JP2018137246A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
この特許文献1には、電流を流したい場合、複数のコンタクトのうち電流信号を受信する信号コンタクト以外のコンタクトを、電源電流を流すための電源コンタクトとして用いたコネクタの構成が開示されている。さらに、コネクタに比較的大きな電流を流す必要がある場合には、流す電流値に応じて電源コンタクトの数を増やして並列接続させる構成を採用するのが一般的である。
また、単に、信号コンタクトと同じ構成の端子の配設数を、流す電流値に応じて増やして電源コンタクトに転用する構成では、通電可能な電流値を有効に高めることはできず、改善の余地があった。
コネクタ100は、接続対象物と着脱自在に嵌合するコネクタであって、主に、接続対象物Fが挿抜される嵌合口11を有するハウジング1と、ハウジング1に並列配置状態で保持される所要数の信号コンタクト(SC)2、3と、信号コンタクト2、3に対して押圧可能な形状を有する押圧部材6と、を備えている。
接続対象物Fは、図1(b)に示すように、少なくとも信号コンタクト2、3、電源コンタクト4、5それぞれの接触部と接触するランドF2と、このランドF2から回路へ繋がるパターンと、接続対象物Fの挿入が完了した状態(正規挿入位置)で、接続対象物Fが抜けないようにするための、電源コンタクト4、5のうち、コンタクト2、3、4、5の整列(並列)方向において最も外側に配置されている固定機能付き電源コンタクト(LPC)4と係合する被係止部F1とを備えている。
被係止部F1は、接続対象物Fのコネクタ100への挿抜方向において前側で、挿抜方向に対して横方向両側に設けられている。被係止部F1の形状としては、後述する固定機能付き電源コンタクト4の係止脚部42の係止部(LPC1)42aと係合できる形状であればよく、特に限定されず、例えば、図1(b)に示すように、接続対象物Fをその側方から切り欠いた切欠部として形成する他、貫通孔、又は、仕様によっては止め孔として形成することもできる。
図1に示すコンタクト100においては、第1信号コンタクト2及び第2信号コンタクト3の両方を含んでいて、第1信号コンタクト2及び第2信号コンタクト3は、ハウジング1への挿入方向を変えて、交互に千鳥に配置されている。
なお、コネクタとして、第1及び第2信号コンタクト2、3の少なくとも一方の信号コンタクトを含んでいればよい。
2種類の信号コンタクト2、3の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
電源コンタクト4、5の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
さらに、少なくとも1対の電源コンタクト4、5は、1対の固定機能付き電源コンタクト4と、1対の固定機能付き電源コンタクト4及び所要数の信号コンタクト2、3の間にそれぞれ位置する少なくとも1対の単純電源コンタクト(NPC)5とで構成されると、コネクタ100の抵抗値をさらに抑制しつつ、大電流を流すことができる。
なお、単純電源コンタクト5は、固定機能付き電源コンタクト4の外側に、つまり、固定機能付き電源コンタクト4の信号コンタクト2、3とは反対側に、それぞれ位置していてもよい。
以下に、図2及び図3に基づいて、固定機能付き電源コンタクト4の第1実施形態について説明する。
固定機能付き電源コンタクト4は、接続対象物Fに対する電源接続機能と固定機能とを兼ね備え、ハウジング1において接続対象物Fの挿通方向Xに沿って保持されており、コンタクト2、3、4、5のハウジング1内での整列方向(幅方向)Yにおいて最も外側に1対で配置されている。固定機能付き電源コンタクト4は、ハウジング1の高さ方向Zに対向する内面に形成されて、壁部によって仕切られている溝のうち両端に位置する溝12に圧入により保持されている。固定機能付き電源コンタクト4は、ハウジング1内に嵌合口11とは反対側から挿入されている。
ここで「厚さ寸法」とは、コンタクト2、3、4、5の整列方向Yに沿った固定機能付き電源コンタクト4の厚さのことであり、換言すると、固定機能付き電源コンタクト4の母材の厚さのことである。
