JP2006307090A - 蛍光体およびその製造方法、並びに当該蛍光体を用いた発光装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一般式MmAaBbOoNn:Zで表記される蛍光体であって(M元素はII価の価数をとる1種類以上の元素であり、A元素はIII価の価数をとる1種類以上の元素であり、B元素はIV価の価数をとる1種類以上の元素であり、Oは酸素であり、Nは窒素であり、Z元素は1種類以上の付活剤である。)、2.5 < (a + b)/m < 4.5 、0 < a/m < 2.0、2.0 < b/m < 4.0、0 < o/m < 1.0、o < n 、n = 2/3m + a + 4/3b - 2/3oである蛍光体を発明し、上記課題を解決した。
【選択図】 なし
Description
2.5 <(a + b)/m < 4.0 、0 < a/m < 1.0、0 < o/m < 0.5であることを特徴とする蛍光体である。
2.5 < (a + b)/m < 4.0 、0.1 ≦ a/m < 1.0 、2.5 ≦ b/m ≦ 3.5であることを特徴とする蛍光体である。
M元素は、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、II価の原子価をとる希土類元素、から選択される1種類以上の元素であり、
A元素は、Al、Ga、In、Tl、Y、Sc、P、As、Sb、Bi、から選択される1種類以上の元素であり、
B元素は、Si、Ge、Sn、Ti、Hf、Mo、W、Cr、Pb、Zr、から選択される1種類以上の元素であり、
Z元素は、希土類元素、遷移金属元素から選択される1種類以上の元素であることを特徴とする蛍光体である。
M元素は、Mg、Ca、Sr、Ba、Znから選択される1種類以上の元素であり、
A元素は、Al、Ga、Inから選択される1種類以上の元素であり、
B元素は、Siおよび/またはGeであり、
Z元素は、Eu、Ce、Pr、Tb、Mn、Ybから選択される1種類以上の元素であることを特徴とする蛍光体である。
一般式MmAaBbOoNn:Zzと表記したとき、M元素とZ元素とのモル比であるz / (m + z)の値が、0.0001以上、0.5以下であることを特徴とする蛍光体である。
M元素は、Srを必須とし、更にCa、Baから適宜選択される1種類以上の元素であり、A元素は、Alであり、B元素は、Siであり、Z元素は、Euおよび/またはCeであることを特徴とする蛍光体である。
25℃において、波長300 nmから550 nmの範囲にある所定の単色光を励起光として照射された際の発光スペクトル中における最大ピークの相対強度の値をP25とし、100℃において、前記所定の単色光が励起光として照射された際の、前記最大ピークの相対強度の値をP100としたとき、(P25- P100) / P25×100 ≦ 10.0であることを特徴とする蛍光体である。
33.0 重量%以上、 40.0 重量%以下のSrと、
1.0 重量%以上、6.0 重量%以下のAlと、
25.0 重量%以上、 31.0 重量%以下のSiと、
0.5 重量%以上、6.0 重量%以下のOと、
20.0 重量%以上、26.0 重量%以下のNと、
0.1重量%以上、8.0 重量%以下のEuとを含み、波長300 nmから550 nmの範囲において1種類以上の単色光または連続光が励起光として照射された際、発光スペクトルにおける最大ピーク波長が630 〜 660 nmの範囲にあることを特徴とする蛍光体である。
一次粒子の凝集体が柱状粒子を含むことを特徴とする蛍光体である。
炉内圧が0.5 MPa以下で焼成することを特徴とする蛍光体の製造方法である。
窒化物からなるるつぼがBNるつぼであることを特徴とする蛍光体の製造方法である。
原料を粉末状のまま焼成することを特徴とする蛍光体の製造方法である。
前記第1の波長の一部または全部を励起光とし、前記蛍光体から前記第1の波長と異なる波長の光を発光させることを特徴とする発光装置である。
第1の波長とは、300 nm 〜 550 nmの波長であることを特徴とする発光装置である。
第1の波長を発する発光部がLEDであることを特徴とする発光装置である。
