JP2004276297A - Impact printer - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インパクト方式を用いて用紙に印字を行うインパクトプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平10−337917号公報
インパクト方式を用いて用紙に印字を行うインパクトプリンタとして、インパクトドットプリンタ、デジーホイールプリンタ、あるいはタイプライタ等がある。例えばインパクトドットプリンタでは、複数のワイヤピンを備える印字ヘッドをプラテンに対向させ、両者の間に用紙をセットすることにより、用紙を裏支えしてワイヤピンのインパクト力により印字する。
このように用紙を裏支えするプラテンは、従来、その両端をインパクトプリンタのフレームに直接ネジで固定していた。
【0003】
印字ヘッドにより印字する際には、ワイヤピンが用紙を介してプラテンを叩くので、これによりプラテンが振動する。しかし、従来のインパクトプリンタではプラテンがフレームに直接ネジで固定されていたので、プラテンの振動が金属板で構成されたフレームに伝達され、大きな印字音に増幅されてしまうという問題があった。
【0004】
この対策として、図9の(a)に示すように、プラテン80とフレーム82の間にゴム等の弾性体84を挟んで印字ヘッド76とプラテン80の間隔が設定値Gとなるようにネジ止めすることが考えられる。しかし、ネジ86の締め込み量によっては、(b)のように、弾性体84が撓んでしまい、その撓み量のため印字ヘッド76とプラテン80との間隔が変動するので、間隔G’となり、目標値Gの精度が確保できなくなり、とくに複数枚を重ねて印字する場合、印字ヘッドから一番遠くなるプラテン側の印字品質が悪化するという問題がある。また、プラテン80とフレーム82の間に弾性体84を挟んでいても、ネジ86自体がプラテン80とフレーム82の両者に連結あるいは接触しているので、振動遮断の効果も期待できない。
一方、弾性体84の撓み量を一定とするために、図9の(c)に示すように、スリーブ87を設けて、スリーブ87を貫通させたネジ86で連結すると、プラテン80とフレーム82がスリーブ87によって直接結合されたと同じことになり、大きな印字音を発生させてしまう。
【0005】
そこで、例えば特開平10−337917号公報には、ゴムブロックを用いて振動遮断を図り、かつ印字ヘッドとプラテンの間隔の精度を確保しようとする提案がなされている。
この従来例では、図10の(a)に示すように、プラテン90の両端にそれぞれネジ94によりゴムブロック92が装着され、ゴムブロック92はさらに2組のネジ95およびナット96によりフレーム97に取り付けられている。
【0006】
ゴムブロック92には、(b)に示すように、各ネジを通す1本のスリーブ98、2本のスリーブ99が設けられており、ネジ94がプラテン90にネジ込まれても、ゴムブロック92の厚み方向の撓みはスリーブ98の長さで一定に規制される。同様に、ゴムブロック92の横方向の撓みもスリーブ99の長さによって一定に規制される。そして、プラテン90にネジ込まれたネジ94とゴムブロック92をフレーム97に取り付けるネジ95とを直接接触させないことにより、プラテン90の振動をゴムブロック92で減衰させ、フレーム97への伝達を防止しようとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平10−337917号公報の従来技術では、ゴムブロック92をプラテン90に装着しフレーム97に取りつけるために3本のネジと3本のスリーブが必要となり、部品点数およびコストの増大を招くという問題がある。
また、同じく部品点数が多く、しかもネジ94、95の挿し込み方向が異なるため、組み立てにも手間がかかる。
【0008】
したがって本発明は、上記従来の問題点に鑑み、低コストで確実にプラテンからフレームへの振動伝達を防止し、印字ヘッドとプラテンの間隔を高精度に確保できるインパクトプリンタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため本発明は、インパクトプリンタのプラテンがその両端に接合された弾性ブロックを介してフレームに支持され、弾性ブロックは、弾性材のブロック本体と、該ブロック本体に結合するとともにフレームと当接する当接面を備える固定用部材とからなり、その固定用部材とフレームとを連結部材で結合することにより、弾性ブロックがフレームに固定されているものとした。そして、固定用部材はブロック本体とプラテンとの接合面からは離間させたものである。
