JP2002011644A - 内面研削盤 - Google Patents

内面研削盤

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JP2002011644A
JP2002011644A JP2000190438A JP2000190438A JP2002011644A JP 2002011644 A JP2002011644 A JP 2002011644A JP 2000190438 A JP2000190438 A JP 2000190438A JP 2000190438 A JP2000190438 A JP 2000190438A JP 2002011644 A JP2002011644 A JP 2002011644A
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headstock
grinding machine
spindle
workpiece
held
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JP2000190438A
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English (en)
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Yoshio Suzuki
良雄 鈴木
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DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】汎用性があり、しかも被加工物のあらゆる加工
面を高精度に仕上げることができる内面研削盤を提供す
る。 【解決手段】ベッド51と、このベッド51上に配設さ
れ、保持した主軸11を軸中心に回転させる主軸台10
と、主軸11に付設され、主軸11に対して着脱可能に
被加工物Wを保持するワーク保持手段14,15と、主
軸台10と対向するようにベッド51上に配設され、保
持した砥石71を軸中心に回転させる砥石台70とを備
えた内面研削盤1において、砥石台70に対し割り出す
割出手段20を設け、主軸台10を垂直軸周りに水平回
転させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッドと、このベ
ッド上に配設され、保持した主軸を軸中心に回転させる
主軸台と、前記主軸に付設され、前記主軸に対して着脱
可能に被加工物を保持するワーク保持手段と、前記主軸
台と対向するように前記ベッド上に配設され、保持した
砥石を軸中心に回転させる砥石台とを備えた内面研削盤
に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した内面研削盤の一例を図6及び図
7に示す。図6及び図7は、このような内面研削盤を示
した側面図及び平面図である。これら図6及び図7に示
すように、この内面研削盤50は、被工作物Wの内面を
研削する研削盤であって、ベッド51と、このベッド5
1上に配設された主軸台60と、主軸台60と対向する
ようにベッド51上に配設された砥石台70などから構
成されている。
【0003】前記主軸台60は、軸中心に回転自在に保
持された主軸(図示せず)と、この主軸に付設された状
態で、主軸に対して着脱可能に被加工物Wを保持するチ
ャック61と、主軸を回転させる駆動モータ62などを
備えている。また、前記主軸台60は、垂直軸周りに水
平回転が規制された状態で、ベッド51上をZ軸方向に
水平移動可能に配設されている。
【0004】前記砥石台70は、軸中心に回転自在に支
持され、砥石72を着脱可能に保持する工具主軸71な
どを備えてなり、サドル52を介して、X軸方向及びZ
軸方向に水平移動自在に、ベッド51上に配設されてい
る。また、工具主軸71はY軸方向に昇降自在となって
いる。
【0005】斯くして、以上の構成を備えた内面研削盤
50では、チャック61により被加工物Wを保持し、前
記主軸(図示せず)及び工具主軸71を回転させた後、
前記主軸台60,砥石台70を適宜移動させることによ
って、被加工物Wの研削加工が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した内
面研削盤50にあっては、前記主軸台60がその垂直軸
