JP2018042070A - ガラスアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】受信感度を向上できるガラスアンテナの提供。【解決手段】車両用のリアガラス100のうちの、複数の電熱線21を有するデフォッガ20の外周領域に配置され、且つ、HOT側給電点13に接続されている第1エレメント11であって、受信対象の周波数帯に共振可能な第1エレメント11と、第1エレメント11の少なくとも一部と対向して平行になるように配置され、且つ、アース側給電点14に接続されている第2エレメント12であって、受信対象の周波数帯に応じた波長λの1/2にリアガラス100の波長短縮率を積算した長さから、波長λに波長短縮率を積算した長さの間の長さを有する第2エレメント12と、HOT側給電点13に接続されている内部導体、及びアース側給電点14に接続されている外部導体を有し、外部導体が車体の一部に接続されている同軸ケーブル30とを備えることを特徴とするガラスアンテナ1。【選択図】図2

Description

本発明は、ガラスアンテナに関する。
近年、アンテナの給電点が、ホット側とアース側との双極からなる車両用のガラスアンテナが知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような車両用のガラスアンテナでは、ホット側の給電点には同軸ケーブルの内部導体が接続され、アース側の給電点には同軸ケーブルの外部導体が接続される。また、当該同軸ケーブルの外部導体は、アース側の給電点の近傍で、車両ボデーにアース(中点アース)されることが一般的であった。また、ホット側の給電点に接続された第1エレメントと、アース側の給電点に接続された第2エレメントとは、受信対象の周波数帯の中心周波数の波長をλ(ラムダ)とした場合に、1/4λ程度の長さにすることが一般的であった。
特開2002−185230号公報
しかしながら、例えば、車両が樹脂製ドアのハッチバックを備える場合など、アース側の給電点の近傍で中点アースさせることが困難な場合があり、このような場合には、前記ガラスアンテナでは、充分な受信感度(アンテナ利得)を得ることが困難であった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、受信感度を向上できるガラスアンテナを提供することにある。
本発明は、以下の態様を有する。
[1]車両用の後部ガラスのうちの、複数の電熱線を有するデフォッガの外周領域に配置され、且つ、第1給電点に接続されている第1エレメントであって、受信対象の周波数帯に共振可能な第1エレメントと、前記第1エレメントの少なくとも一部と対向して平行になるように配置され、且つ、第2給電点に接続されている第2エレメントであって、前記受信対象の周波数帯に応じた波長の1/2に前記後部ガラスの波長短縮率を積算した長さから、前記波長に前記波長短縮率を積算した長さの間の長さを有する第2エレメントと、前記第1給電点に接続されている内部導体、及び前記第2給電点に接続されている外部導体を有し、前記外部導体が車体の一部に接続されている同軸ケーブルと、を備えることを特徴とするガラスアンテナ。
[2]前記同軸ケーブルは、前記第2給電点から前記波長の1/4以上の長さの位置で前記外部導体が車体の一部に接続されている[1]のガラスアンテナ。
[3]前記第1エレメントと前記第2エレメントとは、前記受信対象の周波数帯で容量結合可能な間隔を開けて配置されている[1]又は[2]のガラスアンテナ。
[4]前記第1エレメントは、前記受信対象の周波数帯で前記デフォッガと容量結合させるように配置され、前記第2エレメントは、前記デフォッガに接続された第3エレメントと前記受信対象の周波数帯で容量結合させるように配置されている[1]から[3]のいずれかのガラスアンテナ。
[5]前記第1エレメントは、前記第2エレメントと前記デフォッガとの間に配置されている[1]から[4]のいずれかのガラスアンテナ。
[6]前記波長は、前記受信対象の周波数帯の中心周波数に対応する波長である[1]から[5]のいずれかのガラスアンテナ。
[7]前記車両用の後部ガラスは、車両の後部に開閉可能に取り付けられる樹脂製のバックドアに取り付けられている[1]から[6]のいずれかのガラスアンテナ。
本発明のガラスアンテナによれば、受信感度を向上できる。
第1の実施形態のガラスアンテナを車両に搭載した一例を示す図である。 第1の実施形態のガラスアンテナの構成例を示す図である。 第1の実施形態のガラスアンテナの一実施例における受信感度の向上値を示す図である。 第2の実施形態のガラスアンテナの構成例を示す図である。 第3の実施形態のガラスアンテナの構成例を示す図である。