本実施形態の蛍光体は、一般式MmAaBbOoNn:Zで表記される母体構造を有する蛍光体である。ここでM元素は、前記蛍光体中においてII価の価数をとる元素から選択される1種類以上の元素である。A元素は、前記蛍光体中においてIII価の価数をとる1種類以上の元素である。B元素は、前記蛍光体中においてIV価の価数をとる1種類以上の元素である。Oは酸素である。Nは窒素である。Z元素は、前記蛍光体中において付活剤として作用する元素であって、希土類元素または遷移金属元素から選択される1種類以上の元素である。
本実施形態の蛍光体を用いた白色LED照明を始めとする各種の光源に、十分な演色性を発揮させる観点からは、当該蛍光体の発光スペクトルにおけるピークの半値幅は広いことが好ましい。そして、当該観点からZ元素は、Eu、Mn、Yb、Ce、Tb、Prから選択される1種類以上の元素であることが好ましい。中でもZ元素としてEuを用いると、当該蛍光体は、赤色のブロードで発光強度が高い発光スペクトルを示し、Ceを用いると、当該蛍光体は、緑色から黄色にかけてブロードで発光強度が高い発光スペクトルを示すため、白色LED照明を始めとする各種光源の付活剤として好ましい。
また、原料として酸化物を使用した場合、フラックス効果を得るために、フラックスとして別の物質を添加してもよいが、その場合には当該フラックスが不純物となり、蛍光体の特性を悪化させる可能性があることに注意する必要がある。当該秤量・混合については、各原料元素の窒化物が水分の影響を受けやすいため、水分を十分取り除いた不活性雰囲気下のグローブボックス内での操作が良いが、大気中で行っても良い。混合方式は湿式、乾式どちらでも構わないが、湿式混合の溶媒として純水を用いると窒化物原料が酸化するため、適当な有機溶媒を選定する必要がある。装置としてはボールミルや乳鉢等を用いる通常のものでよい。
M元素、A元素、B元素、Z元素として、他の元素を用いた場合、および付活剤であるEuの付活量を変更した場合も、各原料の仕込み時の配合量を所定の組成比に合わせることで、上述したものと同様の製造方法により蛍光体を製造することができる。
各元素のモル比がSr : Al : Si : Eu = 0.970 : 0.25 : 2.75 : 0.030となるように、M元素、A元素、B元素の各原料として、それぞれ市販のSrCO3(3N)、AlN(3N)、Si3N4(3N)を準備し、Z元素としては、Eu2O3(3N)を準備する。これらの原料を、各元素のモル比がSr : Al : Si : Eu = 0.970 : 0.25 : 2.75 : 0.030となるように、各原料の混合比を、それぞれ、SrCO3を0.970 mol、AlNを0.25 mol、Si3N4を2.75/3 mol、Eu2O3を0.030/2 mol秤量し、大気中にて乳鉢を用いて混合した。混合した原料をBNるつぼに入れ、窒素雰囲気中(フロー状態)、炉内圧0.05 MPaで1800℃まで15℃/minで昇温し、1800℃で3時間保持・焼成した後、1800℃から200℃まで1時間で冷却した。その後、焼成試料を大気中にて適当な粒径になるまで乳鉢を用いて解砕し、組成式Sr4AlSi11O2N17:Eu (但し、Eu / (Sr + Eu) = 0.030)で示される実施例1の蛍光体を得た。得られた蛍光体粉末の分析結果を表1、蛍光体粉末のSEM写真(250倍)を図1に示す。
図2は、縦軸に実施例1の蛍光体の発光強度を相対強度としてとり、横軸には光の波長をとったグラフである。ここで、発光スペクトルとは、ある波長の光またはエネルギーを蛍光体に照射した際、蛍光体より放出される光のスペクトルである。図2は、実施例1の蛍光体に励起光として波長460 nmの単色光を照射した際に、蛍光体から発光した光のスペクトルを、太実線を用いて示したものである。
図2の太実線から明らかなように、当該蛍光体の発光スペクトルは、波長550 nmから780 nmの広い波長域においてブロードなピークを持ち、そのピーク波長は637.0nmであった。(このときの発光強度および輝度の相対強度を100%とした。)また、半値幅を求めたところ98.2 nmであった。当該発光スペクトルの色度(x , y)を求めたところx = 0.639、y =0.356であった。尚、粉末はオレンジ色−赤色の蛍光色をしており、目視でも赤色の発光色が確認できた。実施例1の蛍光体は、広い波長域において非常に半値幅の広いピークを持つため白色LED照明用蛍光体として使用した場合には、シャープなピークを持つ蛍光体を使用したものに比べ、演色性に優れた白色LED照明を作製することが可能となる。また、シャープなピークを持つ蛍光体の場合、演色性の向上のためには数種類の蛍光体を混合する必要があるが、当該蛍光体はブロードなピークを有しているため、混合する蛍光体の種類の数を少なくすることができ、安価に白色LED照明を作製することが可能となる。
