棚橋鈴音とは、『恋愛ラボ』に登場するキャラクターである。通称スズ。
声優は、ドラマCD版:新谷良子、アニメ版:水瀬いのりである。
概要
私立藤崎女子中学の1年生。生徒会書記を務める。典型的なドジっ子で、何もない所で転ぶ、注目を浴びると途端にミスを連発するなど、猛烈なあがり症かつ、恥ずかしがり家でもある。ベタなドジを次々に踏むことから、真木夏緒からは「ドジ師匠」とされていた。
とにかく人を疑うことを知らないピュアな性格で、嘘を絶対につくことが出来ない。スズの一途な好意の前には水嶋沙依理や生徒指導の教師たちも保護者にならざるを得ず、ある意味生徒会の最強キャラクター? かもしれない。成績は良く、1年生の学年首席でもある。
特技はハリセン作りで、唯一このことに関してのみ強気になる。様々なバリエーションに富んだハリセンを作ることが出来、作られたハリセンは(主にリコにより)生徒会内で有効活用されている。
小学生の時、気絶して大人数で「わっせ!わっせ!」と運ばれた経験から体重にコンプレックスがあり、ぽっちゃり体格と胸の大きさの話題になると、先輩方を戦慄させる“黒スズ”が現れてしまう。
他の登場人物との関係
生徒会に合流する前から倉橋莉子には憧れがあり、敬意を込めて(本人がショックを受ける呼び名の)「ワイルドの君、略してワキ」と影で呼んでいた。
生徒会のピンチをとっさの機転で救って以来、水嶋沙依理を「あんなふうに誰かの役に立てたら」と慕うようになっているが、サヨ本人はやや嫌がっている。しかし何だかんだでサヨはスズのフォローに回ることが多い。
リコの弟である倉橋蓮太郎とは、リコの家で初めて出会って以来何かと縁があり、恋心を示唆しない形で、ふたりが接近していく様子が描かれている。
超が付くほどのシスコンである姉と兄がおり(棚橋裕也・紘佳)、単行本エピソード、アニメ版第10話などでその様子を読むことが出来る。ちなみに兄は、作者である宮原るりの別作品『みそララ』の主要登場人物であり、両作は世界観を共有している(ハイパーリンク)。
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関連項目
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