周りに回転することができないような構造となっている
ので、例えば、前記砥石台70の移動軸であるZ軸と交
差するような加工面を研削する場合には、砥石台70に
保持された砥石72を前記加工面の角度に合った形状の
ものに交換したり、或いは、前記加工面が前記Z軸方向
と平行になるように、特殊な治具などを用いて前記被加
工物Wを保持し、これを加工する必要があった。
【0007】このように、従来の内面研削盤50におい
ては、前記砥石台70の移動軸と交差するような加工面
を研削する場合には、砥石72を交換したり、或いは、
被加工物Wの保持方法を変更するといった作業が必要で
あり、このような場合には必ずしも効率的な加工を行う
ことができず、その汎用性に問題があった。
【0008】また、被加工物Wの一方側とその180°
反対側の加工部位を加工するような場合には、チャック
61によって被加工物Wを把持して、まず、前記一方側
の加工部位を加工した後、次に、被加工物Wを反転させ
てこれを前記チャック61により再び把持して前記反対
側の加工部位を加工するといったことを行う必要があっ
た。このため、両加工部位間の同軸度等についての加工
精度を高精度に仕上げることができないといった問題も
あった。
【0009】本発明は、以上の実情に鑑みなされたもの
であって、汎用性があり、しかも被加工物のあらゆる加
工面を高精度に仕上げることができる内面研削盤の提供
を、その目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記問題を
解決するための本発明の請求項1に係る発明は、ベッド
と、該ベッド上に配設され、保持した主軸を軸中心に回
転させる主軸台と、前記主軸に付設され、前記主軸に対
して着脱可能に被加工物を保持するワーク保持手段と、
前記主軸台と対向するように前記ベッド上に配設され、
保持した砥石を軸中心に回転させる砥石台とを備えた内
面研削盤において、前記主軸台を垂直軸周りに水平回転
させて前記砥石台に対し割り出す割出手段を設けたこと
を特徴とする。
【0011】この発明に係る内面研削盤によれば、割出
手段によって主軸台を垂直軸周りに水平回転させること
により、これが砥石台に対し適宜な角度位置となるよう
に当該主軸台を割り出すことができる。したがって、被
加工物が砥石台の移動軸と平行でない加工面を有する場
合であっても、前記主軸台を砥石台に対して適宜な角度
位置に割り出すことにより、前記加工面を砥石台の移動
軸と平行にすることができ、このようにすることで前記
加工面の研削加工が可能となる。
【0012】このように、本発明によれば、被加工物の
加工面が砥石台の移動軸と平行でないものであっても、
上述した従来例におけるような、砥石を交換したり、或
いは、被加工物の保持方法を変更するといった作業が不
要であり、多様な加工面を有する被加工物を効率良く加
工することができる。
【0013】また、本発明の請求項2に係る発明は、上
記請求項1に記載した発明において、前記主軸が前記主
軸台を貫通した状態で保持されるとともに、前記ワーク
保持手段が前記主軸の両端にそれぞれ被加工物を保持す
るように構成されてなる。
【0014】この発明によれば、前記主軸が前記主軸台
を貫通した状態で保持され、前記ワーク保持手段が前記
主軸の両端にそれぞれ被加工物を保持するように構成さ
れているので、前記一方側の主軸に保持された被加工物
を研削加工しているときに、反対側の主軸に被加工物を
保持させることができ、前記一方側の被加工物を加工
後、主軸台を水平回転させることによって、直ちに反対
側の被加工物を加工することが可能となる。このよう
に、この発明によれば、連続的に被加工物を加工するこ
とが可能であり、加工効率を飛躍的に向上させることが
できる。
【0015】また、本発明の請求項3に係る発明は、上
記請求項1に記載した発明において、前記主軸が前記主
軸台を貫通した状態で保持され、且つ中心部に軸方向に
沿った貫通孔を備えるとともに、前記ワーク保持手段が
前記主軸の貫通孔に挿入された前記被加工物を保持する
ように構成されてなる。
【0016】この発明によれば、被加工物が主軸の貫通
孔に挿入された状態でワーク保持手段によって保持され
ているので、例えば、被加工物の軸方向両側の加工部位
を研削しなければならない場合に、主軸台を反転させる
ことで前記被加工物の両加工部位を加工することができ
る。したがって、主軸から被加工物を取り外すことな
く、その軸方向両側の加工部位を迅速に加工することが
できるといった効果が得られる。
