JP2002296071A - 携帯通信装置、経路案内情報配信方法、経路案内情報配信システム及びプログラム - Google Patents
携帯通信装置、経路案内情報配信方法、経路案内情報配信システム及びプログラムInfo
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Abstract
入力するだけで、その出発地の再設定情報から時刻を考
慮した当初の目的地までの経路に関する新たな経路案内
情報を取得する。 【解決手段】携帯電話機12はボタン12aを操作して
新たな出発地と出発時刻を管理サーバ26に送信され
る。管理サーバ11は、新たな出発地と出発時刻に基づ
いて新たな出発地から先に設定した目的地までの経路に
関する新たな経路案内情報のページデータを作成し送信
する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したペ
ージデータに基づいて新規経路案内情報が表示される。
Description
案内情報配信方法、経路案内情報配信システム及びプロ
グラムに関する。
PDA等の携帯通信装置の普及が進み、それに伴ってこ
れら携帯通信装置を使った各種サービスも増大の一途を
たどっている。そして、携帯通信装置を使ったサービス
の1つとして経路案内サービスがある。この種の経路案
内サービスは、一般的にユーザが携帯通信装置を使って
出発地と目的地を指定することによって、同携帯通信装
置の表示画面上に出発地から目的地までの経路を表示し
てもらうサービスである。詳述すると、ユーザが携帯通
信装置を使って経路案内センターに対して出発地と目的
地を指定したデータを送信する。経路案内センターは、
その指定された出発地と目的地のデータに基づいて出発
地から目的地までの最適な経路を探索しその最適な経路
を経路データとして携帯通信装置に配信する。携帯通信
装置は、経路案内センターからの経路データを受信し該
経路データに基づいて表示画面に出発地から目的地まで
の経路が周囲の地図と共に表示される。
‐115086号公報には、出発地から目的地までの間
の途中区間にバスや電車等の公共交通機関を利用する場
合、その公共交通機関の乗車地点と下車地点を指定する
ことによって、出発地から乗車地点までの最適経路と下
車地点から目的地までの最適経路を探索し画面に表示す
る経路案内が提案されている。
公共交通機関を利用する場合、いちいち公共交通機関の
乗車地点と下車地点を指定しなければならず、多大な時
間と労力を要していた。
において、目的地と出発地を指定するだけで、出発地か
ら目的地までの経路を探索する際、その途中区間に鉄道
を利用できる区間があるとき、乗車駅までの歩行経路、
乗車駅から下車駅までの鉄道経路、下車駅からの歩行経
路を組合わせた複合経路を探索し表示手段に表示するG
PSを備えたPDAが提案されている。又、このPDA
は、目的地に到着する希望到着時間を設定することがで
き、希望到着時間を設定することにより希望到着時間に
目的地に到着することができる複合経路を探索し表示手
段に表示することもできるようになっている。
DAおいては、何らかの原因でそのPDAで取得した経
路案内どおりに行かず一部変更して先に設定した目的地
に行きたい場合、その時の時刻を考慮して変更操作する
ことができなかった。従って、上記PDAおいては、は
じめから設定し直さなくてはならず非常に面倒であっ
た。
めになされたものであって、出発地を変更したいとき、
出発地の再設定情報を入力するだけで、その出発地の再
設定情報から時刻を考慮した当初の目的地までの経路に
関する新たな経路案内情報を簡単に取得することができ
る携帯通信装置、経路案内情報配信方法、経路案内情報
配信システム及びプログラムを提供することにある。
は、目的地の情報、出発地の情報を入力する入力手段
と、前記入力した情報を経路案内センターに送信する送
信手段と、前記案内センターから、歩行経路、タクシー
を利用した経路、前記タクシーを除くその他公共交通機
関を利用した経路を組み合わせて探索された、その出発
地から目的地までのの経路に関する経路案内情報を受信
する受信手段と、前記経路案内情報を表示する表示手段
とを備えた携帯通信装置において、前記入力手段は、さ
らに出発地の再設定情報を入力し、前記受信手段は、前
記出発地の再設定情報を入力した時刻に基づいて、前記
経路案内センタにおいて再探索された、前記目的地まで
の経路を受信することをその要旨とする。
の携帯通信装置において、前記表示手段は、前記出発地
の再設定情報をリスト表示し、前記入力手段は、前記リ
ストから前記出発地の再設定情報を入力することをその
要旨とする。
に記載の携帯通信装置において、前記出発地の再設定情
報は、前記経路案内情報に含まれる情報であることをそ
の要旨とする。
の携帯通信装置において、前記経路案内情報に含まれる
情報は、経路中の施設情報であることをその要旨とす
る。請求項5に記載の発明は、携帯通信装置からの目的
地の情報、出発地の情報を受信する第1の受信段階と、
前記携帯通信装置からの目的地情報と出発地情報に基づ
いて出発地から目的地までの経路を探索する際、歩行経
路、タクシーを利用した経路、前記タクシーを除くその
他公共交通機関を利用した経路を組合わせて目的地まで
の経路を探索する第1の経路探索段階と、その探索した
経路に関する経路案内情報を前記携帯通信装置に送信す
る送信段階とからなる経路案内情報配信方法において、
前記携帯通信装置から出発地の再設定情報を受信する第
2の受信段階と、前記第2の受信段階において出発地の
再設定情報を受信した時刻に基づいて、前記目的地まで
の経路を再探索する第2の経路探索段階とを備えたこと
をその要旨とする。
の経路案内情報配信方法において、前記出発地の再設定
情報は、前記経路案内情報に含まれる情報であることを
その要旨とする。
の経路案内情報配信方法において、前記経路案内情報に
含まれる情報は、経路中の施設情報であることをその要
旨とする。
経路案内センターとからなる経路案内情報配信システム
において、携帯通信装置は、目的地の情報、出発地の情
報を入力するとともに、さらに出発地の再設定情報を入
力する入力手段と、前記入力した情報を経路案内センタ
ーに送信する送信手段と、前記案内センターから、歩行
経路、タクシーを利用した経路、前記タクシーを除くそ
の他公共交通機関を利用した経路を組み合わせて探索さ
れた、その出発地から目的地までのの経路に関する経路
案内情報を受信するとともに、前記出発地の再設定情報
を入力した時刻に基づいて前記経路案内センタにおいて
再探索された前記目的地までの経路に関する経路案内情
報を受信する受信手段と、前記経路案内情報を表示する
表示手段とを備え、前記経路案内センターは、前記携帯
通信装置から前記目的地の情報、出発地の情報を受信す
る第1の受信手段と、前記携帯通信装置から前記目的地
情報と出発地情報に基づいて出発地から目的地までの経
路を探索する際、歩行経路、タクシーを利用した経路、
前記タクシーを除くその他公共交通機関を利用した経路
を組合わせて目的地までの経路を探索する第1の経路探
索手段と、その探索した経路に関する経路案内情報を前
記携帯通信装置に送信する送信手段と、前記携帯通信装
置から前記出発地の再設定情報を受信する第2の受信手
段と、前記第2の受信手段において前記出発地の再設定
情報を受信した時刻に基づいて、前記目的地までの経路
を再探索する第2の経路探索手段とを備えたことをその
要旨とする。
出発地の情報を入力する入力機能と、前記入力した情報
を経路案内センターに送信する送信機能と、前記案内セ
ンターから、歩行経路、タクシーを利用した経路、前記
タクシーを除くその他公共交通機関を利用した経路を組
み合わせて探索された、その出発地から目的地までのの
経路に関する経路案内情報を受信する経路探索機能と、
前記経路案内情報を表示する表示機能とを実現するプロ
グラムであって、前記入力機能は、さらに出発地の再設
定情報を入力する機能と、前記受信機能は、前記出発地
の再設定情報を入力した時刻に基づいて、前記経路案内
センタにおいて再探索された前記目的地までの経路を受
信する機能とを備えたことをその要旨とする。
からの目的地の情報、出発地の情報を受信する第1の受
信機能と、前記携帯通信装置からの目的地情報と出発地
情報に基づいて出発地から目的地までの経路を探索する
際、歩行経路、タクシーを利用した経路、前記タクシー
を除くその他公共交通機関を利用した経路を組合わせて
目的地までの経路を探索する第1の経路探索機能と、そ
の探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信装
置に送信する送信機能とを実現するプログラムにおい
て、前記携帯通信装置から出発地の再設定情報を受信す
る第2の受信機能と、前記第2の受信機能において出発
地の再設定情報を受信した時刻に基づいて、前記目的地
までの経路を再探索する第2の経路探索機能とをさらに
備えたことをその要旨とする。
形態を図1〜図7に従って説明する。図1は、携帯電話
