図 実施の形態5のクラウドサーバの機能構成を示す図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る空調システム1の全体構成を示す図である。空調システム1は、住宅Hにおける脱衣室及び浴室の空調を行うシステムであり、給湯リモコン2と、給湯機3と、脱衣室暖房機4と、浴室暖房機5と、ルータ6と、クラウドサーバ7と、気象サーバ8とを備える。
給湯リモコン2は、給湯機3の専用リモコンであり、例えば、台所と、浴室とに設置される。給湯リモコン2は、有線又はルータ6により構築される無線ネットワーク(以下、宅内ネットワークという。)を介して給湯機3と通信接続される。なお、給湯リモコン2は、外付けの通信アダプタを介して、この宅内ネットワークに接続されてもよい。ユーザは、給湯リモコン2を介して、わき上げ、浴槽への湯張り、追焚き等の運転の開始又は停止の指令を給湯機3に与えることができる。
給湯機3は、何れも図示しないが、ヒートポンプユニットとタンクユニットとを備える貯湯式の給湯機である。ヒートポンプユニットとタンクユニットとは、湯水が流れる水配管で接続されている。ヒートポンプユニットは、CO(二酸化炭素)又はHFC(ハイドロフルオロカーボン)を冷媒として用いたヒートポンプ式の熱源器である。ヒートポンプユニットは、周辺の空気を熱源として、タンクユニットが備える貯湯タンク内の低温水を高温水にわき上げる。
タンクユニットには、給湯機3を制御するコントローラ30が設置されている。コントローラ30は、上述した宅内ネットワークに接続する通信インタフェースを備える。なお、コントローラ30は、外付けの通信アダプタを介して、宅内ネットワークに接続されてもよいし、有線で接続される給湯リモコン2を介して、宅内ネットワークに接続されてもよい。
脱衣室暖房機4は、本発明に係る第1空調機の一例である。脱衣室暖房機4は、脱衣室の壁に掛けられる等の態様で設置され、脱衣室の暖房を行う。脱衣室暖房機4は、当該脱衣室暖房機4を統括的に制御するコントローラ40と、脱衣室の空気温度を計測する温度センサ41と、何れも図示しないが、電気ヒータと、ファンとを備える。コントローラ40は、上述した宅内ネットワークに接続する通信インタフェースを備える。なお、コントローラ40は、外付けの通信アダプタを介して、宅内ネットワークに接続されてもよい。
脱衣室暖房機4は、脱衣室の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を電気ヒータにより加熱して脱衣室に送出することで、脱衣室の空気温度を、ユーザにより設定された温度又は後述するクラウドサーバ7により指定された温度まで昇温する。
本実施の形態では、脱衣室暖房機4の仕様は、電源が200V、最大出力が2.3kW以上であり、例えば、冬場の脱衣室の室温を15分で5℃から21℃まで昇温することが可能である。また、脱衣室暖房機4は、暖房の強度を4段階、送風の強度を2段階で適宜調整することが可能である。
脱衣室暖房機4が吹き出す空気によって床下面まで温かくするための条件には、吹き出す空気の風量と、吹き出す空気の暖めに関係するヒータの表面積とが含まれる。一般に、人にとって最適な温風は、より暖かく、且つ、より気流感のない状態の温風であるが、小さい風量で暖かい空気を吹き出すと吹き出す空気の上昇気流に負けて床下面まで届かなくなり、一方、大きい風量で吹き出すと気流感が大きすぎて、ユーザに寒さ感を与えてしまう。本実施の形態では、より好適な温風で脱衣室の暖房を行うため、脱衣室暖房機4は、吹き出す空気の風量と脱衣室暖房機4が備えるヒータの表面積との比の値が600m/h/m〜830m/h/mの範囲(表1参照)になるように制御される。
Figure 2021071251
なお、図示はしないが、脱衣室には、脱衣室暖房機4の専用リモコンが設置されており、ユーザは、当該専用リモコンを操作して、暖房又は送風の開始/停止の指令を入力したり、設定温度(即ち、目標温度)又は暖房若しくは送風の強度を指定することができる。
浴室暖房機5は、本発明に係る第2空調機の一例である。浴室暖房機5は、浴室の天井に埋め込まれた態様で設置され、浴室の暖房を行う。浴室暖房機5は、当該浴室暖房機5を統括的に制御するコントローラ50と、浴室の空気温度を計測する温度センサ51と、何れも図示しないが、電気ヒータと、ファンとを備える。コントローラ50は、上述した宅内ネットワークに接続する通信インタフェースを備える。なお、コントローラ50は、外付けの通信アダプタを介して、宅内ネットワークに接続されてもよい。
浴室暖房機5は、浴室の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を電気ヒータにより加熱して浴室に送出することで、浴室の空気温度を、ユーザにより設定された温度又は後述するクラウドサーバ7により指定された温度まで昇温する。
本実施の形態では、浴室暖房機5の仕様は、電源が200V、最大出力が2.0kW以上であり、例えば、冬場の浴室の室温を15分で5℃から21℃まで昇温することが可能である。また、浴室暖房機5は、暖房の強度を2段階で適宜調整することが可能である。さらに、浴室暖房機5は、浴室の乾燥、換気を行う機能も有する。
本実施の形態では、より好適な温風で浴室の暖房を行うため、浴室暖房機5は、吹き出す空気の風量と浴室暖房機5が備えるヒータの表面積との比の値が600m/h/m〜830m/h/mの範囲(表2参照)になるように制御される。
Figure 2021071251
なお、図示はしないが、浴室入口には、浴室暖房機5の専用リモコンが設置されており、ユーザは、当該専用リモコンを操作して、暖房の開始/停止の指令を入力したり、設定温度(即ち、目標温度)又は暖房の強度を指定することができる。
ルータ6は、ブロードバンドルータであり、上述した宅内ネットワークを構築すると共に、インターネットに接続し、宅内ネットワークとインターネットとの中継を行う。
クラウドサーバ7は、本発明に係る制御装置の一例である。クラウドサーバ7は、給湯リモコン2、給湯機3、脱衣室暖房機4又は浴室暖房機5のメーカ又は販売会社によって設置され、運用されるサーバコンピュータであり、インターネットに接続される。クラウドサーバ7は、図2に示すように、通信インタフェース70と、CPU71と、ROM72と、RAM73と、二次記憶装置74とを備える。これらの構成部は、バス75を介して相互に接続される。
