JP2010078797A - 現像剤搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
現像剤搬送装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010078797A JP2010078797A JP2008245852A JP2008245852A JP2010078797A JP 2010078797 A JP2010078797 A JP 2010078797A JP 2008245852 A JP2008245852 A JP 2008245852A JP 2008245852 A JP2008245852 A JP 2008245852A JP 2010078797 A JP2010078797 A JP 2010078797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- developer
- developing device
- supply path
- conveying device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】現像器から離脱した場合であっても崩し部材を内部に収容可能な現像剤搬送装置を提供する。
【解決手段】トナーカートリッジ52は、トナーを収容するトナー収容部150と、現像器48へトナーを供給するための供給路152と、トナー収容部150内のトナーを攪拌して供給路152へ搬送するアジテータ154と、このアジテータ154を支持する回転軸156と、この回転軸156に回転駆動を伝達する駆動伝達歯車158とを有する。アジテータ154の供給路152近傍にはクランク部154aが形成されている。このクランク部154aには、供給路152におけるトナーの詰まりを防止する崩し部材180が設けられている。崩し部材180は、トナーカートリッジ52を現像器48から離脱する場合に、崩し部材180は、カートリッジシャッタ134と干渉しないようになっている。
【選択図】図4
【解決手段】トナーカートリッジ52は、トナーを収容するトナー収容部150と、現像器48へトナーを供給するための供給路152と、トナー収容部150内のトナーを攪拌して供給路152へ搬送するアジテータ154と、このアジテータ154を支持する回転軸156と、この回転軸156に回転駆動を伝達する駆動伝達歯車158とを有する。アジテータ154の供給路152近傍にはクランク部154aが形成されている。このクランク部154aには、供給路152におけるトナーの詰まりを防止する崩し部材180が設けられている。崩し部材180は、トナーカートリッジ52を現像器48から離脱する場合に、崩し部材180は、カートリッジシャッタ134と干渉しないようになっている。
【選択図】図4
Description
本発明は、現像剤搬送装置及び画像形成装置に関する。
たとえば、特許文献1は、アジテータの回転に伴って回転するトナーブロッキング防止部材と、トナーブロッキングほぐし部材とが設けられ、トナーブロッキングほぐし部材は、トナーブロッキング防止部材が接触することによって揺動してブロッキング気味のトナーを崩すように構成された現像装置を開示する。
本発明は、現像剤を崩すことが可能な現像剤搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる本発明は、現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部の重力方向下方に設けられ、該現像剤収容部に収容された現像剤を該現像剤収容部外へ供給する供給口を有する供給路と、前記現像剤収容部内に回転可能に設けられ、現像剤を前記供給路へ搬送する搬送部材と、前記搬送部材を支持する回転軸と、一端が前記搬送部材と連結され、他端が前記供給路内に位置する運動部材とを有し、前記搬送部材は、該搬送部材の前記供給路と対向した位置に、前記回転軸の回転中心線からはずれた位置を移動する移動部を備え、前記運動部材は、前記移動部と連結されたことを特徴とする現像剤搬送装置である。
請求項2にかかる本発明は、前記運動部材は、他端が前記供給路に固定された請求項1記載の現像剤搬送装置である。
請求項3にかかる本発明は、前記運動部材の他端が前記供給口から突出することを規制する規制部を有する請求項1記載の現像剤搬送装置である。
請求項4にかかる本発明は、前記運動部材の他端は、前記搬送部材の回転によって前記供給口の内部と外部とを移動する請求項1記載の現像剤搬送装置である。
請求項5にかかる本発明は、前記供給口を開閉する開閉部材を有し、前記運動部材の他端が前記供給口の内部に位置するときに、前記搬送部材の回転を停止する請求項4記載の現像剤搬送装置である。
請求項6にかかる本発明は、前記供給口を開閉する開閉部材を有し、前記現像剤搬送装置は現像装置に着脱可能とされ、前記現像装置から前記現像剤搬送装置を脱操作する際に、前記他端を前記供給口の内部に位置するようにした請求項4記載の現像剤搬送装置である。
請求項7にかかる本発明は、前記運動部材は渦巻状であって、前記移動部が前記供給路に最近接した状態で、該運動部材は間隙を有する請求項1乃至3記載の現像剤搬送装置である。
請求項8にかかる本発明は、前記運動部材は、前記移動部が前記供給路に最近接した状態で、自然長から伸びている請求項7記載の現像剤搬送装置である。
請求項9にかかる本発明は、前記移動部は、前記回転中心線と交わる方向に形成されている請求項2又は7記載の現像剤搬送装置である。
請求項10にかかる本発明は、請求項1乃至9記載の現像剤搬送装置を装着可能な画像形成装置である。
請求項1にかかる本発明によれば、本構成を有しない場合に比して、効果的に現像剤を崩すことができる。
請求項2にかかる本発明によれば、運動部材が現像剤に対して負けることがない。
請求項3にかかる本発明によれば、供給口の外部を考慮する必要がない。
請求項4にかかる本発明によれば、さらに効果的に現像剤を崩すことができる。
請求項5にかかる本発明によれば、開閉部材が供給口を閉鎖する際に、運動部材が妨げとならない。
請求項6にかかる本発明によれば、開閉部材が供給口を閉鎖する際に、運動部材が妨げとならない。
請求項7にかかる本発明によれば、安定して現像剤を供給することができる。
請求項8にかかる本発明によれば、効率的に現像剤を供給することができる。
請求項9にかかる本発明によれば、効果的に現像剤を崩すことができる。
請求項10にかかる本発明によれば、効果的に現像剤を崩すことができる現像剤搬送装置を有する画像形成装置を提供することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。
画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の上部に回転支点14を中心に回転自在の開閉カバー16が設けられている。
開閉カバー16の正面側(図1において左側)には、例えばタッチパネルなどのユーザインターフェイス(UI装置)18が設けられている。UI装置18は、画像形成装置10の制御情報や指示情報などを表示すると共に、指示情報などのユーザによる入力を受け入れる。
また、回動支点14の近傍には、例えば開閉カバー16の開閉に応じて接離することにより、開閉カバー16の開閉を検知する開閉検知センサ19が設けられている。
画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の上部に回転支点14を中心に回転自在の開閉カバー16が設けられている。
開閉カバー16の正面側(図1において左側)には、例えばタッチパネルなどのユーザインターフェイス(UI装置)18が設けられている。UI装置18は、画像形成装置10の制御情報や指示情報などを表示すると共に、指示情報などのユーザによる入力を受け入れる。
