JP2016094071A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】着座乗員のシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させることができる車両用シートを得る。【解決手段】車両用シート10は、シートクッションフレーム14と、シート幅方向の中央部においてシートクッションフレーム14にシート前後方向に架け渡された右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18と、シート幅方向の両端部においてシートクッションフレーム14にシート前後方向に架け渡された右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22と、を備えている。右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22は、シート側面視で右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18とシート上下方向の同位置に配置されている。また、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22のバネ定数は、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18のバネ定数よりも高く設定されている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用シートに関する。
下記特許文献1には、シートクッションの骨格を形成するシートクッションフレームと(シートフレーム)と、シートクッションフレームに架橋されて当該シートクッションフレームに取付けられたシートクッションパッド(パッド)を支持する緩衝体と、を備えた車両用シートが開示されている。また、緩衝体は、その両端部がシートクッションフレームに掛け止められた複数のスプリング(ワイヤ)を有して構成されており、このスプリングの一部には樹脂部材が取付けられている。これにより、スプリングが変形する際に当該スプリングから異音が発生することが抑制されている。
特開2010−125122号公報
上記特許文献1に記載された技術は、異音の発生を抑制するという観点では有用な技術ではあるが、着座乗員のシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させるという観点では改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、着座乗員のシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させることができる車両用シートを得ることが目的である。
請求項1記載の車両用シートは、着座乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッションの骨格を形成するシートクッションフレームと、シート幅方向の中央部において前記シートクッションフレームにシート前後方向に架け渡された中央部スプリングと、シート側面視で前記中央部スプリングとシート上下方向の同位置に配置され、シート幅方向の両端部において前記シートクッションフレームにシート前後方向に架け渡され、前記中央部スプリングよりもバネ定数が高く設定された両端部スプリングと、を備えている。
請求項1記載の車両用シートによれば、着座乗員の荷重は、シートクッションフレーム及びシートクッションフレームに掛け渡された中央部スプリング及び両端部スプリングに支持されている。ここで、本発明では、両端部スプリングのバネ定数が中央部スプリングのバネ定数よりも高く設定されている。すなわち、両端部スプリングのシート上下方向への剛性が、中央部スプリングのシート上下方向への剛性よりも高く設定されている。これにより、着座乗員のシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させることができる。
請求項2記載の車両用シートは、請求項1記載の車両用シートにおいて、前記中央部スプリングと前記両端部スプリングとをシート幅方向に繋ぐ接続部材が設けられている。
請求項2記載の車両用シートによれば、中央部スプリングと両端部スプリングとが接続部材によって接続されていることにより、着座乗員がシート幅方向に傾いた際に、両端部スプリングから着座乗員へのシート上方側への反力を向上させることができる。これにより、着座乗員のシート幅方向への傾きに対するホールド性をより一層向上させることができる。
請求項3記載の車両用シートは、請求項2記載の車両用シートにおいて、一対の前記接続部材が着座乗員のヒップポイントを挟んでシート前方側及び後方側にそれぞれ配置されている。
請求項3記載の車両用シートによれば、一対の接続部材が、着座乗員のヒップポイントに対して上記の位置に配置されている。これにより、着座乗員がシートクッションの硬さを感じることを抑制しつつ着座乗員のシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させることができる。
請求項1記載の車両用シートは、着座乗員のシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項2記載の車両用シートは、着座乗員のシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させつつ及び乗り心地が低下することをより一層抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項3記載の車両用シートは、着座乗員のシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させつつ及び乗り心地が低下することを抑制することができる、という優れた効果を有する。
本実施形態のシートクッションのシートクッションフレーム、中央部スプリング及び両端部スプリング等を示す斜視図である。 図1に示された2−2線に沿って切断したシートクッションの断面を示す断面図である。 中央部スプリング及び両端部スプリング等を示す斜視図である。 中央部スプリング及び両端部スプリングのバネ定数を示すグラフである。 変形例に係る中央部スプリング及び両端部スプリング等を示す図3に対応する斜視図である。