より具体的には、固定機能付き電源コンタクト4は、接触部41aを有する電源接続脚部41と、係止部42aを有する係止脚部42と、押受部43aを有する押受脚部43と、接続部44aを有する接続脚部44と、連結部45aを有する連結脚部45と、を全体としてH字形になるように一体に備えている。特に、電源接続脚部41、連結脚部45及び接続脚部44の位置関係は、略クランク形状を形成している。
電源接続脚部41と係止脚部42との間に接続対象物Fが挿入され、押受脚部43と接続脚部44との間で、押圧部材6の押圧部61が回動可能に支持されている。
電源接続脚部41は、ハウジング1の上壁部1a側の溝12にあり、連結脚部45に対して、ハウジング1の嵌合口11側に位置している。つまり、電源接続脚部41は、連結脚部45から嵌合口11に向かって延在している。電源接続脚部41の嵌合口11側の先端部は、溝12の底面から浮いた状態にあり、接続対象物Fの両面のうち、少なくとも片面と接触する接触部41aを有している。接触部41aは、接続対象物Fと接触し易いように、係止脚部42に向かって突出する形状を有している。
押圧部材6の押圧解除完了位置OPから押圧完了位置CPへの移動時に、電源接続脚部41は接続対象物Fに向かって押圧されて確実にかつ安定的に電気的に接触するようになる。
係止脚部42は、ハウジング1の下壁部1b側の溝12において電源接続脚部41に対向する側にあり、連結脚部45に対して、ハウジング1の嵌合口11側に位置している。つまり、係止脚部42は、連結脚部45から嵌合口11に向かって延在している。また、係止脚部42は、その電源接続脚部41に対向する側の表面部分が、全長にわたって露出した状態で溝12に保持されている。つまり、係止脚部42は、嵌合口11側からその全長が視認できるように、溝12に保持されている。
係止脚部42は、ハウジング1に挿入された接続対象物Fに形成してなる被係止部F1に対応する位置に、被係止部F1に向かって突出する形状をもつ係止部42aを有している。つまり、接続対象物Fの挿入が終了した際の被係止部F1に対応する位置に、係止部42aが設けられている。係止部42aは、係止脚部42の先端部側に設けられていて、係止脚部42の先端部からテーパ状に上方に傾斜して、途中で略垂直に係止脚部42に戻るように形成されている。係止脚部42の係止部42aは、保持されているハウジング1の下壁部1b側の溝12から上壁部1aに向かって突出している。
固定機能付き電源コンタクト4は、係止部42aと連結部45bとの間に、接続対象物Fと接触する対向接触部(LPC6)42bを有する。具体的には、対向接触部42bは、ハウジング1の高さ方向Zにおいて、電源接続脚部41の接触部41aに対向する位置で、電源接続脚部41の接触部41aが接続対象物Fに接触する面とは反対側の面で接続対象物Fに接触する。対向接触部42bは、電源接続脚部41の接触部41aに向かって突出する形状を有する。
係止脚部42の対向接触部42bは、接続対象物Fに接触すれば、電源接続脚部41の接触部41aと、ハウジング1の高さ方向Zに対面する位置から係止脚部42の延在方向にずれた位置に設けてもよい。
なお、係止部42aの形状・大きさは、接続対象物Fの被係止部F1と係合できればよく、接続対象物Fの保持力や強度や加工性やコネクタ100の低背化等を考慮して適宜設計すればよい。
押受脚部43は、ハウジング1の上壁部1a側で接続脚部44に対向する側にあり、連結脚部45に対して、ハウジング1の嵌合口11とは反対側に位置している。つまり、押受脚部43は、連結脚部45から嵌合口11とは反対側に延在している。
押受脚部43が、押圧部材6によって押圧される押受部43aを有している。
押受部43aの、押圧部材6の押圧部61が少なくとも押圧する部分が、コネクタ100の低背化を考慮して、フラットに形成されていることが好ましい。この構成により、押圧部材6は、ハウジング1に支持される所定の軸部を有することなく、押圧解除完了位置OPと押圧完了位置CPとの間を回動可能である。つまり、押圧部材6の押圧部61の回動軸線は、押圧部材6の回動に伴い、回動軸線が押受脚部43のフラットに形成された部分、つまり押受部43aに沿って移動することができる。
