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GithubのActions上のMacOSでSeleniumを使ったUITestコードを実行して画像をSlackに投稿する仕組みを構築して見ました。必要に応じてSfdxコマンドも使える。


自分の環境で試す際には、絶対にPublicにしないこと!!!


概要

Github Actions上でSelenium webdriver,Node.js,ResembleJSを利用してJavascriptベースでテストコードを記載できる構成です。
Slack Boltを栄養することでSlackへのテキスト、ファイルの投稿、Sfdx Cliを利用してSalesforceの呼び出しなどもできるようになってます。
テストロジック中で必要に応じてスクリーンショットを撮影し、過去のスクリーンショットと比較することで画面表示の変化を検出することを想定してます。
また画面操作ができなかった場合もエラーが発生し処理が中断されるため、画面の動作が予期せず変わった場合についても検出可能となるはず。
SalesforceのSfdx Cliを利用できるようにしているため、Salesforceにログインして画面の操作や画面に表示されていないデータのチェックなどもできます。
MacOS上で動くように今回は作成しています。


目次

  1. 必要環境
  2. 構成
    • ベース
    • package.json
  3. Slackの準備
  4. Githubの準備
  5. 実行準備
  6. 実行
    • (1)【ローカル実行の場合】
    • (2)【Github Actionsから実行の場合】
  7. テスト実装方針git add RE

必要環境

  1. Node.js(Python) : ローカル検証用
  2. Visual Studio Code : ローカル検証用
  3. Githubのアカウント : Git利用のため
  4. Git / Git bash(Windowsのみ) : ローカル検証用、ShellScriptも使うのでGit Bashも(WSL2でも行けるかもしれない)
  5. Salesforceのアカウント(Developer組織またはSandbox) : Salesforce利用しないなら不要。コード中のSfdxコマンドも削除して良い
  6. Sfdx Cli : Salesforce利用しないなら不要。yamlからも削除して良い
  7. Salckのアカウント、ワークスペース :Slackを利用しないなら不要。

Nodejsは v12 , v14 で動作確認。

現在以下のWebdriverに対応。

  • chrome
  • firefox
  • safari(PC)※ドライバーにバグあり

構成

ベース

ファイル名 説明
.github/workflows/node.js.yaml Github Actions用YAML
package.json Selenium,Webdriber,resembleJS ,Slack/Boltなどの必要なパッケージを記載
runCheck.js 新旧のフォルダの同名の画像同士を比較して、差分画像データと差分率を出力する
runCheck.sh 上記差分チェックのスクリプトをコールする。テスト結果の画像をZIPに固めてSlackにPostする
runGitandPostSlack.sh テスト結果の差分画像をZIPに固めてSlackにPost&画像フォルダをgitコミットプッシュする
sample.js サンプルテストコード。Salesforceのデータを取得しつつ、Google検索してスクリーンショットをとる。
runTest.js テストを呼び出す呼び出しもとのスクリプト
runTest.sh テストスクリプトを呼び出すシェル。スクリーンショットを保存先フォルダをクリアする
runMain.sh メインのプログラム。
runPostSlack.js runCheckの標準出力をSlackに加工して投稿するためのスクリプト
runPostSlackFile.sh 引数に指定したファイルをSlackにポストするスクリプト
/lib/TestUtil スクロール、スクリーンショット、クリックなど。
/lib/FileUtil ファイルの検索、ディレクトリの検索など
/lib/SlackUtil Slackへのテキスト、画像のポスト
/lib/ImageUtil 画像の比較。
/lib/LineReader ファイルから1行ずつ読み込む

package.json

ファイル名 説明
@slack/bolt Slcak投稿用のパッケージ
chromedriver Chrome用Web Driver
date-utils 日付操作を追加するパッケージ
expect.js テスト用フレームワーク。期待値と実際の値の比較結果を出したりするのに利用する。 Jest。現在未使用
fs-extra ファイル、ディレクトリ操作のためのパッケージ
geckodriver firefox用Web Driver
mocha テスト用フレームワーク。Assertを出したりするのに利用する
path ファイルフォルダのパスを取り扱うためのパッケージ
resemblejs 2つの画像を比較して差分画像を生成する
selenium-webdriver Selenium本体
sleep Sleep処理を入れるためのパッケージ

