JP2005017875A - Method, device, and program for content management - Google Patents

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JP2005017875A JP2003184936A JP2003184936A JP2005017875A JP 2005017875 A JP2005017875 A JP 2005017875A JP 2003184936 A JP2003184936 A JP 2003184936A JP 2003184936 A JP2003184936 A JP 2003184936A JP 2005017875 A JP2005017875 A JP 2005017875A
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Koji Nakajima
康志 中嶋
Kenji Muraki
健司 村木
Katsuhiko Iimura
勝彦 飯村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To overcome the problem in which a possible frequency of check-out possibly becomes small through management of only frequencies of check-in and check-out by a content managing method of managing check-in and check-out of distributed contents. <P>SOLUTION: The number of reproductions of contents is limited to the number of recording media equal to the upper-limit number of reproducible contents by using identification information unique to recording media. Consequently, the content management is achieved which is free from reducing the total number of reproducible contents even if reproduced contents having been checked out are erased by an illegal method, and performing unauthorized reproduction. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に記憶できる音楽や映画等のコンテンツの複製の数や範囲を規制して著作権の保護を図るコンテンツ管理方法、および実行するコンテンツ管理装置と、コンテンツ管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、映像および音響機器でのデジタル化が進み、そのようなデジタル機器へ映像や音声のデジタルコンテンツを電子的に配信し、あるいは複製して利用するような要望が高まりつつある。例えば、音楽コンテンツをケーブルあるいはインターネット経由でデジタル機器に配信して、その機器あるいは他の再生機器で音楽や映像のコンテンツを再生するようなサービスも考えられている。
【0003】
コンテンツを配信するシステムでは、記録されたコンテンツの不正利用や不正コピーを防止し著作権の保護を図りつつ、ユーザにとっての利便性も高めたいという要望が高まっている。
【0004】
従来のデジタルコンテンツ管理方式としては、記録媒体にコピーする複製コンテンツの数を制限するために、コンテンツ毎に複製可能なコンテンツ数N(例えばN=3)を設定し、複製コンテンツの総数が同時期にNを超えることの無いようにコンテンツの複製を管理するものがあった。
【0005】
図5はN=3の場合の従来方式におけるコンテンツ管理モデルの概念図である。
このコンテンツ管理システム101は、コンテンツ毎の複製数と、複製コンテンツを記憶した記録媒体の識別情報とを記憶する。配信されたコンテンツの記録媒体への複製指示を受けると、そのコンテンツの複製可能コンテンツ数に残数があるときには、記録媒体にコンテンツを複製する。このとき、記録媒体にコンテンツを1つ記録する毎に、複製可能コンテンツ数から1減算する。この操作をチェックアウトと呼ぶ。また、記録媒体から複製コンテンツを消去すると、複製コンテンツを1つ消去する毎に識別情報の記憶を抹消するとともに複製可能コンテンツ数を1加算する。この際、記録媒体の識別情報が記憶されているときのみ、この記録媒体から複製コンテンツを消去する。この操作をチェックインと呼ぶ。
【0006】
図5の例では、コンテンツにあらかじめ定められた複製可能コンテンツ数Nが3であるため、同時に最大3つまで記録することができる。また、チェックインすることによって、別の媒体にチェックアウトすることが可能となる。
【0007】
ここで複製コンテンツを記録する記録媒体には、通常の操作では読み出せない領域に固有の識別情報(メディアID)が記憶されており、ユーザがこれを知ることはできない。チェックアウト時には、その記録媒体に固有のメディアIDを使用してコンテンツを暗号化する。再生時には、このメディアIDを使用して暗号を解読して再生する。この仕組みにより、チェックアウトによってコンテンツが記録された媒体から、他の記録媒体にコンテンツの不正コピーを行ったとしても、コピー先の記録媒体のメディアIDが、コンテンツの暗号化に用いられたメディアIDと異なるため、正常に復号を行うことができない。
【0008】
以上のようにして従来の方式では、チェックインおよびチェックアウトによって複製コンテンツに対する著作権保護を厳密に行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−315177号公報((0029)−(0031)、第1図)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のコンテンツ管理方法では、いったん記録媒体にチェックアウトしたコンテンツを、ユーザが意図するかしないかに関わらず、カードを初期化するなどして誤って消去してしまった場合、記録媒体内に複製コンテンツの存在を確認できずチェックインすることができなくなる。そのため、総複製可能コンテンツ数が永遠に減ったままになるという問題があった。
【0011】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、チェックアウトした複製コンテンツを消去しても総複製可能コンテンツ数が減ることがなく、かつ不正な複製を行うことのできないコンテンツ管理方法と、その方法を実施する装置やプログラムを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1の発明は、コンテンツ管理装置に識別情報を有する記録媒体が着脱自在に装着され、前記記憶媒体にコンテンツを複製できる記録媒体数を規制するためのコンテンツ管理方法であって、前記コンテンツ毎にあらかじめ定められた複製可能コンテンツ数を付与し、前記識別情報を有する記録媒体への複製記録指示を受けると、前記複製可能コンテンツ数に残数があるとき、前記識別情報を有する記録媒体へ複製コンテンツを記録し、前記記録コンテンツを記録する際に前記記録媒体の識別情報を記憶するとともに既に記憶されている識別情報ではない場合に前記複製可能コンテンツ数から1減算し、前記記録媒体の前記複製コンテンツの消去指示を受けると、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツを消去するかあるいは既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認し、前記確認がなされた場合に前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに、前記複製可能コンテンツ数を1加算することを特徴とする。
【0013】
本願の請求項2の発明は、請求項1のコンテンツ管理方法において、前記記録媒体は、記憶領域に設けられた所定の手続きにてのみアクセス可能な秘匿領域と通常の記録領域とを有し、前記記録媒体に前記複製コンテンツを記録する際、前記記録媒体の秘匿領域に前記複製コンテンツを再生するために必要な情報を記録することを特徴とする。
【0014】
本願の請求項3の発明は、請求項1のコンテンツ管理方法において、前記記録媒体を前記コンテンツ管理装置に装着した際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されているかどうかを確認し、これが既に消去されていることを確認した場合に前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに、前記複製可能コンテンツ数を1加算することを自動的に行うことを特徴とする。
【0015】
本願の請求項4の発明は、請求項1のコンテンツ管理方法において、前記記録媒体に前記複製コンテンツを記録する際に、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記識別情報の記憶と前記記録可能コンテンツ数をそのままにして複製コンテンツを記録することを特徴とする。
【0016】
本願の請求項5の発明は、識別情報を有する記録媒体が装着自在に接続され、記録媒体にコンテンツを複製できる記録媒体数を規制するためのコンテンツ管理装置であって、前記コンテンツ毎にあらかじめ定められた複製可能コンテンツ数が付与されており、前記記録媒体への複製の指示を受けると、前記複製可能コンテンツ数に残数があるとき、前記識別情報を有する記録媒体へ複製コンテンツを記録し、記録媒体の識別情報を記憶するとともにその識別情報が既に記憶されている識別情報ではない場合に前記複製可能コンテンツ数から1減算する複製コンテンツ記録手段と、前記識別情報を有する記録媒体の前記複製コンテンツの消去指示を受けると、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツを消去するか、あるいは既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに前記複製可能コンテンツ数を1加算する複製コンテンツ消去手段と、を有することを特徴とする。
【0017】
本願の請求項6の発明は、請求項5のコンテンツ管理装置において、前記記録媒体は、記憶領域に設けられた所定の手続きにてのみアクセス可能な秘匿領域と通常の記録領域とを有し、前記複製コンテンツ記録手段は、前記記録媒体に前記複製コンテンツを記録する際、前記記録媒体の秘匿領域に前記複製コンテンツを再生するために必要な情報を記録することを特徴とする。
【0018】