以下の用語の定義は、本明細書及び特許請求の範囲にわたって適用される。
以下、本発明の実施形態のガラスアンテナについて図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態のガラスアンテナ1を車両に搭載した一例を示す図である。
図1に示すように、ガラスアンテナ1は、車両(たとえば、バッチバック型の自動車)のバックドア2に取り付けられている。バックドア2は、たとえば、樹脂製であり、車両の後部に開閉可能に取り付けられている。
ガラスアンテナ1は、車両用のリアガラス100を備え、リアガラス100内に、DAB用アンテナ部10と、電熱線21を有するデフォッガ20とが配置されている。また、DAB用アンテナ部10は、第1エレメント11と、第2エレメント12と、DAB用アンプ15とを備える。DAB用アンテナ部10は、DAB用アンプ15を介して同軸ケーブル30に接続されている。
DAB用アンテナ部10は、DABの周波数帯の電波を受信する双極(Bipolar)タイプのアンテナである。「DAB」とは、Digital Audio Broadcastというデジタルラジオの規格である。また、DABは、174MHz(メガヘルツ)〜240MHzのband IIIと、1452MHz〜1492MHzのL−bandとの2つの異なる周波数帯から構成されている。本実施形態では、DAB用アンテナ部10は、一例として、174MHz〜240MHz(band III)の周波数帯の電波を受信するアンテナである。また、以下の説明において、「DABの周波数帯」とは、受信対象の周波数帯であり、たとえば、174MHz〜240MHz(band III)の周波数帯として説明する。
また、DAB用アンテナ部10の詳細については、図2を参照して後述する。
同軸ケーブル30は、グロメット40を介して、車両ボデー3側に引き回されて、DAB用デジタルラジオ等の受信器に接続される。また、同軸ケーブル30は、内部導体と、絶縁体を介して内部導体の外側を覆う外部導体と、を有する。同軸ケーブル30の外部導体は、中点アース31により、車両ボデー3(車体)の一部に接続されている。
本実施形態では、バックドア2が樹脂製であるため、同軸ケーブル30は、グロメット40を介して車両ボデー3側に引き回された位置である接地部(中点アース31)により、外部導体が金属製の車両ボデー3に接続される。同軸ケーブル30は、DABの周波数帯に応じた波長λ(たとえば、DABの周波数帯の中心周波数に対応する波長)の1/4以上の長さの位置において、外部導体が中点アース31により車両ボデー3の一部に接続される。中点アース31は、たとえば、グロメット40の車両ボデー3側の出口付近に設定されている。
次に、図2を参照して、ガラスアンテナ1の構成について説明する。
図2は、本実施形態のガラスアンテナ1の構成例を示す図である。図2は、バックドア2に取り付けられたリアガラス100を取り外して、車両内部から見た図である。
図2に示すように、ガラスアンテナ1は、リアガラス100と、DAB用アンプ15と、同軸ケーブル30とを備える。
リアガラス100は、車両用の後部ガラスであり、たとえば、ガラスにより構成されている。リアガラス100は、バックドア2(後部ドア)に取り付けられ、車両の後方を視認できるように、点線で示したバックドア2の開口部に配置されている。また、リアガラス100には、デフォッガ20と、破線で囲んだDAB用アンテナ部10と、T字状エレメント22とが配置されている。
デフォッガ20は、リアガラス100の中央に配置され、複数の電熱線21(熱線導体)を有している。デフォッガ20は、バックドア2を介して車両から供給された電力により、複数の電熱線21を加熱し、リアガラス100の結露を取り除く。
T字状エレメント22(第3エレメントの一例)は、リアガラス100に配置された金属等のT字状の導体であり、デフォッガ20の電熱線21に接続されている。T字状エレメント22は、たとえば、デフォッガ20の電熱線21の中央に接続されている。T字状エレメント22の垂直部分の下端は、図2に示すように最下部の電熱線21よりも下方に延伸させることに限定されず、中央部分の電熱線21まで延伸してもよいし、最上部の電熱線21まで延伸してもよい。
