JP2008006179A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008006179A
JP2008006179A JP2006181515A JP2006181515A JP2008006179A JP 2008006179 A JP2008006179 A JP 2008006179A JP 2006181515 A JP2006181515 A JP 2006181515A JP 2006181515 A JP2006181515 A JP 2006181515A JP 2008006179 A JP2008006179 A JP 2008006179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
water
clothing
weight
cloth quality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006181515A
Other languages
English (en)
Inventor
Takako Tazawa
貴子 田沢
Tatsuo Ioku
辰夫 井奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
Toshiba Home Appliances Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Consumer Marketing Corp, Toshiba Home Appliances Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006181515A priority Critical patent/JP2008006179A/ja
Publication of JP2008006179A publication Critical patent/JP2008006179A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】 衣類の布質に最適な制御をすることができる洗濯機を提供する。
【解決手段】
水槽6内に収納されるドラム30を回転駆動するDCブラシレスモータ15と、水槽6に給水する給水装置22を有し、洗い行程前に重量検知手段10によって検知された衣類の重量ランクと、衣類が水を含んでいる状態の時にトルク検知手段10によって検知されたDCブラシレスモータ15のトルク出力ランクに基づいて、衣類の布質の含水率の性質を利用して予め記憶しているデータ表によって衣類の布質を判定し、その結果により異なる制御をする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、布質を判定するドラム式洗濯機に関する。
従来の洗濯機では、洗濯脱水槽に所定の水位まで給水してパルセータで衣類を攪拌する前後の水位の変化量を測定することで、衣類の布質の給水能力を利用した布質検知をするものが提供されている(特許文献1参照)。
また従来のドラム式洗濯機においては、ベクトル制御するモータの回転駆動力を発生させて回転速度が変化しいる期間におけるトルク電流の大きさに基づき、回転層内の洗濯物の重量を判別するものが提供されている。そしてその重量の検知結果に基づいて、洗い行程時に水槽に貯水する洗濯水の水量等を制御するものが提供されている(特許文献2参照)。
特開平8−173683号公報 特開2004−13286号公報
しかしながら特許文献1の洗濯機においては、給水前後の衣類の水位を検知することにより衣類の布質を判定しているものであり、布質判定の精度にかけるという問題を有していた。衣類の種類には綿や化学繊維のものなどさまざまな種類があり、その衣類による種類によって最適な制御をする必要を有しているが、精度にかけるため最適な制御をすることができていなかった。
特に綿に比べて化学繊維はすすぎ性が良いにも関わらず、すすぎ行程時の水量が綿に必要な水量と同じ判定とになってしまった場合には、化学繊維を含む衣類に最適な水量以上の水を使用してしまっているという問題があった。
また特許文献2では、ベクトル制御するモータの回転駆動力を発生させて回転速度が変化している期間におけるトルク電流の大きさに基づき、回転層内の洗濯物の重量を検知しており、重量検知の結果に基づいたドラム式洗濯機の制御はしているが、布質判定をして布質に最適な制御をしていなかった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたもので、布質を精度よく判定することによってその布質に適した制御をおこなうことができるドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係わるドラム式洗濯機は、外箱と、この外箱の内部に弾性支持される水槽と、この水槽の内部に衣類を収容し回転駆動するドラムと、このドラムを回転駆動させるモータと、前記水槽に給水する給水手段とを備えると共に、前記モータのトルクランクを検知するトルク検知手段と、ドラムに収容された衣類の重量ランクを検知する重量検知手段と、前記トルク検知手段と、前記重量検知手段との結果に基づいて衣類の布質を判定する布質判定手段とを有し、この布質判定手段は、前記重量検知手段による洗い行程前の衣類の重量ランクと、前記トルク検知手段による衣類が水を含んでいる状態のモータのトルクランクとに基づいて衣類の布質を判定し、判定された布質の結果によって異なる制御をすることを主たる特徴とする。