また、回動支点14の近傍には、例えば開閉カバー16の開閉に応じて接離することにより、開閉カバー16の開閉を検知する開閉検知センサ19が設けられている。
画像形成装置本体12の下部には、例えば1段の給紙ユニット20が配置されている。給紙ユニット20は、給紙ユニット本体22と、用紙などの記録媒体が収容される給紙カセット24とを有する。
給紙カセット24の奥端近傍上部には、給紙カセット24から用紙を供給するフィードロール26、及び、供給される用紙を1枚ずつ捌くリタードロール28が配置されている。
給紙カセット24の奥端近傍上部には、給紙カセット24から用紙を供給するフィードロール26、及び、供給される用紙を1枚ずつ捌くリタードロール28が配置されている。
搬送路34は、フィードロール26から排出口36までの用紙通路であり、この搬送路34は、画像形成装置本体12の裏側(図1の右側面)近傍にあって、給紙ユニット20から後述する定着装置100まで略垂直に形成されている。
この搬送路34の定着装置100の上流側に後述する二次転写ロール88と二次転写バックアップロール82とが配置され、二次転写ロール88と二次転写バックアップロール82の上流側にレジストロール38が配置されている。
また、搬送路34の排出口36の近傍には排出ロール40が配置されている。
この搬送路34の定着装置100の上流側に後述する二次転写ロール88と二次転写バックアップロール82とが配置され、二次転写ロール88と二次転写バックアップロール82の上流側にレジストロール38が配置されている。
また、搬送路34の排出口36の近傍には排出ロール40が配置されている。
したがって、給紙ユニット20の給紙カセット24からフィードロール26により送り出された用紙は、リタードロール28により捌かれて最上部の用紙のみ搬送路34に導かれ、レジストロール38により一時停止され、タイミングをとって後述する二次転写ロール88と二次転写バックアップロール82との間を通ってトナー像が転写され、この転写されたトナー像が定着装置100により定着され、排出ロール40により排出口36から開閉カバー16の上部に設けられた排出部42へ排出される。
この排出部42は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
この排出部42は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
画像形成装置本体12には、例えば略中央部にロータリ現像装置44が配置されている。
ロータリ現像装置44は、現像器ユニット本体46を有し、この現像器ユニット本体46には、トナー像を形成する4つの現像器48a〜48dが装着されている。
これらの現像器48a〜48dは、現像器ユニット本体46と共に、回転軸51を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器48a〜48dには、イエロー(Yellow:Y)、マゼンタ(Magenta:M)、シアン(Cyan:C)及び黒(Black:K)のトナー(現像剤)を収容する筒状のトナーカートリッジ52a〜52dがそれぞれ装着されている。
トナーカートリッジ52a〜52dは、現像器48a〜48dを介して現像器ユニット本体46に装着されると、外面が現像器ユニット本体46の外周に略一致するようにされている。
ロータリ現像装置44は、現像器ユニット本体46を有し、この現像器ユニット本体46には、トナー像を形成する4つの現像器48a〜48dが装着されている。
これらの現像器48a〜48dは、現像器ユニット本体46と共に、回転軸51を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器48a〜48dには、イエロー(Yellow:Y)、マゼンタ(Magenta:M)、シアン(Cyan:C)及び黒(Black:K)のトナー(現像剤)を収容する筒状のトナーカートリッジ52a〜52dがそれぞれ装着されている。
トナーカートリッジ52a〜52dは、現像器48a〜48dを介して現像器ユニット本体46に装着されると、外面が現像器ユニット本体46の外周に略一致するようにされている。
ロータリ現像装置44には、例えば感光体からなる像保持体54が画像形成装置10の背面側(図1において右側)から突き当たった状態で接触するように配置されている。つまり、ロータリ現像装置44は、フルカラー現像のためY,M,C,Kの4色が用意されており、現像器48a〜48dは、それぞれ像保持体54に対向する位置(現像位置A)に回転移動され位置決めされ、順次、像保持体54上の潜像をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)のトナーで1色ずつ可視化する。
像保持体54の下方には、この像保持体54を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置60が設けられている。また、像保持体54の回転方向の帯電装置60よりも上流側に像保持体用クリーナ62が突き当たった状態で接触している。像保持体用クリーナ62は、例えば一次転写後に像保持体54に残留するトナーを掻き取るクリーニングブレード64と、クリーニングブレード64が掻き取ったトナーを回収する廃トナー回収ボトル66とから構成される。
なお、廃トナー回収ボトル66の背面側(図1において右側)は、例えばリブなどが形成され、用紙が滑らかに搬送されるように曲面にされて搬送路34の一部を形成している。
なお、廃トナー回収ボトル66の背面側(図1において右側)は、例えばリブなどが形成され、用紙が滑らかに搬送されるように曲面にされて搬送路34の一部を形成している。
ロータリ現像装置44の背面側下方には、帯電装置60により帯電された像保持体54に対し、レーザ光などの光線によって潜像を書き込む露光装置68が配置されている。ロータリ現像装置44の上方には、ロータリ現像装置44によって可視化された上記トナー像を、中間転写体74の1周毎に一次転写位置で1色ずつ一次転写することで、中間転写体74上に4色のトナー像を重ね合わせた後に、後述する二次転写位置で用紙に一括転写する中間転写装置72が設けられている。
中間転写装置72は、例えば中間転写ベルトなどの中間転写体74、一次転写ロール76、ラップインロール78、ラップアウトロール80、二次転写バックアップロール82、スクレーパバックアップロール84及びブラシバックアップロール86から構成される。
中間転写体74は、例えば弾性を有し、ロータリ現像装置44の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。中間転写体74の上面側の長辺は、例えば画像形成装置本体12の上部に設けられた排出部42に対して略平行となるように張られている。また、中間転写体74は、下面側の長辺で一次転写ロール76の上流に配置されたラップインロール78と、一次転写ロール76の下流に配置されたラップアウトロール80との間で像保持体54にラップ状に接触する一次転写部(像保持体ラップ領域)を有し、像保持体54に所定の範囲だけ巻きついて、像保持体54の回転に従動する。
中間転写体74は、例えば弾性を有し、ロータリ現像装置44の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。中間転写体74の上面側の長辺は、例えば画像形成装置本体12の上部に設けられた排出部42に対して略平行となるように張られている。また、中間転写体74は、下面側の長辺で一次転写ロール76の上流に配置されたラップインロール78と、一次転写ロール76の下流に配置されたラップアウトロール80との間で像保持体54にラップ状に接触する一次転写部(像保持体ラップ領域)を有し、像保持体54に所定の範囲だけ巻きついて、像保持体54の回転に従動する。
さらに、中間転写体74の裏側(図1の右側面)には、ラップアウトロール80及び二次転写バックアップロール82により、平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写部となって搬送路34に臨むようにされている。
