概要
北陸新幹線の開業に合わせて開業した駅で、北陸新幹線と小海線が発着する駅。
新幹線ホームの上に在来線ホームが設けられるという珍しい構造の駅であり、かつ北陸新幹線はこの佐久平駅から60Hz区間内にある駅となる。
新幹線ホームは対向式ホーム2面2線を有しており、通過線は北陸新幹線の他駅同様に設けられていない。停車するのは「あさま」と「はくたか」であり、通過する列車があるものの停車する列車は多い。
一方の小海線は対向式ホーム1面1線を有している。新幹線の開業により優等列車が通らなくなった小諸へのアクセスも担っているが、新幹線と小海線の改札は別に設けられている。
みどりの窓口は6:00~22:10の営業。なお、びゅうプラザは設けられていない。
駅名
当初、北陸新幹線は、フル規格整備の方針で小諸市を通過する予定だったが、小諸市の反対にあったため、当初ルート案では佐久市を通過するルートとなる。その後、並行在来線は廃止または第3セクター化する方針となることがわかると交通不便になる小諸市は急遽反対方針を転換して新幹線駅を誘致するようになる。
その後、軽井沢駅以西はミニ新幹線として整備する方針となったことから、小諸市はミニ新幹線案を積極的に推していた。しかし、長野オリンピックを前に急遽フル規格で整備されることになり、新幹線の駅は佐久市内に整備されることになった。
これに小諸市が反発。そして、せめて駅名に「小諸」の名前を残した「小諸佐久」もしくは「佐久小諸」とするよう要望。しかし、佐久市側は駅が小諸市に全く関係無い位置にあることから、駅名を「佐久」とする要望。散々と揉めたあげく、最終的に長野県知事の調停で「佐久平」とすることになった(「佐久平」は佐久盆地一帯を指す名称なので、小諸市も含むのだが、「小諸」の名前が入ってない時点で事実上の敗北である)。
ちなみに佐久市と小諸市は2011年に中部横断自動車道の佐久小諸JCT(仮称:佐久JCT)の名称を決める際にも揉めている。
なお、これと似たような事例が北海道新幹線の新函館北斗駅でも発生している。
ホーム
北陸新幹線
1 | 北陸新幹線 | 軽井沢・高崎方面 |
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小海線(八ヶ岳高原線)
─ | 小海線 | 小諸方面/小淵沢方面 |
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隣接駅
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関連項目
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