これ以降に説明する実施例、比較例の発光強度および輝度についても、実施例1の蛍光体に励起光として波長460 nmの単色光を照射した際の発光スペクトルの最大値を相対強度100%としている。
実施例2においては、実施例1の各元素のモル比をSr:Al : Si : Eu = 0.970 : 0.25 : 2.5 :0.030となるようにした以外は、実施例1と同様にして実施例2の蛍光体を作製している。以下、詳細な作製方法を記述する。
市販のSrCO3(3N)、AlN(3N)、Si3N4(3N)、Eu2O3(3N)を準備し、各元素のモル比がSr : Al : Si : Eu = 0.970 : 0.25 : 2.5 :0.030となるように各原料を、SrCO3を0.970 mol、AlNを0.25 mol、Si3N4を2.5/3 mol、Eu2O3を0.030/2 mol秤量し、大気中にて乳鉢を用いて混合した。混合した原料をBNるつぼに入れ、窒素雰囲気中(フロー状態)、炉内圧0.05 MPaで1800℃まで15℃/minで昇温し、1800℃で3時間保持・焼成した後、1800℃から200℃まで1時間で冷却した。その後、焼成試料を大気中にて適当な粒径になるまで乳鉢を用いて解砕し、組成式Sr4AlSi10O3N15:Eu (但し、Eu / (Sr + Eu) = 0.030)で示される実施例2の蛍光体を得た。得られた蛍光体粉末の分析結果を表1に示す。
図2の太破線は、励起光として波長460 nmの単色光を照射した際の発光スペクトルの測定結果を示しており、当該蛍光体は、波長550 nmから780 nmの広い波長域においてブロードなピークを持ち、そのピーク波長は637.0 nmであった。また、半値幅を求めたところ97.4 nmであり、当該発光スペクトルの色度(x , y)を求めたところx = 0.641、y = 0.355であった。尚、粉末はオレンジ色−赤色の蛍光色をしており、目視でも赤色の発光色が確認できた。
実施例3では、実施例1の蛍光体の組成式Sr4AlSi11O2N17:Euで示される蛍光体において、付活剤であるEuをCeに置き換えた以外は、実施例1と同様にして実施例3の蛍光体Sr4AlSi11O2N17:Ceを作製したものである。各元素のモル比はSr : Al : Si : Ce = 0.970 : 0.25 : 2.75 : 0.030であり、各原料を、SrCO3を0.970 mol、AlNを0.25 mol、Si3N4を2.75/3 mol、CeO2を0.030 mol秤量した。使用した原料および配合比率より推定される組成は、Sr4AlSi11O2N17:Ce (但し、Ce / (Sr + Ce) = 0.030)である。実施例1と同じように、得られた蛍光体粉末の分析結果を表1に示す。
表2、および図4は、励起光として波長460 nmの単色光を照射した際の発光スペクトルの測定結果を示している。表2、図4より励起波長460 nmにおける当該蛍光体は、波長470 nmから780 nmの広い波長域においてブロードなピークを持ち、そのピーク波長は559.7 nmであった。また、半値幅を求めたところ131.1 nmであり、当該発光スペクトルの色度(x , y)を求めたところx = 0.393、y = 0.532であった。尚、粉末は黄色をしており、目視でも黄色の発光色が確認できた。
特許文献1、2に記載のSr2Si5N8:Eu (但し、Eu / (Sr + Eu) = 0.030)で示されるシリコンナイトライド系蛍光体を作製し比較例1とした。比較例1の蛍光体は以下のようにして作製した。
Sr3N2(2N)、Si3N4(3N)、Eu2O3(3N)の市販されている試薬を原料として準備し、各元素のモル比がSr : Si : Eu = 1.94 : 5.0 : 0.06であり、各原料を、 Sr3N2を1.94/3 mol、Si3N4を5.0/3 mol、Eu2O3を0.06/2 mol秤量し、窒素雰囲気下のグローブボックス中にて乳鉢を用いて混合し、当該混合物を窒素中にて1600℃で焼成した。以下の製造方法については実施例1と同様な方法で蛍光体試料を作製した。
