JP2000502595A - 粒状チタネートイオン交換体と、その製造方法 - Google Patents

粒状チタネートイオン交換体と、その製造方法

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Abstract

(57)【要約】 アルコール中で固体含水酸化チタンと塩基とを混合する段階を有する、カラムおよび充填ベッドでの操作で使用可能なチタネートイオン交換体の製造方法。混合物を沸騰させ、攪拌し、水を加え、固体物質を溶液相から静置分離し、洗浄し、乾燥させる。得られたケークを破砕し、すすぎ、乾燥させてチタネート生成物を得る。生成物は粒径0.1〜2mmの顆粒からなり、ナトリウム/チタンモル比は0.7以下。

Description

【発明の詳細な説明】 粒状チタネートイオン交換体と、その製造方法 発明の背景 発明の分野 本発明はチタネートの粒状イオン交換体と、その製造方法に関するものである 。関連技術の説明 核廃液から放射性核種を分離する目的は多数ある。例えば最終廃液量を最小に し、多量の廃液を管理下から外し、環境への放射能漏れを最小化する等の目的が ある。セシウムの放射性核種 134,137Csは大抵の廃液中に存在し、廃液に含 まれている全放射能の主因となることが多いが、核燃料再生プラントおよび核兵 器製造プラントの廃液ではセシウムと同様に放射性ストロンチウム90Srが大き な問題である。両者は半減期が長く(30年)、核分裂収率が高い核分裂生成元 素である。 上記プラントで生じる主な廃液流はアルカリ性濃縮塩溶液で構成される。この 溶液の全活性の大部分は放射性ストロンチウム90Srとセシウムとで構成され、 他の放射性核種の大部分は容器の底に沈殿する。 可溶性の放射性核種を除去するために沈殿法およびイオン交換法が用いられて いる。イオン交換は極めて簡単な方法で、汚染除去および容積減量に優れている 。 有機イオン交換樹脂は溶液から放射性核種を除去するために原子力工業、特に 原子力プラントの一次冷却液および低塩廃液の精製で広く用いられている。有機 樹脂は多くの無機イオン交換体とは違って、イオン選択性があまりなく、高温お よび多量の放射線に耐えられないため、高濃度の塩溶液および高活性の廃液には 無機選択的イオン交換体のみが選択される(Jルート(Lehto)の原子力工業にお けるイオン交換、イオン交換方法:Advance and Applications,Proceedings of ION-EX'93,Royal Society of Chemistry,1993年、39頁に記載)。 各種核廃液からセシウムを選択的に分離するのに有効なヘキサシアノ鉄酸塩ベ ースのイオン交換物質が開発されている。この物質は1991年から工業規模で使用 されてきた(参照:R.ハルジュラ(Hariula),J.レート(Lehto),E.ツーサ( Tusa)、およびA.パアヴォラ(Paavola),ヘキサシアノ鉄酸塩交換体を用いた 工業規模のセシウムの除去、Process Development,Nucl,Technol.107(1994 年))。 ストロンチウムに対してはチタネートおよび含水酸化チタンのイオン交換体が 有効であることが証明されている。 結晶性チタン酸ナトリウムはNa2Tin2n+1系列(n=1〜9のものが報告 されている)か、Na4Tin2n+2(n=1,3,5,9のものが報告されてい る)のいずれかに属する。層状結晶を有するチタネート、例えばNa2Ti49 およびNa4Ti920のみがイオン交換特性を有する。チタネートと含水酸化チ タンとの明確な区別はない。しかし、アルカリ金属型で調製された含水酸化チタ ンは非晶質または半晶質/予備晶質型のチタネートとみなすことができる。含水 酸化チタンは少なくとも表面上にイオン交換基を有することが知られている。 チタネートおよび含水酸化チタンは放射性ストロンチウムにとって有効な交換 体として知られているが、これらはまだ工業規模で使用されてはいない。それは 主として高温および多量の放射線に耐えられ且つ充填ベッドでの使用に適した顆 粒の形に調製するのが困難なためである。 含水酸化チタンおよびチタネートを調製する方法は多数知られている。