- 外部モジュールをgitで取得する
- 外部モジュール(moyai)をビルドする
- スペース・スウィーパーのゲームをビルドする
- バックエンドサーバーをビルドする
- バックエンドサーバーを起動する
- ゲームを起動する
GitHubの標準的な方法で取得します。サブモジュールも必要です。 Unix系を含むコマンドライン版gitを使う場合は、次のコマンドを入力すると、moyaiの必要なバージョンを取得できます。
git submodule update --init --recursive
moyaiのREADMEファイル を参照してください。MacOS X, Windowsでビルド可能です。
cl/sswin/sswin.sln
を使用して下さい。
MacOS Xでは、clディレクトリで make depend;make
でビルドできます。
MacOS, Linuxでビルド可能です。vceディレクトリでmakeした後、svディレクトリでmakeします。
sv/ssvがバックエンドサーバーの本体です。 起動する前に、sv/datadirディレクトリに移動して ruby mkdir.rbを実行し、必要なディレクトリを作ります。 次に以下のようなコマンドラインで起動します。 使用方法は引数を与えずに起動すると表示されます。
./ssv realtime database --maxcon=10
バックエンドサーバーは、
localhost
において Redisサーバーが起動していることが必要です。
LinuxにおいてRedisをインストールした後、redis-server等のコマンドを用いて起動してください。
MacOSでは、clディレクトリで ssというバイナリができています。 Windowsではsswin.slnでデバッグ起動するだけで実行可能です。 バックエンドサーバーに接続するために接続先のアドレスを教える必要があります。 以下のようにコマンドライン引数を追加します。
--dbhost=localhost --rthost=localhost --username=nobita --debug
起動に成功すると、キャラクター作成画面が表示されます。
--username=STRING
ユーザー名を指定します。これはゲームデータを保存する単位で、上位のシステムによって排他制御されている必要があります。--dbhost=HOSTNAME
バックエンドサーバーのデータベース機能をもつプロセスのアドレスを指定します。 例 : "localhost", "192.168.11.2"--rthost=HOSTNAME
バックエンドサーバーのリアルタイム機能(ゲーム同期パケット)をもつプロセスのアドレスを指定します。--debug
アイテムを追加したりワープといったデバッグコマンドを有効にします。--autoplay
自動的にプレイします。負荷テスト用です。--autocharge
エネルギー残量が減ってきたら、自動的に充電します。デバッグ用です。--speedwalk
高速に歩きます。デバッグ用--infitems
アイテムが無限になります。デバッグ用--jsdebug
ジョイスティックの状態を常にログします。--ncloc
nearcastを常にログします。--skip-wm
世界地図画面をスキップします。--offline
バックエンドサーバー無しでシングルプレイします。--fps=NUMBER
フレームレートを設定します。--long-db-timeout
データベースのタイムアウトを遅く設定します。これは無線LANなど遅いネットワークでテストプレイするときに必要なことがあります。