趣味とは、自分の好きなことをやることである。
「道楽」と呼ばれる場合もある。
前提として、必ずしも実用性や利益は必須ではない。
どんな人間にも一つや二つはあるもの。
それが趣味というもの。
人によってそれは異なり、とにかく本ばかり読む人もいるし、写真を撮るのが好きな人もいればただ単にパチンコや競馬に興じるのが好きな人間もいる。
一人ひとりの顔が違うように趣味の形もさまざまである。写真ひとつとっても鉄道写真専門もいれば女性ばかり撮る人もいる。推理小説はダメでもホラー小説が好きという人だっている。
既存の作品や競技を見るだけ・聞くだけというものから、上手くなれば何でも作れてしまう工作、創作活動まで様々。同じ映画を何度見ても内容は変わる訳ではないが、手軽さで言えば見るだけのほうが楽だし、何でも作れる趣味だとしても上手くなるまでは完成品の稚拙さに苦しむなど一長一短ではある。
二つ以上の異なる方向性の趣味を持つ人は『多趣味』とも言われる。
ニコニコ動画の素人投稿者のほぼ100%は「音楽を造ること」や「映像を生み出すこと」が趣味の人間が
動画をアップロードすることによって成り立っている。
その中には映像を極めて映画監督になっていく人もいれば、音楽を極めてステージで歌う人だっている。手塚治虫だって『漫画を描くのが大好きでしょうがない』から医者の道を捨てて漫画家になったのである。
広義には森羅万象あらゆる事象が趣味になりうる。誰得も含む。(収集・研究など)
特に趣味に熱心な人は「愛好家」「オタク」「マニア」「ガチ勢」と呼ばれる。末期的なものは「信者」「もはや病気」「愛が重い」と言われることも。ゲームなど「重課金」「廃人」などと呼ばれてしまう場合もある。
ニコニコでは趣味や技術を有効活用して皆を楽しませると「才能の有効活用」と呼ばれるが、労力に対してあまりにも採算度外視したものは「才能の無駄遣い」「才能の不法投棄」「振り込めない詐欺」とも呼ばれる。
日本では一般的に何故か趣味ばかりに走ることは「遊んでいるだけだ」[1]とされてあまり社会の風当たりがよくないことがあるので、そういった理解の無い人間の前ではほどほどにしておくのがいいだろう。なお、筆者も単なる趣味でこの記事を作った。
仕事以外は体力的な休養はもちろん、ストレス発散や十分に気を休めるのも非常に重要である。
薄給激務で深夜休日まで仕事が当たり前、有給休暇もほとんど取れず趣味をする時間が全然ないなど、違和感や理不尽があれば現状を鵜呑みにせず必ず疑ってみよう。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざもある。
趣味をそのまま仕事に出来る人もいるにはいるが、そういう人間は本当に極めた一握りの『プロ』と呼ばれる人間だけなので、大抵の人は仕事≠趣味で、趣味を続けるために仕事をする、お金を稼ぐという人が圧倒的多数を占める。
イラストレーターや漫画家を例に挙げれば、いつでも好きに描けるのではなく常に締め切りやネタ切れに追い掛け回され寝る時間も無く、よほどのセンスや実力がなければ趣味=仕事にすることができないことは頭に入れておこう。
特に個人でやっているクリエイター、イラストレーター等は無理解な発注先に不当[2]に値切られ安く買い叩かれるといった問題も起きている。基礎技術は勿論だが、価格相場や法律・契約・記録など一定の自己防衛の知識がなければ相手は黒字でこちらは大赤字、原価や時給をもろもろ換算すると利益にならない場合もある。
「代わりはいくらでもいる」業界などは顧客の奪い合いや発注元の乗り換えも激しい。
真逆で、好きなのだが技術レベルが追い付いていないものは「下手の横好き」とも言われる。もっとも本人が楽しんでいれば問題ないが。
中には死体が好き、ケバい衣装を着て出歩く、汚れた女性下着が好み、悪魔崇拝が生きがい、アニメの女の子にしか興味ナシ、気持ちの悪い虫が大好きと言った変わり種人間もおられドン引きされる場合もあるが、それは一般的に「悪趣味」と分類される。
ただ個人の家の中で楽しむなど、他人に迷惑をかけていなければ特に文句を言われる筋合いはない。
変態でもいい、胸を張ろう!(ただし悪臭や騒音、窓の外から見られる、飼育動物の脱走には注意)
中には趣味が過熱し平然と犯罪行為に走ってしまうクズ人間もいる。
我が物顔で公道で暴走したり、乗り物の写真欲しさに不法侵入やカメラの前に入った一般客を恫喝する、バズる目的でトンデモ画像や動画をSNSにうpして炎上する輩もいる。(おそらく)仲間内での自浄作用が働いていない場合もある。ファンが増えると同時に悪質なファンも流入し、一緒くたに評価されてしまう場合もある。
趣味の人気を逆手に取り、グッズ等を買占めて高額で転売するといったトラブルも健在。
加減を間違えてしまい借金・依存症になったり、家族にキレられるケースも。
主要人物の各々が趣味を持っており、物語の展開になる場合もある。
作品自体がひとつの趣味・ジャンルを取り扱っている漫画・アニメも多い。高校生4~5人組の学園モノの作品だが授業シーンは少なめで、大半を部活動(趣味系)のシーンが占めている作品も珍しくない。むしろ教室や授業シーンのほうが珍しい作品も。
専門用語だらけでは素人の視聴者はついていけないため、分かりやすいよう道具や手段・戦法といった用語の説明を順を追って行っている作品も多い。主要人物に素人がいる場合が多いのはそのため。
放送後は該当趣味ファンが増えたり聖地巡礼されたりする。
作者のセンスやキャラクターの魅力も大きいかもしれないが。
作る育てる見る聞く |
自然・野外遊ぶ / 楽しむ |
スポーツ・運動 |
会得・知識ジャンル |
※一部重複するものはまとめてありますが、無いものは追加してください。
※ガチで趣味をすべて羅列する場合はさらに大規模に分岐させる必要があるかも。
掲示板
212 ななしのよっしん
2024/10/13(日) 20:36:59 ID: cNOt1bsmiP
「これのどこが良いんだ?」は文脈によっては相手の趣味の否定にもなりかねないので言い方は気を付けたほうがいいと思う
213 ななしのよっしん
2024/10/13(日) 20:44:34 ID: wKHCTiRvMg
趣味というものは基本的には傍から見たらどうでもいいものだという認識は捨てない方がいい
214 ななしのよっしん
2024/10/13(日) 21:12:11 ID: +rmC4Fg60X
「これのどこが良いんだ?」と思うのは個人の自由だしいいと思うんだけど、それをわざわざ口に出す必要性について考えてみてもいいと思う
勿論独り言みたいな感じにツイッターとかで呟くならいいとは思う。むしろそこから他人に良さを教えてもらう切っ掛けにもなるかもしれんし
疑問じゃなく否定で口に出すならやめとけって感じ
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/13(金) 22:00
最終更新:2024/12/13(金) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。