JP2016191992A - タクシー予約システム、タクシー予約装置およびタクシー予約方法 - Google Patents

タクシー予約システム、タクシー予約装置およびタクシー予約方法 Download PDF

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吉広 松田
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Abstract

【課題】特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報をユーザーに提供し、タクシーの予約を実行するためのタクシー予約システム、タクシー予約装置およびタクシー予約方法を提供する。【解決手段】特定の停留所5を拠点として運行を行うタクシー4に関する情報をユーザーに提供し、タクシー4の予約を実行するためのタクシー予約システム1は、タクシー4に関する情報をユーザーに提供し、タクシー4の予約を実行するためのタクシー予約装置2と、タクシー予約装置2にタクシー4に関する情報を送信し、さらに、タクシー予約装置2からタクシー4の予約を受け付けるための予約管理装置3と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、タクシー予約システム、タクシー予約装置およびタクシー予約方法、より具体的には、特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報をユーザーに提供し、該タクシーの予約を実行するためのタクシー予約システム、タクシー予約装置およびタクシー予約方法に関する。
近年の少子高齢化に伴い、日本の集合住宅、特に団地において、居住者に占める高齢者の割合が増加していることが問題となっている。このような問題に対し、子育て世代の団地への入居を促し、団地を活性化すべく、様々な計画が実行されている。例えば、UR(独立行政法人都市再生機構)は、子育て世代へ向けて、家賃の上限20%を減額する「子育て割」を提供している。
これら団地活性化計画は一定の成果を挙げつつあるが、結果として、団地の居住者に占める足腰の弱い高齢者、子供を抱いた母親(特にシングルマザー)等の交通移動弱者の割合が増大している。また、団地は、駅から徒歩圏内であるが、交通移動弱者にとっては徒歩による移動が負担となる地域や、駅近くの高台、細く入り組んだ路地奥等の移動に不便な地域に密集して建造されていることが多い。
そのため、団地において増えつつある交通移動弱者にとって、最寄り駅、近所の商業施設、病院、市役所等への徒歩での移動は負担の大きい作業であり、このような事情が団地の活性化を妨げる要因の1つとなっている。そのため、このような交通移動弱者に、移動手段を如何にして提供するかが、団地活性化における課題の1つである。
バスは、団地の居住者にとって重要な移動手段である。しかしながら、前述のように団地は高台や入り組んだ路地奥等に密集して建造されているため、バスが団地の目前まで入り込むことができない場合が多い。そのため、結局、団地から離れた場所にバス停を設置せざるを得ず、交通移動弱者の負担軽減に繋がっていない場合が多い。また、団地密集地は、常に一定程度のバス利用者を見込める地域ではないため、バス運行会社は、団地密集地を巡回、通過するバス路線の運行に消極であり、地方自治体等がやむを得ず補助金を出すことにより、団地密集地のバス路線の維持に努めている現状がある。
一方、団地の居住者にとって、タクシーはさらに重要な移動手段である。タクシーはバスと違って小型であるため、入り組んだ路地に入り込むことができ、団地の目前まで乗客を迎えに行くことができる。また、特に子育て中の母親は、子供の育児用品等の手荷物が多いため、手荷物を荷台に積み込めるタクシーは非常に利便性が高い。また、タクシーであれば、車内で子供が泣き出したり騒いだりしても、母親に対する周囲のプレッシャーがない。また、高齢者にとっても、ドアトゥードアでの移動が可能なタクシーは非常に利便性が高い。
さらに、団地の居住者の目的地は、近隣の駅前、商業施設、介護施設、病院、市役所、育児支援施設等であり、ある程度各居住者間で共通していることが多い。そのため、団地の居住者にとって、目的地を同一にする居住者を集い、居住者同士の相乗りクラブ(町内会や自治会)でタクシーに相乗りすることは比較的容易である。さらに、複数人によるタクシーの相乗りは、1人あたりのタクシー運賃を軽減に繋がる。これらの理由から、タクシーの相乗りは、近隣の団地の居住者、特に交通移動弱者にとって利便性が高い。
しかしながら、特許文献1に開示されているような従来のタクシー配車(予約)システムは、流し運転のタクシー用に設計されたシステムである。流し運転のタクシーは、一定の乗客数を見込めるオフィス街や商店街中を流し運転することが多く、団地のような住宅街で流し運転を行うことは稀である。
そのため、特許文献1に記載のタクシー配車システムでは、団地の居住者(ユーザー)に効果的な情報を提供することができず、団地の居住者のタクシー利用、特にタクシーの相乗り利用を促すことができなかった。
特開2004−302943号公報
本発明は上述の従来の問題点を鑑み、その目的は、特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報を提供し、前記タクシーの予約を実行するためのタクシー予約システム、タクシー予約装置およびタクシー予約方法を提供することにある。
このような目的は、下記の(1)〜(9)の本発明により達成される。
(1)特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報をユーザーに提供し、前記タクシーの予約を実行するためのタクシー予約システムであって、
前記タクシーに関する前記情報を前記ユーザーに提供し、前記タクシーの予約を実行するためのタクシー予約装置と、
前記タクシー予約装置に前記タクシーに関する前記情報を送信し、さらに、前記タクシー予約装置から前記タクシーの予約を受け付けるための予約管理装置と、を含むことを特徴とするタクシー予約システム。
(2)前記停留所は、公民館、自治会館、コミュニティセンター、コンビニまたはカフェである上記(1)に記載のタクシー予約システム。
(3)前記タクシー予約装置は、
前記タクシーに関する前記情報を取得するための通信部と、
前記情報に基づいて、前記タクシーが前記停留所で待機しているか否かを表示するための表示部と、
前記タクシーの予約を実行するための予約実行部と、を備える上記(1)または(2)に記載のタクシー予約システム。