本願の請求項7の発明は、請求項5のコンテンツ管理装置において、前記記録媒体をコンテンツ管理装置に装着した際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに、前記複製可能コンテンツ数を1加算するコンテンツ自動消去手段を更に有することを特徴とする。
【0019】
本願の請求項8の発明は、請求項5のコンテンツ管理装置において、前記複製コンテンツ記録手段は、前記記録媒体に前記複製コンテンツの記録指示を受けた際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記識別情報の記憶と前記記録可能コンテンツ数をそのままにして複製コンテンツを記録することを特徴とする。
【0020】
本願の請求項9の発明は、識別情報を有する記録媒体が装着自在に接続され、記録媒体にコンテンツを複製できる記録媒体数を規制するためのコンテンツ管理プログラムであって、前記コンテンツ毎にあらかじめ定められた複製可能コンテンツ数が付与されており、前記録媒体への複製の指示を受けると、前記複製可能コンテンツ数に残数があるとき、前記識別情報を有する記録媒体へ複製コンテンツを記録し、記録媒体の識別情報を記憶するとともにその識別情報が既に記憶されている識別情報ではない場合に前記複製可能コンテンツ数から1減算する複製コンテンツ記録処理と、前記識別情報を有する記録媒体の前記複製コンテンツの消去指示を受けると、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツを消去するか、あるいは既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに前記複製可能コンテンツ数を1加算する複製コンテンツ消去処理と、を有することを特徴とする。
【0021】
本願の請求項10の発明は、請求項9のコンテンツ管理プログラムにおいて、前記記録媒体は、記憶領域に設けられた所定の手続きにてのみアクセス可能な秘匿領域と通常の記録領域とを有し、前記複製コンテンツ記録処理は、前記記録媒体に前記複製コンテンツを記録する際、前記記録媒体の秘匿領域に前記複製コンテンツを再生するために必要な情報を記録することを特徴とする。
【0022】
本願の請求項11の発明は、請求項9のコンテンツ管理プログラムにおいて、前記記録媒体をコンテンツ管理装置に装着した際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに前記複製可能コンテンツ数を1加算するコンテンツ自動消去処理を更に有することを特徴とする。
【0023】
本願の請求項12の発明は、請求項9のコンテンツ管理プログラムにおいて、前記複製コンテンツ記録処理は、前記記録媒体に前記複製コンテンツの記録指示を受けた際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記識別情報の記憶と前記記録可能コンテンツ数をそのままにして複製コンテンツを記録することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の一実施の形態における、コンテンツ管理方法を用いたコンテンツ管理装置1の構成例を示したものである。以下、図1にしたがって説明する。なお、コンテンツとしては、音楽や画像に限らず、ゲームソフトなどであっても良い。また、記録媒体は、メモリカード2を主な例として説明するが、光ディスク3やその他の記録媒体であっても良い。
配信制御部4は、ユーザの指示に従ってインターネットなどの外部回線から配信される情報を受信し、コンテンツとコンテンツに属するライセンス情報を出力する。
セキュアコンテンツサーバ部5は、配信制御部4からの配信コンテンツの蓄積制御を行うとともに、各コンテンツに付随するライセンス情報に従って蓄積されているコンテンツの記録媒体への複製や消去の管理を行う。
コンテンツ格納部6は、配信されたコンテンツを蓄積する。
メディアインターフェース部7は、ユーザの指示に従ってメモリカード2や光ディスク3などの記録媒体に対して識別情報を利用して暗号化したコンテンツを出力したり、過去に出力したコンテンツを記録媒体から消去する。記録媒体の固有情報の読み出しも行う。
ユーザインターフェース部8は、ユーザによる配信コンテンツの選択や記録媒体へのコンテンツの書き込みや消去などの指示を受け、制御指示を行う。
【0025】
以下、配信データの流れに従って各部の動作を説明する。ユーザインターフェース部8からの指示に従って、配信制御部4は、コンテンツ配信の受信とライセンスを制御する。即ちコンテンツを選択し、選択されたコンテンツを受信する。配信されてくるコンテンツは通常独自の暗号化がされているので、その場合受信と同時に各配信毎に定められた方法でコンテンツを復号する。また配信時に付随して送られてくるコンテンツのライセンス情報(課金情報と利用条件と復号鍵)を管理する。このライセンス情報の利用条件には、複製可能コンテンツ数に相当する情報も含まれる。
【0026】
セキュアコンテンツサーバ部5は、配信されたコンテンツとライセンス情報をコンテンツ格納部6に蓄積する。この場合、ライセンス情報は以後の管理を容易にするため、配信されたそのままの形式ではなく、必要な情報を全て含んだ独自に定められた形式に変換しても良い。また、データの改竄や不正な取り出しが行われないよう、ライセンス情報とコンテンツは例えば独自の暗号で再暗号し、コンテンツ格納部6に格納する。セキュアコンテンツサーバ部5はコンテンツに付随するライセンス情報に従って、コンテンツ格納部6に蓄積されたコンテンツの記録媒体への複製や消去のコンテンツ管理を行う。
【0027】
メディアインターフェース部7は、セキュアコンテンツサーバ部5の指示に従ってメモリカード2あるいは光ディスク3に対してコンテンツを出力したり、コンテンツの消去などを行う。
【0028】
セキュアコンテンツサーバ部5とメディアインターフェース部7で行われるコンテンツ管理について、メモリカード2を例にしてもう少し詳細に説明する。図2はこれらのセキュアコンテンツサーバ部5の処理手順を記載したフローチャートである。
【0029】
メモリカード2には、ユーザからは読み出せない領域に固有の識別情報(メディアID)が記憶されている。メディアIDは例えば64ビットのカード固有のデータからなる。メディアインターフェース部7がコンテンツをメモリカード2に出力する場合、固有のメディアIDを使用して正当な再生機器では復号が可能なようにあらかじめ定められた手続きによってコンテンツを暗号化する。メディアIDは外部からの書き換えを行うことができないため、他の記録媒体にコンテンツを不正コピーしたとしても、メディアIDが異なるため正常に復号することができない。
【0030】
さて図2のフローチャートにおいて、ステップS1ではユーザからの指示を待受けている。ユーザインターフェース部8からセキュアコンテンツサーバ部5がメモリカード2への記録の指示を受けると、ステップS2に進んでメモリカード2からメディアIDを読み出す。このときステップS3においてメディアIDが存在するカードかどうかを確認し、メディアIDがなければ処理を終了する。メディアIDがあれば、ステップS4において指示を受けたコンテンツの複製可能コンテンツ数が正の値であるかどうかを確認する。正の値でなければ処理と終え、正の値であればステップS5においてメモリカード2へ複製コンテンツをメディアインターフェース部7を介して記録する。その際にメモリカード2のメディアIDを記憶するとともに、既に記憶されているメディアIDかどうかを確認する(ステップS6)。既に記憶されていれば処理を終了し、記憶されていなければステップS7に進んで、対応するコンテンツの複製可能コンテンツ数から1減算する。メディアIDが既に記憶されているものと一致する場合には、複製可能コンテンツ数を減算しない。すなわち、同じメディアに同じコンテンツを複数記録することも可能である。
【0031】
またステップS1において、ユーザインターフェース部8からセキュアコンテンツサーバ部5がメモリカード2からのコンテンツの消去指示を受けると、ステップS8においてそのメモリカード2のメディアIDをメディアインターフェース部7が所定の手続きに従って読み出す。そしてステップS9において、コンテンツ管理装置1内でそのコンテンツに対して記憶されているメディアIDかどうかを調べる。既に記憶されたメディアIDを有するメモリカード2であった場合、メモリカード2内の指定コンテンツを全て検索する(ステップS10)。そしてステップS11において指定コンテンツが存在するか、あるいはその複製コンテンツが既に他の機器によって消去されているなどで、メモリカード内に存在しないかどうかを確認する。指定コンテンツがあれば、ステップS12においてそのメモリカード2から過去に複製した指定コンテンツを消去する。このとき複数の同一コンテンツが記録されている場合はそれらの全てを消去する。コンテンツが存在しないか又はステップS12で消去した場合には、そのコンテンツの複製可能コンテンツ数に1加算すると同時に、メディアIDの記憶を抹消する(ステップS13)。すなわち、指定されたコンテンツは複製可能コンテンツ数の上限に等しいメモリカード枚数まで記録が可能である。複製可能コンテンツ数上限まで記録した場合も、そのいずれかのメモリカードからそのコンテンツの消去するか消去されたことを確認することで、他のメディアIDのメモリカードに新たに複製が可能となる。
【0032】
ここでセキュアコンテンツサーバ部5は、図2に示すフローチャートのS1〜S7において、コンテンツの選択されたコンテンツを記録する複製コンテンツ記録手段を構成しており、ステップS1,S8〜S13において消去が指示された場合に指定されたコンテンツをメモリカードから全て消去する複製コンテンツ消去手段の機能を達成している。
【0033】
なお、ここではコンテンツの消去指示を受けた場合に、メモリカード2のメディアIDを読み出して記憶されているメディアIDだった場合にメモリカード2内のコンテンツを調べ、消去されていた場合に複製可能コンテンツ数に1加算するようにしている。これに加えて、コンテンツ管理装置1にユーザがメモリカード2を装着した時点で自動的にメディアIDとメモリカード2内に記録されているコンテンツを調べて、もし消去されていたり、あるいは何らかの障害で利用不可能になっているコンテンツがあれば、それを消去してその複製可能コンテンツ数に1加算するコンテンツ自動消去処理を行うコンテンツ自動消去手段を設けても良い。
【0034】
また、複製可能コンテンツ数は、1回のみ複製可や無制限複製可といった状態を表すフラグであっても良い。無制限の複製を許可する場合には、複製可能コンテンツ数の増減処理は行わない。このときの内部処理としては、複製可能コンテンツ数に例えば−1などの数値を書き込むことで区別できるように実装すればよい。また、配信される複製可能コンテンツ数は、例えばコンテンツ管理装置1がコンテンツの再生機能を有する場合などに、コンテンツ格納部6内部のコンテンツに対しても複製の1つとカウントするように規定される場合もある。この場合は、セキュアコンテンツサーバ部5はメディアインターフェース部7が外部に出力できる複製可能コンテンツ数の上限をあらかじめ1減算して、コンテンツの管理を行う。
【0035】