DAB用アンテナ部10は、リアガラス100のうちのデフォッガ20の外周領域(たとえば、デフォッガ20の上部の余白領域)に配置されている。DAB用アンテナ部10は、第1エレメント11と、第2エレメント12と、HOT(ホット)側給電点13と、アース側給電点14とを有している。本実施形態のHOT側給電点13及びアース側給電点14は、デフォッガ20の上部の余白領域(上部領域の左上部)に配置されている。また、本実施形態の第1エレメント11及び第2エレメント12は、デフォッガ20の上部の余白領域に配置されている。第1エレメント11は、左部から中央部に向かって延伸し、第2エレメント12は、左部から右部に向かって延伸している。
第1エレメント11は、リアガラス100に配置された金属等の導体である。第1エレメント11は、リアガラス100のうちの、デフォッガ20の外周領域に配置され、且つ、HOT側給電点13に接続されている。第1エレメント11は、たとえば、デフォッガ20の上部の余白領域にデフォッガ20の電熱線21に沿って配置される。また、第1エレメント11は、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)でデフォッガ20と容量結合させるように、所定の間隔(たとえば、10mmの間隔)で配置されている。また、第1エレメント11は、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)に共振可能な長さ(たとえば、前記波長λの1/4の長さ)を有する。
HOT側給電点13(第1給電点の一例)は、金属等の導体で構成され、第1エレメント11に接続されている。HOT側給電点13は、第1エレメント11に給電する端子である。また、HOT側給電点13は、たとえば、半田付けにより、DAB用アンプ15に接続され、DAB用アンプ15を介して、同軸ケーブル30の内部導体に接続される。
第2エレメント12は、リアガラス100に配置された金属等の導体である。第2エレメント12は、第1エレメント11の少なくとも一部と対向して平行になるように、デフォッガ20の外周領域に配置され、且つ、アース側給電点14に接続されている。第2エレメント12は、たとえば、リアガラス100のうちのデフォッガ20の上部の余白領域であって、第1エレメント11よりも外側(リアガラスの縁側)に配置されている。また、第2エレメント12は、バックドア2の開口部(フランジ)に沿って配置されている。また、第2エレメント12は、デフォッガ20に接続されたT字状エレメント22とDABの周波数帯で容量結合させるように、所定の間隔(たとえば、10mmの間隔)で配置されている。
また、第2エレメント12は、リアガラス100の波長短縮率kを0.64とした場合に、波長λの1/2×0.64から波長λ×0.64の間(1/2λ×0.64〜λ×0.64)の長さを有する。すなわち、第2エレメント12は、波長λの1/2にリアガラス100の波長短縮率(k=0.64)を積算した長さから、波長λに波長短縮率(k=0.64)を積算した長さの間の長さを有する。波長短縮率(k)とは、ガラス短縮率とも呼ばれ、ガラス内を電波が通過する際の波長の短縮率である。第2エレメント12は、より好ましくは、波長λの3/4×k×(1−P)から波長λの3/4×k×(1+P)の間の長さ(たとえば、P=0.3として、3/4λ×0.64×0.7〜3/4λ×0.64×1.3の間の長さ)である。
また、第1エレメント11と第2エレメント12とは、DABの周波数帯で容量結合可能な間隔を開けて略平行に配置されている。また、第1エレメント11と第2エレメント12とは、より外周側(フランジ側)に第2エレメント12が配置され、デフォッガ20側に第1エレメント11が配置される。
アース側給電点14(第2給電点の一例)は、金属等の導体で構成され、第2エレメント12に接続されている。アース側給電点14は、第1エレメント11に給電するアース側(グランド側)の端子である。また、アース側給電点14は、たとえば、半田付けにより、DAB用アンプ15に接続され、DAB用アンプ15を介して、同軸ケーブル30の外部導体に接続される。
DAB用アンプ15は、第1エレメント11及び第2エレメント12によって受信したDABの周波数帯の信号を増幅して、同軸ケーブル30を介して、受信器に出力する。
同軸ケーブル30の内部導体は、DAB用アンプ15の増幅回路を介して、HOT側給電点13に接続される。また、同軸ケーブル30の外部導体は、DAB用アンプ15のアース回路(グランド配線)を介して、アース側給電点14に接続される。また、同軸ケーブル30の外部導体は、中点アース31を介して、車両ボデー3に接続(アース)される。アース側給電点14から中点アース31までの同軸ケーブル30の長さは、たとえば、波長λの1/4以上である。