(4)前記表示部は、前記タクシーの最大乗車可能人数と、前記タクシーの現在の予約可能人数とをさらに表示する上記(3)に記載のタクシー予約システム。
(5)前記表示部は、前記タクシーが前記停留所で待機している場合、前記タクシーの出発予定時刻をさらに表示する上記(3)または(4)に記載のタクシー予約システム。
(6)前記表示部は、前記タクシーが前記停留所で待機している場合、前記タクシーの目的地をさらに表示する上記(3)ないし(5)のいずれかに記載のタクシー予約システム。
(7)前記表示部は、前記タクシーが前記停留所で待機していない場合、前記タクシーが前記停留所に帰還する帰還予定時刻をさらに表示する上記(3)ないし(6)のいずれかに記載のタクシー予約システム。
(8)特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報をユーザーに提供し、前記タクシーの予約を実行するためのタクシー予約装置であって、
前記タクシーに関する前記情報を取得するための通信部と、
前記情報に基づいて、前記タクシーが前記停留所で待機しているか否かを表示するための表示部と、
前記タクシーの予約を実行するための予約実行部と、を備えることを特徴とするタクシー予約装置。
(9)タクシー予約装置を用いて、特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報をユーザーに提供し、前記タクシーの予約を実行するためのタクシー予約方法であって、
前記タクシーに関する前記情報を取得する工程と、
前記情報に基づいて、前記タクシーが前記停留所で待機しているか否かを、前記タクシー予約装置の表示部に表示する工程と、
前記タクシーの予約を実行する工程と、を備えることを特徴とするタクシー予約方法。
本発明によれば、団地の徒歩圏内に位置する特定の停留所にタクシーが待機しているか否か、タクシーが相乗り可能であるか否かといった特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報を、団地の居住者(ユーザー)に提供し、該タクシーの予約を実行することができる。そのため、団地の居住者同士による相乗りクラブ(町内会や自治会)タクシー利用、特に、タクシーの相乗り利用を促すことができ、各居住者のタクシー料金負担を軽減することができる。
本発明の第1実施形態に係るタクシー予約システムを概念的に示す図である。 本発明の第1実施形態に係るタクシー予約システムおよびタクシー予約装置を概念的に示すブロック図である。 図2に示すタクシー予約装置の外観を示す斜視図である。 図2に示す予約管理装置の外観を示す正面図である。 図2に示す予約管理装置の表示部に表示される表示内容の1例を示す図である。 図1および図2に示すタクシー予約システムにおいて実行されるタクシー予約方法を示すフローチャートである。 図1および図2に示すタクシー予約システムの運用例を示す概念図である。 本発明の第2実施形態に係るタクシー予約システムおよびタクシー予約装置を概念的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係るタクシー予約装置の1例を示す図である。
以下、本発明のタクシー予約システム、タクシー予約装置およびタクシー予約方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて説明する。
<第1実施形態>
まず、図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態に係るタクシー予約システム、タクシー予約装置およびタクシー予約方法について詳述する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るタクシー予約システムを概念的に示す図である。図2は、本発明の第1実施形態に係るタクシー予約システムおよびタクシー予約装置を概念的に示すブロック図である。図3は、図2に示すタクシー予約装置の外観を示す斜視図である。図4は、図2に示す予約管理装置の外観を示す正面図である。図5は、図2に示す予約管理装置の表示部に表示される表示内容の1例を示す図である。図6は、図1および図2に示すタクシー予約システムにおいて実行されるタクシー予約方法を示すフローチャートである。図7は、図1および図2に示すタクシー予約システムの運用例を示す概念図である。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材(コンポーネント)を認識可能な大きさとするために、縮尺を適宜変更している。また、以下の説明では、図5の上側を「上」または「上方」と言い、下側を「下」または「下方」と言う。
図1に示すように、本発明のタクシー予約システム1は、複数の団地(集合住宅)6の居住者用に指定された特定の停留所5を拠点として運行を行うタクシー4と、タクシー4に関する情報を団地6の居住者に提供し、タクシー4の予約を実行するためのタクシー予約装置2と、タクシー予約装置2にタクシー4に関する情報を団地6の居住者(ユーザー)に送信し、さらに、タクシー予約装置2から予約を受け付けるための予約管理装置3と、を含む。図示のように、タクシー予約装置2は、団地6の各居住者の住居内に設置されている。
本発明のタクシー予約システム1において、タクシー4は、複数の団地6の居住者用に設定された特定の停留所5を拠点として運行を行う。タクシー4は、停留所5から任意の目的地に乗客を運搬した後、停留所5に必ず帰還し、停留所5において一定時間待機する。タクシー4の運転手は、待機時間の間、停留所5において、車両整備、車両清掃、トイレ休憩、食事休憩、団地6の居住者との交流を行う。
日本の労働基準法において、タクシーの運転手は、1日の業務時間中最低3時間の休憩時間を確保しなければならないと規定されている。本発明のタクシー予約システム1のように、特定の停留所5をタクシー運行の拠点として設定することは、タクシー4の運転手にとって、トイレ休憩や食事休憩の場所を確実に確保できる点で、メリットがある。
また、タクシー4の運転手は、停留所5に待機(常駐)している間に、団地6の居住者と交流することにより、団地6の居住者と顔見知りになることができる。高齢者や子育て中の母親からタクシー利用についてのアンケートを取ると、タクシーの運転手が信頼できる人かどうか不安であるという意見が多い。そのため、停留所5において、タクシー4の運転手と団地6の居住者とが交流を重ねることにより、互いに顔見知りになり、信頼関係を構築することは、本発明のタクシー予約システム1の主たるユーザーとして想定する団地6の居住者のタクシー4の利用を促すことに繋がる。また、団地6の居住者は、各居住者の住居内に設置されたタクシー予約装置2を用いることにより、自身の住居からでも、顔見知りのタクシー4の運転手に予約を入れることができる。
