JP2020063292A - ランタン化合物を含むカプセル製剤及び粉末製剤 - Google Patents
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Abstract
Description
経口医薬品粉末は、炭酸ランタン又は炭酸ランタン水和物などの活性成分と、崩壊剤、潤滑剤、希釈剤、流動補助剤又はそれらの組み合わせなどの1種類又は2種類以上の薬学的に許容可能な賦形剤とを含む。
経口医薬品カプセルは、炭酸ランタン又は炭酸ランタン水和物などの活性成分と、潤滑剤などのその他の任意の成分とを封入するシェルを含む。封入される材料は、上述のような粉末である場合がある。
本明細書で用いられるところの「炭酸ランタン」は、無水炭酸ランタンとあらゆる水和形態の炭酸ランタンを包含する。
経口用粉末又はカプセルのシェルによるカプセル化に用いられる場合がある付加的成分(すなわち、薬学的に許容可能な賦形剤)は、希釈剤、潤滑剤、流動補助剤、結合剤、崩壊剤、着色剤、香味料、酸化防止剤及び甘味料を含む。前記付加的成分は、腎臓に障害がある患者に経口投与するのに適さなければならない。
炭酸ランタン粉末及びカプセルは、ビタミンD、カルシウム源、ビタミンK又はこれらの組み合わせとともに投与される場合がある。これらの付加成分は、前記炭酸ランタンとともに混合してか、又は別々に投与される場合がある。
高リン血症のリスクを有する又は罹患している患者か、慢性腎臓病(CKD)のリスクを有する又はステージ1ないしステージ5のCKD患者か、CKDに関連する軟部組織石灰化にかかりやすい又は罹患している患者か、二次性副甲状腺機能亢進症にかかりやすい又は罹患している患者か、リン酸塩吸収の制御を必要とする今のところ未発見の他の疾病にかかりやすい又は罹患している患者かを、本発明の炭酸ランタン粉末又はカプセル製剤の治療有効量を投与することにより治療することができる。
一例として、他の異常の中でも、体重及び筋肉量に対する正常範囲を超える血清中クレアチニン濃度か、約4.5mg/dLを超える血中リン酸塩レベルか、腎臓から尿へのいずれかの検出可能な血液量か、0.3mg/mgを超えるタンパク質対クレアチニン比率か、30mg/gを超えるアルブミン対クレアチニン比率か、約150pg/mLを超える血中のインタクトな副甲状腺ホルモン(PTH)の濃度(第二世代副甲状腺ホルモンアッセイ(second generation parathyroid hormone assay))か、約90mL/min/1.73m2未満の糸球体濾過量(GFR)かのうちの1種類又は2種類以上の症状が、CKDのリスクか、CKDの存在かを示す場合がある。
本発明に従い炭酸ランタン粉末及びカプセル製剤は、食事と同時又は食事の直後に、炭酸ランタンとして元素ランタンを約125から約2000mgまでの異なる投与形態で患者に経口投与される場合がある。成人に対する典型的な用量は、例えば1日当たり375mg−6000mgの炭酸ランタンとしての元素ランタンである場合がある。より好ましくは、前記用量は375−3750mg/日である。前記用量は、例えば250、500、750又は1000mgの小袋か、又は250、375又は500mgのカプセルを、例えば1日3回というように毎回の食事と一緒に分割し、摂取される場合がある。血清中リン酸塩レベルは週に1回監視される場合があり、用量は最適な血清中リン酸塩レベルに到達するまで修正される場合がある。投与は、連続的な投与計画で実施される場合があり、かかる投与計画は慢性的疾病を治療するために、例えば永続的な投与計画のような長期間の投与計画の場合がある。カプセルは、錠剤のように咀嚼される場合か、又は咀嚼が困難な患者のためにカプセルが開放される場合があり、内容物が舌又は食物上に散布される場合がある。また、カプセルは丸ごと服用される場合がある。粉末も舌又は食物上に散布される場合か、又は少量の水又はソフトドリンクに混合される場合もある。
