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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

字源

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  • 会意。「」+「」、「舁」は二人が両手を出し合うさま、4本の手を合わせ(=同)、一緒に動かすこと。

甲骨文字 金文

小篆

流伝の古文字
西周

説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義

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  1. おこるうまれる発生する。
  2. おこすうむ。発生させる。
  3. さかえる
  4. たのしむたのしみ
対義字
  • (おこる、おこす)

日本語

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教育漢字 (第5学年)

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  • 本来「コウ」は呉音、「キョウ」は漢音であるが、日本語においては「おこる、おこす、さかえる」の意味に「コウ」、「たのしむ」の意味に「キョウ」を用いるのが慣習である(中国語では両者を声調によって区別する)。

名詞

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  1. キョウ)たのしさ。おもしろみ。
    • 興が乗る。興を添える。興が尽きない。興をそぐ。興ざめ。

派生語

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熟語

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中国語

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*

動詞

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xīng

  1. さかんになる。

名詞

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xìng

  1. おもしろみ。

人名

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Xīng

  1. 中国人ののひとつ。

朝鮮語

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*

名詞

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  1. 興趣

人名

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  1. 朝鮮人ののひとつ。

ベトナム語

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*


文字情報

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U+8208, 興
CJK 統合漢字-8208

[U+8207]
CJK統合漢字
[U+8209]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x7D69


漢点字 六点漢字
字典掲載
康熙字典 1005ページ, 5文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 30226
新潮日本語漢字辞典 (2008) 9782/9783
角川大字源 (1992) 8069
講談社新大字典 (1993) 13440/13441
大漢語林 (1992) 9191
三星漢韓大辞典 (1988) 1461ページ, 2文字目
漢語大字典 (1986-1989) 1巻, 253ページ, 9文字目