JP2012034852A - 電極カテーテル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カテーテル本体と、制御ハンドルと、内管31および外管32からなる二重管構造のカテーテル先端部30と、内管31と外管32との間に挟まれた状態で各々が軸方向に離間して配置された複数の金属リング41と、複数のリード線61とを備えてなり、カテーテル先端部30を構成する外管32の管壁には、金属リング41の固定位置に対応して開口窓321が形成され、露出した金属リング41の外周面の一部によって電極41Aが構成されている。
【選択図】 図5
Description
この電極カテーテルは、図8に示すように、カテーテル本体110と、制御ハンドル116と、カテーテル先端部114と、複数のリング状電極140と、先端電極138と、コネクタ118とを備えている。また、この電極カテーテルの内部にはカテーテル先端部114を面内で撓ませるための引張りワイヤおよびたわみ構造体が配置されている。
ここに、本出願人は、カテーテル先端部のほぼ全ての領域で電位を測定することができ、カテーテル先端部の先端によって血管内壁を損傷させることのない電極カテーテルとして、少なくとも1つのルーメンを有するカテーテル本体と、前記カテーテル本体の基端側に接続された制御ハンドルと、前記カテーテル本体の先端側に接続され、当該カテーテル本体のルーメンの少なくとも1つと連通するルーメンを有し、円形のループ状に形成されたカテーテル先端部とを備えてなり、前記カテーテル先端部には、その外周に複数のリング状電極が装着されているとともに、その先端に球状のチップ電極が装着され、前記球状のチップ電極の直径が、前記カテーテル先端部の外径よりも大きい電極カテーテルを提案している(特許文献2参照)。
ここに、リード線61を構成する金属芯線611の直径は、例えば0.1mmとされ、例えばポリアミドイミド樹脂からなる被覆樹脂612の膜厚は、例えば10μmとされる。
リング状電極231に接続されているリード線61は、それぞれの先端部分61Aの金属芯線611においてリング状電極231の内周面に溶接されているとともに、カテーテル先端部230の管壁に形成された側孔234からルーメンに進入し、カテーテル先端部230のルーメン、カテーテル本体のルーメンおよび制御ハンドルの内孔に延在し、それぞれの後端部分において、制御ハンドルの基端側に取り付けられたコネクタに接続されている。
また、チップ電極232には、リード線62が接続され、このリード線62は、カテーテル先端部230のルーメン、カテーテル本体のルーメンおよび制御ハンドルの内孔に延在し、その後端部分において、制御ハンドルの基端側に取り付けられたコネクタに接続されている。
この接着剤の一部は、カテーテル先端部230の外周面に塗り広げられて接着剤層を形成し、接着剤の残部は、側孔234内に充填されて封止剤として機能する。
一方、カテーテル先端部230のルーメンに挿通させたリード線61を、カテーテル本体のルーメンおよび制御ハンドルの内孔に通し、リード線61の後端部分をコネクタに接続する。
しかしながら、リング状電極の幅を狭く設定すると、電極カテーテルの製造時(リング状電極の内周面にリード線を溶接する工程)において、リング状電極から溶接部分がはみだしてしまう。また、幅の狭いリング状電極は、電極カテーテルの使用時において造影性に劣るという問題もある。
このため、リング状電極の幅を狭くすることができず、従来の電極カテーテルによっては、シャープな電位を測定することができなかった。
特許文献2に記載の電極カテーテルにおいては、リング状電極231の端部(エッジ)が硬化樹脂236により被覆されているものの、硬化樹脂236の塗膜を厚く形成することができないために、リング状電極231の尖鋭な端部(エッジ)を確実に被覆することはできず、血管や心臓の内壁を傷つけるという問題について十分に解決するには至っていない。