本発明のドラム式洗濯機によれば、洗い行程前に重量検知手段によって検知された衣類の重量ランクと、衣類が水を含んでいる状態の時にトルク検知手段によって検知されたモータのトルク出力ランクに基づいて、衣類の布質の含水率の性質を利用して衣類の布質を判定しているので、精度よく布質が判定でき、その判定結果に基づき、布質に最適な制御をすることができる。
以下、本発明に係る洗濯機をドラム式洗濯乾燥機に適用した実施例につき説明する。 図1は、ドラム式洗濯乾燥機の運転動作のフローチャートを示す図である。図2は、ドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図。図3は、ドラム式洗濯乾燥機の全体構成を示す縦断側面図。そして図4は、ドラム式洗濯乾燥機の電気的構成図である。図5は、衣類の重量とその判定ランクの相対表である。図6はDCブラシレスモータの出力トルク値と出力トルク値の判定ランクの相対表である。図7は、衣類重量の判定ランクと出力トルク判定ランクとに基づく衣類の布質を判定する表である。
図2、図3に示すように、ドラム式洗濯乾燥機は全体として矩形箱状をしており、その外郭を形成する外箱1の前面部1aには円形状の洗濯物投入口4を形成し、この洗濯物投入口4には開閉可能な扉5が取り付けられている。
そして外箱1内部には、水槽6が配設されていて、この水槽6は前面に開口部を有するドラム状を成すもので、外箱1の底面部に左右一対のサスペンション7(図3参照)を介して横向きに弾性支持されており、その支持形態は、前面の開口部に向かって上昇傾斜する形状である。
この水槽6の前部には環状をなす水槽カバー6aが設けられていて、後述するようにこの水槽カバー6aと洗濯物投入口4との間がベロー8によって水密に連通接続されている。
水槽6の閉塞された底面を構成する後端面部6c(図3中、右側の端面部)は十分な機械的強度を有し、その背面にDCブラシレスモータ15が取付けられている。またその上部には、後述する給気口16が形成されている。そのほか、水槽6の側面最底部には排水口17が形成されており、その下流には排水弁18が取付けられ、その先には排水ホース19が接続されている。また水槽6の上面には可撓性ホース20が接続されており、この可撓性ホース20は外箱1の前方上部に設けられた洗剤ケース21を介して後部の給水装置22と繋がり、給水装置22の給水口23と繋がっている。
また水槽6の内部には、所定の間隙を有して径小のドラム30が配設されている。このドラム30の閉塞された底面は、強度十分の板厚とした例えば金属製のドラム支え30bとして機能するように設けられている。このドラム支え30b中心部に取付けられたドラムシャフト30cは、水槽6の底部の中心部から前記DCブラシレスモータ15に取付けられている。これにより、ドラム30は、水槽6と同じ傾斜をもって水槽6に回転可能に支持される。
また前記ドラム30には、周壁部とドラム支え30bのほぼ全域に通水および通風が可能な多数の孔31が設けられており(図3では一部のみ図示)、また胴部の内周部の数か所にバッフル32が取付けられている。
またドラム30の前部には、ドラムカバー30aが取り付けられている。このドラムカバー30aは、ドラム30の開放された前面の周縁部に装着されたもので、中央部に洗濯物出入口33を有するリング状を成しており、耐熱材で構成されている。
また上記した水槽カバー6aは、中央部に開口部を有するリング状を成して、鉄板やステンレス板等の金属、又はガラスや合成樹脂などの耐熱性である剛性材で構成されている。
この水槽カバー6aは、その上部に排気口40を形成しており、その外部には排気口40を覆い、連通する排気ダクト41が設けられている。
この排気ダクト41は、水槽カバー6aを囲繞するように環状に設けられており、その排気ダクト41の下部は、蛇腹状部を有する可撓性ダクト42を介して、水槽6の下方に設けられた乾燥ユニット用ダクト43に接続されている。
この乾燥ユニット用ダクト43は外箱1内に前部から後方へ延びていて、その後部にファンケーシング44が設けられている。ファンケーシング44の上方に形成される吐出口45には、蛇腹状部を有する可撓性ダクト46を介して給気ダクト47に接続されている。給気ダクト47は、図3に示すように、DCブラシレスモータ15の上部を囲繞するようにして、ドラム30の回転方向に沿ってほぼ円弧状に延びていて、DCブラシレスモータ15の直上に最高点を有するように設けられており、その先端部が水槽6の後端面部6cの上部において前記給気口16と接続されている。そして、この給気口16に臨むように給気ダクト47の外側にエアトラップ11aが設けられていて、それに接続されるエアチューブ11bとにより泡センサ11を構成している。