次に、図3を参照して、本実施形態のガラスアンテナ1の受信感度(アンテナ利得)について説明する。
図3は、本実施形態のガラスアンテナ1の一実施例における受信感度の向上値を示す図である。
図3に示すグラフは、DABの周波数帯(たとえば、174MHz〜240MHz)における従来技術のガラスアンテナのアンテナ利得と、本実施形態のガラスアンテナ1のアンテナ利得との差分を、受信感度の向上値として示している。従来のガラスアンテナ及び本実施形態のガラスアンテナ1の具体的な構成例は、以下の通りである。
従来技術のガラスアンテナは、第1エレメントと第2エレメントとが、それぞれ、約1/λ×波長短縮率(k=0.64)の長さであり、たとえば、250mm(ミリメートル)である。また、アース側給電点(又はDAB用アンプ)から中点アースまでの同軸ケーブルの長さは、たとえば、800mmである。
これに対して、本実施形態のガラスアンテナ1の一実施例では、第1エレメント11の長さが、たとえば、250mmであり、第2エレメント12の長さが、たとえば、670mmである。また、アース側給電点14(又はDAB用アンプ15)から中点アース31までの同軸ケーブル30の長さは、たとえば、800mmである。また、第1エレメント11と、デフォッガ20の電熱線21との間の距離が、DABの周波数帯で容量結合可能な距離である、たとえば、10mmである。また、第2エレメント12と、T字状エレメント22との間の距離が、たとえば、10mmである。
また、図3に示すグラフの縦軸は、受信感度の向上値[dB(デシベル)]を示し、横軸は、周波数[MHz]を示している。また、波形W1は、前記構成例において垂直偏波を受信した場合における、本実施形態のガラスアンテナ1のアンテナ利得から従来技術のガラスアンテナのアンテナ利得を減算した受信感度の向上値を示している。
図3の波形W1に示すように、DABの周波数帯(たとえば、174MHz〜240MHz)において、本実施形態のガラスアンテナ1は、従来技術のガラスアンテナに比べて、受信感度(アンテナ利得)を平均で約2dB向上できる。
以上説明したように、本実施形態のガラスアンテナ1は、第1エレメント11と、第2エレメント12と、同軸ケーブル30とを備える。第1エレメント11は、車両用のリアガラス100(後部ガラス)のうちの、複数の電熱線21を有するデフォッガ20の外周領域に配置され、且つ、HOT側給電点13(第1給電点)に接続されている。また、第1エレメント11は、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)に共振可能である。第2エレメント12は、第1エレメント11の少なくとも一部と対向して平行になるように配置され、且つ、アース側給電点14(第2給電点)に接続されている。また、第2エレメント12は、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)に応じた波長λの1/2にリアガラス100の波長短縮率(k=0.64)を積算した長さから、波長λに波長短縮率を積算した長さの間の長さを有する。同軸ケーブル30は、HOT側給電点13に接続されている内部導体、及びアース側給電点14に接続されている外部導体を有し、外部導体が車両ボデー3(車体)の一部に接続されている。
これにより、本実施形態のガラスアンテナ1は、アース側給電点14に接続された第2エレメント12の長さを、波長λの1/2にリアガラス100の波長短縮率を積算した長さから、波長λに波長短縮率を積算した長さの間にすることで、ガラスアンテナ1のインピーダンスを低下できる。そのため、本実施形態のガラスアンテナ1は、受信感度(アンテナ利得)を向上できる。また、本実施形態のガラスアンテナ1は、第2エレメント12の長さを前記波長λの1/4程度にした場合に比べて、ノイズの影響を低減(受けにくく)できる。
たとえば、従来技術のガラスアンテナにおいて、アース側給電点(又はDAB用アンプ)から中点アースまでの同軸ケーブルの長さが増大すると、ガラスアンテナのインピーダンスが高くなり、アンテナ利得は低下する。
