「5枚一組三千円。買う？」

解説

CV：高山みなみ / 演：西山茉希（実写版）

天道家の次女で、物語のヒロインのあかねの次姉で17歳。

茶色のショートボブが特徴（幼少時はロングヘアを2つに分けてリボンでしばっていた）。

※幼少期の髪形はOVAにて確認ができる。

人物

天道家では一番なしっかり者且つ常識人だが、自ら守銭奴を名乗るほどの金好き。

金を得るためなら手段を選ばず、男子に貢がせたり、ラブレターを送ってきた相手を脅したり、実家である道場の売却の算段をしたり、乱馬が女子のときの写真を隠し撮りして、こっそり売り歩いていたりと、色々とやっている模様。

男子の扱いがうまく、特に乱馬（らんま）・良牙・ムース・玄馬・早雲・八宝斎・帯刀などの扱いに非常に長けている。

性格もおっとりとしたかすみや、負けん気と腕っ節が強いあかねとも異なり、良くも悪くもドライでマイペース、教科書にも載っていない（悪）知恵や処世術にも長けている。

傍観者的な部分が目立つ一方、立ち聞きした話などを妙に拡大解釈し、ややこしい状況をさらに混乱させ、トラブルメーカーになることも多い。

どこまでも自分に正直な性分であり、家族に対してもその態度は一貫している。ただ、時折きまぐれ的に情で動くこともあり、単に薄情というわけでもない模様。あかねの重装備ぶりに呆れつつも、カナヅチ克服のための練習に付き合うなど面倒見がいい面も。

（長女・三女が揃いも揃って並以上に利他的で人が良すぎて危ういので、2人に代わって打算的で狡い手法がとれるようになったとも、とれる。意図的かどうかは別として）

作中で一度、乱馬の許婚になったことがあるが、そのときは他の運動部や久遠寺右京に乱馬を貸し出して小遣いを稼いでいた。

乱馬が母親の早乙女のどかから逃げ回っていた時には、乱馬の必死な苦心の思いを台無しにしかねない（"乱子"の正体をバラしかねない）言動を幾度となく繰り返し、それを乱馬から問い質された時には「ゼイタク言ってる罰よ」と断じ「私やあかねはどんなに会いたくても母親に会えない」と厳しく諌めた。そしてその発言の直後それをダシにして乱馬に金銭を要求している。

かすみが病気で倒れて料理下手のあかねが食事を作ろうとした時は友達の家に泊まりに行こうとしていた。

意外にも…

実は女子らんまやシャンプーにも劣らぬプロポーションを持ち、アニメ版のボディスーツのようなハイレグ水着に魅せられた視聴者は多い。そして劇中でも彼女自身に隠れた人気はあるらしく、こっそりと彼女自身の隠し撮り写真が流通している（そして、あえてそれを看過しておいて、ある程度の流通を見た時に、隠し撮りをした者、その写真を買った者、その流通に関与した者などを密かに洗い出してがっつりと締め上げ莫大な慰謝料をせしめるのが常となっている）。

ちなみに本作では珍しく、体操着はブルマではなくジャージ。普段着でもらんまのようにタンクトップとショートパンツ（ドルフィンパンツ）でいることが多い。

実写版での違い

リメイクの実写版では年齢設定が引き上げられ、高校を既に卒業しており、キャバ嬢をやっている。デイトレーダーもやっていて稼いでいるらしい。クラスメイトに、あかねやらんまの生写真売りつけて荒稼ぎするのがお前じゃなかったのか。

余談

• 担当声優の高山みなみ氏は思い入れの深い役の一つになびきを挙げている。

これは高山氏がアニメ放送開始から3ヶ月後に公開されたスタジオジブリ作品『魔女の宅急便』に出演したことによりキキのイメージが定着し、仕事が一時的に激減してしまい、なびきが当時唯一のレギュラー作品として生活の支えになっていたからという理由によるもの。

• 劇場版アニメ「らんま1/2　超無差別決戦！乱馬チームVS伝説の鳳凰」のOP「終わらない夏休み」（歌っているのはDoCo）では、他のキャラを差し置いてほぼなびきしか画面に映っていないというレアな光景が見られる。

人称・口調・口癖・呼称

関連人物への呼称

関連人物からの呼称

関連イラスト

関連タグ

個人タグ

らんま1/2　らんま1/2の登場人物一覧

茶髪ショート　次女　守銭奴　金の亡者

トラブルメーカー　ゲームメーカー（ゲームマスター）

表記ゆれ

なびき　nabiki

関連人物タグ

天道あかね　天道かすみ　（天道三姉妹）

早乙女乱馬　九能帯刀　火車王金之介

カップリングタグ

九なび