このように、中間転写体74は、一次転写ロール76によって像保持体54上のトナー像を例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写されたトナー像を二次転写部に向けて搬送する。
このように、中間転写体74は、一次転写ロール76によって像保持体54上のトナー像を例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写されたトナー像を二次転写部に向けて搬送する。
スクレーパバックアップロール84は、二次転写後に中間転写体74に残留するトナーを後述するスクレーパ94が掻き取ることを補助し、ブラシバックアップロール86は、二次転写後に中間転写体74に残留するトナーを後述するブラシロール96が掻き取ることを補助する。
中間転写装置72の二次転写バックアップロール82には、搬送路34を挟んで二次転写ロール88が対峙している。つまり、二次転写ロール88と二次転写バックアップロール82との間が二次転写部における二次転写位置となっており、二次転写ロール88は、二次転写バックアップロール82の補助により、中間転写体74に一次転写されたトナー像を二次転写位置で用紙に二次転写する。
ここで、二次転写ロール88は、中間転写体74が3回転する間、すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナー像を搬送する間は中間転写体74から離間しており、黒のトナー像が転写されると中間転写体74に接触するようにされている。
なお、二次転写ロール88と二次転写バックアップロール82との間には、所定の電位差が生じるようにされており、例えば二次転写ロール88を高電圧にした場合には、二次転写バックアップロール82はグランド(GND)などに接続される。
なお、二次転写ロール88と二次転写バックアップロール82との間には、所定の電位差が生じるようにされており、例えば二次転写ロール88を高電圧にした場合には、二次転写バックアップロール82はグランド(GND)などに接続される。
中間転写体74の反像保持体側端には、中間転写体用クリーナ92が突き当たった状態で接触するように設けられている。
中間転写体用クリーナ92は、例えば二次転写後に中間転写体74に残留するトナーを掻き取ってクリーニングするスクレーパ94、スクレーパ94によるクリーニング後に残ったトナーをさらに掻き取るブラシロール96、並びにスクレーパ94及びブラシロール96によって掻き取られたトナーを回収する廃トナー回収ボトル98から構成される。
中間転写体用クリーナ92は、例えば二次転写後に中間転写体74に残留するトナーを掻き取ってクリーニングするスクレーパ94、スクレーパ94によるクリーニング後に残ったトナーをさらに掻き取るブラシロール96、並びにスクレーパ94及びブラシロール96によって掻き取られたトナーを回収する廃トナー回収ボトル98から構成される。
スクレーパ94は、例えばステンレスの薄板からなり、トナーとは逆極性の電圧がかけられている。ブラシロール96は、例えば導電性の処理がなされたアクリルなどのブラシからなる。
また、中間転写体74がトナー像を搬送する間は、スクレーパ94及びブラシロール96は、中間転写体74から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写体74に接触するようにされている。
また、中間転写体74がトナー像を搬送する間は、スクレーパ94及びブラシロール96は、中間転写体74から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写体74に接触するようにされている。
二次転写位置の上方には、定着装置100が配置されている。定着装置100は、加熱ロール102と加圧ロール104とを有し、二次転写ロール88及び二次転写バックアップロール82により用紙に二次転写されたトナー像を用紙に定着させ、排出ロール40に向けて搬送する。
また、画像形成装置本体12内には、画像形成装置10を構成する各部を制御する制御部106が配設されている。
また、画像形成装置本体12内には、画像形成装置10を構成する各部を制御する制御部106が配設されている。
像保持体ユニット108は、像保持体54、帯電装置60及び像保持体用クリーナ62を一体化したものである。さらに、像形成ユニット110は、像保持体ユニット108、中間転写装置72、及び中間転写体用クリーナ92を一体化したものである。また、定着ユニット112は、定着装置100及び排出ロール40を一体化したものである。
図2において、ロータリ現像装置44及びその周辺が示されている。
現像器48a〜48dそれぞれは、現像ロール49を有し、例えばコイルスプリングなどの弾性体50により、現像器ユニット本体46の回転方向に対する略法線方向に付勢されている。
現像ロール49は、像保持体54に突き当たっていない状態で、それぞれの外周の一部が現像器ユニット本体46の外周から半径方向に、例えば2mm突出している。
現像器48a〜48dそれぞれは、現像ロール49を有し、例えばコイルスプリングなどの弾性体50により、現像器ユニット本体46の回転方向に対する略法線方向に付勢されている。
現像ロール49は、像保持体54に突き当たっていない状態で、それぞれの外周の一部が現像器ユニット本体46の外周から半径方向に、例えば2mm突出している。
トナーカートリッジ52a〜52dは、画像形成装置本体12内の正面側(開閉カバー16側)に設けられたトナーカートリッジ着脱用空間53に対向する位置に移動した後に、開閉カバー16が開かれることにより、トナーカートリッジ着脱用空間53を通って画像形成装置10の正面側に着脱されるようになっている。
なお、以下、現像器48a〜48dなど複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示す場合には、単に「現像器48」などと略記することがある。
なお、以下、現像器48a〜48dなど複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示す場合には、単に「現像器48」などと略記することがある。
図3において、トナーカートリッジ52を現像器48に装着する過程が示されている。
図3に示すように、現像器48は、現像器本体120と、トナーカートリッジ52からトナーを受け入れるための現像器側接続口122と、この現像器側接続口122を開閉する現像器シャッタ124とを有する。現像器シャッタ124と現像器本体120との間には、現像器シール部材126が設けられている。
現像器シール材126は、現像器本体120と現像器シャッタ124との間にトナーが入り込むことを低減し、現像器本体120に対する現像器シャッタ124の摩擦及び接触面積を低減して摺動を滑らかにする。
図3に示すように、現像器48は、現像器本体120と、トナーカートリッジ52からトナーを受け入れるための現像器側接続口122と、この現像器側接続口122を開閉する現像器シャッタ124とを有する。現像器シャッタ124と現像器本体120との間には、現像器シール部材126が設けられている。
現像器シール材126は、現像器本体120と現像器シャッタ124との間にトナーが入り込むことを低減し、現像器本体120に対する現像器シャッタ124の摩擦及び接触面積を低減して摺動を滑らかにする。
現像器本体120の現像器シャッタ124が摺動する部分と、現像器シャッタ124とは、トナーカートリッジ52が装着されるように、トナーカートリッジ52の形状に合わせて湾曲している。
現像器シャッタ124は、現像器側接続口122を閉鎖する側に付勢されており、図3(A)に示すように、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されていない場合には現像器側接続口122を閉鎖するようになっている。