これに対して、本実施形態のガラスアンテナ1では、第2エレメント12の長さを、波長λの1/2にリアガラス100の波長短縮率を積算した長さから、波長λに波長短縮率を積算した長さの間にすることで、ガラスアンテナ1のインピーダンスを低下できる。すなわち、本実施形態のガラスアンテナ1では、たとえば、アース側給電点14(又はDAB用アンプ15)から中点アース31までの同軸ケーブル30の長さが増大した場合であっても、第2エレメント12の長さを、従来技術のガラスアンテナに比べて長くすることで、ガラスアンテナ1のインピーダンスを低下できる。よって、本実施形態のガラスアンテナ1は、たとえば、樹脂製のバックドア2などの採用により、中点アース31の位置が遠くなった場合であっても、図3に示すように、受信感度を向上できる。
また、本実施形態では、同軸ケーブル30は、アース側給電点14から波長λの1/4以上の長さの位置(中点アース31)で外部導体が車両ボデー3の一部に接続されている。また、本実施形態では、車両用のリアガラス100は、車両の後部に開閉可能に取り付けられる樹脂製のバックドア2に取り付けられている。
一般に、バックドア2が樹脂製である場合、バックドア2内に中点アース31を設けることができずに、同軸ケーブル30は、アース側給電点14から波長λの1/4以上の長さの位置となる。このような場合であっても、第2エレメント12の長さを伸長することで、本実施形態のガラスアンテナ1は、受信感度を向上できる。
また、本実施形態では、第1エレメント11と第2エレメント12とは、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)で容量結合可能な間隔を開けて配置されている。
これにより、第1エレメント11と第2エレメント12とが容量結合するため、本実施形態のガラスアンテナ1は、インピーダンスがさらに低下し、受信感度を向上できる。
また、本実施形態では、第1エレメント11は、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)でデフォッガ20と容量結合させるように(たとえば、10mmの間隔に)、配置されている。また、第2エレメント12は、デフォッガ20に接続されたT字状エレメント22(第3エレメント)とDABの周波数帯(受信対象の周波数帯)で容量結合させるように(たとえば、10mmの間隔に)、配置されている。
これにより、本実施形態のガラスアンテナ1は、インピーダンスがさらに低下し、受信感度を向上できる。
また、本実施形態では、前記波長λは、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)の中心周波数に対応する波長である。
これにより、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)の中心周波数に基づいて第2エレメント12の長さが決定されるため、本実施形態のガラスアンテナ1は、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)の全範囲において、安定した受信感度が得られる。
また、本実施形態では、リアガラス100の中央に配置されたデフォッガ20の外側に、第1エレメント11が配置され、さらに、該第1エレメント11の外側に第2エレメント12が配置される。つまり、第1エレメント11は、第2エレメント12とデフォッガ20との間に配置されている。
これにより、本実施形態のガラスアンテナ1は、第1エレメント11とデフォッガ20との間、及び第1エレメント11と第2エレメント12との間において、容量結合を行い易くできる。
[第2の実施形態]
次に、図4を参照して、第2の実施形態のガラスアンテナ1aについて説明する。
図4は、第2の実施形態のガラスアンテナ1aの構成例を示す図である。図4において、図2と同一の構成には同一の符号を付与し、説明を省略する。
また、ガラスアンテナ1aを車両に搭載した場合の構成は、基本的に、図1に示す第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、本実施形態では、バックドア2は、第1の実施形態と同様に、樹脂製である。
本実施形態のガラスアンテナ1aは、第2エレメント12をデフォッガ20の右側領域(右側部の余白領域)まで拡張している点と、T字状エレメント22の代わりに、L字状エレメント22aを備える点とが、第1の実施形態と異なる。
図4に示すように、ガラスアンテナ1aは、リアガラス100aと、DAB用アンプ15と、同軸ケーブル30とを備える。また、リアガラス100aには、デフォッガ20と、DAB用アンテナ部10aと、L字状エレメント22aとが配置されている。