機等の携帯通信装置を使った携帯ナビゲーションシステ
ムのシステム構成図である。
えた経路案内センターとしての経路案内サービス管理セ
ンター11は、ユーザが所持する携帯通信装置としての
携帯電話機12との間で、携帯電話網13を介して種々
のデータの授受を行う。経路案内サービス管理センター
11は、ユーザが取得したい経路案内情報及びタクシー
経路詳細情報等を携帯電話機12に配信する。又、携帯
電話機12は、管理センター11に対してその経路案内
情報等を要求するための各種情報を送信するようになっ
ている。
手段を構成する各種ボタン12a及び表示手段を構成す
る表示部12bを備えている。携帯電話機12は、経路
案内サービス管理センター11のコンテンツを閲覧する
ことができる制御プログラムを備えている。つまり、携
帯電話機12は、所望のURL(Uniform Resource Loc
ator)を入力することで経路案内サービス管理センター
11にアクセスし、コンテンツ(経路案内情報)を取得
することができる。詳述すると、携帯電話機12は、管
理センター11にアクセスした状態で目的地情報として
の目的地と出発地情報としての出発地をボタン12aに
て設定し送信することにより、管理センター11から出
発地から目的地までの経路が経路案内情報として配信さ
れ表示部12bにその内容が表示される。出発地から目
的地までの経路は、歩行経路、タクシーを利用した経路
(タクシー経路)及びタクシーを除くその他公共交通機
関(本実施形態では鉄道)を利用した経路(鉄道経路)
を組合わせた複合経路が管理センター11にて探索さ
れ、複合経路が経路案内情報として配信されるようにな
っている。
基づいて、前記経路案内情報を取得した状態でボタン1
2aを操作すると、管理センター11からタクシー経路
や鉄道経路の経路詳細情報が送信され、その内容が表示
部12aに表示されるようになっている。
ムに基づいて、前記経路案内情報を取得した状態でボタ
ン12aを操作して新たな出発地を再設定情報として入
力すると、管理センター11から新規出発地の再設定情
報に基づいてその新規出発地から先に設定した目的地ま
での時刻を考慮した経路に関する新規経路案内情報が送
信され、その内容が表示部12aに表示されるようにな
っている。
のシステム構成を示す図である。図2において、経路案
内サービス管理センター11は、ゲートウェイサーバ2
1、マップサーバ22、ユーザ登録サーバ23、公共交
通機関登録サーバ24、タクシー登録サーバ25及び管
理サーバ26を備えている。そして、これら各サーバ2
1〜25は、それぞれイントラネット27を介して接続
されている。
その記憶部22aに地図データ(道路地図、鉄道地図、
住宅地図、建物形状地図等)、交差点データ、住所デー
タ、電話番号データ等を記憶し管理している。
え、その記憶部23aに携帯電話機12を所有するユー
ザの個人情報を記憶し管理する。個人情報は、ユーザの
名前データ、携帯電話番号、住所データ、年齢データ、
性別データ、歩行速度データ、リクエストデータ、職業
データ等から構成されている。リクエストデータは、ユ
ーザの経路の好み、例えば「歩くよりタクシーを利用す
る」、「歩行経路を多くする」、「タクシーを使わな
い」、「特急を必ず利用する」、「鉄道はグリーン車が
あればグリーン車を利用する」、「いく途中に、名所、
旧跡又は景勝地がある場合には、回り道であっても名所
地等を通る又は停車する列車」等の内容である。このデ
ータは、経路探索する際にユーザの好みを反映させた経
路を探索する際に使用される。
ービス管理センター11に対して例えばインターネット
30を介して登録することによって、ユーザ登録サーバ
23の記憶部23aに記憶される。
aを備え、その記憶部24aに各鉄道路線の時刻表情報
を記憶し管理している。時刻表情報は、各路線名毎に、
駅名情報、ダイヤフラム情報、運賃情報、運行状況情報
及び乗り継ぎ情報とから構成されている。
データである。ダイヤフラム情報は、各路線毎に運行す
る各便、即ち、列車の名前(列車名)と、その列車にお
ける始発駅、終着駅名及び各駅の到着時刻と発車時刻か
らなる時刻データである。ダイヤフラム情報には、あわ
せて、各列車の普通、快速、特急等の種別のデータが付
加されている。尚、列車名は、列車番号以外に、例えば
路線がJR東海の新幹線であるならば、「のぞみ60
号」、「ひかり242号」、「こだま424号」をい
い、路線がJR在来線や私鉄である場合には、「特急*
**1号」、「スーパ***3号」等の名前である。
賃のデータである。運行状況情報は、各路線において現
時点で事故、災害等で不通になっている場合にその不通
になっている路線名と不通区間のデータである。
乗り継ぎが行われる駅間であって、その各駅間において
徒歩で乗り継ぐのに要する時間のデータである。タクシ
ー登録サーバ25は記憶部25aを備え、その記憶部2
5aに個人タクシー及びタクシー会社(以下、タクシー
会社等という)毎に登録したタクシー有無情報としての
タクシー情報を記憶し管理している。タクシー情報はタ
クシー会社等毎にその社名、所在地、電話番号、及び客
待ちのためにタクシーを待機させている駅名及び運賃等
のデータから構成されている。
段、新規経路探索手段、送信手段及び新規経路案内情報
送信手段を構成する管理サーバ26は、ゲートウェイサ
ーバ21、マップサーバ22、ユーザ登録サーバ23、
公共交通機関登録サーバ24及びタクシー登録サーバ2
5を統括管理するサーバであって、ゲートウェイサーバ
21、携帯電話網13を介して携帯電話機12に接続さ
れる。管理サーバ26は、ゲートウェイサーバ21、イ
ンターネット30を介して予め契約等した特定の各種情
報提供サイト31のサーバ31aと接続されている。
その記憶部26aには複合経路探索プログラムが記憶さ
れている。管理サーバ26は、この複合経路探索プログ
ラムに従って各種演算処理動作を実行する。複合経路探
索プログラムは、携帯電話機12から送信された目的地
と出発地の情報に基づいて出発地から目的地までの経路
について歩行経路、前記タクシー経路及び前記鉄道経路
を組合わせた複合経路を探索し、携帯電話機12の表示
部12bに経路案内情報を表示させるための一連の処理
動作を管理サーバ26に実行させるためのプログラムで
ある。
詳細情報抽出プログラムが記憶されている。管理サーバ
26は、この詳細情報抽出プログラムに従って各種演算
処理を実行する。詳細情報抽出プログラムは、前記複合
経路探索プログラムで探索された鉄道経路、タクシー経
路についての詳細情報を求めその内容を携帯電話機12
の表示部12bに表示させるための一連のプログラムで
ある。尚、本実施形態では、鉄道及びタクシー経路詳細
情報は所要時間と料金である。
は、経路再探索プログラムが記憶されている。新規経路
探索プログラムは、前記複合経路探索プログラムで探索
された複合経路に関する経路案内情報について出発地を
変更して先に設定した目的地までの経路を時刻を考慮し
て再探索し、携帯電話機12の表示部12bに新規経路
案内情報を表示させるための一連の処理動作を管理サー
バ26に実行させるためのプログラムである。
にはデータ更新プログラムが記憶されている。管理サー
バ26は、このデータ更新プログラムに従って各種演算
処理動作を実行する。データ更新プログラムは、前記公
共交通機関登録サーバ24及びタクシー登録サーバ25
が記憶管理する各情報を更新したり新規登録をするため
の一連の処理動作を管理サーバ26に実行させるための
プログラムである。詳述すると、管理サーバ26は、デ
ータ更新プログラムに従って定期的に又はその時々で、
インターネット30を介して前記各種情報提供サイト3
1のサーバ31aから更新及び新規の時刻表情報及びタ
クシー情報を取得し、公共交通機関登録サーバ24及び
タクシー登録サーバ25が記憶管理する各情報を更新し
たり新規登録をするための処理を行うようになってい
る。
バ26が作成した各種情報を携帯電話機12又は各種情
報提供サイト31のサーバ31aに配信したり、反対に
携帯電話機12及び各種情報提供サイト31のサーバ3
1aからの情報を管理サーバ26に出力する。
を図3〜図7に従って説明する。今、携帯電話機12が
経路案内サービス管理センター11に対して経路案内情
報を取得するためにアクセスすると、図3に示すよう
に、同携帯電話機12の表示部12bに初期メニュウ画
面3aが表示される。初期メニュウ画面3aには、「行
き先を決める」、「前回のルートを出す」及び「使い
方」の項目が表示されている。ここで、目的地までの経
路を取得すべく「行き先を決める」の項目を携帯電話機
12のボタン12aで選択すると、携帯電話機12から
管理センター11の管理サーバ26に対して目的地まで
の経路案内情報の取得したい旨のデータが送信される。
ートウェイサーバ21を介して経路案内情報の取得した
い旨のデータを入力すると、そのデータに基づいて携帯
電話機12に対して行き先(目的地)を設定させるため
のページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表