これら は下記の方法に要約できる: 1)チタン水溶液、特にTiCl4からアルカリ溶液、特にNaOHを用いて室 温で含水酸化チタンを沈殿させる方法(M.アベ(Abe),P.ワン(Wang),R.チ トラカール(Chitrakar)、M.ツジ(Tsuji),水和二酸化チタンに対する重金属 イオンの吸着性および脱着性、Analyst 114(1989年)435)。この沈殿法で生じ る生成物は容量が小さい非晶質の非粒状物である。この方法は急速なため、生成 物は一般に非均質で再生不可能である。均質な生成物を得るにはゾルーゲル法が 用いられているが、この方法ではチタンアルコキシドとアルコール中に溶解した NaOHとを混合することで成分が良好に混合したものが 得られる。その結果、可溶性チタネート中間体が生成する。この中間体は水を加 えて沈殿させることができる。 2)NaOHを用いてTiCl4を沈殿させて得られるか、濃縮NaOH溶液中 で他の固体含水酸化チタン、例えば含水アナターゼから得られる非晶質生成物を 沸騰する方法(O.J.,ハイノネン(Heinonen),J.レート(Lehto),J.K.ミエ チネン(Miettinen)チタン酸ナトリウムへのストロンチウム(II)および放射性ス トロンチウムイオンの吸着、Radiochim Acta 28(1981年)93)。この処理によ って生成物の結晶性および容量の両方が向上する。 3)NaOHを用いてTiCl4を沈殿させて得られる非晶質生成物や、濃縮N aOH溶液中で得られる他の固体含水酸化チタン、例えば含水アナターゼやゾル ーゲル生成物を熱水処理する。熱水処理には高い温度200〜500℃と圧力2 0〜400barが必要である。この合成法では結晶質または半晶質チタネート、 例えばNa4Ti920xH2Oが生成する(A.クリアフィールド(Clearfield) 、J.レート(Lehto),Na4Ti92oxH2Oの調製、構造およびイオン交換 特性、Radiochim Acta 28(1981年)93)。 4)固体チタン化合物、例えばTiO2とナトリウム塩、例えばNa2co3から 結晶質チタネート、例えばNa2Ti67を高温700〜1100℃で固相合成 する(英国特許第1,560,623号(1980年))。 上記の文献から分かるように、アルカリ金属チタネートそのものを対象とする 特許が複数ある。その生成物の多くは高温度を用いる固相合成(上記4の方法) で製造される(米国特許第1.697,929号、1929年、フィンランド国特許出願第266 5/72号、1972年、英国特許第1,560,623号、1980年、ドイツ国特許第619,568号、 ドイツ国特許第497,626号)。 米国特許第3,993,740号には熱水法を用いた繊維状チタン酸カリウムの製造方 法が記載されている。 国際特許出願公開第WO83/03819号、米国特許第4,161,513号、1979年および 英国特許第1,493,698号にはストロンチウムを除去するイオン交換体として使用 されるチタネートの調製方法が記載されている。これらの特許は主として上記2 の方法を基礎にしている。 WO83/03819号には水およびアルコール中に懸濁している二酸化チタンの水和 物からチタネートを製造する方法が記載されている。加熱後、沸騰混合物に塩基 を添加する。反応性塩基を変えることで、異なる金属に対して生成物の選択性を 変えることができる。しかし、調製したチタネートの廃棄核種に対する交換容量 は普通である。 米国特許第4,161,513号にはTiCl4をアルコールまたはケトン中に溶解し 、混合物を一部中和して適当な塩基を用いて沈殿させた後、塩化物を除去し、塩 基および水を用いてチタネートを沈殿させるイオン交換体チタネートの調製方法 が記載されている。 英国特許第1,493,698号には、チタニルアルコキシドからイオン交換体チタネ ートを製造する方法が記載されている。この方法はアルコール溶液中で塩基、例 えばNaOHとチタンアルコキシドとを混合して均質な可溶性中間体を生成し、 これを水で沈殿させる典型的なゾルーゲル法である。生成物の組成はNaTi2 O5Hである。 上記方法には多くの欠点がある。すなわち、WO83/03819号にはカラムで使用 するのに適した粒状チタネートの製造方法が記載されていない。