また、図3(C)に示すように、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されている場合には現像器側接続口122を開放するようになっている。
現像器シャッタ124は、現像器側接続口122を閉鎖する側に付勢されており、図3(A)に示すように、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されていない場合には現像器側接続口122を閉鎖するようになっている。
また、図3(C)に示すように、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されている場合には現像器側接続口122を開放するようになっている。
トナーカートリッジ52は、筒状に形成されトナーを収容する筒部130と、現像器48へトナーを供給するためのカートリッジ側接続口132と、このカートリッジ側接続口132を開閉するカートリッジシャッタ134と、筒部130と一体に形成された取手部140とを有する。筒部130とカートリッジシャッタ134との間にはカートリッジシール部材136が設けられている。
カートリッジシール材136は、筒部130とカートリッジシャッタ134との間にトナーが入り込むことを低減し、筒部130に対するカートリッジシャッタ134の摩擦及び接触面積を低減して摺動を滑らかにする。
カートリッジシール材136は、筒部130とカートリッジシャッタ134との間にトナーが入り込むことを低減し、筒部130に対するカートリッジシャッタ134の摩擦及び接触面積を低減して摺動を滑らかにする。
また、カートリッジシャッタ134には、現像器シャッタ124を押して摺動させる突起部138が形成されている。
トナーカートリッジシャッタ134は、図3(A)に示すように、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されていない場合にはカートリッジ側接続口132を閉鎖し、図3(C)に示すように、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されている場合にはカートリッジ側接続口132を開放するようになっている。
トナーカートリッジシャッタ134は、図3(A)に示すように、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されていない場合にはカートリッジ側接続口132を閉鎖し、図3(C)に示すように、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されている場合にはカートリッジ側接続口132を開放するようになっている。
図3(A)に示すように、トナーカートリッジ52が現像器48から離脱した状態から、トナーカートリッジ52を矢印Bに示すように装着する方向に移動させると、図3(B)に示すように筒部130と現像器シャッタ124とが接触する。
ここで、矢印Cに示す方向に取手部140を押圧すると、筒部130は矢印Cと同じ方向に回転し、突起部138が現像器シャッタ124の端部に接触する。一方、このとき、カートリッジシャッタ134は、現像器本体120に接触する。
ここで、矢印Cに示す方向に取手部140を押圧すると、筒部130は矢印Cと同じ方向に回転し、突起部138が現像器シャッタ124の端部に接触する。一方、このとき、カートリッジシャッタ134は、現像器本体120に接触する。
さらに矢印Cに示す方向に取手部140を押圧すると、突起部138が現像器シャッタ124の端部を押圧することによって、現像器シャッタ124は、現像器シール部材126を介して現像器本体120を摺動し、図3(C)に示すように現像器側接続口122が開放される。一方、このとき、カートリッジシャッタ134は現像器本体120によって回転移動が規制されるので、図3(C)に示すように、カートリッジ側接続口132が開放される。
このとき、現像器側接続口122とカートリッジ側接続口132とは対向しているので、トナーカートリッジ52から現像器48へトナーが供給される。
このとき、現像器側接続口122とカートリッジ側接続口132とは対向しているので、トナーカートリッジ52から現像器48へトナーが供給される。
なお、トナーカートリッジ52が現像器48から離脱される場合には、上記と逆の過程でトナーカートリッジ52が離脱される。
図4において、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されている場合のトナーカートリッジ52の詳細が示されている。
トナーカートリッジ52は、トナーを収容するトナー収容部150と、現像器48へトナーを供給するための供給路152と、トナー収容部150内のトナーを攪拌して供給路152へ搬送するアジテータ154と、このアジテータ154を支持する回転軸156と、この回転軸156に回転駆動を伝達する駆動伝達歯車158と、崩し部材180とを有する。
アジテータ154は、たとえば螺旋状に形成され、回転軸156の端部に設けられており、回転軸156の回転に伴って回転する。駆動伝達歯車158は回転軸156のアジテータ154側と反対側の端部に設けられている。アジテータ154の螺旋の巻き方向は、アジテータ154が回転した場合にトナーを供給路152の方向へ搬送できる方向となっている。
供給路152は、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されトナーを供給する状態で、トナー収容部150の重力方向下方に位置し、基本的には重力によってトナーを供給する。
トナーカートリッジ52は、トナーを収容するトナー収容部150と、現像器48へトナーを供給するための供給路152と、トナー収容部150内のトナーを攪拌して供給路152へ搬送するアジテータ154と、このアジテータ154を支持する回転軸156と、この回転軸156に回転駆動を伝達する駆動伝達歯車158と、崩し部材180とを有する。
アジテータ154は、たとえば螺旋状に形成され、回転軸156の端部に設けられており、回転軸156の回転に伴って回転する。駆動伝達歯車158は回転軸156のアジテータ154側と反対側の端部に設けられている。アジテータ154の螺旋の巻き方向は、アジテータ154が回転した場合にトナーを供給路152の方向へ搬送できる方向となっている。
供給路152は、トナーカートリッジ52が現像器48に装着されトナーを供給する状態で、トナー収容部150の重力方向下方に位置し、基本的には重力によってトナーを供給する。
トナー収容部150は、筒部130と、側板160,162とによって形成されている。駆動伝達歯車158側の側板160は、回転軸156を回転自在に支持している。
供給路152は、筒部130と一体に形成された供給管164によって形成されている。また、供給管164の端部に形成された接続面166は、現像器側接続口122に設けられた現像器シール部材126に突き当たるように接触している。
トナー収容部150からアジテータ154によって供給路152に搬送されたトナーは、カートリッジ側接続口132及び現像器側接続口122を経由して現像器搬送路170へ送られ、現像器搬送路170内をオーガなどの搬送部材172によって搬送される。
供給路152は、筒部130と一体に形成された供給管164によって形成されている。また、供給管164の端部に形成された接続面166は、現像器側接続口122に設けられた現像器シール部材126に突き当たるように接触している。
トナー収容部150からアジテータ154によって供給路152に搬送されたトナーは、カートリッジ側接続口132及び現像器側接続口122を経由して現像器搬送路170へ送られ、現像器搬送路170内をオーガなどの搬送部材172によって搬送される。
また、アジテータ154における供給路152に対向した位置には、回転中心軸Dから屈曲したクランク部154aが形成されている。このクランク部154aは、回転中心軸Dと略平行に形成され、その軌跡が回転中心軸Dからはずれた位置を描く。
