本作では、都会での生活に疲れたOLの中西優佳と病院を抜け出した辻聡太郎が、ある真夜中に偶然再会し、不思議な逃避行に出るさまが描かれる。福地が優佳、青木が聡太郎を演じ、
予告は、会社の飲み会帰りの優佳が路上に寝転がる聡太郎に声をかけるシーンで幕開け。2人が織りなす逃避行の一端や、「忘れられない。忘れたくない。」とテロップも収められた。主題歌として
福地は「撮影をしていたのは2年前ですが、優佳と聡太郎が見た風景や時間がこうして残り続けてくれることがとてもうれしく愛おしく感じます」と、青木は「心のゆくままに何かを思い描くこと。それが鮮明に続くものではなかったとしても、その先で少しでも日々を軽やかに過ごせる瞬間があるのなら、それで良いのかもしれないなと思えます」と語る。さらに堀井は「決して大きな作品ではありませんが、だからこそ濃縮されたかけがえのない瞬間が本作には沢山映し出されているように感じます」「この物語の優佳と聡太郎のように、この映画がより遠くまで旅をして多くのかたと出会っていただけましたら幸いです」とつづった。
「飛べない天使」は2月21日より東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。
映画「飛べない天使」予告編
福地桃子 コメント
撮影をしていたのは2年前ですが、優佳と聡太郎が見た風景や時間がこうして残り続けてくれることがとてもうれしく愛おしく感じます。昨年はこのチームで再集結することができたりと、喜ばしいことが続いたのですが、お会いするたびにエネルギーを届けてくださる堀井さんとご一緒した最初の作品です。それぞれの場所で生きるふたりの声が重なりあって、柔らかさだけではないものを手にしていく感覚がありました。この映画がどうか皆さまに届きますように。
青木柚 コメント
劇場公開! とても嬉しいです。自由奔放な聡太郎には、演じた自分自身の手をも引っ張ってもらったような記憶があります。心のゆくままに何かを思い描くこと。それが鮮明に続くものではなかったとしても、その先で少しでも日々を軽やかに過ごせる瞬間があるのなら、それで良いのかもしれないなと思えます。はじまりでも、抜け道でも、この映画が誰かひとりの大切な道に繋がることを願っています。
堀井綾香 コメント
映画を通して、登場人物を通して、孤独や痛みを抱える誰かに手を差し伸べてあげられたなら。そんな思いで制作したのが本作「飛べない天使」です。決して大きな作品ではありませんが、だからこそ濃縮されたかけがえのない瞬間が本作には沢山映し出されているように感じます。映画祭などで有難くも反響をいただき、念願の本公開を迎えることができました。この物語の優佳と聡太郎のように、この映画がより遠くまで旅をして多くのかたと出会っていただけましたら幸いです。
福地桃子の映画作品
リンク
おおとも ひさし @tekuriha
"福地桃子と青木柚がダブル主演を務めた中編映画「飛べない天使」の予告編がYouTubeで解禁。あわせて2人の主人公を捉えた2点のサブビジュアル、福地、青木、監督・堀井綾香によるコメントが到着した。
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