JP2015073389A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態の電力変換装置は、入力された制御信号に基づいて、供給された直流電力を三相交流電力に変換し、それぞれ対応する負荷に供給する複数系統の電力変換回路を備えている。制御部は、三相交流電力の同一相における電流供給状態と電流非供給状態との間の遷移タイミングが、複数系統の電力変換回路同士において互いに異なるように、複数系統の電力変換回路のそれぞれに対応させて互いに位相を異ならせた搬送波及び同一の信号波に基づいて、制御信号を複数系統の電力変換回路のそれぞれに出力する。
【選択図】図1
Description
図1は、実施形態の鉄道車両用駆動制御装置の概要構成ブロック図である。
鉄道車両用駆動制御装置100は、図1に示すように、直流き電線1から直流電力が供給されるパンタグラフ2と、線路3を介して接地(低電位側電源)された車輪4と、の間に、遮断器5、フィルタリアクトル6及びフィルタコンデンサ7が直列に接続されている。さらにフィルタコンデンサ7と並列に接続され、直流電圧を検出する直流電圧検出器8が設けられている。
まず、直流き電線1からパンタグラフ2及び遮断器5を介して、直流電力が供給されると、供給された直流電力は、フィルタリアクトル6及びフィルタコンデンサ7で構成されるロウパスフィルタにより電圧平滑化及び電圧安定化がなされて直流電流Idcとして供給され、第1電力変換回路10a及び第2電力変換回路10bに供給される。
また、直流電流Idcの電圧(直流電圧)が直流電圧検出器8により検出され、検出結果は、第1制御部14a及び第2制御部14bに通知される。
さらに、第1電力変換回路10aのU相用半導体素子を流れるU相電流IU1は、第1U相電流検出器11−1aにより検出され、W相用半導体素子を流れるW相電流IW1は、第1W相電流検出器11−1bにより検出され、第1制御部14aに取り込まれる。
本実施形態においては、図2(a)に示すように、第1制御部14aと、第2制御部14bとで、生成する搬送波の位相差を90°としている。なお、図2(b)は、参考のため、位相差が0°の場合を示している。
図3は、同一期間において第1電力変換回路及び第2電力変換回路へ流れ込む各部の電流波形の説明図である。
ここで、図3(a)は、第1電力変換回路10aに流れ込む電流Idc1の電流波形であり、図3(b)は、第2電力変換回路10bに流れ込む電流Idc2の電流波形であり、図3(c)は、それらの合計電流である電流Idcの電流波形である。
図4は、第1電力変換回路及び第2電力変換回路における1周期分のU相電流波形の説明図である。
図5は、第1電力変換回路及び第2電力変換回路における1周期分のV相電流波形の説明図である。
図6は、第1電力変換回路及び第2電力変換回路における1周期分のW相電流波形の説明図である。
したがって、スイッチとしての半導体素子のオン/オフ切替時の直流脈動成分(リップル成分、突入電流)が抑制されていることがわかる。
この結果、例えば、図7(a)に示すように、フィルタコンデンサ7の充放電電流の実効値が118.7Aとなっており、第1制御部14aと、第2制御部14bとで、用いる搬送波の位相差を0°とした場合(従来技術に相当:図2(b)参照)のフィルタコンデンサ7の充放電電流の実効値である199.6A(図7(b)参照)と比較して大きく減少していることがわかる。
以上の説明は、二つの電力変換回路を連携させる場合であって、二つの電力変換回路に用いる搬送波の位相を90°ずらす場合のものであったが、三つの電力変換回路を用いる場合には、第1の電力変換回路に用いる搬送波の位相に対し、第2の電力変換回路に用いる搬送波の位相を60°ずらし、第3の電力変換回路に用いる搬送波の位相を120°ずらすようにすれば実施形態と同様の効果が得られる。
2 パンタグラフ
3 線路
4 車輪
5 遮断器
6 フィルタリアクトル
7 フィルタコンデンサ
8 直流電圧検出器
10a 第1電力変換回路
10b 第2電力変換回路
11−1a 第1U相電流検出器
11−1b 第1W相電流検出器
11−2a 第2U相電流検出器
11−2b 第2W相電流検出器
12−1a U相電流供給ライン
12−1b V相電流供給ライン
12−1c W相電流供給ライン
13a 第1永久磁石同期電動機
13b 第2永久磁石同期電動機
14a 第1制御部(制御部、個別制御部)
14b 第2制御部(制御部、個別制御部)
100 鉄道車両用駆動制御装置
IU1、IU2 U相電流
IV1、IV2 V相電流
IW1、IW2 W相電流
Idc、Idc1、Idc2 直流電流
Claims (7)
- 入力された制御信号に基づいて、供給された直流電力を三相交流電力に変換し、それぞれ対応する負荷に供給する複数系統の電力変換回路と、
前記三相交流電力の同一相における電流供給状態と電流非供給状態との間の遷移タイミングが、複数系統の前記電力変換回路同士において互いに異なるように、前記複数系統の電力変換回路のそれぞれに対応させて互いに位相を異ならせた搬送波及び同一の信号波に基づいて、前記制御信号を出力する制御部と、
を備えた電力変換装置。 - 前記電力変換回路は、複数のスイッチング素子を備え、
前記制御信号は、前記スイッチング素子のオン/オフを切り替えるスイッチング制御信号とされている、
請求項1記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、前記搬送波の位相を互いに異ならせるに際し、前記搬送波の位相を所定角度ずつずらして設定する、
請求項1又は請求項2記載の電力変換装置。 - 前記系統の数をn(nは、2以上の整数)とした場合に、いずれか一つの電力変換回路に用いる前記搬送波の位相に対し、第2の電力変換回路、第3の電力変換回路、……、第nの電力変換回路に用いる前記搬送波の位相を、(180/n)°、2×(180/n)°、……、{(n−1)×(180/n)}°とする、
請求項3記載の電力変換装置。 - 前記所定角度は、前記系統の数をn(nは、2以上の整数)とした場合に、
180/n°
に設定する、
請求項3記載の電力変換装置。 - 前記電力変換回路は、前記搬送波及び前記信号波の振幅を比較して振幅の等しい交点を検出して、前記スイッチング素子のオン/オフを行うことによりPWM制御がなされるインバータとして構成されている、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、互いに同期して動作するとともに、前記複数系統の電力変換回路のそれぞれを制御する複数の個別制御部を備えている、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電力変換装置。
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JP2019149864A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | ダイキン工業株式会社 | Ac−ac変換装置、電力変換装置 |
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