DAB用アンテナ部10aは、DABの周波数帯の電波を受信する双極タイプのアンテナである。DAB用アンテナ部10aは、リアガラス100aのうちのデフォッガ20の外周領域(たとえば、デフォッガ20の上部及び右側の余白領域)に配置されている。DAB用アンテナ部10aは、第1エレメント11と、第2エレメント12aと、HOT側給電点13と、アース側給電点14とを有している。
第2エレメント12aは、リアガラス100aに配置された金属等の導体である。第2エレメント12aは、第1エレメント11の少なくとも一部と対向して平行になるように、デフォッガ20の外周領域に配置され、且つ、アース側給電点14に接続されている。第2エレメント12aは、たとえば、リアガラス100aのうちのデフォッガ20の上部及び右側部の余白領域であって、第1エレメント11よりも外側に配置されている。すなわち、第2エレメント12aは、リアガラス100aのうちのデフォッガ20の上部の余白領域(上部領域)から右側領域(側部領域)に、デフォッガ20の外周に沿って配置されている。また、第2エレメント12aは、デフォッガ20に接続されたL字状エレメント22aとDABの周波数帯で容量結合させるように、所定の間隔(たとえば、10mmの間隔)で配置されている。
また、第2エレメント12aの長さは、第1の実施形態の第2エレメント12と同様であるため、説明を省略する。
また、第1エレメント11と第2エレメント12aとは、デフォッガ20の上部領域において、DABの周波数帯で容量結合可能な間隔を開けて略平行に配置されている。また、第1エレメント11と第2エレメント12aとは、より外周側(フランジ側)に第2エレメント12aが配置され、デフォッガ20側に第1エレメント11が配置される。
L字状エレメント22a(第3エレメントの一例)は、リアガラス100aに配置された金属等のL字状の導体であり、デフォッガ20の電熱線21に接続されている。L字状エレメント22aは、たとえば、デフォッガ20の電熱線21の中央に接続されている。
以上説明したように、本実施形態のガラスアンテナ1aは、第1エレメント11と、第2エレメント12aと、同軸ケーブル30とを備える。第1エレメント11は、車両用のリアガラス100a(後部ガラス)のうちの、複数の電熱線21を有するデフォッガ20の外周領域(たとえば、上部領域)に配置され、且つ、HOT側給電点13(第1給電点)に接続されている。第2エレメント12aは、第1エレメント11の少なくとも一部と対向して平行になるように、デフォッガ20の外周領域(たとえば、上部領域及び側部領域)に配置され、且つ、アース側給電点14(第2給電点)に接続されている。また、第2エレメント12aは、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)に応じた波長λの1/2にリアガラス100aの波長短縮率(k=0.64)を積算した長さから、波長λに波長短縮率を積算した長さの間の長さを有する。
これにより、本実施形態のガラスアンテナ1aは、第1の実施形態と同様に、受信感度(アンテナ利得)を向上できるとともに、ノイズの影響を低減(受けにくく)できる。
また、本実施形態のガラスアンテナ1aは、上部領域の他に、側部領域を利用して第2エレメント12aを配置するため、リアガラス100aを効率よく利用できる。本実施形態のガラスアンテナ1aは、たとえば、バックドア2が樹脂製であり、且つ、リアガラス100aの面積が小さいコンパクトカーなどの車両(自動車)に対応できる。
また、本実施形態では、第2エレメント12aは、デフォッガ20に接続されたL字状エレメント22a(第3エレメント)とDABの周波数帯(受信対象の周波数帯)で容量結合させるように(たとえば、10mmの間隔に)、配置されている。
これにより、本実施形態のガラスアンテナ1aは、L字状エレメント22aを備える第1の実施形態と同様に、インピーダンスがさらに低下し、受信感度を向上できる。
[第3の実施形態]
次に、図5を参照して、第3の実施形態のガラスアンテナ1bについて説明する。
図5は、第3の実施形態のガラスアンテナ1bの構成例を示す図である。図5において、図2と同一の構成には同一の符号を付与し、説明を省略する。
また、ガラスアンテナ1bを車両に搭載した場合の構成は、基本的に、図1に示す第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、本実施形態では、バックドア2は、第1の実施形態と同様に、樹脂製である。
本実施形態のガラスアンテナ1bは、HOT側給電点13及びアース側給電点14が、リアガラス100bの上部領域の中央部に配置されている点と、第2エレメント12をデフォッガ20の下部領域まで拡張している点とが、第1の実施形態と異なる。また、本実施形態のガラスアンテナ1bは、T字状エレメント22を備えない点が、第1の実施形態と異なる。