このクランク部154aには、供給路152におけるトナーを崩す崩し部材180が連結されている。崩し部材180は、渦巻き状のたとえばコイルばねであって、弾性力を有している。
アジテータ154の螺旋の巻き方向は、クランク部154aの前後で逆になっている。このようにすることによって、側板162側のトナーについても安定して供給路152の方向に搬送することができる。
このクランク部154aには、供給路152におけるトナーを崩す崩し部材180が連結されている。崩し部材180は、渦巻き状のたとえばコイルばねであって、弾性力を有している。
アジテータ154の螺旋の巻き方向は、クランク部154aの前後で逆になっている。このようにすることによって、側板162側のトナーについても安定して供給路152の方向に搬送することができる。
また、崩し部材180の端部にはフック部180aが形成されており、このフック部180aがクランク部154aに回転自在に取り付けられている。
また、崩し部材180のフック部180aとは反対側の端部には、係合部180bが形成されており、この係合部180bが、供給管164の内壁に形成された凹部164aに係合することによって、崩し部材180は供給路152を形成する壁に固定されている。
また、崩し部材180のフック部180aとは反対側の端部には、係合部180bが形成されており、この係合部180bが、供給管164の内壁に形成された凹部164aに係合することによって、崩し部材180は供給路152を形成する壁に固定されている。
崩し部材180は、クランク部154a側から見た場合(つまり図4の矢印E方向に見た場合)、図5に示すように、隙間180cを有する渦巻き形状に形成されている。つまり、崩し部材180は、フック部180a側の方が径が小さく、係合部180b側の方が径が大きくなるように形成されている。トナーは崩し部材180によって崩されたのち、この隙間180cを通って下流へ供給される。
また、クランク部154aが図4において最下部に位置するとき、つまりクランク部154aが供給路152に最近接し、崩し部材180が最も圧縮された場合であっても、隙間180cができるようにするとよい。このようにすることで、供給量は変化するものの、間欠ではなく常にトナーが供給されるので、間欠でトナーが供給される場合と比べて、安定してトナーを供給できる。
また、クランク部154aが図4において最下部に位置するとき、つまりクランク部154aが供給路152に最近接し、崩し部材180が最も圧縮された場合であっても、隙間180cができるようにするとよい。このようにすることで、供給量は変化するものの、間欠ではなく常にトナーが供給されるので、間欠でトナーが供給される場合と比べて、安定してトナーを供給できる。
崩し部材180は、アジテータ154の回転に伴って伸縮する。つまり、クランク部154aが供給路152から離れた位置にあれば図4に示すように伸びた状態となり、クランク部154aが供給路152に近づいた位置にあれば図6に示すように縮んだ状態となる。
崩し部材180は、このように伸縮を繰り返すことによって、固まったトナーを崩す。
また、図4に示した矢印Fの方向から見ると、クランク部154aの回転によって、崩し部材180は左右方向にも移動するので、単純に伸縮する場合に比べて、効果的にトナーを崩すことができる。
崩し部材180は、このように伸縮を繰り返すことによって、固まったトナーを崩す。
また、図4に示した矢印Fの方向から見ると、クランク部154aの回転によって、崩し部材180は左右方向にも移動するので、単純に伸縮する場合に比べて、効果的にトナーを崩すことができる。
また、崩し部材180は供給路152を形成する壁に固定されているので、トナーカートリッジ52を現像器48から離脱する場合に、崩し部材180は、カートリッジシャッタ134と干渉しない。
また、崩し部材180が固定されているので、供給路152から外れてしまうおそれが少ない。さらには、固定されていることにより、クランク部154aの回転によって必ず伸縮する。
また、崩し部材180は、図6に示すようにクランク部154aが供給路152に近い位置にあっても自然長から伸びた状態(つまり崩し部材180が常に縮む方向に付勢された状態)に設置されたほうがよい。トナーは重力方向下方に堆積するので、アジテータ154を供給路152に近づけることができ、効率よくトナーを搬送できる。
また、崩し部材180が固定されているので、供給路152から外れてしまうおそれが少ない。さらには、固定されていることにより、クランク部154aの回転によって必ず伸縮する。
また、崩し部材180は、図6に示すようにクランク部154aが供給路152に近い位置にあっても自然長から伸びた状態(つまり崩し部材180が常に縮む方向に付勢された状態)に設置されたほうがよい。トナーは重力方向下方に堆積するので、アジテータ154を供給路152に近づけることができ、効率よくトナーを搬送できる。
図7において、本発明の第2の実施形態に係るトナーカートリッジ190の詳細が示されている。
図7(A)に示すように、供給管164の内壁のカートリッジ側接続口132近傍には、内側に突出した突出部192が形成されている。
また、崩し部材194のフック部194aとは反対側の端部には突き当て部194bが形成されており、この突き当て部194bが突出部192に突き当たることによって、崩し部材194がカートリッジ側接続口132よりも現像器48側に進入することが規制される。
なお、図7(B)に示すように、崩し部材196の中央付近に螺旋の径を大きくするようにして形成された規制部196aを設けるようにしてもよい。この規制部196aが筒部130の供給路152近傍に突き当たることによって、崩し部材196がカートリッジ側接続口132よりも現像器48側に進入することが規制される。
図7(A)に示すように、供給管164の内壁のカートリッジ側接続口132近傍には、内側に突出した突出部192が形成されている。
また、崩し部材194のフック部194aとは反対側の端部には突き当て部194bが形成されており、この突き当て部194bが突出部192に突き当たることによって、崩し部材194がカートリッジ側接続口132よりも現像器48側に進入することが規制される。
なお、図7(B)に示すように、崩し部材196の中央付近に螺旋の径を大きくするようにして形成された規制部196aを設けるようにしてもよい。この規制部196aが筒部130の供給路152近傍に突き当たることによって、崩し部材196がカートリッジ側接続口132よりも現像器48側に進入することが規制される。
図8において、本発明の第3の実施形態に係るトナーカートリッジ200の詳細が示されている。
崩し部材202は供給管164に係合されておらず、したがって、図8(A),(B)に示すように、アジテータ154の回転に伴って、供給路152内を移動する。
このとき、図8(A)に示すように、クランク部154aが供給路152に最も近づいた場合には、崩し部材202の先端202dはカートリッジ側接続口132よりも現像器48側に進入する。
つまり、崩し部材202は、カートリッジ側接続口132よりも現像器48側に進入してトナーを崩すようになっている。
一方、図8(B)に示すように、クランク部154aが供給路152から最も離れた場合には、崩し部材202の先端202dはカートリッジ側接続口132よりも内側(つまりトナーカートリッジ200の内部)にある。
崩し部材202は供給管164に係合されておらず、したがって、図8(A),(B)に示すように、アジテータ154の回転に伴って、供給路152内を移動する。
このとき、図8(A)に示すように、クランク部154aが供給路152に最も近づいた場合には、崩し部材202の先端202dはカートリッジ側接続口132よりも現像器48側に進入する。
つまり、崩し部材202は、カートリッジ側接続口132よりも現像器48側に進入してトナーを崩すようになっている。