米国特許第4,16 1,513号および英国特許第1,493,698号に記載の方法は高価な原料を使用する複雑 な多段階方法である。また、公知のイオン交換体の交換容量は低い。 最後に、関連技術として、複合材料中に粒状チタネートを製造する方法を記載 した特許を挙げる。 チエコ国特許第A.O.273,369号にはポリアクリロニトリル(PAN)のバイン ダ一層中でチタン酸ナトリウムを含む種々の無機イオン交換材料を含む複合材料 の粒子を製造する方法が記載されている。しかし、有機ポリマーのPANがカラ ム内で発生する多量の放射線に耐えることができないので、この交換体で高活性 廃液を処理することはとても無理である。米国特許第5,298,199号にはゼオライ トの孔内でチタン酸ナトリウムを入れる方法が記載されている。この交換体のス トロンチウム除去性能は本発明のチタン酸ナトリウムより劣る。この公知化合物 の2.IM−ナトリウムイオン溶液中で測定した分配係数はpH11.1でl,958 mL/gと劣る。本発明の要約 本発明の目的は新規なチタン酸ナトリウムの粒状イオン交換体を提供すること にある。 本発明の他の目的はカラムでの使用に適したチタネートイオン交換体の製造方 法を提供することにある。 公知のチタネートイオン交換体およびチタネートの調製方法に比べた本発明の 上記およびその他の目的および利点は、以下の説明からより良く理解できよう。 本発明は粒径0.1〜2mmの粒子からなる新規なチタン酸ナトリウムイオン 交換体を提供する。本発明では、イオン交換容量を3.0m当量/g以上にし、 pH11の2.0M−NaCl水溶液中で測定した放射性ストロンチウムの分配 係数を10,000ml/g以上にするために、チタン酸ナトリウムのナトリウ ム/チタンモル比は0.7以下にする。 本発明はさらに、交換可能なカチオンを含むチタネートイオン交換体の製造方 法を提供する。本発明の調製方法は基本的に上記2)の方法に属している。すな わち、固体含水酸化チタンとアルカリ剤と液体とを含むスラリーを作る。高温の このスラリー中のアルカリ剤と酸化チタンとを反応させてチタネート含有固体生 成物を生成させ、それから液相を静置分離する。固相から所望のチタネートを回 収する。本発明では交換可能なカチオンおよび/またはチタンの濃度をスラリー 中で十分高く維持して交換容量の大きいイオン交換体にする。交換可能なカチオ ンの濃度はスラリー1リットル当たり3.5モル以上にするのが好ましい。 本発明の詳細な説明 以下、添付図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。 図1はチタネートの調製方法をフローシートで示す。 図2および図3はチタン酸ナトリウムカラムのストロンチウムの漏出(breakt hrough)曲線を示す。 本発明のチタン酸ナトリウムイオン交換体は基本的に粒径0.1〜2mmの顆 粒で構成されている。本発明では高温および多量の放射線に耐える粒径約0.3 〜0.85の顆粒を製造することができる。この粒径の顆粒はカラムでの使用に 液圧の点からみて極めて適している。イオン交換体のナトリウム/チタンモル比 は0.7以下、好ましくは0.6以下(下記実施例のイオン交換体では約0.5 6)である。 本発明のイオン交換体のイオン交換容量は3.0m当量/g以上、好ましくは 4.0m当量/g以上、特に好ましくは4.5m当量/gである。pH11の2 .0M−NaCl水溶液中で測定した放射性ストロンチウムの分配係数は10, 000ml/g、好ましくは20,000ml/g、特に好ましくは40,00 0ml/gである。NaをSrに換える選択係数は20,000以上、特に好ま しくは50,000以上である。 本発明のチタン酸ナトリウムの分配係数は極めて高い。pH10.8の3M− ナトリウムイオン溶液中で測定した本発明のイオン交換体の係数は米国特許第5, 298,199号のイオン交換体の係数の18倍である。カラムの性能は分配係数に直 接比例するので、これは18倍の体積の溶液を本発明のチタン酸ナトリウムを用 いて処理できることを意味する。 WO83/03819号で製造されたイオン交換体と比較しても同様な結果を得る。