カプセルの溶解特性を測定し、貯蔵後に溶解が影響を受けないことを保証するために、炭酸ランタンの水和物速放性カプセルが研究された。
用いられた。
溶解溶媒の調製(0.25M HCl)
0.25M HClを10リットル調製するために、232.5mLの(メルク(ダルムシュタット,ドイツ)から入手可能な)37%HClが10L容量フラスコ内に移され、脱イオン水を用いて体積いっぱいまで満たされた。前記体積が、必要に応じて計量され
た。
35.0gの(ブイダブリューアール(ウェストチェスター,ペンシルベニア州)から入手可能な)ウロトロピン(ヘキサメチレンテトラミン)が250mL容量フラスコ中に溶解され、精製水が体積まで注がれた。
16.4gの(メルク(ダルムシュタット,ドイツ)から入手可能な)酢酸ナトリウムが、精製水が体積まで注がれた1000mL容量フラスコ内で溶解され、(メルク(ダルムシュタット,ドイツ)から入手可能な)酢酸を用いてpH6.2に調整された。
10mgの(メルク(ダルムシュタット,ドイツ)から入手可能な)キシレノールオレンジテトラナトリウム塩が10mL容量フラスコで5mLの(メルク(ダルムシュタット,ドイツ)から入手可能な)エタノールに溶解され、精製水を用いて体積まで希釈された。溶液は、1週間後に使用期限切れとなった。
容量分析用標準溶液は、商業的に入手可能な(フルカ/シグマアルドリッチ(セントルイス,ミズーリ州)から入手可能な)標準0.01mol/L EDTAの1/10体積希釈を用いて調製された。
溶解させるために、6×900mLの溶解容器を備えた(ソータックス(ホプキントン,マサチューセッツ州)から入手可能な)ソータクッス AT7 スマート、6個の対応するパドル(USPタイプII、50rpm)、及びUSP装置2及びJP法2の基準に適合するワットマンGF/D(2.7μmガラス繊維)フィルターが、用いられた。900mLの溶解溶媒が、37℃±0.5℃の溶解槽中で少なくとも30分間平衡に保たれた。その後、1個のカプセルが前記溶解溶媒中に投入された。5、10、15、30及び45分後に、15mLの前記溶媒が、自動分画採取器を用いて除去された。各時点で、15mL 0.025M HClが、除去された溶媒と置き換えられた。
混合前に、成分が1.00mmの篩を用いて篩過された。炭酸ランタンと、(存在する場合は)デキストレートと、(存在する場合は)崩壊剤とが、10分間混合された。その後、(存在する場合は)コロイド状二酸化ケイ素が添加され、2分間混合された。(存在する場合は)潤滑剤が添加され、さらに2分間混合された。大きな錠剤を得るために打錠した後か、ローラー圧縮した後に、前記混合物は、スラッグ錠(slugs)が製造された元の粉末と比較して、より流動特性が良い粗粉末に粉砕された。(特に明記しない限り、混合物は粉砕前に打錠された。)その後、前記混合物は、再度、1.00mmの篩を用いて篩過された。
(1)ローラー圧縮により製造された900911、(2)900911と同一の処方を有するバッチであるが、打錠により製造されたE341X010及び(3)打錠により製造されたバッチであり、崩壊剤としてクロスポビドンの代わりにクロスカルメロースナトリウムを含むE341X008の、炭酸ランタンカプセルの3種類のバッチが製造された。
カプセル製剤中の単一成分が溶解速度に影響を与えるかを調べるために、乾燥機で60℃で1週間貯蔵前後の単一成分を欠いている製剤の溶解プロフィルが測定された。成分を除去する前の基本製剤が、表4に示される。