ここで、水槽カバー6aの排気口40に接続された排気ダクト41、可撓性ダクト42、乾燥ユニット用ダクト43、ファンケーシング44、可撓性ダクト46、そして、水槽6の給気口16に接続された給気ダクト47により、水槽6内と連通した循環送風路48(通風路に相当)を構成している。循環送風路48のうちファンケーシング44内には、送風機49を構成するファン49aが配設され、ファンケーシング44の外部にファンモータ49bが配設されている。
乾燥ユニット用ダクト43内には、ヒートポンプ機構50の蒸発器(エバポレータ)51と凝縮器(コンデンサ)52とが配設されている。ヒートポンプ機構50は、周知のように、圧縮機(コンプレッサ)53と、凝縮器52と、図示しないキャピラリチューブ(絞り)と、蒸発器51を順にパイプにより循環接続して冷凍サイクルを構成するもので、圧縮機53を駆動することに伴い、冷媒がそれらを順に通って循環するようになっている。このとき、凝縮器52においては、冷媒が熱を放出して液化するようになっており、この凝縮器52は循環空気の加熱手段として機能する。また、蒸発器51においては、冷媒が蒸発する際に周囲の熱を奪うことにより周囲を冷却するようになっており、この蒸発器51は循環空気の冷却手段として機能する。そしてこの場合、送風機49や凝縮器52および蒸発器51等のヒートポンプ機構50により乾燥機能手段を構成するもので、これらは外箱1内において水槽6の下方に配設されており、従って、外箱1内の下部に配置されている。また乾燥ユニット用ダクト43に比して高さ方向に大きい圧縮機53は、外箱1の前面1aに向かって上昇傾斜する水槽6の下方前方に配置されている。
ここで外箱1の前面部1aについて説明する。
まず、前述したように外箱1の前面部1aに開閉可能な扉5が取り付けられている。この前面部1aは、前板としての前面パネル2と、操作パネル3とから構成されていて、この操作パネル3は電源や使用者がドラム式洗濯乾燥機の運転に係る各種の行程を実行するための各種の操作キーを有した操作部63と、その洗濯した行程を表示する為の液晶パネル75が設けられている。
そしてその前面部1aの中央には、図3に示すように前記扉5を収納する円形状で中央が窪んだ形状の投入口枠90が設けられている。
そしてこの前面パネル2には扉5の閉鎖状態を解除するオープンボタン95(図2参照)が備えてあり、プッシュすることにより扉5が開放されるようになっている。
また扉5は、図3に示すように、洗濯物投入口4の形状に合わせた円形の形状を有しており、その周端部が投入口枠90に収納されて、扉5の閉鎖時には扉5の前面が前面パネル2と略面一になるように構成されている。
そしてこの扉5の左側端部に取り付けられた図示しないヒンジにより手前に回動することによって、洗濯物投入口4を開閉するようになっている。また、この扉5の右側端部には閉鎖状態保持用の図示しないフックが設けられている。
更に、扉5の中央部は洗濯物投入口4と同程度の大きさの透視部である透視窓96が設けられている。この透視窓96は、図3に示すように例えば扉5の前面に前面ガラス97と、扉5の後面に前面ガラス97に平行に設けられた後面ガラス98とによる2重構造をなして構成されている。
一方、シール部材としてのベロー8は、図3に示すように例えば水槽6からの振動を低減する弾性材で、耐薬品性にも優れたエチレン・プロピレン系の合成ゴム(略称EPDM)で筒状に形成されており、その取付後部が前記水槽カバー6aの前端部に囲繞して、この取付後部を環状のベローリングにて取り付けられている。この取付後部の前方は蛇腹部状に形成されていて水槽6からの振動を吸収するように形成されている。
対してベロー8の前方は、洗濯物投入口4付近で内周方に延出されたリング状の起立部が形成されていて、扉5の裏面たる後面ガラス98が起立部に接触することで扉5と水槽6を水密にする構成をしている。
ここで、ドラム式洗濯乾燥機の電気的構成図を説明する。
制御装置10は、ドラム式洗濯乾燥機の運転動作の制御、各種の判定、判断の検知を行うものである。具体的には、この制御装置10は、ドラム式洗濯乾燥機の運転動作等の各種の運転プログラムが予め記憶されているものであって、さらにモータ電流検知システム80(トルク検知手段、重量検知手段、布質判定手段に相当)を有し、モータ電流を検知判定することにより、後述する衣類の重量の検知、モータの出力トルク検知、及び衣類の布質の判定等をする機能を有している。
またこの制御装置10には、使用者が操作することにより、洗濯乾燥機の各種運転動作を選択する操作部63、その選択した運転コースや運転状況等を表示する液晶パネル75、ドラム30を回転させるDCブラシレスモータ15、圧縮機53、排水弁18、給水装置49b、ファンモータ49bが接続されている。
次に上記構成の作用を図1のフローチャートを参照して説明する。
まず、本来の洗濯乾燥機能としては、周知のように、洗い、すすぎ、脱水、乾燥行程を実行するもので、操作パネル3の操作部63において、各行程が選択され実行される。 例えば、洗い、すすぎ、脱水、乾燥行程の運転を「標準」コースで行いたい場合は、まず、扉5を開いて洗濯物(図示せず)を洗濯物投入口4を介して、洗濯物出入口33からドラム30内に投入して収容する。そして洗剤ケース21内に洗剤を収容し、操作部63でドラム式洗濯乾燥機の電源を入れる。
そして、操作部63の「洗い」から「乾燥」までの「標準」運転を自動で行うボタンを選択する。そして操作部63の「スタート」ボタンを押下することにより、「洗い」から「乾燥」までを「標準」コース運転で実行するように設定され、予め記憶された運転コースプログラムに基づいて動作する。
