【阪神】1点差逃げ切り貯金10! 佐藤輝明と前川右京が林威助&金本知憲以来、19年ぶり甲子園で左打者連発

2回1死、前川右京が右翼へ勝ち越しのソロ本塁打を放つ (カメラ・豊田 秀一)
2回1死、前川右京が右翼へ勝ち越しのソロ本塁打を放つ (カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 阪神2―1ヤクルト(15日・甲子園)

 阪神が今季最多の貯金10とした。首位・巨人に大きなプレッシャーを与える3連勝。初回に先取点を許したが、2回に2者連続本塁打で逆転した。1死から佐藤輝が高梨のフォークを捉え、右越えの14号ソロで同点。前川が右越えの4号で続いた。本拠地でのプロ初アーチとなる勝ち越し弾。右から左への強い風を特徴とする甲子園で、阪神の左打者の2者連発は05年の林、金本以来19年ぶりとなった。

 先発のビーズリーは6回2安打1失点。9奪三振の力投で8勝目を挙げた。ヤクルト戦は今季4戦4勝、防御率1・17と圧倒。7回は石井が3者凡退、8回は桐敷が2死一、二塁で村上を中飛に打ち取ってピンチを切り抜け、9回はゲラが締め、1点差で逃げ切った。

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