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河内山本駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
河内山本駅
北口
かわち やまもと
Kawachi-Yamamoto
地図
所在地 大阪府八尾市山本町一丁目1-17
北緯34度37分40.64秒 東経135度37分10.64秒 / 北緯34.6279556度 東経135.6196222度 / 34.6279556; 135.6196222 (河内山本駅)座標: 北緯34度37分40.64秒 東経135度37分10.64秒 / 北緯34.6279556度 東経135.6196222度 / 34.6279556; 135.6196222 (河内山本駅)
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
電報略号 ヤモ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面5線
乗車人員
-統計年度-
(全日)10,371人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1925年大正14年)9月30日
乗入路線 2 路線
所属路線 D 大阪線
駅番号  D12 
キロ程 11.1 km(大阪上本町起点)
D11 近鉄八尾 (1.5 km)
(1.1 km) 高安 D13
所属路線 J 信貴線
駅番号  J12 
キロ程 0.0 km(河内山本起点)
(2.0 km) 服部川 J13
備考 * 改称経歴
- 1932年 山本駅→大軌山本駅
- 1941年 大軌山本駅→河内山本駅
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河内山本駅(かわちやまもとえき)は、大阪府八尾市山本町一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)のである。駅番号は大阪線がD12、信貴線がJ12

利用可能な鉄道路線

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歴史

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山本停留場

駅構造

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プラットホーム
信貴線専用の5番線

島式ホーム2面・単式ホーム1面による、3面5線の地上駅橋上駅舎を有する。南北双方に出入口があり、改札口は1ヵ所のみ。駅舎は隣の高安駅とならび、橋上駅舎としては、大阪線の駅では最も古い。下り方面にかけてカーブしており、急行以上の通過電車が通過する際は、低速で通過を行っている。

のりば

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北側から、5→1→2→3→4番のりばの順に番号が付与されている。ホーム有効長は5番のりばは2両、1番 - 4番のりばは10両分を確保する。

のりば 路線 方向 行先 備考
5・1 J 信貴線 - 信貴山口方面[7]  
1・2 D 大阪線 下り 河内国分名張方面[7]  
3・4 上り 大阪上本町方面[7] 3番のりばは通常は通過列車のみ
付記事項
  • 大阪線ホームは内側2線(2番線と3番線)が主本線、外側2線(1番線と4番線)が待避線である。
  • 信貴線列車は1番線及び5番線からの発着となる。

配線図

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近鉄 河内山本駅 構内配線略図

大阪線
大阪上本町大阪難波
方面
近鉄 河内山本駅 構内配線略図
信貴線
信貴山口方面
↓ 大阪線 大和八木
伊勢中川伊勢志摩
名古屋方面
凡例
出典:川島令三、『【図説】日本の鉄道 東海道ライン 全線・全駅・全配線 第9巻 奈良・東大阪』
   ISBN 978-406-270019-1、19頁、講談社、2009 を参考に作成。


  • 駅構内で大阪線の上下線間の転線が不可能であるため五位堂方面からの信貴線送り込み回送列車は一度当駅を通過し、弥刀駅で折り返して入線する。

特徴

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ダイヤ面

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  • 大阪線の準急区間準急(近鉄八尾駅 - 名張駅間各駅停車)停車駅となっている[8]
  • 準急以下の列車による特急・急行の待避が頻繁に行われるが、当駅では準急と普通列車の緩急接続は行われていない[8]
  • 信貴線の列車は下り大阪線の列車が1番線で待避を行わない場合は、1番線に入線し、乗り換えをしやすくしている。

駅設備・営業面

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利用状況

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2018年11月13日における1日乗降人員20,281人である[10]