この「洗い」から「乾燥」までを自動に「標準」コースの動作について説明する。
まず上記「スタート」ボタンで運転が設定されると、制御装置10は、ドラム30内に収容された衣類の重量検知を行う(ステップS1)。これは、例えばドラム30をその回転軸に連結したDCブラシレスモータ15をベクトル制御で回転駆動することにより回転駆動し、その時DCブラシレスモータ15が出力した負荷電流(q軸電流)をモータ電流検知システム80が検知して、その検知した電流を、制御装置10に予め記憶されている電流値と衣類重量の相対関係のデータテーブルによって衣類重量を判定することにより行われる。そしてこの判定結果は、図5に示す判定結果重量と判定ランクの相対表(以後、衣類重量判定ランク表と称す)により、判定ランクが決定される。
この衣類重量判定ランク表は、衣類重量を6段階に区画しており、それぞれ0グラムから6000グラムまでの重量を1000グラム毎に分けてランク付けをしている。
なおこの衣類の重量検知を運転がスタートされた直後の洗い行程の給水前に実行しているのは、衣類が水に濡れていない状態で衣類の重量を検知するためであり、ドラム式洗濯乾燥機に衣類を投入する時は、衣類が濡れていない乾燥状態の衣類であることが一般的であるため、「洗い行程」前に投入された衣類は濡れていないことを前提に重量検知を実行している。
次に、洗い行程が実行される(ステップS2)。衣類重量検知で行った判定結果に基づいた衣類重量判定ランクに応じて、予め制御装置に記憶されているプログラムにより水槽6に貯水される洗濯水の貯水量が決定され、まず制御部10は排水弁18を閉じ、給水装置22から決定された給水量の洗濯水が洗剤ケース21及び可撓性ホース20を介して水槽6内に供給されて貯留される。このとき、洗剤ケース21内に収容された洗剤も水と共に水槽6内に供給される。そして、DCブラシレスモータ15が駆動されて、ドラム30が低速で正逆両方向に回転されることにより、ドラム30内の洗濯物が洗われる。この際、洗濯物と洗濯水をバッフル32が順次かき上げ、洗濯物及び洗濯水の撹拌を促進する。
洗い行程が終了すると、排水弁18を開放して水槽6内の水を排出した後、中間脱水を行なう。中間脱水は、DCブラシレスモータ15によりドラム30を一方向に高速回転させることによって洗濯物に含まれた水を遠心力により孔31から排出させて行われる。
そして、次に制御装置10は、ドラム30内に収容されて洗濯水により濡れた衣類の布質検知を行う(ステップS3)。これは例えば、ドラム30を回転駆動することにより、回転時のDCブラシレスモータ15の電流を測定して、DCブラシレスモータ15の出力トルク特性を測定する。これは出力トルクはDCブラシレスモータ15の回転数の上昇に比例するようにして上昇するが、ドラム内の衣類の重量に応じてトルクの上昇態様は異なることが知られており、そしてこの出力トルクは、一般的に知られているようにDCブラシレスモータ15をベクトル制御する場合に得られるq軸電流値(以下単に電流を称す)に略比例したものとなっており、この性質を利用してDCブラシレスモータ15の電流値を測定することにより、DCブラシレスモータ15の出力トルク特性を判断するものである。
そしてこの検知した電流値を、図6に示すようにDCブラシレスモータ15の出力トルク特性から、出力トルク値のランク付けを行う(以後、図6の表を出力トルク判定ランク表と称す)。
本実施例では、出力トルク値に対応したDCブラシレスモータの電流値によりランク付けを実行し、0(mA/1000)から1000(mA/1000)ずつ区画し、9000(mA/1000)までの9つのランク付けをし、9001(mA/1000)以上を一つのランクとし、合計10通りのランク付けをしている。
そしてこれら衣類重量判定ランク表から導き出した衣類重量のランクと、出力トルク判定ランク表から導き出したDCブラシレスモータ15のトルクのランクとのデータとに基づいて、制御装置に記憶された図7の布質判定表に照らし合わせることによりドラムに収容されている布質の判定が可能となる。
この布質判定表は予め実験した実験データに基づいて作成されているもので、このデータによる根拠は、まず洗い行程前の乾燥された衣類が、洗濯水によって、水を含む濡れた状態になると当然重量は増加する。その場合、通常、衣類に使用される布の布質が綿系である場合には、その給水率の高さから、綿系以外の化繊系の布に比べて、濡れた場合の洗濯水の含水量が多くなることが知られており、この洗い前と洗い後の濡れている衣類の含水量の変化と相違を利用して、衣類を綿系と綿以外の化繊系との布質の違いを判定するものである。
つまり、洗い行程前に検知した衣類重量が、洗い行程後には洗濯水の水分を含むため重量が増加し、その増加率は衣類の布質によって異なるものであり、増加率が異なるとDCブラシレスモータ15の出力トルクも同様に異なってくることを利用して布質を判定している。