図1〜図4を用いて本発明の実施形態に係る車両用シートについて説明する。なお、以下の説明において前後左右上下の方向を示して説明するときは、車両用シートに着座した乗員から見た前後左右上下の方向を示すものとし、また各図に適宜示す矢印FRはシート前方向、矢印UPはシート上方向、矢印RHはシート右方向、矢印LHはシート左方向をそれぞれ示すものとする。
図2に示されるように、本実施形態の車両用シート10は、着座乗員Hの臀部及び大腿部を支持するシートクッション12と、着座乗員Hの背部を支持すると共にシートクッション12の後端部に傾倒可能に取付けられた図示しないシートバックと、を含んで構成されている。
シートクッション12は、当該シートクッション12の骨格を形成するシートクッションフレーム14と、シートクッションフレーム14に掛け渡された中央部スプリングとしての右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18と、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18のシート幅方向外側においてシートクッションフレーム14に掛け渡された両端部スプリングとしての右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22と、を備えている。
図1に示されるように、シートクッションフレーム14は、シート平面視で矩形状に形成されており、このシートクッションフレーム14は、シート幅方向に間隔を空けて配置されシート前後方向に延びる一対のサイドフレーム24と、一対のサイドフレーム24のシート後方側の端部をシート幅方向に繋ぐリヤフレーム26と、を備えている。また、シートクッションフレーム14は、一対のサイドフレーム24のシート前方側の端部をシート幅方向に繋ぐフロントフレーム28を備えている。図2に示されるように、以上説明したシートクッションフレーム14には、表皮材に覆われたシートクッションパッド30が取付けられている。また、シートクッションフレーム14は、スライドレール32を介して車両のフロアに取付けられるようになっている。
図3に示されるように、右側中央部スプリング16は、鋼材等を用いて形成された棒状の素材に曲げ加工等が施されることによって形成されている。この右側中央部スプリング16は、図2に示されるように、シートクッション12をシート幅方向に二等分する二等分線Lに対してシート幅方向右側に配置された状態でシート前後方向に架け渡されている。具体的には、図3に示されるように、右側中央部スプリング16は、リヤフレーム26(図1参照)に係止される後側係止部16Aを備えている。また、右側中央部スプリング16は、後側係止部16Aの前端からシート側面視でシート前方側に向かうにつれてシート下方側に向けて傾斜されていると共にシート平面視でシート前方側に向かうにつれてシート幅方向外側に傾斜された第1延在部16Bを備えている。さらに、右側中央部スプリング16は、第1延在部16Bの前端からシート側面視でシート前方側に向かうにつれてシート下方側に向けて傾斜された第2延在部16Cと、第2延在部16Cの前端からシート幅方向内側に向けて屈曲して延びる第3延在部16Dと、を備えている。また、右側中央部スプリング16は、第3延在部16Dのシート幅方向内側の端部から前方側に屈曲して延びる第4延在部16Eと、第4延在部16Eの前端からシート平面視でシート前方側に向かうにつれてシート幅方向外側に傾斜された第5延在部16Fと、を備えている。さらに、右側中央部スプリング16は、第5延在部16Fの前端からシート側面視でシート前方側に向けて延びる第6延在部16Gと、第6延在部16Gの前端からシート幅方向内側に向けて屈曲して延びる第7延在部16Hと、を備えている。また、右側中央部スプリング16は、第7延在部16Hのシート幅方向内側の端部からシート側面視でシート前方側に向かうにつれて上方側に傾斜して延びる第8延在部16Iを備えている。この第8延在部16Iの前端部には、シート幅方向内側が開放された凹状屈曲部16Jが形成されている。さらに、右側中央部スプリング16は、第8延在部16Iの前端から延びると共にフロントフレーム28(図1参照)に係止される前側係止部16Kを備えている。
左側中央部スプリング18は、図2に示されるように、シートクッション12をシート幅方向に二等分する二等分線Lに対してシート幅方向左側に配置された状態でシート前後方向に架け渡されている。また、図3に示されるように、左側中央部スプリング18は、シート平面視で右側中央部スプリング16とシート幅方向に対称に形成されている。なお、左側中央部スプリング18において右側中央部スプリング16に対応する部位には、右側中央部スプリング16の各部と同一の符号を付している。
右側両端部スプリング20は、右側中央部スプリング16よりも線径が大きな棒状の素材に曲げ加工等が施されることによって形成されており、この右側両端部スプリング20は、図2に示されるように、右側中央部スプリング16に対してシート幅方向右側に配置された状態でシート前後方向に架け渡されている。具体的には、図3に示されるように、右側両端部スプリング20は、リヤフレーム26(図1参照)に係止される後側係止部20Aを備えている。また、右側両端部スプリング20は、後側係止部20Aの前端からシート側面視でシート前方側に向かうにつれてシート下方側に向けて傾斜されていると共にシート平面視でシート前方側に向かうにつれてシート幅方向内側に傾斜された第1延在部20Bを備えている。さらに、右側両端部スプリング20は、第1延在部20Bの前端からシート側面視でシート前方側に向かうにつれてシート下方側に向けて傾斜された第2延在部20Cと、第2延在部20Cの前端からシート幅方向外側に向けて屈曲して延びる第3延在部20Dと、を備えている。また、右側両端部スプリング20は、第3延在部20Dのシート幅方向外側の端部から前方側に屈曲して延びる第4延在部20Eと、第4延在部20Eの前端からシート平面視でシート前方側に向かうにつれてシート幅方向内側に傾斜された第5延在部20Fと、を備えている。さらに、右側両端部スプリング20は、第5延在部20Fの前端からシート側面視でシート前方側に向けて延びる第6延在部20Gと、第6延在部20Gの前端からシート幅方向外側に向けて屈曲して延びる第7延在部20Hと、を備えている。また、右側両端部スプリング20は、第7延在部20Hのシート幅方向外側の端部からシート側面視でシート前方側に向かうにつれて上方側に傾斜して延びる第8延在部20Iを備えている。この第8延在部20Iの前端部には、シート幅方向外側が開放された凹状屈曲部20Jが形成されている。さらに、右側両端部スプリング20は、第8延在部20Iの前端から延びると共にフロントフレーム28(図1参照)に係止される前側係止部20Kを備えている。