次に、特許文献3に記載の組成式Sr2AlxSi5-xN8-xOx:Euで示される蛍光体を作製し比較例2とした。この比較例2ではxを 0から2.5まで変化させた結果を示している。
実施例1と実施例2と実施例3の新規組成を持つ蛍光体は、比較例1のシリコンナイトライド系蛍光体とは異なり、構成元素にAlと酸素が含まれている。波長460 nmの光で励起した場合、実施例1、2の蛍光体は発光強度が比較例1の蛍光体よりも20%以上も高く、発光ピークが10nm以上長波長側に存在する蛍光体である。蛍光体の発光波長はその組成・結晶構造に起因するため、比較例1に示した従来のシリコンナイトライド系蛍光体とは異なった組成・結晶構造であるといえる。また、比較例1の蛍光体と比較した際、非常に酸化しやすいアルカリ土類の窒化物(M3N2)を使用しないため、大気中で原料の調整が可能であることが利点であり、当該蛍光体を製造する際の生産性に優れている。
また、比較例2に示した組成式Sr2AlxSi5-xN8-xOx:Euと表記される蛍光体は、組成式にAlと酸素が含まれ実施例1で示した蛍光体組成に非常に近いが、実施例1よりも発光強度に大きな差が見られた。これは、Si、Al、酸素の構成比が異なるためによる違いによると考えられ、組成の分析結果、または後述するX線回折パターンでも示されるように、実施例1の蛍光体は、組成式Sr2AlxSi5-xN8-xOx:Euと表記される比較例2の蛍光体とは異なる蛍光体であると考えられる。
比較例3の蛍光体は、先行技術に係るSr2Si4.91Al0.09N8:Ce (但し、Ce / (Sr + Ce) = 0.045)で示される蛍光体を作製し比較例3とした。比較例3の蛍光体は以下のようにして作製した。 Sr3N2(2N)、Si3N4(3N)、Al2O3(3N)、CeO2(3N)の市販されている試薬を原料として準備し、それぞれ、各元素のモル比がSr :Al:Si : Ce = 1.91 : 0.09 : 4.91 : 0.09であり、各原料を、 Sr3N2を1.91/3 mol、AlNを0.09 mol、Si3N4を4.91/3 mol、CeO2を0.09 mol秤量し、窒素雰囲気下のグローブボックス中にて乳鉢を用いて混合し、アンモニア雰囲気中1400℃で、4時間焼成した。以下の製造方法については実施例1と同様な方法で蛍光体試料を作製した。
実施例1及び2、比較例1、比較例2の試料2、並びに後述する実施例8において、粉末X線回折測定を行った。それぞれの蛍光体試料の粉末X線回折パターンを図7(A)に示し、その一部を拡大した拡大図を図7(B)に示す。
測定する蛍光体は、焼成後に乳鉢、ボールミル等の粉砕手段を用いて所定(好ましくは1.0μm 〜 20.0μm)の平均粒径となるように粉砕し、材質がチタン製のホルダーに平らになるように詰め、XRD装置 理学電気株式会社製「RINT 2000」にて測定を行った。測定条件を下記に示す。
使用測定機 : 理学電気株式会社製「RINT 2000」
X線管球 : CoKα
管電圧 : 40 kV
管電流 : 30 mA
スキャン方法 : 2θ/θ
スキャン速度 : 0.3°/min
サンプリング間隔 : 0.01°
スタート角度(2θ) : 10°
ストップ角度(2θ) : 90°
(実施例4)Eu付活量についての検討
実施例4においては、実施例1と同様に、組成式Sr4AlSi11O2N17:Euで示される蛍光体において、付活剤Z元素(Eu)の濃度を変化させた場合の発光強度および輝度の変化を測定した。ここで、測定試料の製造においては、付活剤EuとSrの関係がm + z = 1となるようにSrとEuとの原料仕込み比を調整した。そして、実施例1において説明したようにSrCO3(3N)、AlN(3N)、Si3N4(3N)、Eu2O3(3N)の各原料の混合比を調整し、Eu付活濃度を変更した以外は、実施例1と同様にして蛍光体試料を作製し、作製された蛍光体の発光強度および輝度を測定した。但し、Eu付活濃度Eu /(Sr + Eu)を、0.005(試料1)、0.010(試料2)、0.030(試料3、(実施例1))、0.050(試料4)、0.100(試料5)とした。
一方、表3の結果から明らかなように、Eu/(Sr + Eu)の値の増加と共に、ピーク波長の値が長波長側にシフトしていくことが確認された。 尚、当該発光強度および輝度の測定と並行して、発光スペクトルの色度(x, y)も測定し、その結果を表3に示す。
