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第26回参院選

2022年夏の参院選は6月22日公示、7月10日投開票。関連するニュースをまとめています。

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立憲が連合と共産の板挟み 一本化の道筋見えず「タイムリミット」

立憲民主党のロゴ
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 立憲民主党が夏の参院選への対応を巡り、共産党と支持団体の連合の双方から突き上げられ、苦境に立たされている。立憲は全国32の1人区で野党候補の一本化を目指すが、連合は共産と連携する候補は支援しない構えで、選挙協力に向けた協議も始められない状況だ。業を煮やした共産は独自候補の擁立を進めつつあり、一本化に向けた道筋は見えてこない。

 「6年前の2月19日にはもう政党間の正式な合意をしている。いよいよ2月半ばになり、まさにタイムリミット目前になっている」。共産の小池晃書記局長は7日の記者会見で、協議に応じない立憲へのいら立ちをあらわにした。2016年の参院選では2月の野党党首会談で選挙協力に合意し、1人区で候補者一本化を実現していた。

 立憲への不信感を募らせる共産は2月に入り、立憲と競合する富山選挙区で新人の立候補を発表するなど、1人区での候補擁立を活発化させており、今後も「全速力で擁立を進める」(小池氏)方針だ。

 これに対し、…

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