本発明の第1の目的は、製造時において、電極を構成する金属リングから、溶接部分等の接合部がはみだしてしまうことがなく、使用時において、電極の造影性(X線画像などによる視認性)に優れたものでありながら、この電極によってノイズの少ないシャープな電位を測定することができる電極カテーテルを提供することにある。
本発明の第2の目的は、電極を構成する金属リングの両端部によって血管や心臓の内壁を傷つけるおそれのない電極カテーテルを提供することにある。
前記カテーテル本体の基端側に接続された制御ハンドルと、
前記カテーテル本体の先端側に接続され、樹脂材料からなる内管および外管による二重管構造を有し、前記カテーテル本体のルーメンの少なくとも1つと連通するルーメンを有するカテーテル先端部と、
前記カテーテル先端部を構成する内管と外管の間において各々が軸方向に離間して配置され、前記内管および前記外管に対して各々の内周面および外周面が密着固定された複数の金属リングと、
前記複数の金属リングの各々に接続された複数のリード線とを備えてなり、
前記カテーテル先端部を構成する内管の管壁には、前記複数の金属リングの固定位置に対応して、前記内管の外周面から内周面に至る側孔が形成され、
前記複数のリード線の各々は、その先端部分において前記金属リングの内周面に接合されることにより当該金属リングに接続されているとともに、前記内管の管壁に形成された側孔から前記カテーテル先端部のルーメンに進入し、当該カテーテル先端部のルーメン、前記カテーテル本体のルーメンおよび前記制御ハンドルの内孔に延在し、
前記カテーテル先端部を構成する外管の管壁には、前記複数の金属リングの固定位置に対応して、当該金属リングの両端部以外の外周面を被覆する領域において、周方向の一部または全周にわたる開口窓が形成され、当該開口窓により露出した前記金属リングの外周面の一部によって電極が構成されていることを特徴とする。
ループ状に形成されたカテーテル先端部の外周面にリング状電極が装着されてなる従来の電極カテーテルでは、製造時の曲げ加工および使用時の形状変化によって、カテーテル先端部の外周面とリング状電極の内周面との間に部分的な剥離が生じて隙間(液体の流路)が形成されやすく、カテーテル先端部に形成された側孔からルーメンに血液が流入されやすかった。このようなループ状に形成されたカテーテル先端部を有する電極カテーテルにおいて、外管を構成する樹脂材料によって金属リングの両端部の外周面を被覆する(内管と外管により金属リングの両端部をシールする)という構成を採用することはきわめて有効な手段である。
このような構成の電極カテーテルによれば、ループの外側に電極を存在させることができるので、例えば、ループ状のカテーテル先端部を、肺静脈などの血管内にその周方向に沿って位置させたときに、カテーテル先端部に装着された電極(金属リングの露出部分)の各々を血管内壁に当接または近接させることができ、血管の周方向に沿った電位を確実に測定することができる。
前記金属リングの内周面に前記リード線を抵抗溶接することにより、複数の金属リングの各々に複数のリード線の各々を接続する工程と、
前記金属リングに接続した前記リード線の後端を、当該金属リングが固定される位置に対応して前記内管の管壁に形成された側孔に挿入し、前記内管のルーメンに前記リード線を挿通させるとともに、前記内管の外周に前記金属リングを摺動可能に嵌合し、前記側孔の開口を塞ぐことのできる位置まで、内管の軸方向に沿って前記金属リングを摺動させることにより、前記内管の外周面に、前記金属リングの各々を配置する工程と、
前記金属リングを配置した前記内管に前記外管を嵌合して、当該外管によって前記内管の外周面および前記金属リングの外周面を被覆し、これを加熱加圧することにより、前記内管と前記外管とを融着させてカテーテル先端部を構成するとともに、前記内管および前記外管に対して前記金属リングを密着固定させる工程と、
前記金属リングの両端部以外の外周面を被覆している樹脂を、前記外管の周方向の一部または全周にわたり除去することにより、前記金属リングの固定位置に対応する開口窓を前記外管の管壁に形成し、当該開口窓によって前記金属リングの外周面の一部を露出させて電極を構成する工程と
を含むことを特徴とする。