通信インタフェース70は、インターネットに接続して他の装置と通信するためのインタフェースである。CPU71は、クラウドサーバ7を統括的に制御する。ROM72は、複数のファームウェア及びこれらのファームウェアの実行時に使用されるデータを記憶する。RAM73は、CPU71の作業領域として使用される。
二次記憶装置74は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成される記憶装置である。二次記憶装置74には、住宅Hにおいて、ヒートショックを抑制するためのプログラム(以下、ヒートショック抑制プログラムという。)を含む各種のプログラムと、これらのプログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。クラウドサーバ7の機能の詳細については後述する。
気象サーバ8は、気象庁、気象事業者等によって設置され、運用されるサーバコンピュータであり、インターネットに接続され、気象情報を一般に利用可能に提供する。気象サーバ8は、クラウドサーバ7とインターネットを介して通信可能に接続され、インターネットを介してクラウドサーバ7に気象情報を配信する。気象情報には、住宅Hを含む地域における天気、気温、湿度、日射量、日照時間等の情報が含まれている。
続いて、クラウドサーバ7の機能について詳細に説明する。クラウドサーバ7は、機能的には、図3に示すように、操作情報取得部700と、温度取得部701と、気象情報取得部702と、脱衣室暖房機制御部703と、浴室暖房機制御部704と、暖房状況通知部705とを備える。これらの機能部は、CPU71が、二次記憶装置74に記憶される、前述したヒートショック抑制プログラムを実行することで実現される。
操作情報取得部700は、本発明に係る操作情報取得手段の一例である。操作情報取得部700は、ユーザの湯張り操作に関する操作情報を取得する。詳細には、給湯リモコン2は、ユーザにより湯張り開始の操作が行われると、当該操作を示す操作情報を給湯機3のコントローラ30に送信すると共に、クラウドサーバ7にも送信する。操作情報取得部700は、給湯リモコン2から送信された操作情報を受信することで取得する。
温度取得部701は、本発明に係る温度取得手段の一例である。温度取得部701は、脱衣室の空気温度と、浴室の空気温度とを取得する。詳細には、脱衣室暖房機4は、温度センサ41により計測された脱衣室の空気温度(以下、脱衣室温度という。)を示すデータ(以下、脱衣室温度データという。)を定期的(例えば、1分毎)にクラウドサーバ7に送信する。また、浴室暖房機5は、温度センサ51により計測された浴室の空気温度(以下、浴室温度という。)を示すデータ(以下、浴室温度データという。)を定期的(例えば、1分毎)にクラウドサーバ7に送信する。
温度取得部701は、脱衣室暖房機4及び浴室暖房機5のそれぞれから送信された脱衣室温度データ及び浴室温度データを受信することで、脱衣室温度及び浴室温度を取得する。脱衣室温度及び浴室温度は、それぞれ、本発明に係る第1空気温度及び第2空気温度の一例である。
気象情報取得部702は、気象サーバ8から気象情報を取得する。詳細には、気象情報取得部702は、ユーザにより湯張り操作が行われると、気象サーバ8に対して、気象情報の通知を要求するデータを送信し、かかるデータに応答して気象サーバ8から送信された気象情報を受信して取得する。上述したように、気象情報には、天気、気温、湿度、日射量、日照時間等の情報が含まれている。
脱衣室暖房機制御部703は、本発明に係る第1空調機制御手段の一例である。脱衣室暖房機制御部703は、ユーザにより湯張り操作が行われると、湯張り完了までに脱衣室温度が、ヒートショック抑制の観点から適切な温度に設定された脱衣室の目標空気温度(以下、脱衣室目標温度という。)に到達するように脱衣室暖房機4を制御する。脱衣室目標温度は、本発明に係る第1目標温度の一例である。
詳細には、脱衣室暖房機制御部703は、ユーザにより湯張り操作が行われると直ちに暖房を開始させ(即ち、浴槽への湯張りと同時に暖房を開始させ)、AI(Artificial Intelligence)で学習した脱衣室の通常の温度上昇カーブに即して、脱衣室温度を上昇させ、湯張り完了時に上記の脱衣室目標温度に到達するように脱衣室暖房機4を制御する。例えば、AIは、過去に脱衣室暖房機4を動作させた際の外気温、脱衣室温度、脱衣室暖房機4の出力等のパラメータに基づいて、脱衣室の通常の温度上昇カーブを学習する。
本実施の形態では、湯張り開始から完了までの所要時間は15分である。即ち、脱衣室暖房機制御部703は、湯張り開始から15分が経過した時点で脱衣室温度が脱衣室目標温度に到達するように脱衣室暖房機4を制御する。なお、中間期では、湯張りが完了する前に脱衣室温度が脱衣室目標温度に到達する場合も起こりえる。その場合、脱衣室暖房機制御部703は、脱衣室温度を維持するよう脱衣室暖房機4を制御する。
浴室暖房機制御部704は、本発明に係る第2空調機制御手段の一例である。浴室暖房機制御部704は、ユーザにより湯張り操作が行われると、湯張り完了までに浴室温度が、ヒートショック抑制の観点から適切な温度に設定された浴室の目標空気温度(以下、浴室目標温度という。)に到達するように浴室暖房機5を制御する。浴室目標温度は、本発明に係る第2目標温度の一例である。
詳細には、浴室暖房機制御部704は、ユーザにより湯張り操作が行われると直ちに暖房を開始させ(即ち、浴槽への湯張りと同時に暖房を開始させ)、AIで学習した浴室の通常の温度上昇カーブに即して、浴室温度を上昇させ、湯張り完了時に上記の浴室目標温度に到達するように浴室暖房機5を制御する。即ち、浴室暖房機制御部704は、湯張り開始から15分が経過した時点で浴室温度が浴室目標温度に到達するように浴室暖房機5を制御する。例えば、AIは、過去に浴室暖房機5を動作させた際の外気温、浴室温度、浴室暖房機5の出力等のパラメータに基づいて、浴室の通常の温度上昇カーブを学習する。なお、中間期では、湯張りが完了する前に浴室温度が浴室目標温度に到達する場合も起こりえる。その場合、浴室暖房機制御部704は、浴室温度を維持するよう浴室暖房機5を制御する。