【0010】
【発明の効果】
プラテンに弾性ブロックを接合し、ブロック本体に結合された固定用部材がフレームと当接する当接面を備えているので、固定用部材とフレームとを連結部材で結合するだけで、弾性ブロックを介してプラテンをフレームに支持できる。また、固定用部材はブロック本体とプラテンとの接合面からは離間して、直接プラテンとは接続していないから、プラテンの振動は弾性ブロックで減衰され、印字音の発生が有効に防止される。
そして、固定用部材のフレームへの取り付け態様によってブロック本体が撓むこともないので、弾性ブロックの高さ寸法が変化せず、印字ヘッドとプラテン間の間隙を高精度のものとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は第1の実施例にかかるインパクトプリンタの内部構造を一部上下に分離して示す概略斜視図である。
ベースユニット10は下部フレーム20に固定されたテーブル12を備え、テーブル12には、プラテン50が臨むスリット状の開口14と、用紙送りローラ32が臨む矩形の開口16とが設けられている。図中、左手前が用紙挿入口となり、スリット状の開口14は用紙送り方向に対して直角方向に延びている。
【0012】
ベースユニット10の上側に設置されるプリンタ機構ユニット70は、上部フレーム72の下端部にベースユニット10のテーブル12に対して所定の間隙をもって対向させるガイドプレート74を備え、ガイドプレート74の上側に印字ヘッド76を備えている。印字ヘッド76は、用紙送り方向に対して直角方向に上部フレーム72に張り渡されたガイドロッド78にそってストローク可能となっている。
すなわち、プラテン50は印字ヘッド76のストローク方向に印字ヘッド76に対向して延びており、印字ヘッド76のインパクト力により印字ヘッド76とプラテン50間の用紙に印字する。
【0013】
図2は、ベースユニット10のテーブル12を取り外して下部フレーム20の内側を示す図である。
下部フレーム20の底壁22にモータ台ユニット30が取り付けられている。モータ台ユニット30は、サブフレーム40に用紙送りローラ32とモータ38を支持し、さらにプラテン50を支持している。
すなわち、サブフレーム40は下部フレーム20の底壁22に重ねて取り付けられるベース壁42と、ベース壁42の両端から立ち上がる側壁44とを有し、用紙送りローラ32を固定したローラ軸34の両端を側壁44、44に貫通させて、当該ローラ軸34を支持している。
【0014】
ローラ軸34の一端にはプーリ35が固定され、モータ38とプーリ35の間がベルト36で連結されており、これにより用紙送りローラ32がモータ38で回転駆動される。
サブフレーム40の側壁44は、ローラ軸34の貫通部の後方において、後述するように、内側へ直角に折り曲げられ、ベース壁42と平行のフランジ部46となっている。このフランジ部46にプラテン50の両端が支持される。
【0015】
図3は、ベースユニット10とプリンタ機構ユニット70とを組み立てた状態における印字ヘッド76とモータ台ユニット30との相対配置を示している。
印字ヘッド76は、ガイドロッド78にそってストロークするとき、その図示しないワイヤピンがプラテン50の上面上を所定の間隙でスライドするようになっている。ここでの所定の間隙は、用紙の厚さに対して微少な余裕をもたせてレベルに設定されている。
サブフレーム40のフランジ部46に支持されるプラテン50の両端には弾性ブロック55が焼き付けられており、プラテン50はこの弾性ブロック55を介してフランジ部46に取り付けられる。
【0016】
図4は、プラテン50の支持構造の詳細を示す断面図である。
プラテン50の両端にはそれぞれ、印字ヘッド76に対向する上面50aと反対側の裏面50bに、ゴムなどの弾性材からなるブロック本体57が焼付けにより固定されている。
弾性ブロック55の下面は、サブフレーム40のフランジ部46に対応している。
弾性ブロック55の下面側にはブロック本体57に固定用部材としてのインサート60が埋め込まれている。