なお、メディアインターフェース部7では、メディアIDの読み込みのみを行っているが、何らかのメディア識別用のデータをあらかじめ書き込み、その値とメディアIDとの両方を使って識別を行う構成にしても良い。記録媒体の種類もメディアIDとともに記憶するようにすれば種々のメディアを混在してもかまわない。
【0036】
以上のように本実施の形態によれば、記録媒体の固有の識別情報を利用して、複製可能コンテンツ数の上限までの記録媒体にコンテンツの複製を制限し、またコンテンツが消去されたことを確認することで、他の記録媒体に新たにコンテンツを複製できるようにしている。このようなメディア管理を行うことで、カードを初期化するなどして誤って消去してしまった場合でも、記録媒体の識別情報は変更されないため、コンテンツが消去されたことを確認でき、複製可能コンテンツ数の上限数までの新たな固有情報を有する記録媒体に複製することができる。また、記録媒体固有の識別情報を利用してコンテンツの暗号を行うため、不正に他の記録媒体に複製されてもその不正コンテンツを利用することができない。
【0037】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における、コンテンツ管理方法を用いたコンテンツ管理装置について説明する。コンテンツ管理装置の構成例は図1に示したものと同様である。以下、図1,図3,図4にしたがって説明する。なお、コンテンツとしては、音楽や画像に限らず、ゲームソフトのようなものであっても良い。また、記録媒体はメモリカード2を主な例として説明するが、光ディスク3のような記録媒体であっても良い。本実施の形態での記録媒体は、記憶領域は所定の手続きによってのみアクセス可能な秘匿領域と、通常の手続きでアクセス可能な通常領域からなる。
【0038】
コンテンツ管理装置1の内部について以下に説明する。
配信制御部4は、ユーザの指示に従ってインターネットなどの外部回線から配信される情報を受信し、コンテンツとコンテンツに属するライセンス情報を出力する。
セキュアコンテンツサーバ部5は、配信制御部4からの配信コンテンツの蓄積制御を行うとともに、各コンテンツに付随するライセンス情報に従って蓄積されているコンテンツの記録媒体への複製や消去の管理を行う。
コンテンツ格納部6は、配信されたコンテンツを蓄積する。
メディアインターフェース部7は、ユーザの指示に従ってメモリカード2や光ディスク3などの記録媒体に対して識別情報を利用して暗号化したコンテンツを出力したり、過去に出力したコンテンツを記録媒体から消去する。記録媒体の固有情報の読み出しも行う。
ユーザインターフェース部8は、ユーザによる配信コンテンツの選択や記録媒体へのコンテンツの書き込みや消去などの指示を受け、制御指示を行う。
【0039】
図3は記録媒体の一例であるメモリカード2の構成例を示す。
記録媒体の内部の記憶領域は大別すると2つの領域に分割されており、所定の手続きを経てのみアクセス可能な秘匿領域21と、通常の手続きでアクセス可能な通常領域22からなる。秘匿領域21には、読み出し専用のエリアにMKB(メディア・キー・ブロック)とメディアIDが書き込まれている。また、秘匿領域21の読み書き可能なエリアにコンテンツを暗号化するための暗号鍵をコンテンツと対応づけて保存することができる。通常領域22は、ユーザが通常のアクセス方法で自由に読み書き可能であり、暗号化されたコンテンツを保存することができる。また、この例では記録媒体内部に、相互認証と鍵交換を行う認証及び鍵交換処理部23を有している。
【0040】
以下、配信データの流れに従って各部の動作を説明する。
配信制御部4は、コンテンツ配信の受信とライセンスを制御する。ユーザインターフェース部8からの指示に従って、コンテンツの選択を行い、コンテンツを受信する。配信されるコンテンツは通常独自の暗号化がされており、その場合受信と同時に各配信毎に定められた方法でコンテンツの復号を行う。また配信時に付随して送られてくるコンテンツのライセンス情報(課金情報と利用条件と復号鍵)を管理する。このライセンス情報の利用条件の中に複製可能コンテンツ数に相当する情報も含まれる。
【0041】
セキュアコンテンツサーバ部5は、配信されたコンテンツとライセンス情報をコンテンツ格納部6に蓄積する。この場合、ライセンス情報は以後の管理を容易にするため、配信されたそのままの形式ではなく、必要な情報を全て含んだ独自に定められた形式に変換しても良い。この例ではメモリカード2へ書き込みを行う場合と同じ暗号(例えばC2暗号)化を行う。また、データの改竄や不正な取り出しが行われないよう、暗号鍵とライセンス情報は同等の暗号強度の暗号で再暗号し、コンテンツ格納部6に格納する。コンテンツ格納部6に蓄積されたコンテンツは各コンテンツに付随するライセンス情報に従って蓄積されているコンテンツのメディアへの複製や消去のコンテンツ管理を行う。
【0042】
メディアインターフェース部7は、セキュアコンテンツサーバ部5の指示に従ってメモリカード2に対して相互認証、鍵の交換、コンテンツの出力、あるいは、コンテンツの消去などを行う。メディアインターフェース部7はメモリカード2と相互認証を行い、相互に正当性が確認された場合に秘匿領域21へのアクセスが可能となる。
【0043】
以下に、セキュアコンテンツサーバ部5とメディアインターフェース部7で行われるコンテンツ管理について、メモリカード2を例にして図4のフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。
【0044】
図4にこれらのセキュアコンテンツサーバ部5の処理手順を記載したフローチャートを示す。図4において、まずステップS21においてユーザインターフェース部8よりコンテンツの選択、記録や消去の指示を待受ける。記録の指示がなされればステップS22に進んで相互認証のためカードからメディアIDを読み出す。このとき先ず始めにコンテンツ管理装置1からみてメモリカード2が正規のメモリカードであるかどうかを確認し、また、メモリカード2からみてコンテンツ管理装置1が正規の装置であるかを確認するため相互認証を行う。相互認証は、メディアインターフェース部7がメモリカード2からまず所定の手続きによって秘匿領域21のMKBとメディアIDとを読み出し、これらとコンテンツ管理装置1自身が所有するデバイス鍵Kdを用いて所定の演算処理を行うことで、メディアユニーク鍵Kmuを算出する。次に、認証及び鍵交換処理部23が発生した乱数を使ってお互いの持つメディアユニーク鍵Kmuが一致していることを確認し、相互認証を行う。この相互認証で確認されたときに、秘匿領域21へのアクセスが可能になる。また相互認証時に所定の演算によって得られるセッション鍵Ksによって、秘匿領域21内部の暗号鍵等の記憶情報を解読することが可能になる。
【0045】
セキュアコンテンツサーバ部5は出力指示を受けたコンテンツを記録媒体に出力する場合、出力したいコンテンツの暗号鍵をコンテンツ格納部6から取り出し復号する。そしてステップS24において指定コンテンツの複製可能コンテンツは正の値かどうかをチェックする。正の値であればメディアインターフェース部7はメモリーカード2と前述の相互認証を行い、セキュアコンテンツサーバ部5から受けた暗号鍵をセッション鍵Ksで暗号化し、秘匿領域21に書き込む。さらにコンテンツ格納部6にある暗号化されたコンテンツをそのまま通常領域22に書き込む(ステップ25)。その後のステップS26,S27の処理は実施の形態1のステップS6,S7と同様である。即ち既に記憶されているメディアIDかどうかを確認する(ステップS26)。既に記録されているメディアIDではない場合には、対応するコンテンツの複製可能コンテンツ数から1減算する(ステップS27)。メディアIDが既に記憶されているものと一致する場合は、複製可能コンテンツ数を減算しない。すなわち、同じ記録媒体に同じコンテンツを複数記録することも可能である。
【0046】
本実施の形態ではコンテンツ格納部6に最初に記録する際に再生機で使用する暗号と同一の暗号方式を使用し、メモリーカード2に暗号鍵を置く構成としたため、暗号化されたコンテンツの再暗号を行う必要はない。言うまでもなく、暗号方式の異なる記録媒体に出力するために、再暗号化して書き込む構成としてもよい。
【0047】
メディアIDやMKBは外部からの書き換えを行うことができないため、他の記録媒体にコンテンツを不正コピーしたとしても、正常に復号を行うことができない。
【0048】
またステップS21において、ユーザインターフェース部8からセキュアコンテンツサーバ部5がメモリカード2からコンテンツの消去指示を受けると、ステップS28に進む。そしてそのメモリカード2のメディアIDを、メディアインターフェース部7が所定の手続きに従ってメディアIDを読み出す。そしてステップS29において、そのコンテンツに対して記憶されているメディアIDかどうかを調べる。既に記憶されたメディアIDを有するメモリカード2であった場合、そのメモリカード2から過去に複製した指定されたコンテンツを検索する(ステップS30)。複数の同一コンテンツが記録されている場合はそれら全てを検索する。そして指定されたコンテンツがなければ、ステップS31からステップS32に進んでメモリカード2内の指定コンテンツの暗号鍵が残っていれば、これを消去する。指定コンテンツが存在すれば、ステップS31からステップS33に進んでメモリカード2内の指定コンテンツと暗号鍵を消去する。あるいはその複製コンテンツが既に他の機器によって消去されていることを確認する。そしてステップS34においてそのコンテンツの複製可能コンテンツ数に1加算すると同時に、メディアIDの記憶を抹消する。また、そのコンテンツを復号するための暗号鍵も消去する。
【0049】
すなわち、指定されたコンテンツは複製可能コンテンツ数の上限に等しいメモリカード枚数まで記録が可能である。また複製可能コンテンツ数上限まで記録した場合も、そのいずれかのメモリカードからそのコンテンツの消去を行うか消去されたことを確認することで、他のメモリカードに新たに複製が可能となる。
【0050】
ここでこのコンテンツサーバ部5は図2に示すフローチャートのS21〜S27において、コンテンツの選択されたコンテンツを記録する複製コンテンツ記録手段を構成しており、ステップS21,S28〜S34において消去が指示された場合に指定されたコンテンツをメモリカードから全て消去する複製コンテンツ消去手段の機能を達成している。
【0051】
なお、ここではコンテンツの消去指示を受けた場合に、メモリカード2のメディアIDを読み出して記憶されているメディアIDだった場合にメモリカード2内のコンテンツを調べ、消去されていた場合に複製可能コンテンツ数に1加算するようにしている。これに加えて、コンテンツ管理装置1にユーザがメモリカード2を装着した時点で自動的にメディアIDとメモリカード2内に記録されているコンテンツを調べて、もし消去されていたり、あるいは何らかの障害で利用不可能になっているコンテンツがあれば、それを消去してその複製可能コンテンツ数に1加算するコンテンツ自動消去処理を行うコンテンツ自動消去手段を設けても良い。
【0052】
また、メディアインターフェース部7とメモリカード2などのメディアとの間の通信は、必ずしも有線で行う必要は無く、無線などで行う構成にしてもよい。その場合、コンテンツ管理装置1にユーザがメディアを装着しなくても、通信可能範囲にある限り定期的にメディアIDとメディア内に記録されているコンテンツを調べて、もし消去されているものがあればそれを消去してその複製可能コンテンツ数に1加算するようにしてもよい。