さらに、押受部43aの先端部に、押圧部材6の押圧による反発力に起因して、押圧部材6がハウジング1の嵌合口11とは反対側の方向に膨れ移動することを防止する膨れ防止手段を有することが好ましい。具体的には、押受脚部43の先端部分に、押圧部材6の膨れ移動するのを防止するための、接続脚部44に向かって突出する突出部43bが設けられている。押圧部材6の回動の際に押圧部材6の、ハウジング1の幅方向Yにおける中央部が、ハウジング1の嵌合口11とは反対側の方向に膨れる傾向がある。しかし、かかる傾向を押受脚部43の突出部43bにおいて防ぐことができる。
突出部43bの大きさは、上記の役割を果たすことができれば限定せず、押圧部材6の押圧部61が引っ掛かる程度に適宜設計すればよい。また、膨れ防止手段としては、上記の構成以外にも、溝(凹部)を設けて、押圧部61を受容するようにしてもよい。
接続脚部44は、ハウジング1の下壁部1b側の溝12において押受脚部43に対向する側にあり、連結脚部45に対して、ハウジング1の嵌合口11とは反対側に位置している。つまり、接続脚部44は、連結脚部45から嵌合口11とは反対側に延在している。接続脚部44は、基板に接続する接続部44aを有している。接続部44aは、接続脚部44の先端側で押受脚部43を臨む側とは反対側に形成されている。接続部44aは、図示の実施形態においては、表面実装タイプ(SMT)であるが、ディップタイプでもあってもよい。
コネクタ100の低背化を考慮して、接続脚部44の、押圧部材6の押圧部61が少なくとも押圧する部分がフラットに形成されていることが好ましい。フラットに形成することにより奏する効果は、押受脚部43の押受部43aと同じである。
さらに、接続脚部44の先端部分には、膨れ移動するのを防止するための膨れ防止手段、具体的には、押受脚部43に向かって突出する突出部(図示せず)が設けられていてもよい。接続脚部44の突出部の構成、機能及び態様については、押受脚部43の突出部43bと同じである。
また、膨れ防止手段としては、上記の構成以外にも、溝(凹部)を設けて、押圧部61を受容するようにしてもよい。なお、膨れ防止手段については、押受脚部及び接続脚部の少なくとも一方に設けてあればよい。
以下、上記の第1実施形態の固定機能付き電源コンタクト4と同一の又は類似する機能を有する構成についてはその説明を省略し、異なる構成を中心に説明する。
第2実施形態の固定機能付き電源コンタクト4Aは、ハウジング1内に嵌合口11側から挿入される。
固定機能付き電源コンタクト4Aは、接続対象物Fの両面のうち、少なくとも片面と接触する接触部41Aaと、挿入された接続対象物Fに形成してなる被係止部F1に対応する位置に、被係止部F1に向かって突出する形状をもつ係止部42Aaと、接触部41Aa及び係止部42Aaを連結する連結部45Aaと、連結部45Aaの一端側から接触部41aとは反対側に延在し、押圧部材6によって押圧される押受部43Aaと、係止部42Aaから嵌合口11側に向かって延在し、基板に接続する接続部44Aaと、を有する。
また、固定機能付き電源コンタクト4Aは、第1実施形態の固定機能付き電源コンタクト4と同様に、接触部41Aaを有する電源接続脚部41Aと、係止部42Aaを有する係止脚部42Aと、押受部43Aaを有する押受脚部43Aと、接続部44Aaを有する接続脚部44Aと、連結部45Aaを有する連結脚部45Aと、を全体としてh字形状になるように一体に備えている。
固定機能付き電源コンタクト4Aの接続脚部44Aは、係止脚部42Aの先端側から連結脚部45Aとは反対側で、係止脚部42Aの、係止部42Aaよりさらに先端側に位置している。また、係止脚部42A及び接続脚部44Aは、その電源接続脚部41Aに対向する側の表面部分が、全長にわたって露出した状態で溝12に保持されている。つまり、係止脚部42及び接続脚部44Aは、嵌合口11側からその全長が視認できるように、溝12に保持されている。
固定機能付き電源コンタクト4Aにおいて、押圧部材6は、押受脚部43Aとハウジング1の下壁部1bとの間で支持されている。この場合、ハウジング1の下壁部1bの押圧部材6を支持する部分は、フラットに形成されていることが好ましい。