【0017】また、上述した被加工物の軸方向両側の加
工部位を研削する場合に、主軸台を反転させるだけで、
前記両加工部位を加工することができるので、上述した
従来例におけるような、被加工物を反転して把持し直す
といった作業が不要であり、これにより、両加工部位間
の同軸度等についての加工精度を高精度に仕上げること
ができるといった効果が得られる。
【0018】また、上記請求項1乃至3に記載のいずれ
かの内面研削盤において、本発明の請求項4に係る発明
のように、前記主軸台を支持するとともに、前記ベッド
上に垂直軸周りに水平旋回可能に配設された基台と、該
基台を前記垂直軸周りに水平旋回させる旋回駆動手段と
を設けた構成にすると、旋回駆動手段によって基台を旋
回移動させることで、主軸台の軸線と砥石台の軸線とを
所定の角度で交差させることができる。したがって、前
記旋回駆動手段によって駆動される前記基台の旋回動作
を高精度に制御することで、主軸台の軸線と砥石台の軸
線との交差角を高精度に調整することができ、このよう
に、高精度に調整することで、被加工物の中心軸と一定
の角度をもって設定された加工面の角度精度などを高精
度に仕上げることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について添付図面に基づき説明する。図1及び図2は、
本実施形態に係る内面研削盤を示した正面図及び平面図
であり、図3は、主軸台及び割出手段を拡大して示した
断面図である。これら図1乃至図3に示すように、本例
の内面研削盤1は、上記従来の内面研削盤50を改良し
たものであり、その主軸台10の構成が従来の内面研削
盤50における主軸台60のそれと異なるとともに、割
出手段20,基台53及び旋回駆動手段40を備えた点
において従来の内面研削盤50とその構成が異なる。し
たがって、従来の内面研削盤50における構成と同じ構
成部分については同一の符号を付して、その詳しい説明
を省略する。
【0020】図3に示すように、前記主軸台10は、ハ
ウジング12と、このハウジング12を貫通した状態で
保持される主軸11と、ハウジング12内で主軸11を
回転自在に支持する軸受13a,13bと、主軸11を
回転させる駆動モータ62などから構成されている。
尚、軸受13a,13bは、内輪,外輪及び転動体によ
って構成されている。
【0021】同図に示すように、前記軸受13a,13
bは、その間に外輪間座16a及び内輪間座16b、図
示左方側に外輪間座17a,内輪間座17b及び環状部
材18、図示右方側に環状部材19が配設され、その位
置が規制されている。
【0022】前記主軸11は、その中心部に軸方向に沿
った貫通孔11aを備えており、主軸11の軸方向両側
には、貫通孔11aに挿入された被加工物Wを主軸11
に対して着脱可能に保持するコレットチャック14及び
スクロールチャック15がそれぞれ付設されている。
【0023】図3に示すように、前記スクロールチャッ
ク15は、主軸11に固定され、中心部に貫通孔15c
が設けられたチャック本体15aと、このチャック本体
15aの端面に放射状に突出して設けられた複数の把持
爪15bとを備えており、チャック本体15a及び主軸
11を貫通し、一方端部がコレットチャック14に嵌挿
され、当該コレットチャック14によって把持された状
態の被加工物Wの他方端部を前記把持爪15bによって
把持するようになっている。
【0024】また、主軸11の後端部(図示左方側)及
び駆動モータ62の駆動軸62aには、それぞれに固設
されたプーリ30,31と、このプーリ30,31に巻
き掛けられた無端・環状のベルト32とが設けられてお
り、ベルト32を介して駆動モータ62により主軸11
が駆動され、当該主軸11が軸中心に回転するようにな
っている。尚、33は、割出手段20及びハウジング1
2に固設され、駆動モータ62を保持する保持部材であ
り、34,35は、カバー部材である。
【0025】同図3に示すように、前記割出手段20
は、上面に主軸台10が載置,固定された支持台21
と、ベッド51上に設けられた基台53を介して、図示
左右方向に水平移動自在に配設された移動台22と、支
持台21と移動台22との間に配設され、相互に噛合す
る環状のカービックカップリング23,23と、移動台
22の略中央に配設され、下端部から下方に延設された
回転軸24aを備えたシリンダ24と、このシリンダ2
4内に嵌挿され、その上端部が支持台21に固設された