【0053】
また、複製可能コンテンツ数は、1回のみ複製可や無制限複製可といった状態を表すフラグであっても良い。無制限複製可の場合はもちろん複製可能コンテンツ数の増減処理は行わない。このときの内部処理としては、複製可能コンテンツ数に例えば−1などの数値を書き込むことで区別できるように実装すればよい。
【0054】
また、配信される複製可能コンテンツ数は、例えばコンテンツ管理装置1がコンテンツの再生機能を有する場合などに、コンテンツ格納部6内部のコンテンツに対しても複製の1つとカウントするように規定される場合もある。この場合には、セキュアコンテンツサーバ部5はメディアインターフェース部6が外部に出力できる複製可能コンテンツ数の上限をあらかじめ1減算して、コンテンツの管理を行う。
【0055】
記録媒体の種類もメディアIDとともに記憶することでメディアが混在してもかまわない。
【0056】
以上のように本実施の形態によれば、記録媒体の固有の識別情報を利用して、複製可能コンテンツ数の上限までの記録媒体にコンテンツの複製を制限し、またコンテンツが消去されたことを確認することで他の記録媒体に新たにコンテンツが複製できるようにしている。このようなメディア管理を行うことで、カードを初期化するなどして誤って消去してしまった場合でも記録媒体の識別情報は変更されないため、コンテンツが消去されたことを確認でき、複製可能コンテンツ数の上限数までの新たな固有情報を有する記録媒体に複製が可能となる。また、記録媒体固有の識別情報とコンテンツ固有の暗号鍵を利用してコンテンツの暗号を行うため、不正な複製によって他の記録媒体にコピーされてもその不正コンテンツを利用することができないので、信頼性の高いシステムを実現できる。
【0057】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、記録媒体の固有の識別情報を利用して、複製可能コンテンツ数の上限までの記録媒体にコンテンツの複製を制限し、またコンテンツが消去されたことを確認することで他の記録媒体に新たにコンテンツが複製できるメディア管理を行うことで、カードを初期化するなどして誤って消去してしまった場合でも記録媒体の識別情報は変更されないため、コンテンツが消去されたことを確認でき、複製可能コンテンツ数の総数を失うことが無く新たな固有情報を有する記録媒体に複製が可能となる。また、記録媒体固有の識別情報とコンテンツ固有の暗号鍵を利用してコンテンツの暗号を行うため、不正な複製によって他の記録媒体にコピーされてもその不正コンテンツを利用することができない信頼性の高い著作権保護を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるコンテンツ管理方法を用いたコンテンツ管理装置1の構成を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるセキュアコンテンツサーバ5の処理手順を記載したフローチャートである。
【図3】記録媒体の一例であるメモリカード2の構成を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施の形態におけるセキュアコンテンツサーバ5の処理手順を記載したフローチャートである。
【図5】従来方式におけるコンテンツ管理モデルの概念図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ管理装置
2 メモリカード
3 光ディスク
4 配信制御部
5 セキュアコンテンツサーバ部
6 コンテンツ格納部
7 メディアインターフェース部
8 ユーザインターフェース部
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a content management method for protecting the copyright by regulating the number and range of copies of content such as music and movies that can be stored in a recording medium, a content management apparatus to be executed, and a content management program.
[0002]
[Prior art]
In recent years, digitalization in video and audio equipment has progressed, and there is an increasing demand for electronically distributing or copying digital contents of video and audio to such digital equipment. For example, a service in which music content is distributed to a digital device via a cable or the Internet and music or video content is played on the device or other playback devices is also considered.
[0003]
In a system that distributes content, there is an increasing demand for improving convenience for users while protecting copyrights by preventing unauthorized use and unauthorized copying of recorded content.
[0004]
As a conventional digital content management system, in order to limit the number of duplicate contents to be copied to a recording medium, the number of duplicate contents N (for example, N = 3) is set for each content, and the total number of duplicate contents is the same period. In some cases, content duplication is managed so as not to exceed N.
[0005]
FIG. 5 is a conceptual diagram of a content management model in the conventional method when N = 3.
The content management system 101 stores the number of copies for each content and the identification information of the recording medium storing the copied content. When receiving an instruction to copy the distributed content to the recording medium, if there is a remaining number of contents that can be copied, the content is copied to the recording medium. At this time, every time one content is recorded on the recording medium, 1 is subtracted from the number of copyable contents. This operation is called checkout. Further, when the duplicate content is erased from the recording medium, each time the duplicate content is erased, the storage of the identification information is erased and the number of duplicatable contents is incremented by one. At this time, the copied content is deleted from the recording medium only when the identification information of the recording medium is stored. This operation is called check-in.
[0006]
In the example of FIG. 5, since the number N of replicable contents determined in advance for content is 3, a maximum of 3 can be recorded simultaneously. Also, by checking in, it is possible to check out to another medium.
[0007]
Here, in the recording medium for recording the duplicate content, unique identification information (media ID) is stored in an area that cannot be read by a normal operation, and the user cannot know this. At checkout, the content is encrypted using a media ID unique to the recording medium. At the time of reproduction, the media ID is used to decrypt the cipher and reproduce it. With this mechanism, even if unauthorized copying of content from a medium on which content is recorded by checkout to another recording medium, the media ID of the copy destination recording medium is the media ID used for content encryption. Therefore, decryption cannot be performed normally.