貯蔵前後の炭酸ランタンカプセルの溶解での影響を調べるために、代替となる潤滑剤が試験された。表5に示されるように、(1)ステアリン酸マグネシウムを含む製剤、(2)潤滑剤を含まない製剤、(3)ステアリン酸マグネシウムの代わりにベヘン酸グリセリルを含む製剤及び(4)ステアリン酸マグネシウムの代わりにフマル酸ステアリルナトリウムを含む製剤の4種類の製剤が試験された。
乾燥機で60℃で1週間貯蔵前後での炭酸ランタンカプセルの溶解への影響を調べるために、代替となる潤滑剤が試験された。表6に示されるように、異なる潤滑剤ポリエチレングリコール、L−ロイシン、L−ロイシン/PEG 6000又はタルクをそれぞれ含む4種類の製剤が試験された。前記L−ロイシン/PEG 6000潤滑剤は、(シグマアルドリッチ(セントルイス,ミズーリ州)から入手可能な)60重量%L−ロイシンと、(クローダ(イースト ヨークシャー,イギリス)から入手可能な)40重量%PEG 6000との混合物である。
乾燥機で60℃で1週間貯蔵前後での炭酸ランタンカプセルの溶解への影響を調べるために、代替となる潤滑剤が試験された。表7に示されるように、それぞれ異なる潤滑剤(硬化植物性油脂及び硬化油脂;ジェイ.レッテンマイヤー&ゾーネ ゲーエムベーハー+ツェーオー.カーゲー(ローゼンバーグ,ドイツ)から入手可能な)ラブリタブ(登録商標)又は(硬化ヒマシ油脂;コグニス(シンシナティ,オハイオ州)から入手可能な)クチーナ(登録商標)HRを有する2種類の製剤が試験された。
乾燥機で60℃で1週間貯蔵前後の炭酸ランタンカプセルの溶解への影響を調べるために、デキストレート、コロイド状二酸化ケイ素、クロスポビドン及びL−ロイシンを含むか、又はL−ロイシンだけを含む炭酸ランタンカプセルが試験された。表8に示されるように、2種類の製剤が試験された。
60℃で1週間又は50℃で1週間貯蔵した前後の炭酸ランタンカプセルの溶解を調べるために、PEG 6000を含む炭酸ランタンカプセルが試験された。表9に示されるように、以下の製剤が試験された。
乾燥機で60℃で1週間又は2週間貯蔵前後の炭酸ランタンカプセルの溶解を調べるために、デキストレート、コロイド状二酸化ケイ素、クロスポビドン及びタルクを含む炭酸ランタンカプセルが試験された。60℃で1週間貯蔵前後の炭酸ランタンカプセルの溶解を調べるために、タルクだけを含む炭酸ランタンカプセルが試験された。表10に示されるように、以下の製剤が試験された。
カプセル(E341X043及びE341X044)が室温及び乾燥機内で60℃のストレス条件で1週間貯蔵され、カプセルの溶解特性が試験された。結果が、表14及び図10に示される。
カプセルは実施例10に従って製造され、長期間の安定性試験で使用された。表15は、4週間後の安定性のデータを示す。
[実施例13及び14]
これらの実施例は、カプセル又は経口粉末製剤からのランタンの消化管への送達、及びランタンの消化管での利用能及びランタンの体循環(血漿)への吸収を、チュアブル錠剤からのそれらと比較した薬力学的同等性試験の結果を記載する。これらの研究は、上昇した血清中リン酸塩濃度を有さない健常者で実施された。よって、血清中リン酸塩濃度の低下への炭酸ランタンの効果は、透析を受けているESRD患者の臨床試験での一般的な主要評価項目であり、該項目は健常者の研究では使用することができなかった。尿中のリン酸塩排泄量は、標準食からのリン酸塩吸収へのリン酸塩結合剤の影響を評価するために健常者で使用することができる代替的な尺度であり、これはより多い尿中のリン酸塩排泄量、より多いリン酸塩吸収の程度といった薬力学的同等性研究での主要評価項目である。よって、製剤は、尿中のリン酸塩排泄量への影響の程度について比較され、同等の判定基準に対して評価される。また、ランタンの全身曝露は代替となる安全指標であるので、血漿中ランタン濃度が第二の対象として比較される。