なお、図示されていないが、固定機能付き電源コンタクト4Aは、ハウジング1の高さ方向Zにおいて係止脚部42Aと同じ側で、固定機能付き電源コンタクト4Aの押受脚部43Aに対向する側に、延在脚部を有していてもよい。この延設脚部は、押圧部材6の押圧部61の回動を押受脚部43Aと共に支持するものである。この場合、押圧部材6の押圧部61を支持する部分は、フラットに形成されていることが好ましい。
また、固定機能付き電源コンタクト4Aは、接触部41Aaと押受部43Aaとの間に、ハウジング1の内面に向かって突出する形状をもち、ハウジング1に圧入固定される圧入固定部46Aを有する。
次に、図4に基づいて、単純電源コンタクト5について説明する。単純電源コンタクト5は、電源接続機能のみを主たる機能として備え、固定機能付き電源コンタクト4のような固定機能は備えていない。
なお、単純電源コンタクト5の、固定機能付き電源コンタクト4が有する部分と同じ名称の部分は、その構成及び機能において固定機能付き電源コンタクト4と同じあるので説明を省略する。
単純電源コンタクト5の厚さ寸法は、信号コンタクト2、3の厚さ寸法よりも大きく、具体的には、0.10〜0.20mmであることが好ましい。
ここで「厚さ寸法」とは、固定機能付き電源コンタクト4と同じ意味である。
単純電源コンタクト5は、接続対象物Fに対する電源接続機能を備え、コンタクトの整列方向Yにおいて、信号コンタクト2、3と固定機能付き電源コンタクト4;4Aとの間に配置されている。単純電源コンタクト5は、ハウジング1の高さ方向Zに対向する内面に形成されて、壁部によって仕切られている溝のうち溝13(図7参照)に圧入により保持されている。単純電源コンタクト5は、ハウジング1内に嵌合口11とは反対側から挿入される。
より具体的には、単純電源コンタクト5は、接触部51aを有する電源接続脚部51と、押受部52aを有する押受脚部52と、接続部53aを有する接続脚部53と、連結部53aを有する連結脚部54と、を全体として一体に備えている。さらに、単純電源コンタクト5は、固定機能付き電源コンタクト4、4Aとは異なり、係止脚部を有しておらず、代わりに、連結脚部54の一端側から嵌合口11側に向かって延在する延在脚部55を備えており、全体としてH字形状になっている。
さらに、単純電源コンタクト5は、接触部51aと押受部52aとの間に、ハウジング1の内面に向かって突出する形状をもち、ハウジング1に圧入固定される圧入固定部56を有する。また、単純電源コンタクト5は、図示しないが、接触部51aとは異なる接続対象物Fの面に接触する対向接触部(NPC5)を有していてもよい。また、単純電源コンタクト5の押受部52aの、押圧部材6が少なくとも押圧する部分が、フラットに形成されているとよい。また、単純電源コンタクト5は、押受部52aの先端部に、押圧部材6の押圧による反発力に起因して、押圧部材6がハウジング1の嵌合口11とは反対側の方向に膨れ移動することを防止する膨れ防止手段、具体的には接続脚部53に向かって突出する突出部52bを有している。
また、延在脚部55は、その電源接続脚部51に対向する側の表面部分が、全長にわたって露出した状態で溝13に保持されている。つまり、延在脚部55は、嵌合口11側から、その全長が視認できるように、溝13に保持されている。
また、電源接続脚部51と、係止脚部52との位置関係は逆であってもよい。つまり、電源接続脚部51が、ハウジング1の下壁部1b側の溝13にあり、係止脚部52が、ハウジング1の上壁部1a側の溝13にあってもよい。
また、コネクタ100が要求する電流を固定機能付き電源コンタクト4、4Aだけで、所定の抵抗値の範囲内において達成できるのであれば、単純電源コンタクト5を設ける必要はない。
(第1信号コンタクト)
次に、図5に基づいて、第1信号コンタクト2について説明する。なお、第1信号コンタクト2の、固定機能付き電源コンタクト4が有する部分と同じ名称の部分は、その構成及び機能において固定機能付き電源コンタクト4と同じであるので説明を省略する。
所要数の第1信号コンタクト2が、ハウジング1に並列配置状態で保持されて、電源コンタクト4;4A、5の間に配置されている。第1信号コンタクト2は、ハウジング1の高さ方向Zに対向する内面に形成されて、壁部によって仕切られている溝のうち溝14に圧入により保持されている。第1信号コンタクト2は、ハウジング1内に嵌合口11とは反対側から挿入される。
