JP2005199627A - 機密印刷データの出力認証機能を有する画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理装置における機密印刷機能の信頼性を高めながらも、ユーザの印刷の際における手順の煩雑さを軽減すること等。
【解決手段】 画像処理装置のコンピュータが、通信ネットワークを介して受信した印刷データにユーザ認証情報が関連付いていた場合、当該ユーザ認証情報が関連付いた印刷データを印刷出力せずに記憶装置に格納しておく。また、画像処理装置のコンピュータは、通信ネットワークを介して電子メールを受信すると、当該電子メールに含まれるユーザ認証情報を取得し、この取得したユーザ認証情報と一致するユーザ認証情報に関連付いた印刷データを記憶装置から取得できた場合、当該取得した印刷データを出力装置に印刷出力させる。これにより上記課題を解決する。
【選択図】 図3
【解決手段】 画像処理装置のコンピュータが、通信ネットワークを介して受信した印刷データにユーザ認証情報が関連付いていた場合、当該ユーザ認証情報が関連付いた印刷データを印刷出力せずに記憶装置に格納しておく。また、画像処理装置のコンピュータは、通信ネットワークを介して電子メールを受信すると、当該電子メールに含まれるユーザ認証情報を取得し、この取得したユーザ認証情報と一致するユーザ認証情報に関連付いた印刷データを記憶装置から取得できた場合、当該取得した印刷データを出力装置に印刷出力させる。これにより上記課題を解決する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、プリンタ、デジタル複写機、複合機等の画像処理装置に係るものであり、特に、携帯電話、モバイル情報端末、PDA、パーソナルコンピュータ等と通信ネットワークを介して接続された画像処理装置に関する。
従来、機密文書等の扱いに注意を要するデータ(以下、「機密データ」という。)を画像処理装置により印刷する場合は、まず、パーソナルコンピュータ等から当該機密データとともにユーザIDやパスワード等の認証データ(以下、「ユーザ認証データ」という。)を送信する。そして、機密データを紙媒体として実際に印刷出力する際に、画像処理装置にユーザ認証データを利用者が操作ボタン等により入力し、認証確認ができた場合に機密データの印刷出力を行なっていた。
また、画像処理装置におけるユーザ認証データの指定については、機密データを送信する前に、事前にクライアントPCから設定しておくこともある。さらに、機密データを画像処理装置に送信すると、当該機密データを印刷出力するためのユーザ認証データを、画像処理装置から電子メールでクライアントPCに返信することも行なわれている。
このような手法により、印刷された機密データが不特定の第三者の目に触れる事を予防し、情報漏洩を防いでいるのである。
以上の、機密データを管理、印刷する技術に関係する先行文献として、以下のものが存在する。
特開2001−51915号公報
特開2001−251470号公報
特開2002−297510号公報
周知のように、現在のネットワーク環境においては、1台の画像処理装置を複数人が利用するクライアントサーバー型での利用形態が一般的である。そのため、公共の場など多くの人たちが使用するような画像処理装置の場合、印刷物の所有者のみが印刷可能とする機密印刷機能の信頼性が非常に重要になってくる。そして、信頼性を高める目的で、機密印刷機能における認証の複雑化が進む結果を招くことになる。
しかし、上記従来の技術では、直接暗証番号を入力するためのキーボード等も画像処理装置に通常備えられていないため、複雑な暗証番号の入力は利用者に煩雑になり、機密データを印刷出力する際の画像処理装置の占有時間が長くなってしまうという技術的な課題が生じる。
そこで本発明は、画像処理装置における機密印刷機能の信頼性を高めながらも、このようなユーザの印刷の際における手順の煩雑さを軽減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理装置は、印刷データを記憶する記憶装置と、当該印刷データを印刷出力する出力装置と、これら装置を制御するコンピュータと、を備えている。