食直後に、アップルソースと共に1日3回1000mgとして投与された炭酸ランタンカプセル製剤(製剤A)及び炭酸ランタンチュアブル錠剤製剤(製剤C)の投与後の3日間の平均的な1日の尿中リン酸塩排泄量を比較するため。
(1)炭酸ランタン開放カプセル(製剤B)及び炭酸ランタンチュアブル錠剤製剤(製剤C)の投与後3日間の平均的な1日の尿中リン酸塩排泄量を比較するため。各投与は、食直後に、アップルソースと共に1日3回1000mgとして投与された。
(2)前記炭酸ランタンカプセル製剤(製剤A)、前記開放カプセル製剤(製剤B)及び前記チュアブル錠剤製剤(製剤C)を3日間投与後、第4日目の尿中リン酸塩排泄量を比較するため。
(3)前記炭酸ランタンカプセル製剤(製剤A)、前記開放カプセル製剤(製剤B)及び前記チュアブル錠剤製剤(製剤C)の安全性及び忍容性を評価するため。
(4)前記炭酸ランタンカプセル製剤(製剤A)及び前記開放カプセル製剤(製剤B)のランタン薬物動態(PK)プロフィルと、前記炭酸ランタンチュアブル錠剤製剤(製剤C)のランタン薬物動態(PK)プロフィルとを比較するため。
単一の試験センターで、男性及び女性の健常者(承諾時、18歳〜55歳)で、無作為化、非盲検、3期間クロスオーバー試験が実施された。各患者に対して、スクリーニング期間の後に3回の投与期間が続いた。投与期間の間に、少なくとも14日間のウォッシュアウト期間があった。患者は投与順序に無作為に割り当てられ、順不同で、以下の3種類の製剤のうち1種類が投与された。
(1)製剤A、カプセル製剤(2×500mg/カプセル;設定2と類似の圧縮設定を用いて、実施例10によって製造された表11の製剤が充填されたコニ−スナップ(登録商標)硬ゼラチンカプセルサイズ00)であって、患者は各カプセルを摂取直後に、大さじ1杯のアップルソースを摂取した(1投与当たり大さじ2杯のアップルソース)、
(2)製剤B、開放カプセル製剤(2×500mg/カプセル;カプセルを使用せずに、設定2と類似の圧縮設定を用いて、実施例10によって製造された表11の製剤)が開放状態のカプセル製剤によって投与され、各カプセルの内容物を大さじ1杯のアップルソースにかけ、該アップルソース及び内容物が患者に投与され、空のゼラチンカプセルは廃棄された、(3)製剤C、チュアブル錠剤製剤((1)954mg炭酸ランタン(45.78%wt/wt)、(2)1066.4mgデキストレート(51.17%wt/wt)、(3)42.4mgコロイド状二酸化ケイ素(2.03%wt/wt)及び(4)21.2mgステアリン酸マグネシウム(1.02%wt/wt))を含有するシャイア(ウェーン,ペンシルベニア州)から500mgホスレノール(登録商標)として入手可能な2×500mg/錠剤)であって、患者は各錠剤を摂取直後に大さじ1杯のアップルソースも摂取した(1投与当たり大さじ2杯のアップルソース)。
第−2日目から第−1日目、第−1日目から第1日目、第1日目から第2日目、第2日目から第3日目及び第3日目から第4日目として、24時間の期間にわたり尿が採取された。各採取が朝食前の30分以内に開始され、24時間後に終了した。尿中リン酸塩排泄量分析は、この試験の薬物動態的同等性を調べるための第1の評価であった。
安全性集団(safety population)に含まれた患者は炭酸ランタンを少なくとも1回投与され、少なくとも1回の投与後の安全性を評価された。薬力学的集団(pharmacodynamic population)は、大幅な治験実施計画書からの逸脱(major protocol deviations)を有さない安全性集団の全ての評価可能な患者を含み、全ての治療期間で、全ての尿採取を完了し、少なくとも95%の食物を摂取した安全性集団の全ての患者を含む。投与期間の第−2日目から第4日目の間に嘔吐した患者は、除外された。