[0008]
As described above, according to the conventional method, copyright protection can be strictly performed on the copied content by check-in and check-out (see, for example, Patent Document 1).
[0009]
[Patent Document 1]
JP 2000-315177 A ((0029)-(0031), FIG. 1)
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional content management method, if the content once checked out to the recording medium is accidentally erased by, for example, initializing the card, regardless of whether or not the user intends, the recording medium The presence of duplicate content cannot be confirmed, and check-in cannot be performed. For this reason, there has been a problem that the total number of contents that can be copied remains forever.
[0011]
The present invention solves the above-described conventional problems, and a content management method that does not reduce the total number of contents that can be copied even if the checked-out copied contents are deleted, and that cannot be illegally copied, and its An object of the present invention is to provide an apparatus and a program for performing the method.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The invention of claim 1 of the present application is a content management method for restricting the number of recording media on which a recording medium having identification information is detachably attached to a content management apparatus, and the content can be copied to the storage medium. A recording medium having the identification information when there is a remaining number in the number of duplicatable contents when a predetermined number of duplicatable contents is given to each content and receiving a copy recording instruction to the recording medium having the identification information When the recorded content is recorded, the identification information of the recording medium is stored, and when the identification information is not already stored, 1 is subtracted from the number of duplicatable contents, When receiving an instruction to erase the duplicate content, the duplicate content is recorded from the recording medium having the identification information already stored. Or confirm that the duplicate content has already been erased from the recording medium having the identification information already stored, and if the confirmation is made, erase the storage of the identification information of the recording medium. The copyable content number is incremented by one.
[0013]
The invention of claim 2 of the present application is the content management method of claim 1, wherein the recording medium has a secret area accessible only by a predetermined procedure provided in the storage area and a normal recording area, When recording the duplicate content on the recording medium, information necessary for reproducing the duplicate content is recorded in a secret area of the recording medium.
[0014]
According to claim 3 of the present application, in the content management method according to claim 1, when the recording medium is attached to the content management apparatus, the duplicate content has already been erased from the recording medium having the stored identification information. If it is confirmed that it has already been erased, the storage of the identification information of the recording medium is erased, and the number of copyable contents is automatically incremented by one. And
[0015]
According to claim 4 of the present application, in the content management method according to claim 1, when the duplicate content is recorded on the recording medium, the duplicate content is already erased from the recording medium having the identification information already stored. When it is confirmed that the content is stored, the copy content is recorded while the storage of the identification information and the number of recordable contents are kept as they are.
[0016]
The invention of claim 5 of the present application is a content management apparatus for restricting the number of recording media on which a recording medium having identification information is detachably connected, and the content can be copied to the recording medium, and is predetermined for each content. When the copyable content number is given, and when receiving a copy instruction to the recording medium, when the copyable content number has a remaining number, the copy content is recorded on the recording medium having the identification information, Copy content recording means for storing identification information of a recording medium and subtracting 1 from the number of replicable contents when the identification information is not already stored, and the copy content of the recording medium having the identification information When the delete instruction is received, whether the copied content is deleted from the recording medium having the stored identification information. Alternatively, when it is confirmed that the duplicate content has already been erased from the recording medium having the identification information already stored, the identification information storage of the recording medium is deleted and the number of duplicatable contents is incremented by one. And a duplicate content erasing means.
[0017]
The invention of claim 6 of the present application is the content management apparatus of claim 5, wherein the recording medium has a secret area and a normal recording area that can be accessed only by a predetermined procedure provided in the storage area, The duplicate content recording means records information necessary for reproducing the duplicate content in a secret area of the recording medium when the duplicate content is recorded on the recording medium.
[0018]
According to the seventh aspect of the present invention, in the content management device according to the fifth aspect, when the recording medium is mounted on the content management device, the duplicate content has already been erased from the recording medium having the identification information already stored. When it is confirmed that the content information is confirmed, the content information further includes an automatic content erasure unit that erases the storage of the identification information of the recording medium and increments the number of copyable content by one.
[0019]
The content management apparatus according to claim 8 of the present application is the content management device according to claim 5, wherein the duplicate content recording means has the identification information already stored when receiving an instruction to record the duplicate content on the recording medium. When it is confirmed that the duplicate content has already been erased from the medium, the duplicate content is recorded with the storage of the identification information and the number of recordable contents as they are.
[0020]
The invention of claim 9 of the present application is a content management program for restricting the number of recording media on which a recording medium having identification information is detachably connected and the content can be copied to the recording medium, and is predetermined for each content. When the number of duplicatable contents is given and an instruction to duplicate to the previous recording medium is received, when there is a remaining number in the number of duplicatable contents, the duplicate content is recorded on the recording medium having the identification information, A duplicate content recording process for storing identification information of a recording medium and subtracting 1 from the number of duplicatable contents when the identification information is not already stored identification information, and the duplicate content of the recording medium having the identification information When the erasure instruction is received, the copied content is erased from the recording medium having the stored identification information. Or when it is confirmed that the copied content has already been erased from the recording medium having the stored identification information, the storage of the identification information of the recording medium is deleted and the number of copyable contents is set to 1. And a duplicate content erasing process to be added.
[0021]
The content management program according to claim 10 of the present application is the content management program according to claim 9, wherein the recording medium has a secret area accessible only by a predetermined procedure provided in the storage area and a normal recording area, In the duplicate content recording process, when the duplicate content is recorded on the recording medium, information necessary for reproducing the duplicate content is recorded in a secret area of the recording medium.
[0022]
The invention of claim 11 of the present application is the content management program of claim 9, wherein when the recording medium is mounted on a content management apparatus, the duplicated content has already been erased from the recording medium having the identification information already stored. When it is confirmed that the content information has been confirmed, it further comprises an automatic content erasure process for deleting the storage of the identification information of the recording medium and adding 1 to the number of copyable contents.
[0023]
The content management program according to claim 12 of the present application is the content management program according to claim 9, wherein the copy content recording process includes the identification information already stored when the recording instruction of the copy content is received on the recording medium. When it is confirmed that the duplicate content has already been erased from the medium, the duplicate content is recorded with the storage of the identification information and the number of recordable contents as they are.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(Embodiment 1)
FIG. 1 shows a configuration example of a content management apparatus 1 using a content management method according to an embodiment of the present invention. Hereinafter, a description will be given with reference to FIG. The content is not limited to music and images, and may be game software. The recording medium will be described using the memory card 2 as a main example, but may be an optical disk 3 or other recording medium.
The distribution control unit 4 receives information distributed from an external line such as the Internet in accordance with a user instruction, and outputs content and license information belonging to the content.
The secure content server unit 5 controls the storage of the distribution content from the distribution control unit 4 and manages the copying and erasure of the content stored in the recording medium according to the license information attached to each content.
The content storage unit 6 stores the distributed content.
The media interface unit 7 outputs the encrypted content using the identification information to the recording medium such as the memory card 2 or the optical disc 3 according to the user's instruction, or erases the content output in the past from the recording medium. It also reads out the unique information of the recording medium.
The user interface unit 8 issues a control instruction in response to an instruction such as selection of distribution contents by the user or writing or erasing of contents on a recording medium.
[0025]
Hereinafter, the operation of each unit will be described according to the flow of distribution data. In accordance with an instruction from the user interface unit 8, the distribution control unit 4 controls reception of content distribution and a license. That is, the content is selected and the selected content is received. Since the content to be distributed is usually encrypted independently, in that case, the content is decrypted by a method determined for each distribution simultaneously with reception. It also manages license information (billing information, usage conditions, and decryption key) of content that is sent along with distribution. The license information usage conditions include information corresponding to the number of copyable contents.
[0026]
The secure content server unit 5 stores the distributed content and license information in the content storage unit 6. In this case, the license information may be converted into a uniquely defined format including all necessary information, instead of the distributed format, in order to facilitate subsequent management. Further, the license information and the content are re-encrypted with, for example, a unique encryption and stored in the content storage unit 6 so that the data is not falsified or illegally extracted. The secure content server unit 5 performs content management for copying or erasing the content stored in the content storage unit 6 on the recording medium in accordance with the license information attached to the content.
[0027]
The media interface unit 7 outputs content to the memory card 2 or the optical disc 3 in accordance with an instruction from the secure content server unit 5 and erases content.
[0028]
Content management performed by the secure content server unit 5 and the media interface unit 7 will be described in a little more detail using the memory card 2 as an example. FIG. 2 is a flowchart describing the processing procedure of the secure content server unit 5.