一方、図8(B)に示すように、クランク部154aが供給路152から最も離れた場合には、崩し部材202の先端202dはカートリッジ側接続口132よりも内側(つまりトナーカートリッジ200の内部)にある。
画像形成装置本体12又はロータリ現像装置44の駆動伝達歯車158の近傍には、検知手段であるセンサ204が設けられている。
また、駆動伝達歯車158には、センサ204の検知の対象となる検知対象部206が設けられている。この検知対象部206は、たとえば、所定の色で塗装された部分、あるいは突起でありうる。
検知対象部206は、図8(B)に示すように、クランク部154aが供給路152から最も離れた場合に、センサ204によって検知されるような位置に設けられている。言い換えれば、センサ204が検知対象部206を検知する場合には、崩し部材202の先端202dはカートリッジ側接続口132よりも内側にある。
ここで、トナーカートリッジの交換時などにおいて駆動伝達歯車158の回転を停止する操作がなされる場合に、駆動伝達歯車158は、センサ204が検知対象部206を検知したときに回転を停止するようになっている。
したがって、図8(C)に示すように、トナーカートリッジ200を現像器48から離脱してカートリッジシャッタ134によってカートリッジ側接続口132が閉鎖される場合に、崩し部材202はカートリッジシャッタ134と干渉しないようになっている。
また、駆動伝達歯車158には、センサ204の検知の対象となる検知対象部206が設けられている。この検知対象部206は、たとえば、所定の色で塗装された部分、あるいは突起でありうる。
検知対象部206は、図8(B)に示すように、クランク部154aが供給路152から最も離れた場合に、センサ204によって検知されるような位置に設けられている。言い換えれば、センサ204が検知対象部206を検知する場合には、崩し部材202の先端202dはカートリッジ側接続口132よりも内側にある。
ここで、トナーカートリッジの交換時などにおいて駆動伝達歯車158の回転を停止する操作がなされる場合に、駆動伝達歯車158は、センサ204が検知対象部206を検知したときに回転を停止するようになっている。
したがって、図8(C)に示すように、トナーカートリッジ200を現像器48から離脱してカートリッジシャッタ134によってカートリッジ側接続口132が閉鎖される場合に、崩し部材202はカートリッジシャッタ134と干渉しないようになっている。
図9及び図10において、本発明の第4の実施形態に係るトナーカートリッジ210が示されている。図9(A),図10(A)及び図10(C)はトナーカートリッジ210の側面図であり、図9(B),図10(B)及び図10(D)はトナーカートリッジ210の正面図である。
崩し部材212は、崩し部材202と同様に供給管164に係合されておらず、したがって、アジテータ154の回転に伴って、供給路152内を移動する。
崩し部材212は、崩し部材202と同様に供給管164に係合されておらず、したがって、アジテータ154の回転に伴って、供給路152内を移動する。
また、図9(B)に示すように、クランク部154aが供給路152に最も近づいた場合には、崩し部材212の先端212dはカートリッジ側接続口132よりも現像器48側に進入する。
一方、図10(D)に示すように、クランク部154aが供給路152から最も離れた場合には、崩し部材212の先端212dはカートリッジ側接続口132よりも内側にある。
一方、図10(D)に示すように、クランク部154aが供給路152から最も離れた場合には、崩し部材212の先端212dはカートリッジ側接続口132よりも内側にある。
回転軸156又は駆動伝達歯車158には、回転軸156に回転駆動を伝達する歯欠け歯車214が設けられている。この歯欠け歯車214は、歯が形成されていない歯欠け部214aを有する。
画像形成装置本体12には、歯欠け歯車214と噛み合って動力を伝達するラック216が設けられている。ラック216は、たとえば開閉カバー16の開閉動作に連動して移動するようになっている。
また、ラック216は、駆動伝達歯車158が回転駆動を伝達していない場合に、動力を伝達するようになっている。たとえば、駆動伝達歯車158が回転駆動を伝達している場合には、ラック216は歯欠け歯車214から待避するようにしてもよいし、クラッチ等によって歯欠け歯車214に駆動を伝達しないようにしてもよい。
歯欠け部214aは、図10(C),(D)を用いて後述するように、クランク部154aが供給路152から最も離れた場合に、ラック216と対向する位置に形成されている。
画像形成装置本体12には、歯欠け歯車214と噛み合って動力を伝達するラック216が設けられている。ラック216は、たとえば開閉カバー16の開閉動作に連動して移動するようになっている。
また、ラック216は、駆動伝達歯車158が回転駆動を伝達していない場合に、動力を伝達するようになっている。たとえば、駆動伝達歯車158が回転駆動を伝達している場合には、ラック216は歯欠け歯車214から待避するようにしてもよいし、クラッチ等によって歯欠け歯車214に駆動を伝達しないようにしてもよい。
歯欠け部214aは、図10(C),(D)を用いて後述するように、クランク部154aが供給路152から最も離れた場合に、ラック216と対向する位置に形成されている。
次に図10を用いてトナーカートリッジ210の作用を説明する。
図10(A),(B)に示すように、トナーカートリッジ53を現像器48から外すにあたって必要な動作(例えば開閉カバー16の開動作など)に連動してラック216が図10に示した矢印F方向に移動すると、歯欠け歯車214はラック216から動力を伝達されて矢印G方向に回転し、この歯欠け歯車214の回転に伴ってアジテータ154も回転する。
図10(C),(D)に示すように、歯欠け部214aがラック216と対向すると、歯欠け歯車214はラック216から動力を伝達されなくなるので、歯欠け歯車214及びアジテータ154は回転を停止する。
このとき、崩し部材212の先端212dはカートリッジ側接続口132よりも内側にあるので、この状態でトナーカートリッジ210を現像器48から離脱させても、崩し部材212はカートリッジシャッタ134と干渉しない。
図10(A),(B)に示すように、トナーカートリッジ53を現像器48から外すにあたって必要な動作(例えば開閉カバー16の開動作など)に連動してラック216が図10に示した矢印F方向に移動すると、歯欠け歯車214はラック216から動力を伝達されて矢印G方向に回転し、この歯欠け歯車214の回転に伴ってアジテータ154も回転する。
図10(C),(D)に示すように、歯欠け部214aがラック216と対向すると、歯欠け歯車214はラック216から動力を伝達されなくなるので、歯欠け歯車214及びアジテータ154は回転を停止する。
このとき、崩し部材212の先端212dはカートリッジ側接続口132よりも内側にあるので、この状態でトナーカートリッジ210を現像器48から離脱させても、崩し部材212はカートリッジシャッタ134と干渉しない。
図11において、本発明の第5の実施形態に係るトナーカートリッジ220が示されている。
図11に示すように、アジテータ222に形成されたクランク部222aは、回転中心軸Dと平行ではない。
そのため、図11(A)示すように、クランク部222aの駆動伝達歯車158側が供給路152に近い場合、崩し部材180が矢印H方向に付勢されているので、フック部180aはクランク部222aに沿って矢印I方向に摺動し、図11(B)に示すように、フック部180aはクランク部222aの駆動伝達歯車158側の端部に移動する。
さらに、アジテータ222が回転すると、図11(C)に示すように、クランク部222aの側板162側が供給路152に近くなるので、フック部180aはクランク部222aに沿って矢印J方向に摺動し、クランク部222aの側板162側の端部に移動する。