薬物動態的集団(pharmacokinetic population)は炭酸ランタンの摂取に関する大幅な逸脱を有さない安全性集団の患者を含み、全治療期間で、第4日目の投与後のCmax及びAUC0-48を評価するために採取された十分な投与後の血液試料を有する安全性集団の全ての患者を含む。投与と、投与期間の第4日目の投与後10時間の間に嘔吐した患者は、前記薬物動態的集団から除去された。
・Cmax:最大血漿濃度
・tmax:Cmaxまでの時間
・AUC0-48:第4日目の投与後0時間から48時間までの血漿濃度−時間曲線の下の面積
・AUC0-t:0時間から最後に定量化可能な血漿濃度(Ct)の時間(t)までの血漿濃度−時間曲線の下の面積
・λz:見かけの終末相速度定数
・t1/2:見かけの終末相半減期である。
患者の内訳(Disposition)
患者の内訳が、表16に示された。
表17は、カプセル対チュアブル錠剤と、開放カプセル対チュアブル錠剤とを比較する3日間の尿中リン酸塩排泄量の平均の薬力学分析の結果を示す。薬力学的な同等性を結論付けるためには、前記90%CIが臨界基準範囲内に含まれなければならない。
図11は、投与計画A(2×500mgカプセル)、投与計画B(2×500mg開放カプセル)又は投与計画C(2×500mgチュアブル錠剤)として、炭酸ランタンの1日3回(tid)の複数回投与の経口投与後の第4日目のランタンの平均血漿中濃度をグラフ表示で表す。表19は、ランタンの前記血漿中濃度についてのPKパラメーターをまとめる。表20は、前記炭酸ランタンカプセル(製剤A)と前記炭酸ランタンチュアブル錠剤(製剤C)を比較する血漿中ランタン生物学的利用能パラメーターの分析である。表21は、前記炭酸ランタンの開放カプセル(製剤B)と前記炭酸ランタンチュアブル錠剤(製剤C)を比較する血漿中ランタン生物学的利用能パラメーターの分析である。
死亡又は他の重篤な有害事象(SAEs)はなかった。2名の患者は有害事象(AE)のために研究が中止され、そのうち1名は治療中に(アレルギー性皮膚炎が)発現した。治療により発現した有害事象(TEAEs)の発現率は、カプセル製剤(6名の患者、6.5%)及び開放カプセル製剤(8名の患者、8.5%)と比較して、炭酸ランタンチュアブル錠剤(13名の患者、13.8%)の投与後にわずかに高くなった。最も一般的なTEAE(治療中に発現した有害事象)は、悪心及び頭痛(どちらも7名の患者、全体の7.3%)及び便秘(6名の患者、全体の6.3%)であった。
炭酸ランタンカプセルは、炭酸ランタンチュアブル錠剤と薬力学的に同等ではないことがわかった。しかし、炭酸ランタン開放カプセルは、炭酸ランタンチュアブル錠剤と薬力学的に同等であることがわかった。
*後に、経口用粉末として知られる
食直後に、アップルソースと共に1日3回1000mgとして投与された炭酸ランタン顆粒製剤(製剤A)及び炭酸ランタンチュアブル錠剤(製剤B)の投与後3日間にわたる平均的な1日の尿中リン酸塩排泄量を比較するため。
(1)炭酸ランタン顆粒製剤(製剤A)及び炭酸ランタンチュアブル錠剤(製剤B)の投与3日後の第4日目の尿中リン酸塩排泄量を比較するため。
(2)炭酸ランタン顆粒製剤(製剤A)及び炭酸ランタンチュアブル錠剤(製剤B)の安全性及び忍容性を評価するため。
(3)炭酸ランタン顆粒製剤(製剤A)及び炭酸ランタンチュアブル錠剤(製剤B)のランタン薬物動態プロフィルを比較するため。
単一の試験センターで、(承諾時、18歳〜55歳の)男性及び女性の健常者で、無作為化、非盲検、2期間、クロスオーバー試験が実施された。各患者に対して、スクリーニング期間の後に、2回の投与期間が続いた。各試験期間に、無作為化に従って、患者は顆粒製剤A又は対照チュアブル錠剤製剤Bが投与された。投与期間の間に、少なくとも14日間のウォッシュアウト期間があった。