実施例5においては、実施例3と同様に、組成式Sr4AlSi11O2N17:Ceで示される蛍光体において、付活剤Z元素(Ce)の濃度を変化させた場合の発光強度および輝度の変化を測定した。ここで、測定試料の製造においては、実施例4と同様に、付活剤CeとSrの関係がm + z = 1となるようにSrとCeとの原料仕込み比を調整した。そして、実施例1において説明したSrCO3(3N)、AlN(3N)、Si3N4(3N)、CeO2(3N)の各原料の混合比を調整し、Ce付活濃度を変更した以外は、実施例1と同様にして蛍光体試料を作製し、作製された蛍光体の発光強度および輝度を測定した。但し、Ce付活濃度Ce /(Sr + Ce)は、0.010(試料1)、0.030(試料2、(実施例3))、0.050(試料3)、0.100(試料4)とした。
一方、表3の結果から明らかなように、Ce /(Sr + Ce)の値の増加と共に、ピーク波長の値が長波長側にシフトしていくことが確認された。
尚、当該発光強度および輝度の測定と並行して、発光スペクトルの色度(x, y)も測定した。
実施例6においては、仕込み組成式SrAlaSi2.75OONn:Eu(Eu /(Sr + Eu) = 0.030、o < 1.0 、 n = 2/3m + a + 4/3b - 2/3o、m= 1、b = 2.75)で示される蛍光体において、Sr、Siのモル比を、それぞれ1、2.75に固定し、a/m比(ここで、a/mとAl/Srとは同じ意味を持つ。)を変化させた場合の発光強度および輝度の変化を測定した。ここで、測定試料の製造においては、実施例1で説明した、SrCO3(3N)、AlN(3N)、Si3N4(3N)、Eu2O3(3N)の各原料のうちAlN(3N)のみの混合比を調整した以外は、実施例1と同様にして蛍光体試料を作製し、作製された蛍光体の発光強度および輝度を測定した。但し、調整したAlとSrの配合比(a/m)は、、Al/Sr = 0(試料1)、Al/Sr = 0.06(試料2)、Al/Sr = 0.125(試料3)、Al/Sr = 0.25(試料4)、Al/Sr = 0.33(試料5)、Al/Sr = 0.50(試料6)、Al/Sr = 1.00(試料7)、Al/Sr = 1.50(試料8)、Al/Sr = 2.00(試料9)とした。
これは、Al/Sr = 0.25付近から外れると、焼成後の蛍光体に未反応原料が残ってしまうことや、発光している相とは異なる相が生成してしまうことによる。
また、Al/Srが1.0以上になるとX線回折ピーク強度が低下することから、蛍光体の母体構造の結晶性が低下し、さらに、発光に適した構造が崩れ、発光に寄与しない不純物相が生成することが考えられる。これらの原因によりAl/Sr = 1.0からずれてしまうと発光強度および輝度は低下してしまうものの、少しのズレであれば影響が小さいことから、さらに好ましくは、0 < Al/Sr < 1.0であればAl/Sr = 0.25の70%以上の発光強度および輝度の値を有する。
実施例7においては、仕込み組成式SrAl0.25SibOONn:Eu(Eu /(Sr + Eu) = 0.030、o < 1.0 、 n = 2/3m + a + 4/3b - 2/3o、m= 1、a = 0.25)で示される蛍光体において、Sr、Alのモル比を、それぞれ1、0.25に固定し、b/m比(ここで、b/mとSi/Srは同じ意味を持つ。)を変化させた場合の発光強度および輝度の変化を測定した。ここで、測定試料の製造においては、実施例1で説明した、SrCO3(3N)、AlN(3N)、Si3N4(3N)、Eu2O3(3N)の各原料のうちSi3N4(3N)のみの混合比を調整した以外は、実施例1と同様にして蛍光体試料を作製し、作製された蛍光体の発光強度および輝度を測定した。但し、調整したSiとSrの配合比(b/m)は、Si/Sr = 1.50(試料1)、Si/Sr = 2.00(試料2)、Si/Sr = 2.25(試料3)、Si/Sr = 2.50(試料4)、Si/Sr = 2.75(試料5)、Si/Sr = 3.00(試料6)、Si/Sr = 3.50(試料7)、Si/Sr = 4.00(試料8)、Si/Sr = 4.50(試料9)とした。