1) Slackの準備

  1. Slackのワークスペース、アカウントを用意
  2. https://api.slack.com/apps にアクセスする
  3. 「Basic Information」から「App Credential」を参照し「Client Secret」をメモ
  4. 「Create Your Apps」からアプリを作成する
  5. Permissonsを設定する。「Add an OAuth Scope」を押下し以下の権限をセットする。
    1. channel : join
    2. chat : write
    3. files : write
  6. 「Install to Workspace」をクリック
  7. 「許可する」をクリック
  8. 「Bot User OAuth Access Token」をメモ「xoxb-hogehohe」
  9. Slackのワークスペースに移動  
  10. ChannelID:URLの「higehige」部分をメモ「https://app.slack.com/client/hogehoge/higehige」
  11. チャンネルへ作成したアプリを招待する。「チャンネル」→「詳細」→「その他」→「アプリを追加する」で3.で用意したアプリを選択して追加。

2) Salesforce認証キーの取得

  1. ローカルの開発環境へ移動(テストするSandbox環境)
  2. sfdx force:org:display -u --verbose
  3. 表示される「Sfdx Auth Url」の値をメモ

3) Github側の準備

  1. 新規のRepositryを用意
  2. 本Repositryのソースをコピーして、上記のリポジトリにPush
  3. 公開したくないキー情報などを登録する。「Settings」→「Secret」→「New repositry secret」を押下する
    1. 「SFDX_AUTH_URL」: 2)3.でメモした物を保存
    2. 「SLACK_SIGNING_SECRET」: 1)4.でメモした物保を存
    3. 「SLACK_BOT_TOKEN」: 1)8.でメモした物を保存
    4. 「SLACK_CHANNEL」: 1)10.でメモした物を保存


3) 実行

(1)【ローカル実行の場合】 テスト環境用にBranchを作成して設定を編集

  1. 3)で用意した環境でBranchを作成(環境名などでOK)
  2. key.authの中身を4)3.でメモした物に差し替えて保存
  3. runMain.shの「SLACK_SECRET_KEY」の値を1)4.でメモした物に書き換え
  4. runMain.shの「SLACK_TOKEN」の値を1)8.でメモした物に書き換え
  5. runMain.shの「SLACK_CHANNEL」の値を1)10.でメモした物に書き換え
  6. Windowsの場合、ZIPコマンドで失敗するため、ZIPコマンドとZIPコマンドをSlackに投稿する部分をコメントアウトする
  7. runCheck.jsのzipコマンド及びnode runPostSlack部分をコメントアウト
  8. runGitandPostSlack.jsのzipコマンド及びnode runPostSlack部分をコメントアウト
  9. ./runMain.shを実行

(2)【Github Actionsから実行の場合】 Github上で設定を編集

  1. 「Actions」を押下
  2. 「SeleniumTest」を押下
  3. 「Run workflow」のボタンが表示されていることを確認
  4. 「Run workflow」を押下。
  5. 表示されたダイアログに従って入力
  6. 「Run」ボタンを押下

4) テスト実装方針

(1) runTest.js内にテストロジックを記載する方針  

個別のテストを記載する場合にはフォルダを切って、その中でテストロジックを記載することを推奨する。
runTest.js以外のファイルについてはできる限り編集しないこと。*runMain.shの設定値は除く。

(2) test.js内にテストロジックを記載する方針  

  テストメソッドについては以下のロジックを記載すること

  1. 個別のテストメソッド内ではwebDriverを作成する。
  2. 画面の操作を記載する。
  3. 必要に応じてフレームワークによる値チェックなども行う。
  4. スクリーンショットを撮影する。
  5. スクリーンショットのファイル名については、画像の比較に利用するため実施ごとにファイル名が変わらないように実装する。

注意点 GitHub Actions の無料枠を使いきった場合