【0017】
図5に拡大して示すように、インサート60の下端面62は周囲のブロック本体57の下面と面一とされ、インサート60には上下方向に雌ネジ64が形成されて、該雌ネジは下端面62に開口している。下端面62はフランジ部46との当接面となる。
図4に戻って、インサート60の長さは弾性ブロック55の高さ寸法Hより短く、好ましくはインサート60の長さをHの2/3までとして、インサート60の上端は弾性ブロック55の上面(プラテン50の裏面50b)より低い位置に止まる。
【0018】
インサート60の雌ネジ64に対応して、サブフレーム40のフランジ部46にはネジ穴47が設けられ、フランジ部46の下方からネジ穴47を通して固定ネジ58をインサート60の雌ネジ64にねじ込むことにより、弾性ブロック55がフランジ部46に固定され、したがってプラテン50がサブフレーム40に固定される。
弾性ブロック55の高さ寸法Hは、印字ヘッド76とプラテン50間の間隙がが設定値Gとなるよう設定されている。
【0019】
固定ネジ58は、下端面62が弾性ブロック55の下面と面一であるインサート60を、フランジ部46に締め付けるだけであるから、固定ネジ58の締め具合によって弾性ブロック55の高さ寸法Hが変化することはない。
また、サブフレーム40とプラテン50の間は弾性ブロック55のみで接続しているから、プラテン50の振動は弾性ブロック55で減衰され、サブフレーム40へ伝達されない。
【0020】
本実施の形態は以上のように構成され、プラテン50はその両端に接合された弾性ブロック55を介してサブフレーム40に支持され、弾性ブロック55は、弾性材のブロック本体57にサブフレーム40のフランジ部46と当接する当接面を備えるインサート60を埋め込んでなり、インサート60はブロック本体57とプラテン50との接合面からは離間しているものとした。これにより、インサート60とフランジ部46とを固定ネジ58で結合することにより、弾性ブロック55がサブフレーム40、したがってまた下部フレーム20に固定されるとともに、インサート60はプラテン50と直接接続していないから、プラテン50の振動は弾性ブロック55で減衰されサブフレーム40および下部フレーム20に伝達されず、大きな印字音を発生させない。
【0021】
また、弾性ブロック55をフランジ部46に結合するに際して、ブロック本体57を圧縮することがないので、弾性ブロック55の高さ寸法が変化することはなく、したがって、印字ヘッド76とプラテン50間の間隙を高精度のものとすることができる。
そして、プラテン50をサブフレーム40に取り付ける際の部品は1本のネジだけであるから、構成簡単で、低コストである。
【0022】
また、弾性ブロック55はプラテン50の裏面に焼付けで接合されて確実に接続されるとともに、インサート60は接合面と反対側の面に当接面を備えて、これをフランジ部46の上に載せる配置となっているので、実質上プラテン50の自重によって変位することなく、あるいは印字中の印字ヘッド76によるインパクト力によっても変位することはないので、振動伝達を防止しながら高い剛性を有する。
【0023】
図6は変形例を示す。(a)は図4の片側部分に相当する断面図、(b)はサブフレームの外側から見た斜視図である。
プラテン50の裏面に接合される弾性ブロックとして、インサート60をその当接面が側方を向くように側面に埋め込んだ弾性ブロック55’を用い、サブフレームの側壁44’に切り起こし等により弾性ブロック55’の受け面48を設ける。
側壁44’にはネジ穴47が設けられる。インサート60の当接面を側壁44’に当接させるとともに、弾性ブロック55’の下面を受け面48に当接させて、側壁44’の側方からネジ穴47を通して固定ネジ58をインサート60の雌ネジ64にねじ込むことにより、弾性ブロック55’が側壁44’に固定される。
この変形例によっても同様の効果を奏する。
【0024】
図7は第2の実施例を示す図4相当の断面図である。これは第1の実施例に対して固定用部材を異ならせたものである。
弾性ブロック55Aがそのブロック本体57Aを第1の実施例と同様にプラテン50の両端裏面に焼付けにより接合させてある。
弾性ブロック55Aはその下面に固定用部材としてのブラケット65を備える。ブラケット65は板部66と板部66の中央に溶接されて外方(図では下方)に延びる雄ネジ67とからなり、板部66とブロック本体57Aとは焼付けにより接合されている。
