大福駅
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大福駅 | |
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東望(手前が大阪上本町方面ホーム) | |
だいふく Daifuku | |
◄D40 耳成 (1.3 km) (1.6 km) 桜井 D42► | |
左下は香具山駅(JR桜井線) | |
所在地 | 奈良県桜井市大福三丁目241-2[1] |
駅番号 | D41 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄)[1] |
所属路線 | D 大阪線 |
キロ程 | 38.2 km(大阪上本町起点) |
電報略号 | タイフ |
駅構造 | 地上駅(地下駅舎) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
797人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)1月5日 |
備考 | 無人駅[1] |
大福駅(だいふくえき)は、奈良県桜井市大福三丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線の駅である[1]。駅番号はD41。
歴史
[編集]北方約1キロメートルの場所に旧大和鉄道の「大福駅」があったが、当駅開業を目前にした1928年12月20日に東新堂駅に改称している。
年表
[編集]- 1929年(昭和4年)1月5日:大阪電気軌道桜井線の大軌八木 - 桜井間開通時に開業[2][3]。
- 1941年(昭和16年)3月15日:参宮急行電鉄との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる[2]。同時に桜井線は大阪線に改称[4]。
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる[2]。
- 1990年(平成2年)12月26日:地下駅舎化。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[5]。
- 2013年(平成25年)12月21日:終日無人駅化。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。改札・コンコースは地下に、ホームは地上にある。ホーム有効長は6両。改札口は1ヵ所のみ。地上との出入口は南北双方に1ヵ所ずつある。トイレは下りホームにあり、男女別の水洗式。
大和八木駅管理の無人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | D 大阪線 | 下り | 名張方面[6] |
2 | 上り | 大阪上本町方面[6] |
利用状況
[編集]大福駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す[7]。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(大福駅) | ||||||||
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年度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特記事項 | |||||
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 1日当たり | 調査日 | 調査結果 | ||
1982年(昭和57年) | ←←←← | 358,692 | 983 | 11月16日 | 2,923 | |||
1983年(昭和58年) | ←←←← | 349,589 | 955 | 11月8日 | 2,995 | |||
1984年(昭和59年) | ←←←← | 345,026 | 945 | 11月6日 | 2,905 | |||
1985年(昭和60年) | ←←←← | 331,935 | 909 | 11月12日 | 2,772 | |||
1986年(昭和61年) | ←←←← | 331,747 | 909 | 11月11日 | 2,722 | |||
1987年(昭和62年) | ←←←← | 331,100 | 905 | 11月10日 | 2,732 | |||
1988年(昭和63年) | ←←←← | 330,854 | 906 | 11月8日 | 2,816 | |||
1989年(平成元年) | ←←←← | 330,878 | 907 | 11月14日 | 2,699 | |||
1990年(平成2年) | ←←←← | 342,844 | 939 | 11月6日 | 2,754 | |||
1991年(平成3年) | ←←←← | 351,138 | 959 | |||||
1992年(平成4年) | ←←←← | 347,897 | 953 | 11月10日 | 2,478 | |||
1993年(平成5年) | ←←←← | 350,164 | 959 | |||||
1994年(平成6年) | ←←←← | 362,447 | 993 | |||||
1995年(平成7年) | ←←←← | 362,378 | 990 | 12月5日 | 2,590 | |||
1996年(平成8年) | ←←←← | 352,930 | 967 | |||||
1997年(平成9年) | ←←←← | 342,202 | 937 | |||||
1998年(平成10年) | ←←←← | 338,135 | 926 | |||||
1999年(平成11年) | ←←←← | 330,366 | 903 | |||||
2000年(平成12年) | ←←←← | 324,989 | 890 | |||||
2001年(平成13年) | ←←←← | 313,490 | 859 | |||||
2002年(平成14年) | ←←←← | 302,844 | 830 | |||||
2003年(平成15年) | ←←←← | 293,284 | 801 | |||||
2004年(平成16年) | ←←←← | 293,971 | 805 | |||||
2005年(平成17年) | 179,640 | ←←←← | 111,093 | 290,733 | 797 | 11月8日 | 1,952 | |
2006年(平成18年) | 179,430 | ←←←← | 111,060 | 290,490 | 796 | |||
2007年(平成19年) | 180,600 | ←←←← | 110,886 | 291,486 | 796 | |||
2008年(平成20年) | 187,800 | ←←←← | 109,611 | 297,411 | 815 | 11月18日 | 1,807 | |
2009年(平成21年) | 182,340 | ←←←← | 106,523 | 288,863 | 791 | |||
2010年(平成22年) | 177,900 | ←←←← | 108,936 | 286,836 | 786 | 11月9日 | 1,794 | |
2011年(平成23年) | ←←←← | 294,468 | 805 | |||||
2012年(平成24年) | ←←←← | 291,343 | 798 | 11月13日 | 1,655 | |||
2013年(平成25年) | ←←←← | 303,695 | 832 | |||||
2014年(平成26年) | ←←←← | 291,028 | 797 | |||||
2015年(平成27年) | ←←←← | 299,256 | 818 | 11月10日 | 1,698 | |||
2016年(平成28年) | ←←←← | 298,611 | 818 | |||||
2017年(平成29年) | ←←←← | 296,096 | 811 | |||||
2018年(平成30年) | 188,040 | ←←←← | 101,992 | 290,032 | 795 | 11月13日 | 1,642 | |
2019年(令和元年) | 187,350 | ←←←← | 104,482 | 291,832 | 797 | |||
2020年(令和2年) | ←←←← | |||||||
2021年(令和3年) | ←←←← | 11月9日 | 1,420 | |||||
2022年(令和4年) | ←←←← | 11月8日 | 1,406 |
駅周辺
[編集]駅西側・南側は住宅地となっている。駅東側・北側は田畑が広がるが、駅付近には民家やアパートがある。駅から南へ下ると妙法寺(御厨子観音)に至るが、駅からやや離れた所にある。
その他
[編集]- 縁起のいい駅名であることから、正月には台紙付きの新春記念入場券や、同じ近鉄の吉野線福神駅との入場券セットが発売されていた。また、2014年1月9日から雪見だいふくと3月のライオンの宣伝の一環として1,314枚(製作数2,014枚)という枚数限定で『ふくふくふくふく 至福の乗車券』が販売され[9]、2月28日まで駅構内及び駅舎の広告スペースが七福神のイラストが描かれた雪見だいふくの広告に占拠される企画が行われた[10]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 神門稔 (2015年3月17日). “近鉄100年物語:大福 「蹴鞠」支える心意気”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7。
- ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、86頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、156頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年3月9日閲覧。
- ^ a b “駅の情報|大福”. 近畿日本鉄道. 2021年11月8日閲覧。
- ^ 奈良県統計年鑑
- ^ “坪井・大福遺跡”. 橿原市. 2021年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月27日閲覧。
- ^ “ふくふくふくふく 至福の乗車券”. 近畿日本鉄道. 2014年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月9日閲覧。
- ^ 近鉄&ロッテコラボ、今度は「大福駅」を七福神でジャック おたくま経済新聞 2014年1月15日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報|大福 - 近畿日本鉄道