また、当該画像処理装置は、前記コンピュータが、通信ネットワークを介して受信した印刷データにユーザ認証情報が関連付いていた場合、当該ユーザ認証情報が関連付いた印刷データを印刷出力せずに前記記憶装置に格納しておくステップと、通信ネットワークを介して電子メールを受信すると、当該電子メールに含まれるユーザ認証情報を取得するステップと、この取得したユーザ認証情報と一致するユーザ認証情報に関連付いた印刷データを前記記憶装置から取得できた場合、当該取得した印刷データを前記出力装置に印刷出力させるステップと、を実行することを特徴としている。
本発明により、従来の機密印刷のユーザ認証方法である、画像処理装置に直接ユーザ認証情報を入力していたものと比べて、電子メールを使うことにより入力の煩雑さが大きく軽減される。また、より複雑な認証を組み合わせることにより、信頼性を一層向上させることも可能である。更に、電子メールを使うことによりファイアウォールを越えて送信することが可能で、ユーザにとって使い勝手のよい環境を提供することが可能となるのである。
また、他の本発明に係る画像処理装置は、前記ユーザ認証情報が、ユーザIDとパスワードとからなること、を特徴としている。
本発明により、パスワードを組み合わせることによって、ユーザ認証のセキュリティを更に向上させることが可能となるのである。
また、他の本発明に係る画像処理装置は、前記ユーザ認証情報が、電子メールアドレスとパスワードとからなること、を特徴としている。
本発明により、送信元メールアドレスをユーザIDとすることによって、別途ユーザIDを発行する必要がないのである。また、携帯情報端末は通常メール送受信機能を備えているため、既存のシステムへの接続が容易である。
また、他の本発明に係る画像処理装置は、前記ユーザ認証情報におけるパスワードが暗号化されており、前記コンピュータが、当該暗号化されたユーザ認証情報におけるパスワードを復号化するステップ、を行なうことを特徴としている。
本発明により、パスワードを暗号化することによって、もしパスワードが通信ネットワークの途中で漏洩したとしても、第三者の解読が困難であるため、セキュリティが更に向上する。
また、他の本発明に係る画像処理装置は、前記ユーザ認証情報におけるパスワードの暗号化手法が、公開鍵暗号方式によること、を特徴としている。
本発明では、公開鍵方式を利用することにより、暗号の鍵の管理が用意になるため、より信頼性の高い機密印刷機能を実現できる。
また、他の本発明に係る画像処理装置は、前記受信した印刷データ又は電子メールに電子署名がなされている場合、前記コンピュータが、電子署名の真偽を判断するステップ、を行なうことを特徴としている。
本発明では、電子署名技術を採用することにより、印刷データ又は電子メールについて送信者の認証が容易になるため、なりすましを防止する事ができる。
また、他の本発明に係る画像処理装置は、前記画像処理装置の電子メールアドレスを表すフレーム画像を備えていること、を特徴としている。
本発明により、画像処理装置の電子メールアドレスを2次元バーコードの読み込み等によって取り込むことが可能となり、利用者が転記する手間や転記ミスがなくなるため、操作性の優れた機密印刷機能を提供することが可能となる。
また、他の本発明に係る画像処理装置は、前記画像処理装置のIPアドレスを表すフレーム画像を備えていること、を特徴としている。
本発明によって、画像処理装置のIPアドレスを2次元バーコードの読み込み等によって取り込むことが可能となり、転記する手間や転記ミスがなくなり、操作性の優れた機密印刷機能を提供することが可能となる。
また、他の本発明に係る画像処理装置は、前記フレーム画像を表示する表示装置を備えており、前記コンピュータが、前記表示装置に前記フレーム画像を表示することを特徴としている。
本発明によって、2次元バーコードを表示装置に表示することにより、IPアドレスや電子メールアドレスが変更になった場合でも、画像処理装置の設定を変更する事により、容易に対応が可能である。
以上の発明により、利用者に複雑な手続を課すことなく、信頼性の高い機密印刷機能を提供することができるという、従来よりも優れた画像処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図7を用いて説明する。図1は、本発明に係る画像処理装置を含む全体構成図である。同図に示すように、本発明に係る画像処理装置1は、情報端末2とサーバー3とに、通信ネットワーク4を介して接続している。ここで、情報端末2は、携帯電話、モバイル情報端末、PDA、パーソナルコンピュータ等が該当する。また、サーバー3は、WEBサーバー等のコンピュータが該当し、ファイルサーバーとしての役割と、画像処理装置1にファイル情報を印刷データとして送信する役割と、を果たす。通信ネットワーク4は、インターネット、電話回線、無線通信回線、フレームリレー等が該当する。さらに、画像処理装置1としては、プリンタ、デジタル複写機、複合機等が該当する。