停留所5は、タクシー4の拠点および団地6の居住者の交流所としての機能を有する。停留所5は、典型的には、団地6から徒歩圏内に位置する公民館、自治会館またはコミュニティセンター等の公共施設もしくはコンビニ、カフェ(コーヒーショップ)等の駐車場を有する商業施設である。このように、団地6から徒歩圏内に位置し、人の出入りが自由な公共施設をタクシー4の運行拠点として設定することにより、タクシー4の運転手と団地6の居住者との交流を促すことができる。
停留所5の内部または面前には、タクシー予約装置2にタクシー4に関する情報を送信し、さらに、タクシー予約装置2から予約を受け付けるための予約管理装置3が設置されている。予約管理装置3は、Bluetooth(登録商標)、LTE、3G等の任意の無線通信技術によって、停留所5から徒歩圏内、例えば、100〜300m以内(この範囲内では、一般に、タクシー移動による加算金が発生せず、利用者の相乗りによる運賃負担軽減にもなる)に位置する団地6の居住者の住居内に位置するタクシー予約装置2とデータ通信を行う。このように、停留所5の内部または面前に予約管理装置3を設置することにより、特定の停留所5をタクシー4の予約(配車)管理センターとしても機能させることができる。次に、タクシー予約装置2および予約管理装置3の具体的様態を説明する。
<<タクシー予約装置2>>
タクシー予約装置2は、停留所5の徒歩圏内に位置する団地6の各居住者の住居内に設置されており、タクシー4に関する情報を、タクシー4の潜在的ユーザーである団地6の居住者に提供するとともに、団地6の居住者からのタクシー4の予約を実行する機能を有する。
なお、タクシー予約装置2は、停留所5の徒歩圏内に位置する各団地6の全ての居住者の住居内に設置されていてもよいし、事前に登録した所定の居住者の住居内にのみ設置されていてもよい。また、本実施形態では、タクシー予約装置2は、卓上等に固定的に載置されるデバイスとして説明されるが、本発明はこれに限られない。例えば、タクシー予約装置2は、携帯可能なハンドヘルドデバイスであってもよい。
図2および図3に示すように、タクシー予約装置2は、制御部21と、記憶部22と、タクシー4に関する情報を表示するための表示部23と、タクシー4の予約を実行するための予約実行部24と、音声を入出力するための音声入出力手段25と、音声入出力手段25から入力された音声を処理し、該音声に応じた動作を実行するための音声処理部26と、予約管理装置3等の外部デバイスと通信を行い、タクシー4に関する情報を取得するための通信部27と、データバス28と、を備える。タクシー予約装置2の各コンポーネントは、データバス28に接続されており、このデータバス28を介して、各種データや各種命令の授受を行う。
制御部21は、タクシー予約装置2の動作を制御する機能を有する。制御部21は、記憶部22内に保存されているコンピューター可読命令をフェッチおよび実行する任意のデバイスである。例えば、少なくとも1つのマイクロプロセッサ、マイクロコンピューター、マイクロコントローラー、デジタル信号プロセッサ、中央演算ユニット(CPU)、状態マシーン、論理回路等およびこれらの組み合わせを、制御部21として用いることができる。
記憶部22は、制御部21によって読み込まれるコンピューター可読命令を保持するROM等の不揮発性メモリと、命令およびデータを一時保存するRAM等の揮発性メモリとから構成される。記憶部22内に保存されているコンピューター可読命令が制御部21によって実行されると、以下に詳述する各種動作が実行される。また、各種動作中に発生したデータや命令は、一時的に揮発性メモリ内に保存されてもよいし、図示しないハードディスクやUSBメモリ等に保存されてもよい。
表示部23は、通信部27を用いて取得したタクシー4に関する情報を表示し、団地6の居住者に情報を提供する機能を有する。図3を参照して、表示部23の1例を説明する。図3(a)は、タクシー4が停留所5で待機している場合の表示部23の表示内容の1例を示している。図3(b)は、タクシー4が特定の停留所5で待機していない場合の表示部23の表示内容の1例を示している。
図3に示すように、タクシー予約装置2は、卓上等に載置可能な略台形の形状を有しており、タクシー予約装置2の前面に表示部23が設けられている。表示部23は、タクシー4が停留所5で待機しているか否かを表示するための第1の表示部231と、タクシー4の出発予定時刻/帰還予定時刻および目的地/帰還地を表示する第2の表示部232と、タクシー4の最大乗車可能人数と、現在の予約可能人数とを表示する第3の表示部233と、タクシー4の予約を実行するための入力受付部としての機能を有する第4の表示部234と、を含む。なお、表示部23は、上記第1〜第4の表示部に加え、必要に応じて、その他の情報を表示する追加的な表示部を含んでいてもよい。
第1の表示部231は、タクシー4が停留所5で待機しているか否かに関する情報を表示する機能を有する。図示の形態では、第1の表示部231は、タクシー4が停留所5で待機している場合に点灯する第1の表示灯2311と、タクシー4が停留所5で待機していない場合に点灯する第2の表示灯2312とから構成されている。団地6の居住者は、第1の表示灯2311と第2の表示灯2312とのいずれが点灯しているかを目視することにより、タクシー4が停留所5で待機しているか否かを把握することができる。
例えば、図3(a)中では、第1の表示灯2311が点灯し、第2の表示灯2312が消灯していることから、現在、タクシー4が停留所5で待機していることがわかる。一方、図3(b)中では、第1の表示灯2311が消灯し、第2の表示灯2312が点灯していることから、現在、タクシー4が停留所5で待機していないことがわかる。
本実施形態では、第1の表示部231は表示灯2311、2312から構成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、第1の表示部231が1つの表示灯から構成されており、表示灯の点灯様態(点滅、点灯、消灯)や、発光色によってタクシー4が停留所5で待機しているか否かに関する情報を表示してもよい。
1つの例として、表示灯の点灯様態によってタクシー4が停留所5で待機しているか否かに関する情報を表示する場合を想定する。この場合、タクシー4が停留所5で待機している場合には、表示灯は点灯し、タクシー4が停留所で待機していない場合には、表示灯は消灯する。また、タクシー4の出発予定時刻が近付いた場合やタクシー4の予約可能人数が残り1人になった場合には、表示灯を点滅させてもよい。