[0029]
The memory card 2 stores identification information (media ID) unique to an area that cannot be read by the user. The media ID is composed of, for example, 64-bit card-specific data. When the media interface unit 7 outputs the content to the memory card 2, the content is encrypted by a predetermined procedure so that it can be decrypted by a legitimate playback device using a unique media ID. Since the media ID cannot be rewritten from the outside, even if the content is illegally copied to another recording medium, it cannot be decrypted normally because the media ID is different.
[0030]
Now, in the flowchart of FIG. 2, in step S1, an instruction from the user is awaited. When the secure content server unit 5 receives a recording instruction to the memory card 2 from the user interface unit 8, the process proceeds to step S <b> 2 to read the media ID from the memory card 2. At this time, in step S3, it is confirmed whether the card has a media ID. If there is no media ID, the process is terminated. If there is a media ID, it is confirmed whether or not the number of duplicatable contents of the content received in step S4 is a positive value. If the value is not a positive value, the process ends. If the value is a positive value, the copied content is recorded on the memory card 2 via the media interface unit 7 in step S5. At that time, the media ID of the memory card 2 is stored, and it is confirmed whether the media ID is already stored (step S6). If it has already been stored, the process ends. If it has not been stored, the process proceeds to step S7, and 1 is subtracted from the number of copyable contents of the corresponding content. If the media ID matches that already stored, the copyable content number is not subtracted. That is, a plurality of the same content can be recorded on the same medium.
[0031]
In step S1, when the secure content server unit 5 receives an instruction to delete content from the memory card 2 from the user interface unit 8, the media interface unit 7 reads the media ID of the memory card 2 in accordance with a predetermined procedure in step S8. . In step S9, the content management apparatus 1 checks whether the media ID is stored for the content. If the memory card 2 has a media ID that has already been stored, all designated contents in the memory card 2 are searched (step S10). In step S11, it is confirmed whether or not the designated content exists or whether or not the duplicate content has already been erased by another device. If there is a designated content, the designated content copied in the past from the memory card 2 is deleted in step S12. If a plurality of identical contents are recorded at this time, all of them are deleted. If the content does not exist or has been deleted in step S12, 1 is added to the number of duplicatable contents of the content, and at the same time, the storage of the media ID is deleted (step S13). In other words, the designated content can be recorded up to the number of memory cards equal to the upper limit of the number of contents that can be copied. Even when the maximum number of contents that can be copied is recorded, it is possible to newly copy to a memory card of another media ID by confirming that the contents are deleted or deleted from any one of the memory cards.
[0032]
Here, the secure content server unit 5 constitutes copy content recording means for recording the selected content of the content in S1 to S7 of the flowchart shown in FIG. 2, and erasure is instructed in steps S1, S8 to S13. In this case, the function of the duplicate content erasing means for erasing all the designated contents from the memory card is achieved.
[0033]
In this case, when a content erasure instruction is received, if the media ID of the memory card 2 is read and stored, the content in the memory card 2 is examined, and if the content is erased, the content can be copied. One is added to the number of contents. In addition to this, when the user inserts the memory card 2 into the content management device 1, the media ID and the content recorded in the memory card 2 are automatically checked, and if they are erased or somehow troubled. If there is content that cannot be used, content automatic erasure means for performing content automatic erasure processing for erasing the content and adding 1 to the number of duplicatable content may be provided.
[0034]
Further, the number of contents that can be copied may be a flag indicating a state that copying is possible only once or unlimited copying is possible. When unlimited copying is permitted, the process of increasing / decreasing the number of replicable contents is not performed. The internal processing at this time may be implemented so that it can be distinguished by writing a numerical value such as -1 in the number of copyable contents. In addition, when the content that can be copied is distributed, for example, when the content management device 1 has a content reproduction function, the content in the content storage unit 6 is defined to be counted as one copy. There is also. In this case, the secure content server unit 5 manages the content by subtracting in advance the upper limit of the number of duplicatable content that the media interface unit 7 can output to the outside.
[0035]
Although the media interface unit 7 only reads the media ID, it may be configured to write some media identification data in advance and perform identification using both the value and the media ID. As long as the type of recording medium is stored together with the media ID, various media may be mixed.
[0036]
As described above, according to the present embodiment, by using unique identification information of a recording medium, content duplication is limited to the recording medium up to the upper limit of the number of duplicatable contents, and the contents are deleted. By confirming, the content can be newly copied to another recording medium. By performing such media management, even if the card is accidentally erased, such as by initializing the card, the identification information of the recording medium is not changed, so it can be confirmed that the content has been erased and can be copied It can be copied to a recording medium having new unique information up to the upper limit of the number of contents. In addition, since the content is encrypted using identification information unique to the recording medium, the illegal content cannot be used even if it is illegally copied to another recording medium.
[0037]
(Embodiment 2)
A content management apparatus using the content management method in Embodiment 2 of the present invention will be described. The configuration example of the content management apparatus is the same as that shown in FIG. Hereinafter, a description will be given with reference to FIGS. The content is not limited to music and images, but may be game software. The recording medium will be described using the memory card 2 as a main example, but a recording medium such as the optical disk 3 may be used. In the recording medium according to the present embodiment, the storage area includes a secret area accessible only by a predetermined procedure and a normal area accessible by a normal procedure.
[0038]
The inside of the content management apparatus 1 will be described below.
The distribution control unit 4 receives information distributed from an external line such as the Internet in accordance with a user instruction, and outputs content and license information belonging to the content.
The secure content server unit 5 controls the storage of the distribution content from the distribution control unit 4 and manages the copying and erasure of the content stored in the recording medium according to the license information attached to each content.
The content storage unit 6 stores the distributed content.
The media interface unit 7 outputs the encrypted content using the identification information to the recording medium such as the memory card 2 or the optical disc 3 according to the user's instruction, or erases the content output in the past from the recording medium. It also reads out the unique information of the recording medium.
The user interface unit 8 issues a control instruction in response to an instruction such as selection of distribution contents by the user or writing or erasing of contents on a recording medium.
[0039]
FIG. 3 shows a configuration example of a memory card 2 which is an example of a recording medium.
The storage area inside the recording medium is roughly divided into two areas, and comprises a secret area 21 that can be accessed only through a predetermined procedure, and a normal area 22 that can be accessed by a normal procedure. In the secret area 21, an MKB (Media Key Block) and a media ID are written in a read-only area. In addition, an encryption key for encrypting the content can be stored in the readable / writable area of the secret area 21 in association with the content. The normal area 22 can be freely read and written by the user using a normal access method, and can store encrypted content. In this example, an authentication and key exchange processing unit 23 that performs mutual authentication and key exchange is provided inside the recording medium.
[0040]
Hereinafter, the operation of each unit will be described according to the flow of distribution data.
The distribution control unit 4 controls reception of content distribution and a license. In accordance with an instruction from the user interface unit 8, the content is selected and the content is received. The content to be distributed is usually encrypted independently. In this case, the content is decrypted by a method determined for each distribution simultaneously with reception. It also manages license information (billing information, usage conditions, and decryption key) of content that is sent along with distribution. The license information usage conditions include information corresponding to the number of contents that can be copied.
[0041]
The secure content server unit 5 stores the distributed content and license information in the content storage unit 6. In this case, the license information may be converted into a uniquely defined format including all necessary information, instead of the distributed format, in order to facilitate subsequent management. In this example, the same encryption (for example, C2 encryption) as when writing to the memory card 2 is performed. In addition, the encryption key and the license information are re-encrypted with an encryption having the same encryption strength so as not to tamper with or take out the data, and are stored in the content storage unit 6. The content stored in the content storage unit 6 performs content management for copying or erasing the stored content on the media according to the license information attached to each content.
[0042]
The media interface unit 7 performs mutual authentication, key exchange, content output, content deletion, etc. on the memory card 2 in accordance with instructions from the secure content server unit 5. The media interface unit 7 performs mutual authentication with the memory card 2 and can access the secret area 21 when the mutual validity is confirmed.
[0043]
Hereinafter, content management performed by the secure content server unit 5 and the media interface unit 7 will be described in detail with reference to the flowchart of FIG. 4 using the memory card 2 as an example.