図5に示すように、ガラスアンテナ1bは、リアガラス100bと、DAB用アンプ15と、同軸ケーブル30とを備える。また、リアガラス100bには、デフォッガ20と、DAB用アンテナ部10bとが配置されている。
DAB用アンテナ部10bは、DABの周波数帯の電波を受信する双極タイプのアンテナである。DAB用アンテナ部10bは、リアガラス100bのうちのデフォッガ20の外周領域(たとえば、デフォッガ20の上部、右側、及び下部の余白領域)に配置されている。DAB用アンテナ部10bは、第1エレメント11と、第2エレメント12bと、HOT側給電点13と、アース側給電点14とを有している。
本実施形態のHOT側給電点13及びアース側給電点14は、デフォッガ20の上部の余白領域(上部領域の中央部)に配置されている点を除いて、第1の実施形態と同様である。また、本実施形態の第1エレメント11は、デフォッガ20の上部の余白領域(上部領域)に配置され、中央部から左部に向かって延伸している点を除いて、第1の実施形態と同様である。
第2エレメント12bは、リアガラス100bに配置された金属等の導体である。第2エレメント12bは、第1エレメント11の少なくとも一部と対向して平行になるように、デフォッガ20の外周領域に配置され、且つ、アース側給電点14に接続されている。第2エレメント12bは、たとえば、リアガラス100bのうちのデフォッガ20の上部及び右側部、及び下部の余白領域であって、第1エレメント11よりも外側に配置されている。すなわち、第2エレメント12bは、リアガラス100bのうちのデフォッガ20の上部領域から右側領域(側部領域)を経て下部の余白領域(下部領域)に、デフォッガ20の外周に沿って配置されている。
また、第2エレメント12bの長さは、第1の実施形態の第2エレメント12と同様であるため、説明を省略する。
また、第1エレメント11と第2エレメント12bとは、デフォッガ20の上部領域において、DABの周波数帯で容量結合可能な間隔を開けて略平行に配置されている。また、第1エレメント11と第2エレメント12bとは、より外周側(フランジ側)に第2エレメント12bが配置され、デフォッガ20側に第1エレメント11が配置される。
以上説明したように、本実施形態のガラスアンテナ1bは、第1エレメント11と、第2エレメント12bと、同軸ケーブル30とを備える。第1エレメント11は、車両用のリアガラス100b(後部ガラス)のうちの、複数の電熱線21を有するデフォッガ20の外周領域(たとえば、上部領域)に配置され、且つ、HOT側給電点13(第1給電点)に接続されている。第2エレメント12bは、第1エレメント11の少なくとも一部と対向して平行になるように、デフォッガ20の外周領域(たとえば、上部領域、側部領域、及び下部領域)に配置され、且つ、アース側給電点14(第2給電点)に接続されている。また、第2エレメント12bは、DABの周波数帯(受信対象の周波数帯)に応じた波長λの1/2にリアガラス100bの波長短縮率(k=0.64)を積算した長さから、波長λに波長短縮率を積算した長さの間の長さを有する。
これにより、本実施形態のガラスアンテナ1bは、第1及び第2の実施形態と同様に、受信感度(アンテナ利得)を向上できるとともに、ノイズの影響を低減(受けにくく)できる。
また、本実施形態のガラスアンテナ1bは、上部領域の他に、側部領域及び下部領域を利用して第2エレメント12bを配置するため、リアガラス100bを効率よく利用できる。本実施形態のガラスアンテナ1bは、第2の実施形態と同様に、たとえば、バックドア2が樹脂製であり、且つ、リアガラス100bの面積が小さいコンパクトカーなどの車両(自動車)に対応できる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
たとえば、各実施形態において、ガラスアンテナ1(1a、1b)の受信対象の周波数帯は、DABの周波数帯である例を説明したが、他の周波数帯であってもよい。受信対象の周波数帯は、たとえば、FMラジオの周波数帯、地上デジタルテレビの周波数帯などであってもよい。