次に図2に基づいて画像処理装置1の構成について説明する。
同図に示すように画像処理装置1は、記憶装置であるROM、RAM、HDD、フレームメモリと、通信インターフェースであるモデムと、ソフトウェアやハードウェアを制御するインターフェース機器である各種コントローラと、利用者からの指示を受け付ける操作部と、情報を表示する表示部と、データを印刷出力する出力装置と、これらを制御するコンピュータであるCPUと、から構成されており、夫々はメインバスあるいはローカルバスにより接続している。ここで、表示部(表示装置)とは、液晶ディスプレイ等が該当する。また、出力装置とはインクジェット式やレーザ式などによる各種プリンタ装置が該当する。また、操作部には、タッチパネル等が該当する。このように、画像処理装置1は、コンピュータであるCPUが記憶装置等の上記各ハードウェアに命令することにより動作するのである。
次に、本実施形態の各構成要素(画像処理装置1、情報端末2、サーバー3)の動作を図3に基づいて説明する。
まず、画像処理装置1のCPUは、自己のHDDに格納している公開鍵生成プログラムをRAMにロードし、当該プログラムを実行する事により公開鍵(公開鍵データ)を生成する。そして、画像処理装置1のCPUは、生成した公開鍵を自己のモデムから通信ネットワーク4を介して情報端末2に送信し、情報端末2は当該公開鍵を受信する。この画像処理装置1の公開鍵は、あらかじめ他のWEBサーバーに登録しておき、情報端末2がそのサーバーから入手する方法でもよい。
次に、情報端末2において、利用者が印刷実行の際のパスワードを入力すると、情報端末2は先に受信した画像処理装置1の公開鍵を使用して、当該パスワードを暗号化する(以下「暗号化パスワード」という)。そして、利用者は画像処理装置1のアドレスを情報端末2に読み込ませる。この「画像処理装置1のアドレス」としては、電子メールアドレス、IPアドレス、URL等の通信ネットワーク上のコンピュータを識別する情報が該当する。
ここで、画像処理装置1の外面には図4に示すようなフレーム画像シールが貼られている。このフレーム画像シールは、二次元バーコード情報として情報端末2が備えているバーコードリーダー等の読取装置により読み取ることにより、上記画像処理装置1のアドレスとしての、IPアドレスやURLや電子メールアドレスを情報として取得できるものである。また、当該フレーム画像をシールとせずに、図5に示すように画像処理装置1の表示部に表示させるように構成しても良い。この場合、画像処理装置1の操作部を介してフレーム画像表示命令が指示されると、画像処理装置1のCPUが、当該指示に基づき自己のHDDに記憶されているフレーム画像を自己の表示部に表示させるのである。この画像処理装置1の表示部に表示されたフレーム画像を、情報端末2が備えているバーコードリーダー等の読取装置に読み取ることにより、上記画像処理装置1のIPアドレスやURLや電子メールアドレスを情報として取得できる。
続いて、情報端末2が、通信ネットワーク4を介してサーバー3へアクセスすると、サーバー3は情報端末2にユーザIDとパスワード等の一般的な認証を求める。そして、情報端末2が当該認証を終えると、サーバー3はWEBデータとしてサービス画面データを情報端末2に通信ネットワーク4を介して送信する。このサービス画面データとは、一例として図6に示すように、どのファイルを印刷するかを選択することができ、また、ユーザIDと画像処理装置のURL等のアドレスと上記公開鍵で暗号化したパスワードとを、情報として格納できるように構成されている。
ここで、情報端末2において、利用者がユーザIDを入力し、印刷するファイルを選択すると、当該情報は上記サービス画面データに格納される。また、画像処理装置1のアドレスは上記フレーム画像から情報端末2が取得したものを、暗号化したパスワードは上記情報端末2が暗号化したパスワードを、夫々情報端末2がサービス画面データに格納する。このように、サービス画面データに情報を設定したデータ(以下「設定データ」という。)を情報端末2は通信ネットワーク4を介してサーバー3に送信する。
そうすると、サーバー3は受信した設定データに基づき印刷するファイルを認識し、当該ファイルの印刷データを生成する。この印刷データとは、通常のプリンタ等の画像処理装置の印刷に使用されている、プリンタ言語による印刷データである。