本実施の形態では、クラウドサーバ7は、気象情報から取得した気温、即ち、外気温に基づいて脱衣室用及び浴室用にそれぞれ算出した各温度を脱衣室目標温度及び浴室目標温度として設定する。なお、通常時より10〜20%以上湿度が高い場合は、体感温度が上がるため、クラウドサーバ7は、外気温に基づいて脱衣室用及び浴室用にそれぞれ算出した上記の各温度より0.5℃程度低い温度を脱衣室目標温度及び浴室目標温度として設定してもよい。
暖房状況通知部705は、本発明に係る暖房状況通知手段の一例である。暖房状況通知部705は、定期的(例えば、1分毎)に脱衣室及び浴室の暖房の状況をユーザに通知する。詳細には、脱衣室の暖房開始後、脱衣室温度の上昇カーブを監視し、脱衣室の通常の温度上昇カーブに比べ、傾きが小さい、換言すると、通常時に比べて脱衣室温度の上昇が不良である場合、暖房状況通知部705は、現在の脱衣室温度と、脱衣室温度の上昇が不良であることを示すメッセージ及び脱衣室の窓、ドアの開閉確認をユーザに促すメッセージとを給湯リモコン2の液晶画面等に表示させる。
一方、脱衣室温度の上昇カーブに問題が無い場合、現在の脱衣室温度を給湯リモコン2の液晶画面等に表示させる。
同様に、暖房状況通知部705は、浴室の暖房開始後、浴室温度の上昇カーブを監視し、浴室の通常の温度上昇カーブに比べ、傾きが小さい、換言すると、通常時に比べて浴室温度の上昇が不良である場合、現在の浴室温度と、浴室温度の上昇が不良であることを示すメッセージ及び浴室の窓、ドアの開閉確認をユーザに促すメッセージとを給湯リモコン2の液晶画面等に表示させる。
一方、浴室温度の上昇カーブに問題が無い場合、現在の浴室温度を給湯リモコン2の液晶画面等に表示させる。
また、湯張りが完了した場合、暖房状況通知部705は、湯張りが完了したことを示すメッセージと共に、湯張り完了時の脱衣室温度及び浴室温度を給湯リモコン2の液晶画面等に表示させる。
なお、脱衣室温度の上昇が不良であることを示すメッセージ、浴室温度の上昇が不良であることを示すメッセージ又は湯張りが完了したことを示すメッセージを表示する際、給湯リモコン2は、報知音を出力してもよい。
図4は、クラウドサーバ7が実行する空調制御処理の手順を示すフローチャートである。この空調制御処理は、ユーザにより湯張り開始の操作が行われることで開始される。
ステップS101では、クラウドサーバ7は、気象サーバ8から気象情報を取得する。
ステップS102では、クラウドサーバ7は、外気温に基づいて脱衣室目標温度及び浴室目標温度を設定する。
ステップS103では、クラウドサーバ7は、脱衣室暖房機4に脱衣室の暖房を開始させ、浴室暖房機5に浴室の暖房を開始させる。
ステップS104では、クラウドサーバ7は、脱衣室目標温度と、脱衣室温度の通常時の上昇カーブとに基づいて、脱衣室暖房機4を制御し、浴室目標温度と、浴室温度の通常時の上昇カーブとに基づいて、浴室暖房機5を制御する。
ステップS105では、クラウドサーバ7は、脱衣室及び浴室の暖房の状況をユーザに通知する。
ステップS106では、クラウドサーバ7は、湯張りが完了したか否かを判定する。上述したように、本実施の形態では、湯張り開始から完了までの所要時間は15分である。したがって、クラウドサーバ7は、湯張り開始から15分経過すると、湯張りが完了したと判定する。
湯張りが完了していない場合(ステップS106;NO)、クラウドサーバ7の処理は、ステップS104に戻る。一方、湯張りが完了した場合(ステップS106;YES)、クラウドサーバ7の処理は、ステップS107に移行する。
ステップS107では、クラウドサーバ7は、湯張りが完了したことと、脱衣室温度及び浴室温度とをユーザに通知する。
以上説明したように、実施の形態1の空調システム1によれば、浴槽への湯張り開始と同時に、脱衣室暖房機4による脱衣室の暖房と浴室暖房機5による浴室の暖房が開始される。そして、脱衣室暖房機4は、湯張り完了時に、脱衣室温度が、ヒートショック抑制の観点から適切な温度に設定された脱衣室目標温度に到達するよう制御され、浴室暖房機5は、湯張り完了時に、浴室温度が、ヒートショック抑制の観点から適切な温度に設定された浴室目標温度に到達するよう制御される。
このため、電力の消費を抑えつつ、ユーザの入浴時において、脱衣室温度及び浴室温度を各々適切な温度にすることができ、脱衣室と浴室の両方においてヒートショックを抑制することが可能となる。
また、湯張り開始から完了まで、定期的に脱衣室及び浴室の暖房の状況をユーザに通知する。このため、脱衣室温度の上昇が不良又は浴室温度の上昇が不良の場合、ユーザは、直ちに脱衣室又は浴室の窓、ドア等を閉めたりする等の対策を取ることができ、脱衣室温度の上昇不良又は浴室温度の上昇不良を直ちに改善することが可能となる。その結果、無用な電力の消費を抑制できると共に、湯張り完了時に脱衣室温度及び浴室温度を各々適切な温度にすることが可能となる。
また、湯張り完了時に、その旨と脱衣室温度及び浴室温度とをユーザに通知する。このため、ユーザは、湯張りの完了と、脱衣室温度及び浴室温度が各々適温か否かとを直ちに認知することができる。これにより、例えば、脱衣室温度又は浴室温度が各々の目標温度より低い場合、脱衣室又は浴室の窓、ドア等を閉めたりする等の対策を取り、脱衣室温度及び浴室温度が各々の目標温度に到達するまで入浴を控えることができる。その結果、脱衣室と浴室の両方において、ヒートショック抑制の確度を高めることができる。
なお、クラウドサーバ7は、外気温を給湯機3あるいは住宅Hに設置された外気温を計測する図示しない温度センサから通信により取得してもよい。
また、クラウドサーバ7は、給湯機3からの湯張り完了の通知により、湯張りが完了したか否かを判定してもよい。
また、クラウドサーバ7は、外気温に基づいた最適な湯温で湯張りするように給湯機3を制御してもよい。
また、上記の実施の形態では、給湯リモコン2、脱衣室暖房機4及び浴室暖房機5の各々が、クラウドサーバ7と直接に通信したが、これらの内の一部の機器のみがクラウドサーバ7と通信し、他の機器は、当該一部の機器の内の何れかの機器を経由して間接的にクラウドサーバ7と通信してもよい。
また、複数のサーバでクラウドサーバ7の機能(図3参照)を実現してもよい。
(実施の形態2)