第1信号コンタクト2は、固定機能付き電源コンタクト4とは異なり、係止脚部を有しておらず、代わりに、連結脚部25の一端側から嵌合口11側に向かって延在する延在脚部24を備えており、全体としてH字形状になっている。
第1信号コンタクト2において、接触脚部21と延設脚部24との間に接続対象物Fが挿入され、押受脚部22と接続脚部23との間で、押圧部材6の押圧部61が回動可能に支持されている。
延設脚部24の、接触脚部21を臨む側で、接触脚部21に対向する位置に接続対象物Fと接触する接触部を設けてもよい。つまり、第1信号コンタクト2は、接触脚部21と延設脚部24において、接続対象物Fを挟持するようにしてもよい。延設脚部24は、接触脚部21の構成と同じであり、接続対象物Fと接触する対向接触部24aを有する。対向接触部24aは、接続対象物Fと接触し易いように突部形状を有し、接触脚部21に向かって突出している。
また、第1信号コンタクト2は、接触脚部21と押受脚部22との間に、ハウジング1の内面に向かって突出する形状をもち、ハウジング1に圧入固定される圧入固定部26を有する。
次に、図6に基づいて、第2信号コンタクト3を説明する。なお、第2信号コンタクト3の、第1信号コンタクト2が有する部分と同じ名称の部分は、その構成及び機能において第1信号コンタクト2と同じであるので説明を省略する。
所要数の第2信号コンタクト3が、ハウジング1に並列配置状態で保持されて、電源コンタクト4;4A、5の間に配置されている。第2信号コンタクト3は、ハウジング1の高さ方向Zに対向する内面に形成されて、壁部によって仕切られている溝のうち溝15に圧入により保持されている。第2信号コンタクト3は、ハウジング1内に嵌合口11側から挿入される。
第2信号コンタクト3は、第1信号コンタクト2とは異なり、第1信号コンタクト2の延在脚部24の位置に接続脚部33が位置し、第1信号コンタクト2の接続脚部23の位置に延在脚部34が位置している。
第2信号コンタクト3においては、接触脚部31と接続脚部33との間に接続対象物Fが挿入され、押受脚部32と延設脚部34との間で、押圧部材6の押圧部61が回動可能に支持されている。
接続脚部33は、接続対象物Fと接触する対向接触部33aを有する。対向接触部33aは、接続対象物Fと接触し易いように突部形状を有し、接触脚部31に向かって突出している。
次に、図7に基づいて、ハウジング1の具体的な構成を説明する。
ハウジング1は、ハウジング1の高さ方向Zに対向して位置する上壁部1aと下壁部1b、及び上壁部1aと下壁部1bとを連結する2つの側壁部1cを有する。ハウジング1の嵌合口11は、上壁部1aと、下壁部1bと2つの側壁部1cとによって区画形成されている。
これらの溝は、ハウジング1の高さ方向Zに対向する上壁部1a及び下壁部1bの内面のそれぞれ対向する位置に、固定機能付き電源コンタクト4;4Aを保持する溝12、単純電源コンタクト5を保持する溝13、及び信号コンタクト2、3を保持する溝14、15として形成されている。各溝12、13、14、15はそれぞれ、コンタクト2、3、4;4A、5の延在方向(X方向)において、ハウジング1を貫通して形成されている。
信号コンタクト2、3、固定機能付き電源コンタクト4;4A及び単純電源コンタクト5はそれぞれ、対応する溝14、15、12、13内に、例えば圧入、引っ掛け(ランス)又は溶着等によって固定されている。
次に、図8に基づいて、押圧部材6について説明する。
押圧部材6は、接続対象物Fのハウジング1への挿抜可能にする押圧解除完了位置OP(図1(a)参照)と、接続対象物Fに対する第1及び第2信号コンタクト2、3、固定機能付き電源コンタクト4;4A及び単純電源コンタクト5の押圧接触状態を安定保持する押圧完了位置CP(図1(b)参照)と、の間を回動する。
押圧部材6は、図示の実施形態では、第1及び第2信号コンタクト2、3の押受脚部22、32、固定機能付き電源コンタクト4;4Aの押受脚部43;43A、及び単純電源コンタクト5の押受脚部53を押圧する押圧部61と、ハウジング1の嵌合口11とは反対側で側壁部11cの支持部16に回動可能に装着される軸部分62と、第1及び第2信号コンタクト2、3の押受脚部22、32、固定機能付き電源コンタクト4;4Aの押受脚部43;43A、及び単純電源コンタクト5の押受脚部53が、個別に係合する複数の係合孔63と、を備えている。