[0044]
FIG. 4 shows a flowchart describing the processing procedure of the secure content server unit 5. In FIG. 4, first, in step S21, the user interface unit 8 waits for an instruction to select, record, or delete content. If recording is instructed, the process proceeds to step S22, and the media ID is read from the card for mutual authentication. At this time, first, it is confirmed whether or not the memory card 2 is a legitimate memory card as viewed from the content management apparatus 1, and in order to confirm whether or not the content management apparatus 1 is a legitimate apparatus as seen from the memory card 2. Authenticate. In the mutual authentication, the media interface unit 7 first reads out the MKB and the media ID of the secret area 21 from the memory card 2 by a predetermined procedure, and uses these and the device key Kd owned by the content management apparatus 1 itself to perform predetermined arithmetic processing. To calculate the media unique key Kmu. Next, using the random numbers generated by the authentication and key exchange processing unit 23, it is confirmed that the media unique keys Kmu possessed by each other match, and mutual authentication is performed. When it is confirmed by this mutual authentication, the secret area 21 can be accessed. Further, it becomes possible to decrypt the stored information such as the encryption key in the secret area 21 by using the session key Ks obtained by a predetermined calculation at the time of mutual authentication.
[0045]
When the secure content server unit 5 outputs the content for which the output instruction has been received to the recording medium, the secure content server unit 5 extracts the encryption key of the content to be output from the content storage unit 6 and decrypts it. In step S24, it is checked whether the copyable content of the specified content is a positive value. If the value is positive, the media interface unit 7 performs the above-described mutual authentication with the memory card 2, encrypts the encryption key received from the secure content server unit 5 with the session key Ks, and writes it in the secret area 21. Further, the encrypted content stored in the content storage unit 6 is written in the normal area 22 as it is (step 25). Subsequent steps S26 and S27 are the same as steps S6 and S7 in the first embodiment. That is, it is confirmed whether the media ID is already stored (step S26). If the media ID is not already recorded, 1 is subtracted from the number of copyable contents of the corresponding content (step S27). If the media ID matches that already stored, the copyable content number is not subtracted. That is, a plurality of the same contents can be recorded on the same recording medium.
[0046]
In the present embodiment, since the same encryption method as that used in the playback device is used when recording in the content storage unit 6 for the first time and the encryption key is placed in the memory card 2, the encrypted content can be reproduced. There is no need for encryption. Needless to say, in order to output to a recording medium with a different encryption method, it may be configured to re-encrypt and write.
[0047]
Since the media ID and MKB cannot be rewritten from the outside, even if the content is illegally copied to another recording medium, it cannot be decrypted normally.
[0048]
In step S21, when the secure content server unit 5 receives a content deletion instruction from the memory card 2 from the user interface unit 8, the process proceeds to step S28. Then, the media ID of the memory card 2 is read out by the media interface unit 7 according to a predetermined procedure. In step S29, it is checked whether the media ID is stored for the content. If the memory card 2 already has a stored media ID, the designated content copied in the past from the memory card 2 is searched (step S30). If a plurality of identical contents are recorded, all of them are searched. If there is no designated content, the process proceeds from step S31 to step S32, and if the encryption key of the designated content in the memory card 2 remains, it is deleted. If the designated content exists, the process proceeds from step S31 to step S33, and the designated content and the encryption key in the memory card 2 are erased. Alternatively, it is confirmed that the copied content has already been deleted by another device. In step S34, 1 is added to the number of copyable contents of the content, and at the same time, the storage of the media ID is deleted. Also, the encryption key for decrypting the content is deleted.
[0049]
In other words, the designated content can be recorded up to the number of memory cards equal to the upper limit of the number of contents that can be copied. Further, even when recording is performed up to the upper limit of the number of contents that can be copied, it is possible to newly copy to another memory card by confirming that the contents have been deleted or deleted from any one of the memory cards.
[0050]
Here, the content server unit 5 constitutes a duplicate content recording means for recording the selected content of the content in S21 to S27 of the flowchart shown in FIG. 2, and erasure is instructed in steps S21 and S28 to S34. In this case, the function of duplicate content erasure means for erasing all the specified contents from the memory card is achieved.
[0051]
In this case, when a content erasure instruction is received, if the media ID of the memory card 2 is read and stored, the content in the memory card 2 is examined, and if the content is erased, the content can be copied. One is added to the number of contents. In addition to this, when the user inserts the memory card 2 into the content management device 1, the media ID and the content recorded in the memory card 2 are automatically checked, and if they are erased or somehow troubled. If there is content that cannot be used, content automatic erasure means for performing content automatic erasure processing for erasing the content and adding 1 to the number of duplicatable content may be provided.
[0052]
Further, communication between the media interface unit 7 and the media such as the memory card 2 is not necessarily performed by wire, and may be performed wirelessly. In that case, even if the user does not attach the media to the content management device 1, the media ID and the content recorded in the media are checked periodically as long as they are within the communicable range. For example, it may be deleted and 1 may be added to the number of copyable contents.
[0053]
Further, the number of contents that can be copied may be a flag indicating a state that copying is possible only once or unlimited copying is possible. When unlimited copying is possible, the process of increasing / decreasing the number of replicable contents is not performed. The internal processing at this time may be implemented so that it can be distinguished by writing a numerical value such as -1 in the number of copyable contents.
[0054]
In addition, when the content that can be copied is distributed, for example, when the content management device 1 has a content reproduction function, the content in the content storage unit 6 is defined to be counted as one copy. There is also. In this case, the secure content server unit 5 manages the content by subtracting 1 in advance the upper limit of the number of copyable content that the media interface unit 6 can output to the outside.
[0055]
The type of the recording medium may be stored together with the media ID to mix the media.
[0056]
As described above, according to the present embodiment, content duplication is restricted to recording media up to the upper limit of the number of duplicatable contents using the unique identification information of the recording medium, and content has been deleted. By confirming, the content can be newly copied to another recording medium. By performing such media management, even if the card is accidentally erased, such as by initializing the card, the identification information of the recording medium is not changed. It is possible to copy to a recording medium having new unique information up to the upper limit number. In addition, since the content is encrypted using the identification information unique to the recording medium and the content-specific encryption key, the unauthorized content cannot be used even if copied to another recording medium by unauthorized duplication. A highly reliable system can be realized.
[0057]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the unique identification information of the recording medium is used to restrict the copying of the contents to the recording medium up to the upper limit of the number of contents that can be copied, and to confirm that the contents have been erased. By performing media management that allows new content to be copied to other recording media, even if the card is accidentally erased, such as by initializing the card, the recording media identification information is not changed, so the content is erased. It is possible to confirm that this has been done, and it is possible to copy to a recording medium having new unique information without losing the total number of contents that can be copied. In addition, since the content is encrypted using the identification information unique to the recording medium and the content-specific encryption key, the reliability cannot be used even if copied to another recording medium by unauthorized duplication. High copyright protection can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram for explaining a configuration of a content management apparatus 1 using a content management method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart describing a processing procedure of the secure content server 5 in one embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram for explaining a configuration of a memory card 2 which is an example of a recording medium.
FIG. 4 is a flowchart describing a processing procedure of the secure content server 5 in one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a conceptual diagram of a content management model in a conventional method.
[Explanation of symbols]
1 Content management device
2 Memory card
3 Optical disc
4 Distribution control unit
5 Secure Content Server
6 Content storage
7 Media interface section
8 User interface

Claims (12)

コンテンツ管理装置に識別情報を有する記録媒体が着脱自在に装着され、前記記憶媒体にコンテンツを複製できる記録媒体数を規制するためのコンテンツ管理方法であって、
前記コンテンツ毎にあらかじめ定められた複製可能コンテンツ数を付与し、
前記識別情報を有する記録媒体への複製記録指示を受けると、前記複製可能コンテンツ数に残数があるとき、前記識別情報を有する記録媒体へ複製コンテンツを記録し、
前記記録コンテンツを記録する際に前記記録媒体の識別情報を記憶するとともに既に記憶されている識別情報ではない場合に前記複製可能コンテンツ数から1減算し、
前記記録媒体の前記複製コンテンツの消去指示を受けると、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツを消去するかあるいは既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認し、
前記確認がなされた場合に前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに、前記複製可能コンテンツ数を1加算することを特徴とするコンテンツ管理方法。
A content management method for restricting the number of recording media in which a recording medium having identification information is detachably attached to a content management apparatus and content can be copied to the storage medium,
Give a predetermined number of duplicatable contents for each content,
When receiving a copy recording instruction to the recording medium having the identification information, when there is a remaining number in the copyable content number, the copy content is recorded on the recording medium having the identification information,
When recording the recorded content, the identification information of the recording medium is stored and when the identification information is not already stored, 1 is subtracted from the number of duplicatable contents,
When receiving an instruction to erase the duplicate content of the recording medium, the duplicate content is erased from the recording medium having the identification information already stored or from the recording medium having the identification information already stored. Make sure it ’s already erased,
A content management method comprising: deleting the storage of the identification information of the recording medium when the confirmation is made, and adding 1 to the number of duplicatable contents.