以 下で説明する実施例で調製されたイオン交換体の85Srの2.0M−NaCl中 での分配係数は50,000ml/gであるが、従来のイオン交換体の分配係数 はわずかに約3,000ml/gである。NaをSrに換える選択係数は実施例 の化合物で100,000であるのに対し、従来のイオン交換体では約15,0 00である。さらに、本発明のイオン交換容量は5m当量/g以下であるが、従 来のイオン交換体の容量は約2.8m当量/gである。 本発明の交換可能なカチオンを含むチタネートイオン交換体の製造方法は基本 的に下記1)〜5)の段階で構成される: 1)固体含水酸化チタンと、交換可能なカチオンを含むアルカリ剤と、液体とを 含むスラリーを作り、 2)酸化チタンを上記アルカリ剤と反応させてチタネート生成物を生成させ、 3)チタネート生成物を含む固体分を静置し、 4)固体分を分離し、 5)固体分から粒状チタネート生成物を回収する。 本発明では、チタン濃度がスラリー1リットル当たり1.5モル以上のスラリー を作るのが好ましい。また、交換可能なイオンの濃度はスラリー1リットル当た り3.5モル以上にするのが有利である。特に、交換可能なイオンの濃度を5モ ル以上にし、チタン濃度をスラリー1リットル当たり2モル以上にすべきである 。 交換可能なイオンはアルカリ金属イオンおよびアンモニウムからなる群の中から 選択されるカチオンである。交換可能なイオンを含むアルカリ剤はアルカリ金属 の水酸化物および水酸化アンモニウムからなる群の中から選択されるのが好まし い。特に好ましい実施例では、含水酸化チタンとアルカリ金属の水酸化物とをチ タンに対するアルカリ金属のモル比が4以下、特に好ましくは2以下で混合する 。下記実施例ではNa/Ti比(mol/mol)は1.87にする。 スラリーの液体は低級アルカノールおよび低級水溶性アルカノールとからなる群 の中から選択される。エタノールと水溶性エタノールとが特に好ましい。 反応混合物/スラリーは下記化学組成にすることができる: 5〜10重量%の水 40〜50重量%のエタノール 20〜30重量%の酸化チタンおよび 15〜30重量%の水酸化ナトリウム。 従来のWO83/03819号と比較して、反応スラリーの含水量は低く(従来の40 重量%以上に対して10重量%以下)、酸化チタン(6重量%以下に対して20 重量%以上)および水酸化ナトリウムの含有量(13重量%以下に対して20重 量%以上)は高い。 本発明方法では、酸化チタンとアルカリ剤とを、30〜150℃、実際には上 記液体の沸点、すなわち約70〜90℃(液体媒体に依存)に上げた温度で反応 させる。 反応時間は約1分〜48時間である。粒状生成物を生成するために、反応完了 後、反応スラリーに冷水を加えてチタネート生成物を含む固体画分を静置する。 水が「冷たい」とは水温が反応温度よりかなり低いことを意味する。一般に水温 は約0℃〜約25℃にする。 下記6)〜11)の処理段階をさらに追加するのが有利である: 6)静置したチタネート生成物を回収し、加圧濾過器を用いてチタネート濾過ケ ークを生成し、 7)濾過ケークを洗浄してアルカリをほとんど除去し、 8)洗浄した濾過ケークを乾燥させて恒量状態にし、 9)乾燥させたケークを破砕して種々の寸法の顆粒を製造し、 10)粒径0.1〜2mmの顆粒を選択し、 11)上記粒径の顆粒をすすぎ、全ての固体微粉の少なくとも一部を除去して粒状 チタネート生成物を製造する。 濾過ケークの洗浄および処理は加圧濾過器で行う。乾燥させた物質を破砕前に 空気中の湿度と約1週間平衡させる。破砕はジョークラッシャーで行うことがで き、破砕したケークを篩い分けして所望の粒径分布を得る。 すすぎは水と、硝酸リチウム、塩化リチウム、硝酸ナトリウム、塩化ナトリウ ム、硝酸カリウム、塩化カリウム、硝酸アンモニウムおよび塩化アンモニウムの 溶液群の中から選択される溶液とからなる洗浄剤で行う。設備の腐食を防止する ためには硝酸塩が好ましい。 本発明の好ましい実施例は下記a)〜f)の段階を有する: a)固体含水酸化チタン、好ましくは二酸化チタン着色工程からの工業的中間体 をアルコール中、好ましくはエタノール中でスラリー化する。 b)アルカリ金属の水酸化物を固体ペレット/フレーク状で添加する。この混合 物はアルカリ金属の水酸化物の高温の溶解熱によって沸点まで加熱されるので、 外部から加熱しなくてもよい。