続いて、本発明の実施の形態2について説明する。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態2に係る空調システム1Aの全体構成を示す図である。空調システム1Aは、給湯リモコン2と、給湯機3Aと、脱衣室暖房機4と、浴室暖房機5と、ルータ6と、クラウドサーバ7Aと、気象サーバ8と、携帯端末9とを備える。
給湯機3Aは、コントローラ30の替わりにコントローラ30Aを備えている点が、実施の形態1の給湯機3と相違する。コントローラ30Aは、実施の形態1のコントローラ30と同様、ユーザの湯張り操作に関する操作情報を給湯リモコン2から受信する。さらに、コントローラ30Aは、ユーザが携帯端末9を介して行った湯張り操作に関する操作情報をクラウドサーバ7Aから受信する。
携帯端末9は、本発明に係る携帯端末の一例である。携帯端末9は、スマートフォン、タブレット端末等のスマートデバイスであり、湯張り操作を遠隔で行うためのアプリケーションプログラムが予めインストールされている。
クラウドサーバ7Aのハードウェア構成は、実施の形態1のクラウドサーバ7(図2参照)と同様である。ただし、クラウドサーバ7Aの機能は、クラウドサーバ7(図3参照)と相違する。クラウドサーバ7Aは、機能的には、図6に示すように、操作情報取得部700Aと、温度取得部701と、気象情報取得部702と、脱衣室暖房機制御部703と、浴室暖房機制御部704と、暖房状況通知部705Aと、操作情報送信部706とを備える。これらの機能部は、クラウドサーバ7AのCPU71が、二次記憶装置74に記憶される、ヒートショックを抑制するためのプログラムであるヒートショック抑制プログラムを実行することで実現される。
操作情報取得部700Aは、本発明に係る操作情報取得手段の一例である。操作情報取得部700Aは、ユーザの湯張り操作に関する操作情報を給湯リモコン2及び携帯端末9から取得する。
暖房状況通知部705Aは、本発明に係る暖房状況通知手段の一例である。暖房状況通知部705Aは、実施の形態1と同様、定期的(例えば、1分毎)に脱衣室及び浴室の暖房の状況を給湯リモコン2を介してユーザに通知する。さらに、暖房状況通知部705Aは、定期的に脱衣室及び浴室の暖房の状況を携帯端末9を介してユーザに通知する。
暖房状況通知部705Aは、湯張りが完了した場合、実施の形態1と同様、湯張りが完了したことを示すメッセージと、湯張り完了時の脱衣室温度及び浴室温度とを給湯リモコン2の液晶画面等に表示させる。さらに、暖房状況通知部705Aは、湯張りが完了したことを示すメッセージと、湯張り完了時の脱衣室温度及び浴室温度とを携帯端末9の液晶画面等に表示させる。
操作情報送信部706は、操作情報取得部700Aが携帯端末9から操作情報を取得した場合、取得した操作情報を給湯機3Aのコントローラ30Aに送信する。コントローラ30Aは、クラウドサーバ7Aから操作情報を受信すると、浴槽への湯張りを開始する。
以上説明したように、実施の形態2の空調システム1Aによれば、ユーザは携帯端末9を介して浴槽への湯張り開始を指示することができる。このため、外出先から湯張りを指示することができ、帰宅時間に合わせて湯張りを完了させることが可能となり、利便性の向上が図れる。
なお、浴槽の排水栓が自動制御できる場合、クラウドサーバ7Aは、携帯端末9から操作情報を取得すると、当該排水栓を閉める制御を行うようにしてもよい。
また、携帯端末9が、ユーザから湯張りの開始予約を受け付けることができるようにしてもよい。この場合、携帯端末9からクラウドサーバ7Aに送信される操作情報には、湯張りを開始する時刻が指定されている。かかる操作情報を受信したクラウドサーバ7Aは、当該指定された時刻になると、湯張りの開始を示す操作情報を給湯機3Aのコントローラ30Aに送信すると共に、脱衣室暖房機4に脱衣室の暖房を開始させ、浴室暖房機5に浴室の暖房を開始させる。
また、クラウドサーバ7Aは、外気温を給湯機3Aあるいは住宅Hに設置された外気温を計測する図示しない温度センサから通信により取得してもよい。
また、クラウドサーバ7Aは、給湯機3Aからの湯張り完了の通知により、湯張りが完了したか否かを判定してもよい。
また、クラウドサーバ7Aは、外気温に基づいた最適な湯温で湯張りするように給湯機3Aを制御してもよい。
上記の実施の形態では、給湯リモコン2、脱衣室暖房機4、浴室暖房機5及び給湯機3Aの各々が、クラウドサーバ7Aと直接に通信したが、これらの内の一部の機器のみがクラウドサーバ7Aと通信し、他の機器は、当該一部の機器の内の何れかの機器を経由して間接的にクラウドサーバ7Aと通信してもよい。
また、複数のサーバでクラウドサーバ7Aの機能(図6参照)を実現してもよい。
(実施の形態3)
続いて、本発明の実施の形態3について説明する。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7は、本発明の実施の形態3に係る空調システム1Bの全体構成を示す図である。空調システム1Bは、給湯リモコン2と、給湯機3と、脱衣室暖房機4と、浴室暖房機5と、ルータ6と、クラウドサーバ7Bと、気象サーバ8と、脱衣室人感センサ10と、浴室人感センサ11とを備える。
脱衣室人感センサ10は、脱衣室に設置され、脱衣室における人の存否を検出するセンサである。脱衣室人感センサ10は、ルータ6により構築される宅内ネットワークに接続する通信インタフェースを備える。なお、脱衣室人感センサ10は、外付けの通信アダプタを介して、宅内ネットワークに接続されてもよい。
浴室人感センサ11は、浴室に設置され、浴室における人の存否を検出するセンサである。浴室人感センサ11は、宅内ネットワークに接続する通信インタフェースを備える。なお、浴室人感センサ11は、外付けの通信アダプタを介して、宅内ネットワークに接続されてもよい。
クラウドサーバ7Bのハードウェア構成は、実施の形態1のクラウドサーバ7(図2参照)と同様である。ただし、クラウドサーバ7Bの機能は、クラウドサーバ7(図3参照)と相違する。クラウドサーバ7Bは、機能的には、図8に示すように、操作情報取得部700と、温度取得部701と、気象情報取得部702と、脱衣室暖房機制御部703Aと、浴室暖房機制御部704Aと、暖房状況通知部705と、人存否判定部707とを備える。これらの機能部は、クラウドサーバ7BのCPU71が、二次記憶装置74に記憶される、ヒートショックを抑制するためのプログラムであるヒートショック抑制プログラムを実行することで実現される。