近年における1日乗降・乗車人員は以下の通り。

年度別1日乗降・乗車人員
年度 特定日 1日平均
乗車人員[11]
出典
調査日 乗降人員 乗車人員
1990年(平成02年) 11月06日 37,435 18,805 19,654 [12]
1991年(平成03年) -
1992年(平成04年) 11月10日 36,863 18,592 19,221 [13]
1993年(平成05年) - 18,697
1994年(平成06年) - 18,007
1995年(平成07年) 12月05日 33,120 16,664 17,627 [14]
1996年(平成08年) - 17,311
1997年(平成09年) - 16,610
1998年(平成10年) 11月10日 31,243 15,642 15,993 [15]
1999年(平成11年) - 15,233
2000年(平成12年) 11月07日 30,320 15,142 14,717 [16]
2001年(平成13年) - 14,274
2002年(平成14年) - 13,906
2003年(平成15年) 11月11日 26,264 13,236 13,724 [17]
2004年(平成16年) - 13,275
2005年(平成17年) 11月08日 24,905 12,437 12,915 [18]
2006年(平成18年) - 12,704
2007年(平成19年) - 12,339
2008年(平成20年) 11月18日 22,943 11,523 12,031 [19]
2009年(平成21年) - 11,317
2010年(平成22年) 11月09日 21,048 10,452 10,982 [20]
2011年(平成23年) - 10,799
2012年(平成24年) 11月13日 19,757 9,899 10,452 [21]
2013年(平成25年) - 10,626
2014年(平成26年) - 10,402
2015年(平成27年) 11月10日 19,878 10,089 10,500 [22]
2016年(平成28年) - 10,491
2017年(平成29年) - 10,477
2018年(平成30年) 11月13日 20,281 10,200 10,407 [23]
2019年(令和元年) - 10,371
2020年(令和02年) - -
2021年(令和03年) 11月09日 16,512 - - [24]
2022年(令和04年) 11月08日 17,033 - - [25]
2023年(令和05年) 11月07日 17,031 - - [26]

駅周辺

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  • 江戸時代大和川付け替えによって旧河川敷に広大な土地ができたことから新田開発が始まった。 明治維新以降は当地での綿栽培を主体とした農業は廃れてしまったが、大正時代末期の鉄道開通によって交通の利便性は高まっていった。昭和時代初期に山本新田の土地所有者である住友財閥による宅地造成が進められ、財閥系企業や商社などのサラリーマンを対象に通勤用の邸宅地として売り出された。しかし、当時は鉄道のスピードも遅く、大阪市内までの通勤の便もいいとはいえなかったため、これらの邸宅は、近隣(現在の東大阪市柏原市)や同市内の富農の新宅として購入される傾向があった。そのため、この街には、農業から転業した不動産賃貸業を営む個人事業者が多い。
  • 大阪府道15号線(茨木八尾線)と玉串川が南北に貫き、太平洋戦争後まもなく植えられた、約4キロメートルほど続く並木は当地の名所である。

北側

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南側

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バス路線

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近鉄バス
  • 1番のりば(山本線
    • 90番 花園駅前 行(青葉町・玉串北口経由)
    • 91番 玉串 行(青葉町経由)
    • 92番 高砂住宅 行(青葉町経由)
  • 3番のりば(東花園線

隣の駅

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近畿日本鉄道
D 大阪線
快速急行・急行
通過
準急・区間準急・普通
近鉄八尾駅 (D11) - 河内山本駅 (D12) - 高安駅 (D13)
J 信貴線(全列車が各駅に停車)
河内山本駅 (J12) - 服部川駅 (J13)

脚注

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  1. ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  2. ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、678頁。全国書誌番号:21906373 
  3. ^ 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、23頁。ISBN 978-4-10-790026-5 
  4. ^ 「きょう19駅で使用開始 近鉄定期券自動改札機」『交通新聞』交通協力会、1971年4月1日、2面。
  5. ^ “近鉄は来月16日から ラッシュ時の混雑緩和図る”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1995年2月15日) 
  6. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日https://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月7日閲覧 
  7. ^ a b c 駅の情報|河内山本”. 近畿日本鉄道. 2021年4月17日閲覧。
  8. ^ a b 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.124 - p.147・p.284 - p.306
  9. ^ a b 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.70 - p.87
  10. ^ 駅別乗降人員 大阪線 - 近畿日本鉄道
  11. ^ 八尾市統計書
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  24. ^ 近鉄線駅別乗降人員データ【調査日:令和3年11月9日(火)】 (PDF)
  25. ^ 近畿日本鉄道 駅別一日乗降人員(調査日:令和4年11月8日(火))
  26. ^ 近畿日本鉄道 駅別一日乗降人員(調査日:令和5年11月7日(火))

関連項目

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外部リンク

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