ピストン25と、前記回転軸24aに固設されたピニオ
ンギヤ26と、このピニオンギヤに噛合するラック27
と、ラック27を紙面に対して直行する方向に駆動する
油圧シリンダ(図示せず)などから構成されている。
【0026】前記シリンダ24は、その下方から内輪,
外輪及び転動体からなる軸受28に支持されることによ
って、移動台22に対して回転可能となっており、軸受
28は、その上方から外輪間座28a、その下方側から
シリンダ24に固設される内輪間座28b及び移動台2
2によってその位置が規制されている。また、ピストン
25の上下方向両側には、適宜圧油が供給される第一圧
油室25a及び第二圧油室25bが形成されている。
尚、29a,29bは、シール部材を示している。
【0027】斯くして、割出手段20の第二圧油室25
bに圧油が供給され、ピストン25の上昇とともに、砥
石台10などが上昇し、カービックカップリング23,
23の噛合が解除される。次に、前記油圧シリンダ(図
示せず)によりラック27が駆動され、これと噛合する
ピニオンギア26を介してシリンダ24などとともに主
軸台10が水平回転せしめられる。そして、主軸台10
が適宜角度位置に回転(この例では180度反転)した
とき、前記油圧シリンダ(図示せず)の駆動が停止され
て主軸台10の回転が停止せしめられ、ついで、第二圧
油室25bへの圧油の供給が止められる一方、第一圧油
室25aに圧油が供給されて主軸台10が下降し、カー
ビックカップリング23,23が再噛合して主軸台10
が固定される。以上の作動によって主軸台10が反転さ
れる。
【0028】図1及び図2に示すように、前記基台53
は、前記主軸台10をZ軸方向に移動可能に支持すると
ともに、ベッド51に植設された軸54を中心として、
水平旋回可能に設けられている。尚、基台53は、例え
ば,主軸台10の軸線が、図示する状態から時計周りに
略30°以内の任意角度で旋回移動可能となっており、
旋回移動の際には扇形状に形成された案内面51a,5
1bによって支持されるようになっている。
【0029】図1乃至図5に示すように、前記旋回駆動
手段40は、基台53の後端部(Z軸マイナス方向端
部)に、X軸方向に沿って配設されたボールねじ41
と、ベッド51に固設され、ボールねじ41の両端部を
それぞれ回転自在に支持するベアリング42,42と、
ボールねじ41に螺合するナット45と、ナット45上
に一定間隔を隔てて固設された一対のガイド部材46,
46と、上端部が基台53に固設され、下端部が前記ガ
イド部材46,46間に嵌挿されたカムフォロア47
と、カップリング44を介して前記ボールねじ41を回
転駆動するサーボモータ43などからなる。尚、図4
は、図2における矢視A−A方向の側面図であり、図5
は、図4における矢視B−B方向の平面図である。
【0030】サーボモータ43を駆動し、ボールねじ4
1を回転させると、ナット45及びこれに固設されたガ
イド部材46,46がボールねじ41の軸方向に沿って
移動し、これらが、例えば、X軸プラス側に移動する
と、図5に示すように、同方向にカムフォロア47が付
勢され、これによって基台53及び主軸台10が旋回移
動し、主軸台10の軸線10aが砥石台70の軸線70
aに対して角度(旋回角)θで交差する。尚、サーボモ
ータ43にはエンコーダが付設され、サーボモータ43
はこのエンコーダの検出値を基にフィードバック制御さ
れるようになっており、前記旋回角θを0.0001度
の単位で制御することができるようになっている。
【0031】以上の構成を備えた本例の内面研削盤1に
よると、コレットチャック14及びスクロールチャック
15により主軸11に被加工物Wを保持し、主軸台10
及び砥石台70を適宜位置に移動させた後、主軸台10
の主軸11と、砥石台70の砥石72を回転させ、つい
で、砥石台70をその軸方向に移動させることで、被加
工物Wの一方側が研削加工される。そして、被加工物W
の一方側の研削加工を完了すると、次に、割出手段20
を駆動して主軸台10を反転させた後、同様に砥石台7
0をその軸方向に移動させることで、被加工物Wの他方
側が研削加工される。
【0032】このように、本例の内面研削盤1では、被
加工物Wを主軸11の貫通孔11aに挿入して保持し、
割出手段20により主軸台10を垂直軸周りに水平回転
させて割り出す構成としているので、被加工物Wの軸方
向両側を研削する場合でも、被加工物Wを反転して把持
し直すといった作業が不要であり、これにより、両加工