人存否判定部707は、脱衣室の人の存否と、浴室の人の存否を判定する。詳細には、人存否判定部707は、脱衣室人感センサ10との通信により、その検出結果を取得し、取得した脱衣室人感センサ10の検出結果に基づいて、脱衣室の人の存否を判定する。また、人存否判定部707は、浴室人感センサ11との通信により、その検出結果を取得し、取得した浴室人感センサ11の検出結果に基づいて、浴室の人の存否を判定する。
脱衣室暖房機制御部703Aは、本発明に係る第1空調機制御手段の一例である。脱衣室暖房機制御部703Aは、実施の形態1の脱衣室暖房機制御部703と同様の機能を有し、さらに、脱衣室に人が居る場合には、脱衣室暖房機4の風量設定を弱に切り替えたり、あるいは、脱衣室暖房機4の風向きを人に当たらない方向に調整する。さらに、ユーザは、給湯リモコン2、脱衣室暖房機4の専用リモコン等を介して「風が当たらないようにする」等の脱衣室のドラフト感に対する要望を事前に設定できるようにしてもよい。この場合、脱衣室暖房機制御部703Aは、脱衣室目標温度を通常の1〜2℃高めに設定し、脱衣室に人が居る場合には、暖房を止めるように脱衣室暖房機4を制御してもよい。
浴室暖房機制御部704Aは、本発明に係る第2空調機制御手段の一例である。浴室暖房機制御部704Aは、実施の形態1の浴室暖房機制御部704と同様の機能を有し、さらに、浴室に人が居る場合には、浴室暖房機5の風量設定を弱に切り替えたり、あるいは、浴室暖房機5の風向きを人に当たらない方向に調整する。さらに、ユーザは、給湯リモコン2、浴室暖房機5の専用リモコン等を介して「風が当たらないようにする」等の浴室のドラフト感に対する要望を事前に設定できるようにしてもよい。この場合、浴室暖房機制御部704Aは、浴室目標温度を通常の1〜2℃高めに設定し、浴室に人が居る場合には、暖房を止めるように浴室暖房機5を制御してもよい。
以上説明したように、実施の形態3の空調システム1Bによれば、実施の形態1の空調システム1と同様の効果を奏し、さらに、脱衣室又は浴室に居るユーザにドラフト感を与えない又はドラフト感を軽減することが可能となる。
なお、脱衣室人感センサ10が、脱衣室における人の存否のみならず、浴室の人の存否を検出してもよいし、浴室人感センサ11が、浴室における人の存否のみならず、脱衣室における人の存否を検出してもよい。このような場合、人感センサの設置は1台で済む。
また、人存否判定部707は、AIにより予測されたユーザの行動パターンに基づいて、脱衣室の人の存否と、浴室の人の存否を判定してもよい。このような場合、人感センサの設置は不必要となる。具体的には、AIは、ユーザの過去の行動履歴から、例えば、曜日毎のユーザの入浴開始・終了時刻を予測し、人存否判定部707は、当該入浴開始・終了時刻に基づき、脱衣室の人の存否及び浴室の人の存否を判定する。
また、クラウドサーバ7Bは、外気温を給湯機3あるいは住宅Hに設置された外気温を計測する図示しない温度センサから通信により取得してもよい。
また、クラウドサーバ7Bは、給湯機3からの湯張り完了の通知により、湯張りが完了したか否かを判定してもよい。
また、クラウドサーバ7Bは、外気温に基づいた最適な湯温で湯張りするように給湯機3を制御してもよい。
上記の実施の形態では、給湯リモコン2、脱衣室暖房機4、浴室暖房機5、脱衣室人感センサ10及び浴室人感センサ11の各々が、クラウドサーバ7Bと直接に通信したが、これらの内の一部の機器のみがクラウドサーバ7Bと通信し、他の機器は、当該一部の機器の内の何れかの機器を経由して間接的にクラウドサーバ7Bと通信してもよい。
また、複数のサーバでクラウドサーバ7Bの機能(図8参照)を実現してもよい。
また、本実施の形態に係る技術思想が、実施の形態2に係る空調システム1Aに適用可能であることは勿論である。
(実施の形態4)
続いて、本発明の実施の形態4について説明する。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9は、本発明の実施の形態4に係る空調システム1Cの全体構成を示す図である。空調システム1Cは、給湯リモコン2と、給湯機3と、脱衣室暖房機4と、浴室暖房機5と、ルータ6と、クラウドサーバ7Cと、気象サーバ8と、脱衣室に設置される体表面温度センサ12とを備える。
体表面温度センサ12は、赤外線サーモグラフィで構成され、脱衣室に居る人の体表面温度を計測する。体表面温度センサ12は、ルータ6により構築される宅内ネットワークに接続する通信インタフェースを備える。なお、体表面温度センサ12は、外付けの通信アダプタを介して、宅内ネットワークに接続されてもよい。
クラウドサーバ7Cのハードウェア構成は、実施の形態1のクラウドサーバ7(図2参照)と同様である。ただし、クラウドサーバ7Cの機能は、クラウドサーバ7(図3参照)と相違する。クラウドサーバ7Cは、機能的には、図10に示すように、操作情報取得部700と、温度取得部701と、気象情報取得部702と、脱衣室暖房機制御部703Bと、浴室暖房機制御部704と、暖房状況通知部705と、のぼせ対策要否判定部708と、湯冷め対策要否判定部709とを備える。これらの機能部は、クラウドサーバ7CのCPU71が、二次記憶装置74に記憶される、ヒートショックを抑制するためのプログラムであるヒートショック抑制プログラムを実行することで実現される。
のぼせ対策要否判定部708は、本発明に係るのぼせ対策要否判定手段の一例であり、のぼせ対策のための空調の要否を判定する。詳細には、のぼせ対策要否判定部708は、体表面温度センサ12との通信により、計測された体表面温度を取得し、取得した体表面温度に基づいて、のぼせ対策のための空調の要否を判定する。例えば、体表面温度が予め定めた上限表面温度を超えている場合、のぼせ対策要否判定部708は、のぼせ対策のための空調が必要であると判定し、体表面温度が上限表面温度以下の場合、のぼせ対策のための空調が必要でないと判定する。
湯冷め対策要否判定部709は、本発明に係る湯冷め対策要否判定手段の一例であり、湯冷め対策のための空調の要否を判定する。詳細には、湯冷め対策要否判定部709は、体表面温度センサ12との通信により、計測された体表面温度を取得し、取得した体表面温度に基づいて、湯冷め対策のための空調の要否を判定する。例えば、湯冷め対策要否判定部709は、順次取得した体表面温度から、体表面温度の低下速度を算出し、算出した低下速度が、予め定めた上限速度を超えている場合、湯冷め対策のための空調が必要であると判定し、算出した低下速度が、この上限速度以下の場合、湯冷め対策のための空調が必要でないと判定する。