押圧部61は、第1信号コンタクト2の押受脚部22と接続脚部24との間、第2信号コンタクト3の押受脚部32と延設脚部34との間、固定機能付き電源コンタクト4の押受脚部43と接続脚部44との間、及び単純電源コンタクト5の押受脚部52と接続脚部53との間に、回動可能に支持されている。
なお、第2実施形態の固定機能付き電源コンタクト4Aを用いた場合、押圧部61は、延設脚部を備える場合には、押受脚部43Aと延設脚部との間に回動可能に支持されており、延設脚部を備えていない場合には、押受脚部43Aとハウジング1の対応する下壁部1bとの間に、回動可能に支持されている。
押圧部61の、少なくとも第1及び第2信号コンタクト2、3、固定機能付き電源コンタクト4;4A、及び単純電源コンタクト5、又はハウジング1の下壁部1bと接触する部分が、円弧部分61aを有しているとよい(図2(b)参照)。具体的には、円弧部分61aは、押圧部材6の押圧解除完了位置OPと押圧完了位置CPとの間の回動範囲に対応して形成されている。この円弧部分61aの曲率は一定であっても、また変化していてもよい。また、押圧部61の形状は長軸及び短軸を有するものであり、例えば細長形状や、楕円形状にしてもよい。
押圧部61が、第1及び第2信号コンタクト2、3、固定機能付き電源コンタクト4;4A、及び単純電源コンタクト5において適切に支持されて、押圧部材6の回動運動が支障なく行うことができれば、軸部分62は設けなくてもよい。
次に、図2(a)及び図2(b)に基づいて、上記の構成を有する固定機能付き電源コンタクト4の、押圧部材6による押圧時の動作について説明する。なお、図面を見やすくする観点から、接続対象物Fの図示は省略した。
接続対象物Fは、押圧部材6が押圧解除完了位置OPにおいて、固定機能付き電源コンタクト4の電源接続脚部41と、係止脚部42との間に挿入可能である。接続対象物Fが挿入されると、電源接続脚部41は接触部41aにおいて、接続対象物Fのランド部F2と電気的に接触している。押圧部材6が押圧解除完了位置OPにある状態において、確かに、電源接続脚部41は、接続対象物Fに電気的に接触しているが、その接触は安定的ではない。
(実施例1)
実施例1の構成は以下の通りである。
ハウジングの両端に本発明の1対の固定機能付き電源コンタクト4を配置し、1対の固定機能付き電源コンタクト4と信号コンタクト2,3との間に1対の単純電源コンタクト5を配置した。固定機能付き電源コンタクト4及び単純電源コンタクト5は、並列に接続した。
・固定機能付き電源コンタクト4の厚さ:0.12mm
・固定機能付き電源コンタクト4の電源電流の経路長さ:2.10mm
・固定機能付き電源コンタクト4の抵抗値:16.0mΩ
・単純電源コンタクト5の厚さ:0.12mm
・単純電源コンタクト5の電源電流の経路長さ:2.10mm
・単純電源コンタクト5の抵抗値:16.0mΩ
・コネクタ全体の抵抗値:8.0mΩ
比較例1の構成は以下の通りである。
ハウジングの両端に接続対象物を係止するためだけの1対のロック部材を配置し、1対のロック部材の間に、本発明の第1及び第2実施形態の信号コンタクトと同じ構成の第1及び第2電源コンタクトを配置した。比較例1では、信号コンタクトを通電用に用いた。
・第1電源コンタクトの厚さ:0.08mm
・第1電源コンタクトの電源電流の経路長さ:2.60mm
・第1電源コンタクトの抵抗値:24.0mΩ
・第2電源コンタクトの厚さ:0.08mm
・第2電源コンタクトの電源電流の経路長さ:3.45mm
・第2電源コンタクトの抵抗値:30.0mΩ
・並列接続した第1及び第2電源コンタクト全体の抵抗値:13.0mΩ
また、実施例1においては、比較例1で用いた1対のロック部材(厚さ:0.08mm)を用いておらず、固定機能付き電源コンタクト4がロック部材の機能を兼ねているので、ロック部材を単独で設ける必要はない。そのため、実施例1では、外側及び単純電源コンタクトの厚さを、ロック部材の板厚分だけ厚くすることができ、十分に抵抗値Ωを下げることができた。