示部12bには、受信したページデータに基づいて目的
地住所設定画面3bが表示される。目的地住所設定画面
3bには、「住所」及び「電話番号」の項目が表示され
ている。「住所」の項目は目的地を住所で設定する場合
に選択される項目である。「電話番号」の項目は目的地
を電話番号で設定する場合に選択される項目である。
のボタン12aで選択すると、携帯電話機12から管理
サーバ26に対して目的地を住所で入力したい旨のデー
タが送信される。管理サーバ26は、目的地を住所で入
力したい旨のデータを入力すると、そのデータに基づい
て携帯電話機12に対して目的地の住所を入力させるた
めのページデータを作成し送信する。携帯電話機12の
表示部12bには、受信したページデータに基づいて住
所入力画面3cが表示される。
めのテキストボックス41が表示されている。そして、
携帯電話機12のボタン12aを操作してテキストボッ
クス41に目的地の住所を入力した後に住所入力画面3
cに表示された[OK]の項目をボタン操作で選択する
と、携帯電話機12から管理サーバ26に対して目的地
の住所のデータが送信される。
「電話番号」の項目を携帯電話機12のボタン12aで
選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対し
て目的地を電話番号で入力したい旨のデータが送信され
る。管理サーバ26は、目的地を電話番号で入力したい
旨のデータを入力すると、そのデータに基づいて携帯電
話機12に対して電話番号を入力させるためのページデ
ータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12b
には、受信したページデータに基づいて電話番号入力画
面3dが表示される。
力するためのテキストボックス42が表示されている。
そして、ボタン操作してテキストボックス42に目的地
の電話番号を入力した後に電話番号入力画面3dに表示
された[OK]の項目をボタン操作で選択すると、携帯
電話機12から管理サーバ26に対して目的地の電話番
号のデータが送信される。
に基づいてその目的地の住所がマップサーバ22の記憶
部22aに記憶されている住所データの住所と一致して
いるか照合する。そして、一致している場合には、管理
サーバ26はその住所を同管理サーバ26の記憶部26
aに記録管理する。又、電話番号のデータの場合には、
管理サーバ26は、目的地の電話番号がマップサーバ2
2の記憶部22aに記憶されている電話番号データの電
話番号と一致しているか照合する。そして、一致してい
る場合には、管理サーバ26はその電話番号に対する住
所を電話番号データから抽出して同管理サーバ26の記
憶部26aに記録し管理する。尚、住所又は電話番号つ
いて一致するものがない場合には、管理サーバ26は、
住所が特定できないとして、住所入力画面3c又は電話
番号入力画面3dのページデータを作成し携帯電話機1
2に送信する。従って、ユーザは住所入力画面3c又は
電話番号入力画面3dに従って再入力することになる。
理すると、携帯電話機12に対して出発地を設定させる
ためのページデータを作成し送信する。携帯電話機12
の表示部12bには、受信したページデータに基づいて
出発地設定画面3eが表示される。出発地設定画面3e
には、確定した目的地の住所と電話番号が表示されると
ともに「現在地からの経路」、「目的地付近からの経
路」及び「目的地周辺の地図」の項目が表示される。
「現在地からの経路」の項目は、現在地から目的地まで
の経路の経路案内情報を取得したい場合に選択される項
目である。「目的地付近からの経路」の項目は、目的地
に近い位置から目的地までの経路の経路案内情報を取得
したい場合に選択される項目である。「目的地周辺の地
図」の項目は、目的地を中心にその周囲の地図を取得し
たい場合に選択される項目である。
帯電話機12のボタン12aで選択すると、携帯電話機
12から管理センター11の管理サーバ26に対して現
在地(出発地)から目的地までの経路案内情報の取得し
たい旨のデータが送信される。
目的地までの経路案内情報の取得したい旨のデータを入
力すると、携帯電話機12に対して現在地(出発地)を
設定させるためのページデータを作成し送信する。携帯
電話機12の表示部12bには、受信したページデータ
に基づいて出発地住所設定画面3fが表示される。出発
地住所設定画面3fには、「住所」及び「電話番号」の
項目が表示されている。「住所」の項目は出発地を住所
で設定する場合に選択される項目である。「電話番号」
の項目は出発地を電話番号で設定する場合に選択される
項目である。
択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して
出発地を住所で入力したい旨のデータが送信される。管
理サーバ26は、出発地を住所で入力したい旨のデータ
を入力すると、そのデータに基づいて携帯電話機12に
対して出発地の住所を入力させるためのページデータを
作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、
受信したページデータに基づいて住所入力画面3gが表
示される。
めのテキストボックス43が表示されている。そして、
携帯電話機12のボタン12aを操作してテキストボッ
クス43に出発地の住所を入力した後に住所入力画面3
gに表示された[OK]の項目をボタン操作で選択する
と、携帯電話機12から管理サーバ26に対して出発地
の住所のデータが送信される。
「電話番号」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電
話機12から管理サーバ26に対して出発地を電話番号
で入力したい旨のデータが送信される。管理サーバ26
は、出発地を電話番号で入力したい旨のデータを入力す
ると、そのデータに基づいて携帯電話機12に対して電
話番号を入力させるためのページデータを作成し送信す
る。携帯電話機12の表示部12bには、受信したペー
ジデータに基づいて電話番号入力画面3hが表示され
る。
力するためのテキストボックス44が表示されている。
そして、ボタン操作してテキストボックス44に出発地
の電話番号を入力した後に電話番号入力画面3hに表示
された[OK]の項目をボタン操作で選択すると、携帯
電話機12から管理サーバ26に対して出発地の電話番
号のデータが送信される。
に基づいてその出発地の住所がマップサーバ22の記憶
部22aに記憶されている住所データの住所と一致して
いるか前記と同様に照合する。そして、一致している場
合には、管理サーバ26はその住所を同管理サーバ26
の記憶部26aに記録管理する。又、電話番号のデータ
の場合も同様に、管理サーバ26は、出発地の電話番号
がマップサーバ22の記憶部22aに記憶されている電
話番号データの電話番号と一致しているか照合する。そ
して、一致している場合には、管理サーバ26はその電
話番号に対する住所を電話番号データから抽出して同管
理サーバ26の記憶部26aに記録し管理する。尚、住
所又は電話番号について一致するものがない場合には、
管理サーバ26は、住所が特定できないとして、住所入
力画面3g又は電話番号入力画面3hのページデータを
作成し携帯電話機12に送信する。従って、ユーザは住
所入力画面3g又は電話番号入力画面3hに従って再入
力することになる。
ると、携帯電話機12に対してスケジュールを設定させ
るためのページデータを作成し送信する。携帯電話機1
2の表示部12bには、受信したページデータに基づい
てスケジュール設定画面4aが表示される。スケジュー
ル設定画面4aには、確定した現在地(出発地)及び目
的地の住所が表示されるとともに「今すぐ出発」、「到
着時刻を決める」及び「出発時刻を決める」の項目が表
示される。「今すぐ出発」の項目は、直ちに現在地を出
発した場合の目的地までの経路の経路案内情報を取得し
たい場合に選択される項目である。「到着時刻を決め
る」の項目は、所望の到着時刻に目的地に到着したい場
合の出発地から目的地までの経路の経路案内情報を取得
したい場合に選択される項目である。「出発時刻を決め
る」の項目は、所望の出発時刻に出発地を出発した場合
の出発地から目的地までの経路の経路案内情報を取得し
たい場合に選択される項目である。
タン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ
26に対して目的地の到着時刻(目的地到着時刻)を基
準に出発地から目的地までの経路案内情報の取得したい
旨のデータが送信される。
に出発地から目的地までの経路案内情報の取得したい旨
のデータを入力すると、携帯電話機12に対して目的地
到着時刻を設定させるためのページデータを作成し送信
する。携帯電話機12の表示部12bには、受信したペ
ージデータに基づいて目的地到着時刻設定画面4bが表
示される。目的地到着時刻設定画面4bには、到着する
月、日を入力するテキストボックス45a,45b、出
発する時、分を入力するテキストボックス45c,45
dが表示されている。