別の例として、表示灯の発光色によってタクシー4が停留所5で待機しているか否かに関する情報を表示する場合を想定する。この場合、タクシー4が停留所5で待機している場合には、表示灯は青色で発光し、タクシー4が停留所で待機していない場合には、表示灯は赤色で発光する。また、タクシー4の出発時間が近付いた場合やタクシー4の予約可能人数が残り1人になった場合には、表示灯を黄色で発光させてもよい。
第2の表示部232は、タクシー4の出発予定時刻/帰還予定時刻および目的地/帰還地を表示する機能を有する。第2の表示部232は、液晶ディスプレイや有機EL等のディスプレイによって構成され、状態に応じて、ディスプレイの表示内容が適宜変更されるよう構成されている。
図3(a)に示すように、タクシー4が停留所5で待機している場合には、第2の表示部232には、タクシー4の目的地および出発予定時刻が表示される。一方、図3(b)に示すように、タクシー4が停留所5で待機していない場合には、第2の表示部232には、タクシー4の帰還地である停留所5の名前および帰還予定時刻が表示される。
なお、第2の表示部232に表示される情報は、上述のタクシー4の目的地/帰還地および出発予定時刻/帰還予定時刻に限られず、例えば、タクシー4の運転手の名前、タクシー4の運行終了予定時刻等の団地6の居住者がタクシー4を予約する際に有用な追加的な情報をさらに含んでいてもよい。
第3の表示部233は、タクシー4の最大乗車可能人数と、タクシー4の現在の予約可能人数とを表示する機能を有する。図示の形態では、第3の表示部233は、複数の第3の表示灯2331から構成されている。第3の表示灯2331の数は、タクシー4の最大乗車可能人数に対応している。また、点灯している第3の表示灯2331の数は、タクシー4の現在の予定乗客数に対応している。したがって、団地6の居住者は、第3の表示灯2331を目視することにより、タクシー4の最大乗車可能人数と、現在の予約可能人数(点灯していない第3の表示灯2331の数に等しい)とを把握することができる。
図3(a)の例では、第3の表示灯2331の数が4であることから、タクシー4の最大乗車可能人数が4人であることがわかる。また、点灯している第3の表示灯2331の数が2であることから、現在の予定乗客数は2人であり、現在の予約可能人数は2人であることがわかる。また、第3の表示灯2331は、タクシー4が停留所5を出発すると、図3(b)に示すように、全て消灯される。
なお、本実施形態の第1の表示部231および第3の表示部233は、表示灯を用いて構成されているが、本発明はこれに限られない。例えば、第1の表示部231および第3の表示部233は、第2の表示部232と同様に、ディスプレイによって構成され、状態に応じて、ディスプレイの表示内容が適宜変更されるよう構成されていてもよい。
第4の表示部234は、団地6の居住者がタクシー4の予約を実行するための操作入力部としての機能を有する。第4の表示部234は、液晶ディスプレイ等の情報表示部と、情報表示部に張り付けられたタッチパネルとによって構成され、情報表示機能およびタッチ操作による入力受付機能の2つの機能、すなわち、タッチパネルディスプレイ機能を有している。
第4の表示部234は、団地6の居住者が予約を実行するための予約タッチパネル2341と、タクシー4の予約に必要な情報を入力するための情報入力タッチパネル2342とから構成されている。
第4の表示部234は、図3(a)中のように、タクシー4が停留所5で待機している間にのみアクティブ化され、図3(b)中のように、タクシー4が停留所5で待機していない間は非アクティブ化される。これにより、タクシー4が停留所5で待機していない間に、予約が実行されてしまうことを確実に防止することができる。
情報入力タッチパネル2342には、タクシー4の予約を実行するために必要な各種情報が表示される。団地6の居住者は情報入力タッチパネル2342を目視して、情報入力タッチパネル2342のいずれか1つをタッチ操作により選択することにより、タクシー4の予約を実行するために必要な各種情報をタクシー予約装置2に入力することができる。
例えば、団地6の居住者は、タクシー4の予約を実行したい場合、まず、図3(a)に示されているように、情報入力タッチパネル2342に表示された目的地のいずれか1つをタッチ操作により選択する。団地6の居住者によって目的が選択されると、情報入力タッチパネル2342は、表示内容を「目的地」から「乗車人数」に変更する。団地6の居住者は、各情報入力タッチパネル2342に表示された「1人」、「2人」、「3人」、「4人」との情報を目視し、情報入力タッチパネル2342のいずれか1つをタッチ操作により選択することにより、「乗車人数」を指定することができる。なお、情報入力タッチパネル2342に表示され、選択される情報は、上述の「目的地」および「乗車人数」に限られない。例えば、その他必要な情報(乗客の名前、住所等)を入力するためのキーボードが情報入力タッチパネル2342に表示され、表示されたキーボードに対するタッチ操作により情報が入力されてもよい。
タクシー4の予約に必要な情報が選択された後、団地6の居住者は、予約タッチパネル2341をタッチする。予約タッチパネル2341がタッチされると、予約実行部24によってタクシー4の予約が実行される。
図示の形態では、情報入力タッチパネル2342の数は4つであるが、本発明はこれに限られない。情報入力タッチパネル2342の数は、団地6の居住者が頻繁に訪れる場所の数やタクシー4の最大乗車可能人数等に応じて、適宜変更することができる。また、各情報入力タッチパネル2342に表示される目的地も、予約管理装置3からの入力によって、団地6の居住者のニーズに合わせて、適宜変更することができる。
なお、以上の説明において、表示部23の第1〜第4の表示部はそれぞれ別のコンポーネントであるものとして説明したが本発明はこれに限られない。例えば、表示部23が1枚のタッチパネルディスプレイから構成されていてもよい。この場合、1枚のディスプレイが第1〜第4の表示部にソフトウェア的に区別して表示され、状況に応じて第1〜第4の表示部が表示すべき各種情報を表示する。
予約実行部24は、団地6の居住者の第4の表示部234に対するタッチ操作に応じて、通信部27を介して予約管理装置3へ送信する予約データを生成、送信し、タクシー4の予約を実行する機能を有する。予約データは、「目的地」、「乗車人数」等の団地6の居住者が入力した情報に加え、タクシー予約装置2のID番号等のタクシー予約装置2を特定するための情報をさらに含んでいてもよい。これにより、予約管理装置3は、予約データがどのタクシー予約装置2から送信されたのかを特定することができる。