ロック部材を兼用した固定機能付き電源コンタクト4を用いたので、固定機能付き電源コンタクト4及び単純電源コンタクト5の厚さが大きくなったとしても、コネクタの芯数を増やす必要はなくなると共に、ロック部材を省略した分、ハウジング1内のコンタクト同士間のピッチを減じることができるので、コネクタのダウンサイジングを達成することができた。
2、3 信号コンタクト
4 固定機能付き電源コンタクト
5 単純電源コンタクト
6 押圧部材
11 嵌合口
41 電源接続脚部
41a 接触部
42 係止脚部
42a 係止部
42b 対向接触部
43 押受脚部
43a 押受部
43b 突出部
44 接続脚部
44a 接続部
45 連結脚部
45a 連結部
46 圧入固定部
51 電源接続脚部
51a 接触部
52 押受脚部
52a 押受部
53 接続脚部
53a 接続部
54 連結脚部
54a 連結部
61 押圧部
F 接続対象物
F1 被係止部
Claims (16)
- 接続対象物と着脱自在に嵌合するコネクタであって、
前記接続対象物が挿抜される嵌合口を有するハウジングと、
該ハウジングに並列配置状態で保持される所要数の信号コンタクト(SC)と、
該信号コンタクト(SC)に対して押圧可能な形状部位を有する押圧部材と、
を備えるコネクタにおいて、
前記ハウジングの、前記所要数の信号コンタクト(SC)を挟む両端側位置に、前記信号コンタクト(SC)と並んで保持され、厚さ寸法が、前記信号コンタクト(SC)の厚さ寸法よりも大きく、前記押圧部材によって前記信号コンタクト(SC)と共に一緒に押圧されるように構成され、電源接続機能を備える少なくとも1対の電源コンタクト(PC)をさらに備え、
該少なくとも1対の電源コンタクト(PC)は、前記電源接続機能だけではなく、前記信号コンタクト(SC)に対する前記接続対象物の正規挿入位置での仮固定と、前記押圧部材で押圧した状態での前記接続対象物の挟持固定との機能をも兼ね備える固定機能付き電源コンタクト(LPC)を有することを特徴とするコネクタ。 - 前記少なくとも1対の電源コンタクト(PC)は、
前記1対の固定機能付き電源コンタクト(LPC)と前記所要数の信号コンタクト(SC)との間に、又は前記固定機能付き電源コンタクト(LPC)の外側にそれぞれ位置する少なくとも1対の単純電源コンタクト(NPC)とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記固定機能付き電源コンタクト(LPC)は、
前記接続対象物の両面のうち、片面と接触する接触部(LPC1)と、
挿入された前記接続対象物に形成してなる被係止部に対応する位置に、該被係止部に向かって突出する形状をもつ係止部(LPC2)と、
前記接触部(LPC1)及び前記係止部(LPC2)を連結する連結部(LPC5)と、
該連結部(LPC5)の一端側から前記嵌合口とは反対側に延在し、前記押圧部材によって押圧される押受部(LPC3)と、
前記連結部(LPC5)の他端側から前記嵌合口とは反対側に延在し、基板に接続する接続部(LPC4)と、
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。 - 前記固定機能付き電源コンタクト(LPC)の、前記接続部(LPC4)と前記連結部(LPC5)との間に位置する部分は、幅寸法が前記厚さ寸法以上であることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
- 前記固定機能付き電源コンタクト(LPC)は、
前記接続対象物の両面のうち、片面と接触する接触部(LPC1)と、
挿入された前記接続対象物に形成してなる被係止部に対応する位置に、該被係止部に向かって突出する形状をもつ係止部(LPC2)と、
前記接触部(LPC1)及び前記係止部(LPC2)を連結する連結部(LPC5)と、
該連結部(LPC5)の一端側から前記嵌合口とは反対側に延在し、前記押圧部材によって押圧される押受部(LPC3)と、
前記連結部(LPC5)の他端側から前記嵌合口側に向かって延在し、基板に接続する接続部(LPC4)と、
を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。 - 前記固定機能付き電源コンタクト(LPC)は、前記係止部(LPC2)と前記連結部(LPC5)との間に、前記接触部(LPC1)が接触する前記接続対象物の面とは異なる面と接触する対向接触部(LPC6)をさらに有することを特徴とする請求項3、4又は5に記載のコネクタ。