前記記録媒体は、記憶領域に設けられた所定の手続きにてのみアクセス可能な秘匿領域と通常の記録領域とを有し、
前記記録媒体に前記複製コンテンツを記録する際、前記記録媒体の秘匿領域に前記複製コンテンツを再生するために必要な情報を記録することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ管理方法。
The recording medium has a secret area accessible only by a predetermined procedure provided in the storage area and a normal recording area,
2. The content management method according to claim 1, wherein when recording the duplicate content on the recording medium, information necessary for reproducing the duplicate content is recorded in a secret area of the recording medium.
前記記録媒体を前記コンテンツ管理装置に装着した際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されているかどうかを確認し、
これが既に消去されていることを確認した場合に前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに、前記複製可能コンテンツ数を1加算することを自動的に行うことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ管理方法。
When the recording medium is attached to the content management apparatus, confirm whether the duplicate content has already been erased from the recording medium having the identification information already stored;
2. The method according to claim 1, wherein when it is confirmed that the recording medium has already been erased, the storage of the identification information of the recording medium is erased and the number of copyable contents is automatically incremented by one. Content management method.
前記記録媒体に前記複製コンテンツを記録する際に、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記識別情報の記憶と前記記録可能コンテンツ数をそのままにして複製コンテンツを記録することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ管理方法。When recording the duplicate content on the recording medium, if it is confirmed that the duplicate content has already been erased from the recording medium having the identification information already stored, the identification information can be stored and recorded 2. The content management method according to claim 1, wherein the duplicate content is recorded with the number of contents as it is. 識別情報を有する記録媒体が装着自在に接続され、記録媒体にコンテンツを複製できる記録媒体数を規制するためのコンテンツ管理装置であって、
前記コンテンツ毎にあらかじめ定められた複製可能コンテンツ数が付与されており、前記記録媒体への複製の指示を受けると、前記複製可能コンテンツ数に残数があるとき、前記識別情報を有する記録媒体へ複製コンテンツを記録し、記録媒体の識別情報を記憶するとともにその識別情報が既に記憶されている識別情報ではない場合に前記複製可能コンテンツ数から1減算する複製コンテンツ記録手段と、
前記識別情報を有する記録媒体の前記複製コンテンツの消去指示を受けると、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツを消去するか、あるいは既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに前記複製可能コンテンツ数を1加算する複製コンテンツ消去手段と、を有することを特徴とするコンテンツ管理装置。
A content management device for restricting the number of recording media to which a recording medium having identification information is detachably connected and content can be copied to the recording medium,
A predetermined number of duplicatable contents is assigned to each content, and when a copy instruction to the recording medium is received, when there is a remaining number of the duplicatable contents, the recording medium having the identification information is transferred. Duplicate content recording means for recording duplicate content, storing identification information of the recording medium, and subtracting 1 from the number of duplicatable contents when the identification information is not already stored identification information;
Upon receiving an instruction to erase the duplicate content of the recording medium having the identification information, the duplicate content is erased from the recording medium having the identification information already stored, or the recording medium having the identification information already stored When it is confirmed that the duplicate content has already been erased from, the copy content erase means for deleting the storage of the identification information of the recording medium and adding 1 to the number of duplicatable content Content management device.
前記記録媒体は、記憶領域に設けられた所定の手続きにてのみアクセス可能な秘匿領域と通常の記録領域とを有し、
前記複製コンテンツ記録手段は、
前記記録媒体に前記複製コンテンツを記録する際、前記記録媒体の秘匿領域に前記複製コンテンツを再生するために必要な情報を記録することを特徴とする請求項5記載のコンテンツ管理装置。
The recording medium has a secret area accessible only by a predetermined procedure provided in the storage area and a normal recording area,
The duplicate content recording means includes:
6. The content management apparatus according to claim 5, wherein when the duplicate content is recorded on the recording medium, information necessary for reproducing the duplicate content is recorded in a secret area of the recording medium.
前記記録媒体をコンテンツ管理装置に装着した際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに、前記複製可能コンテンツ数を1加算するコンテンツ自動消去手段を更に有することを特徴とする請求項5記載のコンテンツ管理装置。When the recording medium is attached to the content management apparatus, if it is confirmed that the duplicate content has already been erased from the recording medium having the identification information stored, the storage of the identification information of the recording medium is deleted. 6. The content management apparatus according to claim 5, further comprising a content automatic erasing unit that adds 1 to the number of duplicatable contents. 前記複製コンテンツ記録手段は、前記記録媒体に前記複製コンテンツの記録指示を受けた際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記識別情報の記憶と前記記録可能コンテンツ数をそのままにして複製コンテンツを記録することを特徴とする請求項5記載のコンテンツ管理装置。When the duplicate content recording means receives an instruction to record the duplicate content on the recording medium, and confirms that the duplicate content has already been erased from the recording medium having the identification information already stored, 6. The content management apparatus according to claim 5, wherein the duplicate content is recorded with the storage of the identification information and the number of recordable contents as they are. 識別情報を有する記録媒体が装着自在に接続され、記録媒体にコンテンツを複製できる記録媒体数を規制するためのコンテンツ管理プログラムであって、
前記コンテンツ毎にあらかじめ定められた複製可能コンテンツ数が付与されており、前記録媒体への複製の指示を受けると、前記複製可能コンテンツ数に残数があるとき、前記識別情報を有する記録媒体へ複製コンテンツを記録し、記録媒体の識別情報を記憶するとともにその識別情報が既に記憶されている識別情報ではない場合に前記複製可能コンテンツ数から1減算する複製コンテンツ記録処理と、
前記識別情報を有する記録媒体の前記複製コンテンツの消去指示を受けると、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツを消去するか、あるいは既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに前記複製可能コンテンツ数を1加算する複製コンテンツ消去処理と、を有することを特徴とするコンテンツ管理プログラム。
A content management program for restricting the number of recording media to which a recording medium having identification information is detachably connected and content can be copied to the recording medium,
A predetermined number of duplicatable contents is assigned to each content, and when a copy instruction to a previous recording medium is received, when there is a remaining number of duplicatable contents, the recording medium having the identification information is transferred. A duplicate content recording process for recording duplicate content, storing identification information of the recording medium, and subtracting 1 from the number of duplicatable contents when the identification information is not already stored identification information;
Upon receiving an instruction to erase the duplicate content of the recording medium having the identification information, the duplicate content is erased from the recording medium having the identification information already stored, or the recording medium having the identification information already stored A copy content erasure process for deleting the storage of the identification information of the recording medium and adding 1 to the number of copyable contents when it is confirmed that the copy content has already been erased from Content management program.
前記記録媒体は、記憶領域に設けられた所定の手続きにてのみアクセス可能な秘匿領域と通常の記録領域とを有し、
前記複製コンテンツ記録処理は、
前記記録媒体に前記複製コンテンツを記録する際、前記記録媒体の秘匿領域に前記複製コンテンツを再生するために必要な情報を記録することを特徴とする請求項9記載のコンテンツ管理プログラム。
The recording medium has a secret area accessible only by a predetermined procedure provided in the storage area and a normal recording area,
The duplicate content recording process includes:
10. The content management program according to claim 9, wherein when the duplicate content is recorded on the recording medium, information necessary for reproducing the duplicate content is recorded in a secret area of the recording medium.
前記記録媒体をコンテンツ管理装置に装着した際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に前記記録媒体の識別情報の記憶を抹消するとともに前記複製可能コンテンツ数を1加算するコンテンツ自動消去処理を更に有することを特徴とする請求項9記載のコンテンツ管理プログラム。When the recording medium is attached to the content management apparatus, if it is confirmed that the duplicate content has already been erased from the recording medium having the identification information stored, the storage of the identification information of the recording medium is deleted. The content management program according to claim 9, further comprising an automatic content erasure process for adding 1 to the number of duplicatable contents. 前記複製コンテンツ記録処理は、前記記録媒体に前記複製コンテンツの記録指示を受けた際、既に記憶された前記識別情報を有する記録媒体から前記複製コンテンツが既に消去されていることを確認した場合に、前記識別情報の記憶と前記記録可能コンテンツ数をそのままにして複製コンテンツを記録することを特徴とする請求項9記載のコンテンツ管理プログラム。When the copy content recording process receives an instruction to record the copy content on the recording medium, the copy content recording process confirms that the copy content has already been deleted from the recording medium having the stored identification information. The content management program according to claim 9, wherein the copy content is recorded with the storage of the identification information and the number of recordable contents as they are.
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