このように崩し部材180のフック部180aがクランク部222aを摺動することによって、崩し部材180は、供給路152のより広範囲にわたって、トナーを崩すことができる。
図11に示すように、アジテータ222に形成されたクランク部222aは、回転中心軸Dと平行ではない。
そのため、図11(A)示すように、クランク部222aの駆動伝達歯車158側が供給路152に近い場合、崩し部材180が矢印H方向に付勢されているので、フック部180aはクランク部222aに沿って矢印I方向に摺動し、図11(B)に示すように、フック部180aはクランク部222aの駆動伝達歯車158側の端部に移動する。
さらに、アジテータ222が回転すると、図11(C)に示すように、クランク部222aの側板162側が供給路152に近くなるので、フック部180aはクランク部222aに沿って矢印J方向に摺動し、クランク部222aの側板162側の端部に移動する。
このように崩し部材180のフック部180aがクランク部222aを摺動することによって、崩し部材180は、供給路152のより広範囲にわたって、トナーを崩すことができる。
なお、トナーカートリッジを長期保管する場合や輸送する場合など、トナーカートリッジを現像器に装着する前において、クランク部が供給路に最も近い状態で保管等するように構成されてもよい。このようにすることによって、崩し部材が供給路内にある状態で保管等され、供給路においてトナー詰まりが発生しても、崩し部材がトナー詰まりの内部にある状態(あるいは崩し部材の周りにトナー詰まりがある状態)である。
したがって、トナーカートリッジを現像器に装着してアジテータを駆動させることによって、崩し部材は、容易にトナー詰まりをほぐすことができる。
また、トナーカートリッジに代えて、画像形成に必要な機能部品(例えば現像装置)を適宜ユニット化した所謂プロセスカートリッジに本発明を適用してもよい。
したがって、トナーカートリッジを現像器に装着してアジテータを駆動させることによって、崩し部材は、容易にトナー詰まりをほぐすことができる。
また、トナーカートリッジに代えて、画像形成に必要な機能部品(例えば現像装置)を適宜ユニット化した所謂プロセスカートリッジに本発明を適用してもよい。
10 画像形成装置
44 ロータリ現像装置
46 現像器ユニット本体
48a〜48d 現像器
52a〜52d トナーカートリッジ
120 現像器本体
122 現像器側接続口
124 現像器シャッタ
130 筒部
132 カーリッジ側接続口
134 カートリッジシャッタ
138 突起部
150 トナー収容部
152 供給路
154 アジテータ
154a クランク部
156 回転軸
158 駆動伝達歯車
164 供給管
164a 凹部
180 崩し部材
180a フック部
180b 係合部
190 トナーカートリッジ
192 突出部
194,196 崩し部材
194b 突き当て部
196a 規制部
200 トナーカートリッジ
202 崩し部材
204 センサ
206 検知対象部
210 トナーカートリッジ
212 崩し部材
214 歯欠け歯車
214a 歯欠け部
216 ラック
220 トナーカートリッジ
222 アジテータ
222a クランク部
44 ロータリ現像装置
46 現像器ユニット本体
48a〜48d 現像器
52a〜52d トナーカートリッジ
120 現像器本体
122 現像器側接続口
124 現像器シャッタ
130 筒部
132 カーリッジ側接続口
134 カートリッジシャッタ
138 突起部
150 トナー収容部
152 供給路
154 アジテータ
154a クランク部
156 回転軸
158 駆動伝達歯車
164 供給管
164a 凹部
180 崩し部材
180a フック部
180b 係合部
190 トナーカートリッジ
192 突出部
194,196 崩し部材
194b 突き当て部
196a 規制部
200 トナーカートリッジ
202 崩し部材
204 センサ
206 検知対象部
210 トナーカートリッジ
212 崩し部材
214 歯欠け歯車
214a 歯欠け部
216 ラック
220 トナーカートリッジ
222 アジテータ
222a クランク部
Claims (10)
- 現像剤を収容する現像剤収容部と、
前記現像剤収容部の重力方向下方に設けられ、該現像剤収容部に収容された現像剤を該現像剤収容部外へ供給する供給口を有する供給路と、
前記現像剤収容部内に回転可能に設けられ、現像剤を前記供給路へ搬送する搬送部材と、
前記搬送部材を支持する回転軸と、
一端が前記搬送部材と連結され、他端が前記供給路内に位置する運動部材と
を有し、
前記搬送部材は、該搬送部材の前記供給路と対向した位置に、前記回転軸の回転中心線からはずれた位置を移動する移動部を備え、
前記運動部材は、前記移動部と連結されたことを特徴とする現像剤搬送装置。 - 前記運動部材は、他端が前記供給路に固定された請求項1記載の現像剤搬送装置。
- 前記運動部材の他端が前記供給口から突出することを規制する規制部を有する請求項1記載の現像剤搬送装置。
- 前記運動部材の他端は、前記搬送部材の回転によって前記供給口の内部と外部とを移動する請求項1記載の現像剤搬送装置。
- 前記供給口を開閉する開閉部材を有し、
前記運動部材の他端が前記供給口の内部に位置するときに、前記搬送部材の回転を停止する請求項4記載の現像剤搬送装置。 - 前記供給口を開閉する開閉部材を有し、
前記現像剤搬送装置は現像装置に着脱可能とされ、
前記現像装置から前記現像剤搬送装置を脱操作する際に、前記他端を前記供給口の内部に位置するようにした請求項4記載の現像剤搬送装置。 - 前記運動部材は渦巻状であって、前記移動部が前記供給路に最近接した状態で、該運動部材は間隙を有する請求項1乃至3記載の現像剤搬送装置。
- 前記運動部材は、前記移動部が前記供給路に最近接した状態で、自然長から伸びている請求項7記載の現像剤搬送装置。
- 前記移動部は、前記回転中心線と交わる方向に形成されている請求項2又は7記載の現像剤搬送装置。
- 請求項1乃至9記載の現像剤搬送装置を装着可能な画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008245852A JP2010078797A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008245852A JP2010078797A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010078797A true JP2010078797A (ja) | 2010-04-08 |
Family
ID=42209352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008245852A Pending JP2010078797A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010078797A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012027110A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Oki Data Corp | 現像装置及び画像形成装置 |
JP2013195651A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Ricoh Co Ltd | 粉体詰まり抑制手段、粉体収容器及び画像形成装置 |
JP2013222181A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Ricoh Co Ltd | 粉体詰まり抑制手段、粉体収容器及び画像形成装置 |
US8989647B2 (en) | 2012-03-21 | 2015-03-24 | Casio Electronics Manufacturing Co., Ltd. | Toner conveying unit for collecting toner and conveying toner to toner storage container |