アルカリ金属およびアンモニウムの水酸化物はア ルコール溶液にして添加することもできる。この混合物は内部加熱器を用いて沸 点まで加熱する。混合物は反応時間中攪拌する。 c)この混合物に水を添加すると、水を添加する前の溶液中に均一に分散してい た固体物質が沈降する。 d)この溶液相から、好ましくは加圧濾過器を用いてチタネートを分離する。 e)チタネートを水で洗浄してアルカリをほとんど除去する。この操作は加圧濾 過システムを用いることで最も有効に行うことができる。 f)洗浄したチタネートケークを好ましくは110℃で乾燥させて恒量にする。 乾燥させたケークを、例えばジョークラッシャーで破砕して所望の粒径にふるい 分けする。この顆粒を水および/またはLi/Na/K/NH4NO3または対応 するアルカリ金属またはアンモニウムの塩化物ですすいで顆粒表面から固体微粉 の大部分を除去する。再度、粒子を110℃で乾燥させて恒量にする。 第2乾燥段階は任意であり、イオン交換体は10〜50重量%の乾燥物質を有 する湿性顆粒として供給できることに注意すべきである。 本発明方法は従来方法に比べて多くのの利点が得られる。既に述べたように、 本発明は耐久性のあるアルカリ金属およびチタン酸アンモニウムの顆粒を製造す る高効率で経済的な方法を提供する。本発明方法は工業規模で実行でき、チタネ ートを大量に製造することができる。本発明方法は工業規模で核の廃液からスト ロンチウムを除去するのに適用できる。 本発明を用いることによって、高温および高圧を避けることができるが、得ら れた粒状生成物は熱水または固相での合成生成物よりさらに高い交換容量を有す る。 本発明は安価な原料のみを使用し、高い収率でチタネート顆粒を製造する極め て簡単な方法である。 本発明のチタネート合成法を下記の実施例で説明する。 実施例 250リットル容のステンレス鋼製の反応器内で40kgの含水チタンアナタ ーゼ(FINNTI S130,Kemira Pigments,フィンランド)を80リットルのエタノ ール(ETAX A,96%、Primalco,フィンランド)中で慎重にスラリー化する。こ の操作に約15分要した。 10kgのNaOH固体ペレットを数分以内で添加する。混合物が沸騰する。 30分後、この反応混合物に20kgのNaOHペレットを15分毎に2kg添 加する。この添加によって混合物は沸騰を続ける。 沸騰してから約3時間後、この反応混合物に80リットルの水道水(温度約1 0〜15℃)をすばやく加える。沸騰が終了し、固体物質が有効に沈降した。 反応混合物を放冷して一晩静置した。 加圧濾過システム(PF 0.1H2,Larox,フィンランド)を用いてチタネートを含 む固体物質を分離し、反応液を含まなくなるまで洗浄する。先ず第1に、3セン チメートルの厚さのケークに16barの膜圧を加えて大部分の反応液を除去す る。その後、アルカリを含まない加圧水(16bar)でケークを洗浄する。ア ルカリの放出は上澄みのpHを測定して検出する。初期pH14を十分に低いp H約12まで減らすには約8リットルの洗浄水が必要であった。 ケークを110℃で一晩中乾燥させた。次いでこのケークを粒径約1〜2cm の粒子に手で破砕する。その後、これらをさらに一晩乾燥させる。この時間はケ ークが恒量に達するのに十分長い時間である。乾燥前のケークの含水率は50〜 55%であった。 乾燥させた物質を空気中の湿度と約1週間平衡させて「固体」粒子を得る。 粗粒子をジョークラッシャーで破砕して粒径0.3〜0.85mm(20〜5 0mesh)および0.15〜0.3mm(50〜100mesh)にする。粒 径画分の収率は0.85〜0.30mm、57%、0.30〜0.15mm、1 6%および<0.15mm、27%である。 粒径画分0.3〜0.85mmを0.1M−NaNO3溶液で3回すすぎ、粒 子表面の固体微粉を大部分除去する。NaNO3溶液はチタン酸ナトリウムの加 水分解すなわち下記反応を防ぐために用いた: すすいだ粒子を110℃で一晩中乾燥させた。 上記の方法で得られたチタン酸ナトリウムは下記化学組成を有する(10個の サンプルの平均値): Na 12.8%±0.7% Ti 49.0%±0.7% H2O c.15%±0.7% 生成物はほぼ非晶質である。