ス45a〜45dに所定の数値を有力して目的地到着時
刻(月日の含む)を設定した後に目的地到着時刻設定画
面4bに表示された[OK]の項目をボタン操作で選択
すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対して目
的地到着時刻のデータが送信される。
タに基づいて出発地から目的地までの歩行経路、タクシ
ー経路及び鉄道経路を組合わせた複合経路であって目的
地に目的地到着時刻に到着するための複数種類の複合経
路探索を行う。本実施形態では4種類の複合経路が探索
されるようになっている。具体的には、最短時間で目的
地まで到着する最短時間複合経路、最も低運賃で目的地
に到着する低運賃複合経路、乗換え最少にして目的地ま
で到着する最少乗換え回数複合経路及びユーザが希望す
る最も楽をして目的地に到着するユーザ希望複合経路の
4種類の案内複合経路が探索される。
経路の探索を平行して行う。本実施形態では、管理サー
バ26はマップサーバ22の記憶部22aに記憶されて
いる地図データ(道路地図、鉄道地図、住宅地図、建物
形状地図等)及び公共交通機関登録サーバ24の記憶部
24aに記憶した時刻表情報を使ってユーザが設定した
出発地と目的地を特定し、出発地と目的地の間において
鉄道を利用したルートとそのルートの鉄道等の公共交通
機関を探す。この場合、複数の鉄道路線を乗り継いで利
用するルートの場合にはその利用できる鉄道路線を候補
として全て上げる。
JRと私鉄のように平行に走っていて互いに乗り継がな
いルートの場合にはこれら二つのルートの鉄道路線を候
補として上げる。勿論、複数の鉄道路線を乗り継ぐルー
トが複数ある場合に、各ルート毎にその利用される鉄道
路線を候補として全て上げる。
ーバ23の記憶部23aに記憶されている個人情報から
ユーザの希望がかなう(ユーザの好みが反映する)と思
われる鉄道路線についても検索し、希望がかなう(ユー
ザの好みが反映する)路線があった場合に候補としてあ
げる。
関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した運行状況情
報に基づいて、候補に上がったルートの各鉄道路線のな
かに目的地に行く時点で事故、災害等で不通になってい
る路線があるかかどうか検索する。そして、全線が不通
になっている路線がある場合にはその鉄道路線を含むル
ートは候補から外す。又、一部区間で不通の場合には、
その不通区間を回避する経路を候補としてあげる。そし
て、管理サーバ26は、その求められた候補に上がった
ルートとそのルートの鉄道路線を記憶部26aに一旦記
憶する。このとき、各ルート毎にそのルートで利用され
る鉄道路線が複数あってその乗り継ぎを必要とするルー
トの場合には、管理サーバ26は公共交通機関登録サー
バ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報に基づいて
その乗り継ぎ駅もあわせて検索し記憶部26aに一旦記
憶する。
がったルートの鉄道路線であって目的地に向かう場合の
最寄りの駅(下車駅)を検索する。管理サーバ26は、
最寄りの下車駅を検索するとともに、その最寄りの下車
駅から目的地までの距離を算出する。そして、目的地ま
での距離が本実施形態では2キロメートル以上であって
徒歩で30分以上かかる比較的長い距離の場合に、管理
サーバ26は、タクシー登録サーバ25の記憶部25a
に記憶したタクシー情報に基づいて最寄りの下車駅から
目的地までタクシーが利用できるかどうか検索する。そ
して、管理サーバ26は、利用できる場合にそのタクシ
ー会社名、電話番号をタクシー登録サーバ25の記憶部
25aに記憶したタクシー情報から読み出すとともに、
タクシー経路詳細情報を構成する目的地までの所要時間
と料金を距離とタクシー情報の運賃データから演算す
る。又、管理サーバ26はタクシー会社がなく利用でき
ない場合に、徒歩で何分かかるか演算する。同様に、管
理サーバ26は、目的地までの距離が2キロメートル未
満であって徒歩で30分未満と短い距離の場合に、タク
シーを利用することなく徒歩での所要時間を演算する。
そして、管理サーバ26は、その求めた最寄りの下車
駅、タクシーの利用の有無等を記憶部26aに一旦記憶
する。又、タクシーを利用する場合には、所要時間、タ
クシー会社名、電話番号、料金等のデータを固有情報と
して記憶部26aに一旦記憶する。
場合には、管理サーバ26は、それぞれのルート毎に、
最寄りの下車駅、タクシーの利用の有無を記憶部26a
に記憶するとともに、タクシーを利用する場合には所要
時間、タクシー会社名、電話番号、料金等のデータをタ
クシーの固有情報として記憶部26aに一旦記憶する。
に上がった鉄道路線について、管理サーバ26は、ユー
ザ登録サーバ23の記憶部23aに記憶したユーザの個
人情報に基づいて最寄りの下車駅を検索するとともに、
その最寄りの下車駅から目的地までの距離を算出する。
つまり、例えば、個人情報中のリクエストデータに、
「徒歩で500メートルを超える場合のみタクシーを利
用」、又は、「必ずタクシーを利用したい」等が登録さ
れていた場合に、そのデータに基づいたタクシー経路が
選定されタクシー経路詳細情報を構成する固有情報とし
ての所要時間、タクシー会社名、電話番号、及び料金が
合わせて記憶部26aに記憶される。今、「必ずタクシ
ーを利用したい」が登録されていた場合に、前記した最
寄り下車駅にタクシーがない場合には、管理サーバ26
は、先に求めた最寄り下車駅以外にタクシーが利用でき
る近くの駅を検索し、その利用できる駅を新たな最寄り
下車駅とする。そして、前記と同様に、管理サーバ26
は、その求めた新たな最寄りの下車駅から目的地までの
距離、所要時間、所要時間、タクシー会社名、電話番号
を、料金等のデータを固有情報として記憶部26aに個
人情報に基づく最寄りの下車駅から目的地までの経路情
報としてあわせて記憶する。
ったルートの鉄道路線であって出発地から最寄りの駅
(最寄りの乗車駅)を検索する。管理サーバ26は、最
寄りの乗車駅を検索するとともに、その出発地から最寄
りの乗車駅までの距離を算出する。そして、前記と同様
に最寄りの乗車駅までの距離が2キロメートル以上であ
って徒歩で30分以上かかる比較的長い距離の場合に、
管理サーバ26は、タクシー登録サーバ25の記憶部2
5aに記憶したタクシー情報に基づいて出発地から最寄
りの乗車駅までタクシーが利用できるかどうか検索す
る。そして、管理サーバ26は、利用できる場合に前記
と同様にそのタクシー会社名、電話番号を読み出すとと
もに、最寄りの乗車駅地までのタクシー経路詳細情報を
構成する所要時間と料金を距離と運賃データから演算す
る。又、管理サーバ26はタクシー会社がなく利用でき
ない場合に、徒歩で何分かかるか演算する。同様に、管
理サーバ26は、最寄りの乗車駅までの距離が2キロメ
ートル未満であって徒歩で30分未満と短い距離の場合
に、タクシーを利用することなく徒歩での所要時間を演
算する。そして、管理サーバ26は、その求めた最寄り
の乗車駅、タクシーの利用の有無を記憶部36aに記憶
する。又、タクシーを利用する場合には、所要時間、タ
クシー会社名、電話番号を、料金等のデータを固有情報
として記憶部26aに一旦記憶する。
場合には、前記と同様に、管理サーバ26は、それぞれ
のルート毎に、最寄りの乗車駅、タクシーの利用の有無
を記憶部26aに記憶するるとともに、タクシーを利用
する場合には所要時間、タクシー会社名、電話番号、料
金等のデータを固有情報として記憶部26aに一旦記憶
する。
に上がった鉄道路線について、管理サーバ26は、前記
と同様にユーザ登録サーバ23の記憶部23aに記憶し
たユーザの個人情報を参照して最寄りの乗車駅を検索す
るとともに、その出発地から最寄りの乗車駅までの距離
を算出する。つまり、例えば、個人情報中のリクエスト
データに、「徒歩で500メートルを超える場合のみタ
クシーを利用」、又は、「必ず特急を利用したい」が登
録されていた場合に、そのデータに基づいた経路が選定
されタクシー経路又は鉄道経路詳細情報を構成する所要
時間及び料金等が合わせて記憶部26aに個人情報に基
づくものとして記憶される。
されていた場合に、前記した最寄り乗車駅に特急が停車
しない場合には、管理サーバ26は、先に求めた最寄り
乗車駅以外で特急が停車する近くの駅を検索し、その停
車する新たな最寄り乗車駅とする。そして、前記と同様
に、管理サーバ26は、出発地からその求めた新たな最
寄りの乗車駅までの距離、所要時間、タクシー会社名、
電話番号、料金等のデータを固有情報として記憶部26
aに個人情報に基づく最寄りの上車駅までの経路情報と
してあわせて記憶する。
寄りの乗車駅、タクシーの利用の有無、所要時間等が求
められると、管理サーバ26は、各ルート毎に最寄りの
下車駅から目的地に向かうための出発時刻を算出する。
管理サーバ26は、前記目的地到着時刻から最寄りの下
車駅から目的地までの所要時間を引いて、その最寄りの
下車駅から目的地に出発しなければならない時間(出発
時刻)を算出する。
