敦賀原発2号機、不許可の処分書案公表 新基準に不適合 規制委

日本原子力発電敦賀2号機の審査書案について議論する原子力規制委員会=東京都港区で2024年8月28日午前10時31分、高橋由衣撮影
日本原子力発電敦賀2号機の審査書案について議論する原子力規制委員会=東京都港区で2024年8月28日午前10時31分、高橋由衣撮影

 原子力規制委員会は28日の定例会で、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)について、原子炉直下に活断層があることを否定できず新規制基準に適合しないとする審査書案を了承し、再稼働を認めず審査を終える「不許可」とする処分書案を示した。29日から1カ月間、審査書案の意見公募をし、秋以降に正式に処分を決定する。

 規制委発足後、全国の27基が再稼働を目指して審査を申請。17基が通過し、うち12基が再稼働したが、不許可になるのは初めて。

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