前記外管の管壁に開口窓を形成して電極を構成した後に、ループ形状が記憶されたコアワイヤを前記カテーテル先端部のルーメンに挿入する工程を含むことが好ましい。
本発明に係る電極カテーテルによれば、電極を構成する金属リングの端部によって血管や心臓の内壁を傷つけるおそれがない。
図1乃至図5に示した電極カテーテル1は、カテーテル本体10と、カテーテル本体10の基端側に接続された制御ハンドル20と、カテーテル本体10の先端側に接続され、樹脂材料からなる内管31および外管32による二重管構造を有し、ループ状に形成されたカテーテル先端部30と、カテーテル先端部30を構成する内管31と外管32との間において各々が管軸方向に離間して配置され、内管31の外周面および外管32の内周面に対して各々の内周面および外周面が密着固定された複数(9個)の金属リング41と、カテーテル先端部30の先端に装着された球状のチップ電極42と、制御ハンドル20の基端側に装着されたコネクタ18と、金属リング41の各々とコネクタ18を電気的に接続する複数(9本)のリード線61と、チップ電極42とコネクタ18を電気的に接続するリード線62とを備えてなり;カテーテル先端部30を構成する内管31の管壁には、金属リング41の固定位置に対応して、内管31の外周面から内周面に至る側孔34が複数(9個)形成され、複数(9本)のリード線61の各々は、その先端部分61Aにおける被覆樹脂612を剥離して露出させた金属芯線611が金属リング41の内周面に抵抗溶接されることにより、金属リング41に接続されているとともに、内管31の管壁に形成された側孔34からカテーテル先端部30のルーメンに進入し、カテーテル先端部30のルーメン、カテーテル本体10のルーメンおよび制御ハンドル20の内孔に延在し、その後端部分61Bにおいてコネクタ18に接続されており;カテーテル先端部30を構成する外管32の管壁には、金属リング41の固定位置に対応して、金属リング41の両端部以外の外周面を被覆する領域において、周方向の一部(カテーテル先端部30の形状であるループの外側に位置する半周部分)に開口窓321が複数(9個)形成され、この開口窓321により露出した金属リング41の外周面の一部(ループの外側に位置される半周部分)によって電極41Aが構成されている。
第1のチューブ11の長さは、例えば50〜200cmとされる。
第2のチューブ12の構成材料としては無毒性の樹脂を使用することができる。なお、第2のチューブ12は編組されていないために第1のチューブ11よりも柔軟である。
第2のチューブ12の長さは、例えば3〜10cmとされ、更に好ましくは4〜7cmとされる。
制御ハンドル20を回転させることにより、その回転トルクは、カテーテル本体10を介してカテーテル先端部30に伝達される。
内管31の肉厚(管壁の厚さ)は、例えば50〜250μmとされ、好適な一例を示せば100μmである。
外管32の肉厚(管壁の厚さ)は、内管31の肉厚よりも薄く、例えば10〜200μmとされ、好適な一例を示せば20μmである。
金属リング41は、白金、金、イリジウム、またはこれらの合金などの導電性材料から構成され、白金または白金合金からなることが好ましい。
この偏向機構は、引張りワイヤ71および板バネ72を有している。
偏向機構を構成する引張りワイヤ71は、カテーテル本体10のルーメンに延在している。引張りワイヤ71の基端部71Bは、制御ハンドル20の内部において固定されている。制御ハンドル20には、ノブ22を、図3に示した状態から先端側にスライドさせることにより引張りワイヤ71に対して相対的にカテーテル本体10の基端を先端側に移動させるピストン機構(図示省略)が設けられている。一方、引張りワイヤ71の先端部71Aは、板バネ72の先端部に固定されている。
第1のコイルチューブ73は、平角または円形断面の線材がコイル状に巻回されて構成され、第1のチューブ11のルーメンに延在して、第1のチューブ11の潰れを防止する補強材として機能している。
第2のコイルチューブ74は、その基端が、第1のコイルチューブ73の先端に固定され、その先端が、板バネ72の先端部(引張りワイヤ71の先端部71Aの固定位置より僅かに基端側)に固定されている。