音声入出力手段25は、団地6の居住者からの音声を入力し、さらに、所定の音声を出力する機能を有する。音声入出力手段25は、団地6の居住者の音声を入力するためのマイクと、音声を出力するためのスピーカーとから構成されている。
図3の例では、音声入出力手段25は、タクシー予約装置2の前面右上に設けられているが、本発明はこれに限られない。例えば、音声入出力手段25は、タクシー予約装置2の側面、裏面、上面等に設けられていてもよい。
団地6の居住者は、上述の第4の表示部234を用いる代わりに、音声入出力手段25を用いて情報を入力することができる。例えば、団地6の居住者は、例えば、「A駅前方面に、2人予約したい」との情報をボイスにて入力することができる。一般に高齢者は、機器の操作が苦手であるため、音声入出力手段25を用いることにより、本発明のタクシー予約装置2を、高齢者にとって使いやすいデバイスとすることができる。
また、音声入出力手段25は、例えば、「A駅前方面に、2人の予約でよろしいですか?」等の予約の確認音声を出力してもよい。また、タクシー4を予約し、タクシー4の出発予定時刻が近付いた場合において、音声入出力手段25は、警告音や音声にて、タクシー4の出発予定時刻が近付いていることを団地6の居住者に通知してもよい。このように、音声による警告を実行可能とすることによって、タクシー予約装置2を視力が低下した高齢者に対してユーザーフレンドリー、すなわち、ユニバーサルデザイン化することができる。
さらに、音声入出力手段25は、予約管理装置3の音声入出力手段35と協働して、無線通話装置として機能してもよい。例えば、タクシー4の出発予定時刻に、予約を実行した団地6の居住者が停留所5に集合しない場合、タクシー4の運転手は、予約を実行した団地6の居住者のタクシー予約装置2に、予約管理装置3の音声入出力手段35を用いて、「出発予定時間ですが、まだ来られていません。大丈夫ですか?」等の団地の居住者の安否を確認するための通話を実行してもよい。
音声処理部26は、音声入出力手段25を介して入力された音声を分析し、該音声に応じた動作を実行する機能を有する。例えば、上述の例のように「A駅前方面に、2人予約したい」との音声が音声入出力手段25を介して入力された場合、音声処理部26は、音声分析を実行し、「A駅前方面」、「2人」、「予約したい」との情報を入力音声から抽出する。その後、音声処理部26は、抽出した情報に基づき、確認音声の出力、予約実行部24への予約データ生成命令出力等の動作を実行する。
通信部27は、予約管理装置3とデータ通信を行うために用いられる。通信部27は、予約管理装置3と無線通信を行い、予約実行部24が生成した予約データを送信する。また、通信部27は、予約管理装置3からタクシー4が停留所5に待機しているか否か、タクシー4の出発時間、目的地設定、予約可能乗客数等のタクシー4に関する情報を受信する。通信部27がタクシー4に関する情報を受信すると、タクシー予約装置2は、受信した情報を記憶部22に保存するとともに、受信した情報に基づいて、表示部23の表示内容を適宜変更する。
通信部27は、Bluetooth(登録商標)、LTE、3G等の任意の無線通信技術を用いて予約管理装置3と無線通信を実行するが、特に、Bluetoothを用いて予約管理装置3と無線通信を実行することが好ましい。上述のように、タクシー予約装置2と予約管理装置3(停留所5)は比較的近い距離しか離れておらず、Bluetoothは、数百m以下の比較的近い距離の無線通信に適した技術であるためである。
<<予約管理装置3>>
次に、図1、図2、図4および図5を参照して、予約管理装置3について詳述する。予約管理装置3は、図1に示すように、タクシー4の拠点として設定された停留所5の内部または面前に設置される。予約管理装置3は、タクシー4に関する情報をタクシー予約装置2に送信し、さらに、タクシー予約装置2から予約を受け付ける機能を有する。
図2に示すように、予約管理装置3は、制御部31と、記憶部32と、タクシー4に関する情報を表示するための表示部33と、タクシー予約装置2から受信した予約データまたは表示部33に対する入力に基づいて、タクシー4の予約を処理するための予約処理部34と、音声を入出力するための音声入出力手段35と、音声入出力手段35から入力された音声を処理し、該音声に応じた動作を実行するための音声処理部36と、予約管理装置3やタクシー4の運転手の情報処理端末等の外部デバイスと通信を行うための通信部37と、予約管理装置3の周辺を監視するための監視カメラ38と、データバス39と、を備える。予約管理装置3の各コンポーネントは、データバス39に接続されており、このデータバス39を介して、各種データや各種指示の授受を行う。
また、図4に示すように、本実施形態において、予約管理装置3は、基台310と、基台310上に支持され、先端部が水平方向に折曲し、延伸しているポール320と、ポール320の高さ方向の略中央部に設けられた筐体330と、筐体330の上方に設けられた看板340と、ポール320の先端部に設けられた監視カメラ38とから構成される外観を有する。筐体330の前面には、表示部33と音声入出力手段35とが設けられており、筐体330の内部には、監視カメラ38を除く予約管理装置3の各コンポーネントが収納されている。
制御部31は、予約管理装置3の動作を制御する機能を有する。制御部31は、タクシー予約装置2の制御部21と同様に、記憶部32内に保存されているコンピューター可読命令をフェッチおよび実行する任意のデバイスである。
記憶部32は、制御部31によって読み込まれるコンピューター可読命令を保持するROM等の不揮発性メモリと、命令およびデータを一時保存するRAM等の揮発性メモリとから構成される。
表示部33は、タクシー4に関する情報を表示し、団地6の居住者に提供する機能を有する。また、表示部33は、タクシー予約装置2の第4の表示部234と同様に、液晶ディスプレイ等の情報表示部と、情報表示部に張り付けられたタッチパネルとによって構成され、タッチパネルディスプレイ機能を有している。
図5には表示部33に表示される表示内容の1例が示されている。図5に示すように、表示部33には、タクシー予約装置2の第1〜第4の表示部に表示される情報に対応した情報が表示される。また、団地6の居住者は、表示部33に表示された画像をタッチすることにより、タクシー予約装置2を用いずとも、タクシー4の予約を実行することができる。また、表示部33に表示されるタクシー4に関する情報はこれに限られず、タクシー予約装置2の表示部23と同様に、タクシー4が停留所5に待機しているか否か、目的地や予約可能人数等の予約状況等の様々な状況に応じて、適宜変更することができる。