左側両端部スプリング22は、図2に示されるように、左側中央部スプリング18に対してシート幅方向外側に配置された状態でシート前後方向に架け渡されている。また、図3に示されるように、左側両端部スプリング22は、シート平面視で右側両端部スプリング20とシート幅方向に対称に形成されている。なお、左側両端部スプリング22において右側両端部スプリング20に対応する部位には、右側両端部スプリング20の各部と同一の符号を付している。
図2に示されるように、以上説明した右側中央部スプリング16、左側中央部スプリング18、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22の各部は、シートクッション12をシート幅方向及び上下方向に沿って切断した断面の断面視でシート上下方向の同位置に配置されるようになっている。なお、シート上下方向の同位置とは、完全に同一の位置に位置していることを意味するものではなく、右側中央部スプリング16、左側中央部スプリング18、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22の寸法のバラつきの分だけシート上下方向にずれていてもよい。
また、本実施形態では、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22が、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18よりも線径が大きな棒状の素材に曲げ加工等が施されることによって形成されていることにより、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22が、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18に比してシート上下方向に変形し難くなっている。詳述すると、図4に示されるように、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22をシート上下方向に変形させた際のバネ定数K1及びK4が、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18をシート上下方向に変形させた際のバネ定数K2及びK3に比して高くなっている。なお、図4に示された白抜きの丸印のプロットは、右側両端部スプリング及び左側両端部スプリングをシート上下方向に変形させた際のバネ定数K1及びK4と、右側中央部スプリング及び左側中央部スプリングをシート上下方向に変形させた際のバネ定数K2及びK3と、が同一のバネ定数に設定された従来の車両用シートのものである。
図3に示されるように、右側中央部スプリング16、左側中央部スプリング18、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22には、接続部材としての一対のスタビライザバー34がシート前後方向に間隔をあけて配置された状態で接合されている。一のスタビライザバー34は、シート側面視で着座乗員HのヒップポイントP(図2参照)に対してシート前方側に配置されており、他のスタビライザバー34は、着座乗員HのヒップポイントPに対してシート後方側に配置されている。なお、着座乗員H(図2参照)の体型は、AM50ダミーと同体型であり、また着座乗員Hは、標準使用状態に設定された車両用シート10に標準姿勢で着座している。なお、ヒップポイントPとは、車両用シート30の着座乗員にとって適正な着座位置とされるポイントである。
スタビライザバー34は、シート幅方向に延びる基部34Aと、基部34Aのシート幅方向の両端部からそれぞれ前方側に向けて屈曲して延びる右側折り曲げ部34B及び左側折り曲げ部34Cと、を有して構成されている。ヒップポイントPに対して前方側に配置されたスタビライザバー34における基部34Aの右側の端部及び右側折り曲げ部34Bは、右側両端部スプリング20の第7延在部20H及び第8延在部20Iの後端部に接合されている。また、ヒップポイントPに対して前方側に配置されたスタビライザバー34における基部34Aの左側の端部及び左側折り曲げ部34Cは、左側両端部スプリング22の第7延在部20H及び第8延在部20Iの後端部に接合されている。さらに、ヒップポイントPに対して前方側に配置されたスタビライザバー34における基部34Aのシート幅方向の中間部は、右側中央部スプリング16の第7延在部16H及び左側中央部スプリング18の第7延在部16Hに接合されている。
ヒップポイントPに対して後方側に配置されたスタビライザバー34における基部34Aの右側の端部及び右側折り曲げ部34Bは、右側両端部スプリング20の第3延在部20D及び第4延在部20Eの後端部に接合されている。また、ヒップポイントPに対して後方側に配置されたスタビライザバー34における基部34Aの左側の端部及び左側折り曲げ部34Cは、左側両端部スプリング22の第3延在部20D及び第4延在部20Eの後端部に接合されている。さらに、ヒップポイントPに対して後方側に配置されたスタビライザバー34における基部34Aのシート幅方向の中間部は、右側中央部スプリング16の第3延在部16D及び左側中央部スプリング18の第3延在部16Dに接合されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1〜図3に示されるように、本実施形態の車両用シート10によれば、着座乗員Hの荷重は、シートクッションフレーム14及びシートクッションフレーム14に掛け渡された右側中央部スプリング16、左側中央部スプリング18、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22に支持されている。ここで、本実施形態では、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22が、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18に比してシート上下方向に変形し難くなるように、右側中央部スプリング16、左側中央部スプリング18、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22のバネ定数K1,K2,K3,K4が設定されている。これにより、着座乗員Hのシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させることができる。