x線回折図では、約9゜、24゜および28゜( 2θ)で極めて拡散性の反射のみが存在する。生成物の結晶性がやや不良である ため、組成物の化学当量は一定の式では表せない。 チタン酸ナトリウムは放射性ストロンチウムを極めて有効に取り込む。pH1 0.8の3M−NaCl溶液の分配係数(KD)は30,300±8,100m l/gである。これは異なる生産バッチからの9個の生成物の平均値である。微 量濃度のイオンに対するイオン交換体の分配係数(効果、選択性を示す最も一般 的な方法)は下記で定義される: KD = Ce/Cs = (Ao/A−1)・V/m ここで、 Ceは交換体相中のストロンチウムの平衡濃度であり、 Csは溶液相中の対応する濃度を表す。 Aoは初期ストロンチウム活性を表し、 Aはイオン交換後の活性を表し、 Vは溶液の体積(ml)を表し、 mは交換体質量(g)である。 チタン酸ナトリウムの実際の交換容量も極めて大きい:5.0±0.30m当 量/g。これは異なる生産バッチからの9個のサンプルの平均値である。実際の 容量の値はバッチ法を用いて求めた。バッチ法はチタン酸ナトリウムの1.0g のサンプルを100mlの0.03M−Sr(NO)2溶液と平衡させる。異な る生産バッチからの生成物がKDの狭い分配および容量の値を示し、同じ化学組 成を示すことは本発明方法によって再生可能な生成物が得られることを示してい る。 各種の核廃棄類似物を用いたカラム実験ではさらに、このチタン酸ナトリウム が放射性ストロンチウムの除去に極めて有効であり、顆粒は充填ベッドカラムで の使用に十分に耐えることを示している。図2は0.01mmol/Lの不活性 ストロンチウムおよび85Srトレーサーを含む3M−NaNO3溶液からのスト ロンチウム漏出曲線を示す。 図からわかるように、チタン酸ナトリウムはこの濃厚溶液から極めて有効にス トロンチウムを取り込む。これは典型的な核廃液の再加工をシミュレートしてい る。このナトリウムイオン濃度の最適pHは10以上で、このpH値では100 0以上(99.9%除去)の汚染除去要因で約千倍のベッド体積を処理すること ができる。5千倍のベッド体積は200以上(99.5%除去)の汚染除去要因 で処理することができる。 図3はさらに希釈した0.2Mおよび0.002M、pH7のナトリウムイオ ン溶液からストロンチウムを除去するチタン酸ナトリウムカラムの性能を示す。 少なくとも数千倍のベッド体積を700〜1000の汚染除去要因で精製するこ とができる。 チタネートイオン交換体は特にカラムおよび充填ベッド操作に適用可能である 。 得られた粒状チタネートイオン交換体の粒径は0.1〜2mm、好ましくは0 .3〜0.85mmである。 以上、チタン酸ナトリウムを例に本発明を説明したが、他のアルカリ金属のイ オン、例えばカリウムおよびアンモニウムを含むチタネートも同様である。実際 に試験結果が示すように、チタン酸カリウムは多くの用途でイオン交換体として チタン酸ナトリウムと全く同程度であり、用途によってはチタン酸カリウムの選 択性の方が優れていることさえある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 アルジュラ,リスト フィンランド国 02320 エスポー リュ オリクジャ 2 ベー 25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ナトリウム/チタンモル比が0.7以下で、イオン交換容量が3.0m当量 /g以上で、pH11の2.0M−NaClの水溶液中で測定した放射性ストロ ンチウムの分配係数が10,000ml/g以上である粒径が0.1〜2mmの 基本的に顆粒からなるチタン酸ナトリウムイオン交換体。 2.交換容量が4.0m当量/g以上で、pH11の2.0M−NaClの水溶 液中で測定したストロンチウムの分配係数が20,000ml/g以上である請 求項1に記載のイオン交換体。 3.NaをSrに換える選択係数が20,000以上である請求項1に記載のイ オン交換体。 4.顆粒の粒径が0.3〜0.85mmである請求項1に記載のイオン交換体。 5.