刻が求められると、管理サーバ26は、各ルート毎に公
共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時
刻表情報に基づいて該出発時刻より前に前記最寄りの下
車駅に停車する列車と到着時刻を検索する。このとき、
該出発時刻より前に前記最寄りの下車駅に停車する列車
について複数個選択する。つまり、該出発時刻に最も近
い時間に到着する列車、その次に近い時間に到着する列
車といったように複数個選択する。本実施形態では、該
出発時刻より前であって1時間前までの列車を選択し、
その各列車に対する到着時刻を検索する。そして、この
ように1つの同じルートにおいて到着時刻が異なる列車
がある場合、管理サーバ26は、その列車毎にルートが
あるとしてその列車毎のルートを新たなルートとして追
加登録する。
最寄りの乗車駅の発車時刻と最寄りの乗車駅から最寄り
の下車駅までの所要時間をあわせて求め記憶部26aに
記憶する。
乗り継ぐルートについては、その列車が乗り継ぎ駅(乗
り継ぎ乗車駅)を発車する発車時刻を求める。そして、
公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した
乗り継ぎ情報に基づいて徒歩で乗り継ぐのに要する時間
を参照してその発車時刻に間に合うように、管理サーバ
26は、その乗り継ぎ乗車駅からその列車に乗車するた
めに乗り継ぎが行われる鉄道路線の乗り継ぎ駅(乗り継
ぎ下車駅)に停車する列車とその到着時刻を検索し記憶
する。このとき、発車時刻に間に合う乗り継ぎ下車駅に
停車する列車について、管理サーバ26は、公共交通機
関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報
に基づいて該列車の前記最寄りの乗車駅の発車時刻、所
要時間、乗り継ぎ駅間における徒歩での所要時間もあわ
せて求め記憶部26aに記憶する。尚、乗り継ぎが多数
ある場合に、管理サーバ26は、上記処理を繰返して、
乗り継ぎ乗車駅で乗車する列車、発車時刻、所要時間、
及び、乗り継ぎ下車駅に下車する列車とその停車時刻、
所要時間を同様に求め記憶部26aに記憶する。
り継ぎ乗車駅を通過する場合は、管理サーバ26は、公
共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時
刻表情報に基づいて途中の駅で乗り換えることが可能と
判断する。そして、可能と判断した場合には、管理サー
バ26は、その列車の乗り換え駅から発車時刻を求める
とともに、その最寄りの乗車駅から乗り換え駅まで乗車
する列車、最寄りの乗車駅又は乗り継ぎ駅での発車時
刻、乗り換え駅での到着時刻を検索する。このとき、管
理サーバ26は、各列車の各駅間の所要時間もあわせて
求め記憶部26aに記憶する。
り継ぎ乗車駅)と最寄り下車駅(又は乗り継ぎ下車駅)
の間の駅が始発の場合に、その列車の始発駅を乗り換え
駅として登録するとともにその列車の始発駅から発車時
刻をあわせて求め、その発車時刻に間に合う始発駅(乗
り換え駅)に停車する列車とその到着時刻を検索する。
このとき、発車時刻に間に合う始発駅(乗り換え駅)に
停車する列車について、管理サーバ26は、公共交通機
関登録サーバ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報
に基づいて該列車の前記最寄りの乗車駅の発車時刻と各
列車の各駅間の所要時間もあわせて求め記憶部26aに
記憶する。
りの乗車駅(又は乗り継ぎ乗車駅)と最寄り下車駅(又
は乗り継ぎ下車駅)の間の駅において、最寄りの乗車駅
(又は乗り継ぎ乗車駅)から遅れて発車され先に最寄り
下車駅(又は乗り継ぎ下車駅)に到着する列車であって
乗換えが可能な便があるかどうか公共交通機関登録サー
バ24の記憶部24aに記憶した時刻表情報に基づいて
判断する。そして、乗り換え可能な列車がある場合に
は、管理サーバ26は、その乗り換え可能な駅を乗り換
え駅として登録するとともにその列車の乗り換え駅から
発車時刻を求めるとともに、最寄りの乗車駅(又は乗り
継ぎ乗車駅)から遅れて発車され先に最寄り下車駅(又
は乗り継ぎ下車駅)に到着する列車とその到着時刻及び
所要時間を求め記憶部26aに記憶する。尚、このよう
に1つのルートにおいて乗り換えが可能な場合、管理サ
ーバ26は、その乗り換えを考慮しない先に登録したル
ートに対して新たなルートとして追加登録する。
ートについても、管理サーバ26は、個人情報に基づい
て乗り継ぎ、列車等が指定されて最寄り乗車駅から最寄
り下車駅についての利用する鉄道路線、乗り継ぎ下車
駅、乗り継ぎ乗車駅、乗り継ぎ駅、これら駅における発
車時刻又は停車時刻、各駅間の所要時間が求められ記憶
部26aに記憶される。
ルートごとの最寄り乗車駅から最寄り下車駅についての
利用する鉄道路線、乗り継ぎ下車駅、乗り継ぎ乗車駅、
乗り継ぎ駅、これら駅における発車時刻又は停車時刻、
各駅間の所要時間が求められたことになる。
に最寄り乗車駅から最寄り下車駅に到着するまでに利用
した鉄道路線の運賃、最寄り乗車駅から最寄り下車駅に
到着するまでの所要時間、最寄り乗車駅から最寄り下車
駅までの便の乗換え回数を演算し記憶部26aに記憶す
る。
最寄り乗車駅の発車時刻と、先に求めたタクシーの利用
の有無及び所要時間に基づいて出発地から出発する出発
時刻を求めて記憶部26aに一旦記憶する。つまり、各
ルートごとに目的地に目標到着時刻に到着するために出
発地を出発しなければならない出発時刻が求められるこ
とになる。
道経路)毎にそのルート(鉄道経路)に対して出発地か
ら最寄り乗車駅までの歩行経路又はタクシー経路と、最
寄り乗車駅から目的地までの歩行経路又はタクシー経路
とを組合わせた複数の複合経路を作成する。
路のなかから、最も短時間で出発地から目的地に到着す
る複合経路、即ち、目的地到着時刻に到着するとき最も
遅く出発地を出発しても間に合う複合経路を検索する。
つまり、管理サーバ26は、記憶部26aに記憶したデ
ータに基づいて各複合経路毎にその複合経路を構成する
ルート(鉄道経路)、歩行経路、タクシー経路の各所要
時間を合計する。そして、管理サーバ26は最も所要時
間の短い複合経路を最短時間複合経路として記憶部26
aに記憶する。
合経路のなかから、安価、即ち最も低運賃で出発地から
目的地に到着する複合経路を検索する。つまり、管理サ
ーバ26は、記憶部26aに記憶したデータに基づいて
各複合経路毎にその複合経路を構成するルート(鉄道経
路)、歩行経路、タクシー経路毎にかかる運賃を合計す
る。そして、管理サーバ26は最も運賃が安い複合経路
を低運賃複合経路として記憶部26aに記憶する。
の複合経路のなかから、最も乗換えの回数を少なくして
出発地から目的地に到着する複合経路を検索する。つま
り、管理サーバ26は、記憶部26aに記憶したデータ
に基づいて各複合経路毎にその複合経路を構成するルー
ト(鉄道経路)の乗換え回数を求め、最も乗換えが少な
い複合経路を最少乗換え回数複合経路として記憶する。
数の複合経路のなかから、ユーザの個人情報に基づいて
生成した複合経路を検索しユーザ希望複合経路として記
憶部26aに記憶する。
間複合経路、低運賃複合経路、最少乗り換え複合経路及
びユーザ希望複合経路を記憶すると、携帯電話機12に
対して最短時間複合経路、低運賃複合経路、最少乗換え
回数複合経路及びユーザ希望複合経路のいずれかを選択
させるためのページデータを作成し送信する。携帯電話
機12の表示部12bには、受信したページデータに基
づいて複合経路選択画面4cが表示される。複合経路選
択画面4cには、最短時間複合経路のための表示欄46
a、低運賃複合経路のための表示欄46b、最少乗換え
回数複合経路ための表示欄46c及びユーザ希望複合経
路のための表示欄46dが設けられている。各表示欄4
6a〜46dには、それぞれの複合経路における出発地
から目的地までの所要時間、交通費用、乗換え回数、目
的地の到着時刻が表示される。
複合経路、低運賃複合経路、最少乗換え回数複合経路及
びユーザ希望複合経路のいずれかを選択させるための項
目が表示されている。
ち、最短時間複合経路をボタン操作で選択すると、携帯
電話機12から管理サーバ26に対して最短時間複合経
路を知りたい旨のデータが送信される。管理サーバ26
は、最短時間複合経路を知りたい旨のデータを入力する
と、管理サーバ26の記憶部26aに記憶した最短時間
複合経路のデータを参照して携帯電話機12に対して最
短時間複合経路を経路案内情報として表示させるための
ページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示
部12bには、受信したページデータに基づいて最短時
間複合経路の経路案内画面4dが表示される。経路案内
画面4dには経路案内情報を表示するための表示欄47
aが設けられている。
aには、出発地から最寄りの乗車駅までタクシーで行
き、その最寄りの乗車駅で私鉄を利用して乗り継ぎ下車
駅である名古屋駅まで行き、その名古屋駅からJR東海