脱衣室暖房機制御部703Bは、本発明に係る第1空調機制御手段の一例である。脱衣室暖房機制御部703Bは、実施の形態1の脱衣室暖房機制御部703と同様の機能を有し、さらに、のぼせ対策要否判定部708により、のぼせ対策のための空調が必要であると判定されると、脱衣室暖房機4に送風運転を指令する(図11参照)。
また、脱衣室暖房機制御部703Bは、湯冷め対策要否判定部709により、湯冷め対策のための空調が必要であると判定された場合であって、脱衣室暖房機4が暖房中でない場合、脱衣室暖房機4に暖房開始を指示する。
以上説明したように、実施の形態4の空調システム1Cによれば、実施の形態1の空調システム1と同様の効果を奏し、さらに、ユーザの湯上がり時ののぼせ及び湯冷めを防止することが可能となる。
なお、ユーザに装着された生体情報センサによりユーザの体表面温度が計測されてもよい。この生体情報センサは、内蔵された通信インタフェース又は外付けの通信アダプタにより、ルータ6を介してクラウドサーバ7Cと通信する。
また、のぼせ対策要否判定部708は、気象情報から取得した外気温に基づいて、のぼせ対策のための空調の要否を判定してもよい。例えば、外気温が予め定めた上限外気温を超えていて、且つ、脱衣室に人が居る場合、のぼせ対策要否判定部708は、のぼせ対策のための空調が必要であると判定し、外気温が上限外気温以下、又は、脱衣室に人が居ない場合、のぼせ対策のための空調が必要でないと判定してもよい。
また、脱衣室暖房機4が冷房運転もできる場合、脱衣室暖房機制御部703Bは、のぼせ対策要否判定部708により、のぼせ対策のための空調が必要であると判定されると、脱衣室暖房機4に冷房運転を指令してもよい。
また、クラウドサーバ7Cは、外気温を給湯機3あるいは住宅Hに設置された外気温を計測する図示しない温度センサから通信により取得してもよい。
また、クラウドサーバ7Cは、給湯機3からの湯張り完了の通知により、湯張りが完了したか否かを判定してもよい。
また、クラウドサーバ7Cは、外気温に基づいた最適な湯温で湯張りするように給湯機3を制御してもよい。
上記の実施の形態では、給湯リモコン2、脱衣室暖房機4、浴室暖房機5及び体表面温度センサ12の各々が、クラウドサーバ7Cと直接に通信したが、これらの内の一部の機器のみがクラウドサーバ7Cと通信し、他の機器は、当該一部の機器の内の何れかの機器を経由して間接的にクラウドサーバ7Cと通信してもよい。
また、複数のサーバでクラウドサーバ7Cの機能(図10参照)を実現してもよい。
また、本実施の形態に係る技術思想が、実施の形態2,3に係る空調システム1A,1Bに適用可能であることは勿論である。
(実施の形態5)
続いて、本発明の実施の形態5について説明する。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態5に係る空調システム1Dの全体構成を示す図である。空調システム1Dは、給湯リモコン2と、給湯機3と、脱衣室暖房機4と、浴室暖房機5と、ルータ6と、クラウドサーバ7Dと、気象サーバ8と、浴室に設置されるドップラーセンサ13と、生体情報センサ14とを備える。
ドップラーセンサ13は、マイクロ波によるドップラー効果を用いて、対象物の相対的な移動速度と変位を検出するセンサである。ドップラーセンサ13は、ルータ6により構築される宅内ネットワークに接続する通信インタフェースを備える。なお、ドップラーセンサ13は、外付けの通信アダプタを介して、宅内ネットワークに接続されてもよい。
生体情報センサ14は、入浴中のユーザの生体情報を計測する人体装着型(例えば、リストバンド型)のセンサである。生体情報には、体温、血圧、心拍数等のいわゆるバイタルサインと称される情報が含まれる。生体情報センサ14は、宅内ネットワークに接続する通信インタフェースを備える。なお、生体情報センサ14は、外付けの通信アダプタを介して、宅内ネットワークに接続されてもよい。
クラウドサーバ7Dのハードウェア構成は、実施の形態1のクラウドサーバ7(図2参照)と同様である。ただし、クラウドサーバ7Dの機能は、クラウドサーバ7(図3参照)と相違する。クラウドサーバ7Dは、機能的には、図13に示すように、操作情報取得部700と、温度取得部701と、気象情報取得部702と、脱衣室暖房機制御部703と、浴室暖房機制御部704と、暖房状況通知部705と、気絶判定部710と、バイタルサイン異常判定部711と、通報部712とを備える。これらの機能部は、クラウドサーバ7DのCPU71が、二次記憶装置74に記憶される、ヒートショックを抑制するためのプログラムであるヒートショック抑制プログラムを実行することで実現される。
気絶判定部710は、入浴中のユーザが気絶しているか否かを判定する。詳細には、気絶判定部710は、ドップラーセンサ13との通信により、その検出結果を取得し、取得したドップラーセンサ13の検出結果に基づいて、入浴中のユーザが気絶しているか否かを判定する。
バイタルサイン異常判定部711は、入浴中のユーザのバイタルサインに異常があるか否かを判定する。詳細には、バイタルサイン異常判定部711は、生体情報センサ14との通信により、その計測結果を取得し、取得した生体情報センサ14の計測結果と、バイタルサインの種類(即ち、体温、血圧、心拍数等)毎に予め設定された異常値とを比較することで、入浴中のユーザのバイタルサインに異常があるか否かを判定する。なお、当該予め設定された異常値は、各ユーザの特性に合わせてユーザ毎に設定されてもよいし、統計的なデータから一律な値が設定されてもよい。前者の場合、各ユーザの特性を踏まえた、より精度の高い異常発生有無の判定が可能となる。
気絶判定部710及びバイタルサイン異常判定部711は、それぞれ本発明に係る身体状態判定手段の一例である。
通報部712は、本発明に係る通報手段の一例である。通報部712は、気絶判定部710により、入浴中のユーザが気絶していると判定された場合、又は、バイタルサイン異常判定部711により、入浴中のユーザのバイタルサインに異常があると判定された場合、それぞれ本発明に係る通報装置の一例である、給湯リモコン2、事前に登録されている当該ユーザの家族等が所持するスマートフォン等の携帯端末、事前に登録されているセキュリティ会社の端末装置等に通報する。