実施例8においては、仕込み組成式Sr4AlSi11O4N15.7:Eu(Eu / (Sr + Eu) = 0.030)で示される当該蛍光体試料において、実施例1のM元素の原料を酸化物(ここではSrO)に変化させた場合の発光強度および輝度の変化を測定した。ここで、測定試料の製造においては、SrO(3N)、AlN(3N)、Si3N4(3N)、Eu2O3(3N)の各原料を所定のモル比で仕込むことにより酸素濃度を変更した以外は、実施例1と同様にして蛍光体試料を作製し、発光強度および輝度を測定した。
表6の結果から明らかなように、当該各蛍光体の発光強度および輝度は、Sr元素の原料に酸化物を用いた場合には、相対発光強度が30%も低下することが分かる。当該蛍光体と実施例1にて得られた蛍光体試料の酸素、窒素濃度を比較すると、実施例1にて得られた試料よりも、酸素濃度が増加しており、逆に窒素濃度が低下している。これは、原料として、すべて酸化物原料を用いた為に、例えば炭酸塩を用いた場合に得られるフラックス効果が発揮されず、十分に反応が進まないために不純物相が生成したと考えられる。従って、M元素の原料として、すべてを酸化物とするのではなく、例えば炭酸塩も用いることにより、反応中における目的生成物からの酸素の脱離が十分に行え、求める生成相とは異なる不純物相が生成してしまうのも回避できることから、発光特性の観点から好ましと考えられる。
実施例9においては、仕込み組成式Sr4AlSi11O4N15.7:Eu(Eu / (Sr + Eu) = 0.030)で示される当該蛍光体試料において、実施例1のM元素の原料をCa、Baに変化させた場合の発光強度および輝度の変化を測定した。ここで、測定試料の製造においては、SrCO3(3N)、CaCO3(3N)、 BaCO3(3N)を所定のモル比で仕込むことにより組成式中のM元素の組成を変更した。1種以上の元素を混合する際には、M元素の合計のモル数は一定となるよう調整して混合した。調整したM元素の配合比は、Ca (試料1)、Ca0.7:Sr0.3(試料2)、Ca0.5:Sr0.5(試料3)、Ca0.33:Sr0.66(試料4)、Sr(試料5)、Sr0.5:Ba0.5 (試料6)、Ba(試料7)、Ca0.5:Ba0.5(試料8)とした。それぞれ実施例1と同様にして蛍光体試料を作製し、発光強度および輝度を測定した。
実施例10では、試料1は実施例1の試料を、試料2は実施例2の試料を、試料3は実施例9の試料3を、試料4は実施例9の試料4を、試料5は比較例1の試料を、試料6は比較例2の試料4を用い、各試料について25℃から200℃における発光強度について測定を行った。
まず、蛍光体の温度T℃における発光強度PT、および当該発光強度の変化について説明する。上記発光強度P25とは、当該蛍光体を25℃の環境に置き、後述する所定波長の励起光を照射した際に、当該発光体が発する光のスペクトルを測定する。当該測定スペクトル中で最大の強度を有するピークを最大ピークとして定め、その最大ピークの相対強度の値をP25とする。次に、当該蛍光体を25℃より昇温してT℃の環境に置き、25℃測定時に照射したと同様の励起光を照射し、当該蛍光体が発する光のスペクトルを測定する。当該測定スペクトル中において、25℃測定時に最大ピークと定めたピークに相当するピークの相対強度を求め、その値をPTとする。このようにして求められたP25と、PTとから変化率:(P25- PT) / P25 × 100(%)を算出する。
以上のことにより、実施例10の蛍光体は、発光部の発熱などにより蛍光体の温度が上昇した場合にも蛍光体の発光強度および輝度の低下が小さい。従って、当該蛍光体を使用して作製した白色LED照明においては、当該LEDへ大電流を導入して温度が上昇した際でも、高い発光強度および高輝度を維持して色調の変化が少ない発光を得ることができることから、照明装置に適していると考えられる。
実施例11おいては、波長460 nmに発光する発光素子(LED)で励起させた場合に、相関色温度5200 Kの発光を行う蛍光体混合物を製造し、当該蛍光体混合物の発光特性、演色性を評価した。本実施例11では、緑色蛍光体Sr4Al5Si19OoNn:Ce(n=33-2/3o)を用いたが、YAG:Ce、TAG:Ce、Ca3Sc2Si3O12:Ceなどのガーネット構造を有する緑色蛍光体、またはSrGa2S4:Euなどの硫化物蛍光体を用いても良い。
1)蛍光体の準備
赤色蛍光体Sr4AlSi11O2N17:Eu (実施例1の蛍光体)は実施の形態で説明した方法により製造し準備した。緑色蛍光体Sr4Al5Si19OoNn:Ce(n=33-2/3o)を、以下の方法により製造した。