の新幹線で乗り継ぎ下車駅である東京駅まで行き、その
東京駅から営団地下鉄で最寄り下車駅である霞ヶ関駅ま
で行き、霞ヶ関駅から徒歩5分で目的地に到着する経路
案内情報が表示されている。詳述すると、出発地での出
発時刻、出発地から最寄りの乗車駅までのタクシー所要
時間、最寄りの乗車駅から乗車する電車の発車時刻、最
寄りの乗車駅から名古屋駅までの所要時間と電車の種別
(この場合,特急)、名古屋駅から乗車する新幹線の発
車時刻、名古屋駅から東京駅までの所要時間と新幹線の
種別(この場合、のぞみ)、東京駅から乗車する地下鉄
の発車時刻、東京屋駅から霞ヶ関駅までの所要時間と地
下鉄の種別(この場合、営団地下鉄)、霞ヶ関から目的
地までの徒歩での所要時間、目的地の到着時刻が、上か
ら下に向かって順に表示されている。
示欄47aに表示された経路案内情報の内容を上から下
に順に見ていくことによって、最短時間で目的地に到着
するにどのような交通手段を利用したらいいか即座に理
解することができる。
47aに表示された、「出発地から最寄りの乗車駅まで
のタクシー所要時間」、「最寄りの乗車駅から名古屋駅
までの所要時間と電車の種別」、「名古屋駅から東京駅
までの所要時間と新幹線の種別」、「東京屋駅から霞ヶ
関駅までの所要時間と地下鉄の種別」、「霞ヶ関から目
的地までの徒歩での所要時間」の各項目をボタン操作で
選択すると、より詳細な情報を得ることができる。
駅までのタクシー所要時間」の項目をボタン操作で選択
すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対してタ
クシー経路の詳細情報が知りたい旨のデータが送信され
る。管理サーバ26は、タクシー経路の詳細情報が知り
たい旨のデータを入力すると、管理サーバ26の記憶部
26aに記憶した最短時間複合経路のデータやタクシー
経路についての所要時間、料金の固有情報、及び、マッ
プサーバ22の記憶部22aに記憶した地図データを参
照してタクシー経路詳細情報を作成し、携帯電話機12
に対してタクシー経路詳細情報の内容を表示させるため
のページデータを作成し送信する。携帯電話機12の表
示部12bには、受信したページデータに基づいて図5
に示すようにタクシー経路詳細情報画面5aが表示され
る。タクシー経路詳細情報画面5aには、出発地から最
寄りの乗車駅までのタクシーが走行する周辺の地図とそ
のルートが表示される。又、タクシー経路詳細情報画面
5aには、タクシーの種別(大型、中型、小型)と出発
地から最寄りの乗車駅までおよその所要時間と料金が表
示されている。
車駅までどのようにタクシーがどの道を走行していくか
確認できるとともに、およその所要時間と料金を事前に
把握することができる。
aにおいて、「最寄りの乗車駅から名古屋駅までの所要
時間と電車の種別」の項目をボタン操作で選択すると、
携帯電話機12から管理サーバ26に対して最寄りの乗
車駅から名古屋駅までの鉄道経路の詳細情報が知りたい
旨のデータが送信される。管理サーバ26は、最寄りの
乗車駅から名古屋駅までの鉄道経路の詳細情報が知りた
い旨のデータを入力すると、管理サーバ26の記憶部2
6aに記憶した最短時間複合経路のデータを参照して鉄
道経路詳細情報を作成し、携帯電話機12に対してその
鉄道経路詳細情報の内容を表示させるためのページデー
タを作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bに
は、受信したページデータに基づいて図6に示すように
鉄道経路詳細情報画面6aが表示される。鉄道経路詳細
情報画面6aには、路線名、最寄りの乗車駅の発車時
刻、乗り継ぎ下車駅の到着時刻、料金及び乗り継ぎ下車
駅(名鉄名古屋駅)から乗り継ぎ乗車駅(JR名古屋
駅)に要する乗り換え時間が表示されている。
いて、「JR名古屋駅からJR東京駅までの所要時間と
電車の種別」の項目をボタン操作で選択すると、携帯電
話機12から管理サーバ26に対してJR名古屋駅から
JR東京駅までの鉄道経路の詳細情報が知りたい旨のデ
ータが送信される。管理サーバ26は、JR名古屋駅か
らJR東京駅までの鉄道経路の詳細情報が知りたい旨の
データを入力すると、管理サーバ26の記憶部26aに
記憶した最短時間複合経路のデータを参照して鉄道詳細
情報を作成し、携帯電話機12に対してその鉄道経路詳
細情報の内容を表示させるためのページデータを作成し
送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受信し
たページデータに基づいて図7に示すように鉄道経路詳
細情報画面7aが表示される。鉄道経路詳細情報画面7
aには、路線名、乗り継ぎ乗車駅(JR名古屋駅)の発
車時刻、乗り継ぎ下車駅(JR東京駅)の到着時刻、料
金及び乗り継ぎ下車駅(JR東京駅)から乗り継ぎ乗車
駅(営団地下鉄丸の内線東京駅)に要する乗り換え時間
が表示されている。
り継ぎ乗車駅とその発車時刻、乗り継ぎ下車駅と到着時
刻が確認できるとともに、料金を事前に把握することが
できる。しかも、乗り継ぎ下車駅から乗り継ぎ乗車駅に
要する乗り換え時間が表示されているため、乗り換えの
準備も慌てることなく行える。
表示欄47bが設けられ、その出発地再設定表示欄47
bには、「現在地を設定し直す」の項目が表示されてい
る。「現在地を設定し直す」の項目は、例えば、前記経
路案内画面4dの表示欄47aに示す経路案内情報に基
づく出発地を変更し新たな出発地を設定し、その新たな
出発地から先に設定した目的地までの経路を探索する場
合に選択される項目である。
ボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理サー
バ11に対して新たな出発地に基づく経路案内情報を取
得したい旨のデータが送信される。管理サーバ11は、
新たな出発地に基づく経路案内情報を取得したい旨のデ
ータを入力すると、そのデータの基づいて携帯電話機1
2に対して出発地を選択させるためのページデータを作
成し送信する。携帯電話機12の表示部12bには、受
信したページデータに基づいて図8に示す新規出発地選
択画面8aが表示される。
内画面4dの表示欄47aで表示された経路案内情報中
の施設情報としての各乗車駅、即ち「名鉄××駅」、
「名古屋駅」、「東京駅」、「霞ヶ関駅」の各項目がリ
スト表示されるとともに、「ここには無い」の項目が表
示される。
目をボタン操作で選択すると、携帯電話機12から管理
サーバ11に対して選択した乗車駅を新たな出発地とし
て最短時間複合経路についての新たな経路案内情報を取
得したい旨のデータが送信される。管理サーバ11は、
乗車駅を新たな出発地、先に設定した目的地及び先に設
定した目的地到着時刻とで経路探索を前記と同様な方法
で行い最短時間複合経路の新規経路案内情報を作成し、
図4に示す前記経路案内画面4dと同様なその新規経路
案内情報の内容が表示されるためのページデータを送信
する。
先に取得した複合経路の途中にある乗車駅から目的地ま
での経路案内情報を簡単な操作で取得することができ
る。しかも、図8に示すように、経路案内情報中の施設
情報としての各乗車駅をリスト表示した。従って、その
リストの中から選択するだけなので、ユーザがいちいち
駅名を検索したり一字一句入力する必要がない。
作で選択すると、携帯電話機12から管理サーバ11に
対して新たな出発地を設定入力しその新たな出発地から
先に設定した目的地までの新たな経路案内情報を取得し
たい旨のデータが送信される。
た目的地までの新たな経路案内情報を取得したい旨のデ
ータを入力すると、前記と同様に、携帯電話機12に対
して現在地(出発地)を設定させるためのページデータ
を作成し送信する。携帯電話機12の表示部12bに
は、前記と同様に図3に示す受信したページデータに基
づいて出発地住所設定画面3fが表示される。以後、前
記と同様な操作及びその操作の基づく処理動作が行われ
新たな出発地が入力される。
4aにおいて、「出発時刻を決める」の項目をボタンで
選択すると、携帯電話機12から管理サーバ26に対し
て新たな出発地の出発時刻を基準に新たな出発地から先
に設定した目的地までの新たな経路案内情報の取得した
い旨のデータが送信される。
報の取得したい旨のデータを入力すると、前記到着時刻
に場合と同様に携帯電話機12に対して出発地の出発時
刻を設定させるためのページデータを作成し送信する。
そして、携帯電話機12の表示部12bには、前記図4
に示す目的地到着時刻設定画面4bと同様な出発時刻設
定画面が表示される。そして、前記と同様に、ボタン操
作して各テキストボックに所定の数値を有力して出発時
刻を設定すると、携帯電話機12から管理サーバ26に
対して出発時刻のデータが送信される。
において、「今すぐ出発」の項目をボタンで選択する
と、携帯電話機12から管理サーバ26に対して新たな
出発地を今すぐに出発した場合の先に設定した目的地ま
での新たな経路案内情報の取得したい旨のデータが送信
される。
の項目を選択してその出発時刻のデータを受信したと
き、新たな出発地、先に設定した目的地及び出発時刻に