詳細には、通報部712は、気絶判定部710により、入浴中のユーザが気絶していると判定された場合、ユーザが気絶していること及び救護が必要であることを示す通報画面を他の装置に表示させるための気絶通報情報を生成し、生成した気絶通報情報を給湯リモコン2、携帯端末、端末装置等に送信する。
また、通報部712は、バイタルサイン異常判定部711により、入浴中のユーザのバイタルサインに異常があると判定された場合、入浴中のユーザのバイタルサインに異常があることを示すと共に、異常と判定されたバイタルサインの種別及びその値を示す通報画面を他の装置に表示させるためのバイタルサイン通報情報を生成し、生成したバイタルサイン通報情報を給湯リモコン2、携帯端末、端末装置等に送信する。
給湯リモコン2は、気絶通報情報に基づく通報画面又はバイタルサイン通報情報に基づく通報画面を表示する際、報知音も出力する。
以上説明したように、実施の形態5の空調システム1Dによれば、実施の形態1の空調システム1と同様の効果を奏し、さらに、ユーザの見守りサービスも提供されるという効果を奏する。
なお、クラウドサーバ7Dは、入浴中のユーザのバイタルサインに異常があると判定した場合、湯から出ることを当該ユーザに促すための報知を、浴室に設置されている給湯リモコン2に出力させるようにしてもよい。
また、クラウドサーバ7Dは、給湯リモコン2又は浴室に設置されている給湯リモコンを介して、湯温に応じた適切な入浴時間(例えば、湯温が39℃の場合は15分、湯温が41℃の場合は5分等)をユーザに提案してもよい。さらに、クラウドサーバ7Dは、ユーザの入浴時間を経時し、入浴時間が上記の適切な入浴時間を超過した場合、湯から出ることを当該ユーザに促すための報知を、浴室に設置されている給湯リモコンに出力させるようにしてもよい。
また、クラウドサーバ7Dは、外気温を給湯機3あるいは住宅Hに設置された外気温を計測する図示しない温度センサから通信により取得してもよい。
また、クラウドサーバ7Dは、給湯機3からの湯張り完了の通知により、湯張りが完了したか否かを判定してもよい。
また、クラウドサーバ7Dは、外気温に基づいた最適な湯温で湯張りするように給湯機3を制御してもよい。
上記の実施の形態では、給湯リモコン2、脱衣室暖房機4、浴室暖房機5、ドップラーセンサ13及び生体情報センサ14の各々が、クラウドサーバ7Dと直接に通信したが、これらの内の一部の機器のみがクラウドサーバ7Dと通信し、他の機器は、当該一部の機器の内の何れかの機器を経由して間接的にクラウドサーバ7Dと通信してもよい。
また、複数のサーバでクラウドサーバ7Dの機能(図13参照)を実現してもよい。
また、本実施の形態に係る技術思想が、実施の形態2,3,4に係る空調システム1A,1B,1Cに適用可能であることは勿論である。
本発明は、上記の各実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。各実施の形態に係る技術思想は、互いに組み合わされてもよいし、それぞれ単独で実現されてもよい。
例えば、脱衣室目標温度及び浴室目標温度の値は、様々な手法で決定され得る。例えば、住宅Hにおける他の部屋(例えば、リビング、台所等)の室温に基づいて算出されるようにしてもよいし、固定値(例えば、21℃)であってもよい。
また、入浴に限らず、例えば、シャワーで身体を洗う場合のヒートショックの抑制、あるいは、掃除等により着衣状態で脱衣室及び浴室に入る際のヒートショックの抑制のための制御が行われてもよい。前者の場合、脱衣室温度及び浴室温度が、それぞれ、湯張りの所要時間より短い時間で脱衣室目標温度及び浴室目標温度に到達するよう脱衣室暖房機4及び浴室暖房機5が制御される。また、後者の場合、脱衣室目標温度及び浴室目標温度は、それぞれ、入浴を目的とした脱衣室目標温度及び浴室目標温度より0.5〜1.5℃低い温度となるように設定される。
また、住宅Hに設置されたHEMS(Home Energy Management System)コントローラ等の情報収集ユニット(図示せず)が、クラウドサーバ7、クラウドサーバ7A、クラウドサーバ7B、クラウドサーバ7C又はクラウドサーバ7Dと同様の機能を備えるようにしてもよい。この場合、当該情報収集ユニットは、本発明に係る制御装置の一例となる。あるいは、空調システム1,1A,1B,1C,1Dを構成する各装置(給湯機3,3A、脱衣室暖房機4,浴室暖房機5)に搭載されるコントローラ(コントローラ30,30A、コントローラ40、コントローラ50)が、クラウドサーバ7、クラウドサーバ7A、クラウドサーバ7B、クラウドサーバ7C又はクラウドサーバ7Dと同様の機能を備え、これらの装置が互いに直接通信しながら、以上説明した各種の動作が実現されてもよい。
また、クラウドサーバ7,7A,7B,7C,7Dの機能部(図3,6,8,10,13参照)の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよい。専用のハードウェアとは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はこれらの組み合わせである。
また、上記の各実施の形態におけるヒートショック抑制プログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、光磁気ディスク(Magneto-Optical Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、HDD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。
また、各ヒートショック抑制プログラムをインターネット上の図示しないサーバが有する記憶装置に格納しておき、当該サーバからクラウドサーバ7,7A,7B,7C,7Dに対して、それぞれ対応するヒートショック抑制プログラムがダウンロードされるようにしてもよい。