市販のSrCO3(2N)、AlN(3N)、Si3N4(3N)、CeO2(3N)を準備し、各元素のモル比がSr:Al:Si: Ce = 0.970 : 1.25 : 4.75 : 0.030となるように各原料を秤量し、大気中において乳鉢を用いて混合した。混合した原料を、粉末の状態で窒素雰囲気中1800℃まで15℃/minの昇温速度で昇温し、1800℃で3時間保持・焼成した後、1800℃から200℃まで1時間で冷却し、組成式Sr4Al5Si19OoNn:Ce(n=33-2/3o)の蛍光体を得た。得られた試料を粉砕し、分級して準備した。
前記Sr4Al5Si19OoNn:Ce(n=33-2/3o)、およびSr4AlSi11O2N17:Euの2種類の各蛍光体を、波長460 nmの励起光で励起させた場合の発光スペクトルを測定し、当該発光スペクトルから蛍光体混合物の相関色温度が5200 Kとなる相対混合比をシミュレーションにより求めた。シミュレーションの結果は、(Sr4Al5Si19OoNn:Ce):(Sr4AlSi11O2N17:Eu)= 96.4 : 3.6 であったので、当該結果に基づき、各蛍光体を秤量し混合して蛍光体混合物を得た。
但し、発光部の発光波長(蛍光体混合物の励起波長)、当該発光波長による蛍光体の発光効率により、好ましい混合比がシミュレーションの結果よりずれる場合がある。このような場合には、適宜、蛍光体の配合比を調整して、実際の発光スペクトル形状を整えればよい。
窒化物半導体を有する紫外光のLED(発光波長460nm)を発光部とし、当該LED上に、前記蛍光体混合物と樹脂の混合物を設置した。当該蛍光体と樹脂の混合比は前記結果を基に色温度5200 K相当の昼白色が得られるよう調整し、公知の方法で当該LEDの発光部と組み合わせて白色LED照明(発光装置)を作製した。その結果、得られた白色LED照明の発光素子に20 mAを通電させた際の発光スペクトルを図12に示す。この図12は、縦軸に相対発光強度をとり、横軸に発光波長(nm)をとったグラフである。
実施例11の輝度、色度、演色評価数、色温度等の測定データの一覧表を表9に記載する。
Claims (22)
- 一般式MmAaBbOoNn:Zで表記される蛍光体であって(M元素はII価の価数をとる1種類以上の元素であり、A元素はIII価の価数をとる1種類以上の元素であり、B元素はIV価の価数をとる1種類以上の元素であり、Oは酸素であり、Nは窒素であり、Z元素は1種類以上の付活剤である。)、
2.5 < (a + b)/m < 4.5 、0 < a/m < 2.0、2.0 < b/m < 4.0、0 < o/m < 1.0、o < n 、n = 2/3m + a + 4/3b - 2/3oであることを特徴とする蛍光体。 - 請求項1に記載の蛍光体であって、
2.5 < (a + b)/m < 4.0 、0 < a/m < 1.0、0 < o/m < 0.5であることを特徴とする蛍光体。 - 請求項1または2に記載の蛍光体であって、
2.5 < (a + b)/m < 4.0 、0.1 ≦ a/m < 1.0 、2.5 ≦ b/m ≦ 3.5であることを特徴とする蛍光体。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の蛍光体であって、
M元素は、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、II価の原子価をとる希土類元素、から選択される1種類以上の元素であり、
A元素は、Al、Ga、In、Tl、Y、Sc、P、As、Sb、Bi、から選択される1種類以上の元素であり、
B元素は、Si、Ge、Sn、Ti、Hf、Mo、W、Cr、Pb、Zr、から選択される1種類以上の元素であり、
Z元素は、希土類元素、遷移金属元素から選択される1種類以上の元素であることを特徴とする蛍光体。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の蛍光体であって、
M元素は、Mg、Ca、Sr、Ba、Znから選択される1種類以上の元素であり、
A元素は、Al、Ga、Inから選択される1種類以上の元素であり、
B元素は、Siおよび/またはGeであり、
Z元素は、Eu、Ce、Pr、Tb、Mn、Ybから選択される1種類以上の元素であることを特徴とする蛍光体。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の蛍光体であって、