基づいて新たな出発地から先に設定した目的地までの歩
行経路、タクシー経路及び鉄道経路を組合わせた複合経
路であって出発時刻を考慮した前記最短時間複合経路、
低運賃複合経路、最少乗換え回数複合経路及びユーザ希
望複合経路の4種類の案内複合経路を探索する。尚、管
理サーバ11は、「今すぐ出発」の項目を選択しその新
たな経路案内情報の取得したい旨のデータを受信したと
き、その受信した時刻を出発時刻として同様に4種類の
案内複合経路を探索する。
方法で候補となる新たな出発地から先に設定した目的地
までのルートを全てあげる。次に、管理サーバ26は、
前記到着時刻とは反対に出発時刻をもとに同様な方法で
最短時間複合経路、低運賃複合経路、最少乗換え回数複
合経路及びユーザ希望複合経路の4種類を探索すること
になる。
は、前記と同様に、携帯電話機12に対して最短時間複
合経路、低運賃複合経路、最少乗換え回数複合経路及び
ユーザ希望複合経路のいずれかを選択させるためのペー
ジデータを作成し送信する。携帯電話機12の表示部1
2bには、受信したページデータに基づいて図4に示す
複合経路選択画面4cが表示される。複合経路選択画面
4cには、最短時間複合経路のための表示欄46a、低
運賃複合経路のための表示欄46b、最少乗換え回数複
合経路ための表示欄46c及びユーザ希望複合経路のた
めの表示欄46dが設けられている。各表示欄46a〜
46dには、それぞれの複合経路における出発地から目
的地までの所要時間、交通費用、乗換え回数、目的地の
到着時刻が表示される。そして、複合経路選択画面4c
の各項目をボタン操作で選択すると、各複合経路に関す
る新たな経路案内情報が管理サーバ26から送信され、
その内容が図4に示す経路案内画面4dのように表示部
12bに表示される。
例えば急な用事ができ他の場所に寄り道した場合に、新
たな出発地の情報と出発する時刻を入力するだけで、時
刻を考慮したその新たな出発地から当初の目的地までの
経路に関する時刻を考慮した新たな経路案内情報を簡単
に取得することができる。
下の効果を有する。 (1)本実施形態では、経路案内サービス管理センター
11の管理サーバ26は歩行経路、タクシー経路、鉄道
経路を組合わせて最も最短時間で目的地に到着する最短
時間複合経路を探索しその最短時間複合経路を携帯電話
機12に配信し表示部12bに表示させるようにしたの
で、ユーザはタクシー経路を含む最短時間複合経路を取
得することができる。
管理センター11の管理サーバ26はユーザ登録サーバ
23の記憶部23aに記憶した個人情報を参照して歩行
経路、タクシー経路、鉄道経路を組合わせてそのユーザ
にとって最適なユーザ希望複合経路を探索し、そのユー
ザ希望複合経路を携帯電話機12に配信し表示部12b
に表示させるようにしたので、ユーザは自身の好みが反
映されたユーザ希望複合経路を取得することができる。
管理センター11の管理サーバ26は公共交通機関登録
サーバ24及びタクシー登録サーバ25の記憶部24
a,25aに記憶した運賃情報を参照して歩行経路、タ
クシー経路、鉄道経路を組合わせて最も低運賃で目的地
に到着する低運賃複合経路を探索し、その低運賃複合経
路を携帯電話機12に配信し表示部12bに表示させる
ようにしたので、ユーザはタクシー経路を含む低運賃複
合経路を取得することができる。
管理センター11の管理サーバ26は公共交通機関登録
サーバ24の記憶部24aに記憶した時刻情報を参照し
て最もその他公共交通機関の乗り換えを最少にして目的
地に到着する最少乗換え回数複合経路を探索し、その最
少乗換え回数複合経路を携帯電話機12に配信し表示部
12bに表示させるようにしたので、ユーザはタクシー
経路を含む最少乗換え回数複合経路を取得することがで
きる。
ボタン12aを操作して目的地と出発地を入力するだけ
で、経路案内サービス管理センター11の管理サーバ2
6が各種複合経路を探索してくれるため、携帯電話機1
2の負荷は軽減される。しかも、経路案内サービス管理
センター11が常に最新の情報を更新し最新の情報に基
づいて各種複合経路を探索することから、携帯電話機1
2側で各種情報を更新するといった面倒な作業が無くな
る。
管理センター11の管理サーバ26は複合経路を探索す
る際、公共交通機関登録サーバ24の記憶部24aに記
憶した運行状況情報を参照し、鉄道経路についてその鉄
道経路が不通等で全線又は一部区間で利用できない場合
にはその経路を回避する新たな複合経路を探索し、その
新たな複合経路を携帯電話機12に配信し表示部12b
に表示させるようにしたので、ユーザは確実に通過する
ことができる経路を取得することができる。
探索を行う際、最短時間複合経路、低運賃複合経路、最
少乗換え回数複合経路及びユーザ希望複合経路の4種類
の複合経路を同時に求め、ユーザに対していずれか1つ
選択させるようにしたので、ユーザはそれぞれ個別に各
種経路を求めるためのボタン操作を行う必要がない。
(本実施形態では2キロートル)と判断した時、歩行経
路に替えてタクシー経路にした。従って、ユーザに対し
て無理のない経路を案内することができる。
地から目的地の経路案内情報を取得した状態において、
出発地を変更するとき、経路案内情報中の施設情報とし
ての各乗車駅をリスト表示した。従って、そのリストの
中から出発地(駅)を選択するだけなので、ユーザがい
ちいち駅名を検索したり一字一句入力する必要がなく操
作が簡単である。
発地から目的地の経路案内情報を取得した状態におい
て、出発地を変更するとき、新たな出発地の情報と出発
する時刻を入力するだけで、その新たな出発地から当初
の目的地までの経路に関する新たな経路案内情報を取得
することができるようにした。従って、ユーザは、目的
地に行く途中で、例えば急な用事ができ他の場所に寄り
道した場合に、その寄り道した場所を新たな出発地の情
報として入力するとともに出発する時刻を入力するだけ
で、時刻を考慮したその新たな出発地から当初の目的地
までの経路に関する新たな経路案内情報を簡単に取得す
ることができる。
事前に寄り道した場所に滞在できる時間を予測して出発
時刻を入力すれば、最終目的の到着時刻も簡単に取得で
きる。
は、携帯電話機12からタクシー経路の詳細情報が知り
たい旨のデータを入力すると、管理サーバ26はタクシ
ー経路詳細情報を作成し、携帯電話機12に送信する。
そして、携帯電話機12は、表示部12bにタクシー経
路詳細情報画面5aが表示される。タクシー経路詳細情
報画面5aには、タクシーが走行する経路と周辺の地図
が表示されるとともに、タクシーの種別と出発地から最
寄りの乗車駅までおよその所要時間と料金が表示されて
いる。従って、ユーザは、どのようにタクシーがどの道
を走行していくか確認できるとともに、およその所要時
間と料金を事前に把握することができる。
更してもよい。 ○上記実施形態では、携帯電話機12においてボタン1
2a操作で出発地及び新たな出発地を入力していたが、
現在位置検出手段としてのGPS(Global Positioning
System)が備えられた携帯電話機においては、出発地
が現在位置の場合には該GPSが検出している現在地
(出発地)をボタン12a操作で出発地の情報として取
り込んでもよい。この場合、精度の高い出発地の入力が
簡単な操作で行える。特に、新たな出発地の住所がわか
らない場合には、有効である。
る際に、ユーザがボタン操作で時刻を設定するようにし
たが、携帯電話機12からの新規出発地の再設定情報を
管理センター11が受信した時、管理センター11はそ
の受信した時刻を計時しその計時した時刻を出発時刻と
判断して時刻を考慮した経路を再探索するようにしても
よい。
設情報としての各乗車駅がリスト表示されそのリストの
中から出発地(駅)を選択して再探索する場合には、出
発時刻の入力を行わなかった。これを、出発時刻を入力
するようにして実施してもよい。この場合、リストの中
から出発地(駅)を選択した場合でも、時刻を考慮した
経路が探索される。
ト表示されるのは駅であったが、駅に限定されるもので
はなく、現在設定されている経路に含まれて案内地点で
あれば、例えば空港等その他施設であってもよい。
携帯電話機12に具体化したが、ノート型パソコン、小
型携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistant
s)等に具体化してもよい。
細情報画面5aにタクシーが走行する周辺地図とそのル
ート、所要時間、料金をタクシー経路詳細情報として表
示した。これに、管理サーバ26は、タクシー登録サー
バ25の記憶部25aに記憶したタクシー情報に基づい
てタクシー会社名及び電話番号や、タクシー経路の走行
距離を合わせてタクシー経路詳細情報として表示させる
ようにしてもよい。この場合、予め電話を使って予約す
ることができる。又、反対に、周辺地図とそのルート、
所要時間、料金、タクシー会社名、電話番号、走行距離
のいずれか1つをタクシー経路詳細情報として表示させ
るように実施してもよい。
を算出するとき、タクシー登録サーバ25の記憶部25
aに記憶したタクシー情報の運賃データに基づいて夜間