- 前記押圧部材は、
前記信号コンタクト(SC)及び前記電源コンタクト(PC)を押圧せずに前記接続対象物の前記ハウジングへの挿抜を可能にする押圧解除完了位置から、前記信号コンタクト(SC)及び前記電源コンタクト(PC)を押圧して、前記正規挿入位置にある前記接続対象物に対する前記信号コンタクト(SC)及び前記電源コンタクト(PC)の押圧接触状態を安定保持する押圧完了位置までの回動範囲で回動し、前記接続対象物が前記正規挿入位置において固定されることを特徴とする請求項3から6までのいずれか1項に記載のコネクタ。 - 前記固定機能付き電源コンタクト(LPC)の前記押受部(LPC3)の、前記押圧部材が少なくとも押圧接触する部分が、フラットに形成されていることを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。
- 前記固定機能付き電源コンタクト(LPC)は、前記押受部(LPC3)の先端部に、前記押圧部材の押圧による反発力に起因して、前記押圧部材が前記ハウジングの前記嵌合口とは反対側の方向に膨れ移動することを防止する膨れ防止手段をさらに有することを特徴とする請求項7又は8に記載のコネクタ。
- 前記単純電源コンタクト(NPC)は、
前記正規挿入位置にある前記接続対象物の両面のうち、片面と接触する接触部(NPC1)と、
前記押圧部材によって押圧される押受部(NPC2)と、
基板に接続する接続部(NPC3)と、
前記接触部(NPC1)、前記押受部(NPC2)及び前記接続部(NPC3)を連結する連結部(NPC4)と、
を有し、
前記接触部(NPC1)及び前記押受部(NPC2)は、前記連結部(NPC4)の一端側から互いに反対側に延在し、
前記接続部(NPC3)は、前記連結部(NPC4)の他端側から前記嵌合口とは反対側に延在していることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。 - 前記単純電源コンタクト(NPC)の、前記接続部(NPC3)と前記連結部(NPC4)との間に位置する部分は、幅寸法が前記厚さ寸法以上であることを特徴とする請求項10に記載のコネクタ。
- 前記単純電源コンタクト(NPC)は、
前記正規挿入位置にある前記接続対象物と接触する接触部(NPC1)と、
前記押圧部材によって押圧される押受部(NPC2)と、
基板に接続する接続部(NPC3)と、
前記接触部(NPC1)、前記押受部(NPC2)及び前記接続部(NPC3)を連結する連結部(NPC4)と、
を有し、
前記接触部(NPC1)及び前記押受部(NPC2)は、前記連結部(NPC4)の一端側から互いに反対側に延在し、
前記接触部(NPC1)は前記連結部(NPC4)の他端側から前記嵌合口側に向かって延在していることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。 - 前記単純電源コンタクト(NPC)は、前記接触部(NPC1)が接触する前記接続対象物の面とは異なる面と接触する対向接触部(NPC5)を有することを特徴とする請求項10、11又は12に記載のコネクタ。
- 前記単純電源コンタクト(NPC)の前記押受部(NPC2)の、前記押圧部材が少なくとも押圧接触する部分が、フラットに形成されていることを特徴とする請求項10から13までのいずれか1項に記載のコネクタ。
- 前記単純電源コンタクト(NPC)は、前記押受部(NPC2)の先端部に、前記押圧部材の押圧による反発力に起因して、前記押圧部材が前記ハウジングの前記嵌合口とは反対側の方向に膨れ移動することを防止する膨れ防止手段を有することを特徴とする請求項10から14までのいずれか1項に記載のコネクタ。
- 前記ハウジングは、該ハウジングの高さ方向に対向する内面に形成され、全ての前記コンタクトを個別に保持する複数本の溝を有することを特徴とする請求項1から15までのいずれか1項に記載のコネクタ。
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