利権とは、ある権限・権利と、そこから派生する利益のこと。だいたい「権益」と似たような意味。
簡単に説明
「利権」といえば難しく聞こえるかもしれないが
簡単に言えば「協力して楽してガッポリ稼ぐ方法」「悪い事をしてもお咎めなし」を組み合わせたもの。
一部の人間だけが儲かり、国民(納税者)や消費者は金だけ払わさるため、ほぼメリットが無い。
時代劇でいえば、越後屋と悪代官。
現在は老害、権力者、国会議員や地元政治家と癒着した企業がやっているイメージでだいたいあってる。
真面目に働いている人や企業からすれば卑怯極まりなく、良い意味で使われることはまずない。
概要
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通常、政治的権力と結びつくことによって得られる独占的な権限・権利によって得られる利益、またそのような利益をもたらす構造、それにより得てきた/得ていく既得権益をいう、ネガティブなニュアンスの表現であり、そのような「利権」が独占されている状態に対する批判の文脈で使われることが多い。各種の「利権」の行き過ぎた独占がリソースの効率的な配分を妨げ、全体としての利益の最適化を不可能にすることは少なくない。
一方で、個人と団体とを問わず、私的な主体が公務員や行政機関に対する各種の影響力の行使を通じて自らの利益を追求するという営為(いわゆるロビイングを含む)自体は、民主主義政体において不可避のプロセスであるという見方も不可能ではない。そうした行為のどこまでが合法的なロビイングであって、どこからが「汚職」「金権政治」として非難されるべきか、という問題は民主主義政治についてまわるものであって、しばしば明確に答えをだすことができないものである。
民主主義政治がそうした困難さをはらんでいる以上、安易に利害関係を異にする他者の利害を「利権」と断ずることは一種の思考停止であって、しばしば健全な議論と(利害調整のプロセスとしての)政治活動の妨げとなりうるということは意識の片隅にとどめておくべきだろう。
もちろん、ただ闇雲に利権を追及していれば目立って追及されてしまうため
「合法な事をしていますよ」とあらかじめルール・法律・条令を変えるといった手を打たれる。
(→レントシーキング) …いくら卑怯な手段であっても「合法」ならば堂々と活動でき、不都合な真実を隠蔽する事が可能である。もちろん、法律には利権に有利になるよう必ず抜け穴が用意される。
関連項目
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