一般式MmAaBbOoNn:Zzと表記したとき、M元素とZ元素とのモル比であるz / (m + z)の値が、0.0001以上、0.5以下であることを特徴とする蛍光体。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の蛍光体であって、
M元素は、Srを必須とし、更にCa、Baから適宜選択される、1種類以上の元素であり、
A元素は、Alであり、
B元素は、Siであり、
Z元素は、Euおよび/またはCeであることを特徴とする蛍光体。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の蛍光体であって、
25℃において、波長300 nmから550 nmの範囲にある所定の単色光を励起光として照射された際の発光スペクトル中における最大ピークの相対強度の値をP25とし、100℃において、前記所定の単色光が励起光として照射された際の、前記最大ピークの相対強度の値をP100としたとき、(P25- P100) / P25×100 ≦ 10.0であることを特徴とする蛍光体。 - 請求項1乃至8のいずれかに記載の蛍光体であって、
33.0 重量%以上、 40.0 重量%以下のSrと、
1.0 重量%以上、6.0 重量%以下のAlと、
25.0 重量%以上、 31.0 重量%以下のSiと、
0.5 重量%以上、6.0 重量%以下のOと、
20.0 重量%以上、26.0 重量%以下のNと、
0.1重量%以上、8.0 重量%以下のEuとを含み、波長300 nmから550 nmの範囲において1種類以上の単色光または連続光が励起光として照射された際、発光スペクトルにおける最大ピーク波長が630nmから660nmの範囲内に有ることを特徴とする蛍光体。 - 請求項1乃至9のいずれかに記載の蛍光体であって、結晶構造が斜方晶系であることを特徴とする蛍光体。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載の蛍光体であって、CoKα線による粉末X線回折パターンにおいて、最大ピークの相対強度に対して30%以上の相対強度を持つ回折線のうち、ブラック角度(2θ)が42.0°〜43.1°の範囲に2本の回折ピーク持つことを特徴とする蛍光体。
- 請求項11に記載の蛍光体であって、
粒径20μm以下の1次粒子と、当該1次粒子が凝集した凝集体を含み、当該1次粒子および凝集体を含んだ蛍光体粉末の平均粒子径(D50)が1.0μm 以上、20.0μm以下であることを特徴とする蛍光体。 - 請求項12に記載の蛍光体であって、
一次粒子の凝集体が柱状粒子を含むことを特徴とする蛍光体。 - 請求項1乃至13のいずれかに記載の蛍光体を製造する蛍光体の製造方法であって、
焼成用るつぼとして窒化物からなるるつぼを使用し、1600℃以上、2000℃以下の温度で焼成することを特徴とする蛍光体の製造方法。 - 請求項14に記載の蛍光体の製造方法であって、
炉内圧が0.5 MPa以下で焼成することを特徴とする蛍光体の製造方法。 - 請求項14または15に記載の蛍光体の製造方法であって、
窒化物からなるるつぼがBNるつぼであることを特徴とする蛍光体の製造方法。 - 請求項14乃至16のいずれかに記載の蛍光体の製造方法であって、窒素ガスを90%以上含むガスを、炉内に0.1 ml/min以上流した状態で焼成することを特徴とする蛍光体の製造方法。
- 請求項14乃至17のいずれかに記載の蛍光体の製造方法であって、
原料を粉末状のまま焼成することを特徴とする蛍光体の製造方法。 - 請求項14から18のいずれかに記載の蛍光体の製造方法であって、
M元素の原料として、M元素の炭酸塩を使用することを特徴とする蛍光体の製造方法。 - 請求項1乃至13のいずれかに記載の蛍光体と、第1の波長の光を発する発光部とを有し、前記第1の波長の光の一部または全部を励起光とし、前記蛍光体から前記第1の波長と異なる波長の光を発光させることを特徴とする発光装置。
- 請求項20に記載の発光装置であって、
第1の波長とは、300 nm 〜 550 nmの波長であることを特徴とする発光装置。 - 請求項20または21に記載の発光装置であって、
第1の波長を発する発光部がLEDであることを特徴とする発光装置。
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