部位間の同軸度等についての加工精度を高精度に仕上げ
ることが可能となる。
【0033】また、旋回駆動手段40の作動により、軸
54を中心として主軸台10を旋回移動させ、主軸台1
0の軸線10aと砥石台70の軸線70aとを所定の旋
回角θで交差させることができるようになっているの
で、旋回駆動手段40の作動を高精度に制御すること
で、前記旋回角θを高精度に調整することができ、被加
工物Wの中心軸と一定の角度をもって設定された加工面
の角度精度などを高精度に仕上げることが可能となる。
【0034】以上、本発明の一実施形態について詳述し
たが、本発明の具体的な態様がこれに限られるものでは
ないことは言うまでもない。例えば、上記実施形態にお
いては、主軸11が中心部に軸方向に沿った貫通孔11
aを備えているが、このような貫通孔11aを備えてい
ないものであっても良い。
【0035】また、前記割出手段20は、主軸台10を
反転させるように構成されているが、これが、任意の角
度で主軸台10を割り出すように構成されたものであっ
ても良い。このようにすれば、前記旋回駆動手段40を
特に設けなくても、主軸台10を任意角度で割出すこと
ができ、被加工物Wが砥石台70の軸線70aと平行で
ない加工面を有する場合であっても、かかる加工面を高
精度に加工することが可能となる。
【0036】また、上述した実施形態では、主軸11に
1つの被加工物Wを保持するようにしているが、主軸1
1の両端部にそれぞれ被加工物Wを保持する構成として
も良い。このようにすれば、主軸11の一方側に保持さ
れた被加工物Wを研削加工しているときに、反対側の主
軸11に被加工物Wを保持させることができ、一方側の
被加工物Wを加工後、主軸台10を水平回転させること
によって、直ちに反対側の被加工物Wを加工することが
可能となり、加工効率を飛躍的に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内面研削盤を示した
正面図である。
【図2】本実施形態に係る内面研削盤を示した平面図で
ある。
【図3】本実施形態に係る内面研削盤の主軸台及び割出
手段を示した断面図である。
【図4】図2における矢視A−A方向の側面図である。
【図5】図4における矢視B−B方向の平面図である。
【図6】従来の内面研削盤を示した正面図である。
【図7】従来の内面研削盤を示した平面図である。
【符号の説明】
1 内面研削盤 10 主軸台 11 主軸 11a 貫通孔 14 コレットチャック 15 スクロールチャック 20 割出手段 40 旋回駆動手段 51 ベッド 53 基台 70 砥石台 71 工具主軸 72 砥石 W 被加工物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドと、該ベッド上に配設され、保持
    した主軸を軸中心に回転させる主軸台と、前記主軸に付
    設され、前記主軸に対して着脱可能に被加工物を保持す
    るワーク保持手段と、前記主軸台と対向するように前記
    ベッド上に配設され、保持した砥石を軸中心に回転させ
    る砥石台とを備えた内面研削盤において、 前記主軸台を垂直軸周りに水平回転させて前記砥石台に
    対し割り出す割出手段を設けたことを特徴とする内面研
    削盤。
  2. 【請求項2】 前記主軸が前記主軸台を貫通した状態で
    保持されるとともに、前記ワーク保持手段が前記主軸の
    両端にそれぞれ被加工物を保持するようになっており、
    前記主軸台が、前記砥石台に対して少なくとも反転可能
    に構成されたことを特徴とする請求項1記載の内面研削
    盤。
  3. 【請求項3】 前記主軸が前記主軸台を貫通した状態で
    保持され、且つ中心部に軸方向に沿った貫通孔を備える
    とともに、 前記ワーク保持手段が前記主軸の貫通孔に挿入された前
    記被加工物を保持するようになっており、前記主軸台
    が、前記砥石台に対して少なくとも反転可能に構成され
    たことを特徴とする請求項1記載の内面研削盤。
  4. 【請求項4】 前記主軸台を支持するとともに、前記ベ
    ッド上に垂直軸周りに水平旋回可能に配設された基台
    と、該基台を前記垂直軸周りに水平旋回させる旋回駆動
    手段とを設けて構成したことを特徴とする請求項1乃至
    3記載のいずれかの内面研削盤。
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