割増料金や予約お迎え料金を合わせて算出し、これら料
金を合わせてタクシー経路詳細情報画面5aに表示させ
るようにしてもよい。ユーザによりきめの細かい情報を
提供することができる。
他公共交通機関として鉄道に具体化したが、バス、航空
機等のその他公共交通機関も加えて実施してもよい。 ○上記実施形態では、最適複合経路としてのユーザ希望
複合経路を求めるとき、管理サーバ26は、ユーザ登録
サーバ23の記憶部23aに記憶した個人情報、即ち、
リクエストデータの内容に基づいてユーザの好みを反映
させた複合経路を構成する各経路を求めた。これを、鉄
道経路においてはリクエストデータ以外の年齢データ、
性別データを考慮すると共に、目的地までの経路上の気
象状況、目的地に行く際の曜日及び時間帯を考慮した混
雑度、並びに、運賃等を考慮し、これら各要素を予めマ
ップ化して管理サーバ26がこのマップを参照して鉄道
路線を求めてもよい。又、歩行経路に行いてもリクエス
トデータ以外の年齢データ、性別データを考慮すると共
に、目的地までの経路上の気象状況、並びに、歩行経路
上に坂、階段等に障害物の有無等を考慮し、これら各要
素を予めマップ化して管理サーバ26がこのマップを参
照して歩行路線を求めてもよい。
日及び時間帯を考慮した混雑度等の情報は、経路案内サ
ービス管理センター11によって最新の情報を前記した
運行状況情報と同様な方法で取得しておく必要がある。
多くしたり、逆にタクシー経路を多くしたしてもよい。
例えば、22歳以下の場合には、歩行経路を多くし、タ
クシーは使わない、特急は利用しない等である。反対
に、例えば50歳以上の場合には、タクシー経路を多く
したり、特急を利用する等である。さらに、女性の場合
には、夜間はタクシー経路を多くする等である。
ば、出発地を変更するとき、簡単な操作で時刻を考慮し
た新たな出発地から先に設定した目的地までの経路に関
する新たな経路案内情報を取得することができる。
リスト表示することによって、より簡単に再設定ができ
る。請求項3、4、6及び7に記載の発明によれば、出
発地の選択がよりわかりやすく行える。
図である。
成図である。
順を説明するための表示画面の系統図である。
の表示画面の系統図である。
の表示画面の系統図である。
の表示画面の系統図である。
の表示画面の系統図である。
の表示画面の系統図である。
センター、12…携帯通信装置としての携帯電話機、1
2a…入力手段を構成するボタン、12b…表示手段を
構成する表示部、23…ユーザ登録サーバ、24…公共
交通機関登録サーバ、25…タクシー登録サーバ、26
…受信手段、新規情報受信手段、経路探索手段、新規経
路探索手段、送信手段及び新規経路案内情報送信手段を
構成する管理サーバ、23a〜26a…記憶部。
Claims (10)
- 【請求項1】 目的地の情報、出発地の情報を入力する
入力手段と、 前記入力した情報を経路案内センターに送信する送信手
段と、 前記案内センターから、歩行経路、タクシーを利用した
経路、前記タクシーを除くその他公共交通機関を利用し
た経路を組み合わせて探索された、その出発地から目的
地までのの経路に関する経路案内情報を受信する受信手
段と、 前記経路案内情報を表示する表示手段とを備えた携帯通
信装置において、 前記入力手段は、さらに出発地の再設定情報を入力し、 前記受信手段は、前記出発地の再設定情報を入力した時
刻に基づいて、前記経路案内センタにおいて再探索され
た、前記目的地までの経路を受信することを特徴とする
携帯通信装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の携帯通信装置におい
て、 前記表示手段は、前記出発地の再設定情報をリスト表示
し、 前記入力手段は、前記リストから前記出発地の再設定情
報を入力することを特徴とする携帯通信装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の携帯通信装置に
おいて、 前記出発地の再設定情報は、前記経路案内情報に含まれ
る情報であることを特徴とする携帯通信装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の携帯通信装置におい
て、 前記経路案内情報に含まれる情報は、経路中の施設情報
であることを特徴とする携帯通信装置。 - 【請求項5】 携帯通信装置からの目的地の情報、出発
地の情報を受信する第1の受信段階と、 前記携帯通信装置からの目的地情報と出発地情報に基づ
いて出発地から目的地までの経路を探索する際、歩行経
路、タクシーを利用した経路、前記タクシーを除くその
他公共交通機関を利用した経路を組合わせて目的地まで
の経路を探索する第1の経路探索段階と、 その探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信
装置に送信する送信段階と、からなる経路案内情報配信
方法において、 前記携帯通信装置から出発地の再設定情報を受信する第
2の受信段階と、 前記第2の受信段階において出発地の再設定情報を受信
した時刻に基づいて、前記目的地までの経路を再探索す
る第2の経路探索段階とを備えたことを特徴とする経路
案内情報配信方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の経路案内情報配信方法
において、 前記出発地の再設定情報は、前記経路案内情報に含まれ
る情報であることを特徴とする経路案内情報配信方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の経路案内情報配信方法
において、 前記経路案内情報に含まれる情報は、経路中の施設情報
であることを特徴とする経路案内情報配信方法。 - 【請求項8】 携帯通信装置と経路案内センターとから
なる経路案内情報配信システムにおいて、 携帯通信装置は、 目的地の情報、出発地の情報を入力するとともに、さら
に出発地の再設定情報を入力する入力手段と、 前記入力した情報を経路案内センターに送信する送信手
段と、 前記案内センターから、歩行経路、タクシーを利用した
経路、前記タクシーを除くその他公共交通機関を利用し
た経路を組み合わせて探索された、その出発地から目的
地までのの経路に関する経路案内情報を受信するととも
に、前記出発地の再設定情報を入力した時刻に基づいて
前記経路案内センタにおいて再探索された前記目的地ま
での経路に関する経路案内情報を受信する受信手段と、 前記経路案内情報を表示する表示手段とを備え、 前記経路案内センターは、 前記携帯通信装置から前記目的地の情報、出発地の情報
を受信する第1の受信手段と、 前記携帯通信装置から前記目的地情報と出発地情報に基
づいて出発地から目的地までの経路を探索する際、歩行
経路、タクシーを利用した経路、前記タクシーを除くそ
の他公共交通機関を利用した経路を組合わせて目的地ま
での経路を探索する第1の経路探索手段と、 その探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信
装置に送信する送信手段と、 前記携帯通信装置から前記出発地の再設定情報を受信す
る第2の受信手段と、 前記第2の受信手段において前記出発地の再設定情報を
受信した時刻に基づいて、前記目的地までの経路を再探
索する第2の経路探索手段とを備えたことを特徴とする
経路案内情報配信システム。 - 【請求項9】 目的地の情報、出発地の情報を入力する
入力機能と、 前記入力した情報を経路案内センターに送信する送信機
能と、 前記案内センターから、歩行経路、タクシーを利用した
経路、前記タクシーを除くその他公共交通機関を利用し
た経路を組み合わせて探索された、その出発地から目的
地までのの経路に関する経路案内情報を受信する経路探
索機能と、 前記経路案内情報を表示する表示機能とを実現するプロ
グラムであって、 前記入力機能は、さらに出発地の再設定情報を入力する
機能と、 前記受信機能は、前記出発地の再設定情報を入力した時
刻に基づいて、前記経路案内センタにおいて再探索され
た前記目的地までの経路を受信する機能とを備えたこと
を特徴とするプログラム。 - 【請求項10】 携帯通信装置からの目的地の情報、出
発地の情報を受信する第1の受信機能と、 前記携帯通信装置からの目的地情報と出発地情報に基づ
いて出発地から目的地までの経路を探索する際、歩行経
路、タクシーを利用した経路、前記タクシーを除くその
他公共交通機関を利用した経路を組合わせて目的地まで
の経路を探索する第1の経路探索機能と、 その探索した経路に関する経路案内情報を前記携帯通信
装置に送信する送信機能とを実現するプログラムにおい
て、 前記携帯通信装置から出発地の再設定情報を受信する第
2の受信機能と、 前記第2の受信機能において出発地の再設定情報を受信
した時刻に基づいて、前記目的地までの経路を再探索す
る第2の経路探索機能とをさらに備えたことを特徴とす
るプログラム。
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