第2のコイルチューブ74はステンレスなどの金属材料からなり、その外周面は非導電性部材により被覆されていることが好ましい。
コアワイヤ76は、カテーテル先端部30のループ形状を記憶しており、力を加えることによって容易に変形(例えば直線状に変形)するが、力を取り除くとループ形状に戻る。
コアワイヤ76の構成材料としてはNi−Ti合金を挙げることができる。Ni−Ti合金におけるNiとTiの比率は54:46〜57:43であることが好ましい。好ましいNi−Ti合金としてニチノールを挙げることができる。
リード線61の先端部分61Aにおいて、被覆樹脂612を剥離して露出させた金属芯線611が、金属リング41の内周面に抵抗溶接(スポット溶接)されている。
特に、ループの外側(図4および図5において下側)における半周部分に電極41Aが位置していることにより、例えば、ループ状であるカテーテル先端部30を、肺静脈などの血管内にその周方向に沿って位置させたときに、カテーテル先端部30における電極41Aの各々を血管内壁に当接または近接させることができ、血管の周方向に沿った電位を確実に測定することができる。
金属リング41の幅(W0 )が狭過ぎる場合には、電極の造影性(X画像等による視認性)を十分に確保することができない。他方、金属リング41の幅(W0 )が広過ぎる場合には、カテーテル先端部30の柔軟性が損なわれるおそれがある。
開口窓321の幅(W1 )を狭く設定することにより、良好な造影性(X画像等による視認性)を確保しながら、従来のリング状電極では実現不可能であった狭い幅の電極41Aを構成することができ、この電極41Aによってシャープな電位を測定することができる。
この比(W1 /W0 )が0.1未満である場合には、電極41Aの幅も過小となり、電位の測定が困難となる。他方、比(W1 /W0 )が0.9を超える場合には、金属リング41の両端部を樹脂材料(内管31および外管32)によって十分にシールすることができないことがある。
また、開口窓321の形状は矩形に限定されるものでなく、種々の形状(円形、楕円形など)を選択することができる。
電極カテーテル1において、電極41Aにより測定された電位(データ)は、コネクタ18にケーブルを介して接続された心電図計に送られる。
(1)先ず、リード線61の先端部分61A(例えば、先端から0.25mm程度)における被覆樹脂612を剥離して金属芯線611を露出させ、この金属芯線611を金属リング41の内周面に抵抗溶接(スポット溶接)する。このようにして、9個の金属リング41の各々にリード線61を接続する。
これにより、図7(b)に示すように、内管31(外周面)と外管32(内周面)との間に9個の金属リング41が内包された状態で配置されている二重管(カテーテル先端部30)が得られる。
開口窓321の形成方法としては、レーザによる切削(穿孔)加工法、機械的な切削(穿孔)加工法を例示することができる。これらのうち、レーザを使用する切削加工法が好ましい。
これにより、図7(c)および(d)に示すように、開口窓321によって金属リング41の外周面の一部(両端部を除いた外周面の半周部分)が露出し、これを電極41Aとすることができる。
次に、チップ電極42に接続されているリード線を、カテーテル先端部30の先端開口からルーメンに挿入し、チップ電極42をカテーテル先端部30に装着する。
これにより、図7(e)に示すように、ループ状に形成され、当該ループの外側(半周部分)に電極41Aが配置されているカテーテル先端部30を構成することができる。
例えば、カテーテル先端部は、ループ状に形成されている必要はなく、直線状であっても、緩やかな曲線状(例えば図8に示したような形状)であってもよい。
10 カテーテル本体
11 第1のチューブ
12 第2のチューブ
18 コネクタ
20 制御ハンドル
21 グリップ
22 ノブ
30 カテーテル先端部
31 内管
32 外管
321 開口窓
34 側孔
41 金属リング
41A 電極