すなわち具体的に図7を参照して説明すると、ステップS1で判定した衣類重量判定ランクによって、重量判定が「1」であったものでは、実験結果により、出力トルクの判定が「3」以上の衣類であれば、その衣類の布質は「綿」である判定し、出力トルクの判定が「2」であれば、布質は、綿と化繊の「混紡」であると判定し、力トルクの判定が「1」では「化繊」であると判定するようになっている。他重量判定が「1」以外の場合は、表の通りにトルク出力のランクの違いによって、「綿」「混紡」「化繊」の布質の判定を行うものである。
そしてこの布質判定ステップが終了するとつづいてすすぎ行程が行われる(ステップS5、S7、S9)。
このすすぎ行程は、ステップS3の布質判定検知で行った判定結果に基づいた布質と重量判定に応じて予め制御装置に記憶されているプログラムにより水槽6にすすぐために貯水される洗濯水の貯水量が決定される。この貯水量は、実験結果により、決定されているものであって、同じ重量判定であっても、「綿」判定であればその重量に応じた給水量となり(ステップS5)、「混紡」判定であれば「綿」判定の給水量より少ない量で(ステップS7)、「化繊」判定であれば「混紡」判定の給水量より少ない量になるよう(ステップS9)布質に対して最適なすすぎのための給水量を決定しているものである。
すなわちこの布質による給水量の違いは、先に述べたように含水率が低い布質の衣類にあっては、この洗い行程で衣類に含まれた洗剤も少ない為、この洗剤をそそぐための水の量も少なくてよく、綿に比して含水率が低い化繊の布質の衣類には、綿の衣類よりも少ない水量ですすぎが可能である為、布質に適した給水を行っているものである。
そして制御部10は排水弁18を閉じ、決定されたすすぎ行程用の給水量の洗濯水が給水装置22から可撓性ホース20を介して水槽6内に供給されて貯留される。
次にDCブラシレスモータ15が駆動されて、ドラム30が低速で正逆両方向に回転されることにより、ドラム30内の洗濯物のすすぎが行われる。この際、洗濯物と水をバッフル32が順次かき上げ、洗濯物及び水を撹拌してすすぎを促進する。
なお、このすすぎ行程では、すすぎを2回行うことで、よりすすぎを効率よくする行程としており、その間に、ドラム30を一方向に高速で回転させて衣類の脱水をする制御もされている。
そしてすすぎ行程が終了すると、最終脱水行程が行なわれる(ステップS10)。最終脱水行程では、水槽6内の水を排出した後、DCブラシレスモータ15によりドラム30を一方向に高速回転させることによって行われる。この最終脱水行程中に、ドラム30の外周にへばりついた衣類をはがすために、ドラムを低速で正逆両方向に回転させて、布剥がし制御も行う。
この最終脱水行程が終了すると、次に乾燥行程が行なわれる(ステップS11)。この乾燥行程では、DCブラシレスモータ15によりドラム30を低速で正逆両方向に回転させると共に、送風機49、及びヒートポンプ機構50の圧縮機53を駆動させる。このうち、送風機49を駆動すると、ファン49aの送風作用により、図3の実線の矢印Aで示すように、乾燥ユニット用ダクト43内の空気がファンケーシング44側に吸引されると共に、吐出口45から可撓性ダクト46を介して給気ダクト47側へ吐出される。
給気ダクト47へ吐出された空気は、給気口16から水槽6内へ供給される。水槽6内へ供給された空気の多くは、ドラム30の孔31を通してドラム30内に供給される。 ドラム30内及び水槽6内の空気は、水槽6の開口部に向かって流れ、扉5の後面ガラス98やベロー8にぶつかり、水槽6前部の排気口40から排気ダクト41側へ排出される。排気ダクト41側へ排出された空気は、下方の可撓性ダクト42を通り、乾燥ユニット用ダクト43に戻されるようにして循環される。
また、圧縮機53が駆動されると、圧縮機53から高温高圧の冷媒が凝縮器52に流れ、ここで放熱して液化する。このとき、乾燥ユニット用ダクト43の凝縮器52を通る空気がその凝縮器52により加熱される。また、液化した冷媒は、キャピラリチューブを通過して減圧された後、蒸発器51に流れ、ここで周囲の熱を奪って気化する。このとき、乾燥ユニット用ダクト43の蒸発器51を通る空気がその蒸発器51により冷却される。
蒸発器51で気化した冷媒は圧縮機53に戻り、再び圧縮されて高温高圧の冷媒となって吐出される。
このようにして、凝縮器52により加熱された温風が、ドラム30内に供給されることにより、ドラム30内の洗濯物を加熱すると共に、洗濯物の水分を奪い、洗濯物を乾燥させる。そして、水分を奪った空気が、乾燥ユニット用ダクト43の蒸発器51を通る過程で冷却されて、その空気に含まれる水分が凝縮して除湿される。除湿された空気が、再び凝縮器52を通る過程で加熱されて温風化され、温風がドラム30内に供給されるというように循環する。このように水槽6内の空気が循環送風路48を通して循環されることに伴い、ドラム30内の洗濯物が乾燥される。
以上により、「洗い」から「乾燥」までを自動に運転する「標準」運転コースの動作が終了する。
上記した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
ドラム30に収容された衣類の重量を検知するモータ電流検知システム80とDCブラシレスモータ15の出力トルクを検知するモータ電流検知システム80との電流値により判定された衣類重量判定ランクと出力トルクランクとに基づいて、予め制御装置10に記憶されている衣類の布質を判定する布質判定表により衣類の布質を判定する為、ドラム30に収容される布質を判定でき、その判定結果に基づき、すすぎ行程で使用される給水量を最適な量にできるため水の使用量を削減することができる。