ナトリウム/チタンモル比が0.6以下で、選択係数が4.5m当量/g以 上で、pH11の2.0M−NaClの水溶液中で測定した分配係数が40,0 00ml/g以上である請求項1に記載のイオン交換体。 6.下記1)〜5)の段階からなる交換可能なカチオンを含むチタネートイオン 交換体の製造方法: 1)固体含水酸化チタンと、交換可能なカチオンをスラリー1リットル当たり3 .5モル以上の濃度で含むアルカリ剤と、液体とを含むスラリーを作り、 2)このスラリー中のアルカリ剤と酸化チタンとを高温で反応させてチタネート 生成物を生成し、 3)チタネート生成物を含む固体画分を静置し、 4)固体画分を分離し、 5)固体画分から粒状チタネート生成物を回収する。 7.スラリー中のチタン濃度がスラリーlリットル当たり1.5モル以上である 請求項6に記載の方法。 8.交換可能なイオンの濃度がスラリー1リットル当たり5モル以上で、チタン 濃度がスラリー1リットル当たり2モル以上である請求項6に記載の方法。 9.アルカリ剤がアルカリ金属の水酸化物および水酸化アンモニウムからなる群 の中から選択される請求項6に記載の方法。 10.上記液体が低級アルカノールおよび低級水溶性アルカノールからなる群の 中から選択される請求項6に記載の方法。 11.上記液体がエタノールまたは水溶性エタノールである請求項10に記載の 方法。 12.アルカリ剤がアルカリ金属の水酸化物であり、チタンに対するアルカリ金 属のモル比が4以下になるように含水酸化チタンとアルカリ金属の水酸化物とを 混合する請求項6に記載の方法。 13.含水酸化チタンとアルカリ金属の水酸化物とを2以下のモル比で混合する 請求項12に記載の方法。 14.上記液体の沸点で酸化チタンとアルカリ剤とを反応させる請求項6に記載 の方法。 15.スラリーが下記化学組成を有する請求項6に記載の方法: 5〜10重量%の水 40〜50重量%のエタノール 20〜30重量%の水酸化チタンおよび 15〜30重量%の水酸化ナトリウム。 16.固体含水酸化チタンを上記溶媒に添加し、次いでアルカリ剤を添加してス ラリーを生成する請求項6に記載の方法。 17.アルカリ剤がアルカリ金属の水酸化物であり、少なくとも一部が溶媒層に 溶解している固体ペレット状で添加される請求項16に記載の方法。 18.アルカリ剤を所定の時間内で添加する請求項17に記載の方法。 19.アルカリ金属の水酸化物の溶解熱でスラリーを加熱する請求項17に記載 の方法。 20.固体含水酸化チタンと、上記液体と、アルカリ剤の溶液とを混合してスラ リーを生成する請求項6に記載の方法。 21.アルカリ剤の溶液がスラリーとして溶媒と同じ液体を含む請求項20に記 載の方法。 22.スラリーに冷水を加えてチタネート生成物を含む固体画分を静置する請求 項6に記載の方法。 23.水温が0℃〜約25℃である請求項22に記載の方法。 24.加圧濾過器を用いてスラリーを濾過してチタネート生成物を回収し、チタ ネート濾過ケークを生成する請求項6に記載の方法。 25.下記7)〜11)の段階をさらに有する請求項6に記載の方法: 7)濾過ケークを洗浄してアルカリを除去し、 8)洗浄した濾過ケークを乾燥させて恒量状態にし、 9)乾燥させたケークを破砕して各種寸法の顆粒を製造し、 10)粒径0.1〜2mmの顆粒を選択し、 11)上記粒径の顆粒をすすぎ、全ての固体微粉の少なくとも一部を除去して粒状 チタネート生成物を製造する。 26.洗浄を加圧濾過器で行う請求項25に記載の方法。 27.破砕をジョークラッシャーで行う請求項25に記載の方法。 28.水と、硝酸リチウム溶液、塩化リチウム溶液、硝酸ナトリウム溶液、塩化 ナトリウム溶液、硝酸カリウム溶液、塩化カリウム溶液、硝酸アンモニウム溶液 および塩化アンモニウム溶液からなる群の中から選択される溶液とからなる洗浄 剤ですすぎを行う請求項25に記載の方法。 29.粒径が0.3〜0.85mmのチタネート顆粒を選択する請求項25に記 載の方法。 30.乾燥させた物質を破砕前に空気湿度と平衡させる請求項25に記載の方法 。 31.平衡に約1週間要する請求項30に記載の方法。 32.破砕したケークをふるい分けする請求項25に記載の方法。
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