42 チップ電極
61 リード線
611 金属芯線
612 被覆樹脂
61A リード線の先端部分
61B リード線の後端部分
62 リード線
71 引張りワイヤ
72 板バネ
73 第1のコイルチューブ
74 第2のコイルチューブ
76 コアワイヤ
W スポット溶接部
Claims (5)
- 少なくとも1つのルーメンを有するカテーテル本体と、
前記カテーテル本体の基端側に接続された制御ハンドルと、
前記カテーテル本体の先端側に接続され、樹脂材料からなる内管および外管による二重管構造を有し、前記カテーテル本体のルーメンの少なくとも1つと連通するルーメンを有するカテーテル先端部と、
前記カテーテル先端部を構成する内管と外管の間において各々が軸方向に離間して配置され、前記内管および前記外管に対して各々の内周面および外周面が密着固定された複数の金属リングと、
前記複数の金属リングの各々に接続された複数のリード線とを備えてなり、
前記カテーテル先端部を構成する内管の管壁には、前記複数の金属リングの固定位置に対応して、前記内管の外周面から内周面に至る側孔が形成され、
前記複数のリード線の各々は、その先端部分において前記金属リングの内周面に接合されることにより当該金属リングに接続されているとともに、前記内管の管壁に形成された側孔から前記カテーテル先端部のルーメンに進入し、当該カテーテル先端部のルーメン、前記カテーテル本体のルーメンおよび前記制御ハンドルの内孔に延在し、
前記カテーテル先端部を構成する外管の管壁には、前記複数の金属リングの固定位置に対応して、当該金属リングの両端部以外の外周面を被覆する領域において、周方向の一部または全周にわたる開口窓が形成され、当該開口窓により露出した前記金属リングの外周面の一部によって電極が構成されていることを特徴とする電極カテーテル。 - 前記カテーテル先端部が、ループ状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電極カテーテル。
- 前記カテーテル先端部の形状であるループの外側に位置する前記外管の管壁に前記開口窓が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電極カテーテル。
- 請求項1に記載の電極カテーテルを製造する方法であって、
前記金属リングの内周面に前記リード線を抵抗溶接することにより、複数の金属リングの各々に複数のリード線の各々を接続する工程と、
前記金属リングに接続した前記リード線の後端を、当該金属リングが固定される位置に対応して前記内管の管壁に形成された側孔に挿入し、前記内管のルーメンに前記リード線を挿通させるとともに、前記内管の外周に前記金属リングを摺動可能に嵌合し、前記側孔の開口を塞ぐことのできる位置まで、内管の軸方向に沿って前記金属リングを摺動させることにより、前記内管の外周面に、前記金属リングの各々を配置する工程と、
前記金属リングを配置した前記内管に前記外管を嵌合して、当該外管によって前記内管の外周面および前記金属リングの外周面を被覆し、これを加熱加圧することにより、前記内管と前記外管とを融着させてカテーテル先端部を構成するとともに、前記内管および前記外管に対して前記金属リングを密着固定させる工程と、
前記金属リングの両端部以外の外周面を被覆している樹脂を、前記外管の周方向の一部または全周にわたり除去することにより、前記金属リングの固定位置に対応する開口窓を前記外管の管壁に形成し、当該開口窓によって前記金属リングの外周面の一部を露出させて電極を構成する工程と
を含むことを特徴とする電極カテーテルの製造方法。 - 請求項2に記載の電極カテーテルを製造する方法であって、
前記外管の管壁に開口窓を形成して電極を構成した後に、ループ形状が記憶されたコアワイヤを前記カテーテル先端部のルーメンに挿入する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の電極カテーテルの製造方法。
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