また、本実施形態では、右側中央部スプリング16、左側中央部スプリング18、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22が、一対のスタビライザバー34によって車幅方向に接続されている。これにより、着座乗員Hがシート幅方向に傾いた際に、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22から着座乗員Hへのシート上方側への反力を向上させることができる。これにより、着座乗員Hのシート幅方向への傾きに対するホールド性をより一層向上させることができる。
さらに、本実施形態では、一対のスタビライザバー34が、シート側面視で着座乗員HのヒップポイントP(図2参照)に対してシート前方側及び後方側にそれぞれ配置されている。これにより、着座乗員Hがシートクッション12の硬さを感じることを抑制しつつ着座乗員Hのシート幅方向への傾きに対するホールド性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、一対のスタビライザバー34が、シート側面視で着座乗員HのヒップポイントPに対してシート前方側及び後方側にそれぞれ配置されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、単一のスタビライザバー34をシート側面視で着座乗員HのヒップポイントPの直下に設けた構成としてもよい。また、スタビライザバー34を設けない構成としてもよい。このように、スタビライザバー34を設けるか否か、或いは、スタビライザバー34の配置や数は、乗り心地とホールド性のバランス等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、右側中央部スプリング16、左側中央部スプリング18、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22が、スタビライザバー34によって車幅方向に接続されている例について説明したが本発明はこれに限定されない。例えば、右側中央部スプリング16と右側両端部スプリング20とを接続する接続部材としてのスタビライザバーと、左側中央部スプリング18と左側両端部スプリング22とを接続する接続部材としてのスタビライザバーと、を車幅方向に並列して設けた構成とすることもできる。
さらに、本実施形態では、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22を形成する棒状の素材の線径と、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18を形成する棒状の素材の線径と、を異ならせることによって、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22をシート上下方向に変形させた際のバネ定数K1及びK4を、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18をシート上下方向に変形させた際のバネ定数K2及びK3に比して高くなるように設定した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図5に示されるように、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18の第2延在部16C及び第8延在部16Iに、凹状屈曲部16L,16Mを追加で設けると共に、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22の第8延在部20Iに形成された凹状屈曲部20J(図3参照)を無くすことによって、右側両端部スプリング20及び左側両端部スプリング22をシート上下方向に変形させた際のバネ定数K1及びK4を、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18をシート上下方向に変形させた際のバネ定数K2及びK3に比して高くなるように設定してもよい。
また、本実施形態では、右側中央部スプリング16及び左側中央部スプリング18をシート幅方向の中央部に設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、単一の中央部スプリングをシート幅方向の中央部に設けた構成としてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用シート
12 シートクッション
14 シートクッションフレーム
16 右側中央部スプリング(中央部スプリング)
18 左側中央部スプリング(中央部スプリング)
20 右側両端部スプリング(両端部スプリング)
22 左側両端部スプリング(両端部スプリング)
H 着座乗員
P ヒップポイント

Claims (3)

  1. 着座乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッションの骨格を形成するシートクッションフレームと、
    シート幅方向の中央部において前記シートクッションフレームにシート前後方向に架け渡された中央部スプリングと、
    シート側面視で前記中央部スプリングとシート上下方向の同位置に配置され、シート幅方向の両端部において前記シートクッションフレームにシート前後方向に架け渡され、前記中央部スプリングよりもバネ定数が高く設定された両端部スプリングと、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記中央部スプリングと前記両端部スプリングとをシート幅方向に繋ぐ接続部材が設けられている請求項1記載の車両用シート。
  3. 一対の前記接続部材が着座乗員のヒップポイントを挟んでシート前方側及び後方側にそれぞれ配置されている請求項2記載の車両用シート。
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