【0025】
サブフレーム40の側壁44から水平方向に延びるフランジ部46にはネジ穴47が設けられている。ブラケット65の雄ネジ67をフランジ部46の上方からネジ穴47に通し、板部66の下面をフランジ部46に当接させてナット68で固定することにより、プラテン50がサブフレームに固定される。
ここでは、板部66の下面が当接面となっている。
その他の構成は第1の実施例と同じである。
【0026】
弾性ブロック55Aのサブフレーム40への取り付けは、ブラケット65とフランジ部46とをその雄ネジ67とナット68で結合するだけであり、ブラケット65はプラテン50と直接接続していないから、プラテン50の振動は弾性ブロック55Aで減衰されてサブフレーム40および下部フレーム(20)に伝達されず、また、ナット68の締め具合によって弾性ブロック55Aの高さ寸法が変化することもない。
したがってこの第2の実施例によっても、第1の実施例と同じ効果が得られる。
【0027】
図8は第2の実施例の変形例を示す断面図である。
第1の実施例の変形例と同じく、サブフレームの側壁44’に切り起こし等により受け面48を設け、またネジ穴47が設けられる。
プラテン50の裏面に接合される弾性ブロックとして、側面に固定用部材としてのブラケット65’を備える弾性ブロック55A’を用いる。ブラケット65’は板部66’と板部66’の中央に溶接されて外方(図では側方)に延びる雄ネジ67とからなり、板部66’とブロック本体57A’とは焼付けにより接合されている。
【0028】
ブラケット65’の雄ネジ67を側壁44’の側方からネジ穴47に通し、板部66’を側壁44’に当接させるとともに、弾性ブロック55A’の下面を受け面48に当接させて、ナット68で固定することにより、プラテン50がサブフレームに固定される。
なお、ブラケット65’の板部66’は弾性ブロック55A’の高さ寸法Hよりも小さくして、板部66’の端縁がプラテン50と接触しないように設定される。
この変形例によっても同様の効果を奏する。
【0029】
なお、上記各実施例ではプラテン50を弾性ブロックを介して支持するフレームは、モータ台ユニット30におけるサブフレーム40のフランジ部46あるいは側壁44’としたが、これに限定されず、ベースユニットを構成する下部フレームにフランジ部等を形成して使用することもでき、要はベースユニットにおける固定側部材であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例にかかるインパクトプリンタの内部構造を示す概略斜視図である。
【図2】ベースユニットの下部フレームの内側を示す図である。
【図3】印字ヘッドとモータ台ユニットとの相対配置を示す図である。
【図4】プラテンの支持構造の詳細を示す断面図である。
【図5】弾性ブロックを示す拡大断面図である。
【図6】変形例を示す断面図である。
【図7】第2の実施例におけるプラテンの支持構造の詳細を示す断面図である。
【図8】第2の実施例の変形例を示す断面図である。
【図9】従来例を示す図である。
【図10】他の従来例を示す図である。
【符号の説明】
10 ベースユニット
12 テーブル
14、16 開口
20 下部フレーム
22 底壁
30 モータ台ユニット
32 用紙送りローラ
34 ローラ軸
35 プーリ
36 ベルト
38 モータ
40 サブフレーム(フレーム)
42 ベース壁
44、44’ 側壁
46 フランジ部
47 ネジ穴
48 受け面
50 プラテン
50a 上面
50b 裏面
55、55’、55A、55A’ 弾性ブロック
57、57A ブロック本体
58 固定ネジ(連結部材)
60 インサート(固定用部材)
62 下端面(当接面)
64 雌ネジ
65、65’ ブラケット(固定用部材)
66、66’ 板部
67 雄ネジ
68 ナット(連結部材)
70 プリンタ機構ユニット
72 上部フレーム
74 ガイドプレート
76 印字ヘッド
78 ガイドロッド[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an impact printer that prints on paper using an impact method.
