曽我町子

曽我町子（そが まちこ、1938年3月18日 - 2006年5月7日）は日本の俳優（女優）、声優、実業家。

生前は特撮における魔女、女王の第一人者だった。ヒーローに倒されないことも多く、女王として登場した作品でヒーローに倒されたのは時空戦士スピルバンの女王パンドラを演じた際の一度だけである。役柄に凝る性格だったのか仕事には非常に厳しく、台本や衣装などでスタッフの手抜きと思われることに対しては注意を促し、役柄の衣装もこれではNGと判断すると自前で用意するほどであった。その反面、元々明るい性格なので共演者達によく声をかけ積極的にコミュニケーションを取っていたという。また、演じた役柄のファンも大事にしていた。

こうした人柄から、ファンは彼女を女王様と敬っていた。彼女に会うことを「拝謁」と評した者もいたほどである。

2006年に膵臓癌により自宅を兼ねた店舗、「ステラ」で急逝（享年68歳）。知人が訪れた際にはすでに亡くなっていたとの事。