また、前述のように表示部33は、タッチパネルディスプレイ機能を有している。そのため、団地6の居住者は、表示部33に表示された画面を参照しつつ、表示部33に対するタッチ操作を実行することにより、「目的地」、「乗車人数」等のタクシー4の予約に必要な情報を入力することができる。
予約処理部34は、タクシー予約装置2から受信した予約データまたは表示部33に対して直接入力された情報に基づいて、タクシー4の予約を処理する機能を有する。また、予約処理部34は、現在の予約状況と、タクシー予約装置2から受信した予約データまたは表示部33に対して直接入力された情報とを比較し、受信または入力された予約が受付可能であるか否かを判断する。
例えば、タクシー4の現在の予約状況において、目的地が「A駅方面」であるにも関わらず、予約データまたは入力された情報に含まれる目的地が「A駅方面」以外の目的地、例えば、「A駅方面」とは方向が異なる「C商店街」である場合には、予約処理部34は、予約を受入不可能であると判断する。この場合、予約処理部34は、予約を実行せず、予約管理装置3は、入力された予約が受付不可能である旨を、予約を実行した団地6の居住者に通知する。
団地6の居住者がタクシー予約装置2を介してタクシー4の予約を実行した場合には、予約管理装置3は通信部37を介してタクシー予約装置2とデータ通信を行い、タクシー予約装置2の音声入出力手段25から、予約が受付不可能な旨を通知する音声を出力させる。一方、団地6の居住者が予約管理装置3の表示部33をタッチ操作することによりタクシー4の予約を実行した場合には、予約管理装置3は、表示部33に予約が受付不可能な旨を通知する画像を表示するとともに、音声入出力手段35から予約が受付不可能な旨を通知する音声を出力させる。
予約処理部34は、現在の予約状況と、タクシー予約装置2から受信した予約データまたは表示部33に対して直接入力された情報とを比較し、受信または入力された予約が受付可能であると判断した場合、タクシー4の予約を実行し、予約管理装置3は、タクシー4の予約が受け付けられた旨を、予約を実行した団地6の居住者に通知する。
団地6の居住者がタクシー予約装置2を介してタクシー4の予約を実行した場合には、予約管理装置3は通信部37を介してタクシー予約装置2とデータ通信を行い、タクシー予約装置2の音声入出力手段25から、予約が受け付けられた旨を通知する音声を出力させる。一方、団地6の居住者が予約管理装置3の表示部33をタッチ操作することによりタクシー4の予約を実行した場合には、予約管理装置3は、表示部33に予約が受け付けられた旨を通知する画像を表示するとともに、音声入出力手段35から予約が受け付けられた旨を通知する音声を出力させる。
また、予約処理部34によってタクシー4の予約が受け付けられると、予約管理装置3は、受け付けられた予約に基づいて、表示部33の表示内容を変更する。さらに、予約管理装置3は、通信部37を介してタクシー予約装置2とデータ通信を行い、タクシー予約装置2の表示部23の表示内容を更新させる。
音声入出力手段35および音声処理部36は、タクシー予約装置2の音声入出力手段25および音声処理部26と同様の構成および機能を有するので、説明を省略する。
通信部37は、タクシー予約装置2やタクシー4の運転手の情報処理端末との無線通信を実行するために用いられる。上述のように、通信部37は、タクシー4の予約に関する予約データをタクシー予約装置2から受信し、さらに、タクシー予約装置2にタクシー4に関する情報を送信する。さらに、通信部37は、タクシー4の運転手の情報処理端末(例えば、携帯電話、スマートフォン、GPS端末、PDA端末等)からデータを受信するためにも用いられる。
例えば、タクシー4の運転手は、停留所5に帰還した際、自身の情報処理端末を用いて、次の出発予定時刻を予約管理装置3に送信する。さらに、タクシー4の運転手は、停留所5から出発する際または前に、自身の情報処理端末を用いて、帰還予定時刻を予約管理装置3に送信する。
予約管理装置3は、通信部37を介して、タクシー4の運転手からデータを受信すると、受信したデータに応じて表示部33の表示内容を変更し、さらに、タクシー予約装置2の表示部23の表示内容を変更するため、タクシー予約装置2とデータ通信を実行する。
監視カメラ38は、予約管理装置3の周辺を監視し、周辺に不審者、病人や怪我人等の要救助者等が存在するか否かを判別する機能を有する。監視カメラ38が予約管理装置3に対する不審な行動(例えば、予約管理装置3を蹴る、殴る、落書き等の行動)を検出した場合や、予約管理装置3の周辺に倒れて動かない人がいることを検出した場合に、予約管理装置3は、通信部37を用いて、タクシー4の運転手の情報端末および団地6の居住者のタクシー予約装置2に連絡を送信し、予約管理装置3の周辺で異常事態が発生していることを通知する。このように、予約管理装置3は、監視カメラ38を用いることによって、停留所5周辺の治安を監視することができる。なお、監視カメラ38が画像から各人の行動を分析するための技術としては、既知の画像監視技術を用いることができる。
<<タクシー予約方法S100>>
次に、図6を参照して、本発明のタクシー予約システム1において実行されるタクシー予約方法S100を詳述する。
まず、ステップS101において、タクシー4の運転手は、停留所5に帰還する。次に、ステップS102において、タクシー4の運転手は、自身の情報処理端末を用いて、予約管理装置3へ次の運行の出発予定時刻を送信する。なお、ステップS102において、タクシー4の運転手は、情報処理端末を用いずに、予約管理装置3の表示部33をタッチ操作することにより、次の運行の出発予定時刻を予約管理装置3に入力してもよい。
予約管理装置3は、タクシー4の次の運行の出発予定時刻を受信すると、ステップS103において、表示部33の表示内容を、タクシー4が停留所5で待機している状態に対応する表示内容(例えば、図5に示す表示部33の表示内容)に変更する。この際、表示部33に表示される目的地は「未定」であり、出発予定時刻は、受信した出発予定時刻となる。
また、ステップS103において、予約管理装置3は、通信部37を介して、団地6の各居住者のタクシー予約装置2にタクシー4の次の運行の出発予定時刻を送信する。ステップS104において、タクシー予約装置2は、受信した出発予定時刻に基づいて、表示部23の表示内容を更新させる。具体的には、タクシー予約装置2は、第1の表示部231の第2の表示灯2312を消灯させ、第1の表示灯2311を点灯させる。さらに、タクシー予約装置2の第2の表示部232に表示される目的地を「未定」とし、出発予定時刻を受信した出発予定時刻に変更する。