[0002]
[Prior art]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. Hei 10-337917 As an impact printer that prints on paper using the impact method, there is an impact dot printer, a daisy wheel printer, a typewriter, or the like. For example, in an impact dot printer, a print head having a plurality of wire pins is opposed to a platen, and a sheet is set between the two to back up the sheet and perform printing by the impact force of the wire pins.
Conventionally, both ends of the platen that supports the paper are fixed directly to the frame of the impact printer with screws.
[0003]
When printing is performed by the print head, the platen vibrates because the wire pins hit the platen via the paper. However, in the conventional impact printer, since the platen was directly fixed to the frame with screws, there was a problem that vibrations of the platen were transmitted to the frame made of a metal plate and amplified to a loud printing sound.
[0004]
As a countermeasure, as shown in FIG. 9A, an
On the other hand, when the
[0005]
Therefore, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-337917 proposes to use a rubber block to block vibration and to ensure the accuracy of the interval between the print head and the platen.
In this conventional example, as shown in FIG. 10A, a
[0006]
As shown in (b), the
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the prior art disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-337917, three screws and three sleeves are required to mount the
In addition, since the number of parts is also large and the insertion directions of the
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide an impact printer capable of reliably preventing vibration transmission from a platen to a frame at a low cost and ensuring a high precision interval between a print head and a platen in view of the above conventional problems. I do.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, according to the present invention, the platen of the impact printer is supported by the frame via the elastic blocks joined to both ends thereof, and the elastic block is connected to the block main body made of the elastic material and to be in contact with the frame while being in contact with the frame. The elastic block is fixed to the frame by comprising a fixing member having a contact surface and connecting the fixing member and the frame with a connecting member. The fixing member is separated from the joint surface between the block body and the platen.
[0010]
【The invention's effect】
The elastic block is joined to the platen, and the fixing member connected to the block body has an abutting surface that comes into contact with the frame, so only by connecting the fixing member and the frame with the connecting member, the To support the platen on the frame. Further, since the fixing member is separated from the joint surface between the block body and the platen and is not directly connected to the platen, the vibration of the platen is attenuated by the elastic block, and the generation of the printing noise is effectively prevented. .
Since the block body does not bend due to the manner in which the fixing member is attached to the frame, the height dimension of the elastic block does not change, and the gap between the print head and the platen can be made highly accurate. .
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to examples.
FIG. 1 is a schematic perspective view showing the internal structure of the impact printer according to the first embodiment, which is partly vertically separated.
The
[0012]
The
That is, the
[0013]
FIG. 2 is a diagram illustrating the inside of the
The
That is, the
[0014]
A
The
[0015]
FIG. 3 shows a relative arrangement of the
When the
Elastic blocks 55 are baked on both ends of a
[0016]
FIG. 4 is a cross-sectional view showing details of the support structure of the
At both ends of the
The lower surface of the
An
[0017]
As shown in an enlarged manner in FIG. 5, the
Returning to FIG. 4, the length of the
[0018]
A
The height dimension H of the
[0019]
Since the fixing
Further, since the
[0020]
The present embodiment is configured as described above, and the
[0021]
Further, when the
In addition, since the component for attaching the
[0022]
In addition, the
[0023]
FIG. 6 shows a modification. FIG. 5A is a cross-sectional view corresponding to one side of FIG. 4, and FIG. 5B is a perspective view as viewed from the outside of the sub-frame.
As an elastic block to be joined to the back surface of the
A
Similar effects can be obtained by this modification.
[0024]
FIG. 7 is a sectional view showing the second embodiment and corresponding to FIG. This is different from the first embodiment in the fixing member.
An
The
[0025]
A
Here, the lower surface of the
Other configurations are the same as those of the first embodiment.
[0026]
The attachment of the
Therefore, according to the second embodiment, the same effect as that of the first embodiment can be obtained.
[0027]
FIG. 8 is a sectional view showing a modification of the second embodiment.
As in the modification of the first embodiment, a receiving
As the elastic block joined to the back surface of the
[0028]
The
The plate portion 66 'of the bracket 65' is set to be smaller than the height H of the
Similar effects can be obtained by this modification.
