Jams Collection、日本武道館への挑戦!──神楽胡音、大場結女が語る、大きなステージへの想い
2024年11月12日に日本武道館の単独公演が開催が決定した、Jams Collection。グループとしての大きな挑戦となるが、彼女たちはいま、どんな気持ちを抱いているのだろうか。今回OTOTOYでは、神楽胡音、大場結女にふたりにインタヴューを実施。現在の心境や、サード・シングル「冬空ラプソディー / トキメキ NEW WORLD」の聴きどころについて、語ってもらった。
Jams Collectionが贈る、極上のウィンター・ソング
INTERVIEW : Jams Collection(神楽胡音、大場結女)
いま、アイドルシーンで大きな注目を集めるグループのひとつがJams Collectionだ。着実にステップアップして進んできた彼女たちが次に立つのは、ついに日本武道館。今回大場結女、神楽胡音のふたりに話を訊くと、かなり赤裸々な答えが返ってきた。これから夢の舞台に向けて、ますますフルスロットルで駆け抜ける彼女たちから、目が離せない。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : 宇佐美亮
合宿があって、そのときにサラッと言われました
——昨年2023年は、小此木流花さん、大場結女さんが加入したりと、グループに変化のあった年でしたね。
大場結女 (以下、大場):怒涛の1年でしたね。加入してすぐに夏フェスをたくさん経験しました。前にいたグループとは活動内容が全然違ったので、まずは環境に慣れることで精一杯でしたね。悩むこともあったんですけど、10月に開催した幕張メッセでの6thワンマンライヴの頃には環境にも慣れてきました。
神楽胡音 (以下、神楽):2023年は、まずは坂東遥の卒業がありましたもんね。そこから8人になって幕張まで駆け抜けてきたんですけど、体制の変動による大変さはありました。歌割りやフォーメーションの変化があったので、日々のライヴをこなしていくのも大変でした。でも、この8人で2023年の夏を過ごせたのは大きくて。それを踏まえて幕張メッセを迎えられたので、それはよかったなと思います。その前に入った2人のメンバー(村望しおん、水瀬さらら)は、TOKYO DOME CITY HALLでのワンマンの直前に加入してあたふたしていたので、そのときに比べたら8人でしっかり成し遂げられたと思いますね。この8人の絆も固められた年でした。
——夏を駆け抜けたことがグループ自体の自信につながっているんですね。夏の印象的な思い出はありますか?
大場:野外ライヴのキツさを目の当たりにしました。暑い中で特典会やライヴをするので、メンバーももちろん、ファンの方やスタッフさんも大変そうでしたね。あれを乗り越えたので、この冬はすごく落ち着いています。
——今の8人での結束が強まった出来事はなんですか?
大場:日本武道館でのライヴが決まったことかなと思います。武道館が決まって、そこで8人の気持ちの擦り合わせをしたんです。グループに対する気持ちや、今後への気持ちを話すようになって、心の扉をひとつ開けたように思えます。目指すものが一致したので、ここから一気に気持ちも深まっていったのかなと。
神楽:武道館の発表があったときに、メンバーそれぞれ思うことがあったと思うんです。嬉しい気持ちだけじゃなかったからこそ、絆が強まったと思っていますね。
——嬉しい以外の気持ちというと、例えばプレッシャーとかですか?
神楽:プレッシャーもそうですし、自分が立っていいのだろうかみたいな気持ちとかですね。結女は、ジャムズに入ったばかりなのに武道館に立つことへの不安もあるだろうし、逆に私たち初期メンだからこその気持ちもありました。
大場:ジャムズはすごく謙虚な子が多いんですよ。現実的にものごとを捉えて、ネガティヴな面も見られる子が多いからこそ、武道館と言われたときに素直に「やった!」と思わなかったんです。みんな今の状況で武道館に対してしっかり考えて、そこを確認しあえたときに、「ここからまたみんなで頑張っていけるな」と思いました。
——武道館公演はいつ頃伝えられていたんですか?
大場:幕張ワンマンの前に合宿があって、そのときにサラッと言われました(笑)。
神楽:あまりにサラッと言われすぎて、「あ、やるんだ…武道館」って(笑)。レッスンの休憩で言われた感じです。
大場:なにかを話していた流れで、武道館のことも伝えられたんですよ。自分たちも気持ちを整理するのが難しかったですね(笑)。