モザイク 単語

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モザイク

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曖昧さ回避 曖昧さ回避

モザイクとは

概要

タイルアートなどと言われることもある。1920世紀のスペイン芸術家アントーニ・ガウディなどが有名だが、古代から様々な文化で使用されている。
転じて、画像や映像において、人に見せたくない部分をモザイクに変換することを「モザイク処理」と呼ぶ。本項ではにこちらを詳述する。

他にも、ウェブブラウザの名称や生物学用語などにも使用されている。それらの一部については「mosaic」の項も参照されたい。

モザイク処理

多くの場合「画像を複数の四エリア分割し、そのエリアそれぞれにおいて内部の色を均化する」という処理を行っている(例外もある)。

これは「ピクセル数、解像度を低くする」事とほぼ同義である。つまり情報量が少なくなるので元の状態を判別しにくくなり、プライバシー保護的や、その他のなんやかんやに使われる。

分けるエリアを細かく・多くするほど「解像度が高い」画像になっていき、元の画像の状態を判別しやすくなる。これをモザイクが「細かい」「甘い」「薄い」とも表現することがある。

本記事トップのモザイク画像も、エリアが細かく区切られているので何を描いた画像なのか分かりやすい例と言えるだろう。下記で触れるクイズ番組「ヒントでピント」での使用例も、「徐々にモザイクを細かくしていくことで判別しやすくなっていく」ことを利用した押しクイズである。

「何を描いているのか容易に判別できる程度のモザイク処理」、すなわち「低解像度化」は「ドット絵」とも通じるものがある。ただし元の画像を自動的に低解像度化するだけではドット絵として完成度の高いものにはならず、ある程度の職人芸的ノウハウに則った追加処理が必要とされることが多い。

代替

顔・髪型など解像度によっては「何となく」分かってしまうため、不透過のスタンプマジックのような塗りで代替される場合もある。

きわどい部位の場合、キャラクターマスコットの顔、ロゴマークで隠されることもある。

映像におけるモザイク処理

映像におけるモザイク処理技術は、テレビ朝日系でかつて放送されたクイズ番組「象印クイズ ヒントでピント」において初めて実用化された。この基本技術を発明したのはNECだとされる。

においてはピー音かぐや消しといった手法が用いられることも。

文字におけるモザイク再現

放送中に「こ」とは言ってはいけません。

単純に伏字代替されることもある。

ニコニコ動画でのモザイク扱い

ニコニコ動画では、一度権利者削除された動画にモザイクをかけられていることがある。

ただし、モザイクでも削除された例があるので、必ずしもモザイク=安全でない。

語源

学芸・音楽女神ムーサ英語読みで「ミューズ」と言うきの方が有名か)」の神殿を意味する古代ギリシャ語「ムセイオン」が語ではないかと言われている。

この「ムセイオン」は美術館博物館を意味する英語ミュージアム」の語でもある。

その他

モザイクアプローチ(項参照)

SNS等に投稿された情報の断片をモザイクのように組み合わせ、個人情報住所特定されてしまう。
自分の投稿した文章・画像によって容易に特定されるなど、自業自得だが割とシャレにならない。

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最終更新:2024/12/15(日) 02:00

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