[0029]
In each of the above embodiments, the frame supporting the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic perspective view showing an internal structure of an impact printer according to a first embodiment.
FIG. 2 is a diagram showing the inside of the lower frame of the base unit.
FIG. 3 is a diagram illustrating a relative arrangement of a print head and a motor base unit.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing details of a platen support structure.
FIG. 5 is an enlarged sectional view showing an elastic block.
FIG. 6 is a sectional view showing a modification.
FIG. 7 is a sectional view showing details of a platen support structure in a second embodiment.
FIG. 8 is a sectional view showing a modification of the second embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing a conventional example.
FIG. 10 is a diagram showing another conventional example.
[Explanation of symbols]
42
60 Insert (Fixing member)
62 Lower end surface (contact surface)
64
66, 66 '
70
Claims (4)
前記プラテンはその両端に接合された弾性ブロックを介してフレームに支持され、
前記弾性ブロックは、弾性材のブロック本体と、該ブロック本体に結合するとともに前記フレームと当接する当接面を備える固定用部材とからなり、該固定用部材は前記ブロック本体と前記プラテンとの接合面からは離間しており、
前記固定用部材と前記フレームとを連結部材で結合することにより、前記弾性ブロックが前記フレームに固定されていることを特徴とするインパクトプリンタ。In an impact printer that includes a print head and a platen that extends in the stroke direction of the print head so as to face the print head, and that prints on paper between the print head and the platen by the impact force of the print head,
The platen is supported by a frame via elastic blocks joined to both ends thereof,
The elastic block includes a block main body made of an elastic material, and a fixing member coupled to the block main body and having a contact surface that is in contact with the frame. The fixing member is configured to join the block main body and the platen. Away from the surface,
An impact printer, wherein the elastic block is fixed to the frame by connecting the fixing member and the frame with a connecting member.
前記固定用部材は、前記接合面と反対側の面に前記当接面を備えて、該当接面を前記フレームに載置していることを特徴とする請求項1記載のインパクトプリンタ。The elastic block is bonded to the back surface of the platen opposite to the surface facing the print head by baking,
The impact printer according to claim 1, wherein the fixing member includes the contact surface on a surface opposite to the joint surface, and the contact surface is mounted on the frame.
該インサートには前記当接面に開口する雌ネジが形成され、
前記フレームには、前記雌ネジに対応するネジ穴が形成され、
前記連結部材が、前記ネジ穴からインサートの前記雌ネジにねじ込まれて前記インサートとフレームを結合する固定ネジであることを特徴とする請求項1または2記載のインパクトプリンタ。The fixing member is an insert cast into the block body,
The insert is formed with a female screw opening to the contact surface,
A screw hole corresponding to the female screw is formed in the frame,
The impact printer according to claim 1, wherein the connection member is a fixing screw that is screwed into the female screw of the insert from the screw hole to connect the insert to a frame.
前記フレームには、前記雌ネジに対応するネジ穴が形成され、
前記連結部材が、前記ネジ穴に挿し込まれた前記雄ネジにねじ込まれて前記板部とフレームを結合するナットであることを特徴とする請求項1または2記載のインパクトプリンタ。The fixing member includes a plate portion joined to the block body, and a male screw extending outward from the plate portion,
A screw hole corresponding to the female screw is formed in the frame,
The impact printer according to claim 1, wherein the connecting member is a nut that is screwed into the male screw inserted into the screw hole and couples the plate portion to a frame.
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---|---|---|---|
JP2003067740A JP2004276297A (en) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | Impact printer |
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JP2003067740A JP2004276297A (en) | 2003-03-13 | 2003-03-13 | Impact printer |
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JP (1) | JP2004276297A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006240107A (en) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Brother Ind Ltd | Inkjet recording device |
US7438488B2 (en) * | 2004-12-22 | 2008-10-21 | Oce-Technologies B.V. | Printer with reciprocating carriage and a two-stage frame structure |
-
2003
- 2003-03-13 JP JP2003067740A patent/JP2004276297A/en active Pending
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