1,1A,1B,1C,1D 空調システム、2 給湯リモコン、3,3A 給湯機、4 脱衣室暖房機、5 浴室暖房機、6 ルータ、7,7A,7B,7C,7D クラウドサーバ、8 気象サーバ、9 携帯端末、10 脱衣室人感センサ、11 浴室人感センサ、12 体表面温度センサ、13 ドップラーセンサ、14 生体情報センサ、30,30A,40,50 コントローラ、41,51 温度センサ、70 通信インタフェース、71 CPU、72 ROM、73 RAM、74 二次記憶装置、75 バス、700,700A 操作情報取得部、701 温度取得部、702 気象情報取得部、703,703A,703B 脱衣室暖房機制御部、704,704A 浴室暖房機制御部、705,705A 暖房状況通知部、706 操作情報送信部、707 人存否判定部、708 のぼせ対策要否判定部、709 湯冷め対策要否判定部、710 気絶判定部、711 バイタルサイン異常判定部、712 通報部

Claims (12)

  1. ユーザの湯張り操作に関する操作情報を取得する操作情報取得手段と、
    脱衣室の空気温度である第1空気温度と、浴室の空気温度である第2空気温度とを取得する温度取得手段と、
    湯張り操作が行われると、湯張り完了までに前記第1空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された前記脱衣室の目標空気温度である第1目標温度に到達するように前記脱衣室に設置された第1空調機を制御する第1空調機制御手段と、
    湯張り操作が行われると、湯張り完了までに前記第2空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された前記浴室の目標空気温度である第2目標温度に到達するように前記浴室に設置された第2空調機を制御する第2空調機制御手段と、を備える、制御装置。
  2. ユーザに脱衣室及び浴室の暖房の状況を通知する暖房状況通知手段をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記操作情報取得手段は、ユーザが所持する携帯端末との通信により当該携帯端末から前記操作情報を取得する、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記第1空調機制御手段は、前記脱衣室に人が居る場合、ドラフト感を与えない又はドラフト感が軽減されるように前記第1空調機を制御し、
    前記第2空調機制御手段は、前記浴室に人が居る場合、ドラフト感を与えない又はドラフト感が軽減されるように前記第2空調機を制御する、請求項1から3の何れか1項に記載の制御装置。
  5. 前記脱衣室に人が居る場合、当該人に対するのぼせ対策が必要であるか否かを判定するのぼせ対策要否判定手段をさらに備え、
    前記第1空調機制御手段は、前記のぼせ対策要否判定手段により前記のぼせ対策が必要であると判定されると、当該人の体表面温度が低下するように前記第1空調機を制御する、請求項1から4の何れか1項に記載の制御装置。
  6. 前記脱衣室に人が居る場合、当該人に対するの湯冷め対策が必要であるか否かを判定する湯冷め対策要否判定手段をさらに備え、
    前記第1空調機制御手段は、前記湯冷め対策要否判定手段により前記湯冷め対策が必要であると判定されると、当該人の体表面温度が上昇するように前記第1空調機を制御する、請求項1から5の何れか1項に記載の制御装置。
  7. 前記浴室に居る人の身体状態が異常であるか否かを判定する身体状態判定手段と、
    前記身体状態判定手段により当該人の身体状態が異常であると判定されると、当該人の身体状態が異常であることを通報装置を介して通報する通報手段と、をさらに備える、請求項1から6の何れか1項に記載の制御装置。
  8. 脱衣室に設置された第1空調機と、
    浴室に設置された第2空調機と、
    請求項1から7の何れか1項に記載の制御装置と、を備える、空調システム。
  9. 前記第1空調機の仕様は、電源が200Vであり、最大出力が2.3kW以上であり、
    前記第2空調機の仕様は、電源が200Vであり、最大出力が2.0kW以上である、請求項8に記載の空調システム。
  10. 前記第1空調機制御手段は、前記第1空調機が吹き出す空気の風量と前記第1空調機が備えるヒータの表面積との比の値が600m/h/m〜830m/h/mの範囲になるように前記第1空調機を制御し、
    前記第2空調機制御手段は、前記第2空調機が吹き出す空気の風量と前記第2空調機が備えるヒータの表面積との比の値が600m/h/m〜830m/h/mの範囲になるように前記第2空調機を制御する、請求項9に記載の空調システム。
  11. ユーザの湯張り操作に関する操作情報を取得し、
    脱衣室の空気温度である第1空気温度と、浴室の空気温度である第2空気温度とを取得し、
    湯張り操作が行われると、湯張り完了までに前記第1空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された前記脱衣室の目標空気温度である第1目標温度に到達するように前記脱衣室に設置された第1空調機を制御し、
    湯張り操作が行われると、湯張り完了までに前記第2空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された前記浴室の目標空気温度である第2目標温度に到達するように前記浴室に設置された第2空調機を制御する、空調制御方法。
  12. コンピュータを、
    ユーザの湯張り操作に関する操作情報を取得する操作情報取得手段、
    脱衣室の空気温度である第1空気温度と、浴室の空気温度である第2空気温度とを取得する温度取得手段、
    湯張り操作が行われると、湯張り完了までに前記第1空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された前記脱衣室の目標空気温度である第1目標温度に到達するように前記脱衣室に設置された第1空調機を制御する第1空調機制御手段、
    湯張り操作が行われると、湯張り完了までに前記第2空気温度が、ヒートショック抑制の観点から設定された前記浴室の目標空気温度である第2目標温度に到達するように前記浴室に設置された第2空調機を制御する第2空調機制御手段、として機能させる、プログラム。
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