次に、ステップS105において、団地6の居住者は、タクシー予約装置2の表示部23を目視して、タクシー4に関する情報を把握した後、タクシー予約装置2を用いて、タクシー4の予約を実行する。団地6の居住者によってタクシー4の予約が実行されると、タクシー予約装置2のID番号、目的地、乗車人数等を含む予約データが予約実行部24によって生成され、通信部27を介して予約管理装置3に予約データが送信される。なお、ステップS105において、団地6の居住者は、タクシー予約装置2を用いず、予約管理装置3の表示部33をタッチ操作することによりタクシー4の予約を実行してもよい。この場合、タクシー4の予約を実行するステップS105は、予約管理装置3にて実行される。
次に、ステップS106において、予約管理装置3は、予約処理部34を用いて、現在の予約状況と、タクシー予約装置2から受信した予約データまたは表示部33に対して直接入力された情報とを比較し、受信または入力された予約が受付可能であるか否かを判断する。ステップS106において、受信または入力された予約が受入不能であると判断された場合、予約処理部34は、予約を実行せず、予約管理装置3は、タクシー予約装置2の音声入出力手段25または予約管理装置3の音声入出力手段35を用いて、入力された予約が受付不可能である旨を、予約を実行した団地6の居住者に通知する。一方、ステップS106において、受信または入力された予約が受入可能であると判断された場合、予約処理部34は、タクシー4の予約を実行し、予約管理装置3は、タクシー予約装置2の音声入出力手段25または予約管理装置3の音声入出力手段35を用いて、タクシー4の予約が受け付けられた旨を、予約を実行した団地6の居住者に通知する。
ステップS106において、タクシー4の予約が受け付けられた場合、ステップS107において、予約管理装置3は、受け付けられた予約に基づいて、表示部33の表示内容を更新する。具体的には、予約管理装置3は、表示部33に表示されている目的地および予約可能人数を受け付けられた予約の内容に基づいて変更する。同時に、予約管理装置3は、通信部37を介して、団地6の各居住者のタクシー予約装置2に受け付けられた予約の内容を送信する。なお、ステップS106において、タクシー4の予約が受付不可能であると判断された場合、ステップS107は実行されない。
タクシー予約装置2は、予約管理装置3から受け付けられた予約の内容を受信すると、ステップS108において、表示部23の表示内容を更新する。具体的には、タクシー予約装置2は、受け付けられた予約の内容に基づいて、第2の表示部232に表示されている目的地を変更し、第3の表示部233の第3の表示灯2331を乗客の数だけ点灯する。
上述のステップS105〜S108は、予約可能人数が0人になるか、時刻がタクシー4の出発予定時刻に到達するまで、団地6の居住者の操作に応じて、繰り返し実行される。
時刻がタクシー4の出発時刻に到達すると、ステップS109において、タクシー4の運転手は、自身の情報処理端末を用いて、予約管理装置3に帰還予定時刻を送信し、乗客予約を実行した団地6の居住者を乗せ、目的地へ出発する。予約管理装置3は、タクシー4の情報処理端末から帰還予定時刻を受信すると、ステップS110において、表示部33の表示内容をタクシー4が停留所5で待機していない状態に対応する表示内容(例えば、図3(b)に示すタクシー予約装置2の表示部23の表示内容と同内容の表示内容)に変更する。同時に、予約管理装置3は、タクシー4の帰還予定時刻を、通信部37を介して、団地6の各居住者のタクシー予約装置2に送信する。
タクシー予約装置2は、タクシー4の帰還予定時刻を予約管理装置3から受信すると、ステップS111において、表示部23の表示内容をタクシー4が停留所5で待機していない状態に対応する表示内容(例えば、図3(b)に示す表示部23の表示内容)に変更する。
その後、タクシー4が停留所5に帰還すると、上述のタクシー予約方法S100が再度実行される。上述のタクシー予約方法S100は、タクシー4が1日の運行を終了するまで、繰り返し実行される。
次に、図7を参照して、タクシー予約システム1の運用例を詳述する。前述したタクシー予約システム1は、1つの都市や1つの県といった広範な範囲で運用されるものではなく、停留所5(予約管理装置3)を中心とした半径Rの徒歩圏内に位置するいくつかの団地6の居住者用に運用されるものである。
タクシー予約システム1が運用される地域を規定する半径Rは特に限定されないが、通常、高齢者や子育て中の母親等の交通移動弱者の徒歩圏内である約100〜300mに設定される。半径Rの値が上記下限値を下回ると、タクシー予約システム1の利用者である団地6の居住者の数が少なくなってしまい、タクシー4の収益を確保できない。一方、半径Rの値が上記上限値を上回ると、交通移動弱者が停留所5まで徒歩で移動することが困難となり、停留所5を拠点として運行を行うタクシー4の利便性が低下してしまう。
したがって、本発明のタクシー予約システム1は、図7に示すように、停留所5(予約管理装置3)を中心とした半径Rの比較的狭い地域ごとに個別に運用されることが好ましい。また、停留所5を拠点として運行を行うタクシー4の数やその運行形態は、各地域内の団地6の居住者のタクシー4に対するニーズに合わせて適宜変更可能である。例えば、団地6の居住者のタクシー4に対するニーズが大きい地域Aでは、複数台のタクシー4を、停留所5を拠点として運行を行うタクシーとして配備する。一方、団地6の居住者のタクシー4に対するニーズが小さい地域Bでは、1台のタクシー4を、停留所5を拠点として運行を行うタクシーとして配備する。また、団地6の居住者のタクシー4に対するニーズが最も小さい地域Cでは、1台のタクシー4が午前10時〜午後5時までの時間帯だけ、停留所5を拠点として運行を行うタクシーとして配備される。
このように、少なくとも1台のタクシー4を、特定の停留所5を拠点として運行を行うタクシーとして配備し、該タクシー4に関する情報を各地域内の団地6の居住者(ユーザー)に提供し、タクシー4の予約を実行するためのタクシー予約装置2と、タクシー予約装置2にタクシー4に関する情報を送信し、さらに、タクシー予約装置2から予約を受け付けるための予約管理装置3とを用いることにより、本発明のタクシー予約システム1は、各地域内の団地6の居住者(ユーザー)のタクシー利用、特に、タクシーの相乗り利用を促すことができる。