第−2日目から第−1日目、第−1日目から第1日目、第1日目から第2日目、第2日目から第3日目及び第3日目から第4日目のように、24時間の期間にわたり尿が採取された。各採取が朝食前の30分以内に開始され、24時間後に終了した。尿中リン酸塩排泄量分析は、この試験の薬力学的同等性の決定のための第1の評価であった。
安全性集団に含まれた患者は炭酸ランタンを少なくとも1回投与され、少なくとも1回の投与後の安全性を評価された。薬力学的集団は、大幅な治験実施計画書からの逸脱を有さない安全性集団の全ての評価可能な患者を含み、全ての治療期間で、全ての尿採取を完了し、少なくとも95%の食物を摂取した安全性集団の全ての患者を含む。投与期間の第−2日目から第4日目の間に嘔吐した患者は、除外された。
薬物動態的集団は炭酸ランタンの摂取に関する大幅な逸脱を有さない安全性集団の患者を含み、全治療期間で、第4日目の投与後のCmax及びAUC0−48を評価するために採取された十分な投与後の血液試料を有する安全性集団の全ての患者を含む。投与と投与期間の第4日目の投与後10時間の間に嘔吐した患者は、前記薬物動態的集団から除去された。
患者の内訳
患者の内訳が、表23に表された。
表24は、顆粒とチュアブル錠剤を比較する尿中リン酸塩排泄量の3日間の平均の薬力学分析の結果を示す。
図12は、投与計画A(1000mg顆粒)又は投与計画B(1000mgチュアブル錠剤)として、炭酸ランタンの1日3回(tid)の複数回投与の経口投与後の第4日目のランタンの平均血漿中濃度をグラフ表示で表す。表26は、ランタンのこれらの血漿中濃度についてのPKパラメーターをまとめる。表27は、前記炭酸ランタン顆粒(製剤A)と前記炭酸ランタンチュアブル錠剤(製剤B)を比較する血漿中ランタン生物学的利用能パラメーターの分析である。
死亡又は他の重篤な有害事象(SAEs)はなかった。1名の患者は治療中に発現した有害事象(TEAEs)が発生し、中止につながった(腹部膨満及び嘔吐)。前記有害事象は、研究医薬とは無関係であることが治験責任医師によって判断された。
炭酸ランタン顆粒は、ホスレノール(登録商標)チュアブル錠剤と薬力学的に同等であることがわかった。
この実施例は、カプセルの代わりに棒状パック内に充填されたカプセル内容物の充填能(fill ability)を示す。前記粉末カプセル内容物は、炭酸ランタンとして500mg及び1000mgの元素ランタンに相当する2種類の充填重量で包装された。
110kgのバッチサイズで、粉末の製造方法が実施された。表29は、成分の処方及びバッチナンバーを示す。
炭酸ランタンとして500mg及び1000mgのランタンに相当する2種類の充填重量で、粉末が棒状パック内に充填された。有効性成分含量(dosage strength)当たり10,000個の棒状パックが、表32に示されるように充填された。
棒状パックの最終試験が、表36に記載された試験及び仕様に従って実施された。分析結果が、表36及び表37に記載された。結果は全て、現行の仕様に適合する。
炭酸ランタン粉末製剤の棒状パック充填は、成功した。70×23mmの棒状パックサイズは、炭酸ランタンとして500mg−1000mgの元素ランタンに相当する1,100−2,200mgの範囲の粉末を充填するのに適当である。
Claims (1)
- シェルと、炭酸ランタン又は炭酸ランタン水和物と、潤滑剤とを含む経口医薬品カプセルであって、前記シェルが前記炭酸ランタン又はランタン水和物と、前記潤滑剤とを封入することを特徴とする、経口医薬品カプセル。
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