また、各実施形態において、DABの周波数帯に応じた波長λが、DABの周波数帯の中心周波数に対応する波長である例を説明したが、DABの周波数帯に基づいて定められる波長であれば、他の周波数に対応する波長であってもよい。たとえば、DABの周波数帯の最大周波数に対応する波長に所定の係数(たとえば、(1−Q))を積算した波長から、DABの周波数帯の最小周波数に対応する波長λFMmaxに所定の係数(たとえば、(1+Q))を積算した波長までの範囲であってもよい。たとえば、変数Qは、±10%を示す0.10であってもよいし、他の値であってもよい。
また、各実施形態において、第1エレメント11は、受信対象の周波数帯に共振可能な長さとして、1/4λ程度の長さである例を説明したが、3/4λ程度などの他の共振可能な長さであってもよい。
また、各実施形態において、波長短縮率kを0.64とした例を説明したが、リアガラス100(100a、100b)の組成に応じた他の値であってもよい。
また、各実施形態において、ガラスアンテナ1(1a、1b)は、DAB用アンプ15を含む例を説明したが、DAB用アンプ15を含まない構成であってもよい。また、DAB用アンテナ部10(10a、10b)は、DAB用アンプ15を含む構成であってもよいし、DAB用アンプ15を含む構成であってもよい。
また、各実施形態において、バックドア2は、上下に開閉するドアである例を説明したが、左右に開閉するドアであってもよい。
また、第1の実施形態において、バックドア2は、樹脂製である例を説明したが、金属製であってもよい。
また、第3の実施形態において、ガラスアンテナ1bは、第3エレメント(たとえば、T字状エレメント22、及びL字状エレメント22a)を備えない例を説明したが、第3エレメントを備える構成にしてもよい。また、第1及び第2の実施形態において、第3エレメントを備えない構成にしてもよい。
1、1a、1b ガラスアンテナ
2 バックドア
3 車両ボデー
10、10a、10b DAB用アンテナ部
11 第1エレメント
12、12a、12b 第2エレメント
13 HOT側給電点
14 アース側給電点
15 DAB用アンプ
20 デフォッガ
21 電熱線
22 T字状エレメント
22a L字状エレメント
30 同軸ケーブル
31 中点アース
40 グロメット
100、100a、100b リアガラス

Claims (7)

  1. 車両用の後部ガラスのうちの、複数の電熱線を有するデフォッガの外周領域に配置され、且つ、第1給電点に接続されている第1エレメントであって、受信対象の周波数帯に共振可能な第1エレメントと、
    前記第1エレメントの少なくとも一部と対向して平行になるように配置され、且つ、第2給電点に接続されている第2エレメントであって、前記受信対象の周波数帯に応じた波長の1/2に前記後部ガラスの波長短縮率を積算した長さから、前記波長に前記波長短縮率を積算した長さの間の長さを有する第2エレメントと、
    前記第1給電点に接続されている内部導体、及び前記第2給電点に接続されている外部導体を有し、前記外部導体が車体の一部に接続されている同軸ケーブルと
    を備えることを特徴とするガラスアンテナ。
  2. 前記同軸ケーブルは、前記第2給電点から前記波長の1/4以上の長さの位置で前記外部導体が車体の一部に接続されている
    請求項1に記載のガラスアンテナ。
  3. 前記第1エレメントと前記第2エレメントとは、前記受信対象の周波数帯で容量結合可能な間隔を開けて配置されている
    請求項1又は請求項2に記載のガラスアンテナ。
  4. 前記第1エレメントは、前記受信対象の周波数帯で前記デフォッガと容量結合させるように配置され、
    前記第2エレメントは、前記デフォッガに接続された第3エレメントと前記受信対象の周波数帯で容量結合させるように配置されている
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガラスアンテナ。
  5. 前記第1エレメントは、前記第2エレメントと前記デフォッガとの間に配置されている
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガラスアンテナ。
  6. 前記波長は、前記受信対象の周波数帯の中心周波数に対応する波長である
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガラスアンテナ。
  7. 前記車両用の後部ガラスは、車両の後部に開閉可能に取り付けられる樹脂製のバックドアに取り付けられている
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガラスアンテナ。
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