そして、生成した印刷データと、上記設定データに含まれるユーザIDと暗号化パスワードとを、印刷データセットとして、通信ネットワーク4を介して画像処理装置1に送信する。この際に、上記設定データに含まれる画像処理装置1のアドレスを使用して、サーバー3は画像処理装置1にアクセスするのである。
画像処理装置1のCPUは、モデムを介してサーバー3から当該印刷データセットを受信すると、受信した印刷データセットに含まれる印刷データに基づいて、印刷が可能な状態のデータである描画データを生成する。この描画データとは、画像処理装置1が自己の出力装置により即座に印刷出力できるように構成された形式のデータである。
そして、画像処理装置1のCPUは、図7に示すように、当該描画データに上記印刷データセットに含まれるユーザIDとパスワードとをユーザ認証情報として関連づけて、HDDに記憶する。この際に、画像処理装置1のCPUは、自己のHDDに格納している復号プログラムと復号鍵データとをRAMにロードし、当該復号鍵データを使用してプログラムを実行する事により、上記印刷データセットに含まれる暗号化パスワードを元のパスワードに復号化した上で、上記ユーザ認証情報の一部とする。
ここで、画像処理装置1のCPUは、自己のHDDに格納されている印刷データとしての描画データにユーザ認証情報が関連付いている場合、当該描画データは機密印刷であると認識する。すなわち、ユーザ認証情報が関連付いている印刷データ(描画データ)は、認証を終えた後でなければ印刷出力できないデータ(機密データ)であることを認識する。そのため、画像処理装置1のCPUは、機密データについては即座に印刷出力は行なわない。
続いて、利用者が機密データの印刷を情報端末2に命令すると、情報端末2は上記ユーザIDと暗号化パスワードとを通信ネットワーク4を介して画像処理装置1に電子メールとして送信する。このユーザIDと暗号化パスワードとは、情報端末2が先にサーバー3に送信したものと同じ情報を自己の記憶装置(HDD、RAM等)に格納しておいたものを使用する。また、画像処理装置1の電子メールアドレスは、先にフレーム画像から取り込んでおいたものを使用する。
そして、画像処理装置1のCPUは、通信ネットワーク4を介してこの電子メールを受信すると、受信した電子メールに含まれる暗号化パスワードを取得する。そして、画像処理装置1のCPUは、自己のHDDに格納している復号プログラムと復号鍵データとをRAMにロードし、当該復号鍵データを使用してプログラムを実行する事により、取得した暗号化パスワードを復号化するのである。
次に、画像処理装置1のCPUは、この復号化したパスワードと上記電子メールに含まれるユーザIDとをキー項目として、自己のHDDに記憶されているユーザ認証情報に検索処理を行なう。そして、ユーザ認証情報が一致した場合、画像処理装置1のCPUは、当該一致したユーザ認証情報に関連付いている上記描画データを、自己の出力装置に印刷出力させる。これは、一致したユーザ認証情報に関連付いている描画データについては、その所有者から印刷許可が出たものと解されるからである。
このように、本実施形態においては、利用者が情報端末2で指定した機密データとしてのファイルを、画像処理装置1が利用者の指示による情報端末2からの電子メールに含まれるユーザ認証情報により認証処理を行い、印刷出力するか否かを判断する。そのため、画像処理装置における機密印刷機能の信頼性を高く維持しつつ、ユーザの印刷の際における手順の煩雑さを軽減することができるのである。すなわち、パスワードのデータ長を大きくしたり、上記公開鍵方式の暗号化方法をより複雑にしたとしても、ユーザは、ユーザ認証情報を含む電子メールで画像処理装置1に印刷処理命令を与えるだけで、信頼性の高い機密印刷機能を利用する事ができるのである。
また、上記ユーザIDの代わりに電子メールアドレスを使用しても良い。その場合は、情報端末2がサーバー3に送信する上記設定データの中にユーザIDの代わりに、携帯端末2の送信元電子メールアドレス項目を備えていればよい。そして、情報端末2は暗号化パスワードのみを内容とする電子メールを通信ネットワーク4を介して画像処理装置1に送信する。画像処理装置1のCPUは、通信ネットワーク4を介してこの電子メールを受信すると、受信した電子メールに含まれる暗号化パスワードと送信元電子メールアドレスを取得するのである。他の処理は上記説明したのと同様である。