<第2実施形態>
次に、図8および図9を参照して、本発明の第2実施形態に係るタクシー予約システム1、タクシー予約装置2およびタクシー予約方法S100について詳述する。
図8は、本発明の第2実施形態に係るタクシー予約システムおよびタクシー予約装置を概念的に示す図である。図9は、本発明の第2実施形態に係るタクシー予約装置の1例を示す図である。
以下、第2実施形態のタクシー予約システム1、タクシー予約装置2およびタクシー予約方法S100について、前記第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態のタクシー予約システム1、タクシー予約装置2およびタクシー予約方法S100では、タクシー予約装置2がデスクトップコンピューター、ラップトップコンピューター、携帯電話、スマートフォン、PDA端末等の汎用情報処理端末によって構成され、タクシー予約装置2と予約管理装置3との間のデータ通信がネットワーク7を介して実行される点を除き、前記第1実施形態のタクシー予約システム1、タクシー予約装置2およびタクシー予約方法S100と同様である。
第2実施形態のタクシー予約装置2は、第1実施形態のタクシー予約装置2と同等の機能を実行可能なアプリケーション、ソフトウェアを起動した汎用情報処理端末によって構成される。さらに、本実施形態では、タクシー予約装置2と、予約管理装置3との間のデータ通信は、インターネット、WAN、LAN等の有線または無線のネットワーク7を介して実行される。
図9は、第2実施形態のタクシー予約装置2の1例を示す図である。この例では、汎用情報処理端末として、スマートフォンを用いている。本実施形態のタクシー予約装置2の表示部23は、情報表示機能およびタッチ操作による入力受付機能の2つの機能、すなわち、タッチパネルディスプレイ機能を有している。したがって、団地6のユーザーは、表示部23に表示されたタクシー4に関する情報を参照しつつ、表示部23に対してタッチ操作を行うことによって、上述したタクシー4の予約を実行することができる。
このような構成のタクシー予約装置2を用いても、前述した第1実施形態のタクシー予約システム1、タクシー予約装置2およびタクシー予約方法S100と同等の機能/効果を提供することが可能である。
以上、本発明のタクシー予約システム、タクシー予約装置、タクシー予約方法を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各構成は、同様の機能を発揮し得る任意のものと置換することができ、あるいは、任意の構成のものを付加することができる。例えば、前記第1〜第2実施形態の任意の構成を組み合わせることもできる。
1…タクシー予約システム 2…タクシー予約装置 21…制御部 22…記憶部 23…表示部 231…第1の表示部 2311…第1の表示灯 2312…第2の表示灯 232…第2の表示部 233…第3の表示部 2331…第3の表示灯 234…第4の表示部 2341…予約タッチパネル 2342…情報入力タッチパネル 24…予約実行部 25…音声入出力手段 26…音声処理部 27…通信部 28…データバス 3…予約管理装置 31…制御部 32…記憶部 33…表示部 34…予約処理部 35…音声入出力手段 36…音声処理部 37…通信部 38…監視カメラ 39…データバス 310…基台 320…ポール 330…筐体 340…看板 4…タクシー 5…停留所 6…団地 7…ネットワーク A、B、C…地域 S100…タクシー予約方法 S101〜S111…ステップ

Claims (9)

  1. 特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報をユーザーに提供し、前記タクシーの予約を実行するためのタクシー予約システムであって、
    前記タクシーに関する前記情報を前記ユーザーに提供し、前記タクシーの予約を実行するためのタクシー予約装置と、
    前記タクシー予約装置に前記タクシーに関する前記情報を送信し、さらに、前記タクシー予約装置から前記タクシーの予約を受け付けるための予約管理装置と、を含むことを特徴とするタクシー予約システム。
  2. 前記停留所は、公民館、自治会館、コミュニティセンター、コンビニまたはカフェである請求項1に記載のタクシー予約システム。
  3. 前記タクシー予約装置は、
    前記タクシーに関する前記情報を取得するための通信部と、
    前記情報に基づいて、前記タクシーが前記停留所で待機しているか否かを表示するための表示部と、
    前記タクシーの予約を実行するための予約実行部と、を備える請求項1または2に記載のタクシー予約システム。
  4. 前記表示部は、前記タクシーの最大乗車可能人数と、前記タクシーの現在の予約可能人数とをさらに表示する請求項3に記載のタクシー予約システム。
  5. 前記表示部は、前記タクシーが前記停留所で待機している場合、前記タクシーの出発予定時刻をさらに表示する請求項3または4に記載のタクシー予約システム。
  6. 前記表示部は、前記タクシーが前記停留所で待機している場合、前記タクシーの目的地をさらに表示する請求項3ないし5のいずれかに記載のタクシー予約システム。
  7. 前記表示部は、前記タクシーが前記停留所で待機していない場合、前記タクシーが前記停留所に帰還する帰還予定時刻をさらに表示する請求項3ないし6のいずれかに記載のタクシー予約システム。
  8. 特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報をユーザーに提供し、前記タクシーの予約を実行するためのタクシー予約装置であって、
    前記タクシーに関する前記情報を取得するための通信部と、
    前記情報に基づいて、前記タクシーが前記停留所で待機しているか否かを表示するための表示部と、
    前記タクシーの予約を実行するための予約実行部と、を備えることを特徴とするタクシー予約装置。
  9. タクシー予約装置を用いて、特定の停留所を拠点として運行を行うタクシーに関する情報をユーザーに提供し、前記タクシーの予約を実行するためのタクシー予約方法であって、
    前記タクシーに関する前記情報を取得する工程と、
    前記情報に基づいて、前記タクシーが前記停留所で待機しているか否かを、前記タクシー予約装置の表示部に表示する工程と、
    前記タクシーの予約を実行する工程と、を備えることを特徴とするタクシー予約方法。
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