また、制御部は、洗い行程前の未だ衣類が濡れていない時に衣類の重量の検知を行い、洗い行程後の衣類が水を含んでいる状態でDCブラシレスモータ15の出力トルクの検知を行い、布質の含水率の性質を利用してそれぞれの判定結果にもとづき、布質を判定したため、洗剤を含む衣類のすすぎに最適な水量を給水することができるため、水の使用量を必要以上に使用しなくてすむ。特に布質判定表によって布質が給水率の低い布(化繊)と判定した時は、すすぎ行程に使用する給水量を減少させることで、水の使用量を削減することができる。
また本実施例では、布質の判定結果によって、すすぎの給水量を変化させることにより、布質による最適な水量ですすぎを行うようにしているが、これは布質による判定結果により、すすぎ行程や、脱水行程時のDCブラシレスモータ15の駆動時間を変化させるようにしても良い。
すすぎ行程においては、すすぎの攪拌時間を変化させても良い。すなわちDCブラシレスモータ15の駆動時間を変化させることにより、布質に最適なすすぎ制御をすることができる。
例えばこの場合、布質判定結果によって「化繊」と判定された場合に、すすぎ行程のDCブラシレスモータ15駆動時間を「綿」の場合より短くすると良い。これは、衣類の布質が化繊の場合は、含水率が綿に比して低い為、洗剤が含まれる量も少ない。そのため、綿に比して少ない攪拌時間で充分すすぐことが可能であり、余分なモータ駆動電力を使用することがない。
また脱水行程においても、布質判定の結果によって、DCブラシレスモータ15の駆動時間を増減させて、DCブラシレスモータ15の駆動時間を変化させて、布質に適した脱水行程をしてもよい。例えば、布質判定結果によって「化繊」と判定された場合に、脱水時間を「綿」と判定された場合に比して短くし、DCブラシレスモータ15の駆動時間を短縮させる。これは、衣類の布質が化繊の場合は、含水率が綿に比して低い為、綿に必要な脱水時間ほど脱水にかける時間は少なくてすみ、余分なDCブラシレスモータ15駆動電力を使用することによる電力の消費を抑えることができる。
その他、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、実施に際して本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できるものである。
本発明のドラム式洗濯乾燥機の運転動作のフローチャートを示す図 ドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図 ドラム式洗濯乾燥機の全体構成を示す縦断側面図 ドラム式洗濯乾燥機の電気的構成図 衣類の重量とその判定ランクの相対表 DCブラシレスモータの出力トルク値と出力トルク値の判定ランクの相対表 衣類重量の判定ランクと出力トルク判定ランクとに基づく衣類の布質を判定する表
符号の説明
図中、1は外箱、1aは前面部、2は前面パネル、3は操作パネル、4は洗濯物投入口、5は扉、6は水槽、6aは水槽カバー、6bは開口部、6cは後端面部、7はサスペンション、8はベロー、8bは起立部、8cは延出部、8dはねじ孔、10は制御装置、11は泡センサ、11aはエアトラップ、11bはエアチューブ、11cは圧力センサ、15はDCブラシレスモータ、16は給気口、17は排水口、18は排水弁、19は排水ホース、20は可撓性ホース、21は洗剤ケース、22は給水装置、23は給水口、30はドラム、30aはドラムカバー、30bはドラム支え、30cはドラムシャフト、31は孔、32はバッフル、33は洗濯物出入口、40は排気口、41は排気ダクト、42は可撓性ダクト、43は乾燥ユニット用ダクト、44はファンケーシング、45は吐出口、46は可撓性ダクト、47は給気ダクト、48は循環送風路、49は送風機、49aはファン、49bはファンモータ、50はヒートポンプ機構、51は蒸発器、52は凝縮器、53は圧縮機、63は選択操作部、75は液晶パネル、80はモータ電流検知システム、90は投入口枠、95はオープンボタン、96は透視窓、97は前面ガラス、98は後面ガラス、を示す。

Claims (2)

  1. 外箱と、
    この外箱の内部に弾性支持される水槽と、
    この水槽の内部に衣類を収容し回転駆動するドラムと、
    このドラムを回転駆動させるモータと、
    前記水槽に給水する給水手段とを備えると共に、
    前記モータのトルクランクを検知するトルク検知手段と、
    ドラムに収容された衣類の重量ランクを検知する重量検知手段と、
    前記トルク検知手段と、前記重量検知手段との結果に基づいて衣類の布質を判定する布質判定手段とを有し、
    この布質判定手段は、前記重量検知手段による洗い行程前の衣類の重量ランクと、前記トルク検知手段による衣類が水を含んでいる状態のモータのトルクランクとに基づいて衣類の布質を判定し、
    判定された布質の結果によって異なる制御をすることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 布質判定手段により判定された布質の結果によって、給水率が低い布質と判定した時は、
