概要
狭間の地の各地に登場する古遺跡の文明で作られたというゴーレムで、騎士を模したような姿の黒石の巨人。影の地でも「ラウフの古遺跡」やその周辺地域に出現する。
重要な建物、エリアの門前やそこへ続く道中などを防衛する番人のように配置されていることが多く、褪せ人などの侵入者を感知すると容赦なく排除しようと攻撃してくる。作中では機能停止し倒れたものやその朽ち果てた残骸も多く確認できるが、中には近くを通ると突然起動し起き上がる個体も。
見上げるほどの巨大な身体は見た目通り強固かつ強力無比で、動きは重鈍だがその質量と衝撃波を伴う一撃一撃は馬鹿にならない威力を誇る。一方で足首や手首などに装甲が弱く内部の炉の炎が漏れている弱点部位が存在し、ダメージの通りやすいここを攻撃して体勢を崩すと転倒、胴体に致命攻撃を入れることで大ダメージを与えることができる。ただし、一部の個体は最も殴りやすい足首が装甲で守られていることも。
また、ゴーレムの一種であるためアイテム「結晶投げ矢」を複数回当てると混乱し同士討ちを始める。
「リムグレイブ」にある序盤の小ダンジョン「高路下の洞窟」の最深部では斧槍を持った個体がボスとして登場。能力、対処方法は雑魚敵として出現した時と特に変わらない。
撃破するとタリスマン「青い踊り子」をドロップする。
ガーディアン・ゴーレム(斧槍)
斧槍を装備した近接攻撃タイプの個体。
斧槍を振るう攻撃のほか、地面に突き立てながら突進し地面を抉って岩を飛ばしてくることも。
巨体と巨大な斧槍にものを言わせた近接攻撃は高リーチかつ広範囲だが、さっさと足元に潜ってしまえばほぼ当たらなくなる。ただし、足首付近にいても柄による叩きつけや股下への火炎放射などで攻撃してくるため油断はできない。
「ケイリッド」の特定の場所には身体や武器に魔力を帯びた特殊な個体が一体だけ登場。
火力、体力ともに非常に高く、さらには地面に円陣を描き魔力のレーザーを垂れ流すビットを召喚するなどかなりの強敵となっている。
ガーディアン・ゴーレム(大弓)
弓を装備した遠距離攻撃タイプの個体。
大弓を引き絞り、もはや巨大な杭のごときサイズの大矢で遠方の外敵を撃ち貫く。
その射撃は高威力かつ衝撃波が発生することで判定も強く、その上かなり遠く離れた場所からでも正確に狙撃してくるため、トレントに乗って振り切ろうとした褪せ人が容赦なく射抜かれ撃ち落とされることもしばしば。
足元にさえ入ってしまえば攻撃手段はほぼ足踏みだけになるので、地形による遮蔽なども利用しながら着実に距離を詰めたい。
祝福「シーフラ河の奥井戸」から大壺及び「ケイリッド闘技場」へと続く道には、身体と武器に魔力を帯びた個体が2体のみ出現。大矢の着弾地点に衝撃波でなく魔力の爆発が発生する。
アイテム
ゴーレムの斧槍
ガーディアン・ゴーレム(斧槍)が落とす黒石の武器。斧槍という名前だが武器種は特大武器。
筋力補正に優れ、長めのリーチと薙ぎ払う強攻撃モーションが特徴。ドロップ入手のため一周で序盤から複数本を確保可能かつ、戦灰の付け替えができるなど特大武器の中でも利便性の高い一品。
なお、デフォルトの戦技が本来は特大武器に戦灰として付けられない「突撃」となっている。
ゴーレムの大弓
ガーディアン・ゴーレム(大弓)が落とす黒石の大弓。
大弓の中で最も重量と要求筋力が高いがそれに見合った性能を持ち合わせており、筋力に優れたステータスで扱えば凄まじい火力を叩き出してくれる。
戦技は「貫通射撃」固定。
ゴーレムの大矢
ガーディアン・ゴーレム(大弓)が稀に落とす大矢。
威力と体勢崩し、ガード崩しの性能が高く、さらに着弾地点に追加ダメージと吹き飛ばし効果のある衝撃波を発生させる効果をもつ。
ただしドロップ確率が低いため、常用できる程の本数を集めるのは非常に大変。
衝撃波の乗った複数の矢を広範囲に浴びせられる戦技「アローレイン」などとの組み合わせが特に強力で、侵入プレイなどのPvEにおいて一時期かなり猛威を振るっていた。(Ver. 1.12.1にて該当戦技の対人においての威力が下方修正。)
ゴーレムの魔力矢
魔力を纏ったガーディアン・ゴーレム(大弓)のみが稀に落とす、古い魔力を帯びた大矢。
こちらは見た目の割に衝撃波による範囲攻撃の効果がなく、大矢の中で唯一魔力属性を持っている。
前述の通りドロップするガーディアン・ゴーレムが祝福から遠い場所の2体しか存在しないことから、やはり入手がかなり困難。