また、本実施形態においては公開鍵方式を採用した方法を説明したが、他の暗号化手法を採用しても良い。例えば、公開鍵方式を採用せずに、予め情報端末2と画像処理装置1とが秘密鍵を共有して、秘密鍵方式を採用しても良い。さらに、公開鍵方式を採用した上で、秘密鍵方式も併せて採用しても良い。その場合は、情報端末2が画像処理装置1の公開鍵で暗号化したパスワードを、更に秘密鍵で暗号化する方法等がある。
また、上記情報端末2から画像処理装置1への電子メールに電子署名を採用し、更に機密性を向上させることが可能である。この電子署名の方式は公知な技術として広く採用されているように、メッセージダイジェストを生成し、当該ダイジェストを公開鍵方式で暗号化するような方式である。
また、サーバー3から画像処理装置1のCPUが印刷データセットを受信した後に、画像処理装置1のCPUは、必ずしも当該印刷データセットに含まれる印刷データから描画データを生成しなくても良い。すなわち、印刷実行時(ユーザ認証成功時)に描画データを生成する処理としても良い。
このように、本発明に係る画像処理装置1は多用な暗号化方式に柔軟に対応して信頼性を高め、かつ、印刷の際における利用者の手順の煩雑さを軽減することができるのである。
本発明は、プリンタ、デジタル複写機、複合機等の画像処理装置を用いて実施することができ、当該画像処理装置を量産する事等により産業上利用することができる。すなわち、上記画像処理装置とモバイル端末、パーソナルコンピュータ、PDA等の情報端末とを、通信ネットワークで接続したネットワークシステムの形態により実施できる。
1 画像処理装置
2 情報端末
3 サーバー
4 通信ネットワーク
2 情報端末
3 サーバー
4 通信ネットワーク
Claims (9)
- 印刷データを記憶する記憶装置と、当該印刷データを印刷出力する出力装置と、これら装置を制御するコンピュータと、を備えた画像処理装置であって、
前記コンピュータが、
通信ネットワークを介して受信した印刷データにユーザ認証情報が関連付いていた場合、当該ユーザ認証情報が関連付いた印刷データを印刷出力せずに前記記憶装置に格納しておくステップと、
通信ネットワークを介して電子メールを受信すると、当該電子メールに含まれるユーザ認証情報を取得するステップと、
この取得したユーザ認証情報と一致するユーザ認証情報に関連付いた印刷データを前記記憶装置から取得できた場合、当該取得した印刷データを前記出力装置に印刷出力させるステップと、
を実行することを特徴とした画像処理装置。 - 前記ユーザ認証情報が、ユーザIDとパスワードとからなること、
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記ユーザ認証情報が、電子メールアドレスとパスワードとからなること、
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記ユーザ認証情報におけるパスワードが暗号化されており、
前記コンピュータが、
当該暗号化されたユーザ認証情報におけるパスワードを復号化するステップ、を行なうことを特徴とする請求項2又は3記載の画像処理装置。 - 前記ユーザ認証情報におけるパスワードの暗号化手法が、公開鍵暗号方式によること、
を特徴とする請求項4記載の画像処理装置。 - 前記受信した印刷データ又は電子メールに電子署名がなされている場合、
前記コンピュータが、
電子署名の真偽を判断するステップ、を行なうことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記画像処理装置の電子メールアドレスを表すフレーム画像を備えていること、
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記画像処理装置のIPアドレスを表すフレーム画像を備えていること、
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記フレーム画像を表示する表示装置を備えており、
前記コンピュータが、
前記表示装置に前記フレーム画像を表示することを特徴とする請求項7又は8記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2004009999A JP2005199627A (ja) | 2004-01-19 | 2004-01-19 | 機密印刷データの出力認証機能を有する画像処理装置 |
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