    すすぎ行程時に、給水手段から水槽に給水する水量を、減少させることを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
JP2006181515A 2006-06-30 2006-06-30 ドラム式洗濯機 Pending JP2008006179A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006181515A JP2008006179A (ja) 2006-06-30 2006-06-30 ドラム式洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006181515A JP2008006179A (ja) 2006-06-30 2006-06-30 ドラム式洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008006179A true JP2008006179A (ja) 2008-01-17

Family

ID=39064908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006181515A Pending JP2008006179A (ja) 2006-06-30 2006-06-30 ドラム式洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008006179A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010263998A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Toshiba Corp 洗濯機
JP2012130424A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Sharp Corp 洗濯乾燥機
WO2013011604A1 (ja) * 2011-07-15 2013-01-24 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
WO2013031050A1 (ja) 2011-09-02 2013-03-07 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
WO2013035256A1 (ja) * 2011-09-05 2013-03-14 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
JP2013052064A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Panasonic Corp ドラム式洗濯機
JP2013085787A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Panasonic Corp ドラム式洗濯機およびそのプログラム
JP2015165938A (ja) * 2012-09-24 2015-09-24 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 洗濯物処理装置の制御方法
JP2016083105A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社東芝 洗濯機
WO2018130038A1 (zh) * 2017-01-16 2018-07-19 青岛海尔洗衣机有限公司 一种自动控制快速干衣机及控制方法
JP2019188251A (ja) * 2019-08-09 2019-10-31 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739675A (ja) * 1993-07-27 1995-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式洗濯機
JPH07227493A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機の運転方法
JP2005006676A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Toshiba Corp 洗濯機
JP2006157999A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Toshiba Corp モータ駆動装置,洗濯機及びモータ駆動方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739675A (ja) * 1993-07-27 1995-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式洗濯機
JPH07227493A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Sanyo Electric Co Ltd 洗濯機の運転方法