JP2016051042A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | カシオ計算機株式会社 | トナー補給装置、及び画像形成装置 |
CN105717764A (zh) * | 2014-12-22 | 2016-06-29 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成装置 |
JP2017076012A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | キヤノン株式会社 | 搬送装置、クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
CN108121186A (zh) * | 2016-11-30 | 2018-06-05 | 柯尼卡美能达株式会社 | 废调色剂收纳容器以及具备该收纳容器的图像形成装置 |
-
2008
- 2008-09-25 JP JP2008245852A patent/JP2010078797A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012027110A (ja) * | 2010-07-21 | 2012-02-09 | Oki Data Corp | 現像装置及び画像形成装置 |
JP2013195651A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Ricoh Co Ltd | 粉体詰まり抑制手段、粉体収容器及び画像形成装置 |
US8989647B2 (en) | 2012-03-21 | 2015-03-24 | Casio Electronics Manufacturing Co., Ltd. | Toner conveying unit for collecting toner and conveying toner to toner storage container |
JP2013222181A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Ricoh Co Ltd | 粉体詰まり抑制手段、粉体収容器及び画像形成装置 |
JP2016051042A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | カシオ計算機株式会社 | トナー補給装置、及び画像形成装置 |
JP2016118700A (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
CN105717764A (zh) * | 2014-12-22 | 2016-06-29 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 图像形成装置 |
JP2017076012A (ja) * | 2015-10-14 | 2017-04-20 | キヤノン株式会社 | 搬送装置、クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
CN106597821A (zh) * | 2015-10-14 | 2017-04-26 | 佳能株式会社 | 供给装置, 清洁装置, 显影装置, 处理盒和成像设备 |
EP3165971A3 (en) * | 2015-10-14 | 2017-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Feeding device, cleaning device, developing device, process cartridge, and image forming apparatus |
US9823603B2 (en) | 2015-10-14 | 2017-11-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Feeding device, cleaning device, developing device, process cartridge, and image forming apparatus |
CN106597821B (zh) * | 2015-10-14 | 2020-05-08 | 佳能株式会社 | 供给装置,清洁装置,显影装置,处理盒和成像设备 |
CN108121186A (zh) * | 2016-11-30 | 2018-06-05 | 柯尼卡美能达株式会社 | 废调色剂收纳容器以及具备该收纳容器的图像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010078797A (ja) | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 | |
US7242893B2 (en) | Developer supply container | |
JP5534431B2 (ja) | 粉体収容器及び画像形成装置 | |
JP5514697B2 (ja) | 現像装置、画像形成ユニットおよび画像形成装置 | |
JP5213945B2 (ja) | トナー回収装置及びカートリッジ、並びに画像形成装置 | |
JP2011043568A (ja) | 現像剤搬送装置、現像剤収容器、及び画像形成装置 | |
JP2008083630A (ja) | 廃トナー回収装置 | |
KR100633097B1 (ko) | 화상형성 프로세스모듈 및 그것을 구비한 화상형성장치 | |
JP4419589B2 (ja) | カートリッジ、現像装置及び画像形成装置 | |
JP2008134395A (ja) | 画像形成装置 | |
US11126133B1 (en) | Powder collection device and image forming apparatus | |
JP4419058B2 (ja) | 画像形成装置 | |
EP3485329B1 (en) | Powder container, process cartridge, and image forming apparatus | |
JP6954403B2 (ja) | プロセスカートリッジおよびトナーカートリッジ | |
JP4380309B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008083626A (ja) | 廃トナー回収装置 | |
JP4409569B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP4844222B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JP6310374B2 (ja) | 画像形成ユニット、現像剤収容部及び画像形成装置 | |
JP2011064882A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007322800A (ja) | 画像形成装置、サブユニット、現像剤搬送装置、現像装置、及び粉体搬送装置 | |
JP2006058729A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4530099B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4530100B2 (ja) | 画像形成装置、及びこれに用いる現像剤収容部材 | |
JP2010224284A (ja) | 廃トナー回収装置及び画像形成装置 |