JP2005006676A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Toshiba Corp 洗濯機
JP2006157999A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Toshiba Corp モータ駆動装置,洗濯機及びモータ駆動方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010263998A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Toshiba Corp 洗濯機
JP2012130424A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Sharp Corp 洗濯乾燥機
WO2013011604A1 (ja) * 2011-07-15 2013-01-24 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
WO2013031050A1 (ja) 2011-09-02 2013-03-07 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
JP2013052064A (ja) * 2011-09-02 2013-03-21 Panasonic Corp ドラム式洗濯機
WO2013035256A1 (ja) * 2011-09-05 2013-03-14 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
JP2013085787A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Panasonic Corp ドラム式洗濯機およびそのプログラム
JP2015165938A (ja) * 2012-09-24 2015-09-24 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 洗濯物処理装置の制御方法
JP2016083105A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社東芝 洗濯機
WO2018130038A1 (zh) * 2017-01-16 2018-07-19 青岛海尔洗衣机有限公司 一种自动控制快速干衣机及控制方法
JP2019188251A (ja) * 2019-08-09 2019-10-31 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008006179A (ja) ドラム式洗濯機
JP3605067B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
US7520145B2 (en) Washing machine combined with dryer and controlling method thereof
US20110214458A1 (en) Drum type washing machine
JP5044482B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP6937135B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2013052052A (ja) ドラム式洗濯機
JP2004313418A (ja) 洗濯乾燥機
WO2013011605A1 (ja) ドラム式洗濯機
JPH11114278A (ja) ランドリー機器
KR20080081471A (ko) 세탁기 및 그 탈수제어방법
JP5879485B2 (ja) ドラム式洗濯機およびそのプログラム
JP3983605B2 (ja) 洗濯機
JP5438648B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2004230063A (ja) 洗濯機
JP2003111998A (ja) 乾燥機
JP6910771B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2013070830A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP5978522B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2008023179A (ja) 洗濯乾燥機
JP3851190B2 (ja) ドラム式乾燥機
JP2020039752A (ja) 洗濯乾燥機
JP2008284188A (ja) 洗濯乾燥機
JP2013188332A (ja) 洗濯機
JP2014180406A (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111128

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121030